JP7008231B2 - 無線装置、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信技術に関し、特にフラッディング方式でパケット信号を転送する無線装置、プログラムに関する。
複数の無線装置によって構成されるマルチホップ通信システムでは、1つの無線装置から送信されたパケット信号が他の無線装置によって転送され、宛先の無線装置で受信される。マルチホップ通信システムの通信経路は、例えば、複数の無線装置が網目状に結ばれたメッシュ形状に形成される。パケット信号の転送の起点となる無線装置は、パケット信号を送信する際に、中継カウント値として中継送信回数の上限値を設定する。他の無線装置は、パケット信号を中継送信する際に、中継カウント値から1を減じた値を新たな中継カウント値とする(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-012867号公報
中継送信回数の上限値を設定することによって、転送の繰り返しが抑制され、トラヒックの増加が抑制される。一方、宛先の無線装置の位置に応じて転送回数は異なっており、転送回数が少ない宛先の無線装置も存在する。そのような状況において、宛先の無線装置に関わらず中継送信回数の上限値を一定値に設定する場合、少ない転送回数で宛先の無線装置に到達するパケット信号に対して、パケット信号の到達後も宛先の無線装置以外の無線装置で転送が繰り返される。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、パケット信号の無駄な転送の発生を抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の無線装置は、フラッディング方式でパケット信号を転送するメッシュネットワークに含まれる無線装置であって、メッシュネットワーク全体に監視用のパケット信号を転送させることが可能な値が転送可能回数の初期値としてデータに含まれた監視用のパケット信号を他の無線装置から受信する受信部と、受信部において受信した監視用のパケット信号から転送可能回数と、当該転送可能回数の初期値とを抽出し、抽出した転送可能回数と当該転送可能回数の初期値との差分をもとに、パケット信号の宛先となる他の無線装置までの転送回数を取得する取得部と、パケット信号の宛先となる他の無線装置までの転送可能回数を設定する設定部と、設定部において設定した転送可能回数が含まれたパケット信号を送信する送信部とを備える。設定部は、本無線装置がパケット信号の転送の起点となる場合、取得部において取得した転送回数をもとに、当該他の無線装置に対する転送可能回数を設定し、送信部から送信されるパケット信号に含まれた転送可能回数は、本無線装置がパケット信号の転送の起点となる場合、パケット信号の宛先となる他の無線装置毎に異なる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、パケット信号の無駄な転送の発生を抑制できる。
実施例に係る無線通信システムの構成を示す図である。 図1の無線装置の構成を示す図である。 図1の無線通信システムにおいて使用されるパケット信号のフォーマットを示す図である。 図4(a)-(b)は、図2の記憶部において記憶されるデータベースのデータ構造を示す図である。 図5(a)-(b)は、図2の無線装置による通信手順を示すフローチャートである。 図6(a)-(b)は、図2の無線装置による別の通信手順を示すフローチャートである。 図2の無線装置によるさらに別の通信手順を示すフローチャートである。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施例は、複数の無線装置によって構成されるメッシュネットワークの無線通信システムに関する。各無線装置は、無線通信で制御される照明システムにおける制御機器と複数の被制御機器に搭載される。照明システムにおいて、制御機器から被制御機器までの通信距離が一定以上ある場合に、これらの間に配置される被制御機器に搭載される無線装置によるマルチホップ通信により、パケット信号が伝送される。メッシュネットワークにおいて、フラッディング方式によりマルチホップ通信を実行する場合、ネットワーク内でトラヒックが輻輳しやすいという課題がある。
これを防止するために、パケット信号には、転送可能回数を示すTTL(Time To Live)値が含まれる。パケット信号を受信した無線装置は、TTL値が「1」以上である場合にTTL値を「1」減じてパケット信号を転送するが、TTL値が「0」である場合にパケット信号を転送しないという転送処理を実行する。ここで、パケット信号の転送の起点となる無線装置がTTL値に対して一定値を設定する場合、ネットワーク内での最大値が設定される。そのため、パケット信号が宛先の無線装置に到達したにもかかわらず、パケット信号の転送が継続する場合も生じ、必要以上にトラヒックが発生する。
これに対応するために、本実施例に係る無線通信システムに含まれる各無線装置は、監視用のパケット信号を定期的に送信する。監視用のパケット信号を受信した無線装置は、送信元の無線装置との間の転送回数を取得する。その結果、無線装置は、複数の他の無線装置のそれぞれに対する転送回数を取得する。当該無線装置は、パケット信号を送信する際に、宛先となる無線装置に対する転送回数をもとにTTL値を設定する。そのため、TTL値は、パケット信号の宛先となる無線装置毎に異なる。
図1は、実施例に係る無線通信システム100の構成を示す。無線通信システム100は、無線装置10と総称される第1無線装置10aから第12無線装置10lを含む。なお、無線装置10の数は「12」に限定されない。無線通信システム100が照明システムに使用される場合、複数の無線装置10のうちの1つが制御機器に搭載され、残りの無線装置10が被制御機器に搭載される。複数の無線装置10は、メッシュネットワークを形成し、フラッディング方式によりマルチホップ通信を実行する。ここでは、(1)転送回数の取得、(2)TTL値の設定、(3)パケット信号の転送の順に説明する。
(1)転送回数の取得
各無線装置10は自身の生存状態を示す監視用のパケット信号(以下、「監視用パケット信号」という)を周囲に定期的に送信する。監視用パケット信号は、メッシュネットワーク内のフラッディング方式による転送によりネットワーク全体に到達するように転送される。具体的に説明すると、1つの無線装置10、例えば、第1無線装置10aから送信された監視用パケット信号は、残りの無線装置10である第2無線装置10bから第12無線装置10lに受信される。これをいいかえれば、1つの無線装置10、例えば、第12無線装置10lは、残りの無線装置10である第1無線装置10aから第11無線装置10kから送信された監視用パケット信号を受信する。
監視用パケット信号には、転送可能回数を示す値であるTTL値とその初期値が含められる。監視用パケット信号を受信した無線装置10は、TTL値が「1」以上の場合に監視用パケット信号を転送し、TTL値が「0」の場合に監視用パケット信号を転送しない。なお、無線装置10は、転送の際に、TTL値を「1」減じる。監視用パケット信号を受信した無線装置10は、監視用パケット信号に含まれるTTL値と初期値との差分を計算することによって、監視用パケット信号の転送回数を取得する。無線装置10は、他の無線装置10毎に転送回数を記憶する。この手法により、1つの無線装置10は、ネットワーク内のすべての他の無線装置10のそれぞれまでの転送回数を取得する。
(2)TTL値の取得
次に、1つの無線装置10から他の無線装置10に送信すべきデータが当該1つの無線装置10において発生した場合の当該1つの無線装置10における処理を説明する。これは、例えば、第1無線装置10aにおいて第7無線装置10gに送信すべきデータが発生した場合の第1無線装置10aでの処理に相当する。第1無線装置10aは、すでに取得した第7無線装置10gまでの転送回数をもとにTTL値を設定する。例えば、転送回数がTTL値とされる。第1無線装置10aは、TTL値が設定されるとともに、データが含まれたパケット信号を送信する。
(3)パケット信号の転送
第1無線装置10aから送信されたパケット信号は、例えば、第2無線装置10bに受信される。第2無線装置10bは、パケット信号に含まれたTTL値を「1」減じてから、パケット信号を転送する。このようなパケット信号の転送は、監視用パケット信号と同様にTTL値が「0」になるまで続けられる。また、パケット信号の転送によって、第7無線装置10gは、パケット信号を受信する。パケット信号の転送の起点となる無線装置10において、宛先となる無線装置10までの転送回数に応じたTTL値が設定されるので、不要な転送の発生が抑制され、ネットワーク全体としてトラヒックの輻輳が軽減される。つまり、パケット信号の転送の起点となる無線装置10において設定されるTTL値は、宛先となる無線装置10毎に異なる。
