JP6689104B2 - 空調装置および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、空調システムを構成する空調装置および通信方法に関する。
多くのテナントやビルでは、室外機、室内機、コントローラといった複数の空調装置が共通の有線通信回線に接続された空調システムが構築されている。また、空調装置の高機能化に伴い、通信速度の高速化、通信データの増加、通信シーケンスの変更など、空調装置間の通信に使用される通信プロトコルも変更されている。一方、空調装置の稼働寿命は長く、空調システム内の一部の空調装置のみをリプレースするケースが多く発生している。このため、空調システム内には、新空調装置と旧空調装置とが混在することになり、新空調装置は、新通信プロトコルと旧通信プロトコルの両方に対応する必要がある。すなわち、旧空調装置が混在する場合は旧通信プロトコルで通信を行い、旧空調装置が混在しない場合は機能性が高い新通信プロトコルで通信を行う。
特許文献1は、空調装置の起動時に、複数の通信プロトコルで仮通信を行い、応答の有無に基づいて使用する通信プロトコルを決定する技術を開示している。
特開2008−219135号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、複数台の空調装置に複数の通信プロトコルで仮通信を行うため、通信プロトコルを決定するまでに時間を要する。そのため、電源投入から空調制御動作を開始するまでの時間が長くかかる、という問題があった。また、一部の空調装置が再起動した場合、再起動した空調装置に対して、長期間空調制御動作を行えない期間が発生する可能性がある、という問題があった。また、通信プロトコル決定中に通信異常が発生した場合、想定外の通信プロトコルすなわち旧通信プロトコルが使用され続け、新空調装置の機能を享受できない可能性がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の通信プロトコルを使用可能な空調装置が混在する空調システムにおいて、短時間で使用する通信プロトコルを決定可能な空調装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る空調装置は、第1の通信プロトコルにより通信を行う第1の通信部を備える。また、空調装置は、前記第1の通信プロトコルよりも送信間隔を短くできる第2の通信プロトコルにより通信を行う第2の通信部を備える。また、空調装置は、接続する通信回線に電圧レベルを変えて直流信号を出力することが可能な直流信号出力部を備える。また、空調装置は、前記通信回線に流れる直流信号の電圧レベルを検出する直流信号検出部を備える。また、空調装置は、前記直流信号検出部の検出結果に基づいて、通信を行うごとに、前記第1の通信部を用いて前記第1の通信プロトコルによる通信を行うか、前記第2の通信部を用いて前記第2の通信プロトコルによる通信を行うかを決定する制御部を備える。
本発明によれば、複数の通信プロトコルを使用可能な空調装置が混在する空調システムにおいて、短時間で使用する通信プロトコルを決定できる、という効果を奏する。
空調システムの構成例を示す図 第1空調装置および第2空調装置の構成例を示すブロック図 第2空調装置において通信回線に第1空調装置が接続されていないときの動作を示す図 第2空調装置において通信回線に第1空調装置が接続されているときの動作を示す図 第2空調装置において使用する通信プロトコルを決定する動作を示すフローチャート 空調システムの構成例を示す図 第3空調装置および第2空調装置の構成例を示すブロック図 第2空調装置において第2通信プロトコルで通信信号を送信する場合の動作を示すフローチャート 第2空調装置において第1通信プロトコルで通信信号を送信する場合の動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る空調装置および通信方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る空調システム1の構成例を示す図である。空調システム1は、複数の第1空調装置10と、複数の第2空調装置20と、通信回線30と、を備える。各空調装置の台数は限定されず、空調システム1は、0または1以上の第1空調装置10と、1以上の第2空調装置20と、を含む。図1は、2台の第1空調装置10および2台の第2空調装置20から構成された例を示している。第1空調装置10および第2空調装置20は、空調システム1を構成する装置であり、例えば、室内機、または室外機、またはコントローラである。コントローラは、室内機または室外機から電力情報および温度情報などを収集するとともに、室内機または室外機の動作制御を行う。
