JP6685604B2 - 合成樹脂製のマンホール - Google Patents

合成樹脂製のマンホール Download PDF

Info

Publication number
JP6685604B2
JP6685604B2 JP2016142787A JP2016142787A JP6685604B2 JP 6685604 B2 JP6685604 B2 JP 6685604B2 JP 2016142787 A JP2016142787 A JP 2016142787A JP 2016142787 A JP2016142787 A JP 2016142787A JP 6685604 B2 JP6685604 B2 JP 6685604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manhole
rib
ribs
synthetic resin
spiral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016142787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018012966A (ja
Inventor
佳尚 竹谷
佳尚 竹谷
利将 佐伯
利将 佐伯
侑大 家久
侑大 家久
開道 高木
開道 高木
Original Assignee
株式会社ダイクレ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ダイクレ filed Critical 株式会社ダイクレ
Priority to JP2016142787A priority Critical patent/JP6685604B2/ja
Publication of JP2018012966A publication Critical patent/JP2018012966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6685604B2 publication Critical patent/JP6685604B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

本発明は、合成樹脂製のマンホールに関する。
合成樹脂製のマンホールには、上流側及び下流側の下水道管の差込部と、上向きの点検用筒状接続部を備え、全体が一体成形されたタイプのもの(特許文献1)、上流側及び下流側の下水道管が差込んで接続される差込部を備えた管体をFRP製としたもの(特許文献2)、マンホール本体が複数に分割された組立式のもの(特許文献3)等、種々のものが提案されている。
特許第3657180号 実公昭60−11191号 特許第2904714号
合成樹脂製のマンホールは軽量であることから施工性が向上し、住宅地など大型トラックが入ることの困難な場所でも搬入が容易に行え、作業が軽減されると共に、施工日数が短縮され、道路の通行止め期間が短縮できること、コンクリート製のマンホールに比べ、腐食が少なく耐用年数を延ばすことができるうえ、吸音性能が向上し、車両の通行による管路内の空隙音を低減でき、また微細なひび割れを防止できるなどの効果があり、FRP製のマンホールでは耐荷重性を有し、重量のある大型トラックの通行に対しても耐荷重強度を有するなどの利点があるとされているが、現時点において我が国では普及に至っていない。その原因として、強度上の問題のほか、地震国である我が国では、コンクリート製のマンホールが地震時に地面より浮き上がって突出することが、しばしば報道されているが、マンホールがプラスチック製で軽量であると、コンクリート製のものより地震時に余計に路面より浮き上がり易くなることが懸念されることにある、と思われる。
本発明は、十分な耐荷重強度を有し、しかも地震時に路面から浮き上がって突出するのを少なくすることができる合成樹脂製のマンホールを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、耐荷重性を有し、かつ剛性の大なる硬質樹脂製のマンホールであって、外周にマンホールの補強機能かつ路面下の地中に食い込んでアンカー機能を果たすリブを突設したマンホールにおいて、前記リブが右上がりの螺旋をなすリブ27と、右下がりの螺旋をなすリブ32を上下に組合わせて連結したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、マンホールが上下複数に分割された組立式のマンホールであり、分割された各部は側方に突出するフランジにて連結されることを特徴とする。
請求項1に係る発明によると、合成樹脂製のマンホールがFRP製で、しかも外周にリブを突設したことにより耐荷重強度及びマンホールの補強機能を有すると共に、リブが路面下の地中に食い込んで摩擦抵抗が増大し、アンカー機能を果たし地震時のマンホールの浮き上がりを抑制することができ、またリブが右上がりの螺旋をなすリブ27と、右下がりの螺旋をなすリブ32を上下に連結したことにより、上下どの方向からの捩り上がりも抑制できる。
請求項2に係る発明によると、フランジは複数に分割された各部を連結する本来の機能のほか、リブと併せてマンホールの補強機能、アンカー機能を果たす。
全体が一体形成されたマンホールの斜視図。 図1に示すマンホールの縦断面図 組立式マンホールを構成する中間部を示す斜視図。 組立式マンホールを構成する中間部の別の態様を示す斜視図。 組立式マンホールを構成する中間部の更に別の態様を示す斜視図。 組立式マンホールを構成する中間部の更に別の態様を示す斜視図。 組立式マンホールを構成する中間部の更に別の態様を示す斜視図。 組立式マンホールを構成する中間部の更に別の態様を示す斜視図。 組立式マンホールを構成する中間部の更に別の態様を示す斜視図。
図1及び図2は、下部に流入側及び流出側の下水道管(図示しない)が差込まれる差込部1及び2を備え、全体が例えばポリエチレン、ポリプロピレン等の硬質樹脂、好ましくはFRP製で一体成形され、荷物を積載した大型トラック等の走行及び土圧に耐え得るような耐荷重性を有する剛性の大なるマンホール3を示すもので、外周には周方向に一定間隔で、上下端のフランジ4と連結する縦向きのリブ5と、周方向の横向きのリブ6が突設されて格子状をなし、これらリブ5及び6がマンホール3の補強機能及びマンホール3を路面下に埋設したときに地中に食い込んでアンカー機能を果たし、地震時にマンホール3が浮き上がるのを抑制できるようにしている。
図3は、路面に面する出入口を備えた筒状の上側部と、流入側及び流出側の下水道管が差込まれる下側部の底部と、両者を連結する筒状の中間部に三分割された組立式マンホールの中間部8を示すもので、上下にはフランジ9を有し、前記上側部及び底部とそれぞれフランジ同士をボルトで縫うことにより連結されるようになっており、外周には、補強及びアンカー機能を有する縦向きのリブ11が周方向に一定間隔で形成されている。
図4に示す中間部13は、上下端のフランジ9間に周方向に一定間隔の縦向きのリブ14と、上下方向に一定間隔をなし、周方向の横向きのリブ15とを格子状に組み合わて配置したものよりなっている。
図5に示す中間部17は、図4に示す中間部13において、各リブ14及び15をフランジ9より側方に突出させて径方向の突出量を多くしたものである。
図6に示す中間部21は、周方向に形成される横向きのリブ22を上向きに傾斜又は湾曲して形成し、マンホール外周面の縦方向に一定間隔で突設させたものである。
図7に示す中間部24は、リブが図3に示す中間部8の縦向きのリブ11と、図6に示す中間部21の上向きに傾斜又は湾曲したリブ22とを格子状に組合わせたものよりなっている。
図8に示す中間部26はリブ27を螺旋状に形成したもので、図3に示す中間部8の縦向きのリブ11を組合わせてもよい。
図9に示す中間部31は、図8に示す中間部26のように右上がりの螺旋をなすリブ27を備えた中間部26と、右下がりの螺旋の向きが異なるリブ32を備えた中間部33を上下に組合わせて連結してなるもので、この中間部31においては、上下どの方向からの捩り上がりも抑制できるようになっている。上下の中間部26、33は図示するようにフランジ9で連結されるが、一体成形することも可能である。
図3〜図9に示す中間部8、13、17、21、24、26、31、33はいずれも、図1及び図2に示すマンホールと同様、硬質樹脂、好ましくはFRP製で、剛性が大であり、耐荷重性を持たせて形成される。
1、2・・差込部
3・・マンホール
4、9・・フランジ
5、6、11、22、27、32・・リブ
8、13、17、21、24、26、31、33・・中間部

