JP6693453B2 - 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電装置及び蓄電装置の製造方法に関する。
電極板と、電極板の一方面に設けられた正極と、電極板の他方面に設けられた負極とを含むバイポーラ電極(電池セル)が積層された積層体を有する蓄電モジュール(バイポーラ電池)が知られている(例えば特許文献1)。この蓄電モジュールでは、積層体が樹脂製のシール材(枠体)によって周囲が囲まれている。当該枠体におけるバイポーラ電極の積層方向に沿う側面には、電解液を注入するための注液部が形成されている。電解液は、チューブ又はノズル等を用いて注液部から注入される。
特開2012−234823号公報
各セルへの電解液の注入は、枠体の側面に設けられた注液部の周囲領域をシール(気密性を維持)した状態で実施されることが望ましい。そこで、バイポーラ電極の積層方向における注液部の外側に十分に広いシール面を確保することが考えられる。しかしながら、このような注液部を設けると、蓄電モジュールの注液部が設けられた箇所の積層方向のサイズが、注液部が設けられていない箇所の積層方向のサイズよりも大きくなる。したがって、このような蓄電モジュールが積層される蓄電装置では、注液部同士が重なり合い、積層方向のサイズが大きくなる。
本発明は、枠体の積層方向に沿う側面に設けられ当該枠体から積層方向に突出する注液部を有する蓄電モジュールを積層する場合であっても、積層方向サイズの大型化を抑制することができる蓄電装置及び蓄電装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る蓄電装置は、電極板と、電極板の一方面に設けられた正極と、電極板の他方面に設けられた負極とを含むバイポーラ電極が積層された積層体と、バイポーラ電極の積層方向に延在する積層体の側面において電極板の縁部を全周にわたって保持する枠体と、を備える複数の蓄電モジュールが積層された蓄電装置であって、枠体には、蓄電モジュールの内部空間に電解液を注入するための注液部であって、枠体の内部と外部とを連通する注液口、及び注液口を積層方向に挟むように配置されている突出部を有する注液部が設けられており、互いに隣接する蓄電モジュールの注液部同士は、積層方向において互いに重ならないように配置されている。
上記蓄電装置では、互いに隣接する蓄電モジュールの注液部同士は、積層方向に互いに重ならないように配置されている。これにより、枠体の積層方向に沿う側面に設けられ当該枠体から積層方向に突出する注液部を有する蓄電モジュールを積層する場合であっても、積層方向サイズの大型化を抑制することができる。
本発明に係る蓄電装置では、複数の蓄電モジュールのそれぞれは、積層方向から見た平面視において、互いに形状が一致しており、互いに隣接する蓄電モジュール同士は、一方の蓄電モジュールを積層方向を軸に180度回転させたとき、平面視における注液部の位置が互いに一致していてもよい。この蓄電装置では、互いに異なる形状の蓄電装置を準備することなく、同一形状の蓄電装置を180度回転させながら積層するという簡易な作業で、互いに隣接する蓄電モジュールの注液部同士を、積層方向に互いに重ならないように配置することができる。
本発明に係る蓄電装置では、蓄電モジュールにおける枠体の積層方向から見た形状は、互いに対向する第1の辺と、互いに対向する第1の辺よりも長い第2の辺とからなる矩形であり、注液部は、第1の辺に対応する側面にのみ形成されていてもよい。この蓄電装置では、例えば、蓄電モジュール間に、短辺同士を連通する貫通孔を有する冷却板の配置が注液部によって阻害されることがない。また、一方の第2の辺から他方の第2の辺に延びる連通路は冷媒が通過しやすいので、蓄電モジュールで発生する熱の放熱効率を高めることができる。
本発明に係る蓄電装置では、互いに隣接する蓄電モジュールの間には冷却板が配置されており、冷却板における積層方向から見た形状は、互いに対向する第3の辺と、互いに対向する第3の辺よりも長い第4の辺とからなる矩形であり、冷却板は、一方の第4の辺から他方の第4の辺まで延びる貫通孔が形成されていてもよい。この蓄電装置では、一方の第4の辺から他方の第4の辺に延びる連通路が形成された冷却板を配置する際に注液部によって阻害されることがない。また、一方の第4の辺から他方の第4の辺に延びる貫通孔は、一方の第3の辺から他方の第3の辺に延びる貫通孔と比べて短いので、冷媒が通過しやすく、蓄電モジュールで発生する熱の放熱効率を高めることができる。