第1空調装置10は、第1通信プロトコルに基づいて通信を行う空調装置である。第1空調装置10は、通信回線30に接続された既設の旧タイプの空調装置であり、旧通信プロトコルである第1通信プロトコルで通信を行う。第1空調装置10は、第1通信プロトコルにより他の第1空調装置10、および第2空調装置20と通信を行う。
第2空調装置20は、第1通信プロトコルを含む複数の通信プロトコルに基づく通信が可能な空調装置である。第2空調装置20は、新タイプの空調装置であり、第1空調装置10が設置されている空調システム1の増設時、または新たに空調システム1を構築する際に適用される。第2空調装置20は、第1通信プロトコルにより第1空調装置10と通信を行い、第1通信プロトコルまたは新通信プロトコルである第2通信プロトコルにより他の第2空調装置20と通信を行う。第2空調装置20は、第1通信プロトコルまたは第2通信プロトコルを選択して通信を行う。具体的に、第2空調装置20は、通信回線30に第1空調装置10が接続されている場合、第1通信プロトコルで通信を行う。第2空調装置20は、通信回線30に第1空調装置10が接続されていない場合、第1通信プロトコルより機能性が高い第2通信プロトコルで通信を行う。
通信回線30は、一対の導線で構成される有線の通信回線であり、例えば、同軸ケーブル、ペア線などから構成される。空調システム1において電力線通信を行う場合、電力線を通信回線30として使用する。第1空調装置10および第2空調装置20は、通信回線30に並列に接続される。通信回線30には、第1空調装置10および第2空調装置20から出力される通信信号と、第2空調装置20から出力される直流信号とが重畳される。
つぎに、第1空調装置10および第2空調装置20の構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る第1空調装置10および第2空調装置20の構成例を示すブロック図である。
第1空調装置10は、制御部11と、第1通信部12と、結合部13と、を備える。
制御部11は、他の空調装置へ送信する空調コマンドなどのデータを第1通信部12へ供給するとともに、第1通信部12が他の空調装置から受信したデータを取得する。
第1通信部12は、第1通信プロトコルに基づいてデータを含む通信信号の送受信を行うモデムである。第1通信部12は、第1通信プロトコルの仕様に従い、データから通信信号へのフォーマット変換、通信信号からデータへのフォーマット変換、符号化、復号化、変調、および復調などを行う。通信速度、フレームフォーマット、および通信シーケンスは、第1通信プロトコルの規定を満たすものとする。
結合部13は、トランスにより構成される。結合部13は、通信回線30と第1通信部12とを結合し、第1通信部12が送受信する空調装置間の通信信号を伝達する。結合部13は、高周波の通信信号は通過させ、コモンモードノイズの第1通信部12への混入を除去する。
第2空調装置20は、制御部21と、第1通信部22と、第2通信部23と、結合部24と、直流フィルタ25と、直流信号出力部26と、直流信号検出部27と、通信フィルタ28と、を備える。
制御部21は、他の空調装置へ送信する空調コマンドなどのデータを第1通信部22または第2通信部23へ供給するとともに、第1通信部22または第2通信部23から他の空調装置より受信したデータを取得する。また、制御部21は、他の空調装置とデータを送受信する際、使用する通信プロトコルを決定、すなわち第1通信部22または第2通信部23のいずれの通信部を使用するかを決定し、決定した通信部へデータを供給する。
第1通信部22は、第1通信プロトコルに基づいてデータを含む通信信号の送受信を行うモデムである。第1通信部22は、第1通信プロトコルの仕様に従い、データから通信信号へのフォーマット変換、通信信号からデータへのフォーマット変換、符号化、復号化、変調、および復調などを行う。通信速度、フレームフォーマット、および通信シーケンスは、第1通信プロトコルの規定を満たすものとする。なお、第1通信部22は、制御部21が第1通信部22を使用することを決定するまでは、消費電力を抑えたスリープモードなどの状態にあってもよい。
