JP6689468B2 - 通信装置、制御回路、記憶媒体および通信方法 - Google Patents

通信装置、制御回路、記憶媒体および通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、制限された転送回数内でメッセージを転送する通信装置および通信方法に関する。
人工衛星の内部におけるデータ伝送に無線通信を用いることで、有線通信を用いる場合と比較して、配線重量を削減することができ、配線設計が容易であり、配置の自由度が高いという利点がある。しかしながら、人工衛星内では放射ノイズに対する要求が厳しいため、送信電力が制限される。このため、小電力の無線通信、光空間通信などを使用することが考えられる。人工衛星の内部には様々な機器が配置されており、機器間の通信において他の機器が妨げになり、直接波が届かない場合がある。このため信号を中継して伝送する技術が用いられる。信号を中継して伝送する技術を用いる場合、信号が無限に転送されることを防ぐ必要がある。
特許文献1には、許容転送回数をメッセージ内に記載して、転送する度に許容転送回数の値を減らし、転送回数を制限する方法が開示されている。許容転送回数は、通信信号のヘッダ内の複数のフィールドのうちプリアンブル、データ長、送信先などに続くフィールドに記載されている。
特開2015−97300号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、通信装置は、許容転送回数が記載されたフィールドを受信するまでフレームの転送を開始することができないため、信号の中継に伴う伝送遅延が増加してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、伝送遅延を抑制することが可能な通信装置および通信方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の実施の形態にかかる通信装置は、互いに異なる複数のプリアンブルパターンのそれぞれが対応づけられた信号領域である複数のプリアンブルブロックを含み、複数のプリアンブルブロックのうちの1つにプリアンブルパターンが格納された通信信号を受信する受信部と、通信信号からプリアンブルパターンを検出するプリアンブル検出部と、プリアンブル検出部が検出したプリアンブルパターンが予め定められたプリアンブルパターンである場合、検出されたプリアンブルパターンを通信信号から取り除き、検出されたプリアンブルパターンが格納されていた信号領域である第1のブロックに続く信号領域である第2のブロックに対応づけられたプリアンブルパターンを第2のブロックに格納して転送する転送処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる通信装置は、伝送遅延を抑制するという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる通信システムの構成を示す図 図1に示す通信装置の機能構成を示す図 図2に示す受信アンテナが受信する通信信号の信号フォーマットを示す図 図2に示す通信装置のハードウェア構成を示す図 図1に示す通信システムにおいて各通信装置が送信する通信信号の一例を示す図 図2に示す通信装置が生成した通信信号を送信する動作を示すフローチャート 図2に示す通信装置が通信信号を受信したときの動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2にかかる通信装置の機能構成を示す図 図8に示す通信装置が通信信号を受信したときの動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3にかかる通信システムの構成を示す図 図10に示す通信システムで伝送される通信信号の信号フォーマットを示す図 図10に示す通信装置の機能構成を示す図 図10に示す通信システムにおける通信タイミングの一例を示す図 図12に示す通信装置がメッセージを送信するときの動作を示すフローチャート 図12に示す通信装置が図11に示す通信信号を受信したときの動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる通信装置および通信方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる通信システム10の構成を示す図である。通信システム10は、通信装置1−1、通信装置1−2、通信装置1−3、通信装置1−4および通信装置1−5を有する。以下、通信装置1−1、通信装置1−2、通信装置1−3、通信装置1−4および通信装置1−5のそれぞれを区別しない場合は通信装置1と称する。
複数の通信装置1のそれぞれは、他の通信装置1から受信した通信信号を中継する中継装置である。通信装置1−1は、通信装置1−2および通信装置1−3と直接通信することができ、通信装置1−4および通信装置1−5と直接通信することができない。通信装置1−2は、通信装置1−1、通信装置1−3および通信装置1−4と直接通信することができ、通信装置1−5と直接通信することができない。通信装置1−3は、通信装置1−1、通信装置1−2および通信装置1−4と直接通信することができ、通信装置1−5と直接通信することができない。通信装置1−4は、通信装置1−2、通信装置1−3および通信装置1−5と直接通信することができ、通信装置1−1と直接通信することができない。通信装置1−5は、通信装置1−4と直接通信することができ、通信装置1−1、通信装置1−2および通信装置1−3と直接通信することができない。
例えば、通信装置1−1から通信装置1−5宛にメッセージを伝送する場合、通信装置1−1は、メッセージを通信信号に変換して送信する。通信装置1−1が送信した通信信号は、通信装置1−2および通信装置1−3によって受信される。通信装置1−2および通信装置1−3は、受信した通信信号を通信装置1−4に転送する。通信装置1−4は、受信した通信信号を通信装置1−5に転送する。上記のように複数の通信装置1が通信信号を順次中継することによって、バケツリレー式の伝送が実現され、メッセージは通信装置1−1から通信装置1−5に伝送される。なお実際には、通信装置1−2が通信装置1−1から通信信号を受信しているとき、通信装置1−3および通信装置1−4からも通信信号が送信されている。このような通信信号は、通信装置1−1から受信している通信信号にとっての干渉波成分となる。
図2は、図1に示す通信装置1の機能構成を示す図である。通信装置1は、受信アンテナ111と、復調処理部112と、プリアンブル検出部113と、減算部114と、歪補正部115と、バッファ部116と、転送処理部117と、送信データ切替部118と、変調処理部119と、送信アンテナ120と、係数計算部121と、係数表記憶部122と、干渉波計算部123および干渉波計算部124と、送信データ記憶部125と、を有する。なお、本実施の形態においては、通信システム10内でメッセージの転送が許容される最大の回数である最大転送回数は2回である。
