JP6686112B1 - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明部に対して回動可能な筐体部を照明部に容易に着脱することができ、かつ、筐体部の機能部を収容するための収容空間を確保し易くすることができるLED照明装置を提供すること。【解決手段】直管状カバー部11と、直管状カバー部11の一端部に固定された第一口金部12とを有する照明部10と、機能部20と、直管状カバー部11の他端部を固定する一端側筒状固定部31と、第二口金部13を固定する他端側筒状固定部32と、一端側筒状固定部31と他端側筒状固定部32との間を円弧状の横断面をなして連接する中間連接部33と、有する回動ガイド部30と、回動ガイド部30に対して円弧状断面部41を支持部分として所定の回動位置で取り付け固定される回動支持部41と、回動支持部41と連結固定可能に、機能部20の収容空間を回動ガイド部30の軸中心から径外方向にさらに拡大させた収容空間拡大形成部42と、を有する筐体部40と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、直管状蛍光灯のソケットに取り付けられるLED照明装置に関する。
従来、直管型の蛍光管を有する蛍光灯、いわゆる直管状蛍光灯は、省電力化の流れから光源となるLED(Light Emitting Diode)を光透過部分を含む直管状カバーの内部に設けたLED照明装置に置き換えるようになってきている。
このようなLED照明装置は、電源を交流電源から直流電源に変換するとともに電気配線を変更することによってLEDへの電源供給を可能にしている。
しかも、LED照明装置は、直流電源から給電可能となったことにより、センサー、カメラ等の機能部を容易に組み込むことができるようになった。
例えば、特許文献1には、蛍光灯器具(直管状蛍光灯)のソケットに接続する照明部の一端側の接続部に、外側収容部と、外側収容部の内側において照明部の周方向に回動可能に設けられ、内部に機能部としての撮像部あるいは検出部が設けられた内側収容部と、を有するLED照明が記載されている。
この特許文献1に記載のLED照明は、内側収容部を外側収容部内で回動させることによって、撮像部による撮影方向、あるいは、検出部による検出位置を変化させるようにしている。
また、特許文献1に記載のLED照明は、照明部に接続した外側収容部に対して内側収容部を容易に着脱することができるようになっているので、結果的に、機能部を内部に収容した内側収容部を照明部に容易に着脱することができる構造になっている。
特開2014−110181号公報
しかしながら、特許文献1に記載のLED照明は、円筒状の外側収容部、および、円筒状の内側収容部を有する2重の収容構造となっており、内側収容部を収容する外側収容部が内側収容部の回動をガイドする部分として機能するようになっている。
このため、機能部を収容するための収容空間を形成する内側収容部が外側収容部の収容空間の大きさに比して小さく制約され、収容空間を大きく確保することが難しくなり、結果的に、収容できる機能部も限定される問題がある。
この問題を解消するために、特許文献1に記載されたLED照明は、外側収容部の直径を大きく設定し、それに対応して内側収容部の直径を大きく設定することによって内側収容部の収容空間を大きくすることができるが、外側収容部および内側収容部が照明部の軸に対して、天井側領域も含めた外径方向全周にわたって照明部の外径よりも大きく外径を拡大することになるため、取付け先の天井側領域のカバー等に干渉し易くなり、既存のソケット位置を利用して取り付けることが難しくなってしまう問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、照明部に対して回動可能な筐体部を照明部に容易に着脱することができ、かつ、筐体部の機能部を収容するための収容空間を確保し易くすることができるLED照明装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るLED照明装置は、LEDが内部に配置され、該LEDの光を外部に出射する光透過性の部分を含む直管状カバー部と、直管状蛍光灯の一方のソケットから電源供給可能に接続されるように前記直管状カバー部の一端部に固定された第一口金部と、を有する照明部と、前記照明部を介して電源が供給される機能部と、一端側に前記直管状カバー部の他端部を内部に嵌め込み固定する部分となる一端側筒状固定部と、他端側に直管状蛍光灯の他方のソケットに接続される第二口金部を内部に嵌め込み固定する部分となる他端側筒状固定部と、前記一端側筒状固定部と前記他端側筒状固定部との間を天井側領域を残すように円筒の一部に切欠き部を形成した円弧状の横断面をなして連接する中間連接部と、有する回動ガイド部と、前記回動ガイド部の天井側領域の外周面に沿う円弧状断面部を有し、前記回動ガイド部に対して前記円弧状断面部を支持部分として所定の回動位置で前記外周面に取り付け固定される回動支持部と、該回動支持部と連結固定可能に、あるいは、一体的に、前記中間連接部の内面側に前記切欠き部を含む前記機能部の収容空間を前記回動ガイド部の軸中心から径外方向にさらに拡大させた収容空間拡大形成