第2通信部23は、第2通信プロトコルに基づいてデータを含む通信信号の送受信を行うモデムである。第2通信部23は、第2通信プロトコルの仕様に従い、データから通信信号へのフォーマット変換、通信信号からデータへのフォーマット変換、符号化、復号化、変調、および復調などを行う。通信速度、フレームフォーマット、および通信シーケンスは、第2通信プロトコルの規定を満たすものとする。なお、第2通信部23は、制御部21が第2通信部23を使用することを決定するまでは、消費電力を抑えたスリープモードなどの状態にあってもよい。
結合部24は、トランスにより構成される。結合部24は、直流フィルタ25を介して、通信回線30と、第1通信部22および第2通信部23とを結合し、第1通信部22および第2通信部23が送受信する空調装置間の通信信号を伝達する。結合部24は、高周波の通信信号は通過させ、コモンモードノイズの第1通信部22および第2通信部23への混入を除去する。
直流フィルタ25は、コンデンサにより構成される。コンデンサの一端は通信回線30を構成する片方の導線に接続される。コンデンサの他端は結合部24の1次側巻線の一端に接続される。結合部24の1次側巻線のコンデンサが接続されていない側は、通信回線30を構成する他方の導線に接続される。直流フィルタ25は、通信回線30上の直流信号を遮断し、通信信号を通過させるフィルタである。直流フィルタ25は、通信回線30に直流信号がある場合、第2空調装置20の結合部24による通信回線30の短絡を防止する。
直流信号出力部26は、第2空調装置20が接続する通信回線30に直流信号を出力する。直流信号出力部26の出力インピーダンスは高インピーダンスとする。空調システム1では、通信回線30に第1空調装置10が接続されている場合、第1空調装置10の結合部13により通信回線30が短絡し、通信回線30の一方の導線から他方の導線へ直流信号が流れることになる。
直流信号検出部27は、通信回線30に流れる直流信号の電圧レベルを検出し、電圧レベルを検出した結果である検出結果を制御部21へ通知する。
通信フィルタ28は、インダクタまたはローパスフィルタにより構成される。通信フィルタ28は、通信回線30上の通信信号を遮断し、直流信号を通過させるフィルタである。
つぎに、第2空調装置20が、空調システム1の通信回線30に第1空調装置10が接続されているか否かを判定し、第1通信プロトコルで通信を行うか、または第2通信プロトコルで通信を行うかを決定する動作について説明する。
図3は、本実施の形態に係る第2空調装置20において通信回線30に第1空調装置10が接続されていないときの動作を示す図である。図4は、本実施の形態に係る第2空調装置20において通信回線30に第1空調装置10が接続されているときの動作を示す図である。図3および図4は、図2に示すブロック図のうち、第2空調装置20の直流信号出力部26から直流信号を出力し、第2空調装置20の直流信号検出部27が直流信号の電圧レベルを検出するまでの経路部分を抜き出した図である。直流信号出力部26は、直流信号の電圧レベルを変えて出力可能な可変直流電源261と、可変直流電源261と通信回線30との接続を切り替えるスイッチ262と、抵抗263と、を備える。図3および図4に示す直流信号出力部26の構成は一例であり、これに限定されるものではない。直流信号出力部26は、後述する通信を行うごとに通信プロトコルを決定する動作のため、直流信号の電圧レベルを変えることができる構成とする。
図3では、通信回線30の一方の導線と他方の導線との間には、第2空調装置20の直流フィルタ25および結合部24の1次側巻線が接続される。この場合、第2空調装置20の直流信号出力部26の可変直流電源261から出力された電圧レベルがハイレベル(以下、Hレベルとする)の直流信号は、スイッチ262および抵抗263を介して通信回線30の一方の導線に出力され、通信回線30の他方の導線には流れ込まない。そのため、第2空調装置20の直流信号検出部27は、直流信号の電圧レベルとしてHレベルを検出する。Hレベルは、例えば、1Vの電圧レベルとすることができるが、これに限定されるものではない。
