JP6684873B2 - 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム - Google Patents

決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6684873B2
JP6684873B2 JP2018154472A JP2018154472A JP6684873B2 JP 6684873 B2 JP6684873 B2 JP 6684873B2 JP 2018154472 A JP2018154472 A JP 2018154472A JP 2018154472 A JP2018154472 A JP 2018154472A JP 6684873 B2 JP6684873 B2 JP 6684873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
payment
processing unit
terminal
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018154472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019021323A (ja
Inventor
井上 智之
智之 井上
佐藤 雄一
雄一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gourmet Navigator Inc
Original Assignee
Gourmet Navigator Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gourmet Navigator Inc filed Critical Gourmet Navigator Inc
Priority to JP2018154472A priority Critical patent/JP6684873B2/ja
Publication of JP2019021323A publication Critical patent/JP2019021323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6684873B2 publication Critical patent/JP6684873B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラムに関する。
企業などの団体に属するユーザーが接待などのイベントに参加するために必要な経費については、例えばそのイベントの事前申請及び事後申請に応じて会計課などで処理が行われる。
なお、経費の申請処理、承認処理、精算処理などの経費処理を効率化することが可能な経費処理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−348099号公報
ところで、接待などのイベントに複数のユーザーが参加する場合、請求金額が確定した時点で、前記複数のユーザーのうちの1人によって前記請求金額の承認及び支払いが行われるのが一般的である。この場合、前記イベントに参加した残りのユーザーは、前記請求金額の承認及び支払いが行われたことを把握することができない。
本発明の目的は、イベントに対する請求金額が確定された場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーがその旨を把握することが可能な決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラムを提供することにある。
本発明に係る決済支援方法では、イベントに対する請求金額が決済端末に表示される。前記決済端末に対して行われる前記請求金額の確定操作が受け付けられる。前記確定操作が受け付けられた場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に前記イベントに関する特定のメッセージが送信される。
本発明に係る決済支援装置は、イベントに対する請求金額を決済端末に表示させる表示処理部と、前記決済端末に対して行われる前記請求金額の確定操作を受け付ける受付処理部と、前記確定操作を受け付けた場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に前記イベントに関する特定のメッセージを送信する送信処理部とを備える。
本発明に係る決済支援プログラムは、一又は複数のプロセッサーに、イベントに対する請求金額を決済端末に表示するステップと、前記決済端末に対して行われる前記請求金額の確定操作を受け付けるステップと、前記確定操作を受け付けた場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に前記イベントに関する特定のメッセージを送信するステップとを実行させる。
本発明によれば、イベントに対する請求金額が確定された場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーがその旨を把握することが可能な決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラムが提供される。
図1は、本発明の実施形態に係る決済支援システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係る決済支援システムで使用される企業情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る決済支援システムで使用される予約情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る決済支援システムで使用される決済情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る決済支援システムで使用される従業員情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る決済支援装置で実行される決済支援処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態に係る決済支援装置で実行される異常判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態に係る決済支援システムで使用される予約確認画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る決済支援システムの店舗端末で表示される一連の画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る決済支援システムで使用される参加確認画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の変形例に係る決済支援装置で実行される決済支援処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[決済支援システム100]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る決済支援システム100は、決済支援装置1と店舗端末2と人事管理システム3とユーザー端末4とを含む。決済支援装置1、店舗端末2、人事管理システム3、及びユーザー端末4は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
[決済支援装置1]
決済支援装置1は、イベントで使用される施設の予約を受け付ける機能、前記イベントに対する決済処理を実行する機能、前記イベントの決済に関する何らかの不正行為が行われた可能性があると判定された場合に警告する機能などを有している。
ところで、接待などのイベントに複数のユーザーが参加する場合、請求金額が確定した時点で、前記複数のユーザーのうちの1人によって前記請求金額の承認及び支払いが行われるのが一般的である。この場合、前記イベントに参加した残りのユーザーは、前記請求金額の承認及び支払いが行われたことを把握することができない。これに対して、本実施形態に係る決済支援システム100では、イベントに対する請求金額が確定された場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーがその旨を把握することが可能である。
以下では、前記イベントが、複数の参加者が飲食店で一緒に食事をする会食イベントであり、特に、或る企業の従業員が別の企業の従業員を接待する場合を例に挙げて説明する。ただし、本発明に係るイベントは、接待目的の会食イベントに限らず、例えば新年会、忘年会、バーベキュー、宴会、懇親会、同窓会、社員旅行、ゴルフコンペ、観光など、複数の参加者が参加する任意のイベントであってもよい。本発明は、飲食店における飲食代の決済に限らず、宿泊施設における宿泊料金の決済、ゴルフ場におけるプレイ料金の決済などにも適用可能である。