部と、を有する筐体部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、上記の発明において、前記筐体部が、前記回動支持部と前記収容空間拡大形成部とが連結固定される構成の場合、前記収容空間拡大形成部が、前記機能部による外部情報検出側の面以外の面を絶縁脂材からなる壁で形成され、かつ、絶縁樹材からなる両側壁の少なくとも一方の側壁の内面に無線通信用のアンテナが配置されており、前記回動支持部が、金属薄板材からなり、前記収容空間拡大形成部との連結固定完了状態では、前記収容空間拡大形成部の前記両側壁の外面を覆うように前記円弧状断面部の両端が延在しており、前記アンテナに対応した位置に電波を通し易くするための電波通過用開口部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、上記の発明において、前記回動ガイド部が、内面に前記一端側筒状固定部から間の前記中間連接部を通した前記他端側筒状固定部まで直線状に設けられ、かつ、一端面が前記直管状カバー部の端部の突き当て面となり、他端面が前記第二口金部の突き当て部分となる補強リブを有することを特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、上記の発明において、前記筐体部が、前記円弧状断面部にネジを挿通するためのネジ挿通孔が形成されおり、前記補強リブは、前記回動ガイド部の周方向に間隔を空けて複数箇所に設けられており、かつ、前記ネジに対応したネジ穴が前記中間連接部の外周面側から形成されており、前記筐体部が、前記ネジを前記ネジ挿通孔に通しつつ前記ネジ穴に固定することによって、前記回動ガイド部の軸を中心とて回動させた複数の角度に変化させて前記回動ガイド部に固定することを特徴とする。
また、本発明に係るLED照明装置は、上記の発明において、前記筐体部が、内部に収容される前記機能部が光透過性部材を通して外部情報を検出することができるものである場合、前記機能部による外部情報の検出側の面に別体の光透過性部材からなる光透過性壁部を有することを特徴とする。
本発明に係るLED照明装置は、前記筐体部が前記回動ガイド部の天井側領域の外周面に前記回動ガイド部に対して前記円弧状断面部を支持部分として所定の回動位置で取り付け固定できるようになっている。
また、本発明に係るLED照明装置は、前記筐体部が、前記回動支持部が前記回動ガイド部の天井側領域の外周面に沿うことによって、前記回動ガイド部の軸を中心として回動可能に支持され、前記中間連接部の内面側に前記切欠き部を含む前記機能部の収容空間を前記回動ガイド部の軸中心から径外方向にさらに拡大させるようになっているので、天井側領域に寸法が拡大することを抑えることができるようになっている。
従いまして、本発明に係るLED照明装置は、照明部に対して回動可能な筐体部を照明部に容易に着脱することができ、かつ、筐体部の機能部を収容するための収容空間を確保し易くすることができる。
図1は、(a)が、本発明の実施例に係るLED照明装置の側面図であり、(b)が、本発明の実施例に係るLED照明装置の斜視図である。 図2は、(a)が、回動ガイド部の斜視図であり、(b)が、(a)に示した回動ガイド部のA−A線断面図である。 図3は、一端に直管状カバー部が固定され、他端に第二口金部が固定された状態の回動ガイド部の断面図である。 図4は、(a)が、筐体部の斜視図であり、(b)が、筐体部を直管状カバー部が固定される側から視た図である。 図5は、(a)が、機能部が組み込まれた状態の筐体部の斜視図であり、(b)が、(a)に示した筐体部内のカメラモジュール周辺部分を拡大した図である。 図6は、光透過性壁部を除いた筐体部の分解斜視図である。 図7は、筐体部の収容空間拡大形成部を構成する樹脂製壁部および光透過性壁部と、筐体部内に収容される機能部と、を示した分解斜視図である。 図8は、筐体部内に第一および第二回路基板が固定される構造を説明するための図である。 図9は、筐体部が回動ガイド部の軸を中心として回動されることによって角度を変化させて固定することができることを説明するための図である。 図10は、変形例の筐体部を説明するための図であり、筐体部を簡略的に示した斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るLED照明装置の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、(a)が、本発明の実施例に係るLED照明装置1の側面図であり、(b)が、本発明の実施例に係るLED照明装置1の斜視図である。図2は、(a)が、回動ガイド部30の斜視図であり、(b)が、(a)に示した回動ガイド部30のA−A線断面図である。図3は、一端に直管状カバー部11が固定され、他端に第二口金部13が固定された状態の回動ガイド部30の断面図である。図4は、(a)が、筐体部40の斜視図であり、(b)が、筐体部40を直管状カバー部11が固定される側から視た図である。図5は、(a)が、機能部20が組み込まれた状態の筐体部40の斜視図であり、(b)が、(a)に示した筐体部40内のカメラモジュール23周辺部分を拡大した図である。図6は、光透過性壁部44を除いた筐体部40の分解斜視図である。図7は、筐体部40の収容空間拡大形成部42を構成する樹脂製壁部43および光透過性壁部44と、筐体部40内に収容される機能部20と、を示した分解斜視図である。図8は、筐体部40内に第一および第二回路基板21、22が固定される構造を説明するための図である。図9は、筐体部40が回動ガイド部30の軸を中心として回動されることによって角度を変化させて固定することができることを説明するための図である。
