JP6692189B2 - ヒドロキシチロソール含有透明飲料 - Google Patents

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本発明は、ヒドロキシチロソールを配合した飲料に関する。
オリーブ(Olea europaea)は、モクセイ科オリーブ属に属する植物で、地中海地域をはじめとして広く栽培されている。その果実は、オリーブ油の抽出や食用として全世界で幅広く利用されており、食経験は非常に豊富である。
オリーブの果実には、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、アクテオシド等のポリフェノールが含まれており(非特許文献1、2)、オリーブ抽出物やそれらのポリフェノール成分は、動脈硬化作用(非特許文献3)、高血圧抑制作用(特許文献1)、骨重量減少抑制作用(非特許文献4)等を有することが報告されている。また、オリーブ抽出物は抗酸化、美白、皮膚の抗老化、抗腫瘍効果を有すること(特許文献2)が報告されている。
ヒドロキシチロソールは、オリーブに含まれる代表的なポリフェノール成分の一つであり、抗酸化活性を有することが知られている。抗酸化は、高血圧症、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病や、狭心症、心筋梗塞、脳循環障害、悪性腫瘍などの予防や改善に有用であることが一般に知られている。そのため、このような抗酸化活性を有する素材を含む飲食品の開発は強く期待されている。
特表2009−533365号公報 特開2002−186453号公報
J. Agric Food Chem, vol.52, pp479-484, 2004 J Agric Food Chem, vol.53, pp8963-8969, 2005 Atherosclerosis, vol.188, No.1, pp35-42, 2006 Clin Nutr, vol.25, No.5, 859-868, 2006
上述した通りヒドロキシチロソールは抗酸化活性を有しており、生活習慣病等の予防や改善において非常に有用な素材である。しかしながら、ヒドロキシチロソールには、特有のエグ味及び異臭があるために、飲料中に配合すると、飲料の嗜好性が著しく低下するという問題がある。例えば、ヒドロキシチロソールを含有する飲料は、光照射による劣化に伴って樹脂臭味等の異味が生じることがある。
そのため、本発明の課題は、ヒドロキシチロソールを含有しながらも飲みやすい飲料を提供することにある。
また、本発明は、ヒドロキシチロソールを含有した飲料において、ヒドロキシチロソールに起因するエグ味及び異臭を低減する方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、ヒドロキシチロソールを含有した飲料に対し、エタノールとプロピレングリコールとを含有させることにより、ヒドロキシチロソールに起因する好ましくない香味(具体的には、光劣化による樹脂臭味)を改善できることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明は、これに限定されるものではないが、以下に関する。
(1)ヒドロキシチロソール0.5〜50mg/100mLと、エタノール又はプロピレングリコールとを含む、飲料。
(2)ヒドロキシチロソール0.5〜50mg/100mLと、エタノール及びプロピレングリコールとを含む、飲料。
(3)エタノールを0.005〜1.5重量%含む、(1)又は(2)に記載の飲料。
(4)プロピレングリコールを0.005〜1.5重量%含む、(1)〜(3)のいずれかに記載の飲料。
(5)ヒドロキシチロソールとエタノールとの重量比([ヒドロキシチロソール]/[エタノール])が0.1〜2000である、(1)〜(4)のいずれかに記載の飲料。
(6)ヒドロキシチロソールとプロピレングリコールとの重量比([ヒドロキシチロソール]/[プロピレングリコール])が0.1〜2000である、(1)〜(5)のいずれかに記載の飲料。
(7)エタノールとプロピレングリコールとの重量比([エタノール]/[プロピレングリコール])が0.01〜100である、(2)〜(6)のいずれかに記載の飲料。
(8)前記飲料が透明な飲料である、(1)〜(7)のいずれかに記載の飲料。