本発明に係る蓄電装置では、注液部は、圧力調整弁としての機能を有してもよい。この蓄電装置では、圧力調整弁としての機能を有する注液部が形成された蓄電モジュールを積層する場合であっても、積層方向サイズの大型化を抑制することができる。
本発明に係る蓄電装置の製造方法では、電極板と、電極板の一方面に設けられた正極と、電極板の他方面に設けられた負極とを含むバイポーラ電極が積層された積層体と、バイポーラ電極の積層方向に延在する積層体の側面において電極板の縁部を全周にわたって保持する枠体と、を備える複数の蓄電モジュールが積層された蓄電装置の製造方法であって、複数の蓄電モジュールを準備する準備工程と、準備工程にて準備した蓄電モジュールを積層する積層工程と、を含み、準備工程は、蓄電モジュールの内部空間に電解液を注入するための注液部であって、枠体の内部と外部とを連通する注液口、及び注液口を積層方向に挟むように配置されている突出部を有する注液部が枠体に設けられていると共に積層方向から見た平面視において同一位置に注液部が配置されている同一形状の蓄電モジュールを複数準備し、積層工程は、積層方向を軸に180度回転させた蓄電モジュールと、積層方向を軸に180度回転させない蓄電モジュールと、を交互に積層することにより、互いに隣接す蓄電モジュールの注液部同士、積層方向において互いに重ならないように配置する
この蓄電装置の製造方法では、互いに異なる形状の蓄電装置を準備することなく、同一形状の蓄電装置を180度回転させながら積層するという簡易な作業で、互いに隣接する蓄電モジュールの注液部同士を、積層方向に互いに重ならないように配置することができる。また、このような製造方法で製造された蓄電装置では、互いに隣接する蓄電モジュールの注液部同士が、積層方向に互いに重ならないように配置される。これにより、枠体の積層方向に沿う側面に設けられ当該枠体から積層方向に突出する注液部を有する蓄電モジュールを積層する場合であっても、積層方向サイズの大型化を抑制することができる。
本発明によれば、積層方向サイズの大型化を抑制することができる。
蓄電装置の一実施形態を示す概略断面図である。 図1の蓄電装置に含まれる蓄電モジュールを示す概略断面図である。 図2の蓄電モジュールを示す概略斜視図である。 図3の蓄電モジュールの一部を拡大した平面図である。 (A)は、シール部を示す斜視図であり、(B)は、圧力調整弁ユニットを示す斜視図である。 (A)及び(B)のそれぞれは、蓄電モジュールの積層方向を示す斜視図である。 図3の蓄電モジュールの側面の一部を拡大して示した正面図である。 変形例に係る蓄電モジュールの積層方法を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。図1〜図8には、図5を除きXYZ直交座標系が示される。
図1に示される蓄電装置10は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。蓄電モジュール12は、例えば、バイポーラ電池である。蓄電モジュール12の例には、ニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池等の二次電池が含まれるが、電気二重層キャパシタであってもよい。以下の説明では、ニッケル水素二次電池を例示する。
複数の蓄電モジュール12は、金属板等の導電体(冷却板)14を介して積層されて配列体11を形成している。導電体14は、互いに隣接する蓄電モジュール12,12の間に配置される一つの金属体であり、互いに隣接する蓄電モジュール12,12の両方に接触させた状態で配置される。導電体14は、例えば、アルミニウム、銅等の金属材料により形成されている。導電体14は、積層方向(Z方向)から見たとき、蓄電モジュール12及び導電体14は、例えば、矩形形状を有する。積層方向から見たとき、導電体14は、蓄電モジュール12よりも小さいが、蓄電モジュール12と同じかそれより大きくてもよい。言い換えれば、導電体14は、積層方向から見たときに蓄電モジュール12が配置される領域内に配置されている。導電体14は、隣り合う蓄電モジュール12と電気的に接続される。これにより、複数の蓄電モジュール12が積層方向に直列に接続される。