受信アンテナ111は、電磁波として空間に放射された通信信号を受信する受信部である。受信アンテナ111は、受信した電磁波を電気エネルギーに変換し、電気エネルギーとして通信信号140を復調処理部112に出力する。図3は、図2に示す受信アンテナ111が受信する通信信号140の信号フォーマットを示す図である。通信信号140は、プリアンブル部141と、スペース部142と、データ部143とから構成される。
プリアンブル部141は、既知のプリアンブルパターンP1〜P3のそれぞれを格納するために定義された信号領域である複数のプリアンブルブロックの一例であるプリアンブルブロックB1−1〜B1−3を含む。以下、プリアンブルブロックB1−1、プリアンブルブロックB1−2、プリアンブルブロックB1−3のそれぞれを区別する必要がない場合、プリアンブルブロックB1と記載する。
それぞれのプリアンブルブロックB1には、格納するプリアンブルパターンが予め対応づけられている。プリアンブルブロックB1−1にはプリアンブルパターンP1が対応づけられており、プリアンブルブロックB1−2にはプリアンブルパターンP2が対応づけられており、プリアンブルブロックB1−3にはプリアンブルパターンP3が対応づけられている。プリアンブルパターンP1〜P3のそれぞれは、少なくとも一部が互いに異なるビット列である。プリアンブルパターンP1〜P3は、通信システム10内で予め定められたビット列であり、通信の同期をとるために用いられる。
プリアンブルブロックB1の数は、最大転送回数よりも1つ大きい。図3の例では、最大転送回数が2回であるため、プリアンブルブロックB1の数は3つである。この場合、通信信号140の先頭のブロックから3つのブロックは、プリアンブルブロックB1である。
スペース部142は、データが格納されていないスペースSの領域であるスペースブロックB2−1およびB2−2を含む。以下、スペースブロックB2−1およびB2−2のそれぞれを区別する必要がない場合、スペースブロックB2と記載する。スペースブロックB2の数は、最大転送回数以上である。図3の例では、スペースブロックB2の数は、最大転送回数と同じである。
データ部143は、実際に伝送するデータD1〜D3が格納される領域である複数のデータブロックB3−1〜B3−3を含む。以下、データブロックB3−1、B3−2およびB3−3のそれぞれを区別する必要がない場合、データブロックB3と記載する。
図2の説明に戻る。復調処理部112は、受信アンテナ111が出力した通信信号140に対して復調処理を行いシンボル列に変換し、変換したシンボル列をブロック単位でプリアンブル検出部113および減算部114のそれぞれに出力する。
プリアンブル検出部113は、復調処理部112が出力したシンボル列から既知のプリアンブルパターンP1〜P3を検出する。プリアンブル検出部113は、予め定められたプリアンブルパターンP1、P2またはP3がシンボル列に含まれているか否かを判断する。プリアンブル検出部113は、検出したプリアンブルパターンP1、P2またはP3を示す情報を転送処理部117および係数計算部121に通知する。
減算部114は、復調処理部112が出力したシンボル列から、干渉波計算部123および干渉波計算部124が計算した干渉波成分をキャンセルする減算処理を行う。後述するように、バッファ部116は、複数のバッファ領域を有し、直前に受信した最新の受信ブロックをブロックnと称する。干渉波計算部123は、バッファ部116に記憶された複数の受信ブロックのうち、ブロックn−1を使用して干渉波成分を計算し、干渉波計算部124は、バッファ部116に記憶されたブロックnを使用して干渉波成分を計算する。このため、減算部114は、直前の2ブロック分のブロックを使用して計算される干渉波成分を受信中のブロックのシンボル列からキャンセルし、干渉波成分をキャンセルしたシンボル列を出力することになる。
歪補正部115は、減算部114が出力したシンボル列に対して信号の歪みを補正する歪み補正処理を行う。歪補正部115は、係数表記憶部122の係数#0の値をシンボル列に乗算して、歪み補正を行う。初期状態では、係数#0の値は「1」であるため、歪補正部115はシンボル列に影響を与えない。
復調処理部112が出力したシンボル列は、減算部114および歪補正部115を介して、バッファ部116に記憶される。バッファ部116は、受信した通信信号140のシンボル列をブロック単位で記憶する記憶領域である。バッファ部116は、5ブロック分のバッファ領域を有する。
転送処理部117は、プリアンブル検出部113が検出したプリアンブルパターンが予め定められたプリアンブルパターンP1,P2である場合、通信信号140に含まれるプリアンブルパターンを予め定められた規則に従って変更して、プリアンブルパターンを変更した通信信号140を転送する。なお、プリアンブルパターンを変更することは、プリアンブルパターンの削除、置き換えなどを行うことで、通信信号140に含まれるプリアンブルパターンまたはプリアンブルパターンの組み合わせを変更することを言う。転送処理部117は、ブロックnをバッファ部116から取出して、取出したブロックnをそのまま、或いは取出したブロックnの内容を置き換えて、変調処理部119に出力する。転送処理部117は、バッファ部116に新しいブロックが追加される度に、上記の転送処理を行う。具体的には、転送処理部117は、取出したブロックnがプリアンブルパターンが検出された第1のブロックである場合、第1のブロックからプリアンブルパターンを取り除き、スペースSにして出力する。転送処理部117は、第1のブロックに続いて受信される領域である第2のブロックがプリアンブルブロックB1である場合、第2のブロックに予め対応づけられたプリアンブルブロックが第2のブロックに格納された通信信号140を転送する。
送信データ切替部118は、転送処理部117の出力するシンボル列を変調処理部119に入力する状態と、送信データ記憶部125に記憶された送信データを変調処理部119に入力する状態とのうちいずれかの状態をとることができる。送信データ切替部118が変調処理部119と転送処理部117とを接続すると、受信アンテナ111が受信した通信信号140を転送することができる。送信データ切替部118が変調処理部119と送信データ記憶部125とを接続すると、通信装置1が生成した送信データを送信することができる。
変調処理部119は、入力されたシンボル列を送信アンテナ120から送信可能な送信信号に変換する変調処理を行う。変調処理部119は、変換後の送信信号を送信アンテナ120に出力する。送信アンテナ120は、変調処理部119が出力した送信信号を電磁波に変換して空間に放射する送信部である。