(9)ヒドロキシチロソールを0.5〜50mg/100mL含む飲料の香味を改善する方法であって、エタノール又はプロピレングリコールを配合する工程を含む、前記方法。
本発明によって、抗酸化活性を有する飲料を提供することができる。そして、本発明によって、ヒドロキシチロソールを含有していながらも、エグ味や異臭などのヒドロキシチロソールに起因する好ましくない香味(例えば、光劣化による樹脂臭味)が改善された飲料を提供することができる。本発明の飲料はまた、血流の改善にも有用である。
本発明は、ヒドロキシチロソール、エタノール及びプロピレングリコールを含む飲料である。
(ヒドロキシチロソール)
ヒドロキシチロソール(hydroxytyrosol)は、オリーブ等の植物に含まれているポリフェノールの一種である。ヒドロキシチロソールの構造式は下記の通りであり、その別名は4-(2-Hydroxyethyl)-1,2-benzenediolと称される。また、ヒドロキシチロソールのCAS登録番号は10597−60−1である。
ヒドロキシチロソールは、非常に強い抗酸化作用を有するのみならず、悪玉コレステロールであるLDLがさらに悪化した酸化LDLになることを防ぐ作用を有することも知られている。また、ヒドロキシチロソールは血流改善作用を有することも知られている。
ヒドロキシチロソールは、市販されているものを用いてもよいし、自体公知の方法を用いて自ら調製したもの、例えば、水や油等の溶媒を用いてオリーブ等の植物から単離及び精製したもの、を用いてもよく、特に制限されない。また、ヒドロキシチロソールを含有する植物抽出物を利用することもできる。
また、本発明においてヒドロキシチロソールは配糖体であってもよい。本明細書において「配糖体」とは、糖の水酸基が非糖質化合物と結合してできる化合物をいう。配糖体における糖は、単糖であってもよく、或いは二糖又はそれ以上の複数の糖であってもよく、特に限定されない。糖の種類も特に限定されず、グルコース、マンノース、ガラクトース、フコース、ラムノース、アラビノース、キシロース等のアルドース、フルクトース等のケトース、グルクロン酸、ガラクツロン酸、マンヌロン酸等のウロン酸、アピオース、ルチノース等が挙げられる。また、配糖体に用いられる糖はD体であってもよいし、L体であってもよい。
本発明の飲料は、0.5〜50mg/100mLのヒドロキシチロソールを含有する。抗酸化効果や血流改善効果を得る観点からは0.5mg/100mL以上のヒドロキシチロソールを含有することが好ましいが、0.5mg/100mL以上のヒドロキシチロソールを含有する飲料は後味が悪くなる傾向にある。特に0.8mg/100mL以上のヒドロキシチロソールを含有する飲料は、光照射による劣化に伴って異味(樹脂臭味)が生じる傾向にある。本発明の飲料におけるヒドロキシチロソールの含有量は、好ましくは0.5〜5mg/100mL、より好ましくは0.5〜2.5mg/100mLである。ヒドロキシチロソールが配糖体や水和物等の形態にある場合は、これを遊離体(フリー体)に換算した上で上記含有量を算出するものとする。本発明におけるヒドロキシチロソールの含有量は、当業者に公知の方法に従って測定することができ、例えば、LC−MS/MS、HPLC等を用いて適宜条件を設定して測定することができる。
(エタノール、プロピレングリコール)
本発明の飲料は、エタノール及び/又はプロピレングリコールを含有する。本発明の飲料におけるエタノールの含有量は、特に限定されないが、通常0.005〜1.5重量%であり、好ましくは0.01〜1重量%、より好ましくは0.05〜0.5重量%である。また、本発明の飲料におけるプロピレングリコールの含有量は、特に限定されないが、通常0.005〜1.5重量%であり、好ましくは0.01〜1重量%、より好ましくは0.05〜0.5重量%である。本明細書において「重量%」とは、特に断りのない限り、重量/容量(w/v)の重量%を意味する。
本発明の飲料におけるヒドロキシチロソールとエタノールとの重量比([ヒドロキシチロソール]/[エタノール])は、特に限定されないが、通常0.1〜2000であり、好ましくは0.5〜1000、より好ましくは1〜300である。また、本発明の飲料におけるヒドロキシチロソールとプロピレングリコールとの重量比([ヒドロキシチロソール]/[プロピレングリコール])は、特に限定されないが、通常0.1〜2000であり、好ましくは0.5〜1000、より好ましくは1〜300である。