導電体14は、蓄電モジュール12の積層方向において両端に位置する蓄電モジュール12の外側にもそれぞれ配置される。すなわち、導電体14は、積層方向において、配列体11の両端にも配置されている。積層方向において、一端に位置する導電体14には正極端子24が接続されており、他端に位置する導電体14には負極端子26が接続されている。正極端子24は、接続される導電体14と一体であってもよい。負極端子26は、接続される導電体14と一体であってもよい。正極端子24及び負極端子26は、積層方向に交差する方向(X方向)に延在している。これらの正極端子24及び負極端子26により、蓄電装置10の充放電を実施できる。
導電体14は、蓄電モジュール12において発生した熱を放出するための放熱板としても機能する。導電体14の内部には、積層方向に交差する方向(Y方向)に延在する貫通孔14aが設けられている。貫通孔14aは、導電体14において互いに対向する一方の側面から他方の側面まで連通する。貫通孔14aは、積層方向及び積層方向に交差する方向(X方向)に配列されている。このような貫通孔14aに空気等の気体の冷媒が通過することにより、蓄電モジュール12において発生する熱を効率的に外部に放出できる。導電体14のサイズ、導電体14の材質、貫通孔14aのサイズ、及び貫通孔14aの数等は、例えば、蓄電装置10の温度が50℃を超えないように適宜調整される。蓄電モジュール12に、貫通孔14aに空気を積極的に流通(循環)させる装置を設けても良い。
導電体14をZ軸方向(積層方向)から見た形状は、互いに対向する短辺(第3の辺)と、互いに対向する長辺(第4の辺)とからなる矩形であり、貫通孔14aの開口部は、長辺に対応する側面14dに配置され、貫通孔14aは、一方の側面14dから他方の側面14dまで延在している。導電体14は、貫通孔14aの延在方向と後段に詳述する注液口55aの開口方向とが互いに直交するように配置されている。
蓄電装置10は、交互に積層された蓄電モジュール12及び導電体14を積層方向に拘束する拘束部材15を備え得る。拘束部材15は、一対の拘束プレート16,17と、拘束プレート16,17同士を連結する連結部材(ボルト18及びナット20)と、を備える。各拘束プレート16,17と導電体14との間には、例えば、樹脂フィルム等の絶縁フィルム22が配置される。各拘束プレート16,17は、例えば、鉄等の金属によって構成されている。
積層方向から見たとき、各拘束プレート16,17及び絶縁フィルム22は、例えば、矩形形状を有する。絶縁フィルム22は、導電体14よりも大きくなっており、各拘束プレート16,17は、蓄電モジュール12よりも大きくなっている。積層方向から見たとき、拘束プレート16の縁部には、ボルト18の軸部を挿通させる挿通孔16aが蓄電モジュール12よりも外側となる位置に設けられている。同様に、積層方向から見たとき、拘束プレート17の縁部には、ボルト18の軸部を挿通させる挿通孔17aが蓄電モジュール12よりも外側となる位置に設けられている。積層方向から見たときに各拘束プレート16,17が矩形形状を有している場合、挿通孔16a及び挿通孔17aは、拘束プレート16,17の角部に位置する。
一方の拘束プレート16は、負極端子26に接続された導電体14に絶縁フィルム22を介して突き当てられ、他方の拘束プレート17は、正極端子24に接続された導電体14に絶縁フィルム22を介して突き当てられている。ボルト18は、例えば、一方の拘束プレート16側から他方の拘束プレート17側に向かって挿通孔16aに通され、他方の拘束プレート17から突出するボルト18の先端には、ナット20が螺合されている。これにより、絶縁フィルム22、導電体14及び蓄電モジュール12が挟持されてユニット化されると共に、積層方向に拘束荷重が付加される。
図2に示されるように、蓄電モジュール12は、複数のバイポーラ電極32が積層された積層体30を備える。バイポーラ電極32の積層方向から見たとき、積層体30は、例えば、矩形形状を有する。隣り合うバイポーラ電極32間にはセパレータ40が配置され得る。バイポーラ電極32は、電極板34と、電極板34の一方面に設けられた正極層36と、電極板34の他方面に設けられた負極層38と、を含む。積層体30において、一のバイポーラ電極32の正極層36は、セパレータ40を挟んで積層方向に隣り合う一方のバイポーラ電極32の負極層38と対向し、一のバイポーラ電極32の負極層38は、セパレータ40を挟んで積層方向に隣り合う他方のバイポーラ電極32の正極層36と対向している。