係数計算部121は、歪補正部115と干渉波計算部123および干渉波計算部124とが使用する係数#0〜係数#2を計算する。係数計算部121は、バッファ部116に記憶されたプリアンブルパターンと、既知のプリアンブルパターンとに基づいて、干渉波の振幅と位相と受信タイミングとを算出し、係数#0〜係数#2を計算する。係数計算部121は、計算した係数#0〜係数#2を係数表記憶部122に記憶させる。係数計算部121は、例えば、バッファ部116に記憶されたプリアンブルブロックB1のシンボル列を、複素数領域において、既知のプリアンブルパターンの信号列で除算した結果を、係数#0〜係数#2とすることができる。
係数表記憶部122は、係数#0〜係数#2を記憶する記憶領域である。係数表記憶部122は、係数計算部121によって計算された係数#0〜係数#2を記憶することができる。初期状態では、係数#0の値は「1」であり、係数#1および係数#2の値は「0」である。
干渉波計算部123および干渉波計算部124は、係数表記憶部122に記憶された係数表と、バッファ部116に記憶されたシンボル列とを用いて、干渉波成分を計算する。干渉波計算部123および干渉波計算部124は、計算した干渉波成分を減算部114に出力する。具体的には、干渉波計算部123は、ブロックnの直前に受信されたブロックであるブロックn−1のシンボル列と係数#2とを用いて、干渉波成分を計算する。干渉波計算部124は、ブロックnのシンボル列と係数#1とを用いて、干渉波成分を計算する。
送信データ記憶部125は、中継する通信信号140とは別に、通信装置1が生成した送信データを記憶する記憶領域である。送信データ記憶部125は、変調処理部119と接続されたとき、変調処理部119に送信データを出力する。
以上、通信装置1の機能構成について説明したが、本実施の形態はかかる例に限定されない。例えば、通信装置1が小電力無線通信を行う例について説明したが、受信アンテナ111を受光素子に置き換え、送信アンテナ120を発光素子に置き換えることによって、光空間通信を行う通信装置1においても、本実施の形態の技術を適用することができる。また、上記では最大転送回数を2回としたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。バッファ部116、係数計算部121および係数表記憶部122の段数を変更して、通信信号のフォーマットを調整することで、様々な最大転送回数に対応することが可能である。
図4は、図2に示す通信装置1のハードウェア構成を示す図である。通信装置1の機能は、メモリ101と、プロセッサ102と、通信機103とを用いて実現することができる。プロセッサ102がメモリ101に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することで、プリアンブル検出部113、減算部114、歪補正部115、バッファ部116、転送処理部117、送信データ切替部118、係数計算部121、係数表記憶部122、干渉波計算部123、干渉波計算部124および送信データ記憶部125の機能が実現される。また、通信機103によって、受信アンテナ111、復調処理部112、変調処理部119、および送信アンテナ120の機能が実現される。
メモリ101は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)(登録商標)などの不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスクなどである。メモリ101は、プロセッサ102が実行する各処理における一時メモリとしても用いられる。
プロセッサ102は、CPU(Central Processing Unit)であり、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などとも呼ばれる。
通信機103は、他の通信装置1と通信するための機能を有する。通信機103は、アンテナ、通信に伴う処理を行うための処理回路などを含む。
ここで、図1に示す通信システム10において送信される通信信号140の状態を説明する。図5は、図1に示す通信システム10において各通信装置1が送信する通信信号140の一例を示す図である。図5は、通信装置1−1から通信装置1−5にメッセージを伝送する例を示している。
通信装置1−1は、先頭のプリアンブルブロックB1−1にプリアンブルパターンP1を格納し、他のプリアンブルブロックB1−2およびプリアンブルブロックB1−3をスペースSにした通信信号140−1を生成し、生成した通信信号140−1を通信装置1−2および通信装置1−3に送信する。
通信装置1−2および通信装置1−3のそれぞれは、通信信号140−1を受信すると、プリアンブルブロックB1−1〜プリアンブルブロックB1−3から予め定められたプリアンブルパターンP1〜P3を検索する。図5に示す例では、プリアンブルパターンP1が検出される。通信装置1−2および通信装置1−3のそれぞれは、検出したプリアンブルパターンP1が格納されていた第1のブロックであるプリアンブルブロックB1−1から、プリアンブルパターンP1を取り除く。そして、プリアンブルブロックB1−1に続いて受信される領域である第2のブロックがプリアンブルブロックB1である場合、第2のブロックに予め対応づけられたプリアンブルパターンを格納する。
図5の例では、第2のブロックはプリアンブルブロックB1−2であるため、プリアンブルパターンP2をプリアンブルブロックB1−2に格納した通信信号140−2が通信装置1−4に転送される。通信装置1−2および通信装置1−3のそれぞれは、プリアンブルブロックB1−1からプリアンブルパターンP1を取り除き、プリアンブルブロックB1−2にプリアンブルパターンP2を格納するため、通信信号140−2のプリアンブルブロックB1−2以外のプリアンブルブロックB1は、スペースSである。
通信装置1−4は、通信信号140−2を受信すると、プリアンブルブロックB1から予め定められたプリアンブルパターンP1〜P3を検索し、プリアンブルパターンP2を検出する。通信装置1−4は、検出したプリアンブルパターンP2が格納されていた第1のブロックであるプリアンブルブロックB1−2から、プリアンブルパターンP2を取り除く。そして、プリアンブルブロックB1−2に続いて受信される領域である第2のブロックがプリアンブルブロックB1である場合、第2のブロックに予め対応づけられたプリアンブルパターンを格納する。
図5の例では、第2のブロックはプリアンブルブロックB1−3であるため、プリアンブルパターンP3をプリアンブルブロックB1−3に格納した通信信号140−3が通信装置1−5に転送される。通信装置1−4は、プリアンブルブロックB1−2からプリアンブルパターンP2を取り除き、プリアンブルブロックB1−3にプリアンブルパターンP3を格納するため、通信信号140−3のプリアンブルブロックB1−3以外のプリアンブルブロックB1は、スペースSである。