エタノール及びプロピレングリコールは、その重量比([エタノール]/[プロピレングリコール])が0.01〜100となるように含有させることができる。また、その重量比は、好ましくは0.02〜50、より好ましくは0.1〜10である。
エタノール及びプロピレングリコールはまた、ヒドロキシチロソールとの重量比([ヒドロキシチロソール]/[エタノール]及び[プロピレングリコール])が0.05〜1000となるように含有させることができる。また、その重量比は、好ましくは0.25〜500、より好ましくは0.5〜150である。
飲料中のエタノール及びプロピレングリコールの含有量は、当業者に公知の高速液体クロマトグラフィー(HPLC)等を利用して測定することができる。
本発明は、別の観点からは、ヒドロキシチロソールを0.5〜50mg/100mL含有する飲料において、エタノール又はプロピレングリコールを配合する工程を含む、飲料の香味を改善する方法に関する。
(飲料)
本発明の飲料における、飲料の種類は特に限定されず、炭酸飲料、非炭酸飲料、アルコール飲料、非アルコール飲料、スポーツ飲料、栄養飲料、機能性飲料、ニアウォーター系飲料などいずれであってもよい。
本発明の飲料は、透明な飲料であることが好ましい。「透明な飲料」とは、いわゆるスポーツドリンクのような白濁や、混濁果汁のような濁りがなく、水のように視覚的に透明な飲料であることをいう。飲料の透明度は、例えば、液体の濁度を測定する公知の手法を用いることにより、数値化することができる。例えば、紫外可視分光光度計(UV−1600(株式会社島津製作所製)など)を用いて測定した波長660nmにおける吸光度が、0.06以下であるものを「透明」と呼ぶことができる。
飲料の色は特に限定されず、上述の透明さを保持していれば、有色であってもかまわない。飲料の色は、例えば、物体の色差を測定する公知の手法を用いることによって数値化することができる。例えば、測色色差計(ZE2000(日本電色工業株式会社製)など)を用いて純水を基準として測定した際の透過光のΔE値が3.5以下である場合を「無色」と呼ぶことができる。好ましくは、ΔE値は2.3以下である。
本発明の飲料は、上記に示した各種成分のほか、飲料の種類に応じて、各種添加剤等が配合されていてもよい。各種添加剤としては、例えば、上記以外の糖類等の甘味料、酸味料、香料、ビタミン、色素類、酸化防止剤、乳化剤、保存料、エキス類、食物繊維、pH調整剤、品質安定剤等が挙げられる。
本発明の飲料は、上述した成分を適宜配合することにより製造することができる。また、本発明の飲料は、必要に応じて殺菌等の工程を経て、容器詰め飲料とされる。例えば、飲料を容器に充填した後に加熱殺菌等を行う方法や、飲料を殺菌してから無菌環境下で容器に充填する方法により、殺菌された容器詰め飲料を製造することができる。
容器の種類は特に限定されず、PETボトル、缶、瓶、紙パックなどを挙げることができる。なかでも、無色透明な容器、例えばPETボトルや瓶は、容器中の飲料の色味が外部から視認しやすく、飲料が透明であればその外観を容器詰めの状態で確認できることから、好ましいといえる。
以下、実験例及び実施例を示して本発明の詳細を具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。また、本明細書において、特に記載しない限り、数値範囲はその端点を含むものとして記載される。
(1)エタノール添加の検討
オリーブ果実抽出物 HT−6(エーザイフード・ケミカル社)を用いて、評価用の飲料(サンプル)を作製した。具体的には、前記オリーブ果実抽出物及びエタノール(ナカライテスク社)を、ヒドロキシチロソール及びエタノールの含有量が下記の表1に記載の量(濃度)となるように水に溶解して、合計100mLの各飲料を調製した。なお、前記オリーブ果実抽出物にはヒドロキシチロソールが6%(w/w)含まれているものとして、前記オリーブ果実抽出物の添加量を計算した。調製した飲料はいずれも無色透明であることを目視にて確認した。その後、各飲料を無色透明のPET容器に充填し、7.5kW スーパーキセノンウェザーメーター(スガ試験機株式会社)を用いて180Wh/mで紫外線を2時間20分照射した。
紫外線照射後の各飲料について、十分に訓練を受けた3名の専門パネリストにより、香味の官能評価を行った。評価を行った際の各飲料の温度は約20℃とした。香味については、樹脂様の味の観点から主に評価した。具体的には、下記の通りとした。