本発明の実施例に係るLED照明装置は、例えば、電車の天井付近に設置された既存の直管型の蛍光管を有する蛍光灯、いわゆる直管状蛍光灯の2つのソケットに取り付けられるものである。
LED照明装置1は、LEDの光を出射する照明部分である照明部10と、カメラ機能を有する機能部20と、回動ガイド部30と、機能部20が収容される部分であり、回動ガイド部30の軸を中心として回動角度を変化させた位置で回動ガイド部30に固定される筐体部40と、を有する。
まず、照明部10について説明する。
照明部10は、LEDが内部に配置され、LEDの光を外部に出射する光透過性の部分を含む直管状カバー部11と、直管状蛍光灯の一方のソケットから電源供給可能に接続されるように直管状カバー部11の一端部に固定された第一口金部12と、を有する
直管状カバー部11は、直管状のガラス部材の外周面をPET(polyethylene terephthalate)等の飛散防止フィルムで覆った光透過性の直管状部分である。
なお、直管状カバー部11は、ガラス部材に限らず、LEDの光を外部に出射する光透過性の部分を含む部材であれば、ポリカーボネート等のその他の材質からなるものであっても構わない。
この直管状カバー部11は、内部に不図示の複数のLEDが実装された不図示のLED回路基板と、直管状蛍光灯の一方のソケットから供給された交流電圧(例えば、AC100V〜200V)を、所定の直流電圧に変換する回路がボックス内に形成された不図示の電源制御回路部が収容されている。
電源制御回路部は、第一口金部12およびLED回路基板に電気的に接続され、さらに、不図示のコネクタを介して機能部20に電気的に接続可能になっている。
この電源制御回路部は、第一口金部12から供給された電源を、複数のLEDへの所定の直流電圧、および、機能部20への所定の直流電圧(例えば、DC5V)に変換して供給するものである。
電源制御回路部は、例えば、機能部20のコネクタに接続されるコネクタが電線を介して直管状カバー部11の外に引き出し可能になっている。
第一口金部12は、直管状蛍光灯の一方のソケットに接続されるようになっている。この第一口金部12は、直管状カバー部11の一端部に固定される部分となる筒状部12aと、電気接続部分となるピン12bと、を有し、ピン12bが直管状蛍光灯のソケットに装着可能な形状になっている。
次に、機能部20について説明する。
機能部20は、照明部10を介して供給される電源の接続部分となる不図示のコネクタを有し、照明部10を介して電源が供給されるようになっている。
この機能部20は、図7に示すように、カメラ機能、およびそれに関連した機能を実行させる制御回路が形成された第一回路基板21および第二回路基板22と、第二回路基板22を含むカメラモジュール23と、を有する。
第一回路基板21は、照明部10を介して供給される電源の接続部分となる不図示のコネクタを有し、マイクロSD等のメモリカードを記憶媒体とする記憶部としての不図示のカードスロット、無線通信部としての不図示の通信モジュール、複数のパイロットランプ21a、および、カメラモジュール23と接続されるコネクタ21bが実装されている。
カードスロットは、メモリカードを記憶媒体として、カメラモジュール23によって撮像された動画、あるいは、静止画を記憶するものである。
このカードスロットは、例えば、第一回路基板21の照明部10側の端部に配置されている
なお、この実施例のLED照明装置1は、通常時には、撮像情報をメモリカードに記憶し、必要時には、無線通信経由で直接的に撮像情報のライブデータを抽出することができるようになっている。
通信モジュールは、例えば、LTE(登録商標)を通信方式として用いたものを用いている。
この通信モジュールは、筐体部40に配置されたアンテナに接続されている。
なお、この実施例では、アンテナ24は、いわゆるフィルムアンテナを用いており、筐体部40の内壁面に貼り付けることができるようになっている。
このような通信モジュールは、筐体部40に配置されたアンテナ24によって無線信号の送受信がされるようになっている。
なお、この実施例のLED照明装置1は、通信モジュールが、LTEを通信方式とするものを例示したが、これに限らず、無線通信を可能にするものであればその他の通信方式を用いても構わない。例えば、WiFi(登録商標)を通信方式とした通信モジュールを用いてもよい。あるいは、LTEおよびWiFiの両通信の機能制限および切替機能を備えて、LTEおよびWiFiの両通信の通信方式を切り替え可能な通信モジュールを用いても構わない。
複数のパイロットランプ21aは、機能部20の各種実行状態を筐体部40の外部に表示するものである。
