JP6692065B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、より詳細には、導光板を備えた照明器具に関する。
従来、導光板を備えた照明器具が提供されている。たとえば、特許文献1記載の照明器具は、LED光源部の光を導光板を介して照射するように構成されている。特許文献1記載の照明器具(以下、従来例という)は、吊りボルトに固定されて天井仕上げ材の上(天井裏)に配置される器具本体と、器具本体内に収納されるLED光源部と、器具本体に支持される導光板とを備えている。器具本体は、長尺の矩形箱状に形成されている。導光板は、長尺の矩形板状に形成されている。器具本体は、導光板の上端部分を厚み方向から挟み込むようにして導光板を支持している。LED光源部は、器具本体内において導光板の上端面と対向して配置されている。なお、導光板は、天井仕上げ材に設けられた長尺の孔を通して、室内側に配置される。
特開2015−32395号公報
ところで、特許文献1記載の従来例の構成では、導光板から出射される光束の配光特性を制御し難く、配光特性の制御のしやすさの向上が望まれている。
本発明の目的は、配光特性の制御のしやすさの向上を図ることができる照明器具を提供することである。
本発明の一態様に係る照明器具は、導光板と、前記導光板を支持する支持部材と、光源とを備えている。前記支持部材は、第1支持板及び第2支持板と、前記第1支持板及び前記第2支持板が前記導光板の第1端部を前記導光板の厚み方向から挟んだ状態で前記第1支持板及び前記第2支持板を前記導光板と連結する1つ又は複数の連結具とを有している。前記第1支持板及び前記第2支持板のうちの少なくともいずれか一方の支持板は、前記導光板から離れる向きに突出する反射板を有している。前記導光板は、長尺の板状に形成されている合成樹脂成形体からなる。前記複数の連結具は、前記導光板を厚み方向に貫通する複数の貫通孔と、前記第1支持板及び前記第2支持板のそれぞれを厚み方向に貫通する複数の挿通孔とにそれぞれ挿通され、かつ、前記複数の貫通孔及びに前記複数の挿通孔のそれぞれに対して抜け止めされている。前記複数の挿通孔のうち、前記第1支持板及び前記第2支持板の長手方向の両端に近い場所に配置されている少なくとも2つの前記挿通孔は、長軸方向が前記第1支持板及び前記第2支持板の長手方向と平行する長円形状に形成されている。前記複数の挿通孔のうち、前記第1支持板及び前記第2支持板の長手方向の中央に近い位置に配置されている前記挿通孔は、長軸方向が前記第1支持板及び前記第2支持板の短手方向と平行する長円形状に形成されている。
本発明の一態様に係る照明器具は、配光特性の制御のしやすさの向上を図ることができるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図2は、同上の照明器具における点灯ユニットの斜視図である。 図3は、同上の照明器具の正面図である。 図4は、同上の照明器具の下面図である。 図5は、同上の照明器具の平面図である。 図6は、同上の照明器具の左側面図である。 図7Aは、同上の照明器具における第1挿通孔及び鋲の正面図である。図7Bは、同上の照明器具における第2挿通孔及び鋲の正面図である。 図8は、同上の照明器具の変形例の左側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具1について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態に係る照明器具1(以下、照明器具1と略す)は、図1〜図6に示すように、導光板4と、導光板4を支持する支持部材5と、光源(後述するLED60)とを備えている。また、照明器具1は、器具本体2、電源ブロック7及び一対の取付ばねブロック8を備えることが好ましい。ただし、以下の説明では、特に断りのない限り、図1において、照明器具1の上下、左右及び前後の各方向を規定する。
