JP2002056169A - 物品鑑定システム - Google Patents

物品鑑定システム

Info

Publication number
JP2002056169A
JP2002056169A JP2000241107A JP2000241107A JP2002056169A JP 2002056169 A JP2002056169 A JP 2002056169A JP 2000241107 A JP2000241107 A JP 2000241107A JP 2000241107 A JP2000241107 A JP 2000241107A JP 2002056169 A JP2002056169 A JP 2002056169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
information
client
appraisal
market
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000241107A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Nihei
朋之 仁瓶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000241107A priority Critical patent/JP2002056169A/ja
Publication of JP2002056169A publication Critical patent/JP2002056169A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を鑑定する際に、鑑定をしてくれる鑑定
人を尋ねて鑑定を依頼することを不要とする。 【解決手段】 ネットワークNを介して鑑定の依頼人A
及び物品鑑定装置を接続する。物品鑑定装置Bは依頼受
付部10、相場価額取得部11、鑑定価額算定部12及
び鑑定価額提示部13を備える。依頼受付部10は、依
頼人Aから物品Tについての物品情報及び状態情報を受
け付ける。相場価額取得部11は、物品情報を用いてオ
ークションサイトを検索することにより、物品Tと同じ
物品の売買契約成立価額を相場価額として取得する。鑑
定価額算定部12は、物品の種別に応じて状態情報を考
慮することにより鑑定価額を算定する。鑑定価額提示部
13は、ネットワークNを介して依頼人Aに鑑定結果を
提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の価値を鑑定
するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】人は、所有している物品(ペット等の動
物も含む)や、所有したい物品の価値を鑑定してもらい
たいと思うことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような場合、鑑
定を依頼したい人は、鑑定をしてくれる鑑定人を尋ねて
鑑定を依頼するという必要があった。また、特定の鑑定
人だけに依頼しても、その鑑定に誤りが生じ易いのであ
るが、その鑑定が正確であるかどうか、依頼人には知る
由もないという問題があった。
【0004】また、オークション等に展示することで、
その物品の相場価額を知ることはできるが、この場合、
その物品を手放す覚悟が必要となるため、その物品を手
放すことを望まない者にとってその方法は採りがたいと
いう問題があった。以上の問題に鑑み、鑑定人に依頼し
なくとも、また、オークション等に展示しなくとも、物
品の相場価額を簡易に鑑定することを可能とすること
が、本発明が解決しようとする課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
を介して情報のやり取りを行なう装置または方法を前提
とする。そして、請求項1記載のシステムによれば、ネ
ットワークを介して依頼人と接続され、前記依頼人から
の依頼に基づいて物品を鑑定する物品鑑定システムにお
いて、依頼人から鑑定対象となる物品に関する情報であ
る物品情報と、物品の保存状態に関する情報である状態
情報を受け付ける依頼受付手段と、物品情報に基づい
て、物品の相場価額を取得する相場価額取得手段と、状
態情報及び相場価額に基づいて前記物品の鑑定価額を算
定する鑑定価額算定手段と、ネットワークを介して前記
鑑定価額を前記依頼人に提示する鑑定価額提示手段と、
を備えるように構成することによって上述の課題を解決
する。
【0006】上記構成において、請求項2記載のシステ
ムによれば、相場価額取得手段は、ネットワークを介し
たオークションにおける物品に関する少なくとも最新の
契約成立価額を検索することにより、前記相場価額を取
得する。これにより、実際にオークション等に展示しな
くとも、オークションに展示した時とほぼ同等の相場価
額を知ることができるようになる。
【0007】また、上記構成において、請求項3記載の
システムによれば、複数の最新の契約成立価額を取得し
た場合、相場価額取得手段は、複数の最新の契約成立価
額に基づいて平均価額を算出し、その平均価額を相場価
額とする。また、上記構成において、請求項4記載のシ
ステムによれば、鑑定価額算定手段は、物品の種別に応
じて状態情報を考慮することにより鑑定価額を算定す
る。これにより、物品の状態をその物品の種別に適した
度合いで鑑定価額に考慮することができる。
【0008】また、上記構成において、請求項5記載の
システムによれば、物品の相場金額を取得できなかった
場合、鑑定価額算定手段は、物品と同じ種別に属し、最
も前記物品に類似し、且つ相場価額が存在する他の物品
を選定し、他の物品についての前記鑑定価額を算出し、
鑑定価額提示手段は、前記他の物品についての前記鑑定
価額を前記依頼人に提示する。これにより、鑑定対象と
なる物品について相場価額を取得できなかった場合で
も、最も近いと予測される相場価額を取得し、依頼人に
提示することが可能となる。
【0009】また、請求項6記載のシステムによれば、
ネットワークを介して依頼人及び購入候補者と接続さ