この実施例では、第一回路基板21に、電源、通信、録画、その他の実行状態を表示する4つのパイロットランプ21aが実装されている。
第二回路基板22は、カメラのレンズ23a、および、不図示のCMOSイメージセンサ等が配置されることによってカメラモジュール23を構成している。
なお、第一回路基板21と第二回路基板22とは、第二回路基板22から引き出されたフィルムハーネス22aを介してコネクタ接続されるようになっている。
次に、回動ガイド部30について説明する。
回動ガイド部30は、アルミニウム等の金属材からなり、図2および図3に示すように、一端側に直管状カバー部11の他端部を内部に嵌め込み固定する部分となる一端側筒状固定部31と、他端側に直管状蛍光灯の他方のソケットに接続される第二口金部13を内部に嵌め込み固定する部分となる他端側筒状固定部32と、一端側筒状固定部31と他端側筒状固定部32との間を連接する中間連接部33と、有する。
一端側筒状固定部31は、直管状カバー部11の端部に嵌め合うように、筒内径が直管状カバー部11の外径より僅かに大きく設定されており、直管状カバー部11の端部を筒内に嵌め込んだ状態で固定できるようになっている。
なお、一端側筒状固定部31と直管状カバー部11の端部とは、例えば、接着材によって完全に固定される。
他端側筒状固定部32は、第二口金部13の後述する筒状部13aの端部に嵌め合うように、筒内径が第二口金部13の筒状部13aの外径より僅かに大きく設定されており、筒状部13aの端部を筒内に嵌め込んだ状態で固定できるようになっている。
なお、第二口金部13は、他端側筒状固定部32に固定される部分となる筒状部13aと、ピン13bと、を有し、ピン13bが直管状蛍光灯のソケットに装着可能な形状になっている。
また、他端側筒状固定部32と第二口金部13の端部とは、例えば、接着材によって完全に固定される。
中間連接部33は、一端側筒状固定部31と他端側筒状固定部32との間を天井側領域を残すように円筒の一部に切欠き部33aを形成した円弧状の横断面をなして連接する部分である。
このような回動ガイド部30は、一端側に直管状カバー部11の端部が固定され、他端側に第二口金部13の端部が固定されることによって、第一口金部12から第二口金部13まで略一体型の直管状に構成されているので、剛性を有して直管状蛍光灯の両ソケットの間に支持固定されるようになっている。
また、回動ガイド部30は、内面に、一端側筒状固定部31から間の中間連接部33を通して他端側筒状固定部32まで連続した直線状に突設された補強リブ30aを有する。
補強リブ30aは、回動ガイド部30の周方向に間隔を空けた5箇所に設けられており、かつ、筐体部40の固定用のネジS1、S2に対応したネジ穴H1−H10が中間連接部33の外周面側から繋がるように形成されている。
補強リブ30aは、図2(b)に示すように、天井側の頂点部に設けられた1つの補強リブ30aを基準として左右両周りに45度づつ変化させた5箇所に設けられている。
このような補強リブ30aは、切欠き部33aが設けられた回動ガイド部30の剛性を高めるとともに、一端面が直管状カバー部11の端部の突き当て面となり、他端面が第二口金部13の突き当て部分になっている。
すなわち、補強リブ30aは、直管状カバー部11の端部を一端側筒状固定部31の筒内に嵌め込む際の直管状カバー部11の位置決め機能をなし、かつ、第二口金部13の端部を他端側筒状固定部32の筒内に嵌め込む際の、第二口金部13の位置決め機能をなしている。
また、補強リブ30aは、筐体部40をネジS1、S2によってネジ止め固定する際のネジ穴H1−H10の深さ方向の厚みを確保する部分としての機能をなしている。
このような補強リブ30aを複数有する回動ガイド部30は、剛性の確保、および、ネジ穴H1−H10の深さ方向の厚みの確保のために全体の厚さを大きくするのでなく、補強リブ30aによって部分的に厚みを大きくすることによって、軽量化することができるようになっている。
なお、この実施例では、中間連接部33の円弧状の横断面部分に連接されない切欠き部33aによって切りかかれた領域に対応した一端側筒状固定部および他端側筒状固定部の筒内面領域についても、一端側筒状固定部31および他端側筒状固定部32の全周方向での突き当て部分を確保するために、突き当て部分としての機能のみをなすリブ31a、32aが設けられている。
次に、筐体部40について説明する。
筐体部40は、回動ガイド部30の天井側領域の外周面に沿う円弧状断面部41aを有し、回動ガイド部30に対して所定の回動位置で回動ガイド部30の外周面に取り付け固定される回動支持部41と、回動支持部41と連結固定可能に中間連接部33の内面側に切欠き部33aを含む機能部20の収容空間を回動ガイド部30の軸中心から径外方向にさらに拡大させた収容空間拡大形成部42と、を有する。
回動支持部41は、アルミニウム等の金属薄板材からなり、収容空間拡大形成部42との連結固定完了状態では、収容空間拡大形成部42の両側壁43a、43aの外面を覆うように円弧状断面部の両端が延在している。
この回動支持部41は、収容空間拡大形成部42に連結固定される前の状態では、図6に示すように、両端部の間隔をやや拡げたU字状に屈曲された形状になっており、収容空間拡大形成部42の両側壁43a、43aの外表面に重ねた状態でネジ止め固定されることによって収容空間拡大形成部42に連結固定されるようになっている。
