JP3232529U - サポートシステムおよびサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性の高い福利厚生サービスを従業員に提供するサポートシステムおよびサーバ装置を提供する。【解決手段】サポートシステム100は、管理サーバ装置1000、企業サーバ装置2000、社員端末装置3000、および店舗端末装置4000を備える。社員200の社員端末装置は、登録店舗400の提供者識別子を取得する取得手段と、取得した提供者識別子、登録店舗から受けたサービス等のサービス額、および社員のユーザ識別子を、管理サーバ装置に送信する第1送信手段と、を備え、管理サーバ装置は、受信したユーザ識別子と対応付けて記憶手段に記憶されている補助額算出情報と受信したサービス額とを用いて社員へ補助される金銭の金額である補助額を算出し、算出した補助額またはこの補助額を受信したサービス額から減算した支払額を、社員端末装置に送信する第2送信手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、企業等が従業員等に提供する福利厚生サービスをサポートするシステムに関する。
近年、多くの企業は、従業員の確保、定着、勤労意欲の向上などの効果を期待して、福利厚生制度の充実を図っている。一部の企業では、従業員それぞれが好みにより福利厚生を選択して利用できる、いわゆるカフェテリアプランを提供している。
そこで、カフェテリアプランを実行するための技術が提案されている。この技術では、カフェテリア代行装置が従業者のポイントを管理し、従業者から利用申込みがあると、施設へ利用の予約を行って従業者のポイントを更新し、従業者は施設を利用すると、ポイントに応じた自己負担分を支払い、残金がカフェテリア代行装置を介して企業に請求される(特許文献1)。
ここで、福利厚生の一つとして、社員食堂がある。社員食堂は、事業所の社員など関係者の食事に便宜を図るための施設であり、食事が低価格で提供され、事業所に設置される施設である。近年の健康志向の高まりもあって、社員食堂の充実を図る企業が増えてきている。例えば、低カロリー、低塩分のメニューを充実させたり、利用できる時間を延長したり、食堂の面積を広くしたりなどを行っている。
特開2004−102761号公報
しかし、社員食堂を設置するためには、一定のスペースが事業所内に有り、且つ、食堂を利用する社員が集約していることが必要である。このため、社員食堂は大企業に設置されていることが多い。
一方、社員食堂を設置するスペースや予算を確保することが難しい中小企業や、複数の小さな事業所を一か所に纏めることが難しい企業、食事時に社員の多くが事業所に居らず社員食堂を設置する利点が乏しい企業などでは、食に関する福利厚生サービスが不十分となることが多い。リモートワークの社員は社員食堂を利用する機会がほとんどないので、社員食堂の恩恵を受けられない。
仮に、昼食に特許文献1の技術を適用した場合、社員は、毎日、昼食を食べに行くレストランを予め決めて、事前に利用申し込みを行う必要があり、利用手続きに手間がかかり過ぎて現実的ではない。
また、社員食堂以外にも、例えば、スポーツジムなどのように、時間が空いたとき等に、予め利用を予約しなくても利用できることが望ましい福利厚生施設もある。
そこで、本考案は、利便性の高い福利厚生サービスを従業員に提供することを目的とする。
本考案に係る一態様のサポートシステムは、提供者から物または役務を提供されるユーザによって使用されるユーザ端末装置と、前記ユーザ端末装置との通信が可能なサーバ装置と、を含むサポートシステムであって、前記ユーザ端末装置は、前記提供者を特定するための提供者識別子を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記提供者識別子と、前記物または役務の対価の金額であるサービス額と、前記ユーザを特定するためのユーザ識別子とを、前記サーバ装置に送信する第1送信手段と、を備え、前記サーバ装置は、前記ユーザ識別子と補助額算出情報とを予め対応付けて記憶する記憶手段と、前記ユーザ端末装置から前記ユーザ識別子と前記サービス額と前記提供者識別子とを受信すると、当該受信したユーザ識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記補助額算出情報と当該受信したサービス額とを用いて前記ユーザへ補助される金銭の金額である補助額を算出し、当該算出した補助額または当該算出した補助額を当該受信したサービス額から減算した支払額を、前記ユーザ端末装置に送信する第2送信手段と、を備える。
このような構成のサポートシステムによれば、従来よりも利便性の高い福利厚生サービスを従業員に提供することができる。