一方、図4では、通信回線30の一方の導線と他方の導線との間には、第2空調装置20の直流フィルタ25および結合部24の1次側巻線と並列に、第1空調装置10の結合部13の1次側巻線が接続される。この場合、第2空調装置20の直流信号出力部26の可変直流電源261から出力された電圧レベルがHレベルの直流信号は、スイッチ262および抵抗263を介して通信回線30の一方の導線に出力され、第1空調装置10の結合部13の1次側巻線から、通信回線30の他方の導線に流れ込む。そのため、第2空調装置20の直流信号検出部27は、直流信号の電圧レベルとして0レベルを検出する。
このように、第2空調装置20では、直流信号出力部26から電圧レベルがHレベルの直流信号を出力し、直流信号検出部27で検出される直流信号の電圧レベルに基づいて、制御部21が通信回線30に第1空調装置10が接続されているか否かを判定する。第2空調装置20では、制御部21が、通信回線30に第1空調装置10が接続されているか否かの判定に基づいて、使用する通信プロトコルを決定する。
図5は、本実施の形態に係る第2空調装置20において使用する通信プロトコルを決定する動作を示すフローチャートである。第2空調装置20では、電源が投入されると制御部21が起動する(ステップS1)。
制御部21は、直流信号出力部26を制御し、直流信号出力部26からの直流信号の出力をHレベルに設定する(ステップS2)。直流信号出力部26は、制御部21の制御により、電圧レベルがHレベルの直流信号を接続する通信回線30に出力する。
直流信号検出部27は、通信回線30の直流信号の電圧レベルを検出する。制御部21は、直流信号検出部27から、直流信号の電圧レベルの検出結果を取得する(ステップS3)。
取得した検出結果がHレベルの場合(ステップS4:Yes)、制御部21は、通信回線30に第1空調装置10が接続されていないと判定し、新通信プロトコルである第2通信プロトコルを使用することを決定する(ステップS5)。制御部21は、他の空調装置へ送信するデータを第2通信部23へ供給する。
一方、取得した検出結果がHレベルではない場合(ステップS4:No)、制御部21は、通信回線30に第1空調装置10が接続されていると判定し、旧通信プロトコルである第1通信プロトコルを使用することを決定する(ステップS6)。制御部21は、他の空調装置へ送信するデータを第1通信部22へ供給する。
制御部21は、直流信号出力部26を制御し、直流信号出力部26からの直流信号の出力を未使用に設定する(ステップS7)。直流信号出力部26は、制御部21の制御により、直流信号の出力を停止する。直流信号出力部26は、図3または図4に示す構成の場合、スイッチ262を切り替えてB点とC点とを接続させる。
制御部21は、例えば、設定された周期の間、例えば、10秒の周期の間待機し(ステップS8)、ステップS2の処理に戻って、前述と同様の処理を繰り返し実行する。この場合、直流信号出力部26は、ステップS2において、図3または図4に示す構成の場合、スイッチ262を切り替えてA点とC点とを接続させる。
このように、第2空調装置20は、直流信号出力部26から通信回線30へ直流信号を出力し、直流信号検出部27における通信回線30に流れる直流電流の電圧レベルの検出結果によって、通信回線30に第1空調装置10が接続されているか否かを判定し、空調システム1で使用する通信プロトコルを決定することができる。
つづいて、空調システム内の空調装置が全て第2空調装置20の場合、または空調システム内の空調装置が第2空調装置20、および第1空調装置10に直流フィルタ14が追加された第3空調装置によって構成される場合について説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係る空調システム1aの構成例を示す図である。空調システム1aは、複数の第3空調装置40と、複数の第2空調装置20と、通信回線30と、を備える。各空調装置の台数は限定されず、空調システム1aは、0または1以上の第3空調装置40と、1以上の第2空調装置20と、を含む。図6は、2台の第3空調装置40および2台の第2空調装置20から構成された例を示している。第3空調装置40および第2空調装置20は、空調システム1aを構成する装置であり、例えば、室内機、または室外機、または空調装置から電力情報および温度情報などを収集するとともに空調装置の動作制御を行うコントローラである。