れ、依頼人からの依頼に基づいて物品の相場調査を行う
相場調査システムにおいて、依頼人から調査対象となる
物品に関する情報である物品情報を受け付ける依頼受付
手段と、物品情報に基づいて物品の相場価額を取得する
ことにより物品を鑑定する相場鑑定手段と、物品情報を
購入候補者に提示することにより、物品の需要に関する
情報である需要情報を取得する需要調査手段と、鑑定価
額を及び前記需要情報を依頼人に提示する調査結果提示
手段とを備える。これにより、依頼人は、物品をオーク
ションに展示しなくとも相場価額を取得することができ
るとともに、その物品を購入したいと考えている者の購
入する際の条件等の需要についての情報を入手すること
が可能となる。
【0010】また、上記構成において、請求項7記載の
システムによれば、需要情報を提示された依頼人からの
指示に基づいて、物品の売買を仲介する売買仲介手段
を、更に備える。また、上記構成において、請求項8記
載のシステムによれば、依頼人がネットワークを介した
オークションにおいて物品を売買するよう指示した場
合、売買仲介手段は、物品情報に基づいて物品に関する
情報を収集し、収集された情報及び物品情報に基づいて
物品を前記オークションに展示する。これにより、相場
調査システムが、先に相場調査する際に依頼人から入手
した情報を用いて、また、必要に応じて収集した情報を
補って、物品をオークションに展示するため、依頼人に
とって面倒な情報入力、収集及び手続を省くことが可能
となる。
【0011】また、上記構成において、請求項9記載の
システムによれば、依頼人が、鑑定人に物品を鑑定させ
ることを依頼した場合、ネットワークに接続している鑑
定人に鑑定を依頼する鑑定依頼代行部をそなえる。これ
により、依頼人にとって自分で鑑定人を探して鑑定依頼
を行う手間を省くことが可能となる。
【0012】なお、請求項10及び11記載のように上
述した各構成により行われる機能と同様の制御をコンピ
ュータに行わせるプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体から、そのプログラムをコンピュ
ータに読み出させて実行させることによっても、前述し
た課題を解決することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。なお、同じ装置等には同じ参
照番号をつけ、説明を省略する。本発明は、ネットワー
クを介して情報をやり取りする装置及び方法を前提とす
る。図1は、本発明に係わる物品鑑定システムの構成を
示す。図1に示すように、ネットワークNを介して依頼
人A、物品を鑑定する物品鑑定装置B及びオークション
サイトCとが接続されている。依頼人Aは、ネットワー
クNを介して物品Tの鑑定を物品鑑定装置Bに依頼す
る。依頼する際に、依頼人Aは、依頼人Aを特定し、鑑
定結果の通知先を示す個人情報、鑑定対象となる物品に
関する情報である物品情報及びその物品の保存状態に関
する情報である状態情報を物品鑑定装置Bに送信する。
個人情報は、例えば、依頼人Aの氏名及びメールアドレ
スを含む。
【0014】オークションサイトCは、ネットワークN
上のウェブページで物品を提示したりすることにより、
売主と買主にネットワークNを介して物品を売買する場
を提供する。このようなオークションサイトCとして、
ヤフー(登録商標)オークション、イーバイオークショ
ン、ビッダーズオークション等が知られている。オーク
ションサイトCはネットワークN上に数多く存在してい
る。
【0015】物品鑑定装置Bは、依頼受付部10、相場
価額取得部11、鑑定価額算定部12、鑑定価額提示部
13、依頼データベース(以下、DBという)20及び
状態係数DB21を備える。依頼受付部10は、依頼人
Aから鑑定に関して依頼を受付け、受付の際に受信した
情報を依頼DB20に格納する。相場価額取得部11
は、依頼DB20に格納された物品情報に基づいて、鑑
定対象となっている物品の相場価額を取得する。より具
体的には、相場価額取得部11は、ネットワークN上で
公開されている情報を検索することにより、オークショ
ンサイトCで、鑑定対象となっている物品Tと同じ物品
の少なくとも最新の売買契約成立価額を相場価額として
取得する。ここで、ネットワークN上で公開されている
情報を検索した結果、複数の売買契約成立価額を取得し
た場合、相場価額取得部11は、これら取得された売買
契約成立価額から平均価額を算出し、算出された平均価
額を相場価額とする。
【0016】ネットワークN上で公開されている情報を
検索した結果、鑑定対象となっている物品Tと同じ物品
の売買契約成立価額を取得できなかった場合、相場価額
取得部11は、鑑定対象となっている物品Tと同じ種別
に属す物品のうち最も物品Tに類似する他の物品T’の
少なくとも最新の売買契約成立価額を相場価額として取
得する。複数の売買契約成立価額を取得した場合は、上
述のように、相場価額取得部11は、売買契約成立価額
の平均価額を相場価額とする。
【0017】鑑定価額算定部12は、相場価額と状態情
報に基づいて、鑑定対象となっている物品の鑑定価額を
算定する。より具体的には、鑑定価額算定部12は、物
品情報及び状態情報を用いて状態係数DB21を参照す
ることにより、鑑定対象となっている物品の属する種別
における、その状態情報を考慮する度合いを示す状態係
数を取得する。鑑定価額算定部12は、取得した状態係
数を相場価額取得部11が取得した相場価額に掛算する
ことにより、鑑定価額を算定する。
【0018】鑑定価額提示部13は、依頼DB20に格
納されている依頼人Aのメールアドレスを用いて依頼人
Aに鑑定結果を提示する。以下、図2及び図3を用いて
各DB20及び21が格納する情報について説明する。
図2は、依頼DB20のデータベース構造の一例を示
す。依頼DB20は、例えば、依頼識別情報、鑑定対象
となる物品Tの物品情報、物品Tの状態情報、依頼人A
の氏名及びメールアドレスを格納する。依頼識別情報以
外の情報は、依頼人Aから依頼を受け付ける際に受信し
た情報に基づく。依頼識別情報は、依頼に固有であって
依頼を特定するために用いられる情報であり、依頼受付