器具本体2は、長尺の矩形箱状に形成されている。器具本体2は、天板20と、一対の第1側板21と、第2側板22とを有する。天板20は、長尺の矩形板状に形成されている。一対の第1側板21はそれぞれ、長尺の矩形板状に形成され、天板20の前端及び後端から左右方向の全長に渡って下向きに突出するように形成されている。第2側板22は、矩形板状に形成され、天板20の右端から前後方向の全長に渡って下向きに突出するように形成されている。ただし、一対の第1側板21及び第2側板22のそれぞれの下端部分は、外向きに曲げ起こされている。
天板20は、長手方向のほぼ中央に、電源ブロック7が挿通される矩形の挿通孔200が設けられている。また、天板20は、複数(たとえば、3つ)のボルト挿通孔201が挿通孔200の両側に設けられている。さらに、天板20は、長手方向(左右方向)の両端近くに、一対のばね取付孔202がそれぞれ設けられている(図5参照)。これら一対のばね取付孔202は、長軸方向が天板20の幅方向(前後方向)に平行する長円形に形成されることが好ましい(図5参照)。また、天板20の上面に端子台24が取り付けられている(図3及び図5参照)。端子台24は、電力系統(商用の交流電源)からの給電路となる電源線が電気的に接続される。なお、天板20と一対の第1側板21と第2側板22とは、鋼板などの金属板が曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。ここで、器具本体2の左端は、他の照明器具(照明器具1と同一の構造を有する照明器具)が連結されることを考慮して開放されている。そのため、天板20の左端に、他の照明器具の天板を連結するための連結金具23が取り付けられることが好ましい。ただし、他の照明器具が連結されない場合、器具本体2の長手方向(左右方向)の両端が一対の第2側板22によってそれぞれ閉塞されていても構わない。
照明器具1は、点灯ユニット3を備えることが好ましい。点灯ユニット3は、導光板4、支持部材5、光源ユニット6、電源ブロック7及び一対の取付ばねブロック8で構成されている。
導光板4は、図1、図2に示すように、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料によって、長尺の矩形板状に形成されることが好ましい。導光板4は、上部の長手方向(左右方向)の中央と両端近くの3箇所に円形の挿通孔40がそれぞれ設けられている。これら3つの挿通孔40は、導光板4を厚み方向(前後方向)に貫通している。なお、導光板4は、前面及び後面のそれぞれの表面に細かな凹凸が形成されることが好ましい。
光源ユニット6は、多数のLED(発光ダイオード)60と、長尺の矩形板状に形成されている基板61とを有している(図2及び図6参照)。基板61の下面に、多数のLED60が長手方向に沿って1列に並べられた状態で実装されている。基板61の下面には、これら多数のLED60同士を電気的に接続する導体(プリント配線)が形成され、かつ、導体を電源ブロック7の電源ユニット70に電気的に接続するためのコネクタ62が実装されている(図6参照)。
電源ブロック7は、電源ユニット70、ブロックケース71などを有している。電源ユニット70は、長尺のプリント配線板に種々の電子部品が実装された回路ブロック700と、回路ブロック700を収容する電源ケース701とを有している(図1及び図2参照)。回路ブロック700は、電力系統から端子台24を経由して供給される交流電圧及び交流電流を直流電圧及び直流電流に変換するように構成されている。そして、回路ブロック700から出力される直流電圧及び直流電流が光源ユニット6に供給されてLED60が点灯する。
ブロックケース71は、矩形板状の取付板710と、取付板710の上端から左右方向に沿って前方へ突出する上板711と、取付板710の左端に沿って前方へ突出する側板712と、上板711の前端から下向きに突出する前板713とを有している。ただし、これらの取付板710、上板711、側板712及び前板713は、鋼板などの金属板が曲げ加工されて一体に形成されることが好ましい。取付板710の前面に電源ユニット70(の電源ケース701)がねじ止めされて取り付けられる。また、取付板710の前面における右端に、信号線用の端子台72が取り付けられている。信号線は、外部のコントローラなどから調光信号が伝送される伝送媒体である。電源ユニット70は、端子台72を経由して調光信号を受け取り、受け取った調光信号に応じて、回路ブロック700から供給する直流電圧及び直流電流を調整して光源ユニット6を調光する。