このような回動支持部41は、収容空間拡大形成部42との連結固定完了状態では、図1および図4に示すように、回動ガイド部30の天井側領域の外周面に沿う円弧状断面部41aと、円弧状断面部41aから略直線状に端部まで延びて収容空間拡大形成部42の両側壁43a、43aを覆うように連結固定される部分となる一対の側壁面カバー用延在部41b、41bと、を有する。
円弧状断面部41aは、回動支持部41と収容空間拡大形成部42とが連結固定完了された状態で断面視すると、収容空間拡大形成部42の壁縁面と合わせて回動ガイド部30の軸を中心とする一つの円を形成するようになっている。
すなわち、円弧状断面部41aは、筐体部40が回動ガイド部30の軸を中心として回動可能に支持されるように回動ガイド部30の外周面に沿う部分になっている。
また、円弧状断面部41aは、回動ガイド部30への固定用のネジS1、S2を挿通するためのネジ挿通孔41aaが形成されおり、回動ガイド部30のネジ穴H1−H10にネジ止め固定されるようになっている。
一対の側壁面カバー用延在部41b、41bは、ネジS3−S10を挿通するための複数のネジ挿通孔41bbが形成されおり、収容空間拡大形成部42の両側壁43a、43aにネジ止め固定されるようになっている。
また、一対の側壁面カバー用延在部41b、41bは、電波を通すための電波通過用開口部41cが形成されている。
電波通過用開口部41cは、収容空間拡大形成部42の側壁43a、43aに配置されたアンテナ24に対応して形成された矩形状の開口である。
なお、電波通過用開口部41cは、矩形状に限定されず、アンテナ24を介した電波の送受信が金属製の回動支持部41によって妨げられないように形成された開口であればその他の形状であっても構わない。
このような電波通過用開口部41cは、筐体部40の最外面、すなわち、意匠面に形成されるものであるため、デザイン性を考慮した形状にするとよい。
収容空間拡大形成部42は、機能部20による外部情報検出側の面以外の面を絶縁脂材からなる壁で形成されている。
より具体的には、収容空間拡大形成部42は、図7に示すように、両側壁43a、43a、前壁43b、および後壁43cを有して絶縁樹脂材からなる枠状壁部分を形成する樹脂製壁部43と、樹脂製壁部43とは別体の光透過性部材からなり、機能部20による外部情報検出側の面となる底面の壁を形成する光透過性壁部44と、を有する。
樹脂製壁部43は、縦割りで2分離されるようになっており、2分割された一方の側の樹脂製壁部43には、図8に示すように、機能部20の第一回路基板21を固定するための固定部45が設けられている。
固定部45は、第一回路基板21の両端部のそれぞれを固定するため、各端部に対応して一対設けられている。
各固定部45は、第一回路基板21の端部の一辺の略全長に沿って第一回路基板21を挟持するようになっている。
このため、各固定部45は、筐体部40が回動される際、第一回路基板21が回動ガイド部30の切り欠き部33aの縁に接触されて破損されることを防ぐためのストッパーの機能をなしている。
なお、このような固定部45は、第二回路基板22についても一部を利用して所定位置に固定するようになっている。
また、樹脂製壁部43は、側壁43aの内面が凹状に形成されることによって薄肉部分として形成された薄肉部43aaを有し、図4に示すように、この薄肉部43aaの内面にアンテナ24が配置されるようになっている。
なお、この実施例では、通信モジュールが、上述したようにLTEを通信方式として用いたLTEモジュールであるので、2つのアンテナ24を必要とし、各アンテナ24が各側壁43aに配置されている。
このようにアンテナ24が薄肉部43aaに配置されることによって、樹脂製壁部43を通した電波の透過性を高めることができるようになっている。
光透過性壁部44は、板状のガラス材であり、樹脂製壁部43の底面側に設けられた溝部46に嵌め込まれることによって、収容空間拡大形成部42の底面を塞ぐ壁として固定されるようになっている。
このように、筐体部40は、機能部20による外部情報検出側の面となる底面の壁が板状のガラス材で構成されることによって、光が透過されるようになっている。このため、筐体部40は、カメラモジュール23の外部情報検出部分となるレンズ23aを筐体部40の外部に露出するための開口を形成する必要がない。
また、外部情報検出側の面となる底面の壁を形成する光透過性壁部44が、樹脂製壁部43とは別体で設けられることによって、筐体部40内にカメラモジュール23とは異なる種類の機能をなすモジュールを付け替える必要が生じた場合にも、光透過性壁部44のみ新たな仕様に交換する、または、光透過性壁部44のみ加工を施すことによって仕様変更に容易に対応することができるようになっている。
なお、この実施例では、光透過性壁部44が、板状のガラス材であるものを例示したが、光透過性壁部44は、光透過性の板状部材であれば、ポリカーボネート等のその他の材質からなるものであっても構わない。
以上の説明のように構成されるLED照明装置1は、ネジS1、S2を筐体部40の回動支持部41に形成されたネジ挿通孔41aaに通しつつ、回動ガイド部30の周方向に間隔を空けた5箇所の補強リブ30aに対応して形成されたネジ穴H1−H10に選択的に固定することによって、図9に示すように、回動ガイド部30の軸を中心として回動させた5つの角度に変化させて筐体部40を回動ガイド部30に固定することができるようになっている。
また、LED照明装置1は、金属薄板材からなる回動支持部41が収容空間拡大形成部42の大部分の外表面を覆うようになっているので、筐体部40の不燃性を高めることができるようになっている。
さらに、LED照明装置1は、絶縁樹脂材に比して薄厚であっても剛性を保つことができる金属薄板材からなる回動支持部41が回動ガイド部30の天井側領域の外周面に沿うことによって筐体部40を回動ガイド部30の軸を中心として回動可能に支持されるようになっているので、天井側領域に寸法が拡大することを抑えることができるようになっている。
次に、LED照明装置1の組み立て手順について説明する。
まず、作業者は、2分割された樹脂製壁部43の一方の樹脂製壁部43Aに第一回路基板21を固定する。
この作業では、作業者は、一方の樹脂製壁部43A内に設けられた固定部45によって第一回路基板21を固定する。
なお、作業者は、カメラモジュール23の一部である第二回路基板22についても固定部45によって一方の樹脂製壁部43内の所定の位置に固定する。
次に、作業者は、2分割された樹脂製壁部43を互いの連結面を重ね合わせることによって1つに合体させる。
この作業では、作業者は、光透過性壁部44を2つの樹脂製壁部43A、43Bの各溝部46に嵌め込みつつ、2つの樹脂製壁部43A、43Bによって光透過性壁部44を挟み込む。
これによって、光透過性壁部44が底壁として所定位置に固定されるとともに、2分割された樹脂製壁部43A、43Bが、各樹脂製壁部43A、43Bのそれぞれの溝部46に嵌め込まれた光透過性壁部44を介して固定される。
このようにして、内部に機能部20を固定した状態の収容空間拡大形成部42が組み付け完了される。
次に、作業者は、収容空間拡大形成部42を、回動ガイド部30の切欠き部33aに嵌め込む。
この作業では、作業者は、光透過性壁部44に対向する開口面を切欠き部33aに向けた姿勢で収容空間拡大形成部42を切欠き部33aに嵌め込む。
次に、作業者は、回動支持部41を収容空間拡大形成部42に連結固定する。
この作業では、作業者は、両端部の間隔をやや拡げてU字状に屈曲された回動支持部41を、円弧状断面部41aを回動ガイド部30の天井側領域の外周面に重ね、かつ、一対の側壁面カバー用延在部41bを、収容空間拡大形成部42の両側壁43a、43aの外表面に重ねた状態でネジ止め固定する。
なお、収容空間拡大形成部42の一方の側壁43aに側壁面カバー用延在部41bを固定するネジS3−S6は、2分割された樹脂製壁部43A,43Bを固定するためのネジとしても機能している。
すなわち、光透過性壁部44を介して仮固定状態で合体されていた2つの樹脂製壁部43A,43Bは、回動支持部41が連結固定されることによって完全に固定される。
このようにして内部に機能部20を固定した状態の筐体部40が組み付け完了されることによって、一端側の第一口金部12から間に回動ガイド部30を通して他端側の第二口金部13まで略直管状、かつ、一体的に構成された部分に筐体部40が回動ガイド部30の軸を中心として回動角度を調整できる状態で配置される。
最後に、作業者は、ネジS1、S2を筐体部40の回動支持部41に形成されたネジ挿通孔41aa、41aaに通しつつ回動ガイド部30の周方向に間隔を空けて5箇所に設けられたネジ穴H1−H10のなかから、所望の回動角度に対応したネジ穴を選択してネジ止め固定することによってLED照明装置1の組み立て作業を完了する。
本発明の実施例に係るLED照明装置1は、筐体部40が回動ガイド部30の天井側領域の外周面に回動ガイド部30に対して円弧状断面部41aを支持部分として所定の回動位置で取り付け固定できるようになっている。
また、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、筐体部40が、回動支持部41が回動ガイド部30の天井側領域の外周面に沿うことによって、回動ガイド部30の軸を中心として回動可能に支持され、中間連接部33の内面側に切欠き部33aを含む機能部20の収容空間を回動ガイド部30の軸中心から径外方向にさらに拡大させるようになっているので、天井側領域に寸法が拡大することを抑えることができるようになっている。
従いまして、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、照明部10に対して回動可能な筐体部40を照明部10に容易に着脱することができ、かつ、筐体部40の機能部20を収容するための収容空間を確保し易くすることができる。
また、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、筐体部40が、回動支持部41と収容空間拡大形成部42とが連結固定される構成であり、回動支持部41が、金属薄板材からなり、収容空間拡大形成部42との連結固定完了状態では、収容空間拡大形成部42の両側壁43a、43aの外面を覆うように円弧状断面部41aの両端が延在しており、側壁43aの内面に配置されるアンテナ24に対応した位置に電波を通し易くするための電波通過用開口部41cが形成されているので、筐体部40の外表面を金属薄板材で覆うことによって耐火性を高め、かつ、電波通過用開口部41cによって電波を通し易くすることができる。