通信装置1−5は、通信信号140−3を受信すると、プリアンブルブロックB1から予め定められたプリアンブルパターンP1〜P3を検索し、プリアンブルパターンP3を検出する。通信装置1−5は、検出したプリアンブルパターンP3が格納されていた第1のブロックであるプリアンブルブロックB1−3に続いて受信される領域である第2のブロックがプリアンブルブロックB1でないため、受信した通信信号140−3を転送しない。
以上説明したような通信システム10の機能を実現するための各通信装置1の動作について説明する。図6は、図2に示す通信装置1が生成した通信信号140を送信する動作を示すフローチャートである。図6に示す動作は、通信信号140を生成する伝送元の通信装置1が実行するため、図1の通信システム10の例では、通信装置1−1の動作に相当する。
通信装置1は、送信データ記憶部125に送信すべきデータが存在する場合、図6に示す動作を開始する。通信装置1は、他のメッセージを受信中または転送中でないか確認する(ステップS101)。受信中または転送中である場合(ステップS101:Yes)、通信装置1は、ステップS101の動作を繰り返す。
受信中または転送中でない場合(ステップS101:No)、通信装置1は、送信データ切替部118を切り替えて、送信データ記憶部125に記憶された送信データを変調処理部119に入力する(ステップS102)。
通信装置1の変調処理部119は、入力された送信データの変調処理を実行する(ステップS103)。変調処理後の送信データは、送信アンテナ120を介して送信される。
図7は、図2に示す通信装置1が通信信号140を受信したときの動作を示すフローチャートである。図7に示す動作は、通信信号140を中継する中継装置または通信信号140の伝送先の受信装置が実行するため、図1の通信システム10の例では、通信装置1−2、通信装置1−3、通信装置1−4および通信装置1−5の動作に相当する。
通信装置1は、受信機能を起動した場合、図7に示す動作を開始する。通信装置1は、受信機能を起動すると、バッファリング処理を開始する(ステップS111)。バッファリング処理は、復調処理部112が、受信アンテナ111を介して受信した通信信号140に対して、継続的に復調処理を行ってシンボル列に変換する処理と、変換したシンボル列をブロック単位で減算部114および歪補正部115を介してバッファ部116に伝達する処理とを含む。初期状態およびメッセージ送信後には係数表記憶部122に記憶された係数#0の値は「1」であり、係数#1および係数#2の値は「0」であるため、減算部114および歪補正部115は、復調処理部112が出力するシンボル列に対して何も変更を加えない。
シンボル列は、プリアンブル検出部113にも入力される。プリアンブル検出部113は、入力されたシンボル列の中から、既知のプリアンブルパターンP1の検索を行う。そしてプリアンブル検出部113は、プリアンブルパターンP1が検出されたか否かを判断する(ステップS112)。
プリアンブルパターンP1が検出されなかった場合(ステップS112:No)、プリアンブル検出部113は、続いてプリアンブルパターンP2の検索を行い、プリアンブルパターンP2が検出されたか否かを判断する(ステップS113)。
プリアンブルパターンP2が検出されなかった場合(ステップS113:No)、プリアンブル検出部113は、続いてプリアンブルパターンP3の検索を行い、プリアンブルパターンP3が検出されたか否かを判断する(ステップS114)。プリアンブルパターンP3が検出されなかった場合(ステップS114:No)、ステップS111のバッファリング処理が継続される。
プリアンブルパターンP1が検出された場合(ステップS112:Yes)、通信装置1は、通信信号の転送手順を開始する。具体的には、送信データ切替部118を転送処理部117に切り替える。復調処理部112は、バッファリング処理を継続する(ステップS115)。転送処理部117は、バッファ部116に新しいブロックが追加される度に、バッファ部116内に格納されている最も新しいブロックを変調処理部119に出力する転送処理を行う(ステップS116)。この転送処理において転送処理部117は、バッファ部116から取出したブロックの内容を置き換えて、変調処理部119に出力することができる。具体的には、転送処理部117は、検出されたプリアンブルパターンP1をプリアンブルブロックB1−1から取り除き、プリアンブルブロックB1−1に続いて受信されるブロックであるプリアンブルブロックB1−2にプリアンブルパターンP2を格納して変調処理部119に出力する。
復調処理部112は、プリアンブルパターンP1を検出したブロックからさらに4つのブロックを受信したか否かを判断する(ステップS117)。プリアンブルパターンP1を検出したブロックからさらに4つのブロックを受信していない場合(ステップS117:No)、復調処理部112は、ステップS115のバッファリング処理を行い、転送処理部117は、ステップS116の転送処理を行う。プリアンブルパターンP1を検出したブロックからさらに4つのブロックを受信するまでは、ステップS115のバッファリング処理およびステップS116の転送処理が合計5回繰り返される。
プリアンブルパターンP1を検出したブロックからさらに4つのブロックを受信した場合(ステップS117:Yes)、係数計算部121が係数の計算および更新処理を行う(ステップS118)。ステップS118が実行される時点において、バッファ部116のブロックn−4にはプリアンブルパターンP1が格納されており、ブロックn−2にはプリアンブルパターンP2が格納されており、ブロックnにはプリアンブルパターンP3が格納されている。ブロックn−4、ブロックn−2およびブロックn以外のブロックはスペースSである。
係数計算部121は、バッファ部116に格納されている受信済みの3つのプリアンブルパターンP1〜P3と、既知のプリアンブルパターンP1〜P3とを用いて、係数#0〜係数#2を計算し、係数表記憶部122に記憶された係数表の係数#0〜係数#2の値を更新する。係数計算部121は、バッファ部116に記憶されたプリアンブルブロックB1のシンボル列を、複素数領域において、既知のプリアンブルパターンの信号列で除算した結果を、係数#0〜係数#2とすることができる。