積層方向において、積層体30の一端には、内側面に負極層38が配置された電極板34(負極側終端電極)が配置され、他端には、内側面に正極層36が配置された電極板34(正極側終端電極)が配置される。負極側終端電極の負極層38は、セパレータ40を介して最上層のバイポーラ電極32の正極層36と対向している。正極側終端電極の正極層36は、セパレータ40を介して最下層のバイポーラ電極32の負極層38と対向している。これら終端電極の電極板34はそれぞれ隣り合う導電体14(図1参照)に接続される。
蓄電モジュール12は、バイポーラ電極32の積層方向に延在する積層体30の側面30aにおいて電極板34の縁部34aを保持する枠体50を備える。枠体50は、積層体30の側面30aを取り囲むように構成されている。枠体50の側面51は、バイポーラ電極32の積層方向から見たとき、例えば、矩形形状を有している。この場合、側面51は四つの矩形面から構成される。枠体50は、電極板34の縁部34aを保持する第1樹脂部52と、積層方向から見たときに第1樹脂部52の周囲に設けられる第2樹脂部54とを備え得る。
枠体50の内壁を構成する第1樹脂部52は、各バイポーラ電極32の電極板34の一方面(正極層36が形成される面)から縁部34aにおける電極板34の端面にわたって設けられている。バイポーラ電極32の積層方向から見たとき、各第1樹脂部52は、各バイポーラ電極32の電極板34の縁部34a全周にわたって設けられている。隣り合う第1樹脂部52同士は、各バイポーラ電極32の電極板34の他方面(負極層38が形成される面)の外側に延在する面において溶着している。その結果、第1樹脂部52には、各バイポーラ電極32の電極板34の縁部34aが埋没して保持されている。各バイポーラ電極32の電極板34の縁部34aと同様に、積層体30の両端に配置された電極板34の縁部34aも第1樹脂部52に埋没した状態で保持されている。これにより、積層方向に隣り合う電極板34,34間には、当該電極板34,34と第1樹脂部52とによって気密に仕切られた内部空間Vが形成されている。当該内部空間Vには、例えば水酸化カリウム水溶液等のアルカリ溶液からなる電解液(不図示)が収容されている。
枠体50の外壁を構成する第2樹脂部54は、バイポーラ電極32の積層方向において積層体30の全長にわたって延在する筒状部である。第2樹脂部54は、バイポーラ電極32の積層方向に延在する第1樹脂部52の外側面を覆っている。
電極板34は、例えば、ニッケルからなる矩形の金属箔である。電極板34の縁部34aは、正極活物質及び負極活物質の塗工されない未塗工領域となっており、当該未塗工領域が枠体50の内壁を構成する第1樹脂部52に埋没して保持される領域となっている。正極層36を構成する正極活物質の例には、水酸化ニッケルが含まれる。負極層38を構成する負極活物質の例には、水素吸蔵合金が含まれる。電極板34の他方面における負極層38の形成領域は、電極板34の一方面における正極層36の形成領域に対して一回り大きくなっている。なお、電極板34は、導電性樹脂から形成されてもよい。
セパレータ40は、例えば、シート状に形成されている。セパレータ40を形成する材料の例には、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、メチルセルロース等からなる織布及び不織布等が含まれる。また、セパレータ40は、フッ化ビニリデン樹脂化合物で補強されていてもよい。
枠体50(第1樹脂部52及び第2樹脂部54)は、例えば絶縁性の樹脂を用いた射出成形によって矩形の筒状に形成されている。枠体50を構成する樹脂材料の例には、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、及び変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)等が含まれる。
図3及び図4に示されるように、蓄電モジュール12の枠体50は、バイポーラ電極32の積層方向に延在する側面51を有する。側面51はバイポーラ電極32の積層方向から見て外側に位置する面である。よって、第2樹脂部54が枠体50の側面51を有することになる。
