JP6695636B2 - 分離方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に形成された分離面に沿って被加工物を分離する分離方法に関する。
近年、半導体等の材料でなるウェーハやインゴットの内部をレーザービームで面状に改質し、この面状に改質された領域(改質領域)を含む分離面を境界に、ウェーハやインゴットを2つに分離する加工方法が実用化されている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、ワイヤーソー等の工具を用いる場合のような切り代が必要ないので、ウェーハやインゴットを無駄なく使うことができる。
ウェーハやインゴット等の被加工物を上述の方法で2つに分離する際には、例えば、被加工物の分離面に沿って挿し込まれる楔状の剥離部材を備える分離装置(例えば、特許文献2参照)や、被加工物の分離面等に対して超音波振動を付与できる分離装置(例えば、特許文献3参照)が使用される。
特開2015−30005号公報 特開2014−138092号公報 特開2015−217421号公報
しかしながら、楔状の剥離部材を分離面に沿って挿し込む場合には、誤った位置に剥離部材を挿し込んで被加工物を破損させることがある。また、分離面等に対して超音波振動を付与する場合には、適切ではない周波数の超音波振動を付与して被加工物を破損させることもある。特に、分離面内の改質領域が断続的(非連続的)に形成されている場合には、これらの方法で被加工物を破損させる可能性も高かった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内部の分離面に沿って被加工物を分離する際に、被加工物が破損する可能性を低く抑えられる分離方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、第1面と該第1面の裏側の第2面とを有し、分離の起点となる断続的な起点領域を含む分離面が内部に形成された被加工物を該分離面に沿って該第1面側と該第2面側とに分離する分離方法であって、密閉されたチャンバの内部の空間で、第1保持面を有する第1保持手段により被加工物の該第1面を保持するとともに、第2保持面を有する第2保持手段により被加工物の該第2面を保持する保持ステップと、該保持ステップを実施した後、該チャンバの内部の空間を加圧するとともに、牽引手段で該第2保持手段を該チャンバの外部で保持して該第1保持手段から離れる方向に牽引することで、被加工物を該分離面に沿って該第1面側と該第2面側とに分離する分離ステップと、を備え、該牽引手段は、該チャンバに固定された支点部材と、支点部材によって支持される棒部材と、該第2保持手段に対して該棒部材の一端側を連結する連結部材と、を有する分離方法が提供される。
本発明の一態様に係る分離方法では、被加工物が収容されたチャンバの内部の空間を加圧するとともに、被加工物の第1面を保持する第1保持手段と被加工物の第2面を保持する第2保持手段とを互いに離れる方向に相対的に移動させるので、被加工物の分離面には、チャンバの内部の空間を加圧することによって生じる力と、第1保持手段と第2保持手段とを相対的に移動させる力と、が相乗的に作用する。
そのため、分離の起点となる起点領域が断続的に形成されている場合にも、これら2つの力の相乗的な作用により被加工物を分離面に沿って第1面側と第2面側とに適切に分離できる。すなわち、本発明の一態様に係る分離方法によれば、内部の分離面に沿って被加工物を分離する際に、被加工物が破損する可能性を低く抑えることができる。
分離装置を外観を模式的に示す斜視図である。 分離装置の内部の構造を模式的に示す斜視図である。 分離装置の全体の構造を模式的に示す図である。 保持ステップを説明するための図である。 分離ステップを説明するための図である。 被加工物が分離された状態を模式的に示す図である。 第1変形例に係る分離装置の構造を模式的に示す斜視図である。 第2変形例に係る分離装置の外観を模式的に示す斜視図である。 第2変形例に係る分離装置の内部の構造を模式的に示す斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。本実施形態に係る分離方法は、分離の起点となる起点領域を含む分離面が内部に形成された被加工物を分離面に沿って分離する分離方法であって、保持ステップ(図4参照)及び分離ステップ(図5及び図6参照)を含む。
保持ステップでは、密閉されたチャンバの内部の空間で、分離面を境界とする被加工物の一方側を第1保持テーブル(第1保持手段)により保持し、被加工物の他方側を第2保持テーブル(第2保持手段)により保持する。分離ステップでは、チャンバの内部の空間を加圧するとともに、第1保持ユニットと第2保持ユニットとを互いに離れる方向に相対的に移動させて、被加工物を分離面に沿って分離する。以下、本実施形態に係る分離方法について詳述する。