図2は、無線装置10の構成を示す。無線装置10は、通信部20、処理部22、制御部24を含む。通信部20は、送信部50、受信部52を含み、処理部22は、監視用パケット信号生成部30、パケット信号生成部32、転送処理部34を含み、制御部24は、取得部40、記憶部42、設定部44を含む。ここでも、(1)転送回数の取得、(2)TTL値の設定、(3)パケット信号の転送の順に説明する。また、(3)パケット信号の転送に続いて、(4)変形例を説明する。
(1)転送回数の取得
前述のごとく、転送回数を取得するために、監視用パケット信号の送信、監視用パケット信号の転送、転送回数の計算がなされる。ここでは、(1-1)監視用パケット信号の送信、(1-2)監視用パケット信号の転送、(1-3)転送回数の計算の順に説明する。
(1-1)監視用パケット信号の送信
監視用パケット信号を送信すべき無線装置10の監視用パケット信号生成部30は、監視用パケット信号を生成する。図3は、無線通信システム100において使用されるパケット信号のフォーマットを示す。「起点ID」はパケット信号の転送の起点となる無線装置10のIDを示し、「宛先ID」はパケット信号の宛先とされる無線装置10のIDを示し、「TTL値」は転送可能回数を示す。ここで、監視用パケット信号生成部30は、「起点ID」に、自身の無線装置10に付与されたIDを設定し、「宛先ID」に、宛先を設定しない場合として定められたIDを設定する。
また、監視用パケット信号生成部30は、「TTL値」にメッシュネットワーク全体に監視用パケット信号を転送させることが可能な値を初期値として設定する。この初期値は、「データ」にも含められる。図2に戻る。監視用パケット信号生成部30は、監視用パケット信号を送信部50に出力する。送信部50は、監視用パケット信号生成部30から受けつけた監視用パケット信号を送信する。送信部50は、フラッディング方式でパケット信号を送信する。通信部20には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。前述のごとく、このような監視用パケット信号の送信は、各無線装置10において定期的になされる。
(1-2)監視用パケット信号の転送
監視用パケット信号を送信した無線装置10以外の無線装置10における受信部52は、監視用パケット信号を受信する。受信部52は、監視用パケット信号を処理部22、制御部24に出力する。転送処理部34は、受信部52から受けつけた監視用パケット信号からTTL値を抽出する。転送処理部34は、TTL値が「1」以上である場合、転送を決定する。その際、転送処理部34は、TTL値から「1」を減じたTTL値を監視用パケット信号に含める。転送処理部34は監視用パケット信号を送信部50に出力し、送信部50はパケット信号を送信する。一方、転送処理部34は、TTL値が「0」である場合、転送の終了を決定する。
(1-3)転送回数の計算
取得部40は、受信部52から受けつけた監視用パケット信号から起点IDとTTL値と初期値とを抽出する。取得部40は、初期値からTTL値を減算することによって、起点IDに対応した無線装置10までの転送回数を取得する。取得部40は、取得した転送回数を、起点IDで示された無線装置ID毎に記憶部42に記憶する。なお、受信部52が、同一の無線装置10からの監視用パケット信号を複数回受信している場合、取得部40は、当該無線装置10からの監視用パケット信号に対して同様の処理を実行する。つまり、取得部40は、同一の無線装置10に対する転送回数を複数回取得する。複数回取得された転送回数も無線装置ID毎に記憶部42に記憶される。図4(a)-(b)は、記憶部42において記憶されるデータベースのデータ構造を示す。図4(a)のごとく、無線装置ID毎に取得された1以上の転送回数が格納される。図2に戻る。
(2)TTL値の設定
他の無線装置10、つまり宛先となる無線装置10に送信すべきデータが発生した無線装置10、つまり起点となる無線装置10の設定部44は、図4(a)に示したデータベースを参照し、当該宛先となる無線装置10の無線装置IDに対応した転送回数を取得する。設定部44は、取得した転送回数をもとに、宛先となる無線装置10に対するTTL値を設定する。例えば、設定部44は、複数回取得した転送回数の統計値をもとに、TTL値を設定する。統計値として、複数回取得した転送回数の最小値であってもよく、最大値であってもよく、平均値であってもよい。また、設定部44は、取得した転送回数、例えば、最新の転送回数と同一の値をTTL値に設定してもよい。このように、設定部44は、宛先となる無線装置10までのTTL値を設定する。設定部44は、設定したTTL値を記憶部42に記憶してもよい。図4(b)に示すように、無線装置ID毎のTTL値が記憶される。設定部44は、宛先となる無線装置10に送信すべきデータが発生した場合、記憶部42に記憶したTTL値を使用してもよい。図2に戻る。
パケット信号生成部32は、設定部44において設定したTTL値が含まれたパケット信号を送信する。パケット信号のフォーマットは図3と同一である。パケット信号生成部32は、「起点ID」に、自身の無線装置10に付与されたIDを設定し、「宛先ID」に、宛先となる無線装置10に付与されたIDを設定する。また、パケット信号生成部32は、「TTL値」に、設定部44において設定したTTL値を含める。さらに、パケット信号生成部32は、「データ」に、宛先となる無線装置10に送信すべきデータを含める。図2に戻る。パケット信号生成部32は、パケット信号を送信部50に出力する。送信部50は、パケット信号生成部32から受けつけたパケット信号を送信する。そのため、送信されるパケット信号に含まれたTTL値は、パケット信号の宛先となる無線装置10毎に異なる。
(3)パケット信号の転送
パケット信号を送信した無線装置10以外の無線装置10における受信部52は、パケット信号を受信する。受信部52は、パケット信号を処理部22に出力する。転送処理部34は、受信部52から受けつけたパケット信号から宛先IDを抽出する。宛先IDが自身のIDである場合、転送処理部34は、当該パケット信号を転送する必要がないので、当該パケット信号に含まれたデータの処理を処理部22に指示する。処理部22は、指示に応じてデータを処理する。一方、宛先IDが自身のIDでなければ、転送処理部34は、パケット信号からTTL値を抽出する。転送処理部34は、TTL値が「1」以上である場合、転送を決定する。その際、転送処理部34は、TTL値から「1」を減じたTTL値をパケット信号に含める。転送処理部34はパケット信号を送信部50に出力し、送信部50はパケット信号を送信する。一方、転送処理部34は、TTL値が「0」である場合、転送の終了を決定する。
(4)変形例
これまで説明した無線装置10の構成に、(4-1)から(4-3)に示すような構成が追加されてもよい。
(4-1)パケット信号の転送の宛先となる無線装置10は、パケット信号を受信した場合、パケット信号の転送の起点となる無線装置10に対して確認信号を送信してもよい。確認信号もパケット信号と同様に転送される。パケット信号の転送の起点となる無線装置10は、確認信号を受信した場合に、パケット信号の転送の宛先となる無線装置10にパケット信号が到達したことを確認する。パケット信号の転送の起点となる無線装置10において、送信部50がパケット信号を送信した後、一定期間経過しても受信部52が確認信号を受信しない場合、パケット信号生成部32は、再送のために、同一のパケット信号を送信部50に出力してもよい。その際、設定部44は、TTL値を既に設定した値から増加させる。例えば、設定部44は、同一のパケット信号を再生する毎にTTL値を「1」ずつ増加させる。
(4-2)前述のごとく、パケット信号の転送の起点となる無線装置10において、受信部52が確認信号を受信する場合、設定部44は、同一の無線装置10に対して、確認信号の受信回数/パケット信号の送信回数を計算することによって、通信成功率を導出する。設定部44は、通信成功率が低下するほど、当該無線装置10に対するTTL値を増加させる。例えば、通信成功率がしきい値よりも低い場合、設定部44は、TTL値を「1」増加させる。
(4-3)各無線装置10の設定部44は、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値以上である場合、前述のごとく、取得部40において取得した転送回数をもとにTTL値を設定する。一方、取得部40は、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値よりも小さい場合、TTL値に一定値を設定してもよい。ここで、設定部44は、取得部40において取得した無線装置10毎の転送回数の差分が所定値以上である場合、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値以上であるであると判定する。一方、設定部44は、取得部40において取得した無線装置10毎の転送回数の差分が所定値よりも小さい場合、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値よりも小さいと判定する。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成による無線通信システム100の動作を説明する。図5(a)-(b)は、無線装置10による通信手順を示すフローチャートである。図5(a)において、受信部52が監視用パケット信号を受信した場合(S10のY)、取得部40は、無線装置ID、転送回数を記憶部42に記憶する(S12)。一方、受信部52が監視用パケット信号を受信しなかった場合(S10のN)、処理は終了される。
図5(b)において、データが発生した場合(S20のY)、設定部44は、宛先IDに対応した転送回数を記憶部42から取得する(S22)。設定部44は、転送回数をもとにTTL値を設定する(S24)。パケット信号生成部32は、TTL値を含めるようにパケット信号を生成する(S26)。送信部50は、パケット信号を送信する(S28)。データが発生しない場合(S20のN)、処理は終了される。
図6(a)-(b)は、無線装置10による別の通信手順を示すフローチャートである。図6(a)では、図5(b)のステップ24において、パケット信号が再送である場合(S40のY)、設定部44は、当該パケット信号に含めるTTL値に「1」を加算する(S42)。パケット信号が再送でない場合(S40のN)、処理は終了される。
図6(b)では、図5(b)のステップ24において、通信成功率がしきい値より小さい場合(S50のY)、設定部44は、当該パケット信号に含めるTTL値に「1」を加算する(S52)。通信成功率がしきい値より小さくない場合(S50のN)、処理は終了される。
図7は、無線装置10によるさらに別の通信手順を示すフローチャートである。図5(b)のステップ24において、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値以上である場合(S60のY)、設定部44は、無線装置毎のTTL値を設定する(S62)。一方、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値以上でない場合(S60のN)、設定部44は、一定値のTTL値を設定する(S64)。
本実施例によれば、パケット信号の転送の起点となる無線装置10においてパケット信号の宛先となる他の無線装置10毎に異なったTTL値を設定するので、パケット信号の宛先となる他の無線装置10に適した転送回数の転送を実行できる。また、パケット信号の転送の起点となる無線装置10においてパケット信号の宛先となる他の無線装置10毎に異なったTTL値を設定するので、TTL値が大きくなりすぎることを防止できる。また、TTL値が大きくなりすぎることが防止されるので、パケット信号の無駄な転送の発生を抑制できる。また、パケット信号の無駄な転送の発生が抑制されるので、トラヒックの増加を抑制できる。
また、取得した転送回数をもとに、他の無線装置10に対するTTL値を設定するので、転送回数に適したTTL値を設定できる。また、監視用パケット信号に含まれたTTL値と、TTL値の初期値との差分をもとに、他の無線装置10に対する転送回数を計算するので、転送回数を正確に取得できる。また、複数回取得した転送回数の統計値をもとに、同一の他の無線装置10に対するTTL値を設定するので、TTL値の精度を向上できる。また、取得した転送回数と同一の値をTTL値に設定するので、処理を簡易にできる。
また、パケット信号を再送する場合にTTL値を増加させるので、宛先となる無線装置10にパケット信号を到達させやすくできる。また、通信成功率が低下するほどTTL値を増加させるので、宛先となる無線装置10にパケット信号を到達させやすくできる。また、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値以上である場合、取得した転送回数をもとにTTL値を設定するので、無駄な転送の発生を抑制できる。また、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値よりも小さい場合、TTL値に一定値を設定するので、処理を簡易にできる。また、無線装置10毎の転送回数の差分をもとに、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数を推定するので、処理を簡易にできる。
本発明の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の無線装置10は、フラッディング方式でパケット信号を転送するメッシュネットワークに含まれる無線装置10であって、パケット信号の宛先となる他の無線装置10までの転送可能回数を設定する設定部44と、設定部44において設定した転送可能回数が含まれたパケット信号を送信する送信部50とを備える。送信部50から送信されるパケット信号に含まれた転送可能回数は、本無線装置10がパケット信号の転送の起点となる場合、パケット信号の宛先となる他の無線装置10毎に異なる。
パケット信号の宛先となる他の無線装置10までの転送回数を取得する取得部40をさらに備えてもよい。設定部44は、本無線装置10がパケット信号の転送の起点となる場合、取得部40において取得した転送回数をもとに、当該他の無線装置10に対する転送可能回数を設定してもよい。
他の無線装置10からの監視用のパケット信号を受信する受信部52をさらに備えてもよい。取得部40は、受信部52において受信した監視用のパケット信号に含まれた転送可能回数と、当該転送可能回数の初期値との差分をもとに、当該他の無線装置10に対する転送回数を取得してもよい。
受信部52は、同一の他の無線装置10からの監視用のパケット信号を複数回受信し、取得部40は、当該同一の他の無線装置10に対する転送回数を複数回取得し、設定部44は、複数回取得した転送回数の統計値をもとに、当該同一の他の無線装置10に対する転送可能回数を設定してもよい。
設定部44は、取得部40において取得した転送回数と同一の値を転送可能回数に設定してもよい。
設定部44は、取得部40において取得した転送回数よりも大きな値を転送可能回数に設定してもよい。
設定部44は、パケット信号を再送する場合に転送可能回数を増加させてもよい。
設定部44は、通信成功率が低下するほど転送可能回数を増加させてもよい。
設定部44は、同一の他の無線装置10であっても、パケット信号の優先度に応じて転送可能回数を変更してもよい。
設定部44は、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値以上である場合、取得部40において取得した転送回数をもとに、当該他の無線装置10に対する転送可能回数を設定し、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値よりも小さい場合、転送可能回数に一定値を設定してもよい。
設定部44は、取得部40において取得した他の無線装置10毎の転送回数の差分が所定値以上である場合、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値以上であるであると判定し、取得部40において取得した他の無線装置10毎の転送回数の差分が所定値よりも小さい場合、メッシュネットワークに含まれる無線装置10の総数がしきい値よりも小さいと判定してもよい。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、設定部44は、転送回数と同一の値をTTL値に設定している。しかしながらこれに限らず例えば、設定部44は、取得部40において取得した転送回数よりも大きな値、例えば転送回数よりも「1」大きな値をTTL値に設定してもよい。本変形例によれば、宛先となる無線装置10にパケット信号が到達する可能性を向上できる。
本実施例において、設定部44は、無線装置10毎に異なった値のTTL値を設定する。しかしながらこれに限らず例えば、設定部44は、同一の無線装置10であっても、パケット信号の優先度に応じてTTL値を変更してもよい。設定部44は、優先度が相対的に高いパケット信号のTTL値として一定値を設定し、優先度が相対的に低いパケット信号のTTL値として、転送回数をもとにした値を設定する。ここで、一定値は、転送回数をもとにした値の最大値以上にされる。本変形例によれば、トラヒックの増加を抑制しながら、優先度の高いパケット信号が、宛先となる無線装置10に到達する可能性を向上できる。
10 無線装置、 20 通信部、 22 処理部、 24 制御部、 30 監視用パケット信号生成部、 32 パケット信号生成部、 34 転送処理部、 40 取得部、 42 記憶部、 44 設定部、 50 送信部、 52 受信部、 100 無線通信システム。

Claims (10)

  1. フラッディング方式でパケット信号を転送するメッシュネットワークに含まれる無線装置であって、
    メッシュネットワーク全体に監視用のパケット信号を転送させることが可能な値が転送可能回数の初期値としてデータに含まれた監視用のパケット信号を他の無線装置から受信する受信部と、
    前記受信部において受信した監視用のパケット信号から転送可能回数と、当該転送可能回数の初期値とを抽出し、抽出した転送可能回数と当該転送可能回数の初期値との差分をもとに、パケット信号の宛先となる他の無線装置までの転送回数を取得する取得部と、
    パケット信号の宛先となる他の無線装置までの転送可能回数を設定する設定部と、
    前記設定部において設定した転送可能回数が含まれたパケット信号を送信する送信部とを備え、
    前記設定部は、本無線装置がパケット信号の転送の起点となる場合、前記取得部において取得した転送回数をもとに、当該他の無線装置に対する転送可能回数を設定し、
    前記送信部から送信されるパケット信号に含まれた転送可能回数は、本無線装置がパケット信号の転送の起点となる場合、パケット信号の宛先となる他の無線装置毎に異なることを特徴とする無線装置。
  2. 前記受信部は、同一の他の無線装置からの監視用のパケット信号を複数回受信し、
    前記取得部は、当該同一の他の無線装置に対する転送回数を複数回取得し、
    前記設定部は、複数回取得した転送回数の統計値をもとに、当該同一の他の無線装置に対する転送可能回数を設定することを特徴とする請求項に記載の無線装置。
  3. 前記設定部は、前記取得部において取得した転送回数と同一の値を転送可能回数に設定することを特徴とする請求項に記載の無線装置。
  4. 前記設定部は、前記取得部において取得した転送回数よりも大きな値を転送可能回数に設定することを特徴とする請求項に記載の無線装置。
  5. 前記設定部は、パケット信号を再送する場合に転送可能回数を増加させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線装置。
  6. 前記設定部は、通信成功率が低下するほど転送可能回数を増加させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線装置。
  7. 前記設定部は、同一の他の無線装置であっても、パケット信号の優先度に応じて転送可能回数を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線装置。
  8. 前記設定部は、メッシュネットワークに含まれる無線装置の総数がしきい値以上である場合、前記取得部において取得した転送回数をもとに、当該他の無線装置に対する転送可能回数を設定し、メッシュネットワークに含まれる無線装置の総数がしきい値よりも小さい場合、転送可能回数に一定値を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の無線装置。
  9. 前記設定部は、前記取得部において取得した他の無線装置毎の転送回数の差分が所定値以上である場合、メッシュネットワークに含まれる無線装置の総数がしきい値以上であるであると判定し、前記取得部において取得した他の無線装置毎の転送回数の差分が所定値よりも小さい場合、メッシュネットワークに含まれる無線装置の総数がしきい値よりも小さいと判定することを特徴とする請求項に記載の無線装置。
  10. フラッディング方式でパケット信号を転送するメッシュネットワークに含まれる無線装置におけるプログラムであって、
    メッシュネットワーク全体に監視用のパケット信号を転送させることが可能な値が転送可能回数の初期値としてデータに含まれた監視用のパケット信号を他の無線装置から受信するステップと、
    受信した監視用のパケット信号から転送可能回数と、当該転送可能回数の初期値とを抽出し、抽出した転送可能回数と当該転送可能回数の初期値との差分をもとに、パケット信号の宛先となる他の無線装置までの転送回数を取得するステップと、
    パケット信号の宛先となる他の無線装置までの転送可能回数を設定するステップと、
    設定した転送可能回数が含まれたパケット信号を送信するステップとを備え、
    前記設定するステップは、本無線装置がパケット信号の転送の起点となる場合、前記取得するステップにおいて取得した転送回数をもとに、当該他の無線装置に対する転送可能回数を設定し、
    前記送信するステップから送信されるパケット信号に含まれた転送可能回数は、本無線装置がパケット信号の転送の起点となる場合、パケット信号の宛先となる他の無線装置毎に異なることをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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