側面51には、枠体50内に電解液を注入するための注液部55が設けられている。注液部55は、注液口55aと、突出部55bと、を有している。注液口55aは、枠体50の外部と内部とを連通する。図4に示されるように、注液口55aは、第1樹脂部52に設けられた第1開口52aと、第2樹脂部54に設けられた第2開口54aとを有し得る。第1開口52aは、隣り合うバイポーラ電極32間の内部空間V(図2参照)及び第2開口54aと連通している。第1樹脂部52には複数の第1開口52aが設けられており、第2樹脂部54には、複数の第1開口52aを覆うように広がる単一の第2開口54aが設けられている。第1開口52aは各第1樹脂部52に設けられてもよいし、隣り合う第1樹脂部52間に設けられてもよい。各第1開口52aの形状は例えば円形であり、第2開口54aの形状は例えば矩形である。図5(A)に示されるように、注液口55aは、電解液の注入後にシール部70によって封止される。
突出部55bは、蓄電モジュール12の内部空間V(図2参照)に電解液を注入する際に、電解液の注入装置等と注液口55aとの間を十分にシール(気密性を維持)した状態で接続するために設けられたシール面を有している。突出部55bは、側面51から積層方向に突出している。突出部55bは、注液口55aを挟むように配置されており、Y軸方向に沿って注液口55aの全長を越えて注液口55aの両外側にはみ出る長さで設けられている。
図3に示される形状の複数の蓄電モジュール12は、図7に示されるように、互いに隣接する注液部55,55同士が、積層方向に互いに重ならないように配置されている。
次に、蓄電装置10における蓄電モジュール12の積層方法について説明する。本実施形態では、準備工程と積層工程とを有している。
準備工程では、枠体50の積層方向に沿う側面51に積層体30から突出するように設けられ、枠体50内に電解液を注入するための注液部55を有しており、積層方向から見た平面視において同一位置に注液部55が配置されている同一形状の蓄電モジュール12(図3参照)を複数準備する。更に詳細には、図3に示されるように、積層されるそれぞれの蓄電モジュール12における枠体50を積層方向から見た形状は、互いに対向する短辺(第1の辺)と、互いに対向する長辺(第2の辺)とからなる矩形であり、注液部55は、短辺に対応する側面51a,51aのそれぞれに2個ずつ配置されている。本実施形態では、図3に示されるように、短辺の対向方向を左右方向としたとき、注液部55が設けられる位置は、左右方向に非対称である。
複数の蓄電モジュール12のそれぞれは、積層方向から見た平面視において同一位置の側面51に注液部55が形成され、互いに形状が一致している。すなわち、図6(A)に示されるように、互いに隣接する蓄電モジュール12,12同士は、一方の蓄電モジュール12を積層方向(Z軸方向)を軸に180度回転させたとき、図6(B)に示されるように、平面視における形状が互いに一致する。
積層工程は、図6(A)に示されるように、積層方向を軸に180度回転させた蓄電モジュール12と、積層方向を軸に180度回転させない蓄電モジュール12と、を交互に積層することにより、図7に示されるように、互いに隣接する蓄電モジュール12の注液部55,55同士が、積層方向に互いに重ならないように配置される。
互いに隣接する蓄電モジュール12,12の間には、導電体14が配置される。導電体14を積層方向から見た形状は、互いに対向する短辺と、互いに対向する長辺とからなる矩形であり、貫通孔14aの開口部は、長辺に対応する側面14dに配置され、貫通孔14aは、一方の側面14dから他方の側面14dまで延在している。図1及び図7に示されるように、積層工程では、このような導電体14を、導電体14の貫通孔14aの延在方向と注液口55aの開口方向とが違い直交するように配置される。
上述した一実施形態の蓄電装置10では、図7に示されるように、互いに隣接する蓄電モジュール12,12の注液部55,55同士は、積層方向に互いに重ならないように配置されている。これにより、枠体50の積層方向に沿う側面51に設けられ当該枠体50から積層方向に突出する注液部55を有する蓄電モジュール12を積層する場合であっても、積層方向サイズの大型化を抑制することができる。
上記実施形態の蓄電装置10では、複数の蓄電モジュール12のそれぞれは、積層方向から見た平面視において、互いに形状が一致している。このため、互いに異なる形状の蓄電装置10を準備することなく、製造時の工数及びコストを低減することができる。また、互いに隣接する蓄電モジュール12,12同士は、一方の蓄電モジュール12を積層方向を軸に180度回転させるだけの簡易な作業で、互いに隣接する蓄電モジュール12,12の注液部55,55同士が積層方向に互いに重ならないように配置することができる。