部10が依頼を受け付けた際に各依頼に付す。
【0019】図3は、状態係数DBのデータ構造の一例
を示す。状態係数DB21は、例えば、物品の種別及び
状態毎に、物品の状態を相場価額にどの程度考慮すべき
か、考慮する度合いを示す状態係数を格納する。状態係
数DB21の情報は予め格納され、随時更新される。
【0020】以下、図4を用いて物品鑑定システムが行
う処理について説明する。物品Tの鑑定を依頼したい依
頼人Aは、ネットワークNを介して物品鑑定装置Bにア
クセスし、少なくとも依頼人Aのメールアドレス、鑑定
対象となる物品Tの物品情報及び状態情報を入力し、物
品鑑定装置Bに送信する(ステップS10)。物品情報
として、物品名、製造年度、製造会社等が考えられる。
状態情報として、傷や汚れ、箱の有無、大きさ、動作可
能/不可能、使用/未使用、画像等が考えられる。例え
ば、キャラクターアイテムの場合、物品情報としてバー
ビー人形(バービーはマッテル社の登録商標)、197
0年製造、金髪碧眼等を入力する。状態情報として、未
使用、箱あり等を入力する。
【0021】依頼を受信した物品鑑定装置Bの依頼受付
部10は、受信した情報を依頼DB20に格納し、依頼
毎に依頼識別情報を付す(ステップS12)。依頼受付
部10は、依頼を受け付けた旨とともに、依頼識別情報
を依頼人Aに通知する(不図示)。相場価額取得部11
は、依頼DB20に格納された物品情報を用いてオーク
ションサイトCを検索する(ステップS14)。検索す
る際、相場価額取得部11は、物品情報に含まれる情報
の全てを検索キーとして用いる。検索の結果、鑑定対象
となっている物品Tと同じ物品、つまり、物品情報に含
まれる情報の全てに該当する物品の少なくとも最新の売
買契約成立価額を取得することができた場合(ステップ
S16:Yes)、相場価額取得部11は、取得した売
買契約成立価額を相場価額とする(ステップS18)。
ここで、複数の売買契約成立価額が取得できた場合、こ
れらの平均価額を相場価額とする。
【0022】鑑定価額算定部12は、物品情報及び状態
情報を用いて状態係数DB21を参照することにより、
鑑定対象となっている物品Tの属する種別における、そ
の状態情報を考慮する度合いを示す状態係数を取得する
(ステップS20)。鑑定価額算定部12は、取得した
状態係数を相場価額取得部11が取得した相場価額に掛
算することにより、鑑定価額を算定する(ステップS2
2)。
【0023】鑑定価額提示部13は、依頼DB20に格
納されている依頼人Aのメールアドレスを用いて依頼人
Aに鑑定結果を通知する(ステップS24)。依頼人A
は、鑑定結果を受信し(ステップS26)、処理を終了
する。鑑定対象となっている物品Tと同じ物品の少なく
とも最新の売買契約成立価額を取得することができなか
った場合(ステップS14:No)、相場価額取得部1
1は、鑑定対象となっている物品Tに最も類似する他の
物品T’の物品情報を推定する(ステップS28)。例
えば、物品Tの物品情報に含まれる情報に類似する情報
をこの他の物品T’の物品情報として推定することがで
きる。上述のバービー人形を例とすると、他の物品T’
として、同じ1970年製造で(髪の色を問わない)碧
眼のバービー人形や、1971年製造で同じ金髪碧眼の
バービー人形等が考えられる。
【0024】相場価額取得部11は、ステップS14に
戻り、推定された他の物品T’の物品情報を用いてオー
クションサイトCを検索する。なお、他の物品T’につ
いて相場価額を取得した場合は、依頼人Aに鑑定価額と
ともにその旨も通知する。これにより、依頼人Aは、鑑
定人に依頼しなくとも、又、オークションに展示しなく
とも、物品の鑑定を簡単に行うことが可能となる。ま
た、鑑定は、最新のオークションの売買契約成立価額を
用いて行われるため、世間相場を十分反映した鑑定とな
る。さらに、物品の状態を考慮して鑑定するため、簡易
鑑定であってもある程度精度の高い鑑定となる。また、
状態の考慮は、物品の種別に応じて行われるため、この
点においても精度が高い鑑定となる。
【0025】また、鑑定対象となる物品について相場価
額を取得できなかった場合でも、最も近いと予測される
相場価額を取得し、依頼人に提示することが可能とな
る。なお、物品鑑定装置Bは、さらに課金部(不図示)
を備え、依頼人Aに鑑定結果を提示すると、依頼人Aに
課金することとしても良い。
【0026】以下、第2実施形態に係わる相場調査シス
テムについて説明する。第2実施形態に係わる相場調査
システムは、依頼人の依頼に基づいて相場価額を取得す
ることによる鑑定、その物品の潜在需要の調査を実現す
る。また、依頼人の希望に応じて物品売買の仲介も実現
する。図5は、第2実施形態に係わる相場調査システム
の構成を示す。第2実施形態に係わる相場調査システム
において、依頼人A、オークションサイトC、購入候補
者D、鑑定人E及び相場調査装置FがネットワークNを
介して接続されている。購入候補者D及び鑑定人Eは1
人以上である。
【0027】依頼人Aは、個人情報、物品情報及び状態
情報を入力して、相場調査依頼を行う。個人情報、物品
情報及び状態情報は、第1実施形態と同様である。ま
た、依頼人Aは、売買の仲介や鑑定人Eへの鑑定依頼を
行う場合もある。購入候補者Dは、物品を購入する可能
性がある者である。購入候補者Dとして、物品を取り扱
う業者、物品の収集家等が考えられる。鑑定人Eは依頼
に基づいて物品の鑑定を行う。少なくとも、鑑定人Eは
予め本相場調査システムに登録されている登録者であ
る。依頼人A及び購入候補者Dは、予め本システムに登
録されていなくとも良い。なお、依頼人A、購入候補者
D及び鑑定人Eは互いに兼ねてもよい。例えば、依頼人
Aが別の場合には購入候補者Dであってもよいし、購入
候補者Dが鑑定人Eであってもよい。
【0028】相場調査装置Fは、依頼受付部10、相場
調査部41、調査結果提示部42、売買仲介部43、鑑
定依頼代行部44、依頼DB20、状態係数DB21及
び登録者DB60を備える。相場調査部41は、相場鑑
定部50及び需要調査部51を備える。依頼受付部1
0、依頼DB20及び状態係数DB21は、第1実施形
態における依頼受付部10と同じであり、相場鑑定部5
