JP6685164B2 - 熱交換器の製造方法および熱交換器 - Google Patents
熱交換器の製造方法および熱交換器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6685164B2 JP6685164B2 JP2016073782A JP2016073782A JP6685164B2 JP 6685164 B2 JP6685164 B2 JP 6685164B2 JP 2016073782 A JP2016073782 A JP 2016073782A JP 2016073782 A JP2016073782 A JP 2016073782A JP 6685164 B2 JP6685164 B2 JP 6685164B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- tube
- transfer tube
- heat exchanger
- expanding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
図1は、本実施形態に係る熱交換器の製造方法の概要を示す図である。
熱交換器1の全体の生産工程は、下記である。
まず原板からフィン102(放熱フィン)の外郭と伝熱管101の外径よりも大きいバーリング穴をプレスで抜き、スタッキング(積層)する。伝熱管101は所定の長さにカットした後U字曲げする。
(1)複数の伝熱管101の内、拡管しない伝熱管を選定し、選定した伝熱管101Sに対応するマンドレル203の拡管部材を取り外す拡管前処理
(2)伝熱管の内部にマンドレル203を挿入して拡管する拡管処理
(3)拡管処理後、選定した伝熱管101Sを回収する回収処理、
を実行する。
図2は、熱交換器の拡管設備の全体構成を示す図である。図3は、熱交換器の拡管設備の受台を示す図である。図4は、熱交換器の左右固定方法を示す図である。図5は、熱交換器の拡管時に伝熱管の固定方法を示す図である。
拡管設備2(拡管装置)は、次の処理フローを実行する。
(処理S1)製作する熱交換器1(ワーク)の熱容量などを考慮し拡管しない伝熱管101の設定に基づき、拡管しない伝熱管に対する拡管ヘッド(1次拡管ヘッド201、2次拡管ヘッド202)を着脱する(取り外す)。
(処理S2)全てのフィン穴に伝熱管101を挿入した熱交換器1をワーク受台209にセットする。
(処理S3)ワーク受台209を、垂直方向に回転させ(反転させ)、熱交換器1の前後方向を固定する。
(処理S4)ワークサイドクランプ207を動かして、熱交換器1を挟み込み固定する。
(処理S5)U字部101a(リターン部)をクランパー205でクランプして固定する。
(処理S6)マンドレル203を下降させる。
(処理S7)コレットチャック204で、伝熱管101をクランプして固定する。
(処理S8)1次拡管ヘッド201を下降させて、1次拡管する。
(処理S9)1次拡管終了後、コレットチャック204をアンクランプする。
(処理S10)2次拡管ヘッド202を下降させて、2次拡管する。
(処理S11)2次拡管終了後、マンドレル203を上昇させる。
(処理S12)ワークサイドクランプ207を戻して、熱交換器1をフリーにする。
(処理S13)U字部101a(リターン部)のクランパー205をアンクランプして開放する。
(処理S14)ワーク受台209を、水平方向に回転させ、元に戻す。
(処理S15)熱交換器1を取り出す。
(処理S16)使用しない伝熱管101S(図1参照)を抜き取り(回収し)、一連の処理が終了する。
この場合、
フランジ穴の内径 > 拡管後の伝熱管の外径
となり、放熱フィンと伝熱管とは結合しないことになる。このため、回収処理で、選定した伝熱管を回収することができる。
2 拡管設備(拡管装置)
101 伝熱管
101a U字部
101b 1次拡管部
101c 2次拡管部
102 フィン(伝熱フィン)
103 熱交プレート
201 1次拡管ヘッド(拡管部材)
202 2次拡管ヘッド(拡管部材)
203 マンドレル
204 コレットチャック
205 クランパー
206 レシーバプレート
207 ワークサイドクランプ
208 背面板
209 ワーク受台
210 メインシリンダ
211 プレッシャースクリュー
212 吊りボルト
213 プレッシャープレート
214 中間プレート
215 拡管プレート
216 ストリッパープレート
217 エアークッション
218 保持プレート
Claims (8)
- 拡管部材が設けられた複数のマンドレルを複数の伝熱管の内部に圧入して該複数の伝熱管をそれぞれ拡管し、放熱フィンと前記伝熱管とを結合する拡管装置を用いた熱交換器の製造方法であって、
前記複数の伝熱管の内、拡管しない伝熱管を選定し、前記選定した伝熱管に対応するマンドレルの前記拡管部材を取り外す拡管前処理と、
全てのフランジ穴に伝熱管を挿入した状態で、前記伝熱管の内部に前記マンドレルを挿入して拡管する拡管処理と、
前記拡管処理後、前記選定した伝熱管を回収する回収処理と、を実行する
ことを特徴とする熱交換器の製造方法。 - 前記放熱フィンは、複数の伝熱管を挿入するフランジ穴を有し、
前記拡管処理前に、前記拡管しない伝熱管は前記フランジ穴に挿入されている
ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器の製造方法。 - 前記放熱フィンは、複数の伝熱管を挿入するフランジ穴を有し、
前記拡管処理前に、前記放熱フィンのフランジ穴にU字曲げした伝熱管が挿入され、
前記U字曲げした前記伝熱管の曲げ部をクランプにて保持する
ことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器の製造方法。 - 前記拡管しない伝熱管が前記熱交換器の端部にある
ことを特徴とする請求項2に記載の熱交換器の製造方法。 - U字曲げした前記拡管しない伝熱管が1本以上連続して前記フランジ穴に挿入されている
ことを特徴とする請求項2に記載の熱交換器の製造方法。 - 拡管部材が設けられた複数のマンドレルを複数の伝熱管の内部に圧入して該複数の伝熱管をそれぞれ拡管し、放熱フィンと前記伝熱管とを結合する拡管装置を用いた熱交換器の製造方法であって、
前記放熱フィンは、複数の伝熱管を挿入するフランジ穴を有し、
前記複数の伝熱管の内、前記放熱フィンと結合しない伝熱管を選定し、前記選定した伝熱管に対応するマンドレルの前記拡管部材を選択する際に、拡管後の前記伝熱管の外径が前記フランジ穴の内径よりも小さくなる拡管部材を選択する拡管前処理と、
全てのフランジ穴に伝熱管を挿入した状態で、前記伝熱管の内部に前記マンドレルを挿入して拡管する拡管処理と、