一対の取付ばねブロック8は同一の構成を有している。取付ばねブロック8は、図2に示すように、取付ばね80、ばね保持具(図示せず)及びばね取付金具81などを有している。取付ばね80は、ねじりコイルばねで構成されている。取付ばね80は、ソレノイド状のコイル部800と、一対の長尺の腕801とを有する。ばね取付金具81は、矩形板状の主片810と、主片810の左右両端から上向きに立ち上がる一対の側片811と、主片810の前後両端から下向きに立ち下がる一対の固定片812とを有している。ただし、主片810、一対の側片811及び一対の固定片812は、鋼板などの金属板が曲げ加工されて一体に形成されることが好ましい。ばね保持具は、取付ばね80のコイル部800を保持した状態でばね取付金具81の主片810に固定される。
支持部材5は、第1支持板50A及び第2支持板50Bと、第1反射板51A及び第2反射板51Bとを有している(図2参照)。支持部材5は、収容部52を更に有することが好ましい。収容部52は、概ね長尺の角筒状に形成されている。収容部52は、光源ユニット6を内部に収容している。光源ユニット6の基板61が収容部52内の上面にねじ止めされている(図2及び図6参照)。収容部52は、前後方向の中央に、長手方向に沿った直線状の溝520が形成されている。そして、収容部52に収容されている光源ユニット6の全てのLED60が、上下方向に沿って溝520と対向している(図6参照)。
第1支持板50A及び第2支持板50Bはそれぞれ、収容部52の溝520の前端縁及び後端縁から左右方向の全長に渡って下向きに突出している。第1支持板50A及び第2支持板50Bはそれぞれ、長尺の矩形板状に形成されている。また、第1支持板50A及び第2支持板50Bはそれぞれ、長手方向の両端近くに2つの挿通孔(第1挿通孔という)500が設けられ、長手方向の中央に1つの挿通孔(第2挿通孔という)501が設けられている。2つの第1挿通孔500はそれぞれ、第1支持板50A及び第2支持板50Bの長手方向に長軸方向を平行させた長円形に形成されることが好ましい(図7A参照)。また、第2挿通孔501は、第1支持板50A及び第2支持板50Bの短手方向(上下方向)に長軸方向を平行させた長円形に形成されることが好ましい(図7B参照)。
第1反射板51Aは、第1支持板50Aの下端から斜め前方下向きに突出している。また、第2反射板51Bは、第2支持板50Bの下端から斜め後方下向きに突出している(図2参照)。第1反射板51A及び第2反射板51Bはそれぞれ、長尺の矩形板状に形成されている。ただし、第1反射板51A及び第2反射板51Bはそれぞれ、先端(下端)が斜め上向きに折り返されている。
ここで、第1支持板50A及び第1反射板51Aは、溝520の前方に位置する収容部52の下側の壁と一体に形成されることが好ましい。また、第2支持板50B及び第2反射板51Bは、溝520の後方に位置する収容部52の下側の壁と一体に形成されることが好ましい。さらに、収容部52は、溝520の前後両側に位置する下側の壁を除いた上側の壁及び前後両側の壁が一体に形成されて構成されることが好ましい。そして、これら3つの部材は、ねじ止めなどの適宜の方法で互いに結合されて支持部材5を構成している。
支持部材5は、第1支持板50Aと第2支持板50Bの間に挟み込むようにして導光板4を支持する。より詳細には、収容部52の溝520に導光板4の上部(第1端部)が差し込まれた状態で、第1支持板50A及び第2支持板50Bと導光板4の上部とが3つの連結具53で連結される。これら3つの連結具53はそれぞれ、頭付きの鋲(スタッド)530と、ナット(押込み板ばねナット)531とで構成されている(図6参照)。3つの鋲530の軸5300がそれぞれ、第2支持板50Bの2つの第1挿通孔500及び1つの第2挿通孔501に挿通される(図6、図7A及び図7B参照)。これらの軸5300の外周面に、周方向に沿って溝が形成されている。3つのナット531は、第1支持板50Aの第1挿通孔500及び第2挿通孔501から突出する3つの軸5300の溝にそれぞれ嵌め込まれる。つまり、3つの鋲530は、第1支持板50A及び第2支持板50Bの3つの挿通孔500、501と導光板4の3つの挿通孔40とに軸5300が挿通された状態で3つのナット531によって抜け止めされる。その結果、導光板4は、第1支持板50Aと第2支持板50Bに、上部(第1端部)が厚み方向(前後方向)から挟み込まれた状態で支持される(図2及び図6参照)。
