JP6688043B2 - 収納家具 - Google Patents
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Description
図1及び図2は、本発明の実施形態1に係る収納家具1を示す。該収納家具1は、リビングルーム等の室内の壁面Wに沿って床面F上に設置されるものである。
収納家具1は、室内の壁面Wに当接する背面とは逆側の前面が開口した矩形箱状の複数の収納空間2L,2R(本実施形態では2つ)が形成された収納家具本体10と、複数の収納空間2L,2Rの前面の各開口を開閉する揺動タイプの複数の扉20L,20R(本実施形態では2枚)とを備えている。
収納家具本体10は、3つの側板11〜13と、2つの天板14L,14Rと、2つの底板15L,15Rと、背板16と、6つの棚板17とを有している。収納家具本体10には、3つの側板11〜13と、2つの天板14L,14Rと、2つの底板15L,15Rと、背板16とによって上述の2つの収納空間2L,2Rが左右に区画されている。
2つの扉20L,20Rは、上下方向に長い矩形状の扁平な板状部材によって同じ大きさに構成され、左側の扉20Lと、右側の扉20Rとによって構成されている。扉20L,20Rは、基端部が後述するスライド蝶番30を介して収納家具本体10に揺動可能に取り付けられている。具体的には、左側の扉20Lは、基端部(左端部)が3つのスライド蝶番30を介して左側板11に揺動可能に取り付けられている。また、右側の扉20Rは、左側の扉20Lと同様に、基端部(右端部)が3つのスライド蝶番30(図示省略)を介して右側板12に揺動可能に取り付けられている。左側の扉20Lは、閉状態において左側の収納空間2Lの前端を閉塞するように設けられ、右側の扉20Rは、閉状態において右側の収納空間2Rの前端を閉塞するように設けられている。
各スライド蝶番30は、本体側部分31と扉側部分32と連結部分33とをそれぞれ有し、扉20L,20Rを収納家具本体10の対応する側板(左側板11、右側板12)にそれぞれ揺動可能に取り付けている。
本発明に係る収納家具1には、スライド蝶番30の本体側部分31が側板11,12の内壁面に取り付けられることによる収納空間2L,2Rの美観の低下を抑制するために、側板11,12の内壁面であってスライド蝶番30の本体側部分31が取り付けられた蝶番取付面にカバー部材40が設けられている。
本収納家具1には、上記カバー部材40を、スライドさせるだけで容易に収納家具本体10の蝶番取付面に取り付けるために、あり継ぎコネクタ(突出部)50が該蝶番取付面に収納空間2L,2Rに突出するように形成されている。あり継ぎコネクタ50は、カバー部材40の上記側板当接面に形成されたスライド溝42にスライド自在に保持されるように、スライド溝42(本実施形態では蟻溝)よりも僅かに小さい断面寸法で相似形状に形成されている。あり継ぎコネクタ50は、側板11,12の蝶番取付面において、各スライド蝶番30のすぐ上方に設けられ、3つずつ設けられている。
上述したように、各カバー部材40の奥行長さは、収納空間2L,2Rの奥行長さよりも30mm程度短く形成されている。そのため、各カバー部材40を、前端が側板11,12の前端と揃う設置位置に設置した際に、カバー部材40と収納空間2L,2Rの背面を形成する収納家具本体10の背板16と間に隙間が形成される。このような隙間が形成されると、収納空間2L,2Rの内部の美観が低下する。
以下、収納家具1の組立動作について説明する。
以上のように、本収納家具1では、収納家具本体10の内壁面であってスライド蝶番30が取り付けられる蝶番取付面に、収納空間2L,2Rに突出するあり継ぎコネクタ(突出部)50を形成する一方、スライド蝶番30の本体側部分31を覆い隠す凹部41と、上記あり継ぎコネクタ50をスライド自在に保持すると共にカバー部材40を設置位置まで導くスライド溝42とが形成されたカバー部材40を設けることとした。本収納家具1によれば、このような構成により、カバー部材40を設けることによって、スライド蝶番30を用いることによる収納空間2L,2Rの美観の低下を抑制することができると共に、該カバー部材40をビス等で蝶番取付面に取り付けるのではなく、スライド溝42にあり継ぎコネクタ50を保持させた状態でカバー部材40をスライドさせるだけで、該カバー部材40を所定の設置位置で蝶番取付面に取り付けることができる。また、スライド蝶番30の調整を行う際には、カバー部材40を取り付け時とは逆側にスライドさせることにより、容易に取り外すことができる。従って、本収納家具1によれば、扉付きの収納家具において、スライド蝶番30の調整作業を煩雑にすることなくスライド蝶番30を用いることによる美観の低下を抑制することができる。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
2 収納家具本体
2L,2R 収納空間
10 収納家具本体
16 背板
18 収容凹部
20L,20R 扉
30 スライド蝶番
31 本体側部分
34 凹溝
40 カバー部材
40a 前端面
41 凹部
42 スライド溝
50 あり継ぎコネクタ(突出部)
60 桟部材
Claims (6)
- 前面が開口した収納空間が形成された収納家具本体と、基端部がスライド蝶番を介して該収納家具本体に揺動可能に取り付けられて上記収納空間の開口を開閉する扉とを備えた収納家具であって、
上記収納家具本体の内壁面であって上記スライド蝶番が取り付けられた蝶番取付面に取り付けられ、上記スライド蝶番の上記蝶番取付面に取り付けられた本体側部分を覆い隠すための凹部が形成されたカバー部材を備え、
上記蝶番取付面には、上記収納空間に突出する突起部が形成され、
上記カバー部材には、上記突起部をスライド自在に保持することで該カバー部材を上記蝶番取付面に取り付けると共に、上記凹部が上記スライド蝶番の本体側部分を覆い隠す所定の設置位置まで該カバー部材を導くスライド溝が形成され、
上記カバー部材は、一側面に上記凹部と上記スライド溝とが形成された扁平な板状部材によって構成されている
ことを特徴とする収納家具。 - 請求項1において、
上記カバー部材は、該カバー部材が当接する上記蝶番取付面と前端の幅が等しい矩形状に形成され、上記設置位置において、前端が上記蝶番取付面の前端と同じ位置に配置されるように構成されている
ことを特徴とする収納家具。 - 請求項2において、
上記カバー部材の前端面は、上記蝶番取付面から離れるほど上記収納空間の奥側に後退する傾斜面に構成されている
ことを特徴とする収納家具。 - 請求項2又は3において、
上記カバー部材は、上記収納空間の奥行長さが該収納空間よりも短く、
上記スライド溝は、上記カバー部材を、上記蝶番取付面に沿って上記収納空間の奥行方向の奥側から手前側へスライドさせて上記設置位置に導くように構成され、
上記設置位置に設置された上記カバー部材と上記収納空間の背面を形成する上記収納家具本体の背板との隙間には、該隙間を埋める桟部材が設けられている
ことを特徴とする収納家具。 - 請求項4において、
上記桟部材は、上記カバー部材と同じ厚みで且つ同色の板状部材によって構成され、上記設置位置に位置する該カバー部材と面一となるように配置されている
ことを特徴とする収納家具。 - 請求項1乃至5のいずれか1つにおいて、
上記蝶番取付面には、上記スライド蝶番の本体側部分の一部を収容する収容凹部が形成されている
ことを特徴とする収納家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015219455A JP6688043B2 (ja) | 2015-11-09 | 2015-11-09 | 収納家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015219455A JP6688043B2 (ja) | 2015-11-09 | 2015-11-09 | 収納家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017086406A JP2017086406A (ja) | 2017-05-25 |
JP6688043B2 true JP6688043B2 (ja) | 2020-04-28 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015219455A Active JP6688043B2 (ja) | 2015-11-09 | 2015-11-09 | 収納家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6688043B2 (ja) |
-
2015
- 2015-11-09 JP JP2015219455A patent/JP6688043B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017086406A (ja) | 2017-05-25 |
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