0は、第1実施形態における相場価額取得部11及び鑑
定価額算定部12と同様の機能を実現する。従って、依
頼受付部10、依頼DB20、状態係数DB21及び相
場鑑定部50についての説明は省略する。
【0029】需要調査部51は、物品Tの物品情報及び
状態情報を購入候補者Eに提示し、それに対する応答を
取得することにより潜在需要を調査する。例えば、登録
されている購入候補者Dについては、需要調査部51
は、登録者DB60を参照して、予め購入候補者Eとし
て登録された登録者の連絡先、例えばメールアドレスを
取得し、電子メールを用いて調査対象となっている物品
Tの物品情報及び状態情報を購入候補者Ei に提示する
こととしてもよい。また、例えば、需要調査部51は、
調査対象となっている物品Tの物品情報及び状態情報並
びに需要調査欄を含むウェブページを作成し、ネットワ
ークを介してそのウェブページを公開することにより、
物品Tの物品情報及び状態情報を提示することとしても
よい。メール送付とウェブページの公開の両方を行うこ
ととしても良い。提示を受けた購入候補者Dは、メール
を用いたり、ウェブページの需要調査欄に入力すること
により、購入を希望するか否か、価額等の購入の条件な
どを含む情報である需要情報を相場調査装置Fに送信
し、需要調査部51は受信した情報を需要情報DB61
に格納する。
【0030】調査結果提示部42は、相場調査部41が
調査した結果、つまり鑑定価額及び需要情報を依頼人A
に提示する。依頼DB20に格納されたメールアドレス
に電子メールを送ることにより、鑑定価額及び需要情報
を依頼人Aに提示することとしてもよいし、物品Tの物
品情報、状態情報及び調査結果を含む依頼人A専用のウ
ェブページを作成することにより提示することとしても
よい。
【0031】売買仲介部43は、依頼人Aからの依頼に
基づいて、物品Tの売買を仲介する。例えば、相場調査
の結果を受信した依頼人Aが、需要情報に基づいて販売
価額と購入候補者Dのうちで購入者を決定し、売買の仲
介を相場調査装置Fに依頼した場合、売買仲介部43
は、決定された購入候補者Dと依頼人Aとの間の売買を
仲介する。また、相場調査の結果を受信した依頼人A
が、ネットワークを介したオークションに物品Tを展示
することを相場調査装置Fに依頼した場合、売買仲介部
43は、依頼DB20に格納された物品Tの物品情報及
び状態情報を掲載するウェブページを作成し、ネットワ
ークを介したオークションに物品Tを展示し、オークシ
ョン売買の代行を行う。さらに、売買仲介部43は、必
要に応じて、ネットワークNを介して公開されている情
報を検索することにより、物品Tと同じ物品についての
情報、例えば外観を示す画像、製造台数等を取得し、取
得された情報も上述のウェブページに掲載することとし
ても良い。
【0032】鑑定依頼代行部44は、依頼人A鑑定を依
頼するよう指示した場合、登録者DB60を参照し、予
め相場調査システムに登録している鑑定人Eに、依頼人
Aに代わって物品Tの鑑定を依頼する。また、鑑定依頼
代行部44は、依頼人Aが複数の鑑定人Eに鑑定人に依
頼するよう指示した場合、複数の鑑定人に依頼する。こ
れにより、その鑑定に誤りが生じる可能性を低くするこ
とが可能となる。
【0033】以下、図6は登録者DB60及び需要情報
DB61のデータ構造の一例を示す。登録者DB60は
相場調査システムに登録している登録者に関する情報を
格納する。登録者DB60は、登録者を特定する登録者
識別情報、登録者の氏名、住所、鑑定できるか否かを示
す情報、需要調査のメールを受け付けるか否かを示す情
報及びメールアドレス等を格納する。登録者識別情報
は、登録する際に相場調査装置Fが登録者に付す。その
他の情報は登録時に登録者が入力した情報に基づく。需
要調査のメールを受け付けるか否かを示す情報におい
て、受け付けるとした場合(図6においては、需要調査
の欄に○が格納されている)、需要調査の際に購入候補
者となる。鑑定できるか否かを示す情報において、可能
とした場合(図6においては、鑑定可/不可の欄に○が
格納されている)、鑑定の依頼を受ける鑑定人となる。
【0034】需要情報DB61は、需要調査の結果、受
信した需要情報を格納する。需要情報DB61は、需要
情報を送信した回答者を特定する回答者識別情報、依頼
識別情報、購入希望の有無を示す情報、購入を希望する
場合の購入価額等を示す購入情報及び需要情報を識別す
る需要情報識別情報を格納する。回答者識別情報は、回
答者が登録者である場合、登録者識別情報を格納する。
登録者でない場合、回答者毎にユニークな情報、例えば
メールアドレスを格納する。需要情報識別情報以外の情
報は、全て回答者が送信した情報に基づく。需要情報識
別情報は、需要情報毎に需要調査部51が付す。なお、
依頼識別情報は、依頼DB20に格納された依頼識別情
報と同様である。
【0035】以下、図7から図9を用いて相場調査シス
テムの動作について説明する。図7は、相場調査装置F
が依頼人Aから依頼を受けた後、調査結果を依頼人Aに
提示するまでの処理を示す。まず、依頼人Aは、メール
アドレス、物品識別情報、状態情報を入力し、相場調査
装置Fに送信する(ステップS30)。ここで、依頼人
が登録者である場合、メールアドレスの代わりに登録者
識別情報を入力することとしても良い。登録者識別情報
を用いて登録者DB60を参照することによりメールア
ドレスが取得できるからある。
【0036】依頼受付部10は、受信した情報を、依頼
を特定する依頼識別情報とともに依頼DB20に格納す
る(ステップS32)。依頼受付部10は、依頼を受け
付けた旨とともに、依頼識別情報を依頼人Aに通知する
(不図示)。相場鑑定部50は、図4に示すステップS
14からステップS22と同様の処理を行って鑑定価額
を算定する(ステップS34)。需要調査部51は、登
録者DB60に格納された需要調査を受け付けるか否か
を示す情報を参照し、需要調査を受け付ける登録者(購
入候補者Dとなる)のメールアドレスを取得し、依頼識
別情報、物品情報及び状態情報を含む電子メールを作成
し、送信する(ステップS36)。また、需要調査部5
1は、依頼識別情報、物品情報、状態情報、需要調査欄