ここで、支持部材5(第1支持板50A及び第2支持板50B)に支持された導光板4の上面が光源ユニット6の全てのLED60と正対している(図6参照)。したがって、光源ユニット6のLED60から放射される光(光束)のほぼ全てが導光板4の上面(以下、入射面ともいう)から導光板4内に入射する。導光板4に入射した光は導光板4内を進行しながら、導光板4の表面から導光板4の外に出射する。なお、以下の説明では、導光板4の前面、後面、左側面、右側面及び下面を総称して、導光板4の表面と呼ぶ場合がある。
支持部材5の収容部52の左右両端に、2つの取付ばねブロック8がそれぞれ1つずつ取り付けられる(図1及び図2参照)。2つの取付ばねブロック8は、ばね取付金具81の一対の固定片812が、収容部52の前後両側の壁にそれぞれねじ止めされることで収容部52に取り付けられている(図1及び図2参照)。また、電源ブロック7は、ブロックケース71の取付板710及び前板713のそれぞれの下部が、収容部52の前後両側の壁にそれぞれねじ止めされることで収容部52に取り付けられている(図1及び図2参照)。
次に、照明器具1の施工作業の手順を説明する。まず、施工作業を行う作業者は、天井仕上げ材10に設けられている埋込孔11に器具本体2を挿入する(図6参照)。さらに、作業者は、建物の躯体に下向きに埋め込まれている複数本の吊りボルトを器具本体2の天板20の複数のボルト挿通孔201にそれぞれ挿通し、これら複数の吊りボルトにナットを締め付けることで器具本体2を複数本の吊りボルトに取り付ける。このとき、器具本体2の第1側板21及び第2側板22と埋込孔11との隙間は、外向きに曲げ起こされた第1側板21及び第2側板22の下端部分によって目隠しされる(図6参照)。また、作業者は、器具本体2の天板20に取り付けられている端子台24に、電力系統からの電源線を電気的に接続する。
続いて、作業者は、2つの取付ばね80の一対の腕801を器具本体2の天板20に設けられている2つのばね取付孔202(図5参照)にそれぞれ挿通する。このとき、2つの取付ばね80の一対の腕801の先端に設けられている一対の引掛部802が、天板20の上面における2つのばね取付孔202の周辺部分に引っ掛かる。その結果、点灯ユニット3は、2つの取付ばね80により、天板20に吊り下げられた状態で器具本体2に仮保持される。作業者は、点灯ユニット3を器具本体2に仮保持させた状態で、器具本体2の端子台24と電源ユニット70を電線(図示せず)で電気的に接続する。
最後に、作業者は、点灯ユニット3を押し上げて器具本体2内に収納する。すると、2つの取付ばね80の一対の腕801が前後方向に広がり、天板20の2つのばね取付孔202の前後両端の縁に引っ掛かる(図5参照)。その結果、点灯ユニット3は、器具本体2内に収容された状態で、2つの取付ばね80のばね力によって器具本体2に支持される(図3〜図6参照)。照明器具1は、上述のようにして、天井仕上げ材10の埋込孔11に埋め込まれた状態で施工される。
ここで、照明器具1は、電源ユニット70から給電させることによって光源ユニット6を点灯する。光源ユニット6(のLED60)から放射される光は、導光板4の入射面から導光板4内に入射し、導光板4内を導光されながら導光板4の表面から出射する。なお、導光板4の第1端部の前面及び後面は第1支持板50A及び第2支持板50Bにそれぞれ覆われている。したがって、導光板4の第1端部の前面及び後面から出射する光は、第1支持板50A及び第2支持板50Bのそれぞれの導光板4と接する面で反射されて導光板4内に戻る。ただし、第1支持板50A及び第2支持板50Bのそれぞれの導光板4と接する面は、凹凸の少ない滑らかな面(反射率の高い面)とされることが好ましい。