図7は、本実施の形態に係る第3空調装置40および第2空調装置20の構成例を示すブロック図である。空調システム1aの第2空調装置20は、空調システム1の第2空調装置20と同様の構成である。
第3空調装置40は、第1通信プロトコルに基づいて通信を行う空調装置である。第3空調装置40は、通信回線30に接続された既設の旧タイプの空調装置である第1空調装置10に直流フィルタ14を追加した空調装置であり、旧通信プロトコルである第1通信プロトコルで通信を行う。第3空調装置40は、第1通信プロトコルにより他の第3空調装置40、および第2空調装置20と通信を行う。
直流フィルタ14は、コンデンサにより構成される。コンデンサの一端は通信回線30を構成する片方の導線に接続される。コンデンサの他端は結合部13の1次側巻線の一端に接続される。結合部13の1次側巻線のコンデンサが接続されていない側は、通信回線30を構成する他方の導線に接続される。直流フィルタ14は、通信回線30上の直流信号を遮断し、通信信号を通過させるフィルタである。直流フィルタ14は、通信回線30に直流信号がある場合、第3空調装置40の結合部13による通信回線30の短絡を防止する。
空調システム1aでは、前述の空調システム1と異なり、第1通信プロトコルのみで通信可能な第3空調装置40が、直流フィルタ14を備えている。そのため、第2空調装置20では、直流信号出力部26から通信回線30へHレベルの直流信号を出力し、直流信号検出部27の検出結果によって使用する通信プロトコルを決定しても、決定した通信プロトコルで通信を継続することで不都合が生じることが予想される。すなわち、第2空調装置20は、空調システム1aで新通信プロトコルである第2通信プロトコルを使用することを決定した場合、旧通信プロトコルである第1通信プロトコルのみで通信可能な第3空調装置40と通信を行うことができない。また、第2空調装置20は、空調システム1aで旧通信プロトコルである第1通信プロトコルを使用することを決定した場合、新通信プロトコルである第2通信プロトコルで通信可能な他の第2空調装置20との間でも、機能性が高い第2通信プロトコルで通信を行うことができない。
そのため、空調システム1aでは、第2空調装置20は、空調コマンドなどのデータを含む通信信号を送信するごとに、すなわち通信を行うごとに使用する通信プロトコルを決定する。具体的に、第2空調装置20が、第2通信プロトコルで通信信号を送信する場合、および第1通信プロトコルで通信信号を送信する場合の動作について説明する。
図8は、本実施の形態に係る第2空調装置20において第2通信プロトコルで通信信号を送信する場合の動作を示すフローチャートである。
制御部21は、直流信号出力部26を制御し、初期状態として直流信号出力部26からの直流信号の出力を未使用に設定する(ステップS11)。直流信号出力部26は、制御部21の制御により、直流信号を出力しない。
制御部21は、空調コマンドなどのデータの送信要求があるまで待機する(ステップS12:No)。制御部21は、空調コマンドなどのデータの送信要求があった場合(ステップS12:Yes)、直流信号出力部26を制御し、直流信号出力部26からの直流信号の出力をHレベルに設定する(ステップS13)。直流信号出力部26は、制御部21の制御により、電圧レベルがHレベルの直流信号を接続する通信回線30に出力する。
直流信号検出部27は、通信回線30の直流信号の電圧レベルを検出する。制御部21は、直流信号検出部27から、直流信号の電圧レベルの検出結果を取得する(ステップS14)。
取得した検出結果がHレベルの場合(ステップS15:Yes)、制御部21は、第2通信プロトコルで通信を行うことを決定し、第2通信部23を制御して、第2通信部23から第2通信プロトコルによりジャム信号を出力させる(ステップS16)。これは、通信信号を送信する第2空調装置20が、空調システム1a内の他の空調装置に対して、通信回線30に通信信号またはノイズがあることを認識させ、送信間隔タイマをリセットさせるためである。第2通信部23は、制御部21の制御により、第2通信プロトコルによりジャム信号を出力する。
