JP6690470B2 - 積み降ろし台 - Google Patents

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Description

本発明は、積み降ろし台に関する。詳しくは、製品を台本体に組み付けられたラックに対して積み降ろしする積み降ろし台に関する。
従来、運搬物を載せて運ぶ運搬台車として、運搬物を左右両側面に載せることのできるラックを備えた構成が知られている(特許文献1)。上記運搬台車は、そのラックの片面に運搬物を載せた後、運搬台車自体を旋回させることにより、ラックのもう片面を作業位置へと向けさせて、同じ作業位置から運搬物の載せ作業を行えるようになっている。
特開平08−24053号公報
しかし、上記従来技術では、運搬物をラックのもう片面に載せるために、運搬台車自体を旋回させなければならないため、運搬物落下のおそれや運搬台車の位置合わせに手間が掛かるといった問題がある。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、製品の積み降ろし台自体を移動させることなく製品を一定の作業位置から多方面に亘って積み込めるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の積み降ろし台は次の手段をとる。
第1の発明は、製品を台本体に組み付けられたラックに対して積み降ろしする積み降ろし台である。ラックは、台本体に対して鉛直方向に軸を向ける支軸により旋回可能に支持されると共に、支軸を中心とした回転方向の複数の領域に製品を積み込むことのできる構成とされ、かつ、支軸が鉛直方向に対して傾けられた角度に設定されて傾きの最下位位置よりも上位側となる領域に製品が積み込まれる構成とされることで、製品を積み込むことに伴う重力作用により回転して、新たに上位側となる領域に製品を積み込むことのできる空きスペースを形成する構成とされている。
この第1の発明によれば、ラックは、その上位側領域に製品が積み込まれることで、製品の重力作用により回転して新たに上位側となる領域に製品を積み込むことのできる空きスペースを形成することができる構成となる。したがって、積み降ろし台自体を移動させることなく、製品をラックに対して一定の作業位置から多方面に亘って積み込めるようにすることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。上記積み降ろし台は、更に、ラックの回転を製品の積み込まれ始める初期位置にて解除可能に止めることのできるストッパ機構を有する。
この第2の発明によれば、ラックに製品を積み込む作業を安定して行うことができる。また、ラックを製品が積み込まれた後の所望のタイミングで回転させ始めることができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。ストッパ機構が、ラックの回転を空きスペースを形成した回転後の位置でも解除可能に止めることのできる構成とされている。
この第3の発明によれば、ラックの回転後に新たにラックの上位側となる領域に製品を積み込む作業も安定して行うことができる。
第4の発明は、上述した第3の発明において、次の構成とされているものである。ラックは、その上位側の領域に製品が積み込まれることでその製品の積み込まれた領域が回転の弾みにより支軸の傾きの最下位位置を越えるところまで回転する構成とされている。ストッパ機構は、上記ラックの製品の積み込まれた領域が支軸の傾きの最下位位置を越える方向の移動は逃がすが傾きの最下位位置を越えるところまで移動した後の重力作用により戻される方向の移動は当接により規制するワンウェイの当接機構とされている。
この第4の発明によれば、ストッパ機構を、重力作用を利用した簡素なワンウェイの当接機構により構成しても、ラックを適切に回転止めした状態にすることができる。
第5の発明は、上述した第1から第4のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。ラックの製品の積み込まれる上位側の領域が、支軸の傾きによって最も高く持ち上げられる傾きの最上位位置よりも下位側にずれた回転方向の領域に設定されている。
この第5の発明によれば、ラックを製品の重力作用のみによって回転方向に動かし始められるようになるため、バネ等の付勢構造の取り付けが不要な簡素な構成とすることができる。
第6の発明は、上述した第1から第5のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。ラックは、その上位側の領域に製品が積み込まれて回転した下位側の領域で製品が取り出される構成とされ、製品の取り出しに伴い新たに上位側となる領域に積み込まれた製品の重力作用により同一方向に回転する構成とされている。
この第6の発明によれば、製品の取り出し後にラックを逆回しして初期位置に戻すことなく、新たに上位側となる領域に積み込まれた製品を、その重力作用によって下位側の取り出し位置へと順送りすることができる。
第7の発明は、上述した第1から第6のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。ラックに積み込まれる製品が横向きに倒された形で積み込まれる長尺物とされている。ラックがその支軸を挟んで対向する2面にそれぞれ製品を横向きに倒した形で積み込まれる構成とされている。
この第7の発明によれば、ラックの支軸を挟んで対称となる表裏2面に、長尺な製品をコンパクトに寄せた状態に積み込むことができる。
第8の発明は、上述した第1から第7のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。積み降ろし台が製品運搬用の運搬台車として構成されている。
この第8の発明によれば、製品を運搬台車に多数簡便に積み込んで運搬することができる。
実施例1の運搬台車の概略構成を表した斜視図である。 ラックの片面に運搬物を載せた後、解除レバーを引いた状態を表した斜視図である。 解除レバーの操作によりラックが反転した状態を表した斜視図である。 ラックの反転後にラックのもう片面に運搬物を載せる様子を表した斜視図である。 ラックの左右両面に運搬物を載せた状態を表した斜視図である。 ラックに載せられた運搬物を下流側から取り出す様子を表した斜視図である。 ラックの片面から運搬物を取り出した後、解除レバーを引いた状態を表した斜視図である。 解除レバーの操作によりラックが反転した状態を表した斜視図である。 ラックの反転後にラックのもう片面から運搬物を取り出す様子を表した斜視図である。 運搬台車の平面図である。 ストッパ機構の概略構成を模式的に表した斜視図である。 係止棒が解除レバーの操作により解除操作された状態を表した斜視図である。 逆戻り防止棒がラックの回転に伴ってストッパフレームに当たって滑り上がる様子を表した斜視図である。 逆戻り防止棒が更なるラックの回転によってストッパフレームを乗り越えた状態を表した斜視図である。 逆戻り防止棒がストッパフレームに逆当たりする状態を表した斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
<運搬台車1(積み降ろし台)の概略構成について>
始めに、実施例1の運搬台車1(本発明の「積み降ろし台」に相当する。)の構成について、図1〜図15を用いて説明する。本実施例の運搬台車1は、図1に示すように、加工後の製品Wを載せて次の作業工程へと運ぶ台車として構成とされている。具体的には、本実施例で扱われる製品Wは、自動車のバンパとなっており、略U字状に折り曲げられた横長な曲板形状を持つ長尺物として構成されている。上記製品Wは、それ自体の重さによって全体形状を崩す形に撓まされやすくなっており、そのために縦向きではなく横向きに倒された形で運搬台車1に載せられる構成とされている。
上述した運搬台車1は、進行方向Dに長い車体形状を持ち、足回りの四隅にキャスタ11が取り付けられた枠状の車体10の中央部に、上述した製品Wを複数個並べて載置することのできるラック20が組み付けられた構成とされている。ここで、車体10が本発明の「台本体」に相当する。上述した車体10は、複数本の丸パイプ材によって四角枠状の形に組み付けられて構成されている。また、上述したラック20は、運搬台車1の進行方向Dに対して右側となる右側面と左側となる左側面とにそれぞれ製品Wを高さ方向に3個ずつ並べて載せることのできる2回対称形状の載置台22を備えた構成とされている。上述したラック20は、上記のように左右両面側に製品Wを載せられる構成とされていても、運搬台車1の進行方向Dの右側となる載せ側の作業位置P1のみから、製品Wを左右両面側の各載置台22上に一手に載せられる構成とされている。
具体的には、上述したラック20は、上述した車体10の枠の中央部において、鉛直方向に軸を向ける丸パイプ材から成る1本の支軸21により、車体10に対して旋回可能に支持された状態として設けられている。上述した支軸21は、その上下側の各端部がそれぞれベアリング21Aを介して車体10に対して旋回方向に回転可能となる状態に軸支された状態として設けられている。そして、上記支軸21に対して、上述したラック20を構成する各載置台22が、それぞれ、支軸21の高さ方向の3箇所の部位から左右両面側に向かって2回対称形状の形で平面視略U字状に一体的に延出する形に設けられた構成とされている。
詳しくは、上述した各載置台22は、それぞれ、上述した支軸21の高さ方向の3箇所の部位に、支軸21と直交する方向にストレート状に延出する形となるように丸パイプ材から成る各支持棒22Aが一体的に取り付けられ、更に各支持棒22Aの両端に製品Wを尻上がり状となる斜め上がりの角度姿勢で支えられるように丸パイプ材から成る2本の支持アーム22Bがそれぞれ斜め上がりの角度姿勢で一体的に取り付けられた構成とされている。上記構成により、各載置台22は、上述した各支持アーム22Bによって横長状の各製品Wをそれぞれ下側から広い横幅をもって落下させにくい状態で支持することができるようになっている。上記各支持棒22Aの間には、上述した支軸21を挟む2箇所の対称位置に、それぞれ、高さ方向に真っ直ぐに伸びる補強棒22Cが一体的に架橋されている。上記各補強棒22Cの架設により、各支持棒22Aが捩れにくい形に補強された構成とされている。
上述したラック20は、上述した運搬台車1の進行方向Dの右側となる載せ側の作業位置P1から同位置P1に面する片面側の各載置台22上に製品Wを高さ方向に並べて載せた後、図2〜図3に示すように支軸21を中心に旋回させることにより、もう片面側の各載置台22を載せ側の作業位置P1に向けさせるように反転させることができるようになっている。したがって、上記反転により、図4〜図5に示すように、ラック20の載せ側の作業位置P1に向けられたもう片面側の各載置台22にも、同じ載せ側の作業位置P1から製品Wを高さ方向に並べて載せることができるようになる。
また、上述したラック20は、上記のようにその左右両面側の各載置台22上に製品Wが載せられた後には、運搬台車1の進行方向Dの左側となる取り出し側の作業位置P2のみから、その左右両面側に載せられた各製品Wを一手に取り出すことができるようになっている。具体的には、上述したラック20は、図6に示すように、上述した取り出し側の作業位置P2から同位置P2に面する片面側の各載置台22上に載せられた製品Wを取り出した後、図7〜図8に示すように、支軸21を中心に旋回させることにより、もう片面側の各載置台22を取り出し側の作業位置P2に向けるように反転させることができるようになっている。したがって、上記反転により、図9に示すように、ラック20の取り出し側の作業位置P2に向けられたもう片面側の各載置台22上に載せられている製品Wも、同じ取り出し側の作業位置P2から取り出すことができるようになる。
上記のように旋回して使用されるラック20は、詳しくは、図10に示すように、その支えとなる支軸21が、車体10に対して鉛直方向から運搬台車1の進行方向Dの左側かつ前側に斜めに傾けられた角度で取り付けられた状態とされている。具体的には、上述した支軸21は、上述した車体10に対して、鉛直方向から進行方向Dの左側と前側とにそれぞれ約1度ずつ傾けられた状態として取り付けられている。上記構成により、ラック20は、図1に示すように、その支軸21の傾きによって上位側に持ち上げられる片面側の領域が、上述した載せ側の作業位置P1へと向けられ、下位側に落とされるもう片面側の領域が、上述した取り出し側の作業位置P2に向けられる構成とされている。
上記構成により、ラック20は、上述した載せ側の作業位置P1にその片面側の各載置台22を向けさせた状態から、これら載置台22のうちのいずれかに製品Wが載せられることにより、同製品Wの重力作用によって、製品Wの載せられた上位側(右側)の各載置台22が、支軸21を中心に、前側回りに取り出し側の作業位置P2に面する下位側(左側)の位置へと落とし込まれる方向の付勢力が掛けられるようになっている。より詳しくは、上述したラック20は、上述した支軸21が進行方向Dの前側にも傾けられていることにより、その載せ側の作業位置P1に面する上位側(右側)の各載置台22が、支軸21の傾きによって最も高く持ち上げられる傾きの最上位位置P4よりも下位側にずれた回転方向の領域に位置付けられた状態とされている。その結果、上述したラック20は、その載せ側の作業位置P1に面する上位側(右側)の各載置台22のうちのいずれかに製品Wが載せられることで、同製品Wの重力作用によって、前側回りに回転し始めるように付勢されるようになっている。
しかし、上述したラック20は、上述した車体10との間に設けられたストッパ機構30によって、その片面側の各載置台22を上述した載せ側の作業位置P1に向けさせた回転位置状態に保持されるようになっていると共に、各載置台22に製品Wが載せられたとしても、上述した下位側(左側)に向けて回転し始めることなく定位置に係止された状態として保持されるようになっている。したがって、上記載せ側の作業位置P1に面する上位側(右側)の各載置台22上に製品Wを複数載せる作業を、ラック20を回転方向にぐらつかせることなく定位置に固定した状態で安定して行うことができる。
上述したストッパ機構30は、上述した載せ側の作業位置P1に面する上位側(右側)の各載置台22上に製品Wが載せられた後、図2に示すように、上述した車体10の載せ側の作業位置P1に面する箇所に取り付けられた解除レバー35が作業者によって操作されることにより、上記ラック20の回転止め状態を解除するように動かされるようになっている。そして、上記解除操作により、ラック20は、図3に示すように、上述した各製品Wの重力作用によって、各製品Wの載せられた上位側(右側)の各載置台22が取り出し側の作業位置P2に面する下位側(左側)の位置へと落とし込まれるように反転される。
そして、上記反転の後、ラック20は、再び上述したストッパ機構30によって、上記反転した回転位置状態に係止されて保持されるようになっている。したがって、上記ラック20の反転により、新たに上位側(右側)の作業位置へと移されたもう片面側の各載置台22を、載せ側の作業位置P1に面するように向けさせた状態にして保持することができる。上記位置保持により、図4に示すように、新たに載せ側の作業位置P1に向けられた上位側(右側)の各載置台22上に製品Wを載せる作業も、ラック20を回転方向にぐらつかせることなく定位置に固定した状態で安定して行うことができる。そして、上記載せ側の作業位置P1に向けられた上位側(右側)の各載置台22上に製品Wを載せることにより、図5に示すように、ラック20の左右両面側に製品Wを載せた状態とすることができる。
上述したラック20は、その左右両面側に製品Wが載せられた状態となった後にも、上述したストッパ機構30によって、その回転が止められた状態として保持されるようになっている。したがって、上記ラック20に製品Wが載せられた後、これら製品Wを載せた運搬台車1を次の作業工程へと運ぶ際にも、ラック20を回転方向にぐらつかせることなく定位置に安定させた状態に保持することができる。そのため、ラック20に載せた製品Wを脱落させることなく次の作業工程へと安定して運ぶことができる。
また、上述したラック20は、図6に示すように、上記のように左右両面側に製品Wが載せられた状態から、取り出し側の作業位置P2に面する下位側(左側)の各載置台22から製品Wが取り出される時にも、上述したストッパ機構30によって回転が係止された状態として保持されるようになっている。したがって、上記取り出し側の作業位置P2に面する下位側(左側)の各載置台22から製品Wを取り出す作業も、ラック20を回転方向にぐらつかせることなく定位置に固定した状態で安定して行うことができる。
上述したストッパ機構30は、上述した取り出し側の作業位置P2に面する下位側(左側)の各載置台22から製品Wが取り出された後、図7に示すように、上述した車体10の取り出し側の作業位置P2に面する箇所に取り付けられたもう1つの解除レバー35が作業者によって操作されることにより、上記ラック20の回転止め状態を解除するようになっている。上記解除により、ラック20は、図8に示すように、上述した載せ側の作業位置P1に面する上位側(右側)の各載置台22に載せられた各製品Wの重力作用によって、各製品Wの載せられた上位側(右側)の各載置台22が取り出し側の作業位置P2に面する下位側(左側)の位置へと落とし込まれるように反転される。なお、上述した解除レバー35は、図2で前述した車体10の載せ側の作業位置P1に面する箇所に取り付けられた解除レバー35と同一の働きをする構成とされているが、詳しくは後述することとする。
そして、上記反転の後、ラック20は、図8に示すように、再び上述したストッパ機構30によって、上記反転した回転位置状態に係止されて保持される。したがって、図9に示すように、上記反転によって取り出し側の作業位置P2に向けられた下位側(右側)の各載置台22から製品Wを取り出す作業も、ラック20を回転方向にぐらつかせることなく定位置に固定した状態で安定して行うことができる。上述したラック20は、その左右両面側の各載置台22から製品Wが全て取り出された状態となっても、上述したストッパ機構30によって、その回転が止められた状態として保持されるようになっている。それにより、ラック20は、製品Wが載せられる前の初期の回転位置と実質的に同じ状態に戻された状態として、再び図1に示すように載せ側の作業位置P1から上位側(右側)の各載置台22に製品Wを載せられる状態となる。
<ストッパ機構30の構成について>
次に、上述したストッパ機構30の具体的な構成について説明する。すなわち、図1に示すように、ストッパ機構30は、上述した車体10の天板箇所に上端部が回転可能にヒンジ連結されて吊り下げられた丸パイプ材から成る1本の係止棒31と、上述したラック20の支軸21の上端近傍箇所に上述した支持棒22Aと略平行向きに延出するように一体的に取り付けられた丸パイプ材から成る1本の横棒32と、同横棒32の両端箇所に回転可能にヒンジ連結されて吊り下げられた丸パイプ材から成る2本の逆戻り防止棒33と、これら逆戻り防止棒33が垂下する車体10の高さ方向の中間領域に横向きに架橋された丸パイプ材から成る1本のストレート状に延びるストッパフレーム34と、車体10の載せ側の作業位置P1に面する端側の箇所と取り出し側の作業位置P2に面する端側の箇所とにそれぞれ1つずつ取り付けられた解除レバー35と、これら解除レバー35と上述した係止棒31とを繋ぐワイヤ35Aと、係止棒31の延びる途中箇所を車体10に対して前側回りの回転方向から当てた状態に支持して係止棒31の支持強度を補強する丸パイプ材から成る1本の支持フレーム36によって構成されている。
上述した係止棒31は、その上端部が、支軸21の回転方向に軸を向けるヒンジ軸31Aにより、上述した車体10の天板箇所に回転可能にヒンジ連結された状態として設けられている。上記構成により、係止棒31は、その自由状態では、その自重作用によって、上述したヒンジ軸31Aから重力方向に真っ直ぐ垂下する形に吊り下げられた状態として保持されるようになっている。上述した係止棒31は、上述したワイヤ35Aを介して繋げられた各解除レバー35のうちのいずれかが操作されることにより、図2、図7及び図12に示すように、ヒンジ軸31Aを中心に支軸21に向かう方向側(半径方向の内側)或いは支軸21から遠ざかる方向側(半径方向の外側)のどちらかに引き上げられるように回転操作されるようになっている。また、上記係止棒31は、上記いずれかの解除レバー35の操作状態が解かれることにより、再び重力方向に真っ直ぐ垂下する形に下げ戻されるようになっている。上述したワイヤ35Aは、複数の丸パイプ材が組み合わされて成る車体10の各枠材の内部に通されて配索されており、解除レバー35が引かれた操作移動量を係止棒31へと伝達して、上記のように係止棒31を引き上げ操作するようになっている。
横棒32は、図11に示すように、上述した支軸21の上端近傍箇所から支軸21と直交する方向にストレート状に延出する形に設けられた状態とされている。詳しくは、上述した横棒32は、上述した支軸21と一体的となって回転した際に上述した車体10の天板箇所から垂れ下がる係止棒31と回転方向に当接する関係となるように、支軸21から直交方向に延出した形に設けられた状態とされている。上記横棒32は、上述した支軸21を突き抜けて支軸21と直交する方向にストレート状に延出した形状とされていることにより、その支軸21と一体的となって回転する回転方向の2回対称となる180度間隔の2箇所の位置で上述した係止棒31と回転方向に当接する関係となる構成とされている。
上述した横棒32は、上述したラック20が図1で前述した初期の回転位置状態にある時には、その支軸21から一方側に延び出すアーム部分が上述した係止棒31と当たってその前側回り方向の回転が規制された状態として保持されるようになっている。そして、上記横棒32は、図12に示すように、上述した係止棒31がいずれかの解除レバー35の操作によって横棒32との当接状態から外されるように操作されることにより、その前側回り方向の回転規制状態が解除されて、ラック20と一体的となって支軸21を中心に前側回り方向に回転することができる状態となる。
そして、上記解除操作の後、上述した横棒32が上述したラック20と一体的となって前側回り方向に回転してから、上述した解除レバー35の操作が解かれることにより、上述した係止棒31が再び重力作用により落ち込んで、上述した横棒32と回転方向に当接することができる状態へと戻される。したがって、上述したラック20が図1に示す初期の回転位置状態から図3に示すように180度回転することにより、回転した横棒32の他方側に延び出すアーム部分が再び係止棒31に当てられて、同方向の回転が規制された状態となる。以上の動作の繰り返しにより、ラック20の車体10に対する前側回り方向の回転が180度間隔で規制されるようになっている。
図11に戻って、2本の逆戻り防止棒33は、上述した横棒32の両端部において、それぞれの上端部が支軸21の回転方向に軸を向けるヒンジ軸33Aにより回転可能にヒンジ連結された状態として設けられている。上記構成により、各逆戻り防止棒33は、それらの自由状態では、それらの自重作用によって、上述したヒンジ軸33Aから重力方向に垂下する形に吊り下げられた状態として保持されるようになっている。しかし、各逆戻り防止棒33は、それらの取り付けられている横棒32が、支軸21の傾きによって傾けられた状態とされていることから、鉛直方向に垂下するのではなく、支軸21と平行向きとなるように傾けられた状態として吊り下げられた状態とされている。
上記構成の各逆戻り防止棒33は、図13に示すように、上述した横棒32が前側回りの回転により上述した係止棒31と180度間隔で当たるそれぞれの前段階で、上述した車体10に架橋されたストッパフレーム34に押し当てられるようになっている。そして、上記各逆戻り防止棒33は、上記ストッパフレーム34との当接の後、ラック20が惰性により回転方向に回される移動力の入力に伴って、ヒンジ軸33Aを中心にストッパフレーム34上を滑り上がる形で支軸21から遠ざかる方向側(半径方向の外側)に押し回されるようになっている。詳しくは、上述した各逆戻り防止棒33は、それらの外周面上に樹脂コーティングが施されており、上記のようにストッパフレーム34に押し当てられる動きによって、ストッパフレーム34上を円滑に摺動しながら上記のように滑り上がる形に押し動かされるようになっている。
そして、上記各逆戻り防止棒33は、図14に示すように、上記ラック20の回転移動の進行により、ストッパフレーム34を乗り越えると、図15に示すように、再び重力作用により落ち込んで、ストッパフレーム34に対して後側回りの回転方向に当たることができる状態となる。そして、上記状態となるタイミングで、上述した横棒32が、上述した係止棒31に対して前側回りの回転方向に当てられるようになっている。上記構成により、上述したラック20が、上述した各逆戻り防止棒33のストッパフレーム34への当たりと、横棒32の係止棒31への当たりと、の両当たりによって、回転方向の双方向の移動が規制された状態となる。
上述したラック20は、図10にて前述したように、上述した支軸21が鉛直方向から進行方向Dの左側と前側とにそれぞれ約1度ずつ傾けられていることから、図1に示す初期の回転位置から製品Wの重みで前側回りに回転すると、その弾みで、図3に示すように支軸21の傾きの最下位位置P3(図10参照)となる左斜め前側の地点を通過する位置、詳しくは製品Wを載せた載置台22が下位側となる取り出し側の作業位置P2へと向けられるところまで大きく回転するようになっている。そしてそこから、ラック20は、今度はその超過位置まで回転した弾みの作用で、製品Wを載せた載置台22が、全体重量のバランスされる支軸21の傾きの最下位位置P3に向けて回転を後側回りに戻そうとする動きをとろうとする。
しかし、このような逆戻りの動きをとろうとするラック20に対して、上述した各逆戻り防止棒33は、上述したラック20が取り出し側の作業位置P2まで反転して回転が戻され始める前の段階で、ストッパフレーム34を乗り越えてストッパフレーム34に対して後側回りの回転を止めるように逆当たりする関係となる状態を取るようになっている。このような構成とされていることにより、支軸21が進行方向Dの左側と前側とに斜めに傾けられた構成とされていても、ラック20を、載せ側の作業位置P1から取り出し側の作業位置P2まで左側に180度回転させた位置で適切に回転止めすることができるようになっている。
<まとめ>
以上をまとめると、本実施例の運搬台車1(積み降ろし台)は次のような構成とされている。すなわち、製品(製品W)を台本体(車体10)に組み付けられたラック(ラック20)に対して積み降ろしする積み降ろし台(運搬台車1)である。ラック(ラック20)は、台本体(車体10)に対して鉛直方向に軸を向ける支軸(支軸21)により旋回可能に支持されると共に、支軸(支軸21)を中心とした回転方向の複数の領域(支軸21を挟んで対向する2箇所の領域)に製品(製品W)を積み込むことのできる構成とされ、かつ、支軸(支軸21)が鉛直方向に対して傾けられた角度に設定されて傾きの最下位位置(傾きの最下位位置P3)よりも上位側となる領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に製品(製品W)が積み込まれる構成とされることで、製品(製品W)を積み込むことに伴う重力作用により回転して、新たに上位側となる領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に製品(製品W)を積み込むことのできる空きスペースを形成する構成とされている。
このように、ラック(ラック20)は、その上位側領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に製品(製品W)が積み込まれることで、製品(製品W)の重力作用により回転して新たに上位側となる領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に製品(製品W)を積み込むことのできる空きスペースを形成することができる構成となる。したがって、積み降ろし台(運搬台車1)自体を移動させることなく、製品(製品W)をラック(ラック20)に対して一定の作業位置(載せ側の作業位置P1)から多方面に亘って積み込めるようにすることができる。
また、上記積み降ろし台(運搬台車1)は、更に、ラック(ラック20)の回転を製品(製品W)の積み込まれ始める初期位置にて解除可能に止めることのできるストッパ機構(ストッパ機構30)を有する。このような構成とされていることにより、ラック(ラック20)に製品(製品W)を積み込む作業を安定して行うことができる。また、ラック(ラック20)を製品(製品W)が積み込まれた後の所望のタイミング(解除レバー35を操作したタイミング)で回転させ始めることができる。
また、ストッパ機構(ストッパ機構30)が、ラック(ラック20)の回転を空きスペースを形成した回転後の位置でも解除可能に止めることのできる構成とされている。このような構成とされていることにより、ラック(ラック20)の回転後に新たにラック(ラック20)の上位側となる領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に製品(製品W)を積み込む作業も安定して行うことができる。
また、ラック(ラック20)は、その上位側の領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に製品(製品W)が積み込まれることでその製品(製品W)の積み込まれた領域が回転の弾みにより支軸(支軸21)の傾きの最下位位置(傾きの最下位位置P3)を越えるところ(取り出し側の作業位置P2に面するところ)まで回転する構成とされている。ストッパ機構(ストッパ機構30)は、上記ラック(ラック20)の製品(製品W)の積み込まれた領域が支軸(支軸21)の傾きの最下位位置(傾きの最下位位置P3)を越える方向の移動は逃がすが傾きの最下位位置(傾きの最下位位置P3)を越えるところ(取り出し側の作業位置P2に面するところ)まで移動した後の重力作用により戻される方向の移動は当接により規制するワンウェイの当接機構とされている。このように、ストッパ機構(ストッパ機構30)を、重力作用を利用した簡素なワンウェイの当接機構により構成しても、ラック(ラック20)を適切に回転止めした状態にすることができる。
また、ラック(ラック20)の製品(製品W)の積み込まれる上位側の領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)が、支軸(支軸21)の傾きによって最も高く持ち上げられる傾きの最上位位置(傾きの最上位位置P4)よりも下位側にずれた回転方向の領域に設定されている。このような構成とされていることにより、ラック(ラック20)を製品(製品W)の重力作用のみによって回転方向に動かし始められるようになるため、バネ等の付勢構造の取り付けが不要な簡素な構成とすることができる。
また、ラック(ラック20)は、その上位側の領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に製品(製品W)が積み込まれて回転した下位側の領域(取り出し側の作業位置P2に面する領域)で製品(製品W)が取り出される構成とされ、製品(製品W)の取り出しに伴い新たに上位側となる領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に積み込まれた製品(製品W)の重力作用により同一方向に回転する構成とされている。このような構成とされていることにより、製品(製品W)の取り出し後にラック(ラック20)を逆回しして初期位置に戻すことなく、新たに上位側となる領域(載せ側の作業位置P1に面する領域)に積み込まれた製品(製品W)を、その重力作用によって下位側の取り出し位置(取り出し側の作業位置P2)へと順送りすることができる。
また、ラック(ラック20)に積み込まれる製品(製品W)が横向きに倒された形で積み込まれる長尺物(自動車のバンパ)とされている。ラック(ラック20)がその支軸(支軸21)を挟んで対向する2面にそれぞれ製品(製品W)を横向きに倒した形で積み込まれる構成とされている。このような構成とされていることにより、ラック(ラック20)の支軸(支軸21)を挟んで対称となる表裏2面に、長尺な製品(製品W)をコンパクトに寄せた状態に積み込むことができる。
また、積み降ろし台(運搬台車1)が製品(製品W)運搬用の運搬台車として構成されている。このような構成とされていることにより、製品(製品W)を運搬台車に多数簡便に積み込んで運搬することができる。
また、支軸(支軸21)が台本体(車体10)に対してベアリング(ベアリング21A)を介して旋回方向に回転可能となる状態に支持された構成とされている。このような構成とされていることにより、支軸(支軸21)が台本体(車体10)に対して摺動性良く円滑に旋回することができ、支軸(支軸21)を大きく傾けた状態に設定しなくてもラック(ラック20)を製品(製品W)の重力作用を利用して円滑に旋回させることができるようになる。
<その他の実施形態について>
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の積み降ろし台は、運搬機能を備えた運搬台車の他、運搬機能を備えない単なる定置台として構成されたものであってもよい。また、上記積み降ろし台が運搬台車として構成される場合において、運搬台車の移動は、作業者による手動操作によって行われるものの他、AGV(無人搬送車)と接続されて行われるものであってもよい。その際、AGVは、運搬台車に対して進行方向の前側或いは後側に接続されて運搬台車を牽引したり押し動かしたりするようになっていてもよく、運搬台車の下側に潜り込む形で運搬台車と接続されて運搬台車を搬送するようになっていてもよい。AGVを運搬台車の下側に潜り込ませる場合には、運搬台車の車台の一部分を底上げするなどして、車台全体を底上げすることなくAGVを下側に潜り込ませられるようにするとよい。
また、ラックに対して積み降ろしされる製品は、自動車のバンパ等の各種加工品の他、各種の容器や部品箱等の様々な物品をその対象とすることができるものである。また、ラックに対して積み降ろしされる製品の形状や大きさ、個数等は、特に限定されるものではなく、種々設定可能である。
また、ラックを台本体に対して旋回可能に支持する支軸は、台本体に固定されてラックを旋回可能に支持する構成とされたものであってもよい。また、ラックは、その支軸を挟んで対面する回転方向の2箇所の領域に製品を積み込めるようになっていてもよいが、回転方向の3箇所以上の領域に製品を積み込めるようになっていてもよい。そのような構成とされていても、ラックは、支軸の傾きの最下位位置よりも上位側となる領域に製品が積み込まれる構成とされることで、製品を積み込むことに伴う重力作用により回転して、新たに上位側となる領域に製品を積み込むことのできる空きスペースを形成する構成とすることができる。
また、ストッパ機構は、摩擦抵抗によるブレーキ力によってラックの回転を止める構成とされたものであってもよい。具体的には、ストッパ機構は、例えば常時、ラックを回転止めするブレーキ力を作用させる構成とされていて、フットペダル等のレバーの操作が行われることでその操作が行われている間はブレーキ力を解除させ、ラックを回転止めしたい任意の地点でフットペダル等のレバーの操作を解除することによりラックをその位置に回転止めするような構成であってもよい。上記ストッパ機構によってラックの回転止めされる位置は、ラックに積み込まれる製品の回転方向に並べられる個数や、製品の積み込まれる位置と取り出される位置との間の関係等の条件により種々設定されるものであり、特定の位置に限定されるものではない。
また、ラックは、ハンガの引っ掛けによって製品が積み込まれた状態となるタイプの構成であってもよい。また、支軸の傾けられる方向や角度は、製品の積み込み位置と取り出し位置との関係の他、ラックの回転しやすさやラックに載せられる製品の重量によって適宜設定されるものであり、特定の方向や角度に設定されるものではない。
1 運搬台車(積み降ろし台)
10 車体(台本体)
11 キャスタ
20 ラック
21 支軸
21A ベアリング
22 載置台
22A 支持棒
22B 支持アーム
22C 補強棒
30 ストッパ機構
31 係止棒
31A ヒンジ軸
32 横棒
33 逆戻り防止棒
33A ヒンジ軸
34 ストッパフレーム
35 解除レバー
35A ワイヤ
36 支持フレーム
W 製品
D 進行方向
P1 載せ側の作業位置
P2 取り出し側の作業位置
P3 傾きの最下位位置
P4 傾きの最上位位置

Claims (8)

  1. 製品を積み降ろしするためのラックが組み付けられた台本体を有する積み降ろし台であって、
    前記ラックは、前記台本体に対して鉛直方向に軸を向ける支軸により旋回可能に支持されると共に、前記支軸を中心とした回転方向の複数の領域に製品を積み込むことのできる構成とされ、かつ、前記支軸が前記鉛直方向に対して傾けられた角度に設定されて傾きの最下位位置よりも上位側となる領域に製品が積み込まれる構成とされることで、製品を積み込むことに伴う重力作用により回転して、新たに上位側となる領域に製品を積み込むことのできる空きスペースを形成する構成とされている積み降ろし台。
  2. 請求項1に記載の積み降ろし台であって、
    更に、前記ラックの回転を製品の積み込まれ始める初期位置にて解除可能に止めることのできるストッパ機構を有する積み降ろし台。
  3. 請求項2に記載の積み降ろし台であって、
    前記ストッパ機構が、前記ラックの回転を前記空きスペースを形成した回転後の位置でも解除可能に止めることのできる構成とされている積み降ろし台。
  4. 請求項3に記載の積み降ろし台であって、
    前記ラックは、その上位側の領域に製品が積み込まれることで該製品の積み込まれた領域が回転の弾みにより前記支軸の傾きの最下位位置を越えるところまで回転する構成とされ、
    前記ストッパ機構は、前記ラックの製品の積み込まれた領域が前記支軸の傾きの最下位位置を越える方向の移動は逃がすが該傾きの最下位位置を越えるところまで移動した後の重力作用により戻される方向の移動は当接により規制するワンウェイの当接機構とされている積み降ろし台。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の積み降ろし台であって、
    前記ラックの製品の積み込まれる上位側の領域が、前記支軸の傾きによって最も高く持ち上げられる傾きの最上位位置よりも下位側にずれた回転方向の領域に設定されている積み降ろし台。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の積み降ろし台であって、
    前記ラックは、その上位側の領域に製品が積み込まれて回転した下位側の領域で製品が取り出される構成とされ、該製品の取り出しに伴い新たに上位側となる領域に積み込まれた製品の重力作用により同一方向に回転する構成とされている積み降ろし台。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の積み降ろし台であって、
    前記ラックに積み込まれる製品が横向きに倒された形で積み込まれる長尺物とされ、
    前記ラックがその前記支軸を挟んで対向する2面にそれぞれ製品を横向きに倒した形で積み込まれる構成とされている積み降ろし台。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の積み降ろし台であって、
    当該積み降ろし台が製品運搬用の運搬台車として構成されている積み降ろし台。
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