導光板4の表面から出射する光は、導光板4の表面に形成されている細かな凹凸によって拡散される。導光板4の表面のうち、導光板4の前面及び後面から出射され、かつ、拡散された光の一部は、器具本体2内に向かって進行する。そして、器具本体2内に向かって進行した光は、器具本体2内に配置されている第1反射板51A及び第2反射板51Bのそれぞれの反射面(下面)で反射される。これらの反射面で反射された光は、照明器具1の下方に照射される。つまり、照明器具1は、反射板51A、51Bを有しているので、反射板51A、51Bの寸法や傾斜角などに応じて、導光板4から出射される光(光束)の配光特性の制御のしやすさの向上を図ることができる。ただし、支持部材5は、反射板(第1反射板51A又は第2支持板50B)を1つだけ有していても構わない。また、第1反射板51A及び第2反射板51Bの傾斜角は、0[°]よりも大きく、かつ、180[°]よりも小さい角度の範囲において、所望の配光特性に応じた角度とされることが好ましい。なお、第1反射板51A及び第2反射板51Bの傾斜角は、第1反射板51A及び第2反射板51Bの反射面の法線が導光板4の前面及び後面の法線となす角である。
ところで、導光板4は、アクリル樹脂などの合成樹脂材料により、長尺の板状に形成されている。一方、導光板4を支持する支持部材5は鋼板などの金属材料で長尺の板状に形成されている。導光板4及び支持部材5は、点灯中の光源ユニット6及び電源ユニット70が発する熱を受けて膨張する。しかしながら、合成樹脂成形体からなる導光板4は、金属製の支持部材5に比較して熱膨張率(線膨張率)が2桁ほど大きい。そのため、導光板4が熱膨張で伸縮する量(長さ)は、支持部材5が熱膨張で伸縮する量(長さ)よりも大きくなる。そこで、照明器具1では、第1支持板50A及び第2支持板50Bの長手方向(左右方向)の両端の挿通孔(第1挿通孔500)が、長手方向に平行な長軸を有する長円形に形成されている。したがって、照明器具1は、導光板4の伸縮量が支持部材5の伸縮量よりも大きい場合であっても、支持部材5から連結具53を介して導光板4に加わる応力の低減を図ることができる。なお、照明器具1では、第1支持板50A及び第2支持板50Bの長手方向(左右方向)の中央の挿通孔(第2挿通孔501)が、短手方向(上下方向)に平行な長軸を有する長円形に形成されている。したがって、導光板4及び支持部材5は、第2挿通孔501に挿通されている連結具53を支点として長手方向に伸縮する。なお、導光板4及び支持部材5は、2つの第1挿通孔500にそれぞれ挿通されている2つの連結具53を支点として、第2挿通孔501の長軸方向(上下方向)に伸縮する。
ここで、照明器具1は、導光板4の下端を器具本体2の下面(開口面)から突出させている(図3及び図6参照)。そのため、照明器具1は、導光板4から出射する光を照明器具1の周囲の広い範囲に照射することができる。
ただし、本実施形態の変形例に係る照明器具1のように、導光板4の下端を第1反射板51A及び第2反射板51Bのそれぞれの先端(下端)よりも先(下)に突出させなくてもよい(図8参照)。変形例に係る照明器具1は、導光板4の下端を第1反射板51A及び第2反射板51Bの下端よりも下に突出させていない。言い換えると、変形例に係る照明器具1は、導光板4を器具本体2の内部に収容している。そのため、変形例に係る照明器具1は、導光板4から出射する光を導光板4の直下及びその周辺の比較的に狭い範囲に照射することができる。
照明器具1は上述のように、導光板4と、導光板4を支持する支持部材5と、光源(LED60)とを備えている。支持部材5は、第1支持板50A及び第2支持板50Bを有している。支持部材5は、第1支持板50A及び第2支持板50Bが導光板4の第1端部(上端部)を導光板4の厚み方向(前後方向)から挟んだ状態で第1支持板50A及び第2支持板50Bを導光板4と連結する1つ又は複数の連結具53を有している。第1支持板50A及び第2支持板50Bのうちの少なくともいずれか一方の支持板は、導光板4から離れる向きに突出する反射板(第1反射板51A、第2反射板51B)を有している。