図1に示されるように、決済支援装置1は、制御部11、記憶部12、操作表示部13、及び通信I/F14などを備えるサーバーコンピューターである。なお、決済支援装置1は、1台のコンピューターに限らず、複数台のコンピューターが協働して動作するコンピューターシステムであってもよい。また、決済支援装置1で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F14は、決済支援装置1を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して店舗端末2、人事管理システム3、ユーザー端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部13は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部12は、各種の情報を記憶する半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などを含む不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部12には、企業情報D1、予約情報D2、決済情報D3などのデータが記憶される。ここに、図2は企業情報D1の一例を示す図であり、図3は予約情報D2の一例を示す図であり、図4は決済情報D3の一例を示す図である。
図2に示されるように、企業情報D1には、予め登録された企業ごとに対応する「企業ID」、「企業名」、「パスワード」、「宛先情報」などの情報が含まれる。「企業ID」は、企業を識別するための識別情報であって、「企業ID」及び「パスワード」は、決済支援装置1に対するログイン処理で使用される。「企業名」は、その企業の名称である。「宛先情報」は、その企業の担当者(例えば、経理担当者)に各種情報を通知する際の宛先となる情報であって、例えばメールアドレス又はSNS(Social Networking Service)のID等である。
図3に示されるように、予約情報D2には、決済支援装置1によって予約が受け付けられた会食イベントごとに対応する「企業ID」、「日時」、「店舗ID」、「人数」、「コース」、「単価」、「参加者」などの情報が含まれる。「企業ID」は、その会食イベントを予約した予約者が所属する企業(すなわち、接待する側の企業)を識別するための識別情報である。「日時」は、その会食イベントの開始日時である。「店舗ID」は、その会食イベントで使用される飲食店を識別するための識別情報である。「人数」は、その会食イベントに参加する参加者の人数であり、具体的には、接待する側の企業の参加者の人数と接待される側の企業の参加者の人数とを合算した人数である。「コース」は、その会食イベントで提供されるコース料理である。「単価」は、その会食イベントで提供されるコース料理の1人当たりの料金である。「参加者」は、接待する側としてその会食イベントに参加する一又は複数の参加者の識別情報である。なお、図3では省略されているが、予約情報D2には、その会食イベントを予約した予約者の名前、前記予約者の宛先情報(例えば、メールアドレス)などが含まれてもよい。
図4に示されるように、決済情報D3には、会食イベントごとに対応する「日時」、「企業ID」、「請求金額」などの情報が含まれる。「日時」は、その会食イベントの請求金額が確定した日時を示している。「企業ID」は、接待する側としてその会食イベントに参加した参加者が所属する企業を識別するための識別情報である。「請求金額」は、その会食イベントの請求金額である。
なお、他の実施形態として、企業情報D1、予約情報D2、決済情報D3などの情報の一部又は全部が、決済支援装置1から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバーに記憶されていることも考えられる。そして、決済支援装置1の制御部11は、必要に応じて前記サーバーから各種の情報を取得して、後述の決済支援処理(図6参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部12には、後述の予約確認画面P1(図8参照)をユーザー端末4等に表示させるためのデータ(例えば、HTMLなどのマークアップ言語で記述されたウェブページのデータ)も記憶される。また、記憶部12には、後述の予約一覧画面P2(図9参照)、請求金額入力画面P3(図9参照)、請求金額確定画面P4(図9参照)などを店舗端末2に表示させるためのデータ(例えば、HTMLなどのマークアップ言語で記述されたウェブページのデータ)も記憶される。また、記憶部12には、後述の参加確認画面P5(図10参照)をユーザー端末4に表示させるためのデータ(例えば、HTMLなどのマークアップ言語で記述されたウェブページのデータ)も記憶される。
さらに、記憶部12には、制御部11に後述の決済支援処理(図6参照)を実行させるための決済支援プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記決済支援プログラムは、CD又はDVDなどのコンピューター読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、決済支援装置1が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部12に記憶される。
制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより決済支援装置1を制御する。
具体的に、制御部11は、図1に示されるように、予約処理部111、表示処理部112、受付処理部113、取得処理部114、送信処理部115、決済処理部116、警告処理部117などの各種の処理部を含む。なお、制御部11は、前記CPUで前記決済支援プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部11に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記決済支援プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
予約処理部111は、会食イベントの予約操作を受け付ける。例えば、予約処理部111は、ユーザー端末4からのアクセスに応じてログイン画面(不図示)を前記情報処理装置に表示させる。そして、前記ログイン画面において入力される企業ID及びパスワードが、企業情報D1として予め記憶されている企業ID及びパスワードと一致する場合に、ユーザー端末4からの予約操作を受け付ける。例えば、予約処理部111は、ユーザー端末4に対するユーザー操作に基づいて、予約すべき飲食店、日時、人数(予定参加人数)、コース、代表者、参加者などの情報を取得して、図8に示されるような予約確認画面P1をユーザー端末4に表示させる。そして、予約確認画面P1に含まれる操作キーK11が操作されると、予約処理部111は、これらの情報に基づいて、予約情報D2に新たなレコードを追加する。なお、予約処理部111は、ユーザー端末4に限らず、他の任意の情報処理装置(例えば、デスクトップPC、ノートPC、タブレットPCなど)からの予約操作を受け付けてもよい。
表示処理部112は、前記会食イベントに対する請求金額を店舗端末2に表示させる。ここに、店舗端末2は、本発明の決済端末の一例である。例えば、表示処理部112は、会食イベントの途中又は終了後に行われる店舗端末2に対する飲食店の店員(経営者又は従業員)の操作に応じて、図9に示されるような請求金額確定画面P4を店舗端末2に表示させる。図9に示される請求金額確定画面P4のように、表示処理部112は、前記請求金額(例えば、10万円)と前記会食イベントに参加した参加人数(例えば、8人)とを店舗端末2に表示してもよい。
受付処理部113は、店舗端末2に対して行われる前記請求金額の確定操作を受け付ける。前記確定操作は、例えば、図9に示される請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41の操作である。なお、受付処理部113は、前記確定操作を受け付けるときに、前記会食イベントに参加した参加人数(例えば、8人)を取得してもよい。また、受付処理部113は、前記確定操作を受け付けるときに、前記請求金額(例えば、10万円)を取得してもよい。
また、受付処理部113は、店舗端末2に対して行われる前記請求金額又は前記参加人数の修正操作を受け付けてもよい。前記修正操作は、例えば、図9に示される請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK42の操作である。また、受付処理部113は、受付処理部113により前記確定操作が受け付けられてから予め定められた修正待機時間(例えば、30分間)が経過するまでの間、店舗端末2に対する前記請求金額の修正操作を受け付けてもよい。
取得処理部114は、前記会食イベントの参加者として登録されているユーザーに関する情報(例えば、後述の従業員情報D4に含まれる任意の情報)を、当該ユーザーが所属している団体の人事管理システム3から取得することが可能である。例えば、取得処理部114は、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーの宛先情報を、前記複数のユーザーが所属している団体の人事管理システム3から取得する。
送信処理部115は、受付処理部113により前記確定操作が受け付けられた場合に、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に前記会食イベントに関する特定のメッセージを送信する。例えば、送信処理部115は、取得処理部114により取得される宛先情報に基づいて、前記特定のメッセージを送信する。前記特定のメッセージには、前記請求金額の情報が含まれてもよい。これにより、前記会食イベントの参加者として登録されている全てのユーザーが請求金額を確認することができるので、請求金額の誤りに気付きやすくなる。また、前記特定のメッセージには、前記ユーザーが前記会食イベントに参加したか否かを確認する参加確認メッセージが含まれてもよい。