制御部21は、第2通信部23を制御し、ジャム信号の出力を停止させ、ジャム信号の出力停止後、第1通信プロトコルにおける最小送信間隔よりも短い間隔で、第2通信プロトコルにより通信信号を送信させる(ステップS17)。前述のように、第1通信プロトコルよりも第2通信プロトコルの方が高い機能性のため、第2通信プロトコルの方が第1通信プロトコルよりも送信間隔を短くできるものとする。第2通信部23は、制御部21の制御により、ジャム信号の出力を停止し、ジャム信号の出力停止後、第1通信プロトコルにおける最小送信間隔よりも短い間隔で、第2通信プロトコルにより通信信号を送信する。
一方、取得した検出結果がHレベルではない場合(ステップS15:No)、制御部21は、他の第2空調装置20がHレベルよりも電圧レベルの低いローレベル(以下、Lレベルとする)の直流信号を出力していると判定し、第1通信プロトコルで通信を行うことを決定する。Lレベルは、例えば、0.1Vの電圧レベルとすることができるが、これに限定されるものではない。取得した検出結果がHレベルではない場合(ステップS15:No)とは、後述するように、他の第2空調装置20が第1通信プロトコルで通信を行うために、他の第2空調装置20がLレベルで直流信号を出力している場合であり、検出結果はHレベルでもLレベルでもない値になる。制御部21は、第1通信部22を制御し、第1通信部22から第1通信プロトコルにより通信信号を送信させる(ステップS18)。第1通信部22は、制御部21の制御により、第1通信プロトコルにより通信信号を送信する。
以降、制御部21は、ステップS11に戻って、通信を行うごとに、上記処理を繰り返し実行する。ステップS11では、直流信号出力部26は、制御部21の制御により、Hレベルの直流信号の出力を停止する。
制御部21では、第3空調装置40が第1通信プロトコルにより通信信号を送信していることを検出できない。しかしながら、制御部21は、ステップS15の処理において、Noであれば第1通信プロトコルで通信を行うことになり、Yesであればジャム信号の送信により第3空調装置40の送信間隔タイマをリセットさせることができるため、動作上問題は生じない。
図9は、本実施の形態に係る第2空調装置20において第1通信プロトコルで通信信号を送信する場合の動作を示すフローチャートである。
制御部21は、直流信号出力部26を制御し、初期状態として直流信号出力部26からの直流信号の出力を未使用に設定する(ステップS21)。直流信号出力部26は、制御部21の制御により、直流信号を出力しない。
制御部21は、空調コマンドなどのデータの送信要求があるまで待機する(ステップS22:No)。制御部21は、空調コマンドなどのデータの送信要求があった場合(ステップS22:Yes)、直流信号出力部26を制御し、直流信号出力部26からの直流信号の出力をLレベルに設定する(ステップS23)。直流信号出力部26は、制御部21の制御により、電圧レベルがLレベルの直流信号を出力する。直流信号出力部26は、図3または図4に示す構成の場合、可変直流電源261を制御して、Hレベルよりも電圧レベルの低いLレベルの直流信号を接続する通信回線30に出力する。
直流信号検出部27は、通信回線30の直流信号の電圧レベルを検出する。制御部21は、直流信号検出部27から、直流信号の電圧レベルの検出結果を取得する(ステップS24)。
取得した検出結果がLレベルの場合(ステップS25:Yes)、制御部21は、規定された期間、例えば、第1通信プロトコルによる1回の通信にかかる期間待機し(ステップS26)、第1通信部22を制御し、第1通信部22から第1通信プロトコルにより通信信号を送信させる(ステップS27)。なお、制御部21は、前述の第2通信プロトコルで通信信号を送信する場合と同様、取得した検出結果がLレベルの場合(ステップS25:Yes)、ステップS26の処理の前に、第1通信部22を制御し、第1通信部22から第1通信プロトコルによりジャム信号を出力させてもよい。
一方、取得した検出結果がLレベルではない場合(ステップS25:No)、制御部21は、他の第2空調装置20がHレベルの直流信号を出力していると判定し、通信信号の送信処理を停止し、ステップS21に戻る。取得した検出結果がLレベルではない場合(ステップS25:No)とは、前述のように、他の第2空調装置20が第2通信プロトコルで通信を行うために、他の第2空調装置20がHレベルで直流信号を出力している場合であり、検出結果はLレベルでもHレベルでもない値になる。