を含むウェブページを作成し、ネットワークN上で公開
する(ステップS38)。
【0037】需要調査部51は、締め切りまでの間、登
録者やウェブページの閲覧者から需要情報を受け付け、
受け付けた需要情報に需要情報識別情報を付して需要情
報DB61に格納する(ステップS40及びS42)。
締め切り日になると(ステップS42:Yes)、調査
結果提示部42は、締め切り日になった依頼の依頼識別
情報を用いて需要情報DB61を参照し、その依頼につ
いての需要情報を取得する(ステップS44)。調査結
果提示部42は、取得した需要情報の中から、購入希望
を示す需要情報を抽出し(ステップS46)、抽出され
た需要情報の需要情報識別情報と購入条件並びに鑑定価
額を依頼人Aに提示し(ステップS48)、処理を終了
する。依頼人Aへの提示は、電子メールを用いても良い
し、依頼人A専用のウェブページに掲載することによっ
て行っても良い。
【0038】これにより、依頼人Aは、物品Tをオーク
ションで展示した場合に得られるであろう価額を鑑定価
額として取得するとともに、実際にその物品Tの購入を
希望している人の購入条件も需要情報として取得するこ
とが可能となる。また、実際に販売する際に、依頼人A
は、相場調査によって鑑定価額とともに購入希望者の購
入条件を入手できるため、オークションに展示して販売
した方が有利か、購入希望者に販売した方が有利か判断
する材料とすることができる。
【0039】一方、需要調査を受ける登録者にとって
は、物品Tが実際に売りに出される前にいち早く、物品
Tについての情報を得て購入希望を提示することができ
るため、その物品を扱う業者や収集家にとって欲しい物
品がより確実に入手できる機会を提供することが可能と
なる。なお、依頼人Aは、購入希望者を特定する際に需
要情報識別情報を用いることができる。
【0040】図8は、依頼人Aが、相場調査に基づい
て、購入者を指定して相場調査装置Fに売買仲介を依頼
した場合の処理について説明する。依頼人Aは提示され
た購入条件に基づいて販売する購入希望者を決定し、決
定した購入希望者(需要情報)の需要情報識別情報及び
販売価額を入力し、塔婆調査装置Fに送信する(ステッ
プS50)。相場調査装置Fの売買仲介部43は、需要
情報識別情報を用いて需要情報DB61を参照すること
により、その需要情報を送信した購入希望者のメールア
ドレスを取得する(ステップS52)。なお、購入候補
者が登録者である場合は、需要情報DB61に加え登録
者DB60を更に参照してメールアドレスを取得する。
売買仲介部43は、電子メールを作成し、購入が決定し
た購入候補者に購入が決定した旨を通知することによ
り、売買を仲介して(ステップS54)、処理を終了す
る。
【0041】図9は、依頼人Aが、相場調査に基づいて
相場調査装置Fにネットワークを介したオークションで
の売買仲介を依頼した場合の処理について説明する。依
頼人Aは、オークションでの売買仲介を依頼する旨とと
もに、依頼識別情報を入力し、相場調査装置Fに送信す
る(ステップS60)。相場調査装置Fの売買仲介部4
3は、依頼識別情報を用いて依頼DB20を参照するこ
とにより、売買仲介を依頼された物品Tについての物品
情報及び状態情報を取得する(ステップS62)。取得
した物品情報及び状態情報がオークションで展示するた
めに十分である場合(ステップS64:Yes)、売買
仲介部43は、物品情報及び状態情報を用いてウェブペ
ージを作成する(ステップS66)。売買仲介部43
は、オークションサイト上でそのウェブページを公開し
て売買を仲介する(ステップS68)。
【0042】取得された物品情報及び状態情報ではオー
クションで展示するには不十分である場合(ステップS
64:No)、売買仲介部43は、ネットワークN上で
公開されている情報を検索することにより、不足してい
る情報を取得する(ステップS70)。例えば、197
0年製造の金髪碧眼の白いワンピースのバービー人形を
オークションで展示する場合であって、取得された物品
情報及び状態情報に画像が不足していた場合、売買仲介
部43は、物品情報を用いてネットワークN上で公開さ
れている情報を検索することにより、該当するバービー
人形と同じ人形(または最も類似する人形)の画像情報
を取得する。
【0043】売買仲介部43は、物品情報及び状態情報
に検索することによって取得した情報を補って、ウェブ
ページを作成し、ステップS68に進み、処理を終了す
る。これにより、相場調査システムが先に相場調査する
際に依頼人Aから入手した情報を用いて、また、必要に
応じて収集した情報を補って、物品をオークションに展
示するため、依頼人にとって面倒な情報入力、収集及び
オークションサイトへの展示手続等を省くことが可能と
なる。
【0044】また、上述のように、依頼人Aは、調査結
果を基に、気楽に売買仲介依頼が行え、その際に購入者
を指定したり、オークションで売買させたりすることを
任意に選択できる。第2実施形態に係わる相場調査装置
Fは課金部(不図示)を更に備えても良い。課金部は、
以下の場合に課金を行う。 ・依頼人Aに相場調査の提示を行った場合、依頼人Aに
調査料の課金を行う。 ・依頼人Aの指示に従って売買の仲介をした場合、依頼
人Aに仲介料の課金を行う。 ・依頼人Aの指示に従って鑑定人Eに鑑定を依頼した場
合、鑑定人Eに斡旋手数料の課金を行う。
【0045】第1及び第2実施形態において説明した依
頼人A、預り業者B、鑑定人E等が用いる端末並びに物
品鑑定装置B及び相場調査装置Fは、図14に示すよう
な情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成すること
ができる。図14の情報処理装置70は、CPU71、
メモリ72、入力装置73、出力装置74、外部記憶装
置75、媒体駆動装置76、及びネットワーク接続装置
77を備え、それらはバス78により互いに接続されて
いる。
【0046】メモリ72は、例えば、ROM(Read Onl
y Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含
み、処理に用いられるプログラムとデータを格納する。