さらに、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、回動ガイド部30の天井側領域の外周面に沿う円弧状断面部41aが金属薄板材であるため、天井側領域への寸法拡大を金属薄板材の厚み分のみに抑えることができ、しかも、円弧状断面部41aの回動支持部分としても強度も十分確保することができる。
また、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、回動ガイド部30が、内面に一端側筒状固定部31から間の中間連接部33を通した他端側筒状固定部32まで直線状に設けられ、かつ、一端面が直管状カバー部11の端部の突き当て面となり、他端面が第二口金部13の突き当て部分となる補強リブ30aを有するので、切欠き部33aを形成された中間連接部33の剛性を高めることができる。
また、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、補強リブ30aが直管状カバー部11を一端側筒状固定部31の筒内に嵌め込む際の位置決め機能をなし、第二口金部13の端部を他端側筒状固定部32の筒内に嵌め込む際の位置決め機能をなしているので、組み付け性を良くすることができる。
また、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、筐体部40が、円弧状断面部41aにネジS1、S2を挿通するためのネジ挿通孔41aa、41aaが形成されおり、補強リブ30aが、回動ガイド部30の周方向に間隔を空けて複数箇所に設けられており、かつ、ネジS1、S2に対応したネジ穴H1、H2が中間連接部33の外周面側から形成されており、筐体部40が、ネジS1、S2をネジ挿通孔41aa、41aaに通しつつネジ穴H1、H2に固定することによって、回動ガイド部30の軸を中心とて回動させた複数の角度に変化させて回動ガイド部30に固定することができるので、補強リブ30aを筐体部40を回動ガイド部30にネジ止め固定するためのネジ穴の深さ方向の厚みを確保する部分として効果的に利用することができる。
また、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、筐体部40が、機能部20による外部情報の検出側の面に別体のガラス材からなる光透過性壁部44を有するので、筐体部40が、内部に収容される機能部20がガラス材を通して外部情報を検出することができるものである場合、光が透過されるため、カメラモジュール23のレンズ23a等の検出部分を筐体部40の外部に露出するための開口を形成する必要がない。
また、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、外部情報検出側の面となる底面の壁を形成する光透過性壁部44が、樹脂製壁部43とは別体で設けられることによって、筐体部40内にカメラモジュール23とは異なる種類の機能をなすモジュールを付け替える必要が生じた場合にも、光透過性壁部44のみ新たな仕様に交換する、または、光透過性壁部44のみ加工を施すことによって仕様変更に容易に対応することができるようになっている。
(変形例)
次に、図10を用いて本発明の実施例に係るLED照明装置1の筐体部の変形例について説明する。
図10は、変形例の筐体部を説明するための図であり、筐体部を簡略的に示した斜視図である。
変形例の筐体部50は、回動支持部51と収容空間拡大形成部52とが絶縁樹脂材で一体的に設けられている点で、実施例のLED照明装置1の筐体部40と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
この変形例の筐体部50を適用した場合、実施例の筐体部40に比して部品点数を削減することができるので、コストおよび組立て作業の手間を削減することができる。
なお、この変形例では、筐体部50が外部情報の検出側の面に、実施例の筐体部40と同様に別体のガラス材からなる光透過性壁部44を有するものを例示したが、外部情報の検出側の面について絶縁樹脂材で一体的に設けられるようにしても構わない
また、外部情報の検出側の面について絶縁樹脂材で一体的に設けた場合、カメラ等の検出部分が外部に露出されるための開口を設けるようにする。
なお、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、第一回路基板21にカメラモジュール23の接続用のコネクタ21bを1つ設けるものを例示したが、第一回路基板21にはカメラモジュール23以外の機能を有するモジュール、例えば、温度検知機能を有するモジュール、放射能を検知するモジュール、オゾン生成機能を有するモジュールを接続することができる複数のコネクタを並設して、変化する市場の要求に応じた機能のモジュールを容易に付け替えることができるようにしてもよい。
