JP6391779B1 - 決済支援方法、決済支援装置、及び決済支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】イベントに対する請求金額が決済端末に表示される。前記決済端末に対して行われる前記請求金額の確定操作が受け付けられる。前記確定操作が受け付けられた場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に前記イベントに関する特定のメッセージが送信される。
【選択図】図1
Description
図1に示すように、本発明の実施形態に係る決済支援システム100は、決済支援装置1と店舗端末2と人事管理システム3とユーザー端末4とを含む。決済支援装置1、店舗端末2、人事管理システム3、及びユーザー端末4は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
決済支援装置1は、イベントで使用される施設の予約を受け付ける機能、前記イベントに対する決済処理を実行する機能、前記イベントの決済に関する何らかの不正行為が行われた可能性があると判定された場合に警告する機能などを有している。
図1に示されるように、店舗端末2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備える。店舗端末2は、飲食店に配置され、主に飲食店の店員(経営者又は従業員)によって操作される、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
図1に示されるように、人事管理システム3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。人事管理システム3は、企業などの団体によって管理及び使用され、前記団体に所属している複数のメンバー(従業員など)の情報を管理する情報処理装置である。人事管理システム3は、例えばパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
図1に示されるように、ユーザー端末4は、制御部41、記憶部42、操作表示部43、及び通信I/F44などを備える。ユーザー端末4は、前記会食イベントに参加するユーザー各々が所有している情報処理装置であり、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
以下、図6を参照しつつ、決済支援装置1の制御部11によって実行される決済支援処理について説明する。例えば、制御部11は、店舗端末2からのアクセスに応じてログイン画面(不図示)を店舗端末2に表示させる。そして、前記ログイン画面において入力される店舗ID及びパスワードが、予め記憶されている店舗ID及びパスワードと一致する場合に、前記決済支援処理の実行を開始する。ここでは、飲食店Aの店舗端末2からのアクセスに応じて前記決済支援処理が実行される場合について説明する。なお、制御部11は、複数の店舗端末2からアクセスされた場合に、各店舗端末2に対応する前記決済支援処理を並行して実行してもよい。なお、前記決済支援処理は、店舗端末2における所定操作に応じて途中で終了されることがある。
ステップS11において、制御部11(表示処理部112)は、図9に示されるような予約一覧画面P2を店舗端末2に表示させる。例えば、制御部11は、図9に示される予約一覧画面P2に対応するウェブページのデータを店舗端末2に送信する。これにより、店舗端末2のブラウザ処理部211により操作表示部23に予約一覧画面P2が表示される。予約一覧画面P2には、予約情報D2に基づいて、店舗端末2に対応する飲食店(ここでは、飲食店A)を予約したグループの一覧が表示される。予約一覧画面P2には、前記グループ各々に対応する操作キーK21〜K23が表示されており、各操作キーには、対応するグループの予約日時、企業名、代表者名、及び人数(予定参加人数)が表示される。これらの操作キーK21〜K23のうちのいずれかが店員によって操作されると、処理がステップS12に移行する。例えば、飲食店Aの店員は、飲食店Aに来店中の企業Aのグループから精算依頼を受けたとき、企業Aのグループに対するラストオーダーを受け付けたとき、企業Aのグループが退店するときなどに、予約一覧画面P2に含まれる企業Aに対応する操作キーK21を操作する。
ステップS12において、制御部11(表示処理部112)は、図9に示されるような請求金額入力画面P3を店舗端末2に表示させる。例えば、制御部11は、図9に示される請求金額入力画面P3に対応するウェブページのデータを店舗端末2に送信する。これにより、店舗端末2のブラウザ処理部211により操作表示部23に請求金額入力画面P3が表示される。請求金額入力画面P3には、請求金額を入力するための入力欄B31が含まれている。店員は、ソフトウェアキーボードK32を操作して、企業Aのグループに対する請求金額を入力欄B31に入力する。前記請求金額は、前記会食イベントの実施結果を反映した金額である。例えば、企業Aのグループが、1人当たり8千円のコース料理を8人分予約し、前記会食イベント当日に前記コース料理とは別に3万6千円分の飲食物を追加注文した場合、企業Aのグループに対する請求金額は10万円となる。また、請求金額入力画面P3には、人数を入力するための入力欄B31が含まれている。店員は、ソフトウェアキーボードK32を操作して、飲食店Aに来店中の企業Aのグループの人数(すなわち、会食イベントに実際に参加した人数)を入力欄B32に入力する。そして、請求金額入力画面P3に含まれる操作キーK31が操作されると、処理がステップS13に移行する。