CPU71は、メモリ72を利用してプログラムを実行
することにより、必要な処理を行う。
【0047】図1に示す物品鑑定装置B、図5に示す相
場調査装置F及び各端末を構成する各機器及び各部は、
それぞれメモリ72の特定のプログラムコードセグメン
トにプログラムとして格納される。入力装置73は、例
えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパ
ネル等であり、ユーザからの指示や情報の入力に用いら
れる。出力装置74は、例えば、ディスプレイやプリン
タ等であり、情報処理装置70の利用者への問い合わ
せ、処理結果等の出力に用いられる。
【0048】外部記憶装置75は、例えば、磁気ディス
ク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等であ
る。この外部記憶装置75に上述のプログラムとデータ
を保存しておき、必要に応じて、それらをメモリ72に
ロードして使用することもできる。
【0049】媒体駆動装置76は、可搬記録媒体79を
駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体7
9としては、メモリカード、メモリスティック、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Di
sc Read Only Memory )、光ディスク、光磁気ディス
ク、DVD(Digital Versatile Disk)等、任意のコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。この可
搬記録媒体79に上述のプログラムとデータを格納して
おき、必要に応じて、それらをメモリ72にロードして
使用することもできる。
【0050】ネットワーク接続装置77は、LAN、W
AN等の任意のネットワーク(回線)を介して外部の装
置を通信し、通信に伴なうデータ変換を行う。また、必
要に応じて、上述のプログラムとデータを外部の装置か
ら受け取り、それらをメモリ72にロードして使用する
こともできる。
【0051】図15は、図14の情報処理装置にプログ
ラムとデータを供給することのできるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を示している。可搬記録媒体79に
記録されたり、外部のデータベース80に保存され、回
線81を介して通信されたりしたプログラムとデータ
は、メモリ72や外部記憶装置75にロードされる。そ
して、CPU71は、そのデータを用いてそのプログラ
ムを実行し、必要な処理を行う。
【0052】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上述した実施形態に限定されるものではな
く、他の様々な変更が可能である。例えば、上述の説明
において、オークションサイトでの最新の売買契約成立
価額を用いて鑑定価額を算定することとしたが、業者等
から売買価額等を収集して用いることとしても良い。
【0053】また、物品鑑定装置B及びFを構成する各
部及び各DBは、お互いに連携して動作することにより
一連のビジネスプロセスを実現する。各部及び各DBは
同じサーバに設けられてもよいし、異なるサーバに設け
られネットワークを介して連携して動作することとして
もよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、鑑定を依頼したい人は、鑑定をしてくれる鑑定人
を尋ねずとも鑑定を依頼することが可能となる。また、
オークション等に展示せずとも、その物品の相場価額を
知ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わる物品鑑定システムの構成
図である。
【図2】依頼データベースのデータ構造の一例を示す図
である。
【図3】種別情報データベースのデータ構造の一例を示
す図である。
【図4】物品鑑定システムが行う処理を示すフローチャ
ートである。
【図5】第2実施形態に係わる相場調査システムの構成
図である。
【図6】登録者データベース及び需要情報データベース
のデータ構造の一例を示す図である。
【図7】依頼を受けてから相場調査の結果を依頼人に提
示するまでの処理を示すフローチャートである。
【図8】依頼人が購入者を指定して売買仲介を依頼した
場合の処理を示すフローチャートである。
【図9】依頼人がネットワークを介したオークションで
の売買仲介を依頼した場合の処理を示すフローチャート
である。
【図10】情報処理装置の構成図である。
【図11】コンピュータ読み取り可能な記録媒体を示す
図である。
【符号の説明】
10 依頼受付部 11 相場価額取得部 12 鑑定価額算定部 13 鑑定価額提示部 20 依頼データベース 21 状態係数データベース 41 相場調査部 42 調査結果提示部 43 売買仲介部 44 鑑定依頼代行部 50 相場鑑定部 51 需要調査部 60 登録者データベース 61 需要情報データベース 70 情報処理装置 71 CPU 72 メモリ 73 入力装置 74 出力装置 75 外部記憶装置 76 媒体駆動装置 77 ネットワーク接続装置 78 バス 79 可搬記録媒体 80 データベース 81 回線 A 依頼人 B 物品鑑定装置 C オークションサイト D 購買候補者 E 鑑定人 F 相場調査装置 N ネットワーク T 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 332 G06F 17/60 332

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して依頼人と接続さ
    れ、前記依頼人からの依頼に基づいて物品を鑑定する物
    品鑑定システムであって、 前記依頼人から鑑定対象となる物品に関する情報である
    物品情報と、前記物品の保存状態に関する情報である状
    態情報を受け付ける依頼受付手段と、 前記物品情報に基づいて、前記物品の相場価額を取得す
    る相場価額取得手段と、 前記状態情報及び前記相場価額に基づいて前記物品の鑑