以降、制御部21は、ステップS21に戻って、通信を行うごとに、上記処理を繰り返し実行する。ステップS21では、直流信号出力部26は、制御部21の制御により、Lレベルの直流信号の出力を停止する。
制御部21では、第3空調装置40が第1通信プロトコルにより通信信号を送信していることを検出できない。しかしながら、制御部21は、図9に示すフローチャートの動作では、第2通信プロトコルで通信を行うことはないため、動作上問題は生じない。
このように、第2空調装置20は、通信を行うごとに、直流信号出力部26から通信回線30へ直流信号を出力し、直流信号検出部27における通信回線30に流れる直流電流の電圧レベルの検出結果によって、空調システム1aで使用する通信プロトコルを決定することができる。
なお、本実施の形態では、第2空調装置20が、2つの通信部を備え、新旧の2つの通信プロトコルを使用可能な場合について説明したが、これに限定されるものではない。第2空調装置20は、3つ以上の通信部を備え、3つ以上の通信プロトコルを使用することも可能である。例えば、第2空調装置20は、各々が異なる通信プロトコルにより通信を行う複数の通信部を備える。第2空調装置20は、直流信号出力部26から通信回線30へ直流信号を出力する際の電圧レベルを通信プロトコルの数すなわち通信部の数に合わせて複数設定し、直流信号検出部27における通信回線30に流れる直流電流の電圧レベルの検出結果によって、空調システム1aで使用する通信プロトコルを決定する。
つづいて、第2空調装置20のハードウェア構成について説明する。前述のように、第1通信部22および第2通信部23はモデムにより実現される。結合部24はトランスにより実現される。直流フィルタ25はコンデンサにより実現される。通信フィルタ28はインダクタまたはローパスフィルタなどにより実現される。第2空調装置20において、制御部21、直流電流出力部26、および直流電流検出部27は、処理回路により実現される。すなわち、第2空調装置20は、通信を行うごとに、接続する通信回線に直流信号を出力し、通信回線に流れる直流信号の電圧レベルを検出し、検出結果に基づいて使用する通信プロトコルを決定するための処理回路を備える。処理回路は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)およびメモリであってもよい。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。第2空調装置20の各機能を機能別に処理回路で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路で実現してもよい。
処理回路がCPUおよびメモリで構成される場合、第2空調装置20の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。処理回路では、メモリに記憶されたプログラムをCPUが読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、第2空調装置20は、制御部21、直流電流出力部26、および直流電流検出部27が処理回路により実行されるときに、通信を行うごとに、接続する通信回線に直流信号を出力するステップ、通信回線に流れる直流信号の電圧レベルを検出するステップ、検出結果に基づいて使用する通信プロトコルを決定するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリを備える。また、これらのプログラムは、第2空調装置20の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、CPUは、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