決済処理部116は、受付処理部113により前記確定操作が受け付けられた場合に、前記会食イベントに対する決済処理を実行する。例えば、決済処理部116は、前記確定操作が受け付けられた時点で、前記会食イベントに対する決済処理を実行してもよい。もしくは、決済処理部116は、前記特定のメッセージを送信してから前記修正待機時間が経過した後に、前記会食イベントに対する決済処理を実行してもよい。前記決済処理は、例えば、確定された請求金額を、請求相手(例えば、企業)と関連付けて、記憶部12に決済情報D3として記録する処理である。この場合、後日、決済情報D3に基づいて、請求相手ごとに特定期間(例えば、1ヶ月間)の請求金額の合計金額が算出され、請求相手各々に対する請求処理(例えば、請求書の発行)が行われる。なお、他の実施形態では、前記決済処理が、企業ごとに記録されているプリペイド残高から前記請求金額を減じる処理であってもよい。
警告処理部117は、前記参加確認メッセージに対する前記ユーザーによる回答操作に基づいて、前記会食イベントについての警告処理を行う。例えば、警告処理部117は、前記参加確認メッセージの送信先のいずれかのユーザーから前記会食イベントに参加していない旨の回答を受け取った場合に、前記警告処理を行ってもよい。また、警告処理部117は、前記参加確認メッセージの送信先のいずれかのユーザーから予め定められた回答待機時間(例えば、24時間)内に回答を受け取らなかった場合に、前記警告処理を行ってもよい。前記警告処理は、例えば、企業の会計課の担当者に、前記会食イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを警告する処理である。例えば、警告処理部117は、前記会食イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、電子メール又はウェブページを通じて、企業の会計課の担当者に通知してもよい。
ところで、企業などの団体に属するユーザーが接待などのイベントに参加するために必要な経費については、例えばそのイベントの事前申請及び事後申請に応じて会計課などで処理が行われる。団体において経費として申請可能な金額は、団体の規定により、イベントの参加者数に応じて増減されることがある。この場合、より多くの金額を経費として申請したいユーザーによって、参加者数の水増し申請のような不正行為が行われるおそれがある。しかしながら、会計課の担当者がイベントの参加者各々に対して前記イベントに実際に参加したか否かを確認する作業は非常に煩雑であるため、このような不正行為に気付くことは困難である。これに対して、本実施形態に係る決済支援システム100では、イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に、前記ユーザーが前記イベントに参加したか否かを確認する参加確認メッセージが送信される。そして、前記参加確認メッセージに対する前記ユーザーによる回答操作に基づいて、前記イベントについての警告処理が行われる。よって、イベントの参加者数の水増し申請のような不正行為に気付くことが容易になる。
なお、警告処理部117は、受付処理部113により前記確定操作が受け付けられたときに取得された参加人数(すなわち、前記会食イベントに実際に参加した人数)と、予約処理部111により前記予約操作が受け付けられたときに取得された予定参加人数とが異なる場合に、前記会食イベントについての警告処理を行ってもよい。これにより、会食イベントの参加者数の水増し申請のような不正行為に気付くことが容易になる。
また、警告処理部117は、前記予約操作に基づいて前記会食イベントの予定請求金額を取得又は算出し、前記請求金額と前記予定請求金額とが異なる場合に、前記会食イベントについての警告処理を行ってもよい。なお、前記予定請求金額は、例えば、図3に示される予約情報D2に含まれる「単価」の値に「人数」の値を乗じることによって算出される。これにより、例えば、事前に経費申請された予定請求金額よりも、実際の支払金額を低く抑えることによって、その差額を不正に取得しようとするような不正行為に気付くことが容易になる。
また、警告処理部117は、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーの属性情報(例えば、職種、部署など)が予め定められた条件を満たす場合に、前記会食イベントについての警告処理を行ってもよい。例えば、警告処理部117は、前記複数のユーザー間で、特定の属性情報が不一致である場合に、前記会食イベントについての警告処理を行ってもよい。また、警告処理部117は、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーのイベント参加履歴情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記会食イベントについての警告処理を行ってもよい。前記イベント参加履歴情報は、過去に行われたイベントごとに、参加者として登録されたユーザーが記録された情報である。本実施形態では、予約情報D2には過去の会食イベントの情報も保存されており、予約情報D2が前記イベント参加履歴情報として流用される。例えば、警告処理部117は、予約情報D2に基づいて、前記会食イベントの参加者として登録されているユーザーごとに、会食イベントへの参加率を算出してもよい。そして、警告処理部117は、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーの会食イベントへの参加率が異常に高い場合に、前記会食イベントについての警告処理を行ってもよい。これにより、実際には会食イベントに参加しない特定のユーザーをダミーとして前記会食イベントの参加者として申請する不正行為に気付くことが容易になる。
[店舗端末2]
図1に示されるように、店舗端末2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備える。店舗端末2は、飲食店に配置され、主に飲食店の店員(経営者又は従業員)によって操作される、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
通信I/F24は、店舗端末2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して決済支援装置1などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部22には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って決済支援装置1等の外部装置との間で通信処理を制御部21に実行させるための制御プログラムである。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより店舗端末2を制御する。
具体的に、制御部21は、記憶部22に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部211として機能する。ブラウザ処理部211は、決済支援装置1から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部23に表示させ、操作表示部23に対する操作を決済支援装置1に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。なお、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
なお、店舗端末2が、注文を受け付ける機能、会計機能などの機能を備えていてもよい。
[人事管理システム3]
図1に示されるように、人事管理システム3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。人事管理システム3は、企業などの団体によって管理及び使用され、前記団体に所属している複数のメンバー(従業員など)の情報を管理する情報処理装置である。人事管理システム3は、例えばパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
通信I/F34は、人事管理システム3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して決済支援装置1などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って決済支援装置1等の外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。また、記憶部32には、図5に示されるような従業員情報D4も記憶される。
図5に示されるように、従業員情報D4には、企業に所属している従業員ごとに対応する「従業員ID」、「従業員名」、「部署」、「宛先情報」などの情報が含まれる。「従業員ID」は、その従業員を識別するための識別情報である。「従業員名」は、その従業員の名前である。「部署」は、その従業員が所属している部署である。「宛先情報」は、その従業員に各種情報を通知する際の宛先となる情報であって、例えばメールアドレス又はSNS(Social Networking Service)のID等である。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより人事管理システム3を制御する。
なお、人事管理システム3は、前記会食イベントに関する経費の申請処理、承認処理、精算処理などの経費処理を行う経費処理機能を備えていてもよい。
[ユーザー端末4]
図1に示されるように、ユーザー端末4は、制御部41、記憶部42、操作表示部43、及び通信I/F44などを備える。ユーザー端末4は、前記会食イベントに参加するユーザー各々が所有している情報処理装置であり、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