はじめに、本実施形態に係る分離方法で使用される分離装置等について説明する。図1は、分離装置の外観を模式的に示す斜視図であり、図2は、分離装置の内部の構造を模式的に示す斜視図であり、図3は、分離装置の全体の構造を模式的に示す図である。なお、以下の説明では、図1や図3等の状態に合わせて上下の表現を用いる。
図1、図2、及び図3に示すように、本実施形態に係る分離装置2は、内部に被加工物11(図4等参照)が収容されるチャンバ4を備えている。被加工物11は、例えば、半導体等の材料を用いて円柱状に形成されるインゴットであり、円柱の底面に相当する概ね平坦な第1面11a(図4等参照)及び第2面11b(図4等参照)を有する。
つまり、第1面11aの裏側には、第1面11aに対して概ね平行な第2面11bが存在している。被加工物11の内部には、分離の起点となる断続的(非連続的)な起点領域(改質領域)11c(図4等参照)を含む分離面が形成されている。この分離面は、例えば、第1面11aや第2面11bに対して概ね平行に形成される。
また、分離面を構成する起点領域11cは、例えば、被加工物11に対して吸収され難い波長のレーザービームを集光することによって形成される。なお、被加工物11の材質、形状、構造についての制限はない。例えば、円盤状のウェーハを被加工物11としても良い。
チャンバ4は、例えば、下部の第1チャンバ6と、上部の第2チャンバ(扉部)8と、を重ねて構成される。第1チャンバ6は、内部の空間6aに通ずる開口6bを上面側に有する直方体状に形成されている。一方、第2チャンバ8は、内部の空間8aに通ずる開口8bを下面側に有する直方体状に形成されている。
第1チャンバ6の上面側と第2チャンバ8の下面側とを重ねれば、図3に示すように、第1チャンバ6の空間6aと第2チャンバ8の空間8aとが連なった空間4aをチャンバ4の内部に形成できる。なお、第1チャンバ6の上面側と第2チャンバ8の下面側とは、蝶番等の連結具(不図示)により連結されている。
よって、例えば、この連結具を中心に第2チャンバ8を回転させることで、第1チャンバ6に対して第2チャンバ8を開閉できる。すなわち、チャンバ4の内部の空間4aが密閉される閉位置(閉状態、図1)と、チャンバ4に対して被加工物11を出し入れできる開位置(開状態、図2)と、の間で第2チャンバ8を動かすことができる。
第1チャンバ6の空間6aには、例えば、被加工物11の第1面11a側を保持するための第1保持テーブル(第1保持手段)10が配置されている。この第1保持テーブル10は、第1チャンバ6に対して固定されており移動しない。第1保持テーブル10の表面の一部(上面)は、被加工物11の第1面11aを吸引、保持する保持面(第1保持面)10aになっている。
保持面10aには、第1保持テーブル10の内部に形成された流路10bや開閉弁12等を介して吸引源14が接続されている。例えば、保持面10aに被加工物11の第1面11aを接触させた状態で開閉弁12を開き、吸引源14の負圧を作用させることで、被加工物11の第1面11aを第1保持テーブル10によって吸引、保持できる。
一方、第2チャンバ8の空間8aには、例えば、被加工物11の第2面11b側を保持するための第2保持テーブル(第2保持手段)16が配置されている。この第2保持テーブル16は、第2チャンバ8に対して固定されておらず上下に移動できる。第2保持テーブル16の表面の一部(下面)は、被加工物11の第2面11bを吸引、保持する保持面(第2保持面)16aになっている。
保持面16aには、第2保持テーブル16の内部に形成された流路16bや開閉弁18等を介して吸引源20が接続されている。例えば、保持面16aに被加工物11の第2面11bを接触させた状態で開閉弁18を開き、吸引源20の負圧を作用させることで、被加工物11の第2面11bを第2保持テーブル16によって吸引、保持できる。
第2チャンバ8の上面には、第2チャンバ8を内外に貫通する円形の開口8cが形成されている。この開口8cには、第2保持テーブル16の一部を構成する円柱状の挿入部16cが上下に移動できる態様で挿入される。なお、開口8cに挿入部16cを挿入した状態では、挿入部16cの上端側の一部が第2チャンバ8の外部に露出する。
第2チャンバ8の外部に露出した挿入部16cの上端には、第2保持テーブル16を牽引するための牽引ユニット(牽引手段)22が接続されている。牽引ユニット22は、例えば、第2チャンバ8の上面に固定された支点部材24と、支点部材24によって支持される棒部材26と、挿入部16cの上端に対して棒部材26の一端側を連結する連結部材28とを含んでいる。
