JP6687003B2 - コンベアの駆動装置 - Google Patents

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本発明は、エスカレーターなどの乗客コンベアの駆動装置に関するものであり、より具体的には、モーター側のプーリーと従動側のプーリーに懸架されたVベルトのテンションを調整することのできる駆動装置に関するものである。
エスカレーターなどの乗客コンベアでは、一般的に上階側の乗降口の下方に機械室を設け、当該機械室の内部に踏み段チェーンなどを駆動する駆動装置を配置している。
駆動装置は、モーターと減速機を上下に配置して構成され、モータープーリーと減速機入力プーリーをVベルトで連繋し、動力伝達可能としている。モーターは、一般的に傾斜した天面を有するモーターベース上に配置され、ジャッキボルトの如き位置調整ボルトの締緩によってモーターベース上で位置調整可能となっており、モーター軸と減速機入力軸との距離を接近、離間させて、Vベルトのテンションを調整できるようにしている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−206251号公報
モーター軸を減速機入力軸から離間させるために、モーターの調整量が大きくなると、位置調整ボルトのストロークも長くなる。その結果、位置調整ボルトが座屈変形してしまう虞がある。特許文献1では、位置調整ボルトを2段構成として、各位置調整ボルトのストロークが長くなってしまうことを抑えているが、構造が複雑となり、また、機械室は狭小な空間であるため、その調整にも手間が掛かる。
さらに、近年、エスカレーターのリニューアルの際に、運転速度を変更することがあり、その場合、減速機は更新せず、モーターサイズ変更およびプーリー外径変更にて対応することがある。モーターサイズの変更によりモーター軸の高さが変わることに加えて、プーリー外径が変わることでプーリー間寸法が変わるため、モーター位置やベルト長さを変える必要があり、上記と同様の問題を招くことになる。
本発明の目的は、位置調整ボルトのストロークを長く採ることなくモーターの位置調整を行なうことのできる乗客コンベアの駆動装置を提供することである。
本発明のコンベアの駆動装置は、
モーターと減速機をベルトによって動力伝達可能に連繋したコンベアの駆動装置であって、
前記モーターがスライド可能且つ位置決め可能に設置される天面を有するモーターベースと、
前記天面に設けられた位置調整ボルトフレームに螺合し、先端が前記モーターと当接して前記モーターの位置を調整する位置調整ボルトと、
を有し、
前記モーターと前記位置調整ボルトの先端との間には、調整ブロックが挿入可能である。
前記調整ブロックは、縦長さと横長さが異なる直方体形状であり、縦方向、横方向の何れかで前記モーターと前記位置調整ボルトの先端との間に挿入することができる。
前記天面には、前記モーターのスライド方向に沿う長孔が形成されており、
前記モーターは、固定用ボルトによって前記長孔に固定されると共に、前記調整ブロックもブロック用ボルトによって前記長孔に固定することができる。
前記調整ブロックは、非使用状態において、前記モーターを挟んで前記位置調整ボルトとは逆側の長孔の先端近傍に取付可能とすることができる。
前記天面は、前記位置調整ボルト側が低くなるよう傾斜していることが望ましい。
本発明によれば、位置調整ボルトのストロークが長くなりそうな場合に、調整ブロックをモーターと位置調整ボルトの先端との間に挿入することで、調整ブロックがスペーサーの役割をなし、位置調整ボルトのストロークを短くすることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る駆動装置をプーリー側から見た正面図であって、調整ブロックを横置きしてモーターの位置を調整した状態を示している。 図2は、図1の側面図である。 図3は、調整ブロックを用いた位置調整機構の説明図である。 図4は、調整ブロックを縦置きしてモーターの位置を調整した状態を示す駆動装置の正面図である。 図5は、図4の側面図である。 図6は、調整ブロックの非使用状態を示す駆動装置の正面図である。 図7は、図6の側面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の駆動装置10について説明する。