通信I/F44は、ユーザー端末4を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して決済支援装置1などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部43は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部42は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部42には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って決済支援装置1等の外部装置との間で通信処理を制御部41に実行させるための制御プログラムである。
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部42に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザー端末4を制御する。
具体的に、制御部41は、記憶部42に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部411として機能する。ブラウザ処理部411は、決済支援装置1から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部43に表示させ、操作表示部43に対する操作を決済支援装置1に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。なお、制御部41に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
[決済支援処理]
以下、図6を参照しつつ、決済支援装置1の制御部11によって実行される決済支援処理について説明する。例えば、制御部11は、店舗端末2からのアクセスに応じてログイン画面(不図示)を店舗端末2に表示させる。そして、前記ログイン画面において入力される店舗ID及びパスワードが、予め記憶されている店舗ID及びパスワードと一致する場合に、前記決済支援処理の実行を開始する。ここでは、飲食店Aの店舗端末2からのアクセスに応じて前記決済支援処理が実行される場合について説明する。なお、制御部11は、複数の店舗端末2からアクセスされた場合に、各店舗端末2に対応する前記決済支援処理を並行して実行してもよい。なお、前記決済支援処理は、店舗端末2における所定操作に応じて途中で終了されることがある。
また、本発明は、前記決済支援処理に含まれる一又は複数のステップを実行する決済支援方法の発明として捉えることができ、ここで説明する当該決済支援処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記決済支援処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部11によって当該決済支援処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサーによって当該決済支援処理における各ステップが分散して実行される決済支援方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部11(表示処理部112)は、図9に示されるような予約一覧画面P2を店舗端末2に表示させる。例えば、制御部11は、図9に示される予約一覧画面P2に対応するウェブページのデータを店舗端末2に送信する。これにより、店舗端末2のブラウザ処理部211により操作表示部23に予約一覧画面P2が表示される。予約一覧画面P2には、予約情報D2に基づいて、店舗端末2に対応する飲食店(ここでは、飲食店A)を予約したグループの一覧が表示される。予約一覧画面P2には、前記グループ各々に対応する操作キーK21〜K23が表示されており、各操作キーには、対応するグループの予約日時、企業名、代表者名、及び人数(予定参加人数)が表示される。これらの操作キーK21〜K23のうちのいずれかが店員によって操作されると、処理がステップS12に移行する。例えば、飲食店Aの店員は、飲食店Aに来店中の企業Aのグループから精算依頼を受けたとき、企業Aのグループに対するラストオーダーを受け付けたとき、企業Aのグループが退店するときなどに、予約一覧画面P2に含まれる企業Aに対応する操作キーK21を操作する。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部11(表示処理部112)は、図9に示されるような請求金額入力画面P3を店舗端末2に表示させる。例えば、制御部11は、図9に示される請求金額入力画面P3に対応するウェブページのデータを店舗端末2に送信する。これにより、店舗端末2のブラウザ処理部211により操作表示部23に請求金額入力画面P3が表示される。請求金額入力画面P3には、請求金額を入力するための入力欄B31が含まれている。店員は、ソフトウェアキーボードK32を操作して、企業Aのグループに対する請求金額を入力欄B31に入力する。前記請求金額は、前記会食イベントの実施結果を反映した金額である。例えば、企業Aのグループが、1人当たり8千円のコース料理を8人分予約し、前記会食イベント当日に前記コース料理とは別に3万6千円分の飲食物を追加注文した場合、企業Aのグループに対する請求金額は10万円となる。また、請求金額入力画面P3には、人数を入力するための入力欄B31が含まれている。店員は、ソフトウェアキーボードK32を操作して、飲食店Aに来店中の企業Aのグループの人数(すなわち、会食イベントに実際に参加した人数)を入力欄B32に入力する。そして、請求金額入力画面P3に含まれる操作キーK31が操作されると、処理がステップS13に移行する。
なお、他の実施形態では、店員が請求金額を手入力する代わりに、請求金額が自動的に入力されてもよい。例えば、店舗端末2が注文を受け付ける機能を備えている場合に、店舗端末2で受け付けられた注文の履歴情報と飲食物ごとの価格情報とに基づいて算出された請求金額が自動的に入力されてもよい。また、さらに他の実施形態では、飲食店に設置されているPOSレジから店舗端末2に送信された請求金額が自動的に入力されてもよい。また、さらに他の実施形態では、飲食店に設置されているPOSレジから決済支援装置1に送信された請求金額が自動的に入力されてもよい。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部11(表示処理部112)は、図9に示されるような請求金額確定画面P4を店舗端末2に表示させる。例えば、制御部11は、図9に示される請求金額確定画面P4に対応するウェブページのデータを店舗端末2に送信する。これにより、店舗端末2のブラウザ処理部211により操作表示部23に請求金額確定画面P4が表示される。請求金額確定画面P4には、企業名、代表者名、請求金額、及び人数が表示される。請求金額確定画面P4に表示される請求金額は、請求金額入力画面P3の入力欄B31に入力された請求金額である。請求金額確定画面P4に表示される人数は、請求金額入力画面P3の入力欄B32に入力された人数(すなわち、会食イベントに実際に参加した人数)である。店員は、請求金額確定画面P4を、企業Aのグループの代表者に見せて、請求金額及び人数に間違いかないかどうかを前記代表者に確認してもらう。そして、請求金額及び人数に間違いが無い場合には、前記代表者は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作する。一方、請求金額又は人数に間違いがある場合には、店員又は前記代表者は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK42を操作して、請求金額又は人数を修正することが可能である。その後、請求金額確定画面P4に正しい請求金額及び人数が表示されたことを確認してから、前記代表者は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作する。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部11(受付処理部113)は、確定操作が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部11は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41が操作された場合に、前記確定操作が行われたと判断する。例えば、制御部11は、操作キーK41が操作されたことに応じてブラウザ処理部211が決済支援装置1に送信する信号に基づいて、操作キーK41が操作されたか否かを判断する。そして、前記確定操作が行われたと判断されると(S14:Yes)、処理がステップS15に移行する。一方、前記確定操作が行われていないと判断されると(S14:No)、前記確定操作が行われたと判断されるまで、当該ステップS14の処理が繰り返される。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部11(取得処理部114)は、前記確定操作に対応する会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーの宛先情報を、前記複数のユーザーが所属している企業の人事管理システム3から取得する。例えば、制御部11は、予約情報D2に基づいて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数の従業員の識別情報(例えば、従業員名、従業員IDなど)を、前記複数の従業員が所属している企業の人事管理システム3に送信する。