前記拡管処理後、前記選定した伝熱管を回収する回収処理と、を実行する
ことを特徴とする熱交換器の製造方法。 - 拡管部材が設けられた複数のマンドレルを複数の伝熱管の内部に圧入して該複数の伝熱管をそれぞれ拡管し、放熱フィンと前記伝熱管とを結合する拡管装置を用いた熱交換器の製造方法であって、
前記複数の伝熱管の内、拡管する伝熱管を選定し、前記選定した伝熱管に対応するマンドレルの前記拡管部材を装着する拡管前処理と、
全てのフランジ穴に伝熱管を挿入した状態で、前記伝熱管の内部に前記マンドレルを挿入して拡管する拡管処理と、
前記拡管処理後、前記選定した伝熱管以外の伝熱管を回収する回収処理と、を実行する
ことを特徴とする熱交換器の製造方法。 - フランジ穴を有する放熱フィンと、
前記フランジ穴に挿入されている複数の伝熱管とを備え、
前記フランジ穴の一部に前記伝熱管が挿入されておらず、
前記伝熱管が挿入されていない前記放熱フィンの前記フランジ穴の内径は、拡管後の前記伝熱管が挿入されている前記放熱フィンの前記フランジ穴の内径よりも小さい
ことを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016073782A JP6685164B2 (ja) | 2016-04-01 | 2016-04-01 | 熱交換器の製造方法および熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016073782A JP6685164B2 (ja) | 2016-04-01 | 2016-04-01 | 熱交換器の製造方法および熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017185499A JP2017185499A (ja) | 2017-10-12 |
JP6685164B2 true JP6685164B2 (ja) | 2020-04-22 |
Family
ID=60044404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016073782A Active JP6685164B2 (ja) | 2016-04-01 | 2016-04-01 | 熱交換器の製造方法および熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6685164B2 (ja) |
-
2016
- 2016-04-01 JP JP2016073782A patent/JP6685164B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017185499A (ja) | 2017-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9091493B2 (en) | Holder for pipe in heat exchanger, method and device for manufacturing heat exchanger using said holder, and air conditioner and/or outdoor unit having said heat exchanger | |
JP2010247190A (ja) | 拡管装置 | |
CN205599752U (zh) | 一种暖气管打孔机 | |
JPS63183737A (ja) | プレートフイン型熱交換器のチューブを拡径し釣鐘状端部を形成する方法 | |
JPWO2017006446A1 (ja) | 熱交換器用フィンへの扁平チューブ挿入装置 | |
JP4995665B2 (ja) | パイプと複数個の被接合部材との接合方法 | |
JPH0999334A (ja) | 拡管装置及び拡管方法 | |
JP6685164B2 (ja) | 熱交換器の製造方法および熱交換器 | |
JP4296230B1 (ja) | 熱交換器における鋼管の拡管方法 | |
JP6398128B2 (ja) | 熱交換器の製造方法とその装置 | |
US5127155A (en) | Method of tension expanding tube to plate and apparatus therefor | |
JP2002224756A (ja) | 熱交換器の曲げ方法 | |
CN109622675A (zh) | 一种冷凝器散热片折弯机系统 | |
KR101799241B1 (ko) | 열교환기용 헤더파이프의 튜브삽입홀 가공장치 및 이를 이용한 튜브삽입홀 가공방법 | |
US9555464B2 (en) | Tension expansion clamping tool block | |
US6877224B2 (en) | Method and apparatus for manufacturing a condenser manifold via a stamping process utilizing multiple dies | |
JP6635829B2 (ja) | 熱交換器の曲げ装置及び曲げ方法 | |
JP6333195B2 (ja) | 熱交換器の曲げ装置 | |
CN213915798U (zh) | 一种空调压缩机钢管冲压自动化集成生产线 | |
JPWO2018131434A1 (ja) | 拡管工具、拡管装置、及び伝熱管の拡管方法、並びに熱交換器の製造方法 | |
CN219766532U (zh) | 一种空调用管接头冲孔用工装 | |
KR20240129355A (ko) | 열교환기용 헤더 파이프의 가공 장치 및 가공 방법 | |
CN215702097U (zh) | 汽车底盘隔热板冲孔夹具 | |
CN215431024U (zh) | 支撑臂双联冲模具 | |
JPS63183735A (ja) | 部分的に組立られたプレートフィン型熱交換器に加工を行う方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20161130 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200303 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200331 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6685164 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |