JP6692298B2 - 紡績機用の綾振りエレメント並びに該綾振りエレメントを装備した紡績機 - Google Patents

紡績機用の綾振りエレメント並びに該綾振りエレメントを装備した紡績機 Download PDF

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Description

本発明は、粗糸の製造に用いられる紡績機用の綾振りエレメントに関し、該綾振りエレメントは、巻管若しくは粗糸パッケージの表面領域で粗糸を案内することができるガイド部分を有しており、且つ前記綾振りエレメントは、該綾振りエレメントを紡績機のキャリアに結合することのできる支持体部分を有している。更に、紡績ノズルに供給された繊維集合体から粗糸を製造することのできる、少なくとも1つの紡績ノズルを備えた紡績機を提案し、該紡績機は、前記紡績ノズルにより製造された粗糸を巻き取るための巻取り装置を有している。
上位概念に記載の綾振りエレメントはそれぞれ、紡績機に関連して周知であり、対応する紡績箇所から製造された粗糸を案内するために用いられる。この場合、各綾振りエレメントは原則として、巻管の回転軸線に対して平行に延びる軌道上を、2つの終端点間で往復運動させられ、これにより粗糸は最終的に、重なり合った複数の粗糸層の形態で巻管に到達して、所望の粗糸パッケージが生ぜしめられる(「粗糸パッケージ」とは、本発明の枠内で粗糸が巻き取られた巻管を意味する)。
この場合、従来の綾振りエレメントは優先的に金属部材から成っており、これらの金属部材は、対応する綾振りエレメントのガイド部分に接して通過移動する粗糸との接触により摩擦が生じて加熱されるので、粗糸特性にネガティブな影響が及ぼされる恐れがある。
よって本発明の課題は、前記問題に抗して作用する綾振りエレメント並びに該綾振りエレメントが装備された紡績機を提案することにある。
この課題は、各独立特許請求項に記載の特徴を有する綾振りエレメント及び紡績機により解決される。
全体としてここで最初に明確にしておくと、紡績機により製造される、若しくは綾振りエレメントにより案内される粗糸は基本的に、粗糸に所望の強度を与えるために繊維の内部、好適には不撚部の周りに、外側に位置する繊維部分(いわゆる巻回繊維)が巻き付けられているという点において優れている、繊維集合体である。更に粗糸は、比較的少量の巻回繊維を有しており、この場合、巻回繊維は内側の(好適には撚られていない)コアの周りに比較的緩く巻き付けられているので、粗糸は延伸可能であり続ける。このことは、製造された粗糸が後続の繊維機械(例えばリング精紡機)において更にドラフト装置により延伸されることが望ましい場合若しくは延伸されねばならない場合に重要であり、これにより、引き続き処理して可織の紡績糸を製造することができる。
本発明に基づき、綾振りエレメントは、外部に対して閉鎖されて、部分的に液体で満たされた少なくとも1つの中空室を有している、という点において優れており、この場合、ガイド部分と、綾振りエレメントの作動中にガイド部分により案内される粗糸との間の摩擦によりガイド部分の領域に生じる熱は、前記液体により吸収可能である。これにより、熱がガイド部分の領域に滞留することはなくなる。むしろ、液体により熱を吸収し、最終的には所定の箇所に導出して、粗糸と直接には接触していない周辺空気に放出することができるようになっている。
液体は、例えば水又はアンモニア等の、種々様々な物質であり得る。更に、液体の蒸発を、熱が導出されるべき領域(つまり好適には綾振りエレメントのガイド部分の領域、又は綾振りエレメントの、粗糸と接触しているその他の領域)において可能にするために、中空室は、部分的にのみ液体で満たされていることが望ましい。
吸収された熱により液体が加熱されると、液体は蒸発し始める。中空室内に生じる局所的な増圧に基づき、蒸気は熱源とは反対の方向に流れ込む。最終的に液体蒸気が、熱源から十分に隔たった中空室の領域に流入すると直ちに、蒸気の凝縮と、周辺空気に対する所望の放熱とが生じる。凝縮により生じる液体は、最終的には再び熱源の領域(即ち粗糸との摩擦により加熱される綾振りエレメントの領域)に戻り、そこで再び熱を吸収することができ、この場合は(「サーモサイホン」と云われる)重力若しくは毛管力(「ヒートパイプ」)に基づいて戻ることができるようになっている(両変化態様は本発明の枠内で実現可能である)。
その他の点では、中空室は細長く形成されていることが望ましく、これにより、液体の蒸発が行われる領域が、蒸発した液体が再び凝縮する領域から十分に隔てられることになる。好適には、中空室は、10cm〜40cmの長さを有している。更に、幅(即ち細長い中空室の長手方向伸長部に対して垂直に延在する横方向伸長部)は、2mm〜12mmであることが望ましい。特に中空室は、円筒形の基本形状を有している。
更に、支持体部分が細長い支持アームとして形成されていると有利である。支持体部分は、例えば少なくとも部分的に平らな表面を有していてよいガイド部分の取付けに優先的に用いられ、このガイド部分を介して粗糸と接触している。特に、支持体部分は、紡績機の対応するキャリアに綾振りエレメントを支持するために用いられ、この場合、キャリアは例えば、綾振りエレメントを位置固定し、駆動装置によりガイドに沿って2つの終端点間を(好適には直線的に)往復運動可能な保持エレメントの形態で設けられていてよく、これによりキャリアと綾振りエレメントとは、紡績機の作動中に所望の綾振り運動を実施し、巻管への巻取りに際して、上述したように粗糸を案内することができるようになっている。
また、中空室が少なくとも部分的に、支持アームの内部に配置されていると、とりわけ有利である。例えば、支持アーム自体が、好適には液体用の細長い中空室を形成することができると考えられる。いずれにしろ有利なのは、液体を含む中空室が、少なくとも部分的に支持アーム内に延在している場合であり、これにより、(好適には支持アームの一方の端面領域内に位置する)ガイド部分だけが液体により冷却され得るわけではなくなる。前記のように中空室を形成することによりむしろ、中空室内に含まれる液体が、長手方向においてガイド部分に接続している領域内の熱をも吸収することが可能である。このことはとりわけ、巻管に巻き取られる前の粗糸に、摩擦によってある程度の引張り応力を供給するために、綾振りエレメントの支持アームに、作動中に1回又は複数回、適宜に案内される粗糸が巻き付けられる場合に有利である。つまり粗糸が巻き付けられる領域内へ中空室が延びていると、この領域でも粗糸と支持アームとの間の摩擦により生じる熱を液体により吸収し、延いては粗糸から導出することができることになる。
更に、中空室が少なくとも部分的に、ガイド部分を有するガイドエレメントにより閉鎖されていて、ガイドエレメントが、中空室を画定する壁の一部を形成していると、有利である。この場合、液体はガイド部分の特に近傍に達するので、特に効率的な放熱が可能になる。
中空室が、ヒートパイプの管壁により少なくとも大部分を、好適には全体を包囲されていると、特に有利であり、この場合、ヒートパイプは少なくとも部分的に、支持アーム内に配置されていて、例えば金属から成っている。更に、好適には細長く形成されたヒートパイプと支持アームとが、少なくとも部分的に互いに同心的に延在していると、有利である。その他の点では、ヒートパイプの管壁の壁厚さ及び/又はヒートパイプを包囲している支持アームの壁の壁厚さは、5mm未満、好適には3mm未満であることが望ましく、これにより、支持アームの外側から液体内への十分な熱伝達が可能になる。ヒートパイプの外側と、支持アームの、ヒートパイプを包囲している壁の、ヒートパイプに面した内側との間に、少なくとも部分的に熱伝導ペーストが配置されていると、最終的に有利であり、これにより、支持アームの壁に対するヒートパイプの管壁からの熱伝達が更に改善されることになる。
ヒートパイプがガイドエレメントと熱伝導接続、特に直接接触していると、有利である。これにより、案内されるべき粗糸との接触によりガイドエレメントの領域に生じる熱を、液体により特に効率的に吸収し、適宜に導出することができる。つまりこの場合も最終的には、場合により存在するヒートパイプとガイドエレメントとの間の中間室を、前記熱伝導ペーストで満たすことが考えられる。
更に、支持アームが少なくとも1つの端面側の開口を有していて、この開口を介してヒートパイプが支持アームの外側に向かって延びていると、有利である。この場合、ヒートパイプは、支持アームの外側に位置する領域において、周辺空気により直接に冷却されてよく、これにより必然的に、ガイドエレメントの領域で熱吸収により蒸発させられた液体の凝縮が生ぜしめられる。同様に、支持アームの外側に位置するヒートパイプの領域を、これからより詳しく説明する冷却エレメントに結合することも考えられ、これにより、蒸発させられた液体の冷却を、前記領域内で更に改善することができる。
ヒートパイプが、支持アームに取り外し可能に接続されていると、有利である。この場合、好適には細長い基本形状を有するヒートパイプは、(例えばガイドエレメントとは反対の側から支持アームの前記開口を介して)支持アーム内に取り外し可能に差し込まれていてよい。
綾振りエレメントが冷却エレメントを有していると、やはり有利であり、この場合、冷却エレメントは、好適には1つ又は複数の冷却リブを有しており、この場合、冷却エレメントは、ガイド部分と熱伝導接続している。冷却リブは、例えばディスク形に形成されていて、互いに、若しくは綾振りエレメント又は綾振りエレメントの支持アームの長手方向軸線に対して同心的に位置調整されていてよい。特に、冷却エレメントは、綾振りエレメントの、ガイド部分とは反対の側の端部領域に配置されていることが望ましい。この場合、支持アームは、冷却エレメントとガイドエレメントとの間に延在している。冷却エレメントとガイド部分との間の支持アームに、綾振りエレメントを有する紡績機の作動中、上述したように粗糸が1回又は複数回巻き付く場合には、前記のように個々の部分をそれぞれ反対の側に配置したことにより、特に効率的な放熱が行われてよい。これにより特に、綾振りエレメント内に存在する液体が、ガイドエレメントの冷却のみならず、粗糸が巻き付く支持アーム領域の冷却をも生ぜしめる、ということが保証される。これにより、粗糸に接触する綾振りエレメントの全ての部分の温度が比較的低いレベルに保たれるので、粗糸特性に対するネガティブな影響を防ぐことができる。最終的には、1つ又は複数の冷却エレメント、特に1つ又は複数の前記冷却リブを、綾振りエレメントのガイドエレメントの領域に配置することも可能であり、これにより、そこに発生する熱を直接、周辺空気へ導出することができる。この場合、1つ又は複数の冷却エレメントは、好適にはガイド部分とは反対の側の領域に配置されていることが望ましい。例えば、冷却エレメントはガイドエレメントの、ガイド部分とは反対の側の後ろ側から外側に向かってリブ状に(特に扇形にも)突出していてよい。
冷却エレメントが、ヒートパイプを少なくとも部分的に包囲していると、特に有利である。この場合は、ヒートパイプ内からの熱を、特に大きな範囲にわたって冷却エレメントに供給することができるので、蒸発させられた液体が確実に凝縮され得、これにより、綾振りエレメントのガイド部分の領域若しくはガイド部分と冷却エレメントとの間に位置する綾振りエレメントの領域において、熱を再び吸収することができる。
ヒートパイプと冷却エレメントとの間の良好な熱伝達を保証するために、冷却エレメントがヒートパイプと直接に接続していると、特別な利点がもたらされる。例えば、ヒートパイプは、綾振りエレメントのガイド部分とは反対の側の端部領域に配置されていてよく、この場合、ヒートパイプの周面側と、場合によっては端面側も包囲されていてよい。ヒートパイプと冷却エレメントとの間の直接的な接触以外に、熱伝達を更に改善するために、前記各要素間に上述した伝導ペーストが(少なくとも部分的に)被着されている場合も、やはり有利であってよい。
冷却エレメントが支持アームに取り付けられていると、特に有利である。このために支持アームは、好適にはガイド部分とは反対の側の端部領域に保持部分を有しており、この保持部分に冷却エレメントが被せ嵌められている、又は冷却エレメントは、保持部分と他の方法で、形状接続(形状による束縛、例えば係合等)及び/又は摩擦接続により結合されている。
最後に本発明による紡績機は、少なくとも1つの紡績ノズルを有しており、該紡績ノズルを用いて、該紡績ノズルに供給された繊維集合体から粗糸を製造することができ、更に、紡績ノズルにより製造された粗糸を巻き取るための巻取り装置を有している。好適には、紡績機は空気紡績機である。このような紡績機における基本原理は、繊維集合体を、渦空気流が発生させられる紡績ノズルを通して案内する点にある。渦空気流により最終的には、供給された繊維集合体の外側の繊維の一部がいわゆる巻回繊維として、互いにほぼ平行に延在する複数のコア繊維から成る、中心に延在する繊維束の周りに巻き付けられる。
いずれにしろ、本発明による紡績機が優れているのは、巻取り装置が可動に支持された綾振りエレメントを有しており、粗糸が、紡績機の作動中に巻取り装置によって巻管に巻き取られる間、粗糸を、綾振りエレメントにより綾振り案内することができる、という点である。更に、綾振りエレメントは、先行若しくは後続の説明に従って形成されており、矛盾が生じない限り、説明した各特徴は個別に、又は任意に組み合わされて実現されていてよく、綾振りエレメントが外部に対して閉鎖された少なくとも1つの中空室を有している限り、この中空室は部分的に液体で満たされており、この場合、既に説明したガイド部分の領域に、このガイド部分と、綾振りエレメントの作動中にガイド部分により案内される粗糸との間の摩擦により生じる熱は、液体により吸収可能である。
巻取り装置が、駆動装置(例えば電動モータ)を用いて所定の(好適には鉛直方向の)回転軸線を中心として回転運動させられる、巻管を位置固定するための少なくとも1つの巻管ホルダを有していると、利点がもたらされ、この場合、巻管ホルダは、例えば巻管の片側又は両側の端面領域を緊締して位置固定することができる、緊締装置を有していてよい。いずれにしろ、冷却エレメントと前記回転軸線との間の最小間隔は最大40cm、好適には最大30cm、特に好適には最大20cmであることが望ましい。前記間隔(即ち回転軸線と、この回転軸線の最も近くに位置する冷却エレメント部分との間の間隔)に基づき、粗糸が巻き取られる巻管の回転時に生じる空気流が、冷却エレメントの領域に流入し、このとき冷却エレメントの能動的な冷却を生ぜしめる、ということが達成される。これにより、ヒートパイプ内に存在する蒸発させられた液体を、特に迅速に冷却し延いては凝縮させることができ、その結果、粗糸と接触する綾振りエレメントの複数の部分の冷却をも、特に効率的に行うことができるようになる。
本発明の別の利点は、以下の実施例に記載されている。
空気紡績機の側面図である。 本発明による綾振りエレメントを上から見た図である。 本発明による綾振りエレメントの側面図である。 図3に示す綾振りエレメントを部分的に断面して上から見た図である。 図4に示した図面の一部を示す図である。
図1には、粗糸3の製造に用いられる本発明による紡績機26の一部が概略的に図示されている。
図示の紡績機26は、空気紡績機として形成されていて、好適には対応する複数のドラフト装置ローラ24を備えたドラフト装置25を有しており、ドラフト装置25は、例えばダブリングされたスライバの形態の繊維集合体16を供給する(見やすさの理由から、図示の6つのドラフト装置ローラ24のうち1つにしか符号を付していない)。更に図示の紡績機26は原則的に、ドラフト装置25から間隔をあけて配置された紡績ノズル15を有しており、紡績ノズル15には、渦流室(従来技術から周知なので図示せず)が内蔵されており、この渦流室内で渦空気流により、繊維集合体16若しくは繊維集合体16の繊維の少なくとも一部が回転させられる。
同様に紡績機26は、好適には引出しローラ対23の形態の引出しユニット、並びに引出しユニットの下流側に接続された、粗糸3用の巻取り装置17も有している。巻取り装置17は、巻管4を位置固定するための巻管ホルダ21、並びに駆動装置20を有しており、駆動装置20により、巻管ホルダ21延いては相応して位置固定された巻管4も、紡績ノズル15から供給された粗糸3を巻管4に巻き取るために、回転軸線22を中心として回転可能である。
更に巻取り装置17は、図1に示す2重矢印の方向で所定の駆動装置(図示せず)を用いて往復綾振り運動可能な綾振りエレメント1を備えた綾振り装置32を有している。綾振りエレメント1は、巻取り過程中、粗糸3の綾振りガイドに用いられ、このためにガイドエレメント11を有しており、このガイドエレメント11を介して綾振りエレメント1は粗糸3に接触している。
紡績機26は、特別な空気紡績法に従って働く。粗糸3を形成するために、繊維集合体16は搬送方向Tで流入開口(図示せず)を介して、紡績ノズル15に内蔵された渦流室(図示せず)内へ案内される。そこで繊維集合体16は回転させられる、即ち、繊維集合体16の繊維の少なくとも一部が、適宜に配置された空気ノズルによって生ぜしめられた空気流に巻き込まれる。このとき、繊維の一部が繊維集合体16から少なくとも所定の距離だけ引き出されて、渦流室に突入している紡績糸形成エレメント(図示せず)の先端に巻き付けられる。
最終的に繊維集合体16の繊維は、紡績糸形成エレメントの流入開口と、この流入開口に続いて紡績糸形成エレメントの内部に配置された引出し通路とを介して、渦流室から引き出される。この場合、最後には繊維の自由端部も、螺旋経路上を前記流入開口に向かって引っ張られ、中心に延在するコア繊維の周りに巻回繊維として巻き付き、その結果、所望の撚りを有する粗糸3が形成される。
繊維の撚りが部分的に過ぎないことから、粗糸3は、後続の紡績機26、例えばリング精紡機における粗糸の引き続く処理に不可欠な(残留)延伸能力を有している。
図2には、本発明による綾振りエレメント1を上から見た図が示されている。綾振りエレメント1は、ガイド部分2を備えるガイドエレメント11を有しており、ガイド部分2は粗糸3と接触していて、粗糸3を案内する。この場合、ガイドエレメント11は、巻取り過程の開始時には巻管4の表面に接触している、若しくはある程度の巻取り時間が経過すると、巻取りにより生じる粗糸パッケージ5の最も外側の粗糸層に接触することになる。
更に綾振りエレメント1は、支持体部分6を有しており、支持体部分6は、好適には図示の細長い支持アーム10の形態で存在していて、この支持アーム10にガイドエレメント11が取り付けられている。図3〜図5に示すように、支持体部分6は、紡績機26のキャリア7への取付けに用いられ、このキャリア7もやはり所定の駆動装置(図示せず)を介して、図1に二重矢印で示した綾振り運動で可動である。
更に図2には、原則として、粗糸3がガイド部分2の領域内でのみ綾振りエレメント1と接触しているのではないと有利である、ということが示されている。通常はむしろ、粗糸3が支持体部分6に1回又は複数回巻き付いていることが望ましい。この場合、粗糸3は生じる摩擦力に基づき制動されるので、最終的にはある程度の引張り応力が加えられた状態で巻管4に巻き取ることができる。
粗糸3が綾振りエレメント1によって案内される間は、摩擦に基づいて、粗糸3と接触している綾振りエレメント1の複数の領域、即ちガイドエレメント11の領域と、粗糸3が巻き付いている支持体部分6の領域とが優先的に加熱されることになる。
よって本発明では、綾振りエレメント1が、好適には内部に、部分的に液体9で満たされた中空室8を有している。特に図4に示して以下で更に詳しく説明するように、中空室8は、ガイドエレメント11から冷却体の領域にまで延在している。既に全体的な説明において(この点に関して明確に)述べたように、ガイドエレメント11と、粗糸3が巻き付いた支持アーム10の部分の加熱に基づいて、液体9の蒸発が生じる。このとき蒸発した液体9は、綾振りエレメント1の前記複数の領域から熱を取り除き、反対にこれらの領域を冷却する。
液体によって吸収された熱エネルギを、再び別の場所で周辺空気に放出することができるようにするために、中空室8は、好適には綾振りエレメント1の、ガイド部分2とは反対の側の端部領域において、冷却エレメント18により包囲されている。好適には多数の冷却リブ19を有する冷却エレメント18は、蒸発した液体9から熱を取り除き、延いては液体蒸気を凝縮させる。凝縮した液体9は、最終的には再びガイドエレメント11の領域若しくは粗糸3が巻き付いた支持アーム10の領域に流入し、そこで再び前記各部分の冷却を生ぜしめる。
本発明による綾振りエレメント1の別の実施形態が、図3(側面図)、図4(部分的に断面して上から見た図)及び図5(図4に示した図面の一部)に示されている。
前記各図から明らかなように、液体9を内蔵した前記中空室8が、全面的に閉じられた別個のヒートパイプ13により形成されると有利であり、ヒートパイプ13は、例えば図5に示す開口14を介して支持アーム10に取外し可能に差し込まれていてよい(図4では、液体9と、熱吸収により生じる液体蒸気とを区別して図示していない。紡績機26の作動時に液体9の一部は当然液体蒸気として存在しており、この液体蒸気は冷却エレメント18の領域で再び凝縮する)。
ヒートパイプ13の管壁12は、内側から直接にガイドエレメント11及び/又は支持アーム10に接触していてよい。好適には、管壁12と、隣接する綾振りエレメント1の部分との間には、少なくとも部分的に、所望の熱伝達を促進する熱伝導ペースト30が配置されている。
更に図4から明らかなのは、冷却エレメント18が、好適には多数の前記冷却リブ19を有しており、これらの冷却リブ19は、1つの共通の冷却リブ支持体31に結合されている。この冷却リブ支持体31は最終的には、ヒートパイプ13か、又は支持アーム10にも直接に結合されていてよい。
最後に図2〜図5には、綾振りエレメント1が好適にはフック状のグリッパ27を有していてよい、ということが示されており、このグリッパ27の位置によって、支持体部分6に粗糸3を巻き付ける回数に影響を及ぼすことができる。このためにグリッパ27は、好適には支持体部分に支持され且つ支持体部分6に対して相対回動可能なグリッパ支持体29を介して支持されている。グリッパ支持体29は更に、歯車28と結合されている若しくは歯車28により包囲されていてよく、歯車28もやはり、対応する駆動歯車又は駆動ラック(図示せず)を介して回転可能であり、これにより、巻付け回数延いては粗糸3に作用する制動力を変化させることができる。もちろん、グリッパ支持体29と歯車28とは必ずしも設けられている必要はなく、これについては図2を参照されたい。
最後に図2に関して述べておくと、冷却エレメント18は、巻管4の近傍に位置していることが望ましい。図2に示す、巻管ホルダ21の回転軸線22と冷却エレメント18との間の最小間隔Dが、上の説明で述べた領域に位置していると、巻管4の回転時に発生する空気流が冷却エレメント18の能動的な冷却を生ぜしめ、延いては綾振りエレメント1の内部の前記領域に到来する蒸発した液体9の、特に効率的な凝縮を生ぜしめる。
本発明は、図示して説明した実施例に限定されるものではない。説明した各特徴が明細書の異なる部分、若しくは請求項又は異なる実施形態において図示して説明されていたとしても、これらの各特徴の任意の組合せと同様に、特許請求項の枠内での変更もやはり可能である。
1 綾振りエレメント
2 ガイド部分
3 粗糸
4 巻管
5 粗糸パッケージ
6 支持体部分
7 キャリア
8 中空室
9 液体
10 支持アーム
11 ガイドエレメント
12 管壁
13 ヒートパイプ
14 開口
15 紡績ノズル
16 繊維集合体
17 巻取り装置
18 冷却エレメント
19 冷却リブ
20 駆動装置
21 巻管ホルダ
22 巻管ホルダの回転軸線
23 引出しローラ対
24 ドラフト装置ローラ
25 ドラフト装置
26 紡績機
27 グリッパ
28 歯車
29 グリッパ支持体
30 熱伝導ペースト
31 冷却リブ支持体
32 綾振り装置
D 冷却エレメントと巻管ホルダの回転軸線との間の最小間隔
T 搬送方向

Claims (14)

  1. 粗糸の製造に用いられる紡績機(26)用の綾振りエレメントであって、該綾振りエレメント(1)は、巻管(4)若しくは粗糸パッケージ(5)の表面領域で前記粗糸(3)を案内することができるガイド部分(2)を有しており、且つ前記綾振りエレメント(1)は、該綾振りエレメント(1)を前記紡績機(26)のキャリア(7)に結合することのできる支持体部分(6)を有している、綾振りエレメントにおいて、
    該綾振りエレメント(1)は、外部に対して閉鎖されて、部分的に液体(9)で満たされた少なくとも1つの中空室(8)を有しており、前記ガイド部分(2)と、前記綾振りエレメント(1)の作動中に前記ガイド部分(2)により案内される前記粗糸(3)との間の摩擦により前記ガイド部分(2)の領域に生じる熱が、前記液体(9)により吸収可能であることを特徴とする、綾振りエレメント。
  2. 前記支持体部分(6)は、棒状の支持アーム(10)として形成されている、請求項1記載の綾振りエレメント。
  3. 前記中空室(8)は少なくとも部分的に、前記支持アーム(10)の内部に配置されている、請求項2記載の綾振りエレメント。
  4. 前記中空室(8)は少なくとも部分的に、前記ガイド部分(2)を有するガイドエレメント(11)により閉鎖されている、請求項記載の綾振りエレメント。
  5. 前記中空室(8)は、ヒートパイプ(13)の管壁(12)により囲されており、前記ヒートパイプ(13)は少なくとも部分的に、前記支持アーム(10)内に配置されている、請求項記載の綾振りエレメント。
  6. 前記ヒートパイプ(13)は、前記ガイド部分(2)を有するガイドエレメント(11)と熱伝導接続ている、請求項5記載の綾振りエレメント。
  7. 前記支持アーム(10)は、少なくとも1つの端面側の開口(14)を有していて、該開口(14)を介して、前記ヒートパイプ(13)は前記支持アーム(10)の外側に向かって延びている、請求項5又は6記載の綾振りエレメント。
  8. 前記ヒートパイプ(13)は、前記支持アーム(10)に取り外し可能に接続されている、請求項5から7までのいずれか1項記載の綾振りエレメント。
  9. 前記綾振りエレメント(1)は、冷却エレメント(18)を有しており、該冷却エレメント(18)は、好適には1つ又は複数の冷却リブ(19)を有しており、且つ前記冷却エレメント(18)は、前記ガイド部分(2)と熱伝導接続している、請求項から8までのいずれか1項記載の綾振りエレメント。
  10. 前記冷却エレメント(18)は、前記ヒートパイプ(13)を少なくとも部分的に包囲している、請求項9記載の綾振りエレメント。
  11. 前記冷却エレメント(18)は、前記ヒートパイプ(13)と直接に接続している、請求項9又は10記載の綾振りエレメント。
  12. 前記冷却エレメント(18)は、前記支持アーム(10)に取り付けられている、請求項9から11までのいずれか1項記載の綾振りエレメント。
  13. 紡績機であって、
    少なくとも1つの紡績ノズル(15)を有しており、該紡績ノズル(15)を用いて、該紡績ノズル(15)に供給された繊維集合体(16)から粗糸(3)を製造することができ、更に、
    前記紡績ノズル(15)により製造された前記粗糸(3)を巻き取るための巻取り装置(17)を有している、紡績機において、
    前記巻取り装置(17)は、請求項1から12までのいずれか1項記載の、可動に支持された綾振りエレメント(1)を有しており、前記粗糸(3)が、当該紡績機(26)の作動中に前記巻取り装置(17)によって巻管(4)に巻き取られる間、前記粗糸(3)を、前記綾振りエレメント(1)により綾振り案内することができることを特徴とする、紡績機。
  14. 前記巻取り装置(17)は、駆動装置(20)を用いて所定の回転軸線(22)を中心として回転運動させられる、巻管(4)を位置固定するための少なくとも1つの巻管ホルダ(21)を有しており、前記綾振りエレメント(1)の冷却エレメント(18)と前記回転軸線(22)との間の最小間隔(D)は、最大40cm、好適には最大30cm、特に好適には最大20cmである、請求項13記載の紡績機。
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