上記実施形態の蓄電装置10では、枠体50を積層方向から見た形状は、互いに対向する長辺及び短辺からなる矩形であり、注液部55は、短辺に対応する側面51aにのみ形成されている。このため、蓄電モジュール12の間に、一方の側面14dから他方の側面14dまで連通する貫通孔14aが形成された導電体14を配置することが阻害されない。一方の側面14dから他方の側面14dまで延びる貫通孔14aは、一方の側面14cから他方の側面14cまで延びる貫通孔14aと比べ短いので、空気(冷媒)が通過しやすくなり、蓄電モジュール12で発生する熱の放熱効率を高めることができる。
以上、一実施形態について詳細に説明されたが、本発明は上記実施形態に限定されない。
上記実施形態の蓄電装置10では、注液部55が図5(A)に示されるシール部70によってシールされている例を挙げて説明したが、シール部70に代えて、例えば、図5(B)に示されるように、圧力調整弁としての機能を有する圧力調整弁ユニット75が設けられていてもよい。圧力調整弁ユニット75は、枠体50の内部空間Vで発生したガスを連通させる連通孔76aが形成された連通部76と、シール部78とを有している。連通部76は、電極板34,34と第1樹脂部52とによって気密に仕切られた内部空間Vに接続されている。1つの圧力調整弁ユニット75の連通孔76aは、蓄電装置10に形成される複数の上記内部空間Vの一部に接続されている。蓄電装置10に形成される全ての内部空間Vは、4つの圧力調整弁ユニット75に分散されて連通孔76aに連通される。
連通部76に接触して設けられるシール部78は、連通孔76a単位で枠体50の外部に連通可能に構成されている。具体的には、シール部78と連通孔76aのそれぞれとは、通常状態では互いに密着することによりシールされた状態(閉鎖状態)となっており、内部空間Vの圧力が高まると対応する連通孔76aとシール部78とが離反することによりシールが解除された状態(開放状態)となる。本実施形態では、一の連通孔76aによるシール部78の離反が他の連通孔76aのシール状態に影響を及ぼさないように設計されている。これにより、内部空間Vごとに圧力を開放することが可能になる。
この構成の蓄電装置では、圧力調整弁としての機能を有する注液部55が形成された蓄電モジュール12を積層する場合であっても、積層方向サイズの大型化を抑制することができる。
上記実施形態では、積層方向から見た平面視において同一位置に注液部55が配置されている同一形状の蓄電モジュール12(図3参照)が積層されている例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、図8に示されるように、積層方向から見た平面視において互いに異なる位置に注液部55が配置されている2種類の蓄電モジュール12A,12Bが積層されると共に、互いに隣接する蓄電モジュール12の注液部55同士は、積層方向に互いに重ならないように配置される構成の蓄電装置としてもよい。また、同様に積層方向から見た平面視において互いに異なる位置に注液部55が配置されている3種類以上の蓄電モジュールが積層される構成の蓄電装置としてもよい。
上記実施形態の蓄電装置10では、図3に示されるような数の注液部55と、積層方向から見た平面視において短辺に対応する側面51a,51aに注液部55が設けられている蓄電モジュール12を積層する例を挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、積層方向から見た平面視において長辺に対応する側面51bに注液部55が設けられていてもよいし、短辺に対応する側面51a及び長辺に対応する側面51bの両方に注液部55が設けられていてもよい。
上記実施形態では、導電体14に形成される貫通孔14aに空気を流通させる構成を例に挙げて説明したが、空気に代えて液体の冷媒を流通させてもよい。冷媒の例には、絶縁油等が含まれる。この場合、導電体14における放熱性をより高めることができる。また、上記冷媒は、絶縁性の物質とする。この場合には、例えば、冷媒が貫通孔14aから漏れ出した場合であっても、冷媒による短絡を防止することができる。