なお、第2空調装置20の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、接続する通信回線に直流信号を出力し、通信回線に流れる直流信号の電圧レベルを検出する機能については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、検出結果に基づいて使用する通信プロトコルを決定する機能についてはCPUがメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第2空調装置20では、通信を行うごとに、直流電流出力部26から接続する通信回線30に直流信号を出力し、直流電流検出部27が通信回線30に流れる直流信号の電圧レベルを検出し、制御部21が直流電流検出部27の検出結果に基づいて、使用する通信プロトコルを決定することとした。これにより、第2空調装置20では、複数の通信プロトコルを使用可能な場合において、短時間で使用する通信プロトコルを決定することができる。
また、第2空調装置20では、通信を行うごとに使用する通信プロトコルを決定することから、空調システム1aの通信回線30に接続する一部の空調装置が再起動した場合、再起動した空調装置に対して、長期間空調制御動作を行えない期間が発生する事態を回避することができる。また、第2空調装置20において、通信プロトコル決定中に通信異常が発生した場合、想定外の通信プロトコルすなわち旧通信プロトコルが使用され続け、新空調装置の機能を享受できない事態を回避することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a 空調システム、10 第1空調装置、11,21 制御部、12,22 第1通信部、13,24 結合部、14,25 直流フィルタ、20 第2空調装置、23 第2通信部、26 直流信号出力部、27 直流信号検出部、28 通信フィルタ、30 通信回線、40 第3空調装置、261 可変直流電源、262 スイッチ、263 抵抗。

Claims (5)

  1. 第1の通信プロトコルにより通信を行う第1の通信部と、
    前記第1の通信プロトコルよりも送信間隔を短くできる第2の通信プロトコルにより通信を行う第2の通信部と、
    接続する通信回線に電圧レベルを変えて直流信号を出力することが可能な直流信号出力部と、
    前記通信回線に流れる直流信号の電圧レベルを検出する直流信号検出部と、
    前記直流信号検出部の検出結果に基づいて、通信を行うごとに、前記第1の通信部を用いて前記第1の通信プロトコルによる通信を行うか、前記第2の通信部を用いて前記第2の通信プロトコルによる通信を行うかを決定する制御部と、
    を備える空調装置。
  2. 記制御部は、前記第2の通信プロトコルで通信を行うことを決定したときは、前記第2の通信部から、前記通信回線に前記第2の通信プロトコルによるジャム信号を送信させ、前記ジャム信号の送信停止後、前記第1の通信プロトコルの送信間隔よりも短い間隔で前記第2の通信プロトコルにより通信信号を送信させる、
    請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記制御部は、
    前記直流信号出力部から第1の電圧レベルの直流信号を出力させ、前記直流信号検出部の検出結果が前記第1の電圧レベルの場合、前記第1の通信プロトコルで通信を行うことを決定し、
    前記直流信号出力部から第2の電圧レベルの直流信号を出力させ、前記直流信号検出部の検出結果が前記第2の電圧レベルの場合、前記第2の通信プロトコルで通信を行うことを決定する、
    請求項2に記載の空調装置。
  4. 前記制御部は、前記直流信号出力部から前記第2の電圧レベルの直流信号を出力させ、前記直流信号検出部の検出結果が前記第2の電圧レベルではなかった場合、前記第1の通信プロトコルで通信を行うことを決定する、
    請求項3に記載の空調装置。
  5. 第1の通信プロトコルにより通信を行う第1の通信部と、前記第1の通信プロトコルよりも送信間隔を短くできる第2の通信プロトコルにより通信を行う第2の通信部と、を備える空調装置における通信方法であって、
    通信を行うごとに、
    電圧レベルを変えて直流信号を出力することが可能な直流信号出力部が、接続する通信回線に、制御部によって設定された電圧レベルの直流信号を出力する出力ステップと、
    直流信号検出部が、前記通信回線に流れる直流信号の電圧レベルを検出する検出ステップと、
    前記制御部が、前記検出ステップにおける検出結果に基づいて、使用する通信プロトコルを決定する決定ステップと、
    を含む通信方法。
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