棒部材26の他端側に力を加えて、支点部材24を支点に棒部材26を回転させれば、棒部材26の一端側に連結された挿入部16c(すなわち、第2保持テーブル16)を上下に動かすことができる。具体的には、棒部材26の他端側に下向きの力を加えると、第2保持テーブル16は上向き(第1保持テーブル10から離れる向き)に動き、棒部材26の他端側に上向きの力を加えると、第2保持テーブル16は下向き(第1保持テーブル10に近付く向き)に動く。
上述したチャンバ4(第1チャンバ6)には、流体の流路となる開口6cが形成されている。この開口6cには、開閉弁30等を介して流体供給源(加圧手段)32が接続されている。流体供給源32から気体や液体等の流体を供給することで、チャンバ4の内部の空間4aを加圧できる。
次に、上述した分離装置2を用いる分離方法について説明する。本実施形態に係る分離方法では、まず、チャンバ4の内部に配置された第1保持テーブル10及び第2保持テーブル16で被加工物11を保持する保持ステップを実施する。図4は、保持ステップを説明するための図である。
保持ステップでは、まず、図2のように、第1チャンバ6に対して第2チャンバ8を開く。これにより、チャンバ4に対して被加工物11を出し入れできるようになる。次に、保持面10aと第1面11aとが接触するように被加工物11を第1保持テーブル10に載せる。
そして、この状態で、開閉弁12を開き、第1保持テーブル10の保持面10aに吸引源14の負圧を作用させる。これにより、被加工物11の第1面11a側を第1保持テーブル10によって吸引、保持できる。第1保持テーブル10によって被加工物11を吸引、保持した後には、図1のように、第1チャンバ6に対して第2チャンバ8を閉じる。これにより、チャンバ4の内部の空間4aは密閉される。
その後、牽引ユニット22で第2チャンバ8を下方に移動させて、被加工物11の第2面11bに第2保持テーブル16の保持面16aを接触させる。そして、この状態で、開閉弁18を開き、第2保持テーブル16の保持面16aに吸引源20の負圧を作用させる。これにより、被加工物11の第2面11b側を第2保持テーブル16によって吸引、保持できる。
なお、第1保持テーブル10の保持面10aと被加工物11の第1面11aとを接触させた後、開閉弁12を開く前に、第2保持テーブル16の保持面16aと被加工物11の第1面11aとを接触させても良い。この場合には、第2保持テーブル16の保持面16aと被加工物11の第1面11aとを接触させた後に、開閉弁12,18を開くことになる。
保持ステップの後には、被加工物11を分離面に沿って第1面11a側と第2面11b側とに分離する分離ステップを実施する。図5は、分離ステップを説明するための図である。分離ステップでは、まず、開閉弁30を開いて、流体供給源32からチャンバ4の内部の空間4aに流体を供給する。なお、本実施形態では、空気(圧縮された空気)を流体として用いる。
上述のように、被加工物11の内部には、分離の起点となる起点領域11cを含む分離面が形成されている。この起点領域11cは、例えば、被加工物11に対して吸収され難い波長のレーザービームを集光することによって改質された領域であり、他の領域に比べて脆い(強度が低い)。よって、チャンバ4の内部の空間4aに空気(流体)を供給し、この空間4aを加圧すれば、起点領域11に力を作用させて分離面に沿うクラックを形成できる。
上述した手順で空間4aを加圧すると同時に、又は空間4aを加圧した後に、牽引ユニット22を構成する棒部材26の他端側に下向きの力を加え、第2保持テーブル16に上向き(第1保持テーブル10から離れる向き)の力を作用させる。すなわち、第1保持テーブル10と第2保持テーブル16とを互いに離れる方向に相対的に移動させる力を加える。
その結果、第1保持テーブル10と第2保持テーブル16とが互いに離れる方向に相対的に移動し、被加工物11は分離面に沿って2つに分離される。図6は、被加工物11が分離された状態を模式的に示す図である。本実施形態に係る分離ステップでは、上述のように、空間4aを加圧することによって生じる力と、第1保持テーブル10と第2保持テーブル16とを互いに離れる方向に相対的に移動させる力と、が被加工物11の分離面に相乗的に作用する。
よって、分離の起点となる起点領域11cが断続的に形成されている場合にも、図6に示すように、被加工物11を第1面11a側の第1部分13と第2面11b側の第2部分15とに適切に分離できる。すなわち、本実施形態に係る分離方法によれば、内部の分離面に沿って被加工物11を分離する際に、被加工物11が破損する可能性を低く抑えることができる。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、第1保持テーブル(第1保持手段)10に負圧を作用させる吸引源14と、第2保持テーブル(第2保持手段)16に負圧を作用させる吸引源20とを別にしているが、共通の吸引源を用いることもできる。