実施形態1に係るサポートシステムの構成例を示す図である。 実施形態1に係るサポートシステムの機能ブロック図である。 補助額算出情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 時間情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 管理手数料情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 登録企業情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 登録店舗情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 補助履歴情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 メンバー情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 社員情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 補助情報テーブルの構成および内容の例を示す図である。 店舗利用処理のフローチャートである。 補助判断処理のフローチャートである。 補助額算出処理のフローチャートである。 決済処理のフローチャートである。 (a)は、社員ログイン画面の例を示す図であり、(b)は、社員証明画面の例を示す図である。 (a)は、店舗金額入力画面の例を示す図であり、(b)は、店舗会計画面の例を示す図である。 実施形態2に係るサポートシステムの機能ブロック図である。 実施形態2に係る店舗利用処理のフローチャートである。 実施形態2に係る決済処理のフローチャートである。 実施形態2に係る店舗会計画面の例を示す図である。
<実施形態1>
実施形態1では、企業の社員(従業員)が、自社の社員食堂を利用するがごとくに、街中の飲食店または自宅の近所の飲食店を利用する場合を例に説明する。
なお、実施形態では、食に関する福利厚生サービス、つまり、飲食店の利用を例に説明しているが、本考案は、他の福利厚生サービスに係る店舗、例えば、スポーツジム、病院、宿泊施設などの利用においても適用でき、物を提供する店舗、例えば、スーパー、コンビニなどでの物の購入においても適用できる。更には、自動販売機からの物の購入においても適用できる。また、実施形態では企業が社員に提供する福利厚生サービスを例に説明するが、企業に限らず、営利非営利、法人格の有無を問わず、複数人で構成される団体(グループ)であればよく、この団体が構成員に対して所定のサービスを提供する場合に、本考案は適用できる。この団体とは、企業の他、例えば、組合、地方公共団体、財団、学校法人などでもよい。また、所定のポイントカードを発行しまたは管理している団体であっても良く、この場合、ポイントカードの所有者が団体の構成員に相当する。
以下、本考案に係る実施の一形態を図面に基づいて説明する。
<構成>
図1は、サポートシステム100の構成例を示す図である。サポートシステム100は、管理サーバ装置1000、企業サーバ装置2000、社員端末装置3000、および店舗端末装置4000を備える。
企業サーバ装置2000および店舗端末装置4000は、電気通信業者が提供するネットワークやインターネット等の広域ネットワークであるネットワーク101を介して、管理サーバ装置1000と接続される。
管理サーバ装置1000は、サポートシステム100を運営する管理会社が管理し、企業の福利厚生をサポート(支援)するための、いわゆるサーバである。
企業サーバ装置2000は、サポートシステム100に登録している企業などの団体(以下、「登録企業」という。)が有するパソコン等の処理装置である。
社員端末装置3000A、社員端末装置3000B、社員端末装置3000Cそれぞれは、登録企業に所属する社員(ユーザ)200A、社員200B、社員200Cそれぞれが携帯する端末装置である。実施形態では、スマートフォンとする。各登録企業にはユニークな企業IDが1つずつ与えられており、各社員にはユニークな社員IDが1つずつ与えられている。
以下、社員200A、200B、200Cを総称して、社員200といい、社員端末装置3000A、3000B、3000Cを総称して、社員端末装置3000という。なお、図1では、説明の便宜上、社員200として社員200A、200B、200Cの3人を記載しているが、これらの数に限られない。
企業サーバ管理者201は、企業サーバ装置2000を管理し、社員200がサポートシステム100を利用することができるように、社員200を管理サーバ装置1000に登録する等の処理を行う。
店舗端末装置4000A、店舗端末装置4000B、店舗端末装置4000Cそれぞれは、サポートシステム100に登録している飲食店(サービス提供者)である登録店舗400A、登録店舗400B、登録店舗400Cそれぞれに備えられるパソコン等の処理装置である。実施形態では、スマートフォンとする。登録店舗400A、400B、400Cには、ユニークな店舗IDが1つずつ予め与えられている。そして、登録店舗400A、400B、400Cには、自店舗の店舗IDを表わす二次元バーコード4001A、4001B、4001Cの印刷物が掲示されている。例えば、レジの近傍またはテーブルの上に掲示されている。
以下、店舗端末装置4000A、4000B、4000Cを総称して店舗端末装置4000といい、登録店舗400A、400B、400Cを総称して登録店舗400といい、二次元バーコード4001A、4001B、4001Cを総称して二次元バーコード4001という。なお、図1では、説明の便宜上、登録店舗400として登録店舗400A、400B、400Cの3店を記載しているが、これらの数に限られない。
<使用例>
ここで、サポートシステム100の使用例を説明する。まずは、事前の登録処理について説明する。