    定価額を算定する鑑定価額算定手段と、 前記ネットワークを介して前記鑑定価額を前記依頼人に
    提示する鑑定価額提示手段と、 を備えることを特徴とする物品鑑定システム。
  2. 【請求項2】 前記相場価額取得手段は、前記ネットワ
    ークを介したオークションにおける前記物品に関する少
    なくとも最新の契約成立価額を検索することにより、前
    記相場価額を取得する、 ことを特徴とする請求項1記載の物品鑑定システム。
  3. 【請求項3】 複数の前記最新の契約成立価額を取得し
    た場合、前記相場価額取得手段は、前記複数の最新の契
    約成立価額に基づいて平均価額を算出し、前記平均価額
    を前記相場価額とする、 ことを特徴とする請求項2記載の物品鑑定システム。
  4. 【請求項4】 前記鑑定価額算定手段は、前記物品の種
    別に応じて前記状態情報を考慮することにより前記鑑定
    価額を算定する、 ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の物品鑑
    定システム。
  5. 【請求項5】 前記物品の前記相場金額を取得できなか
    った場合、前記鑑定価額算定手段は、前記物品と同じ種
    別に属し、最も前記物品に類似し、且つ前記相場価額が
    存在する他の物品を選定し、前記他の物品についての前
    記鑑定価額を算出し、 前記鑑定価額提示手段は、前記他の物品についての前記
    鑑定価額を前記依頼人に提示する、 ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の物品鑑
    定システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して依頼人及び購入候
    補者と接続され、前記依頼人からの依頼に基づいて物品
    の相場調査を行う相場調査システムであって、 前記依頼人から調査対象となる物品に関する情報である
    物品情報を受け付ける依頼受付手段と、 前記物品情報に基づいて前記物品の相場価額を取得する
    ことにより前記物品を鑑定する相場鑑定手段と、 前記物品情報を前記購入候補者に提示することにより、
    前記物品の需要に関する情報である需要情報を取得する
    需要調査手段と、 前記鑑定価額を及び前記需要情報を前記依頼人に提示す
    る調査結果提示手段と、 を備えることを特徴とする相場調査システム。
  7. 【請求項7】 前記需要情報を提示された依頼人からの
    指示に基づいて、前記物品の売買を仲介する売買仲介手
    段を、 更に備えることを特徴とする請求項6記載の相場調査シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記依頼人がネットワークを介したオー
    クションにおいて前記物品を売買するよう指示した場
    合、前記売買仲介手段は、前記物品情報に基づいて前記
    物品に関する情報を収集し、前記収集された情報及び前
    記物品情報に基づいて前記物品を前記オークションに展
    示する、 ことを特徴とする請求項7記載の相場調査システム。
  9. 【請求項9】 前記依頼人が、鑑定人に前記物品を鑑定
    させることを依頼した場合、前記ネットワークに接続し
    ている鑑定人に鑑定を依頼する鑑定依頼代行部を、 更に備えることを特徴とする請求項6乃至8いずれか記
    載の相場調査システム。
  10. 【請求項10】 依頼人からの依頼に基づいて物品を鑑
    定する物品鑑定システムを実現するプログラムを記録し
    た記録媒体であって、 前記依頼人から鑑定対象となる物品に関する情報である
    物品情報と、前記物品の保存状態に関する情報である状
    態情報を受け付けるステップと、 前記物品情報に基づいて、前記物品の相場価額を取得す
    るステップと、 前記状態情報及び前記相場価額に基づいて前記物品の鑑
    定価額を算定するステップと、 前記鑑定価額を前記依頼人に提示するステップと、 を含む処理を前記コンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 依頼人からの依頼に基づいて相場調査
    を行う相場調査システムを実現するプログラムを記録す
    る記録媒体であって、 前記依頼人から調査対象となる物品に関する情報である
    物品情報を受け付けるステップと、 前記物品情報に基づいて前記物品の相場価額を取得する
    ことにより前記物品を鑑定するステップと、 前記物品情報を前記第三者に提示することにより、前記
    物品の需要に関する情報である需要情報を取得するステ
    ップと、 前記鑑定価額を及び前記需要情報を前記依頼人に提示す
    るステップと、 を含む処理を前記コンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
JP2000241107A 2000-08-09 2000-08-09 物品鑑定システム Withdrawn JP2002056169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000241107A JP2002056169A (ja) 2000-08-09 2000-08-09 物品鑑定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000241107A JP2002056169A (ja) 2000-08-09 2000-08-09 物品鑑定システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002056169A true JP2002056169A (ja) 2002-02-20

Family