具体的には、係数計算部121は、バッファ部116のブロックn−4に記憶されているプリアンブルパターンP1を既知のプリアンブルパターンP1で除算した結果を係数#0とする。係数計算部121は、バッファ部116のブロックn−2に記憶されているプリアンブルパターンP2を既知のプリアンブルパターンP2で除算した結果を係数#1とする。係数計算部121は、バッファ部116のブロックnに記憶されているプリアンブルパターンP3を既知のプリアンブルパターンP3で除算した結果を係数#2とする。以降、通信装置1は、復調処理部112の出力するシンボル列に対して、バッファ部116に格納されている直前2ブロック分のブロックから計算される干渉波成分を減算部114によってキャンセルした後、歪補正部115が係数表記憶部122に記憶された係数#0の値を乗算することで、歪み補正処理を行うようになる。
係数計算および更新処理の後、バッファ処理(ステップS119)および転送処理(ステップS120)が実行される。通信装置1は、ステップS119のバッファ処理は、基本的にはステップS115と同様の処理である。ステップS119のバッファ処理を実行する時点では、係数が更新されているため、減算部114によって干渉波成分がキャンセルされ、さらに歪補正部115によって歪補正が行われた結果がバッファ部116に記憶される。
通信装置1−2が通信装置1−1からデータD3を受信している間、通信装置1−2および通信装置1−3はデータD2を送信しており、通信装置1−4はデータD1を送信している。このため、通信装置1−2が受信中のデータブロックB3−3には、データD1およびデータD2が干渉信号として含まれている。減算部114は、受信済みのデータD1およびデータD2と、係数表記憶部122に記憶された係数とを用いて、干渉波成分を計算し、キャンセルする。
通信装置1は、メッセージの受信が終了したか否かを判断する(ステップS121)。メッセージの受信が終了していない場合(ステップS121:No)、通信装置1は、ステップS119およびステップS120の処理を繰り返す。メッセージの受信が終了した場合(ステップS121:Yes)、係数計算部121は、係数表記憶部122に記憶された係数#0〜係数#2を初期化して、係数#0の値を「1」に設定し、係数#1および係数#2の値を「0」に設定する(ステップS122)。
プリアンブルパターンP2が検出された場合(ステップS113:Yes)、通信装置1は、通信信号の転送手順を行う。転送手順は、バッファリング処理(ステップS123)と、転送処理(ステップS124)とを含み、ステップS123のバッファリング処理はステップS115のバッファリング処理と同様であり、ステップS124の転送処理はステップS116の転送処理と同様である。転送処理の後、復調処理部112は、プリアンブルパターンP2を検出してからさらに2つのブロックを受信したか否かを判断する(ステップS125)。プリアンブルパターンP2を検出してからさらに2つのブロックを受信するまで、ステップS123のバッファリング処理と、ステップS124の転送処理とが3回繰り返される(ステップS125:No)。プリアンブルパターンP2を検出してからさらに2つのブロックを受信した場合(ステップS125:Yes)、係数計算部121は、係数計算および更新処理を行う(ステップS126)。
ステップS126の係数計算および更新処理が実行される時点において、バッファ部116のブロックn−2にはプリアンブルパターンP2が記憶されており、ブロックnにはプリアンブルパターンP3が記憶されており、その他のブロックはスペースである。係数計算部121は、バッファ部116に記憶されているプリアンブルパターンP2およびプリアンブルパターンP3と、既知のプリアンブルパターンP2およびプリアンブルパターンP3とを用いて、係数を計算することができる。具体的には係数計算部121は、ブロックn−2に格納されているプリアンブルパターンP2を既知のプリアンブルパターンP2で除算したものを係数#0とし、ブロックnに格納されているプリアンブルパターンP3を既知のプリアンブルパターンP3で除算したものを係数#1とする。さらに係数計算部121は、係数#2の値を「0」にする。ステップS126の係数計算および更新処理の後、ステップS119〜ステップS122の処理が実行される。
プリアンブルパターンP3が検出された場合(ステップS114:Yes)、係数計算部121は、係数計算および更新処理を実行する(ステップS127)。ステップS127の係数計算および更新処理が実行される時点において、バッファ部116のブロックnにはプリアンブルパターンP3が記憶されており、その他のブロックはスペースである。係数計算部121は、バッファ部116のブロックnに記憶されているプリアンブルパターンP3を既知のプリアンブルパターンP3で除算した結果を係数#0とし、係数#1および係数#2の値を0とする。係数計算部121は、計算した係数#0〜係数#2を係数表記憶部122に記憶させる。
ステップS127の係数計算および更新処理が終わると、復調処理部112は、バッファリング処理を行う(ステップS128)。ステップS128のバッファリング処理は、ステップS115と同様である。その後、通信装置1は、転送処理を行わないで、メッセージの受信が終了したか否かを判断する(ステップS129)。メッセージの受信が終了していない場合(ステップS129:No)、ステップS128のバッファリング処理が繰り返される。メッセージの受信が終了した場合(ステップS129:Yes)、係数計算部121は、係数#0〜係数#2を初期化する(ステップS130)。ステップS130の係数初期化処理は、ステップS122の係数初期化処理と同様である。
以上説明したように、通信装置1は、プリアンブルブロックB1に格納されたデータに基づいて、受信した通信信号140を転送するべきか否かを判断することができる。プリアンブルブロックB1は、通信信号140の先頭に配置されるため、通信信号140の先頭をみればすぐに転送の要否を判断することができ、転送回数を制限することが可能であると共に、伝送遅延を抑制することが可能である。
また、通信装置1は、通信信号140を転送する際に、受信したプリアンブルパターンが格納されていた第1のブロックをスペースに置き換えて、第1のブロックに続いて受信される第2のブロックに対応づけられたプリアンブルパターンを第2のブロックに格納する。このとき転送される通信信号140は、プリアンブルパターンが1つ含まれ、その他のプリアンブルブロックB1がスペースであるため、転送に伴って生じる干渉波成分を逐次的にキャンセルすることが可能になる。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2にかかる通信装置2の機能構成を示す図である。実施の形態1と同様の構成要素には、同じ符号を付することによって説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる部分について主に説明する。