照明器具1が上述のように構成されれば、導光板4から出射する光(光束)を反射板(第1反射板51A、第2反射板51B)に反射させるので、反射板(第1反射板51A、第2反射板51B)の大きさや傾斜角などを変えることで配光特性を制御することができる。その結果、照明器具1は、反射板(第1反射板51A及び第2反射板51B)を有しない場合と比較して、配光特性の制御のしやすさの向上を図ることができる。
また、照明器具1において、反射板(第1反射板51A、第2反射板51B)は、導光板4から離れるに連れて、第1端部(上端部)と反対の導光板4の第2端部(下端部)に近付く向きに傾斜するように構成されていることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、導光板4から出射する光を導光板4の下方に集光させることができる。
さらに、照明器具1において、一面(下面)が開口した箱状に形成され、支持部材5及び光源(LED60)を内部に収容する器具本体2を備えることが好ましい。導光板4は、少なくとも一部(第2端部)を器具本体2の下面から突出させるように構成されていることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、導光板4から出射する光を照明器具1の周囲の広い範囲に照射することができる。
また、照明器具1において、一面(下面)が開口した箱状に形成され、支持部材5及び光源(LED60)を内部に収容する器具本体2を備えることが好ましい。導光板4は、器具本体2の内部に収容されることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、導光板4の第2端部(下端部)が器具本体2の下面から突出せず、導光板4から出射する光を導光板4の直下及びその周辺の比較的に狭い範囲に照射することができる。
さらに、照明器具1において、導光板4は、長尺の板状に形成されている合成樹脂成形体からなることが好ましい。複数の連結具53は、導光板4を厚み方向に貫通する複数の貫通孔(挿通孔40)と、第1支持板50A及び第2支持板50Bのそれぞれを厚み方向に貫通する複数の挿通孔(第1挿通孔500及び第2挿通孔501)にそれぞれ挿通されることが好ましい。さらに、複数の連結具53は、第1挿通孔500及び第2挿通孔501に対して抜け止めされることが好ましい。複数の挿通孔のうち、第1支持板50A及び第2支持板50Bの長手方向の両端に近い場所に配置されている少なくとも2つの第1挿通孔500は、長軸方向が第1支持板50A及び第2支持板50Bの長手方向と平行する長円形状に形成されていることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、熱膨張によって導光板4が長手方向に沿って伸縮する際、連結具53を介して第1支持板50A及び第2支持板50Bから受ける応力の低減を図ることができる。
また、照明器具1において、一面(下面)が開口した箱状に形成され、支持部材5及び光源(LED60)を内部に収容する器具本体2を備えることが好ましい。第1支持板50Aは、導光板4から離れる向きに突出する第1反射板51Aを有することが好ましい。第2支持板50Bは、導光板4から離れる向きに突出する第2反射板51Bを有することが好ましい。第1反射板51A及び第2反射板51Bはそれぞれ、導光板4から離れるに連れて、導光板4の第2端部(下端部)に近付く向きに傾斜するように構成されていることが好ましい。導光板4は、少なくとも一部(下端部)を器具本体2の下面(開口面)から突出させるように構成されていることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、導光板4の下端部を器具本体2の下面から突出させているので、導光板4から出射する光を照明器具1の周囲の広い範囲に照射することができる。
さらに、照明器具1において、一面が開口した箱状に形成され、支持部材5及び光源(LED60)を内部に収容する器具本体2を備えることが好ましい。第1支持板50Aは、導光板4から離れる向きに突出する第1反射板51Aを有することが好ましい。第2支持板50Bは、導光板4から離れる向きに突出する第2反射板51Bを有することが好ましい。第1反射板51A及び第2反射板51Bはそれぞれ、導光板4から離れるに連れて、導光板4の第2端部(下端部)に近付く向きに傾斜するように構成されていることが好ましい。導光板4は、器具本体2の内部に収容されることが好ましい。
照明器具1が上述のように構成されれば、導光板4の下端部が器具本体2の下面から突出しないので、導光板4から出射する光を導光板4の直下及びその周辺の比較的に狭い範囲に照射することができる。
1 照明器具
4 導光板
5 支持部材
40 挿通孔(貫通孔)
50A 第1支持板
50B 第2支持板
51A 第1反射板(反射板、第1反射板)
51B 第2反射板(反射板、第2反射板)
53 連結具
60 LED(光源)

Claims (6)

  1. 導光板と、前記導光板を支持する支持部材と、光源とを備え、
    前記支持部材は、第1支持板及び第2支持板と、前記第1支持板及び前記第2支持板が前記導光板の第1端部を前記導光板の厚み方向から挟んだ状態で前記第1支持板及び前記第2支持板を前記導光板と連結する1つ又は複数の連結具とを有し、
    前記第1支持板及び前記第2支持板のうちの少なくともいずれか一方の支持板は、前記導光板から離れる向きに突出する反射板を有しており、
    前記導光板は、長尺の板状に形成されている合成樹脂成形体からなり、
    前記複数の連結具は、前記導光板を厚み方向に貫通する複数の貫通孔と、前記第1支持板及び前記第2支持板のそれぞれを厚み方向に貫通する複数の挿通孔とにそれぞれ挿通され、かつ、前記複数の貫通孔及びに前記複数の挿通孔のそれぞれに対して抜け止めされ、
    前記複数の挿通孔のうち、前記第1支持板及び前記第2支持板の長手方向の両端に近い場所に配置されている少なくとも2つの前記挿通孔は、長軸方向が前記第1支持板及び前記第2支持板の長手方向と平行する長円形状に形成されており、
    前記複数の挿通孔のうち、前記第1支持板及び前記第2支持板の長手方向の中央に近い位置に配置されている前記挿通孔は、長軸方向が前記第1支持板及び前記第2支持板の短手方向と平行する長円形状に形成されていることを特徴とする照明器具。
  2. 前記反射板は、前記導光板から離れるに連れて、前記第1端部と反対の前記導光板の第2端部に近付く向きに傾斜するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 一面が開口した箱状に形成され、前記支持部材及び前記光源を内部に収容する器具本体を備え、
    前記導光板は、少なくとも一部を前記器具本体の前記一面から突出させるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 一面が開口した箱状に形成され、前記支持部材及び前記光源を内部に収容する器具本体を備え、
    前記導光板は、前記器具本体の前記内部に収容されることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  5. 一面が開口した箱状に形成され、前記支持部材及び前記光源を内部に収容する器具本体を備え、
    前記第1支持板は、前記導光板から離れる向きに突出する第1反射板を有し、
    前記第2支持板は、前記導光板から離れる向きに突出する第2反射板を有し、
    前記第1反射板及び前記第2反射板はそれぞれ、前記導光板から離れるに連れて、前記導光板の第2端部に近付く向きに傾斜するように構成されており、
    前記導光板は、少なくとも一部を前記器具本体の前記一面から突出させるように構成されていることを特徴とする請求項記載の照明器具。
  6. 一面が開口した箱状に形成され、前記支持部材及び前記光源を内部に収容する器具本体を備え、
    前記第1支持板は、前記導光板から離れる向きに突出する第1反射板を有し、
    前記第2支持板は、前記導光板から離れる向きに突出する第2反射板を有し、
    前記第1反射板及び前記第2反射板はそれぞれ、前記導光板から離れるに連れて、前記導光板の第2端部に近付く向きに傾斜するように構成されており、
    前記導光板は、前記器具本体の前記内部に収容されることを特徴とする請求項1記載の照明器具
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