図1及び図2は、エスカレーターなどの乗客コンベアの駆動装置10を示している。駆動装置10は、一般的にエスカレーターの上階側の乗降口の下方に機械室を設け、当該機械室の内部に配置される。
駆動装置10は、図1及び図2に示すように、機械室の床に設置される減速機40、減速機40上のモーターベース30にモーター20を配置した構成とすることができる。そして、モーターベース30上でモーター20の位置を調整する位置調整機構50を具える。
モーター20は、モーターフレーム24と一体に構成されており、モーターベース30の天面31に固定用ボルト25により位置決め固定される。モーター軸21にはモータープーリー22とその先端に円盤状のフライホイール23が装着されている。
減速機40は、減速機入力軸42に減速機入力プーリー43が取り付けられており、モータープーリー22と減速機入力プーリー43はVベルト27によって動力伝達可能に連繋されている。減速機入力軸42は、図示しない減速機構を介して減速機出力軸44と連繋されている。減速機出力軸44には、減速機出力スプロケット45が取り付けられており、当該減速機出力スプロケット45には駆動チェーン47が懸架されている。駆動チェーン47は、踏み段チェーンなどを駆動する駆動スプロケットを駆動する。
然して、モーター20を駆動することで、Vベルト27を介して減速機40に動力が伝達され、減速機出力スプロケット45が駆動チェーン47を走行させる。
モーターベース30の天面31は、減速機入力軸42側の端縁(図1において左側、以下、左右方向については図1を基準に右側、左側と規定する)が下方になるように傾斜して形成されている。天面31には、モーター軸21と直交する面内に2列の長孔32が開設されおり、モーターフレーム24は、長孔32を貫通する固定用ボルト25を用いて天面31に固定される。図1では、各列の長孔32は、中央で途切れた2つの長孔である。
モーターベース30の天面31には、図3に示すように、モーター20の位置調整を行なうための位置調整機構50が配置されている。位置調整機構50は、天面31の左端から上向きに突設された位置調整ボルトフレーム34に螺合されたジャッキボルトの如き位置調整ボルト51と、モーターフレーム24と位置調整ボルト51の先端の間に挿入可能な調整ブロック52を含んでいる。
天面31上でモーター20を位置決め固定するには、固定用ボルト25を緩め、位置調整ボルト51を緩めた状態から徐々に締めていくことで、位置調整ボルト51の先端がモーターフレーム24を天面31に沿って右側に押し上げていく。そして、Vベルト27が所望のテンションとなった状態で固定用ボルト25を締めることで、モーター20を位置決め固定することができる。
通常のメンテナンスでは、上記のとおり、位置調整ボルト51を締緩することでVベルト27のテンションを調整する。一方、エスカレーターのリニューアルの際に、駆動装置10のモーター20のサイズ変更やプーリー22,43の外径変更により運転速度の変更を行なうことがある。モーターサイズの変更によりモーター軸21の高さが変わることがあり、また、プーリー外径が変わることでプーリー間寸法が変わるため、モーター20の位置やVベルト27の長さを変える必要がある。一方で、プーリー外径やベルト長さには標準的な規格、寸法があり、駆動装置10側の都合に合わせて、プーリー外径やベルト長さを個別に指定、調整することは、在庫管理や価格等の面で非効率であるから、実際にはそれらの標準的な寸法の規格品をうまく組合せることで指定された運転速度となるよう対応している。その結果、様々な要求速度に対応可能な駆動装置10とするためには、モーター取付位置の様々なバリエーションに対応するべく、位置調整機構50による調整幅を長く採らざるを得ない。しかしながら、位置調整ボルト51のストロークを長く採ると、座屈変形等の虞がある。
そこで、本発明では、位置調整ボルト51のストロークを短くするために、図1乃至図3に示すように、モーターフレーム24と位置調整ボルト51の先端との間に調整ブロック52を配置している。調整ブロック52は、立方体又は直方体形状とすることができ、高さ方向にブロック用ボルト53が貫通して、天面31の長孔32に取り付けることができる。調整ブロック52は、図3に示すように、上方から見て縦方向と横方向の長さが異なる直方体形状とすることで、1つの調整ブロック52で調整できる調整長さを2種類にすることができる利点がある。なお、調整ブロック52について、図3中、実線で示すように短軸側の配置を横置き、一点鎖線(符号52a)で示す長軸側の配置を縦置きと称する。
図1及び図2は、後述する図4及び図5よりもモーター軸21と減速機入力軸42の軸間距離が短く、図6及び図7よりも軸間距離が長い例である。このような場合、調整ブロック52は横置きした状態で長孔32に装着し、モーターフレーム24に一面を当接させた状態で位置調整ボルト51を締めて位置調整すればよい。
これにより、調整ブロック52がスペーサーの役割をなし、位置調整ボルト51のストロークを短くすることができるから、位置調整ボルト51の座屈変形を抑えることができる。
図4及び図5は、図1及び図2よりも軸間距離が長い例であって、このような場合、位置調整ボルト51のストロークをより短くするために、調整ブロック52を縦置きした状態で長孔32に装着し、同様に位置調整ボルト51を締めて位置調整する。
図6及び図7は、軸間距離が短い例であって、この場合、調整ブロック52を使用する必要はない。しかしながら、今後調整ブロック52を使用することを考慮し、調整ブロック52は、図6に示すように、モーターフレーム24と被らない長孔32の右端に取り付けておくことが望ましい。これにより、モーター20の位置調整のために新たに調整ブロック52を持ち込む必要はなく、調整ブロック52の紛失も防止できる。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
たとえば、調整ブロック52の形状は、上記に限定されず、立方体形状等であってもよい。また、駆動装置10の構成は一例であって、モーター20やモーターベース、減速機40の形状、配置等は上記実施形態に限定されないことは勿論である。
10 駆動装置
20 モーター
24 モーターフレーム
27 Vベルト
30 モーターベース
31 天面
32 長孔
40 減速機
50 位置調整機構
51 位置調整ボルト
52 調整ブロック

Claims (6)

  1. モーターと減速機をベルトによって動力伝達可能に連繋したコンベアの駆動装置であって、
    前記モーターがスライド可能且つ位置決め可能に設置される天面を有するモーターベースと、
    前記天面に設けられた位置調整ボルトフレームに螺合し、先端が前記モーターと当接して前記モーターの位置を調整する位置調整ボルトと、
    を有し、
    前記モーターと前記位置調整ボルトの先端との間には、調整ブロックが挿入可能であ
    前記調整ブロックは、縦長さと横長さが異なる直方体形状であり、縦方向、横方向の何れかで前記モーターと前記位置調整ボルトの先端との間に挿入されることで、前記調整ブロックにより調整できる調整長さを2種類とする
    コンベアの駆動装置。
  2. 前記天面には、前記モーターのスライド方向に沿う長孔が形成されており、
    前記モーターは、固定用ボルトによって前記長孔に固定されると共に、前記調整ブロックもブロック用ボルトによって前記長孔に固定される、
    請求項1に記載のコンベアの駆動装置。
  3. モーターと減速機をベルトによって動力伝達可能に連繋したコンベアの駆動装置であって、
    前記モーターがスライド可能且つ位置決め可能に設置される天面を有するモーターベースと、
    前記天面に設けられた位置調整ボルトフレームに螺合し、先端が前記モーターと当接して前記モーターの位置を調整する位置調整ボルトと、
    を有し、
    前記モーターと前記位置調整ボルトの先端との間には、調整ブロックが挿入可能であ
    前記天面には、前記モーターのスライド方向に沿う長孔が形成されており、
    前記モーターは、固定用ボルトによって前記長孔に固定されると共に、前記調整ブロックもブロック用ボルトによって前記長孔に固定される、
    コンベアの駆動装置。
  4. 前記調整ブロックは、縦長さと横長さが異なる直方体形状であり、縦方向、横方向の何れかで前記モーターと前記位置調整ボルトの先端との間に挿入される、
    請求項に記載のコンベアの駆動装置。
  5. 前記調整ブロックは、非使用状態において、前記モーターを挟んで前記位置調整ボルトとは逆側の長孔の先端近傍に取付可能である、
    請求項3又は請求項4に記載のコンベア装置の駆動装置。
  6. 前記天面は、前記位置調整ボルト側が低くなるよう傾斜している、
    請求項1乃至請求項の何れかに記載のコンベアの駆動装置。
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