1点:樹脂様の味わいが強い、又はアルコールが強すぎる。
2点:樹脂様の味わいを感じる、又はアルコールを感じる。
3点:樹脂様の味わいをやや感じる、又はアルコールをやや感じる。
4点:樹脂様の味わいをほぼ感じない。
5点:樹脂様の味わいを感じない。
その結果を表1に示す。ヒドロキシチロソールを0.5〜10mg/100mL以上含む飲料に関しては、エタノールを0.01重量%以上加えると樹脂様の味わいを感じないものが多く見られた。特にエタノールを0.01〜0.5重量%加えた場合は、香味の改善について顕著な効果が見られた。また、ヒドロキシチロソールを50mg/100mL含む飲料でも、エタノールを加えることによって樹脂様の味わいの改善効果が見られた。このようにエタノールは、ヒドロキシチロソールの低濃度領域では香味改善作用を十分に発揮し、ヒドロキシチロソールの高濃度領域でもその効果は得られることがわかった。
(2)プロピレングリコール添加の検討
オリーブ果実抽出物 HT−6(エーザイフード・ケミカル社)を用いて、評価用の飲料(サンプル)を作製した。具体的には、前記オリーブ果実抽出物及びプロピレングリコール(ナカライテスク社)を、ヒドロキシチロソール及びプロピレングリコールの含有量が下記の表2に記載の量(濃度)となるように水に溶解して、合計100mLの各飲料を調製した。なお、前記オリーブ果実抽出物にはヒドロキシチロソールが6%(w/w)含まれているものとして、前記オリーブ果実抽出物の添加量を計算した。調製した飲料はいずれも無色透明であることを目視にて確認した。その後、各飲料を無色透明のPET容器に充填し、7.5kW スーパーキセノンウェザーメーター(スガ試験機株式会社)を用いて180Wh/mで紫外線を2時間20分照射した。
紫外線照射後の各飲料について、上記と同様の方法により香味の官能評価を行った。
その結果を表2に示す。ヒドロキシチロソールを0.5〜10mg/100mL以上含む飲料に関しては、プロピレングリコールを0.01重量%以上加えると樹脂様の味わいを感じないものが多く見られた。特にプロピレングリコールを0.01〜0.5重量%加えた場合は、香味の改善について顕著な効果が見られた。また、ヒドロキシチロソールを50mg/100mL含む飲料でも、プロピレングリコールを加えることによって樹脂様の味わいの改善効果が見られた。このようにプロピレングリコールは、ヒドロキシチロソールの低濃度領域では香味改善作用を十分に発揮し、ヒドロキシチロソールの高濃度領域でもその効果は得られることがわかった。

Claims (9)

  1. ヒドロキシチロソール0.5〜50mg/100mLと、エタノール0.005〜1重量%又はプロピレングリコール0.005〜1重量%とを含む、飲料。
  2. ヒドロキシチロソール0.5〜50mg/100mLと、エタノール0.005〜1重量%及びプロピレングリコール0.005〜1重量%とを含む、飲料。
  3. ヒドロキシチロソールとエタノールとの重量比([ヒドロキシチロソール]/[エタノール])が0.1〜2000である、請求項1又は2に記載の飲料。
  4. ヒドロキシチロソールとプロピレングリコールとの重量比([ヒドロキシチロソール]/[プロピレングリコール])が0.1〜2000である、請求項1〜のいずれか1項に記載の飲料。
  5. エタノールとプロピレングリコールとの重量比([エタノール]/[プロピレングリコール])が0.01〜100である、請求項2〜のいずれか1項に記載の飲料。
  6. 前記飲料が、波長660nmにおける吸光度が0.06以下の透明な飲料である、請求項1〜のいずれか1項に記載の飲料。
  7. 純水を基準として測定した際の透過光のΔE値が3.5以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の飲料。
  8. 無色透明な容器に充填された容器詰め飲料である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の飲料。
  9. ヒドロキシチロソールを0.5〜50mg/100mL含む飲料の香味を改善する方法であって、エタノールを0.005〜1重量%、又はプロピレングリコールを0.005〜1重量%配合する工程を含む、前記方法。
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