また、本発明の実施例に係るLED照明装置1は、筐体部40を回動ガイド部30の軸を中心として45度ずつ角度を変化させた5箇所の位置で回動ガイド部30に固定することができるものを例示したが、筐体部40の固定箇所はこれに限らず、回動ガイド部30の軸を中心として角度を変化させた位置であればその他の位置に固定するようにしても構わない。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 LED照明装置
10 照明部
11 直管状カバー部
12 第一口金部
12a 筒状部
12b ピン
13 第二口金部
13a 筒状部
13b ピン
20 機能部
21 第一回路基板
21a パイロットランプ
21b コネクタ
22 第二回路基板
22a フィルムハーネス
23 カメラモジュール
23a レンズ
24 アンテナ
30 回動ガイド部
30a 補強リブ
31 一端側筒状固定部
31a リブ
32 他端側筒状固定部
32a リブ
33 中間連接部
33a 切欠き部
40、50 筐体部
41、51 回動支持部
41a 円弧状断面部
41aa ネジ挿通孔
41b 側壁面カバー用延在部
41bb ネジ挿通孔
41c 電波通過用開口部
42、52 収容空間拡大形成部
43、43A、43B 樹脂製壁部
43a 側壁
43aa 薄肉部
43b 前壁
43c 後壁
44 光透過性壁部
45 固定部
46 溝部
S1−S10 ネジ
H1−H10 ネジ穴

Claims (5)

  1. LEDが内部に配置され、該LEDの光を外部に出射する光透過性の部分を含む直管状カバー部と、直管状蛍光灯の一方のソケットから電源供給可能に接続されるように前記直管状カバー部の一端部に固定された第一口金部と、を有する照明部と、
    前記照明部を介して電源が供給される機能部と、
    一端側に前記直管状カバー部の他端部を内部に嵌め込み固定する部分となる一端側筒状固定部と、他端側に直管状蛍光灯の他方のソケットに接続される第二口金部を内部に嵌め込み固定する部分となる他端側筒状固定部と、前記一端側筒状固定部と前記他端側筒状固定部との間を天井側領域を残すように円筒の一部に切欠き部を形成した円弧状の横断面をなして連接する中間連接部と、有する回動ガイド部と、
    前記回動ガイド部の天井側領域の外周面に沿う円弧状断面部を有し、前記回動ガイド部に対して前記円弧状断面部を支持部分として所定の回動位置で前記外周面に取り付け固定される回動支持部と、該回動支持部と連結固定可能に、あるいは、一体的に、前記中間連接部の内面側に前記切欠き部を含む前記機能部の収容空間を前記回動ガイド部の軸中心から径外方向にさらに拡大させた収容空間拡大形成部と、を有する筐体部と、
    を有することを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記筐体部は、
    前記回動支持部と前記収容空間拡大形成部とが連結固定される構成の場合、前記収容空間拡大形成部が、前記機能部による外部情報検出側の面以外の面を絶縁脂材からなる壁で形成され、かつ、絶縁樹材からなる両側壁の少なくとも一方の側壁の内面に無線通信用のアンテナが配置されており、
    前記回動支持部が、金属薄板材からなり、前記収容空間拡大形成部との連結固定完了状態では、前記収容空間拡大形成部の前記両側壁の外面を覆うように前記円弧状断面部の両端が延在しており、前記アンテナに対応した位置に電波を通し易くするための電波通過用開口部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記回動ガイド部は、
    内面に前記一端側筒状固定部から間の前記中間連接部を通した前記他端側筒状固定部まで直線状に設けられ、かつ、一端面が前記直管状カバー部の端部の突き当て面となり、他端面が前記第二口金部の突き当て部分となる補強リブ
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載のLED照明装置。
  4. 前記筐体部は、
    前記円弧状断面部にネジを挿通するためのネジ挿通孔が形成されおり、
    前記補強リブは、
    前記回動ガイド部の周方向に間隔を空けて複数箇所に設けられており、かつ、前記ネジに対応したネジ穴が前記中間連接部の外周面側から形成されており、
    前記筐体部は、
    前記ネジを前記ネジ挿通孔に通しつつ前記ネジ穴に固定することによって、前記回動ガイド部の軸を中心とて回動させた複数の角度に変化させて前記回動ガイド部に固定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のLED照明装置。
  5. 前記筐体部は、
    内部に収容される前記機能部が光透過性部材を通して外部情報を検出することができるものである場合、前記機能部による外部情報の検出側の面に別体の光透過性部材からなる光透過性壁部を有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、または4に記載のLED照明装置。
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