通信装置2は、通信装置1の構成に加えて、相関計算部231−1および相関計算部231−2を有する。相関計算部231−1および相関計算部231−2は、通信信号140のデータ部143を受信中に係数#1および係数#2の値を更新する。具体的には、相関計算部231−1および相関計算部231−2は、バッファ部116に格納されたデータ部143のシンボル列と、復調処理部112が出力する干渉波成分を含むシンボル列とに基づいて干渉波成分の位相情報を推定し、推定結果に基づいて、係数#1および係数#2の値を補正する。相関計算部231−1および相関計算部231−2は、補正後の係数#1および係数#2の値を用いて、係数表記憶部122に記憶された係数#1および係数#2の値を更新する。
通信装置2の干渉波計算部123および干渉波計算部124は、更新された係数#1および係数#2の値を用いて干渉波成分を計算する。このため、減算部114は、相関計算部231−1および相関計算部231−2が計算した相関に基づいて計算された干渉波成分を用いて、減算処理を行うことになる。この場合、減算部114は、受信済みのプリアンブルブロックB1と、受信済みのデータブロックB3との両方を用いて、受信中の通信信号140から干渉波成分を取り除くことになる。
なお、通信装置2の機能は、実施の形態1の通信装置1と同様に、図4に示すメモリ101と、プロセッサ102と、通信機103とを用いて実現することができる。プロセッサ102がメモリ101に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することで、相関計算部231−1および相関計算部231−2の機能が実現される。
図9は、図8に示す通信装置2が通信信号140を受信したときの動作を示すフローチャートである。通信装置2は、受信機能を起動した場合、図9に示す動作を開始する。実施の形態1にかかる通信装置1は、通信信号140のデータ部143を受信している間、ステップS119のバッファリング処理およびステップS120の転送処理を繰り返す。通信装置2は、ステップS119およびステップS120の処理に加えて、係数更新処理を行う(ステップS231)。
通信装置2の一例である通信装置2−1、通信装置2−2、通信装置2−3、通信装置2−4および通信装置2−5は、図1に示す通信システム10と同様の構成の通信システム20を構成することができる。通信装置2−2が通信装置2−1からデータD3が格納されたデータブロックB3−3を受信しているとき、通信装置2−2は、通信装置2−3が送信したデータD2を含むデータブロックB3−2と、通信装置2−4が送信したデータD1を含むデータブロックB3−1とを同時に受信している。通信装置2−2が通信装置2−1からデータD3を受信している時点において、データD1およびデータD2は既知の情報であり、バッファ部116のブロックn−1およびブロックnにそれぞれ記憶されている。
相関計算部231−1は、バッファ部116のブロックnに格納されているデータD2と、復調処理部112が出力する干渉波成分を含むシンボル列とを用いて、データD2に相当する干渉波成分の位相を算出し、算出した位相を用いて、係数表記憶部122に記憶された係数#1の位相を補正する。同様に相関計算部231−2は、バッファ部116のブロックn−1に格納されているデータD1と、復調処理部112が出力する干渉波成分を含むシンボル列とを用いて、データD1の干渉波成分の位相を算出し、算出した位相を用いて、係数表記憶部122に記憶された係数#2の位相を補正する。
係数の補正方法としては、例えば、係数#1および係数#2の位相成分を相関計算部231−1および相関計算部231−2が計算した位相成分に置き換える方法がある。或いは補正方法としては、重みづけを用いて徐々に係数を補正する方法がある。重みづけを用いる方法としては、例えば重みwを1以下の値とした場合、係数表記憶部122に記憶された係数の位相成分に1−wを乗じた結果と、復調処理部112が算出した位相成分にwを乗じた結果とを加算する方法などがある。
本実施の形態2にかかる通信装置2は、データ部143を受信している間にも、係数#1および係数#2の位相成分を逐次補正することで、プリアンブル部141を受信した後に徐々に信号位相がずれていくような場合であっても、干渉波成分の除去性能を維持することが可能になる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3にかかる通信システム30の構成を示す図である。通信システム30は、通信装置3−6、通信装置3−7および通信装置3−8を含む。以下、通信装置3−6、通信装置3−7および通信装置3−8を区別しない場合、通信装置3と称する。通信装置3−6は、通信装置3−7と通信することができる。通信装置3−7は、通信装置3−6および通信装置3−8と通信することができる。通信装置3−8は、通信装置3−7と通信することができる。通信装置3−6と通信装置3−7とは互いに通信範囲外に位置しており、隠れ端末の関係にある。
本実施の形態3では、隠れ端末の関係にある通信装置3−6と通信装置3−8とが通信装置3−7に向けて同時にメッセージを送信し、通信装置3−7においてメッセージの衝突が発生した場合に、メッセージの送信元の通信装置3に衝突の発生を通知する。
図11は、図10に示す通信システム30で伝送される通信信号340の信号フォーマットを示す図である。通信信号340は、プリアンブル部141と、スペース部142と、データ部143とを有する。実施の形態1では、スペース部142のスペースブロックB2の個数は、最大転送回数としたが、本実施の形態3では、スペース部142のスペースブロックB2の個数を最大転送回数よりも大きく、例えば最大転送回数+1とする。図11の例では、最大転送回数は2回であるため、スペースブロックB2の個数は3個である。言い換えると、通信信号340は、通信信号140にスペースブロックB2−3を加えたものである。後述するように、増加したスペースブロックB2は、衝突の発生を通知するために用いられる。
図12は、図10に示す通信装置3の機能構成を示す図である。通信装置3は、実施の形態1の通信装置1の機能に加えて、衝突検知部341および衝突通知部342の機能を有する。また通信装置1の送信データ切替部118の代わりに、通信装置3は、送信データ切替部343を有する。
衝突検知部341は、復調処理部112が出力するシンボル列に基づいて、メッセージのプリアンブル部141の衝突を検知する。衝突検知部341は、プリアンブル部141の衝突が発生したことを検知すると、衝突の発生を衝突通知部342に伝達する。衝突通知部342は、衝突検知部341が衝突の発生を検知すると、衝突を周囲の通信装置3に通知する衝突通知信号を生成する。送信データ切替部343は、変調処理部119に入力するデータを、転送処理部117、送信データ記憶部125および衝突通知部342の出力の中から選択して切り替える。送信データ切替部343は、衝突通知部342が衝突通知信号363を生成すると、衝突通知部342の出力を変調処理部119に入力する。
なお、通信装置3の機能は、実施の形態1の通信装置1と同様に、図4に示すメモリ101と、プロセッサ102と、通信機103とを用いて実現することができる。プロセッサ102がメモリ101に記憶されたコンピュータプログラムを読み出して実行することで、衝突検知部341および衝突通知部342の機能が実現される。
図13は、図10に示す通信システム30における通信タイミングの一例を示す図である。隠れ端末の関係にある通信装置3−6および通信装置3−8が、通信装置3−7に対して送信した通信信号340が同時に通信装置3−7に到達した場合、通信装置3−7の衝突検知部341は、衝突の発生を検知して、衝突の発生を知らせるメッセージPCを含む衝突通知信号363を生成する。通信装置3−7は、生成した衝突通知信号363を、スペースSを使用して通信装置3−6および通信装置3−8に送信する。
通信装置3−6および通信装置3−8のそれぞれは、衝突通知信号363を受信すると、通信装置3−6および通信装置3−8のそれぞれの衝突検知部341は、送信中の通信信号340の送信を停止する。その後、通信装置3−6は待機時間364の間待機した後、通信信号340を再送する。通信装置3−8は待機時間365の間待機した後、通信信号340を再送する。このとき再送のタイミングが重ならないように、待機時間364と待機時間365とはランダム時間にして異なる長さとする。
図14は、図12に示す通信装置3がメッセージを送信するときの動作を示すフローチャートである。ステップS101およびステップS102は図6と同様であるため説明を省略する。通信装置3は、ステップS102において、送信データ切替部343を送信データ記憶部125に切り替えた後、変調処理部119は、送信データのプリアンブルブロックB1を送信する(ステップS301)。プリアンブルブロックB1を送信している間に、衝突検知部341は、衝突通知信号363を受信したか否かに基づいて、衝突を検知したか否かを判断する(ステップS302)。衝突を検知した場合(ステップS302:Yes)、変調処理部119は、メッセージの送信を停止してステップS101の処理に戻る。
衝突を検知していない場合(ステップS302:No)、変調処理部119は、プリアンブルブロックB1を送信完了したか否かを判断する(ステップS303)。プリアンブルブロックB1を送信完了していない場合(ステップS303:No)、通信装置3は、ステップS301の処理に戻る。プリアンブルブロックB1の送信を完了した場合(ステップS303:Yes)、変調処理部119は、スペースブロックB2を送信する(ステップS304)。
スペースブロックB2を送信している間に、衝突検知部341は、衝突通知信号363を受信したか否かに基づいて、衝突を検知したか否かを判断する(ステップS305)。衝突を検知した場合(ステップS305:Yes)、変調処理部119は、メッセージの送信を停止してステップS101の処理に戻る。衝突を検知していない場合(ステップS305:No)、変調処理部119は、スペースブロックB2の送信を完了したか否かを判断する(ステップS306)。スペースブロックB2の送信を完了していない場合(ステップS306:No)、変調処理部119は、ステップS304の処理に戻る。スペースブロックB2の送信を完了した場合(ステップS306:Yes)、変調処理部119は、データブロックB3を送信する(ステップS307)。
図15は、図12に示す通信装置3が図11に示す通信信号340を受信したときの動作を示すフローチャートである。通信装置3は、受信機能を起動した場合、図15に示す動作を開始する。以下、実施の形態1と異なる部分を主に説明する。
ステップS115のバッファリング処理の後、衝突検知部341は、バッファリングしたブロックのシンボル列を用いて、プリアンブル部141の衝突を検知したか否かを判断する(ステップS371)。衝突を検知した場合(ステップS371:Yes)、衝突検知部341は、衝突の発生を検知した旨を衝突通知部342に伝達する。衝突通知部342は、衝突を周囲の通信装置3に通知する衝突通知信号363を生成し、衝突通知信号363を送信する衝突通知処理を行う(ステップS375)。衝突を検知しなかった場合(ステップS371:No)、通信装置3はステップS116の転送処理を行い、プリアンブルパターンP1を検出してからさらに5ブロック受信したか否かを判断する(ステップS372)。実施の形態1と実施の形態3とでは、スペースブロックB2の数が異なるため、ステップS117とステップS372とでは確認するブロック数が異なる。
同様に、ステップS123のバッファリング処理の後、衝突検知部341は、バッファリングしたブロックのシンボル列を用いて、プリアンブル部141の衝突を検知したか否かを判断する(ステップS373)。衝突を検知した場合(ステップS373:Yes)、衝突通知部342は、衝突通知処理を行う(ステップS375)。衝突を検知しなかった場合(ステップS373:No)、通信装置3はステップS124の転送処理を行い、プリアンブルパターンP2を検出してからさらに3ブロック受信したか否かを判断する(ステップS374)。
以上説明したように、本実施の形態3では、通信装置3−6、通信装置3−7および通信装置3−8のそれぞれが送信または転送する全てのメッセージの合成波は、プリアンブルパターンとスペースとが交互に現れる。このため、交互に現れるスペース区間において、衝突通知信号363を送信し、通信装置3−6、通信装置3−7および通信装置3−8のそれぞれが衝突通知信号363を容易に検出することができる。このため、隠れ端末間の衝突を検知することが可能になる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
例えば上記の実施の形態1では、複数のプリアンブルブロックB1のうちの1つにプリアンブルパターンが格納されているため、各通信装置1は、検出されたプリアンブルパターンを取り除いた後、プリアンブルパターンが検出された第1のブロックに続いて受信される第2のブロックに、検出されたプリアンブルパターンと異なるプリアンブルパターンを格納する処理を行った。しかしながら、メッセージの送信元の通信装置1が、通信信号140のプリアンブルブロックB1の全てに、それぞれ異なるプリアンブルパターンを格納する場合、メッセージを中継する通信装置1は、先頭のプリアンブルパターンを取り除くだけでよい。或いは、複数のプリアンブルブロックB1を定義しなくても、転送処理部117が、1つの領域に格納するプリアンブルパターンを中継の度に置き換えてもよい。この場合であっても、メッセージの先頭のみから中継の要否を判断することが可能になる。
1,2,3,1−1,1−2,1−3,1−4,1−5,2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,3−6,3−7,3−8 通信装置、10,20,30 通信システム、101 メモリ、102 プロセッサ、103 通信機、111 受信アンテナ、112 復調処理部、113 プリアンブル検出部、114 減算部、115 歪補正部、116 バッファ部、117 転送処理部、118,343 送信データ切替部、119 変調処理部、120 送信アンテナ、121 係数計算部、122 係数表記憶部、123,124 干渉波計算部、125 送信データ記憶部、140,140−1,140−2,140−3,340 通信信号、141 プリアンブル部、142 スペース部、143 データ部、231−1,231−2 相関計算部、341 衝突検知部、342 衝突通知部、B1,B1−1,B1−2,B1−3 プリアンブルブロック、B2,B2−1,B2−2,B2−3 スペースブロック、B3,B3−1,B3−2,B3−3 データブロック。

Claims (13)

  1. 互いに異なる複数のプリアンブルパターンのそれぞれが対応づけられた信号領域である複数のプリアンブルブロックを含み、前記複数のプリアンブルブロックのうちの1つに前記プリアンブルパターンが格納された通信信号を受信する受信部と、
    前記通信信号からプリアンブルパターンを検出するプリアンブル検出部と、
    前記プリアンブル検出部が検出したプリアンブルパターンが予め定められたプリアンブルパターンである場合、検出された前記プリアンブルパターンを前記通信信号から取り除き、検出された前記プリアンブルパターンが格納されていた信号領域である第1のブロックに続く信号領域である第2のブロックに対応づけられたプリアンブルパターンを前記第2のブロックに格納して転送する転送処理部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 受信済みの前記通信信号に基づいて、受信中の前記通信信号から干渉波成分を取り除く減算部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記減算部は、受信済みの前記プリアンブルブロックに基づいて計算された前記干渉波成分を用いて、受信中の前記通信信号から前記干渉波成分を取り除くことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  4. 前記通信信号は、伝送データが格納されるデータブロックを含み、
    受信済みの前記データブロックと、受信中の前記データブロックとの相関を計算する相関計算部、
    をさらに備え、
    前記減算部は、前記相関に基づいて計算された前記干渉波成分を用いて、受信中の前記通信信号から前記干渉波成分を取り除くことを特徴とする請求項またはに記載の通信装置。
  5. 前記減算部は、受信済みの前記プリアンブルブロック、および受信済みの前記データブロックの両方を用いて、受信中の前記通信信号から前記干渉波成分を取り除くことを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  6. 前記プリアンブルブロックの数は、最大転送回数よりも1つ大きいことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記通信信号は、前記プリアンブルブロックの後、データが格納されるデータブロックの前に、データが格納されていないスペースブロックを含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記スペースブロックの数は、最大転送回数以上であることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  9. 前記スペースブロックの数は、前記最大転送回数よりも大きく、
    前記通信信号の衝突を検知する衝突検知部と、
    前記衝突検知部が前記通信信号の衝突を検知した場合、前記スペースブロックを受信している期間を用いて、衝突を検知した旨を前記通信信号の送信元に通知する衝突通知部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  10. 前記通信信号を生成して送信する送信部、
    をさらに備え、
    前記送信部は、前記通信信号の前記プリアンブルブロックを送信中に前記通知を受信した場合、前記通信信号の送信を停止することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  11. 通信装置を制御する制御回路であって、
    互いに異なる複数のプリアンブルパターンのそれぞれが対応づけられた信号領域である複数のプリアンブルブロックを含み、前記複数のプリアンブルブロックのうちの1つに前記プリアンブルパターンが格納された受信信号からプリアンブルパターンを検出するステップと、
    検出された前記プリアンブルパターンが予め定められたプリアンブルパターンである場合、検出された前記プリアンブルパターンを前記受信信号から取り除き、検出された前記プリアンブルパターンが格納されていた信号領域である第1のブロックに続く信号領域である第2のブロックに対応づけられたプリアンブルパターンを前記第2のブロックに格納して転送するステップと、
    を通信装置に実行させることを特徴とする制御回路。
  12. 通信装置を制御するプログラムを記憶した記憶媒体において、該プログラムは、
    互いに異なる複数のプリアンブルパターンのそれぞれが対応づけられた信号領域である複数のプリアンブルブロックを含み、前記複数のプリアンブルブロックのうちの1つに前記プリアンブルパターンが格納された受信信号からプリアンブルパターンを検出するステップと、
    検出された前記プリアンブルパターンが予め定められたプリアンブルパターンである場合、検出された前記プリアンブルパターンを前記受信信号から取り除き、検出された前記プリアンブルパターンが格納されていた信号領域である第1のブロックに続く信号領域である第2のブロックに対応づけられたプリアンブルパターンを前記第2のブロックに格納して転送するステップと、
    を通信装置に実行させることを特徴とする記憶媒体。
  13. 第1の通信装置が、プリアンブルパターンが格納される領域である複数のプリアンブルブロックのうち先頭の前記プリアンブルブロックに第1のプリアンブルパターンを格納した通信信号を生成して送信するステップと、
    前記第1の通信装置から前記通信信号を受信した第2の通信装置が、前記第1のプリアンブルパターンを取り除き、前記先頭のプリアンブルブロックに続くプリアンブルブロックに、前記第1のプリアンブルパターンと異なる第2のプリアンブルパターンを格納して前記通信信号を転送するステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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