Claims (2)

  1. 耐荷重性を有し、かつ剛性の大なる硬質樹脂製のマンホールであって、外周にマンホールの補強機能かつ路面下の地中に食い込んでアンカー機能を果たすリブを突設したマンホールにおいて、前記リブが右上がりの螺旋をなすリブ27と、右下がりの螺旋をなすリブ32を上下に組合わせて連結したことを特徴とするマンホール。
  2. マンホールが上下複数に分割された組立式のマンホールであり、分割された各部は側方に突出するフランジにて連結されることを特徴とする請求項1に記載のマンホール。
JP2016142787A 2016-07-20 2016-07-20 合成樹脂製のマンホール Active JP6685604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016142787A JP6685604B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 合成樹脂製のマンホール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016142787A JP6685604B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 合成樹脂製のマンホール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018012966A JP2018012966A (ja) 2018-01-25
JP6685604B2 true JP6685604B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=61019134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016142787A Active JP6685604B2 (ja) 2016-07-20 2016-07-20 合成樹脂製のマンホール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6685604B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019132031A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 大智株式会社 掘削装置用ケーシング、および、掘削装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS515808A (ja) * 1974-07-01 1976-01-19 Surii Yuu Kk
SE451744B (sv) * 1984-04-24 1987-10-26 Uponor Nv Teleskopiskt stigarror for forleggning i mark, vars ovre rordel uppvisar en genga
JPH0960019A (ja) * 1995-08-16 1997-03-04 Sekisui Chem Co Ltd 補強リブ付き樹脂製マンホール
KR20040087303A (ko) * 2004-08-30 2004-10-13 윤정호 4부위 맨홀의 제작방법
JP4866713B2 (ja) * 2006-12-07 2012-02-01 矢内 誠 マンホールの構造
EP2000598A1 (de) * 2007-06-04 2008-12-10 Ifw Manfred Otte GmbH Schachtoberteil

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018012966A (ja) 2018-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101278509B1 (ko) 다수의 관 부재를 이용한 석션기초와 그 시공방법
US9580898B2 (en) Liquid run-off disposal system
JP6685604B2 (ja) 合成樹脂製のマンホール
KR101663691B1 (ko) 파형 강관을 이용한 도로 측구
KR100873007B1 (ko) 보강수단을 갖는 합성수지 관
KR20180131672A (ko) 충전강관기둥 및, 강관기둥구조체
JP6319957B2 (ja) マンホール用調整リング
JP5717029B2 (ja) 暗渠型ブロック
KR200417094Y1 (ko) 원형맨홀
KR101001063B1 (ko) 강관을 이용한 교량용 거더
CN211646653U (zh) 雨水口检查井
KR20130028312A (ko) 부력형성부를 구비한 해양 구조물의 시공방법
KR102134641B1 (ko) 맨홀뚜껑 인상용 링
JP6410672B2 (ja) アンカー補強土壁
CN205605996U (zh) 一种曲线组合形排水管
KR102054628B1 (ko) 말뚝 상단 합성효과에 의한 강성 보강 및 선단 확장형 말뚝
KR102101502B1 (ko) 상호결합을 위한 고정구를 구비한 좌굴 방지형 블록조립체
KR101371151B1 (ko) 밸브실
JP3511176B2 (ja) U字溝
JP4526443B2 (ja) 雨水貯留槽
CN210395588U (zh) 雨水口检查井
KR101803767B1 (ko) 강관 파일의 두부 보강용 조립체 및 이를 포함하는 강관 파일 어셈블리
KR101310384B1 (ko) 맨홀블럭과 이를 이용한 맨홀유닛
JP6430314B2 (ja) U字溝
JP6069260B2 (ja) 貯留複合体の構造並びにこれを用いた貯留槽及び貯留浸透槽

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6685604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250