予め、社員200は、サポートシステム100の管理サーバ装置1000に登録されているものとする。各登録企業の企業サーバ管理者201は、自社を管理サーバ装置1000に登録し、自社の社員200それぞれの社員ID等の必要事項を、管理サーバ装置1000に登録する処理を行う。登録処理は、サポートシステム100のホームページを介して行い、または管理サーバ装置1000の管理会社に登録を申請する等によって行う。登録処理が行われると、後述する登録企業情報テーブル1540(図6参照)に各登録企業が登録され、メンバー情報テーブル1810(図9参照)に各社員200が登録されることになる。なお、登録企業が登録された後は、社員200それぞれがサポートシステム100のホームページを介して申請し、管理会社からの通知に応じて企業サーバ管理者201が認証した後に、社員200それぞれがメンバー情報テーブル1810に登録されることとしてもよい。
また、各登録店舗400も、登録企業と同様に、ホームページを介する等によって、サポートシステム100に登録される。登録処理が行われると、後述する登録店舗情報テーブル1550(図7参照)に各登録店舗400が登録される。
次に、サポートシステム100における登録処理後の使用例を、ある登録企業の社員200Aが登録店舗400Bで昼食を食べた場合を想定して説明する。
社員200Aは、昼食を食べ終えると、登録店舗400Bの店員に代金(対価)を支払う際に、携帯している自分の社員端末装置3000つまり社員端末装置3000Aで登録店舗400Bの二次元バーコード4001つまり二次元バーコード4001Bを撮影するとともに、代金を入力する。具体的には、社員200Aは、サポートシステム100の社員ログイン画面3110を表示させる。
社員ログイン画面3110の例を、図16(a)に示す。社員ログイン画面3110には、ログイン情報3111の入力領域が表示されている。実施形態では、ログイン情報3111として、社員IDとパスワードとを入力する。社員200Aは、自分の企業IDとパスワードとを入力し、ログインボタン3112を押下する。
ログインすると、社員端末装置3000Aに、撮影画面3120が表示されるとともに、社員端末装置3000Aのカメラが起動する。撮影画面3120の例を、図16(b)に示す。撮影画面3120には、バーコードエリア3123および社員情報3121などが表示されている。実施形態では、社員情報3121として、社員が所属する企業名と社員IDとが表示される。なお、撮影画面3120を消す場合、社員200Aは、ログアウトボタン3122を押下する。
社員200Aは、登録店舗400Bに掲示されている二次元バーコード4001Bを社員端末装置3000Aのカメラで、バーコードエリア3123に収まるように撮影する。
すると、社員端末装置3000Aに金額入力画面3130が表示される。金額入力画面3130の例を、図17(a)に示す。金額入力画面3130には、金額エリア3131、テンキ―3132、および入力ボタン3133が表示されている。
社員200Aは、テンキ―3132を操作することによって代金を金額エリア3131に入力し、入力ボタン3133を押下する。
すると、社員端末装置3000Aに店舗会計画面3140が表示される。店舗会計画面3140の例を、図17(b)に示す。
店舗会計画面3140には、社員ID3141、支払金額3142、および補助額情報3143が表示されている。社員ID3141として、社員200Aの社員IDが表示され、支払金額3142として、社員200Aが支払う飲食代、つまり、代金から補助額が減算された金額が表示される。補助額情報3143として、定価(代金)および補助額が表示される。
社員200Aは、店舗会計画面3140において、自分の社員IDが表示されていることを確認し、支払金額3142として表示されている金額を登録店舗400Bの店員に支払う。店員は、その金額の現金を受け取るとともに、店舗会計画面3140の補助額情報3143の定価を確認する。そして、その定価が社員200Aの昼食代として正しければ、支払完了ボタン3144を社員200Aに押下してもらう。
なお、社員200Aは、サポートシステム100を利用する場合、社員端末装置3000Aからサポートシステム100のホームページにアクセスすることとしているが、社員アプリが提供されることとしてもよい。つまり、社員200Aが社員端末装置3000Aのディスプレイに表示されている社員アプリのアイコンをクリックすると、社員ログイン画面3110が表示され、その後の各処理も社員アプリに基づいて実行される。既にログインしたことがある場合は、社員ログイン画面3110を表示せずに、記憶しておいた社員IDおよびパスワードを用いて撮影画面3120が表示されるようにしてもよい。
<各装置の構成>
次に、図2を用いて、サポートシステム100が有する各装置の構成を説明する。図2は、管理サーバ装置1000、企業サーバ装置2000、社員端末装置3000、および店舗端末装置4000の機能ブロック図である。
なお、社員端末装置3000および店舗端末装置4000は、携帯端末装置(スマートフォン)であり、マンマシンインターフェースとして表示装置と入力装置が一体化したタッチパネルディスプレイを備える。また、社員端末装置3000および店舗端末装置4000は、例えば、ウェブブラウザ機能を有し、管理サーバ装置1000にHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエストを送信し、そのレスポンスとしてウェブページ等の表示データを受信して、各画面をディスプレイに表示する。一方、管理サーバ装置1000は、いわゆるウェブサーバの機能を有し、例えば、店舗端末装置4000からのリクエストに応じて、所定の処理を行い、処理結果に応じたウェブページ等の表示データを店舗端末装置4000に送信する。
まず、社員端末装置3000は、制御部3100、通信部3200、画面表示部3300、およびバーコード読込部3400を備える。
制御部3100は、他の機能部を制御して社員ログイン画面3110を表示させる処理等を行う。
通信部3200は、ネットワーク101を介して、管理サーバ装置1000等と通信する。
画面表示部3300は、いわゆるウェブブラウザとしての機能を有し、各画面をタッチパネルディスプレイによって表示する。
店舗端末装置4000は、制御部4100および通信部4200を備える。
制御部4100は、他の機能部を制御して完了通知画面を表示させる処理等を行う。
通信部4200は、ネットワーク101を介して、管理サーバ装置1000等と通信する。
企業サーバ装置2000は、制御部2100、通信部2200、決済処理部2300、社員情報記憶部2400、および補助情報記憶部2500を備える。
制御部2100は、他の機能部を制御して、社員200への補助額の決済処理等を行う。
通信部2200は、ネットワーク101を介して、管理サーバ装置1000等と通信する。
決済処理部2300は、管理サーバ装置1000から送信される毎月の請求金額を受信すると、サポートシステム100の管理会社の口座に振り込む処理を行い、振込が完了すると、請求金額の支払が完了した旨を管理サーバ装置1000に通知する。
社員情報記憶部2400は、社員200に関する情報を記憶する。
補助情報記憶部2500は、福利厚生サービスの内容、具体的には、補助額を算出するための情報を記憶する。
管理サーバ装置1000は、制御部1100、通信部1200、支払金額送信部1300、決済処理部1400、補助額算出情報記憶部1500、補助履歴情報記憶部1600、タイマー1700、およびメンバー情報記憶部1800を備える。
制御部1100は、他の機能部を制御して、システム全体の制御処理等を行う。
通信部1200は、ネットワーク101を介して、社員端末装置3000、店舗端末装置4000、および企業サーバ装置2000と通信する。
支払金額送信部1300は、社員端末装置3000からデータを受信すると、支払金額を算出し、算出した支払金額を店舗端末装置4000に送信する。例えば、支払金額を示す店舗会計画面3140を表示するためのデータを作成して送信する。
決済処理部1400は、所定の期日に、各登録企業に請求する金額を算出し、請求金額を各企業の企業サーバ装置2000に送信し、各登録店舗400に支払う金額を算出して、支払金額を各登録店舗400の店舗端末装置4000に送信する。
補助額算出情報記憶部1500は、各登録企業の補助金を算出するための情報を記憶する。
補助履歴情報記憶部1600は、各社員200の利用履歴、つまり、飲食に際して減額された補助金額等を記憶する。
タイマー1700は、制御部1100の要求に応じて、現在の日時を検出し通知する。
メンバー情報記憶部1800は、登録メンバー、つまり、サポートシステム100を利用できる登録企業の各社員200の情報を記憶する。
管理サーバ装置1000、企業サーバ装置2000、社員端末装置3000、店舗端末装置4000は、上述のようにコンピュータで構成され、それぞれハードディスク等の記憶部に格納されているソフトウェアプログラムがCPU(Central Processing Unit)により実行されることによって上述の各機能部が実現される。
<データ>
次に、サポートシステム100で用いる主なデータについて説明する。
図3は、管理サーバ装置1000の補助額算出情報記憶部1500に記憶されている補助額算出情報テーブル1510の構成および内容の例を示す図である。補助額算出情報テーブル1510は、登録企業の補助金額を算出するための情報が記憶されているテーブルであり、企業の社員種別ごとに1レコードが登録される。
補助額算出情報テーブル1510は、企業ID1511、社員種別1512、補助率1513、補助額1514、上限値1515、月上限値1516、および補助食1517を有する。
企業ID1511は、登録企業を特定するための識別子(企業ID)を示す。
社員種別1512は、企業ID1511が示す企業の社員200が属するカテゴリーを示す。例えば、「Type01」は正社員を示し、「Type02」はパート従業者を示すなどである。この社員種別は、企業ごとに異なっていても良く、社員200が受ける補助の違いを示す指標であればよい。なお、「−」は、カテゴリー無し、つまり、全社員が同じカテゴリーであり、同じ補助を受けることを示す。
補助率1513は、補助の割合(パーセント)を示す。例えば、「10」が記載されている場合は、飲食代金の10パーセントが補助金額となる。なお、「−」は、補助率が設定されていない、つまり、補助率を用いて補助金額を算出しないことを示す。
補助額1514は、補助の金額を示す。例えば、「10」が記載されている場合は、飲食代金の額に関わらず、10円が補助金額となる。なお、「−」は、補助額が設定されていない、つまり、補助額を補助金額としないことを示す。
社員種別1512が示す社員200の種類ごとに、補助率1513または補助額1514が設定される。
上限値1515は、補助率1513を用いて補助金額を算出する場合の、1回の補助金額の上限値を示す。算出された補助金額が上限値を超える場合は、当該上限値が補助金額とされる。従って、補助率1513が設定されているレコードにのみ上限値1515が設定される。なお、「−」は、1回あたりの上限値が設定されていないことを示す。
月上限値1516は、一月あたりの補助金額の合計の上限値を示す。なお、「−」は、一月あたりの上限値が設定されていないことを示す。実施形態では、一日から月末日までの一月毎に、補助額を纏めて決済することとする。なお、一月毎ではなく、他の期間、例えば年毎の上限値としてもよい。
補助食1517は、補助を行う食事の種類を示す。具体的には、「朝」は朝食を示し、「昼」は昼食を示し、「夕」は夕食を示し、「夜」は夜食を示す。補助食1517として「朝、昼」が設定されている場合は、朝食と昼食に対して補助が出ることを示す。
図4は、管理サーバ装置1000の補助額算出情報記憶部1500に記憶されている時間情報テーブル1520の構成および内容の例を示す図である。時間情報テーブル1520は、補助額算出情報テーブル1510の補助食1517として設定される食事の種類を判断するための時間帯が記憶されたテーブルであり、食事の種類ごとに1レコードが登録される。
時間情報テーブル1520は、補助食1521および時間帯1522を有する。
補助食1521は、食事の種類を示す。補助額算出情報テーブル1510の補助食1517として設定される食事の種類が設定される。実施形態では、時間情報テーブル1520には、補助食1521として「朝」、「昼」、「夕」、「夜」が設定された4レコードが登録される。
時間帯1522は、補助食1521として示された食事の種類を判別するための時間帯を示す。実施形態では、社員200が食事代金を支払う時、つまり、店舗端末装置4000から支払金額の算出依頼を管理サーバ装置1000が受信した時の時刻に基づいて、食事の種類が判断される。例えば、補助食1521として「朝」が設定されているレコードには、時間帯1522として「07:00−09:30」と設定されているので、7時から9時半までの間に店舗端末装置4000から支払金額の算出依頼があった場合は、朝食についての依頼であると判断する。
なお、実施形態では、時間情報テーブル1520をサポートシステム100で1つ記憶することとしているが、登録企業ごとに時間帯の異なる時間情報テーブル1520を記憶しておくこととしてもよい。
図5は、管理サーバ装置1000の補助額算出情報記憶部1500に記憶されている管理手数料情報テーブル1530の構成および内容の例を示す図である。管理手数料情報テーブル1530は、サポートシステム100の運営会社が、登録企業および登録店舗400に対して請求する手数料を算出するための情報を管理するテーブルである。
管理手数料情報テーブル1530は、対象1531および管理手数料1532を有する。
対象1531は、手数料を請求する対象を示す。実施形態では、「企業」と「店舗」(飲食店)である。
管理手数料1532は、対象1531が示す対象に請求するための手数料を算出するための情報を示す。実施形態では、飲食代金の合計金額に応じた額とする。例えば、対象1531として「企業」が設定されたレコードには、管理手数料1532として「3.0」が設定されているので、補助の対象となった飲食代金(定価)の合計の3パーセントが、手数料となる。
なお、実施形態では、管理手数料情報テーブル1530をサポートシステム100で1つ記憶することとしているが、登録企業ごとに手数料の異なる管理手数料情報テーブル1530を記憶しておくこととしてもよい。また、例えば、支店ごと、店舗ごと、地域ごとに管理手数料を異ならせてもよい。また、飲食代金に対するパーセントではなく、補助額に対するパーセントでも良く、パーセントではなく、固定金額でもよい。
図6は、管理サーバ装置1000の補助額算出情報記憶部1500に記憶されている登録企業情報テーブル1540の構成および内容の例を示す図である。登録企業情報テーブル1540は、サポートシステム100に登録している企業(登録企業)に関する情報が記憶されるテーブルである。
登録企業情報テーブル1540は、企業ID1541、名称1542、および住所1543を有する。
企業ID1541は、登録企業を特定するための識別子(企業ID)を示す。
名称1542は、企業ID1541の識別子が示す企業の名称を示す。
住所1543は、企業ID1541の識別子が示す企業の所在地を示す。
なお、これらの項目の他、必要に応じて、企業内の担当部署名、担当者名、部署宛メールアドレス、企業サーバ装置2000のアドレス等が記憶されているものとする。
図7は、管理サーバ装置1000の補助額算出情報記憶部1500に記憶されている登録店舗情報テーブル1550の構成および内容の例を示す図である。登録店舗情報テーブル1550は、サポートシステム100に登録している飲食店(登録店舗400)に関する情報が記憶されるテーブルである。
登録店舗情報テーブル1550は、店舗ID1551、名称1552、料理ジャンル1553、およびパスワード1554を有する。
店舗ID1551は、登録店舗400を特定するための識別子(店舗ID)を示す。
名称1552は、店舗ID1551の識別子が示す飲食店(登録店舗400)の名称を示す。
料理ジャンル1553は、店舗ID1551の識別子が示す飲食店が提供している料理のジャンルを示す。例えば、「和食」、「フレンチ」等である。
パスワード1554は、店舗ID1551の識別子が示す飲食店のログインパスワードを示す。
なお、登録店舗400は、店内で食べ物を提供している店舗だけでなく、いわゆる弁当屋のように、持ち帰り用の料理を提供している店舗であってもよい。また、これらの項目の他、必要に応じて、登録店舗400の担当者名、担当者宛メールアドレス、店舗端末装置4000のアドレス等が記憶されているものとする。
次に、図8は、管理サーバ装置1000の補助履歴情報記憶部1600に記憶されている補助履歴情報テーブル1610の構成および内容の例を示す図である。補助履歴情報テーブル1610は、登録企業の社員200が登録店舗400を利用した履歴が記憶されるテーブルであり、登録企業ごとに1テーブルが作成される。また、補助履歴情報テーブル1610は、一月毎に、つまり、決済が行われると、新たに作成される。
補助履歴情報テーブル1610は、企業ID1611、日時1612、社員ID1613、店舗ID1614、品名1615、定価1616、補助額1617、および補助食1618を有する。
企業ID1611は、登録企業を特定するための識別子(企業ID)を示す。
日時1612は、登録店舗400が利用された日時を示す。実施形態では、社員端末装置3000から管理サーバ装置1000が支払金額の算出依頼を受信した時の日時を示す。
社員ID1613は、企業ID1611の識別子が示す企業に所属する社員200を特定するための識別子(社員ID)を示す。
店舗ID1614は、社員ID1613の識別子が示す社員200が利用した登録店舗400を特定するための識別子(店舗ID)を示す。
品名1615は、社員ID1613の識別子が示す社員200が、店舗ID1614の識別子が示す登録店舗400で食した料理の品名を示す。なお、この項目は、店舗金額入力画面4120(図17(a)参照)に品名を入力する領域が設けられている場合に、設定される。
定価1616は、品名1615が示す品名の食品の定価を示す。
補助額1617は、企業ID1611が示す企業の、社員ID1613が示す社員200が、日時1612が示す日時に、店舗ID1614が示す登録店舗400で、品名1615が示す品名の食事をした時の、定価1616が示す定価に対する補助額を示す。
補助食1618は、品名1615が示す品名の食事の種類を示す。実施形態では、「朝」、「昼」、「夕」、「夜」のうちのいずれか一つが設定される。
図9は、管理サーバ装置1000のメンバー情報記憶部1800に記憶されているメンバー情報テーブル1810の構成および内容の例を示す図である。メンバー情報テーブル1810は、サポートシステム100に登録している社員200(メンバー)に関する情報が記憶されるテーブルである。
メンバー情報テーブル1810は、社員ID1811、企業ID1812、種別1813、およびパスワード1814を有する。
社員ID1811は、メンバーを特定するための識別子(社員ID)を示す。
企業ID1812は、社員ID1811の識別子が示す社員200が所属する登録企業を示す。具体的には、企業IDである。
種別1813は、社員ID1811の識別子が示す社員200が属するカテゴリーを示す。つまり、社員200が受けることができる補助の種類を示す。具体的には、社員ID1811が示す識別子が、当該社員200が所属する登録企業の社員情報テーブル2410(図10参照)の社員ID2411として設定されているレコードにおいて、種別2412として設定されている種類が設定される。
パスワード1814は、社員ID1811の識別子が示す社員200のログインパスワードを示す。
図10は、企業サーバ装置2000の社員情報記憶部2400に記憶されている社員情報テーブル2410の構成および内容の例を示す図である。社員情報テーブル2410は、サポートシステム100に登録している企業(登録企業)が、自社に所属する社員200に関する情報を管理するテーブルである。
社員情報テーブル2410は、社員ID2411、種別2412、名前2413、部署2414、性別2415、および年齢2416を有する。
社員ID2411は、社員200を特定するための識別子(社員ID)を示す。
種別2412は、社員ID2411の識別子が示す社員200が属するカテゴリーを示す。例えば、「Type01」は正社員を示し、「Type02」はパート従業者を示すなどである。この種別は、社員200が受けることのできる補助の種類を判断する指標であればよい。
名前2413は、社員ID2411の識別子が示す社員200の名前を示す。
部署2414は、社員ID2411の識別子が示す社員200が属する部署を示す。
性別2415は、社員ID2411の識別子が示す社員200の性別を示す。
年齢2416は、社員ID2411の識別子が示す社員200の年齢を示す。
なお、社員ID2411および種別2412は、必須項目であり、必要に応じて、これら以外の個人情報が記憶されていてもよい。
図11は、企業サーバ装置2000の補助情報記憶部2500に記憶されている補助情報テーブル2510の構成および内容の例を示す図である。補助情報テーブル2510は、サポートシステム100に登録している企業(登録企業)が、補助に関する情報を管理するテーブルである。なお、図10のテーブルは、補助率を用いて補助額を算出する企業のテーブル例であり、補助額を用いる場合は、補助額が設定されたテーブルとなる。なお、補助情報テーブル2510が変更された場合は、適時、管理サーバ装置1000に送信され、補助額算出情報テーブル1510が更新されるものとする。
補助情報テーブル2510は、種別2511、補助率2512、補助食2513、上限値2514および月上限値2515を有する。
種別2511は、補助の種類を示す。具体的には、社員情報テーブル2410の種別2412として設定されている種類が設定される。
補助率2512は、補助の割合(パーセント)を示す。
補助食2513は、補助を行う食事の種類を示す。
上限値2514は、1回の補助金額の上限値を示す。
月上限値2515は、一月あたりの補助金額の合計の上限値を示す。
<動作>
次に、図12〜図14を用いて、サポートシステム100が行う処理について説明する。
<支払処理>
まず、図12を用いて、社員200Aが登録店舗400Bで昼食を食べた場合を想定して、食事の代金を支払う際の支払処理について説明する。図12は、支払処理のフローチャートである。
社員200Aは、登録店舗400Bで食事をしたら、飲食代金を登録店舗400Bの店員に支払う際に、補助を受け取るための手続を、携帯する自分の社員端末装置3000すなわち社員端末装置3000Aで行う。
具体的には、社員200Aは、図16(a)の社員ログイン画面3110を表示させる操作を社員端末装置3000Aに対して行う。そして、ログイン情報3111として、自分の社員IDおよびパスワードを入力し、ログインボタン3112を押下する。
すると、社員端末装置3000Aの通信部3200は、入力された社員IDおよびパスワードを管理サーバ装置1000へ送信することによって、管理サーバ装置1000へログイン要求を行う(ステップS10)。
管理サーバ装置1000は、社員IDおよびパスワードを受信すると、この社員IDおよびパスワードが社員ID1811およびパスワード1814として示されるレコードがメンバー情報テーブル1810に記憶されていれば社員200Aをサポートシステム100にログインさせ、記憶されていなければログインを拒否する(ステップS30)。
社員200Aをログインさせると、社員端末装置3000Aの画面表示部3300は、図16(b)の撮影画面3120を表示するとともにカメラを起動する(ステップS11)。
社員200Aが登録店舗400Bの二次元バーコード4001すなわち二次元バーコード4001Bを社員端末装置3000Aでバーコードエリア3123に収まるように撮影すると、社員端末装置3000Aは、二次元バーコード4001Bを解析することによって二次元バーコード4001Bに示される店舗IDつまり登録店舗400Bの店舗IDを特定する(ステップS12)。
さらに、社員端末装置3000Aの画面表示部3300は、図17(a)の金額入力画面3130を表示する(ステップS13)。
社員200Aが食事の代金(定価)を入力して入力ボタン3133を押下すると、社員端末装置3000Aの制御部3100は、支払金額を算出するよう通信部3200に依頼する。すると、通信部3200は、支払金額を算出するために必要なデータとして社員200Aの社員ID、登録店舗400Bの店舗ID、および入力された定価のデータを送信する(ステップS14)。
管理サーバ装置1000の制御部1100は、社員端末装置3000Aから社員ID、店舗ID、および定価(以下、それぞれを「対象社員ID」、「対象店舗ID」、および「対象定価」という。)のデータを受信すると、支払金額送信部1300に渡し、支払金額の算出を依頼する。
すると、支払金額送信部1300は、補助額算出情報記憶部1500に記憶されているデータを参照して、受信したデータの食事(以下、「対象食事」という。)が補助の対象であるかを判断する(ステップS31)。判断の方法は、後述する。
対象食事が補助の対象であると判断した場合(ステップS32:Yes)、支払金額送信部1300は、補助額算出情報記憶部1500に記憶されているデータを参照して、対象食事の補助額を算出する(ステップS33)。算出の方法は、後述する。
支払金額送信部1300は、算出した補助額を対象定価から減算することによって支払額を算出し、図17(b)の店舗会計画面3140を表示するための表示データを作成し、社員端末装置3000Aに送信する(ステップS34)。
社員端末装置3000Aの画面表示部3300は、管理サーバ装置1000から表示データを受信すると店舗会計画面3140を表示する(ステップS15)。
社員200Aは、店舗会計画面3140を登録店舗400の店員に提示する。店員は、店舗会計画面3140に示される支払金額3142の金銭の支払を社員200Aから受ける。そして、社員200Aは、支払完了ボタン3144を押下する。
すると、社員端末装置3000Aの制御部3100は、支払が完了した旨を管理サーバ装置1000に送信する(ステップS16)。
管理サーバ装置1000の支払金額送信部1300は、支払が完了した旨を受信すると、対象食事のデータを元にレコードを作成し、作成したレコードを補助履歴情報テーブル1610(図8参照)に追加し(ステップS35)、補助の手続の登録が完了した旨を登録店舗400Bの店舗端末装置4000すなわち店舗端末装置4000Bへ送信し(ステップS36)、処理を終了する。
具体的には、支払金額送信部1300は、企業ID1611として、メンバー情報テーブル1810の社員ID1811として対象社員IDが設定されているレコードに企業ID1812として設定されている企業IDを設定し、日時1612として、店舗端末装置4000から対象食事のデータを受信した日時を設定し、社員ID1613として、対象社員IDを設定し、店舗ID1614として、対象店舗IDを設定し、定価1616として、対象定価を設定し、補助額1617として、ステップS32の処理で算出した補助額を設定し、補助食1618として、ステップS31の処理で判定した食事の種類を設定してレコードを作成し、補助履歴情報テーブル1610に追加する。