ID=18732347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000241107A Withdrawn JP2002056169A (ja) 2000-08-09 2000-08-09 物品鑑定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002056169A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014229128A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 日本電信電話株式会社 電子商取引システム、マーケットプラットフォーム装置、センサ装置、電子商取引方法及び電子商取引プログラム
JP2017116977A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 ヤフー株式会社 予測装置、予測方法、及び予測プログラム
KR101759615B1 (ko) * 2016-10-17 2017-07-21 김수환 담보가치 예측 평가 시스템
KR20180042110A (ko) * 2017-07-12 2018-04-25 김수환 담보물의 현재 가치 및 역사적 변동성을 이용한 담보가치 예측 평가 시스템

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014229128A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 日本電信電話株式会社 電子商取引システム、マーケットプラットフォーム装置、センサ装置、電子商取引方法及び電子商取引プログラム
JP2017116977A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 ヤフー株式会社 予測装置、予測方法、及び予測プログラム
KR101759615B1 (ko) * 2016-10-17 2017-07-21 김수환 담보가치 예측 평가 시스템
WO2018074620A1 (ko) * 2016-10-17 2018-04-26 김수환 담보가치 예측 평가 시스템
KR20180042110A (ko) * 2017-07-12 2018-04-25 김수환 담보물의 현재 가치 및 역사적 변동성을 이용한 담보가치 예측 평가 시스템
KR101894549B1 (ko) * 2017-07-12 2018-09-04 김수환 담보물의 현재 가치 및 역사적 변동성을 이용한 담보가치 예측 평가 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050216364A1 (en) System and method for a buyer driven transaction
US20080215366A1 (en) Asset management system and method
JP2009193566A (ja) 取引情報の仲介システムおよび仲介装置
TWI222586B (en) Providing visualization of market offers using a multi-dimensional display including geometrically shaped icons
JP2001142972A (ja) 価格決定方法,商品情報比較表示方法及び商品情報比較表示システム
TWI239453B (en) Network-based virtual commodity exchange
US8515827B2 (en) Method and system for offering and managing an exchanging of property
US20050065870A1 (en) Web transaction system and method thereof
WO2001016818A1 (fr) Systeme de collecte de specifications relatives a des produits et de donnees connexes liees a la clientele
JP2002056169A (ja) 物品鑑定システム
KR20000063448A (ko) 전자 카탈로그 제공 방법 및 이를 이용한 전자 상거래 방법
WO2000021006A1 (en) Computer system and computer-implemented method for electronic commerce
KR101096405B1 (ko) 온라인 쇼핑몰 중개 방법 및 온라인 쇼핑몰 중개 시스템
KR20000063162A (ko) 지식관리시스템 및 지식관리방법
JP4705826B2 (ja) オンライン商談システム
WO2000045628A2 (en) Computer system and computer-implemented method for electronic commerce
JP2002215907A (ja) 不確定情報を販売する方法、システム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US8346619B2 (en) System for mediating transaction information and device in the system
KR102061801B1 (ko) 부동산 정보 제공 방법 및 그 장치
JP2001344454A (ja) 電子オークション方法及びウェブサイトシステム
AU710480B3 (en) Method of exchanging property
JP2004178226A (ja) 売買仲介システム
KR20060039380A (ko) 메신저 활용 공동구매 전자상거래 시스템
JP2024043322A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2024034907A (ja) 売買支援装置、及び売買支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106