ステップS13において、制御部11(表示処理部112)は、図9に示されるような請求金額確定画面P4を店舗端末2に表示させる。例えば、制御部11は、図9に示される請求金額確定画面P4に対応するウェブページのデータを店舗端末2に送信する。これにより、店舗端末2のブラウザ処理部211により操作表示部23に請求金額確定画面P4が表示される。請求金額確定画面P4には、企業名、代表者名、請求金額、及び人数が表示される。請求金額確定画面P4に表示される請求金額は、請求金額入力画面P3の入力欄B31に入力された請求金額である。請求金額確定画面P4に表示される人数は、請求金額入力画面P3の入力欄B32に入力された人数(すなわち、会食イベントに実際に参加した人数)である。店員は、請求金額確定画面P4を、企業Aのグループの代表者に見せて、請求金額及び人数に間違いかないかどうかを前記代表者に確認してもらう。そして、請求金額及び人数に間違いが無い場合には、前記代表者は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作する。一方、請求金額又は人数に間違いがある場合には、店員又は前記代表者は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK42を操作して、請求金額又は人数を修正することが可能である。その後、請求金額確定画面P4に正しい請求金額及び人数が表示されたことを確認してから、前記代表者は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作する。
ステップS14において、制御部11(受付処理部113)は、確定操作が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部11は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41が操作された場合に、前記確定操作が行われたと判断する。例えば、制御部11は、操作キーK41が操作されたことに応じてブラウザ処理部211が決済支援装置1に送信する信号に基づいて、操作キーK41が操作されたか否かを判断する。そして、前記確定操作が行われたと判断されると(S14:Yes)、処理がステップS15に移行する。一方、前記確定操作が行われていないと判断されると(S14:No)、前記確定操作が行われたと判断されるまで、当該ステップS14の処理が繰り返される。
ステップS15において、制御部11(取得処理部114)は、前記確定操作に対応する会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーの宛先情報を、前記複数のユーザーが所属している企業の人事管理システム3から取得する。例えば、制御部11は、予約情報D2に基づいて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数の従業員の識別情報(例えば、従業員名、従業員IDなど)を、前記複数の従業員が所属している企業の人事管理システム3に送信する。そして、人事管理システム3の制御部31は、受信した識別情報に基づいて、前記従業員各々の宛先情報を従業員情報D4から取得して、決済支援装置1に送信する。
ステップS16において、制御部11(送信処理部115)は、前記ステップS15で取得された宛先情報を用いて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザー宛てに特定のメッセージを送信する。例えば、前記会食イベントの参加者として従業員A、従業員B、及び従業員Cの3人が登録されている場合には、制御部11は、これらの3人宛てに前記メッセージを送信する。よって、前記会食イベントに対する請求金額の確定操作が行われた場合に、前記確定操作を行ったユーザー(代表者)だけでなく、前記イベントの参加者として登録されている残りのユーザーもその旨を把握することが可能である。例えば、前記ステップS15で取得された宛先情報がメールアドレスである場合、制御部11は、図10に示される参加確認画面P5に対応するウェブページへのアクセス情報(例えば、URL)を含む電子メールを送信する。その後、前記電子メールを受信したユーザー端末4では、前記アクセス情報に基づいて操作表示部43に参加確認画面P5が表示される。参加確認画面P5には、前記ユーザーが前記会食イベントに参加したか否かを確認するための参加確認メッセージと、前記参加確認メッセージに対する回答を受け付けるための操作キーK51,K52が表示される。制御部11は、操作キーK51又は操作キーK52の操作を通じて各ユーザーからの回答を受け付けて、各ユーザーの回答内容を記憶部12に記憶する。また、参加確認画面P5には、前記会食イベントについての請求明細が表示される。例えば、参加確認画面P5には、請求金額の確定操作が行われた日時、飲食店名、代表者名、参加人数、接待する側の企業の参加者の名前、請求金額などの情報が表示される。よって、請求金額及び参加人数を複数の参加者が確認することができるので、請求金額又は参加人数の誤りに気付きやすくなる。
ステップS17において、制御部11は、前記確定操作が受け付けられてから予め定められた修正待機時間(例えば、30分間)が経過したか否かを判断する。そして、前記修正待機時間が経過したと判断されると(S17:Yes)、処理がステップS19に移行する。一方、前記修正待機時間が経過していないと判断されると(S17:No)、処理がステップS18に移行する。
ステップS18において、制御部11は、(受付処理部113)は、前記請求金額又は前記参加人数の修正操作が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部11は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK42が操作されて請求金額又は人数が修正された後に、操作キーK41が再び操作された場合に、前記修正操作が行われたと判断する。そして、前記修正操作が行われたと判断されると(S18:Yes)、処理がステップS19に移行する。このとき、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザー宛てに、請求金額又は人数が修正された旨のメッセージを送信してもよい。一方、前記修正操作が行われていないと判断されると(S18:No)、処理が前記ステップS17に戻る。このように、本実施形態では、前記確定操作が受け付けられてから予め定められた修正待機時間(例えば、30分間)が経過するまでの間は、前記修正操作が受け付けられる。よって、例えば、図10に示される参加確認画面P5を見たユーザーが前記請求金額又は前記参加人数の誤りに気づいた場合に、店員にその旨を知らせることで、後述のステップS19の決済処理が実行されるよりも前に、前記請求金額又は前記参加人数を修正することが可能である。
ステップS19において、制御部11(決済処理部116)は、決済処理を実行する。例えば、制御部11は、前記確定操作によって確定された請求金額、又は前記修正操作による修正後の請求金額を、請求相手(例えば、企業)と関連付けて、記憶部12に決済情報D3として記録する。
前記決済処理において決済情報D3に追加されたレコードにおける修正金額が、修正後の請求金額で上書きされてもよい。
ステップS20において、制御部11(警告処理部117)は、異常判定処理を実行する。以下、図7を参照しつつ、前記異常判定処理について説明する。
ステップS31において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているユーザー各々が所属する部署を、前記複数のユーザーが所属している企業の人事管理システム3から取得する。例えば、制御部11は、予約情報D2に基づいて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数の従業員の識別情報(例えば、従業員名、従業員IDなど)を、前記複数の従業員が所属している企業の人事管理システム3に送信する。そして、人事管理システム3の制御部31は、受信した識別情報に基づいて、前記従業員各々の部署を従業員情報D4から取得して、決済支援装置1に送信する。
ステップS32において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザー間で部署が異なっているか否かを判断する。そして、前記複数のユーザー間で部署が異なっていると判断されると(S32:Yes)、処理がステップS38に移行する。一方、前記複数のユーザーが同一の部署に所属していると判断されると(S32:No)、処理がステップS33に移行する。
ステップS33において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているユーザーごとに、会食イベントへの参加率を算出する。例えば、制御部11は、予約情報D2に基づいて、ユーザーごとの参加率を算出する。
ステップS34において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーの会食イベントへの参加率が異常に高いか否かを判断する。例えば、制御部11は、前記ステップS33で算出されたいずれかのユーザーの参加率が予め定められた閾値を超えている場合に、前記ユーザーの参加率が異常に高いと判断する。そして、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーの会食イベントへの参加率が異常に高いと判断されると(S34:Yes)、処理がステップS38に移行する。一方、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれのユーザーの会食イベントへの参加率も異常に高くはないと判断されると(S34:No)、処理がステップS35に移行する。
ステップS35において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーから、前記参加確認メッセージ(図10参照)に対する回答として、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取ったか否かを判断する。例えば、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーによって、参加確認画面P5における操作キーK52が操作された場合に、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取ったと判断する。そして、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取ったと判断されると(S35:Yes)、処理がステップS38に移行する。一方、前記会食イベントに参加しなかった旨の回答を受け取っていないと判断されると(S35:No)、処理がステップS36に移行する。
ステップS36において、制御部11は、前記ステップS16で前記メッセージが送信されてから、予め定められた回答待機時間(例えば、24時間)が経過したか否かを判断する。そして、前記回答待機時間が経過したと判断されると(S36:Yes)、処理がステップS38に移行する。一方、前記回答待機時間が経過していないと判断されると(S36:No)、処理がステップS37に移行する。
ステップS37において、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されている全てのユーザーから、前記参加確認メッセージ(図10参照)に対する回答として、前記会食イベントに参加した旨の回答を受け取ったか否かを判断する。例えば、制御部11は、前記会食イベントの参加者として登録されている全てのユーザーによって、参加確認画面P5における操作キーK51が操作された場合に、前記全てのユーザーから前記会食イベントに参加した旨の回答を受け取ったと判断する。そして、前記会食イベントに参加した旨の回答を前記全てのユーザーから受け取ったと判断されると(S37:Yes)、前記異常判定処理が終了する。一方、前記全てのユーザーのうちの少なくとも1人から前記会食イベントに参加した旨の回答を受け取っていないと判断されると(S37:No)、処理が前記ステップS35に戻る。
ステップS38において、制御部11は、警告処理を行う。例えば、制御部11は、前記会食イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、電子メール又はウェブページを通じて、企業の会計課の担当者に通知する。例えば、制御部11は、企業情報D1に含まれる宛先情報により示されるメールアドレスに基づいて、前記メッセージを電子メールで送信してもよい。そして、前記異常判定処理が終了する。
なお、本実施形態では、予約一覧画面P2、請求金額入力画面P3、及び請求金額確定画面P4の各種画面を店舗端末2に表示させるためのウェブページのデータが決済支援装置1の記憶部12に記憶されており、決済支援装置1から送信される前記ウェブページのデータに基づいて、ブラウザ処理部211によって前記各種画面が店舗端末2に表示されるが、本発明はこれに限定されない。他の実施形態では、前記各種画面を生成するためのアプリケーションプログラムが店舗端末2の記憶部22に記憶されており、決済支援装置1から受信される各種データに基づいて、当該アプリケーションプログラムによって前記各種画面が生成されて店舗端末2に表示されてもよい。
ステップS41において、制御部11(取得処理部114)は、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーの宛先情報を、前記複数のユーザーが所属している企業の人事管理システム3から取得する。例えば、制御部11は、予約情報D2に基づいて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数の従業員の識別情報(例えば、従業員名、従業員IDなど)を、前記複数の従業員が所属している企業の人事管理システム3に送信する。そして、人事管理システム3の制御部31は、受信した識別情報に基づいて、前記従業員各々の宛先情報を従業員情報D4から取得して、決済支援装置1に送信する。
ステップS42において、制御部11(送信処理部115)は、前記ステップS41で取得された宛先情報を用いて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーのうちのいずれか1人のユーザー(例えば、代表者)宛てに確定依頼メッセージを送信する。例えば、前記ステップS41で取得された宛先情報がメールアドレスである場合、制御部11は、図9に示される請求金額確定画面P4に対応するウェブページへのアクセス情報(例えば、URL)を含む電子メールを送信する。その後、前記電子メールを受信したユーザー端末4では、前記アクセス情報に基づいて操作表示部43に請求金額確定画面P4が表示される。前記ユーザーは、請求金額確定画面P4を見て、請求金額及び人数に間違いかないかどうかを確認する。そして、請求金額及び人数に間違いが無い場合には、前記代表者は、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作する。一方、請求金額又は人数に間違いがある場合には、前記ユーザーは、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK42を操作して、請求金額又は人数を修正することが可能である。その後、請求金額確定画面P4に正しい請求金額及び人数が表示されたことを確認してから、前記ユーザーは、請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41を操作する。なお、他の実施形態では、請求金額確定画面P4に操作キーK42が含まれず、請求金額又は人数の修正操作が必要な場合には店舗端末2で前記修正操作が行われてもよい。
ステップS43において、制御部11(受付処理部113)は、確定操作が行われたか否かを判断する。具体的に、制御部11は、ユーザー端末4に表示されている請求金額確定画面P4に含まれる操作キーK41が操作された場合に、前記確定操作が行われたと判断する。例えば、制御部11は、操作キーK41が操作されたことに応じてユーザー端末4のブラウザ処理部411が決済支援装置1に送信する信号に基づいて、操作キーK41が操作されたか否かを判断する。そして、前記確定操作が行われたと判断されると(S43:Yes)、処理がステップS16に移行する。一方、前記確定操作が行われていないと判断されると(S43:No)、処理がステップS44に移行する。
ステップS44において、制御部11は、前記確定依頼メッセージを送信してから所定時間(例えば、3分間)が経過したか否かを判断する。そして、前記所定時間が経過したと判断されると(S44:Yes)、処理がステップS45に移行する。一方、前記所定時間が経過していないと判断されると(S44:No)、処理が前記ステップS43に戻る。
ステップS45において、制御部11(送信処理部115)は、前記ステップS41で取得された宛先情報を用いて、前記会食イベントの参加者として登録されている複数のユーザーのうち、前記確定依頼メッセージを送信済みのユーザーとは別のユーザー宛てに前記確定依頼メッセージを送信する。例えば、前記ステップS41で取得された宛先情報がメールアドレスである場合、制御部11は、図9に示される請求金額確定画面P4に対応するウェブページへのアクセス情報(例えば、URL)を含む電子メールを送信する。その後、前記電子メールを受信したユーザー端末4では、前記アクセス情報に基づいて操作表示部43に請求金額確定画面P4が表示される。そして、処理が前記ステップS43に戻る。
1 決済支援装置
11 制御部
111 予約処理部
112 表示処理部
113 受付処理部
114 取得処理部
115 送信処理部
116 決済処理部
117 警告処理部
2 店舗端末
3 人事管理システム
4 ユーザー端末
Claims (15)
- 決済支援装置の受付処理部が、決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる、イベントの参加者が所属している団体に対して請求される前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付け、
前記受付処理部により前記確定操作が受け付けられた場合に、前記決済支援装置の送信処理部が、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に前記イベントに関する特定のメッセージを送信する、
決済支援方法。 - 前記決済支援装置の取得処理部が、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーの宛先情報を、前記複数のユーザーが所属している団体の人事管理システムから取得する、
請求項1に記載の決済支援方法。 - 前記特定のメッセージが、前記ユーザーが前記イベントに参加したか否かを確認する参加確認メッセージであり、
前記参加確認メッセージに対する前記ユーザーの回答内容として、前記イベントに参加していない旨の回答内容を受信した場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、前記団体に関連付けられた宛先に送信する、
請求項1又は請求項2に記載の決済支援方法。 - 前記決済支援装置の予約処理部が、ユーザー端末と通信することによって、前記ユーザー端末に対して行われる前記イベントの予約操作を受け付けて、前記予約操作に基づいて前記イベントの予定参加人数を取得し、
前記受付処理部が、前記確定操作を受け付けるときに、前記イベントに参加した参加人数を前記決済端末から取得し、
前記参加人数と前記予定参加人数とが異なる場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、前記団体に関連付けられた宛先に送信する、
請求項1〜3のいずれかに記載の決済支援方法。 - 前記決済支援装置の予約処理部が、ユーザー端末と通信することによって、前記ユーザー端末に対して行われる前記イベントの予約操作を受け付けて、前記予約操作に基づいて前記イベントの予定請求金額を取得又は算出し、
前記受付処理部が、前記確定操作を受け付けるときに、前記請求金額を前記決済端末から取得し、
前記請求金額と前記予定請求金額とが異なる場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、前記団体に関連付けられた宛先に送信する、
請求項1〜3のいずれかに記載の決済支援方法。 - 前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーの属性情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、前記団体に関連付けられた宛先に送信する、
請求項1〜5のいずれかに記載の決済支援方法。 - 前記複数のユーザー間で、前記団体における所属部署が不一致である場合に、前記警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、前記団体に関連付けられた宛先に送信する、
請求項6に記載の決済支援方法。 - 前記イベントの参加者として登録されているいずれかのユーザーのイベント参加履歴情報が予め定められた条件を満たす場合に、前記決済支援装置の警告処理部が、前記イベントに関する何らかの不正行為が行われた可能性があることを示唆するメッセージを、前記団体に関連付けられた宛先に送信する、
請求項1〜7のいずれかに記載の決済支援方法。 - 前記決済支援装置の表示処理部が、前記決済端末と通信することによって、前記請求金額と前記イベントに参加した参加人数とを前記決済端末に表示させ、
前記受付処理部が、前記決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる前記請求金額又は前記参加人数の修正操作を受け付ける、
請求項1〜8のいずれかに記載の決済支援方法。 - 前記特定のメッセージには、前記請求金額の情報が含まれる、
請求項1〜9のいずれかに記載の決済支援方法。 - 前記受付処理部が、前記決済端末と通信することによって、前記確定操作を受け付けてから予め定められた修正待機時間が経過するまでの間、前記決済端末に対する前記請求金額の修正操作を受け付け、
前記決済支援装置の決済処理部が、前記特定のメッセージを送信してから前記修正待機時間が経過した後に前記イベントに対する決済処理を実行する、
請求項10に記載の決済支援方法。 - 前記決済端末が、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーのうちのいずれか1人のユーザーのユーザー端末である、
請求項1〜11のいずれかに記載の決済支援方法。 - 前記決済支援装置の表示処理部が、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数のユーザー端末と順次に通信することによって、前記複数のユーザー端末のうちのいずれかのユーザー端末に対して前記確定操作が行われるまで、前記複数のユーザー端末に前記請求金額を順次に表示させる、
請求項12に記載の決済支援方法。 - 決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる、イベントの参加者が所属する団体に対して請求される前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付ける受付処理部と、
前記受付処理部により前記確定操作が受け付けられた場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に前記イベントに関する特定のメッセージを送信する送信処理部と、
を備える決済支援装置。 - 決済支援装置が備える一又は複数のプロセッサーに、
決済端末と通信することによって、前記決済端末に対して行われる、イベントの参加者が所属する団体に対して請求される前記イベントに対する請求金額の確定操作を受け付けるステップと、
前記確定操作が受け付けられた場合に、前記イベントの参加者として登録されている複数のユーザーに対応する複数の宛先に前記イベントに関する特定のメッセージを送信するステップと、
を実行させる決済支援プログラム。
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