JPH0733050B2 - 回転ロールの冷却装置 - Google Patents

回転ロールの冷却装置

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JPH0733050B2
JPH0733050B2 JP2056157A JP5615790A JPH0733050B2 JP H0733050 B2 JPH0733050 B2 JP H0733050B2 JP 2056157 A JP2056157 A JP 2056157A JP 5615790 A JP5615790 A JP 5615790A JP H0733050 B2 JPH0733050 B2 JP H0733050B2
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JP
Japan
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roll
cooling
rolls
outer peripheral
peripheral surface
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2056157A
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JPH03256723A (ja
Inventor
正憲 蛭沼
和行 峯田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/53Auxiliary process performed during handling process for acting on performance of handling machine
    • B65H2301/5305Cooling parts or areas of handling machine

Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば粘着性フィルムの製造工程に用いられ
るいわゆる引取ロールのような回転ロールを冷却するた
めの装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば粘着性フィルムの製造工程においては、高
温度の押出金型から押出された成形材料を、外周面同士
を当接させて互いに逆方向に回転する一対の引取ロール
の間に注入し、その反注入側から製品としての粘着フィ
ルムを取出すようにしているが、前記引取ロールは成形
材料が高温度であることから、相当の高温度(例えば50
〜70℃)となる。
この場合、製品の成形速度が早くなると、熱の拡散が不
十分となり引取ロールの温度はさらに上昇する。
引取ロールの温度、特にその外周面の温度が過度に上昇
すると、該ロールと成形材料との剥離性が劣化するの
で、材料の粘着性が悪化し、製品の品質を低下させる。
これは夏季における熱拡散を十分に行い難い場合に特に
顕著なものとなる。
このため、従来のかかる製造工程では引取ロールの温度
上昇を防ぐべく、製品の成形速度の低下を余儀なくされ
ていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来手法では、当然のことながら
生産性の向上を期待することはできず、製品価格の引下
げも行なえない。
なお、引取ロールの外周面部は、剥離性ゴム材料により
形成されており、また、かかる粘着性フィルムの成形に
おいては他に代替材料を見出し難いものとなっている。
他方、引取ロールの温度上昇の防止手段として、該ロー
ルの内部に冷却媒体を流すようにする手法も考えられる
が、表面のゴム材料は熱伝導率が小なるため、引取ロー
ルを効率良く冷却することはできない。
本発明は、かかる従来技術の課題を解決すべくなされた
ものであり、引取りロールのような回転ロールの冷却を
容易かつ効率良く行ない得るようにした冷却装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成すべく、請求項1の構成は、
回転ロールの回転軸と略平行な回転軸を有し、少なくと
も前記回転ロールの外周面と当接する外周面部が熱的良
導体により形成され、該外周面部の内側に冷却媒体を流
すための流路が形成された冷却用ロールを設けたことを
特徴とする。
請求項2の構成は、請求項1記載の回転ロールの冷却装
置において、前記冷却用ロールは、前記回転ロールから
離間する方向に移動自在であることを特徴とする。
[作用] 請求項1の構成では、回転ロールの外周面には冷却用ロ
ールが接解しており、該冷却用ロールの外周面部は熱的
良導体で形成され、しかも、該外周面部の内側には常時
冷却媒体が流れているので、前記回転ロールは冷却用ロ
ールとの熱交換が十分になされ、適当な温度以下に保つ
ことができる。
請求項2の構成では、冷却用ロールは移動自在であるか
ら、回転ロールとの接触圧の調整が可能となって、さら
に高効率で回転ロールの冷却が行なえる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すものであり、本発明を
粘着性フィルムの製造装置に適用した場合を示す。
本製造装置は、装置フレーム1内に回転ロールとしての
一対の引取ロール2,3が剥離性ゴム材から成る外周面部2
A,3Aを接するように軸支されており、両ロール2,3の下
方には押出金型4が設けられ、両ロール2,3の上方には
ガイドロール5が設けられている。
一方、前記引取ロール2,3の近傍には夫々両ロール2,3の
回転軸と略平行な回転軸を有し、両ロール2,3の外周面
と接する外周面を有する冷却用ロール6,7が配設されて
いる。
前記冷却用ロール6,7の回転軸は支持アーム8,9に夫々軸
支されており、両アーム8,9の中間部は前記装置フレー
ム1のブラケット10,11に夫々枢支されている。また、
第2図に示すように、冷却用ロール6,7の各両端部には
ジョイント部6a,6bが取付けられており、(冷却用ロー
ル7についても同様)、各ジョイント部6a,6bには夫々
冷却水の導水管12、出水管13が連結されている。該導水
管12は温度計14を介して冷却水の給水管15に連結され、
出水管13は温度計14′を介して帰水管16に連結されてい
る。
前記冷却用ロール6,7は、熱的良導体である鋼材により
形成され、その外周面部6A,7Aの表面には防錆用のクロ
ムメッキが施されている一方、外周面部6A,7Aはロール
6,7の内部に形成された流路(図示省略)に流れる冷却
水により直接的に冷やされる。
本実施例は、上記のように構成されているので、押出金
型4から押出された成形材料20は回転する両引取ロール
2,3の間に注入され、その外周面部2A,3Aにて狭圧された
材料は粘着性フィルム21に成形され、該フィルム21はガ
イドロール5を介して次の処理工程へ走行する。
引取ロール2,3が回転すると、冷却用ロール6,7も連れ回
りし、ロール2,3の外周面部2A,3Aと冷却用ロール6,7の
外周面部6A,7Aとの熱交換が行なわれる。冷却用ロール
6,7は熱的良導体から成ると共に導水管12を介して流路
内に通水される冷却水により、常時冷却されているの
で、ロール6,7に畜熱されることはなく、引取ロール2,3
の熱は、常時拡散され該ロール2,3は所定の温度以下に
保たれる。
なお、冷却水の導入側、出水側温度は温度計14,14′に
より常時監視されている一方、ロール2,3とロール6,7と
の接触圧が不足するような場合には支持アーム8,9を矢
視A方に回動させる。
冷却用ロール6,7と引取ロール2,3との熱交換効率を高め
るためには接触するロール間の接触面積を広くする必要
があるが、そのためロール6,7の直径や長さを適宜設定
する。
また、冷却媒体たる冷却水は工業用水、水道水でもよい
が、冷却用専用水であればより好適である。
冷却用ロール6,8は本実施例では連れ回り駆動としてい
るが、回転駆動手段を設けて引取ロール2,3と同一回転
速度で回転させればさらに好適である。
[発明の効果] 以上のように請求項1の発明によれば、回転ロールの回
転軸と略平行な回転軸を有し、少なくとも前記回転ロー
ルの外周面と当接する外周面部が熱的良導体により形成
され、該外周面部の内側に冷却媒体を流すための流路が
形成された冷却用ロールを設けたので、回転ロールに蓄
積された熱を効率的に拡散することができ、回転ロール
の回転速度を所望に応じて高めることができ、特に、粘
着性フィルムの製造装置に好適であり、生産性の向上に
貢献することができる。
請求項2の構成によれば、請求項1記載の回転ロールの
冷却装置において、前記冷却用ロールは、前記回転ロー
ルから離間する方向に移動自在なので、回転ロールと冷
却用ロールとの接触圧を任意に変えることができ、仕様
に応じた冷却を効率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は冷却
用ロールの正面図である。 (符号の説明) 2,3……引取ロール(回転ロール)、6,7……冷却用ロー
ル、8,9……支持アーム、12……導水管、13……出水
管。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ロールの回転軸と略平行な回転軸を有
    し、少なくとも前記回転ロールの外周面と当接する外周
    面部が熱的良導体により形成され、該外周面部の内側に
    冷却媒体を流すための流路が形成された冷却用ロールを
    設けたことを特徴とする回転ロールの冷却装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の回転ロールの冷却装置にお
    いて、前記冷却用ロールは、前記回転ロールに対し離接
    自在であることを特徴とする回転ロールの冷却装置。
JP2056157A 1990-03-06 1990-03-06 回転ロールの冷却装置 Expired - Lifetime JPH0733050B2 (ja)

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JP2056157A JPH0733050B2 (ja) 1990-03-06 1990-03-06 回転ロールの冷却装置

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JP2056157A JPH0733050B2 (ja) 1990-03-06 1990-03-06 回転ロールの冷却装置

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JPH03256723A JPH03256723A (ja) 1991-11-15
JPH0733050B2 true JPH0733050B2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=13019258

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JP2056157A Expired - Lifetime JPH0733050B2 (ja) 1990-03-06 1990-03-06 回転ロールの冷却装置

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CH709698A1 (de) * 2014-05-27 2015-11-30 Rieter Ag Maschf Changierelement für eine Spinnmaschine sowie damit ausgestattete Spinnmaschine.
CN114589910A (zh) * 2022-01-20 2022-06-07 广东恒立电气自动化有限公司 一种水平旋转冷却辊

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JPH03256723A (ja) 1991-11-15

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