そして、人事管理システム3の制御部31は、受信した識別情報に基づいて、前記従業員各々の宛先情報を従業員情報D4から取得して、決済支援装置1に送信する。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部11(送信処理部115)は、前記ステップS15で取得された宛先情報を用いて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザー宛てに特定のメッセージを送信する。例えば、前記会食イベントの参加者として従業員A、従業員B、及び従業員Cの3人が登録されている場合には、制御部11は、これらの3人宛てに前記メッセージを送信する。よって、前記会食イベントに対する請求金額の確定操作が行われた場合に、前記確定操作を行ったユーザー(代表者)だけでなく、前記イベントの参加者として登録されている残りのユーザーもその旨を把握することが可能である。例えば、前記ステップS15で取得された宛先情報がメールアドレスである場合、制御部11は、図10に示される参加確認画面P5に対応するウェブページへのアクセス情報(例えば、URL)を含む電子メールを送信する。その後、前記電子メールを受信したユーザー端末4では、前記アクセス情報に基づいて操作表示部43に参加確認画面P5が表示される。参加確認画面P5には、前記ユーザーが前記会食イベントに参加したか否かを確認するための参加確認メッセージと、前記参加確認メッセージに対する回答を受け付けるための操作キーK51,K52が表示される。制御部11は、操作キーK51又は操作キーK52の操作を通じて各ユーザーからの回答を受け付けて、各ユーザーの回答内容を記憶部12に記憶する。また、参加確認画面P5には、前記会食イベントについての請求明細が表示される。例えば、参加確認画面P5には、請求金額の確定操作が行われた日時、飲食店名、代表者名、参加人数、接待する側の企業の参加者の名前、請求金額などの情報が表示される。よって、請求金額及び参加人数を複数の参加者が確認することができるので、請求金額又は参加人数の誤りに気付きやすくなる。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部11は、前記確定操作が受け付けられてから予め定められた修正待機時間(例えば、30分間)が経過したか否かを判断する。そして、前記修正待機時間が経過したと判断されると(S17:Yes)、処理がステップS19に移行する。一方、前記修正待機時間が経過していないと判断されると(S17:No)、処理がステップS18に移行する。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部11は、(受付処理部113)は、前記請求金額又は前記参加人数の修正操作が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部11は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK42が操作されて請求金額又は人数が修正された後に、操作キーK41が再び操作された場合に、前記修正操作が行われたと判断する。そして、前記修正操作が行われたと判断されると(S18:Yes)、処理がステップS19に移行する。このとき、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザー宛てに、請求金額又は人数が修正された旨のメッセージを送信してもよい。一方、前記修正操作が行われていないと判断されると(S18:No)、処理が前記ステップS17に戻る。このように、本実施形態では、前記確定操作が受け付けられてから予め定められた修正待機時間(例えば、30分間)が経過するまでの間は、前記修正操作が受け付けられる。よって、例えば、図10に示される参加確認画面P5を見たユーザーが前記請求金額又は前記参加人数の誤りに気づいた場合に、店員にその旨を知らせることで、後述のステップS19の決済処理が実行されるよりも前に、前記請求金額又は前記参加人数を修正することが可能である。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部11(決済処理部116)は、決済処理を実行する。例えば、制御部11は、前記確定操作によって確定された請求金額、又は前記修正操作による修正後の請求金額を、請求相手(例えば、企業)と関連付けて、記憶部12に決済情報D3として記録する。
なお、本実施形態では、前記確定操作が受け付けられてから前記修正待機時間が経過した後に前記決済処理が実行されるが、他の実施形態では、前記確定操作が受け付けられた時点で前記決済処理が実行されてもよい。そして、前記決済処理が実行された後に前記修正操作が行われた場合には、前記決済処理において決済情報D3に追加されたレコードにおける修正金額が、修正後の請求金額で上書きされてもよい。
なお、請求相手の人事管理システム3が、前記会食イベントに関する経費の申請処理、承認処理、精算処理などの経費処理を行う経費処理機能を備えている場合には、制御部11は、前記会食イベント関する情報(例えば、日時、人数、参加者、請求金額などの情報)を、前記経費処理のための情報として人事管理システム3に送信してもよい。これにより、前記会食イベントに関する経費の申請処理、承認処理、精算処理などの経費処理に要する従業員の手間を軽減することができる。
<ステップS20>
ステップS20において、制御部11(警告処理部117)は、異常判定処理を実行する。以下、図7を参照しつつ、前記異常判定処理について説明する。
<ステップS31>
ステップS31において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているユーザー各々が所属する部署を、前記複数のユーザーが所属している企業の人事管理システム3から取得する。例えば、制御部11は、予約情報D2に基づいて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数の従業員の識別情報(例えば、従業員名、従業員IDなど)を、前記複数の従業員が所属している企業の人事管理システム3に送信する。そして、人事管理システム3の制御部31は、受信した識別情報に基づいて、前記従業員各々の部署を従業員情報D4から取得して、決済支援装置1に送信する。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザー間で部署が異なっているか否かを判断する。そして、前記複数のユーザー間で部署が異なっていると判断されると(S32:Yes)、処理がステップS38に移行する。一方、前記複数のユーザーが同一の部署に所属していると判断されると(S32:No)、処理がステップS33に移行する。
ところで、接待する側の企業の参加者は、同一の部署に所属しているのが一般的である。よって、接待する側の企業の参加者間で部署が異なっている場合には、会食イベントに実際に参加する従業員に加えて、これらの従業員とは異なる部署の従業員がダミーとして前記会食イベントの参加者として登録されている可能性がある。そこで、本実施形態では、このような場合に、後述のステップS38において警告処理が行われる。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているユーザーごとに、会食イベントへの参加率を算出する。例えば、制御部11は、予約情報D2に基づいて、ユーザーごとの参加率を算出する。
<ステップS34>
ステップS34において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーの会食イベントへの参加率が異常に高いか否かを判断する。例えば、制御部11は、前記ステップS33で算出されたいずれかのユーザーの参加率が予め定められた閾値を超えている場合に、前記ユーザーの参加率が異常に高いと判断する。そして、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーの会食イベントへの参加率が異常に高いと判断されると(S34:Yes)、処理がステップS38に移行する。一方、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれのユーザーの会食イベントへの参加率も異常に高くはないと判断されると(S34:No)、処理がステップS35に移行する。
ところで、会食イベントへの参加率が異常に高い従業員は、ダミーとして多数の会食イベントの参加者として登録されている可能性がある。そこで、本実施形態では、このような場合に、後述のステップS38において警告処理が行われる。
<ステップS35>
ステップS35において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーから、前記参加確認メッセージ(図10参照)に対する回答として、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取ったか否かを判断する。例えば、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーによって、参加確認画面P5における操作キーK52が操作された場合に、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取ったと判断する。そして、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取ったと判断されると(S35:Yes)、処理がステップS38に移行する。一方、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取っていないと判断されると(S35:No)、処理がステップS36に移行する。
<ステップS36>
ステップS36において、制御部11は、前記ステップS16で前記メッセージが送信されてから、予め定められた回答待機時間(例えば、24時間)が経過したか否かを判断する。そして、前記回答待機時間が経過したと判断されると(S36:Yes)、処理がステップS38に移行する。一方、前記回答待機時間が経過していないと判断されると(S36:No)、処理がステップS37に移行する。
<ステップS37>
ステップS37において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されている全てのユーザーから、前記参加確認メッセージ(図10参照)に対する回答として、前記会食イベントに参加した旨の回答を受け取ったか否かを判断する。例えば、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されている全てのユーザーによって、参加確認画面P5における操作キーK51が操作された場合に、前記全てのユーザーから前記会食イベントに参加した旨の回答を受け取ったと判断する。そして、前記会食イベントに参加した旨の回答を前記全てのユーザーから受け取ったと判断されると(S37:Yes)、前記異常判定処理が終了する。一方、前記全てのユーザーのうちの少なくとも1人から前記会食イベントに参加した旨の回答を受け取っていないと判断されると(S37:No)、処理が前記ステップS35に戻る。
ところで、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーから、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取った場合、もしくは前記会食イベントに参加した旨の回答を前記回答待機時間内に受け取らなかった場合には、当該ユーザーは、ダミーとして前記会食イベントの参加者として登録された可能性がある。そこで、本実施形態では、このような場合に、後述のステップS38において警告処理が行われる。
<ステップS38>
ステップS38において、制御部11は、警告処理を行う。例えば、制御部11は、前記会食イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、電子メール又はウェブページを通じて、企業の会計課の担当者に通知する。例えば、制御部11は、企業情報D1に含まれる宛先情報により示されるメールアドレスに基づいて、前記メッセージを電子メールで送信してもよい。そして、前記異常判定処理が終了する。
こうして、前記異常判定処理が終了すると、前記決済支援処理が終了する。
なお、図7に示されるフローチャートでは省略されているが、制御部11は、前記会食イベントに実際に参加した人数と、前記会食イベントの予約を受け付けた時点で取得された予定参加人数とが異なる場合に、前記会食イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があると判断して、前記警告処理を行ってもよい。また、制御部11は、前記確定操作により確定された請求金額と、前記会食イベントの予約内容に基づく予定請求金額とが異なる場合に、前記会食イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があると判断して、前記警告処理を行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る決済支援システム100では、飲食店において会食イベントの請求金額の確定操作が行われた場合に、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに特定のメッセージが送信される。よって、イベントに対する請求金額が確定された場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーがその旨を把握することが可能である。また、前記確定操作が店員によって勝手に行われてしまった場合にも、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーがその旨を把握することが可能である。よって、店員による不正操作に気付くことが容易になる。
また、本実施形態に係る決済支援システム100では、飲食店において会食イベントの請求金額の確定操作が行われた場合に、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに参加確認メッセージが送信される。よって、会計課の担当者が前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザー各々に対して前記イベントに実際に参加したか否かを一人ずつ確認しなくても、イベントの参加者数の水増し申請のような不正行為に気付くことが容易になる。
また、本実施形態に係る決済支援システム100では、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作するだけで会食イベントの決済処理が行われるので、現金又はクレジットカードを使用した決済処理と比較して、決済処理に要する利用客の手間が軽減される。
[変形例]
なお、本実施形態では、予約一覧画面P2、請求金額入力画面P3、及び請求金額確定画面P4の各種画面を店舗端末2に表示させるためのウェブページのデータが決済支援装置1の記憶部12に記憶されており、決済支援装置1から送信される前記ウェブページのデータに基づいて、ブラウザ処理部211によって前記各種画面が店舗端末2に表示されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、前記各種画面を生成するためのアプリケーションプログラムが店舗端末2の記憶部22に記憶されており、決済支援装置1から受信される各種データに基づいて、当該アプリケーションプログラムによって前記各種画面が生成されて店舗端末2に表示されてもよい。
また、本実施形態では、参加確認画面P5をユーザー端末4に表示させるためのウェブページのデータが決済支援装置1の記憶部12に記憶されており、決済支援装置1から送信される前記ウェブページのデータに基づいて、ブラウザ処理部411によって参加確認画面P5がユーザー端末4に表示されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、参加確認画面P5を生成するためのアプリケーションプログラムがユーザー端末4の記憶部42に記憶されており、決済支援装置1から受信される各種データに基づいて、当該アプリケーションプログラムによって参加確認画面P5が生成されてユーザー端末4に表示されてもよい。
また、本実施形態では、飲食店の店員によって請求金額入力画面P3に含まれる操作キーK31が操作された場合に、店舗端末2に請求金額確定画面P4が表示されて、店舗端末2に対して前記確定操作が行われるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、飲食店の店員によって請求金額入力画面P3に含まれる操作キーK31が操作された場合に、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーのうちのいずれか1人のユーザー(例えば、代表者)のユーザー端末4(本発明の決済端末の一例)に請求金額確定画面P4が表示されてもよい。以下、図11を参照しつつ、当該変形例に係る決済支援システム100において決済支援装置1の制御部11によって実行される決済支援処理について説明する。なお、図11において、図6と同様のステップには同一の参照符号を付し、説明を省略する。
図11のステップS11及びステップS12については図6のステップS11及びステップS12と同様であるため、説明を省略する。
<ステップS41>
ステップS41において、制御部11(取得処理部114)は、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーの宛先情報を、前記複数のユーザーが所属している企業の人事管理システム3から取得する。例えば、制御部11は、予約情報D2に基づいて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数の従業員の識別情報(例えば、従業員名、従業員IDなど)を、前記複数の従業員が所属している企業の人事管理システム3に送信する。そして、人事管理システム3の制御部31は、受信した識別情報に基づいて、前記従業員各々の宛先情報を従業員情報D4から取得して、決済支援装置1に送信する。
<ステップS42>
ステップS42において、制御部11(送信処理部115)は、前記ステップS41で取得された宛先情報を用いて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーのうちのいずれか1人のユーザー(例えば、代表者)宛てに確定依頼メッセージを送信する。例えば、前記ステップS41で取得された宛先情報がメールアドレスである場合、制御部11は、図9に示される請求金額確定画面P4に対応するウェブページへのアクセス情報(例えば、URL)を含む電子メールを送信する。その後、前記電子メールを受信したユーザー端末4では、前記アクセス情報に基づいて操作表示部43に請求金額確定画面P4が表示される。前記ユーザーは、請求金額確定画面P4を見て、請求金額及び人数に間違いかないかどうかを確認する。そして、請求金額及び人数に間違いが無い場合には、前記代表者は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作する。一方、請求金額又は人数に間違いがある場合には、前記ユーザーは、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK42を操作して、請求金額又は人数を修正することが可能である。その後、請求金額確定画面P4に正しい請求金額及び人数が表示されたことを確認してから、前記ユーザーは、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作する。なお、他の実施形態では、請求金額確定画面P4に操作キーK42が含まれず、請求金額又は人数の修正操作が必要な場合には店舗端末2で前記修正操作が行われてもよい。
<ステップS43>
ステップS43において、制御部11(受付処理部113)は、確定操作が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部11は、ユーザー端末4に表示されている請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41が操作された場合に、前記確定操作が行われたと判断する。例えば、制御部11は、操作キーK41が操作されたことに応じてユーザー端末4のブラウザ処理部411が決済支援装置1に送信する信号に基づいて、操作キーK41が操作されたか否かを判断する。そして、前記確定操作が行われたと判断されると(S43:Yes)、処理がステップS16に移行する。一方、前記確定操作が行われていないと判断されると(S43:No)、処理がステップS44に移行する。
<ステップS44>
ステップS44において、制御部11は、前記確定依頼メッセージを送信してから所定時間(例えば、3分間)が経過したか否かを判断する。そして、前記所定時間が経過したと判断されると(S44:Yes)、処理がステップS45に移行する。一方、前記所定時間が経過していないと判断されると(S44:No)、処理が前記ステップS43に戻る。
<ステップS45>
ステップS45において、制御部11(送信処理部115)は、前記ステップS41で取得された宛先情報を用いて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーのうち、前記確定依頼メッセージを送信済みのユーザーとは別のユーザー宛てに前記確定依頼メッセージを送信する。例えば、前記ステップS41で取得された宛先情報がメールアドレスである場合、制御部11は、図9に示される請求金額確定画面P4に対応するウェブページへのアクセス情報(例えば、URL)を含む電子メールを送信する。その後、前記電子メールを受信したユーザー端末4では、前記アクセス情報に基づいて操作表示部43に請求金額確定画面P4が表示される。そして、処理が前記ステップS43に戻る。
ステップS16以降については、図6に示されるフローチャートと同様であるため、図示及び説明を省略する。
以上説明したように、本変形例に係る決済支援システム100では、前記イベントの参加者として登録されているユーザーのユーザー端末4を通じて前記確定操作を受け付けることが可能である。よって、店舗端末2が、パーソナルコンピューター又はPOSレジのような据え置き型の情報処理装置である場合でも、利用客は座席に座ったままで前記確定操作を行うことができる。
また、本変形例に係る決済支援システム100では、前記確定依頼メッセージが送信されてから前記所定時間が経過するまでの間に前記確定操作が受け付けられなかった場合に、前記確定依頼メッセージを送信済みのユーザーとは別のユーザー宛てに前記確定依頼メッセージが送信される。すなわち、いずれかのユーザー端末4に対して前記確定操作が行われるまで、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーのユーザー端末4に前記請求金額が順次に表示される。よって、前記確定依頼メッセージを受け取ったユーザーが何らかの理由により前記確定操作を行えない場合でも、当該ユーザーの代わりに別のユーザーが前記確定処理を行うことができる。
100 決済支援システム
1 決済支援装置
11 制御部
111 予約処理部
112 表示処理部
113 受付処理部
114 取得処理部
115 送信処理部
116 決済処理部
117 警告処理部
2 店舗端末
3 人事管理システム
4 ユーザー端末

Claims (13)

  1. 決済支援装置の予約処理部が、ユーザー端末と通信することによって、前記ユーザー端末に対して行われるイベントの予約操作を受け付けて、前記予約操作に基づいて前記イベントの予定参加人数を取得し、
    前記決済支援装置の受付処理部が、決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるとともに、前記イベントに参加した参加人数を前記決済端末から取得し、
    前記参加人数と前記予定参加人数とが異なる場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信する、
    決済支援方法。
  2. 決済支援装置の予約処理部が、ユーザー端末と通信することによって、前記ユーザー端末に対して行われるイベントの予約操作を受け付けて、前記予約操作に基づいて前記イベントの予定請求金額を取得又は算出し、
    前記決済支援装置の受付処理部が、決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるとともに、前記請求金額を前記決済端末から取得し、
    前記請求金額と前記予定請求金額とが異なる場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信する、
    決済支援方法。
  3. 決済支援装置の受付処理部が、決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われるイベントに対する請求金額の確定操作を受け付け、
    前記イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーのイベント参加履歴情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信する、
    決済支援方法。
  4. 前記請求金額が、前記イベントの参加者が所属している団体に対して請求される請求金額であり、
    前記警告処理部により送信される前記メッセージの宛先が、前記団体に関連付けられた宛先である、
    請求項1〜3のいずれかに記載の決済支援方法。
  5. 決済支援装置の受付処理部が、決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われるイベントに対する請求金額の確定操作を受け付け、
    前記受付処理部により前記確定操作が受け付けられた場合に、前記決済支援装置の送信処理部が、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に、前記ユーザーが前記イベントに参加したか否かを確認する参加確認メッセージを送信し、
    前記参加確認メッセージに対する前記ユーザーの回答内容として、前記イベントに参加していない旨の回答内容を受信した場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信する、
    決済支援方法。
  6. ユーザー端末と通信することによって、前記ユーザー端末に対して行われるイベントの予約操作を受け付けて、前記予約操作に基づいて前記イベントの予定参加人数を取得する予約処理部と、
    決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるとともに、前記イベントに参加した参加人数を前記決済端末から取得する受付処理部と、
    前記参加人数と前記予定参加人数とが異なる場合に、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信する警告処理部と、
    を備える決済支援装置。
  7. ユーザー端末と通信することによって、前記ユーザー端末に対して行われるイベントの予約操作を受け付けて、前記予約操作に基づいて前記イベントの予定請求金額を取得又は算出する予約処理部と、
    決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるとともに、前記請求金額を前記決済端末から取得する受付処理部と、
    前記請求金額と前記予定請求金額とが異なる場合に、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信する警告処理部と、
    を備える決済支援装置。
  8. 決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われるイベントに対する請求金額の確定操作を受け付ける受付処理部と、
    前記イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーのイベント参加履歴情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信する警告処理部と、
    を備える決済支援装置。
  9. 決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われるイベントに対する請求金額の確定操作を受け付ける受付処理部と、
    前記受付処理部により前記確定操作が受け付けられた場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に、前記ユーザーが前記イベントに参加したか否かを確認する参加確認メッセージを送信する送信処理部と、
    前記参加確認メッセージに対する前記ユーザーの回答内容として、前記イベントに参加していない旨の回答内容を受信した場合に、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信する警告処理部と、
    を備える決済支援装置。
  10. 決済支援装置が備える一又は複数のプロセッサーに、
    ユーザー端末と通信することによって、前記ユーザー端末に対して行われるイベントの予約操作を受け付けて、前記予約操作に基づいて前記イベントの予定参加人数を取得するステップと、
    決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるとともに、前記イベントに参加した参加人数を前記決済端末から取得するステップと、
    前記参加人数と前記予定参加人数とが異なる場合に、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信するステップと、
    を実行させる決済支援プログラム。
  11. 決済支援装置が備える一又は複数のプロセッサーに、
    ユーザー端末と通信することによって、前記ユーザー端末に対して行われるイベントの予約操作を受け付けて、前記予約操作に基づいて前記イベントの予定請求金額を取得又は算出するステップと、
    決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるとともに、前記請求金額を前記決済端末から取得するステップと、
    前記請求金額と前記予定請求金額とが異なる場合に、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信するステップと、
    を実行させる決済支援プログラム。
  12. 決済支援装置が備える一又は複数のプロセッサーに、
    決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われるイベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるステップと、
    前記イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーのイベント参加履歴情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信するステップと、
    を実行させる決済支援プログラム。
  13. 決済支援装置が備える一又は複数のプロセッサーに、
    決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われるイベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるステップと、
    前記受けるステップで前記確定操作が受け付けられた場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に、前記ユーザーが前記イベントに参加したか否かを確認する参加確認メッセージを送信するステップと、
    前記参加確認メッセージに対する前記ユーザーの回答内容として、前記イベントに参加していない旨の回答内容を受信した場合に、前記イベントに関する何らかの不正行為が行
    われた可能性があることを示唆するメッセージを予め定められた宛先に送信するステップと、
    を実行させる決済支援プログラム。
JP2018154472A 2018-08-21 2018-08-21 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム Expired - Fee Related JP6684873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154472A JP6684873B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154472A JP6684873B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017136781A Division JP6391779B1 (ja) 2017-07-13 2017-07-13 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019021323A JP2019021323A (ja) 2019-02-07
JP6684873B2 true JP6684873B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=65354776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018154472A Expired - Fee Related JP6684873B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6684873B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5110902B2 (ja) * 2007-02-20 2012-12-26 楽天株式会社 サービス予約システム、情報提供装置、情報提供方法及び情報提供処理プログラム
JP6528070B2 (ja) * 2014-03-28 2019-06-12 株式会社日本デジタル研究所 記帳システム
JP2016151785A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 Line株式会社 情報処理システム及び情報処理方法
JP6181233B2 (ja) * 2016-05-09 2017-08-16 シャープ株式会社 特典管理システム、特典管理方法、特典管理プログラム、および、記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019021323A (ja) 2019-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210073923A1 (en) Systems and methods to implement point of sale (pos) terminals, process orders and manage order fulfillment
US7281652B2 (en) Point-of-sale provider evaluation
US20080065396A1 (en) Systems and methods for managing tips and gratuities
US20130138497A1 (en) Customer loyalty system in retail chains and restaurants using web servers, mobile communication devices, and point-of-sale terminals
JP5110921B2 (ja) オーダ会計システム
US20200097915A1 (en) Support system, server device, and support method
JP2020106912A (ja) 予約手続支援システム、プログラム
US7769629B1 (en) System and method for providing hierarchical reporting for online incentive programs
JP2003141405A (ja) 特典ポイント管理方法、特典ポイント管理プログラムおよび特典ポイント管理装置
JP6725951B1 (ja) 支払支援システム
US20060031125A1 (en) Interactive forms processing system and method
JP6391779B1 (ja) 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム
JP6684873B2 (ja) 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム
JP3232529U (ja) サポートシステムおよびサーバ装置
JP6198189B2 (ja) 商品情報検索装置、及び成約課金キャッシュバックシステム
US20220044231A1 (en) Attempt assistance system
JP2021060963A (ja) 支払支援システム
JP6692790B2 (ja) 決済支援システム、決済支援装置、及び決済支援方法
AU2006252183B2 (en) Democracy of Donations
JP7001221B2 (ja) 業務支援装置および業務支援方法
JP6980358B1 (ja) 会計支援システム、会計支援方法、及び会計支援プログラム
JP6990956B1 (ja) 会計支援システム、会計支援方法、及び会計支援プログラム
KR102082509B1 (ko) 점원에게 보상 제공이 가능한 모바일 주문 시스템
JP2009244975A (ja) クーポン情報発行方法
JP2020109711A (ja) 決済支援システム、決済支援装置、及び決済支援方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6684873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees