JP6695770B2 - シリコーン粘着剤用帯電防止剤及び帯電防止性シリコーン粘着剤 - Google Patents
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直鎖の脂肪族炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ヤシ油由来のアルコールから水酸基を除いたアルキル基(以下、ヤシ油アルキル基と略記)及びオレイル基等が挙げられ、分岐の炭化水素基としては、イソプロピル基、2−エチルヘキシル基等が挙げられる。これらの内、シリコーンとの相溶性の観点から、好ましいのは炭素数1〜14の直鎖又は分岐の脂肪族炭化水素基、更に好ましいのは炭素数1〜8の直鎖又は分岐の脂肪族炭化水素基、特に好ましいのは炭素数1又は2脂肪族炭化水素基、最も好ましいのはメチル基である。また、R1とR2は同一であっても異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。
炭素数1〜22の直鎖又は分岐の脂肪族炭化水素基としては、R1及びR2として例示したものと同様のものが挙げられ、炭素数7〜22のアリールアルキル基としてはベンジル基及びフェネチル基等が挙げられ、炭素数7〜22のアリールアルケニル基としてはスチリル基及びシンナミル基等が挙げられる。
直鎖の脂肪族炭化水素基としては、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ヤシ油アルキル基及びオレイル基等が挙げられ、分岐の脂肪族炭化水素基としては、2−エチルヘキシル基等が挙げられる。
また、R3がアリールアルキル基の場合は、例えば、ジメチルデシルベンジルアンモニウム、ジメチルドデシルベンジルアンモニウム、ジメチルテトラデシルベンジルアンモニウム、ジメチルヘキサデシルベンジルアンモニウム、ジメチルヤシ油アルキルベンジルアンモニウム、ジメチルオレイルベンジルアンモニウム及びジメチル−2−エチルヘキシルベンジルアンモニウムが挙げられる。
プロトン酸とルイス酸の組み合わせは任意であるが、組み合わせて得られる超強酸の具体例としては、四フッ化硼素酸、六フッ化リン酸、塩化フッ化硼素酸、六フッ化アンチモン酸、六フッ化砒酸及び六フッ化タウリン等が挙げられる。
グリシジル基:ポリエチレングリコールモノグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル
酸無水物基:末端酸無水物基変性ポリエチレングリコール(ポリエチレングリコールを無水ピロメリット酸等でハーフエステル化した化合物など)
カルボキシル基:末端カルボキシル基変性ポリエチレングリコール(ポリエチレングリコールのクロロ酢酸エステル化物。下記の一般式(2)で示される化合物。)
アミノ基:1,14−ジアミノ−3,6,9,12−テトラオキサテトラデカン
イソシアネート基:末端イソシアネート基変性ポリエチレングリコール(ポリエチレングリコールのヘキサメチレンジイソシアネートを用いたウレタン化物。下記の一般式(3)で示される化合物。)
等が挙げられる。
有機溶媒を用いた帯電防止剤の粘度(25℃)は、塗工上の観点から好ましくは100〜50,000mPa・s、更に好ましくは200〜30,000mPa・sである。
粘着性付与樹脂の使用量は、(A)と(B)の合計重量に基づいて、好ましくは100重量%以下、粘着剤の粘着力観点からさらに好ましくは0.01〜50重量%である。
可塑剤の使用量は、(A)と(B)の合計重量に基づいて、好ましくは50重量%以下、粘着剤の粘着力と凝集力の観点からさらに好ましくは0.01〜30重量%である。
充填剤は、体積平均粒子径が好ましくは0.01〜5μm程度の微粒子であり、1種を単独で用いても2種以上を併用してもよい。
充填剤の使用量は、(A)と(B)の合計重量に基づいて、好ましくは50重量%以下、粘着剤の粘着力と凝集力の観点からさらに好ましくは0.01〜30重量%である。
顔料は、体積平均粒子径が好ましくは0.01〜5μm程度の微粒子であり、1種を単独で用いても2種以上を併用してもよい。
顔料の使用量は、(A)と(B)の合計重量に基づいて、好ましくは20重量%以下、粘着剤の粘着力と凝集力の観点からさらに好ましくは0.01〜10重量%である。
紫外線吸収剤の使用量は、(A)と(B)の合計重量に基づいて、好ましくは5重量%以下、粘着剤の粘着力の観点からさらに好ましくは0.01〜1重量%である。
酸化防止剤の使用量は、(A)と(B)の合計重量に基づいて、好ましくは5重量%以下、粘着剤の粘着力及び耐汚染性の観点からさらに好ましくは0.01〜1重量%である。
帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F)としては、下記の(F1)、(F2)等がある。
(1)シリコーン粘着剤用帯電防止剤(D)、エチレン性不飽和結合及び/又はヒドロシリル基を有し、ポリオキシエチレン鎖を有さず、かつ上記(D)中に含有される化合物(B)が有する反応性官能基(b1)と反応可能な反応性官能基(b2)を有さないポリシロキサン(C1)、上記反応性官能基(b2)を有するポリシロキサン(C2)、及び白金族金属系触媒(E)を含有する帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F1)
(2)シリコーン粘着剤用帯電防止剤(D)、エチレン性不飽和結合及び/又はヒドロシリル基を有し、ポリオキシエチレン鎖を有さず、かつ上記(D)中に含有される化合物(B)が有する反応性官能基(b1)と反応可能な反応性官能基(b2)を有さないポリシロキサン(C1)、上記反応性官能基(b2)を有するポリシロキサン(C2)、及び有機過酸化物(H)を含有する帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F2)
鎖、両末端、片末端、側鎖両末端等の位置に、反応性官能基(b2)が結合した反応性シリコーンオイル等が挙げられる。ポリシロキサン(C2)としては、以下の化合物があげられるが、これに限定されるわけではない。
末端及び/又は側鎖グリシジル基変性ポリシロキサン、末端及び/又は側鎖ヒドロキシ基変性ポリシロキサン、末端及び/又は側鎖酸無水物基変性ポリシロキサン、末端及び/又は側鎖カルボキシル基変性ポリシロキサン、末端及び/又は側鎖アミノ基変性ポリシロキサン、末端及び/又は側鎖チオール基変性ポリシロキサン、片末端イソシアネート基変性ポリシロキサン等が挙げられる。
また、帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F2)において、(C1)と(D)の合計重量に基づき、シリコーン粘着剤用帯電防止剤(D)の含有量は、好ましくは0.01〜50重量%、更に好ましくは0.1〜30重量%、特に好ましくは1〜10重量%である。(C2)の使用量は、(B)が有する反応性基のモル数に対する(C2)が有する反応性基のモル数が、0.1〜2倍となる量が好ましく、さらに好ましくは0.5〜1.5倍となる量である。(H)の含有量は(C1)と(D)の合計重量に対して0.1〜10重量%とすることが好ましい。
また、帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F2)は、テープ又はシート等の基材上に塗布した後、加熱(80〜200℃、1分〜10分)、光照射等を行なって反応させ、帯電防止性シリコーン粘着剤(G2)とすることができる。
(G1)、(G2)は基材の少なくとも片面の少なくとも一部に塗布して粘着テープ又は粘着シートとして使用され、また粘着フィルムとして使用されるのが好ましい。
基材としては、各種プラスチック[ポリオレフィン(ポリエチレン及びポリプロピレン等)、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、レーヨン及びポリアミド等]のフィルム、シート、フォーム及びフラットヤーン並びに紙(和紙及びクレープ紙等)、金属板、金属箔、織布、不織布及び木材等が挙げられる。
これらの基材の内、帯電しやすいものについては、本発明の帯電防止剤(D)の他に、種々の帯電防止剤を添加又は塗布することにより帯電防止性を付与したものであってもよい。
製造例1
加熱冷却装置、攪拌機及び滴下ロートを備えたガラス製反応容器に、メタノール56部、メチルジn−デシルアミン163部(0.88モル部)及び炭酸ジメチルエステル144部(1.6モル部)を仕込み、120℃で20時間反応させた後、メタノールと炭酸ジメチルの一部を留去してジメチルジn−デシルアンモニウムメチルカーボネートの83%メタノール溶液250部(0.52モル部)を得た。更に、30〜60℃に昇温したのち、その温度に保ちながら42%四フッ化硼素酸水溶液114部(0.55モル部)を2時間で徐々に加えた。その後、更に、同温度で1時間攪拌した後、静置分液した上層を分取し、他のガラス製反応容器に移し、メタノールと水を減圧下、80〜100℃で留去して粗生成物−1を得た。更に水を9部(0.50モル部)加え、減圧ストリッピング(減圧度−0.09MPaG、105℃×3時間)した。その後、80℃で溶融状態にして、析出した塩を200メッシュ金網で濾過して除き、常温で固体のジメチルジn−デシルアンモニウム四フッ化硼素酸塩(A−1)206部を得た。
製造例1と同様にして得られたジメチルジn−デシルアンモニウムメチルカーボネートの83%メタノール溶液250部(0.52モル部)に、室温でトリフルオロメタンスルホン酸79.5部(0.53モル部)を加え、2時間攪拌した。この反応溶液に粒状苛性カリを添加して中和(pH:6〜8)し、析出する塩を濾過後、濾液のメタノールを留去し、更に水を9部(0.50モル部)加え、減圧ストリッピング(前記条件に同じ)して120℃で溶融状態にして取り出し、常温で固体のジメチルジn−デシルアンモニウムトリフルオロメタンスルホン酸塩(A−2)250部を得た。