また、上記実施形態では、吸引源14の負圧で被加工物11を吸引、保持する第1保持テーブル10について説明しているが、この第1保持テーブルを吸盤等によって構成しても良い。これにより、第1面11a側の平坦性が低い場合にも、被加工物11を第1保持テーブルで適切に保持できるようになる。
また、被加工物11を収容するチャンバの構造等も、任意に変更できる。図7は、第1変形例に係る分離装置の構造を模式的に示す斜視図であり、図8は、第2変形例に係る分離装置の外観を模式的に示す斜視図であり、図9は、第2変形例に係る分離装置の内部の構造を模式的に示す斜視図である。なお、各変形例では、分離装置2の構成要素と同じ構成要素に同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図7に示すように、第1変形例に係る分離装置42の基本的な構造は、上記実施形態に係る分離装置2の構造と同じである。ただし、この分離装置42では、第1チャンバ6の上面側と第2チャンバ(扉部)8の下面側とが蝶番等で連結されていない。よって、図7に示すように、第1チャンバ6から第2チャンバ8を完全に取り外すことができる。
なお、この場合にも、チャンバ4の内部の空間4aが密閉される閉位置(閉状態、図1)と、チャンバ4に対して被加工物11を出し入れできる開位置(開状態、図7)と、の間で第2チャンバ8を動かすことができる。すなわち、第2チャンバ8は、第1チャンバ6に対して着脱されるように動く。
図8及び図9に示すように、第2変形例に係る分離装置52は、上記実施形態の分離装置2とは異なる態様のチャンバ54を備えている。このチャンバ54は、内部の空間56aに通ずる開口56bを側面に有する直方体状の本体56と、本体56の開口56bを閉じるための扉(扉部)58とで構成される。なお、本体56の上面には、第2保持テーブル16の挿入部16cを挿入するための開口56cが形成されており、扉58の表側には、取手58aが固定されている。
チャンバ54の本体56と扉58とは、蝶番等の連結具(不図示)により連結されている。よって、例えば、この連結具を中心に扉58を回転させることで、本体56に対して扉58を開閉できる。すなわち、チャンバ54の内部の空間56aが密閉される閉位置(閉状態、図8)と、チャンバ54に対して被加工物11を出し入れできる開位置(開状態、図9)と、の間で扉58を動かすことができる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 分離装置
4 チャンバ
4a 空間
6 第1チャンバ
6a 空間
6b 開口
6c 開口
8 第2チャンバ(扉部)
8a 空間
8b 開口
8c 開口
10 第1保持テーブル(第1保持手段)
10a 保持面(第1保持面)
10b 流路
12 開閉弁
14 吸引源
16 第2保持テーブル(第2保持手段)
16a 保持面(第2保持面)
16b 流路
16c 挿入部
18 開閉弁
20 吸引源
22 牽引ユニット(牽引手段)
24 支点部材
26 棒部材
28 連結部材
30 開閉弁
32 流体供給源(加圧手段)
42 分離装置
52 分離装置
54 チャンバ
56 本体
56a 空間
56b 開口
56c 開口
58 扉(扉部)
11 被加工物
11a 第1面
11b 第2面
11c 起点領域(改質領域)

Claims (1)

  1. 第1面と該第1面の裏側の第2面とを有し、分離の起点となる断続的な起点領域を含む分離面が内部に形成された被加工物を該分離面に沿って該第1面側と該第2面側とに分離する分離方法であって、
    密閉されたチャンバの内部の空間で、第1保持面を有する第1保持手段により被加工物の該第1面を保持するとともに、第2保持面を有する第2保持手段により被加工物の該第2面を保持する保持ステップと、
    該保持ステップを実施した後、該チャンバの内部の空間を加圧するとともに、牽引手段で該第2保持手段を該チャンバの外部で保持して該第1保持手段から離れる方向に牽引することで、被加工物を該分離面に沿って該第1面側と該第2面側とに分離する分離ステップと、を備え
    該牽引手段は、該チャンバに固定された支点部材と、支点部材によって支持される棒部材と、該第2保持手段に対して該棒部材の一端側を連結する連結部材と、を有することを特徴とする分離方法。
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