上記実施形態又は変形例では、導電体14の内部に貫通孔14aが形成されている例を挙げて説明したが、図4に示されるように、上記導電体14に代えて貫通孔を有さない導電体を採用しても良い。
また、上記実施形態又は変形例では、蓄電装置10がニッケル水素二次電池の例を挙げて説明したが、リチウムイオン二次電池であってもよい。この場合、正極活物質は、例えば複合酸化物、金属リチウム、硫黄等である。負極活物質は、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等である。
10…蓄電装置、12,12A,12B…蓄電モジュール、14…導電体(冷却板)、14a…貫通孔、14c…短辺に対応する側面、14d…長辺に対応する側面、30…積層体、32…バイポーラ電極、50…枠体、51…側面、51a…短辺に対応する側面、51b…長辺に対応する側面、52…第1樹脂部、54…第2樹脂部、55…注液部、55a…注液口、55b…突出部、70…シール部、75…圧力調整弁ユニット、76…連通部、76a…連通孔、78…シール部、V…内部空間。

Claims (6)

  1. 電極板と、前記電極板の一方面に設けられた正極と、前記電極板の他方面に設けられた負極とを含むバイポーラ電極が積層された積層体と、前記バイポーラ電極の積層方向に延在する前記積層体の側面において前記電極板の縁部を全周にわたって保持する枠体と、を備える複数の蓄電モジュールが積層された蓄電装置であって、
    前記枠体には、前記蓄電モジュールの内部空間に電解液を注入するための注液部であって、前記枠体の内部と外部とを連通する注液口、及び前記注液口を前記積層方向に挟むように配置されている突出部を有する前記注液部が設けられており、
    互いに隣接する前記蓄電モジュールの前記注液部同士は、前記積層方向において互いに重ならないように配置されている、蓄電装置。
  2. 複数の前記蓄電モジュールのそれぞれは、前記積層方向から見た平面視において、互いに形状が一致しており、
    互いに隣接する前記蓄電モジュール同士は、一方の前記蓄電モジュールを前記積層方向を軸に180度回転させたとき、前記平面視における前記注液部の位置が互いに一致する、請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記蓄電モジュールにおける枠体の前記積層方向から見た形状は、互いに対向する第1の辺と、互いに対向する前記第1の辺よりも長い第2の辺とからなる矩形であり、前記注液部は、前記第1の辺に対応する側面にのみ形成されている、請求項1又は2に記載の蓄電装置。
  4. 互いに隣接する前記蓄電モジュールの間には冷却板が配置されており、
    前記冷却板における前記積層方向から見た形状は、互いに対向する第3の辺と、互いに対向する前記第3の辺よりも長い第4の辺とからなる矩形であり、
    前記冷却板は、一方の前記第4の辺から他方の前記第4の辺まで延びる貫通孔が形成されている、請求項3に記載の蓄電装置。
  5. 前記注液部は、圧力調整弁としての機能を有している、請求項1〜4の何れか一項に記載の蓄電装置。
  6. 電極板と、前記電極板の一方面に設けられた正極と、前記電極板の他方面に設けられた負極とを含むバイポーラ電極が積層された積層体と、前記バイポーラ電極の積層方向に延在する前記積層体の側面において前記電極板の縁部を全周にわたって保持する枠体と、を備える複数の蓄電モジュールが積層された蓄電装置の製造方法であって、
    複数の前記蓄電モジュールを準備する準備工程と、
    前記準備工程にて準備した前記蓄電モジュールを積層する積層工程と、を含み、
    前記準備工程は、前記蓄電モジュールの内部空間に電解液を注入するための注液部であって、前記枠体の内部と外部とを連通する注液口、及び前記注液口を前記積層方向に挟むように配置されている突出部を有する前記注液部が前記枠体に設けられていると共に前記積層方向から見た平面視において同一位置に前記注液部が配置されている同一形状の蓄電モジュールを複数準備し、
    前記積層工程は、前記積層方向を軸に180度回転させた前記蓄電モジュールと、前記積層方向を軸に180度回転させない前記蓄電モジュールと、を交互に積層することにより、互いに隣接する前記蓄電モジュールの前記注液部同士、前記積層方向において互いに重ならないように配置する、蓄電装置の製造方法。
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