製造例1と同様にして得られたジメチルジn−デシルアンモニウムメチルカーボネートの83%メタノール溶液250部(0.52モル部)に、室温でビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド149部(0.53モル部)を加え、2時間攪拌した。この反応溶液に粒状苛性カリを添加して中和(pH:6〜8)し、析出する塩を濾過後、濾液のメタノールを留去し、更に水を9部(0.50モル部)加え、減圧ストリッピング(前記条件に同じ)して120℃で溶融状態にして取り出し、常温で液体のジメチルジn−デシルアンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド塩(A−3)250部を得た。
製造例4
撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製耐圧反応容器に、数平均分子量が1000のポリエチレングリコール(三洋化成工業社製「PEG1000」)500部(0.5モル)と水素化ホウ素ナトリウム0.1部とクロロ酢酸94.5部(1.0モル)を仕込み、窒素雰囲気下、反応槽内の温度を40℃に調整する。温度調整後、水酸化ナトリウム60.0部を、釜内温度が60℃以下に保つように制御しながら、2時間かけて投入した後、85℃で4時間熟成した。次に、粗精製物を70℃に調整した後、イオン交換水を331.4部加え、30分間攪拌して粗精製物中の残存アルカリと生成塩を溶解した。塩を溶解した後、反応槽内温度を70℃に維持したまま30分間静置し、分離した下層の水を抜き取った。次いで上層に対して3部のKW−600(協和化学工業製)と2部のKW−700(協和化学工業製)を加え混合した。混合後、液中に窒素を通気しながら70〜80℃で4時間減圧脱水し、40℃まで冷却してから窒素加圧濾過してPEG1000のジカルボキシル化合物(B−1)540部を得た。
(B−1)の反応性官能基(b1)はカルボキシル基である。
撹拌装置、温度制御装置付きのステンレス製耐圧反応容器に、数平均分子量が600のポリエチレングリコール(三洋化成工業社製「PEG600」)300部(0.5モル)ジフェニルメタンジイソシアネート500.5部(1.0モル)を仕込み、窒素雰囲気下、反応槽内の温度を70℃に調整し、5時間反応を行い、PEG600とヘキサメチレンジイソシアネートのウレタン化物(B−2)450部を得た。
(B−2)の反応性官能基(b1)はイソシアネート基である。
実施例1
付加硬化型ポリシロキサン(C1−1)(「KR−3700」、信越化学工業社製)100部に、ジメチルジn−デシルアンモニウム四フッ化硼素酸塩(A−1)0.3部、PEG1000のジカルボキシル化合物(B−1)5部、ポリシロキサン(C2−1)(グリシジル基変性シリコーン「KF−105」、信越化学工業社製)5部、白金族金属系触媒(「CAT−PL−50T」、信越化学工業社製)0.5部及びトルエン110部を混合し、乾燥後の膜厚が30μmとなるようにポリイミドフィルム(25μm)上にアプリケーターを使用して塗布し、130℃で10分間乾燥・硬化させ、粘着フィルムを作製した。
表1に記載の配合処方(単位は「部」)で各成分を混合後、実施例1と同様の手順で粘着フィルムを作製した。得られた粘着フィルムを用いて以下の試験方法により表面固有抵抗値、被着体表面への汚染性及び粘着力を測定又は評価した結果を表2に示す。
尚、表1中の各成分の組成・商品名は以下の通りである。
・(A’−1):リチウムビストリフルオロメタンスルホニルイミド(東京化成工業社製)
・(B−3):PEG−1000(三洋化成工業社製):分子量1000のポリエチレングリコール
・(B−4):デナコール EX−830(ナガセケムテックス社製):ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル
・(B−5):1,14−ジアミノ−3,6,9,12−テトラオキサテトラデカン:(東京化成工業社製)
・(C1−1):シリコーン粘着剤:「KR−3700」(信越化学工業社製)
・(C1−2):シリコーン粘着剤:「KR−100」(信越化学工業社製)
・(C2−2):カルボキシル変性シリコーン:「X−22−162C」(信越化学工業社製)
・(C2−3):カルボン酸無水物変性シリコーン:「X−22−168AS」(信越化学工業社製)
・(C2−4):アミン変性シリコーン:「KF−8010」(信越化学工業社製)
・(C2−5):シラノール変性シリコーン:「X−21−5841」(信越化学工業社製)
・(E−1)白金族金属系触媒:「CAT−PL−50T」(信越化学工業社製)
・(H−1)有機過酸化物:「ナイパーBMT−K40」(日油社製)
・酸化防止剤:「アデカスタブ AO−60G」(ADEKA社製)
(1)帯電防止性(表面固有抵抗)
耐熱試験前及び耐熱試験後(200℃×10分)の粘着剤フィルム試験片を23℃×65%RHの条件で12時間静置した後に、JIS−K6911に記載の方法で表面固有抵抗値を測定した。
ステンレス板に50×100mmの面積の粘着フィルム試験片を貼り付け、耐熱試験前のサンプルと耐熱試験(200℃×10分)後のサンプルを、60℃×90%RHの条件で1週間静置した後、試験片を剥がしステンレス板の表面の曇り、糊残り等の汚染の有無を肉眼で観察し、下記の基準で評価した。
○ :曇り及び糊残りともになし
△ :曇り又は糊残りがわずかにあり
× :曇り又は糊残りが顕著にあり
ステンレス板(SUS304、以下同じ)に貼り付け面積が幅25mm×長さ100mmとなるように粘着フィルム試験片を貼り付け[2kg荷重のローラーで1往復、以下同じ。]、貼り付け30分後のものについて、JIS−Z−0237に従い常温(23℃)での粘着力(単位:N/25mm)を評価した。
Claims (7)
- エチレン性不飽和結合以外の官能基でありかつヒドロシリル基以外の反応性官能基(b1)を有し、かつポリオキシエチレン鎖を有する化合物(B)と第4級アンモニウム塩(A)とを含有してなり、前記第4級アンモニウム塩(A)が、トリメチルヘキサデシルアンモニウム、ジメチルジデシルアンモニウム、ジメチルドデシルベンジルアンモニウム及びジメチルテトラデシルベンジルアンモニウムからなる少なくとも1種の第4級アンモニウム基と、−11.93未満のHammett酸度関数(H 0 )を有する超強酸の共役塩基であるアニオンとからなるシリコーン粘着剤用帯電防止剤(D)、エチレン性不飽和結合及び/又はヒドロシリル基を有し、ポリオキシエチレン鎖を有さず、かつ上記(D)中に含有される化合物(B)が有する反応性官能基(b1)と反応可能な反応性官能基(b2)を有さないポリシロキサン(C1)、上記反応性官能基(b2)を有するポリシロキサン(C2)、並びに白金族金属系触媒(E)を含有する帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F)。
- エチレン性不飽和結合以外の官能基でありかつヒドロシリル基以外の反応性官能基(b1)を有し、かつポリオキシエチレン鎖を有する化合物(B)と第4級アンモニウム塩(A)とを含有してなり、前記第4級アンモニウム塩(A)が、トリメチルヘキサデシルアンモニウム、ジメチルジデシルアンモニウム、ジメチルドデシルベンジルアンモニウム及びジメチルテトラデシルベンジルアンモニウムからなる少なくとも1種の第4級アンモニウム基と、−11.93未満のHammett酸度関数(H 0 )を有する超強酸の共役塩基であるアニオンとからなるシリコーン粘着剤用帯電防止剤(D)、エチレン性不飽和結合及び/又はヒドロシリル基を有し、ポリオキシエチレン鎖を有さず、かつ上記(D)中に含有される化合物(B)が有する反応性官能基(b1)と反応可能な反応性官能基(b2)を有さないポリシロキサン(C1)、上記反応性官能基(b2)を有するポリシロキサン(C2)、並びに有機過酸化物(H)を含有する帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F)。
- 前記−11.93未満のHammett酸度関数(H 0 )を有する超強酸が、トリフルオロメタンスルホン酸、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド、ビス(ノナフルオロブタンスルホニル)イミド、四フッ化硼素酸及び六フッ化リン酸からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1又は2に記載の帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F)。
- 反応性官能基(b1)が、グリシジル基、酸無水物基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミノ基、チオール基、及びイソシアネート基からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1〜3のいずれか1項に記載の帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F)。
- 反応性官能基(b2)が、グリシジル基、酸無水物基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミノ基、チオール基、及びイソシアネート基からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1〜4のいずれか1項に記載の帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F)。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の帯電防止性シリコーン粘着剤組成物(F)を反応してなる帯電防止性シリコーン粘着剤(G)。
- 基材の少なくとも片面の少なくとも一部に、請求項6に記載の帯電防止性シリコーン粘着剤(G)の層を有する粘着テープ又は粘着シート。
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