店舗端末装置4000Bは、補助の手続の登録が完了した旨を受信すると、補助を伴う会計が完了した旨を示す完了通知画面をタッチパネルディスプレイによって表示する(ステップS20)。なお、補助の手続の登録が完了した旨が社員端末装置3000Aに送信され、完了通知画面が社員端末装置3000Aで表示されるようにしてもよい。
ステップS31において、対象食事が補助の対象でないと判断した場合(ステップS32:No)、支払金額送信部1300は、その旨を社員端末装置3000Aに送信して、処理を終了する。
<補助判断処理>
次に、図12のステップS31の処理である補助判断処理について、図13を用いて説明する。図13は、補助判断処理のフローチャートである。
支払金額送信部1300は、まず、タイマー1700に時刻を問い合わせて、本日の日付および現在時刻を取得する(ステップS40)。
次に、支払金額送信部1300は、メンバー情報テーブル1810の社員ID1811として対象社員IDが設定されているレコードに企業ID1812として設定されている企業ID(以下、「対象企業ID」という。)が示す企業が、サポートシステム100に登録されている企業であるか否かを判定する(ステップS41)。
具体的には、支払金額送信部1300は、登録企業情報テーブル1540(図6参照)の企業ID1541として対象企業IDが設定されたレコードを検索し、レコードが有る場合は、登録されている企業であると判定する(ステップS41:Yes)。一方、レコードが無い場合、支払金額送信部1300は、対象企業IDは登録されていない企業であると判定し(ステップS41:No)、補助の対象でないと判断して処理を終了する(ステップS46)。
対象企業IDが登録企業であると判定した支払金額送信部1300は(ステップS41:Yes)、次に、対象店舗IDが示す飲食店が、サポートシステム100に登録されている飲食店であるか否かを判定する(ステップS42)。
具体的には、支払金額送信部1300は、登録店舗情報テーブル1550(図7参照)の店舗ID1551として対象店舗IDが設定されたレコードを検索し、レコードが有る場合は、登録されている飲食店であると判定する(ステップS42:Yes)。一方、レコードが無い場合、支払金額送信部1300は、対象店舗IDは登録されていない飲食店であると判定し(ステップS42:No)、補助の対象でないと判断して処理を終了する(ステップS46)。
対象店舗IDが登録店舗であると判定した支払金額送信部1300は(ステップS42:Yes)、次に、現在時刻が、補助の時間帯であるか、つまり、対象食事が補助の対象か否かを判定する(ステップS43)。
具体的には、支払金額送信部1300は、時間情報テーブル1520(図4参照)の時間帯1522として設定されている時間帯に現在時刻が含まれるレコードを検索し、レコードが有る場合は、そのレコードの補助食1521として設定されている食事の種類、例えば、「昼」を読み出す。そして、読み出した種類(以下、「対象種類」という。)が、補助額算出情報テーブル1510(図3参照)の企業ID1511として対象企業IDが設定されているレコードに、補助食1517として設定されている場合は、補助の時間帯であると判定する(ステップS43:Yes)。一方、対象種類が、補助食1517として設定されていない場合、支払金額送信部1300は、現時刻は補助の時間帯ではないと判定し(ステップS43:No)、補助の対象でないと判断して処理を終了する(ステップS46)。
現在時刻が補助の時間帯であると判定した支払金額送信部1300は(ステップS43:Yes)、次に、現在時刻が、当該補助の時間帯において最初か、つまり、対象食事が、対象種類の1度目の食事か否かを判定する(ステップS44)。例えば、1日1回の昼食を補助対象としている登録企業の社員が、同じ日に昼食を2度食べた場合、1度目の昼食のみ補助を行うためである。なお、実施形態では、同じ種類の食事は、1日1度目の食事のみを補助対象とするが、複数回補助することとしてもよい。
具体的には、支払金額送信部1300は、補助履歴情報テーブル1610(図8参照)の企業ID1611として対象企業IDが設定され、社員ID1613として対象社員IDが設定され、日時1612の日付が本日の日付であり、補助食1618として対象種類が設定されたレコードを検索し、レコードが無かった場合は、1度目の食事であると判定し(ステップS44:Yes)、補助の対象であると判断して処理を終了する(ステップS45)。一方、レコードが有った場合、支払金額送信部1300は、1度目の食事ではないと判定し(ステップS44:No)、補助の対象でないと判断して処理を終了する(ステップS46)。
<補助額算出処理>
次に、図12のステップS33の処理である補助額算出処理について、図14を用いて説明する。図14は、補助額算出処理のフローチャートである。
支払金額送信部1300は、対象食事の補助額を補助率で算出するか、固定の補助額とするかを判定する(ステップS50)。具体的には、支払金額送信部1300は、補助額算出情報テーブル1510(図3参照)から、企業ID1511として対象企業IDが設定され、社員種別1512として対象社員種別が設定されたレコードを読み出す。支払金額送信部1300は、読み出したレコードに補助率1513として「−」が設定されている場合は、固定の補助額とすると判定し、それ以外は、補助率で算出すると判定する。
固定の補助額とすると判定した場合(ステップS50:No)、支払金額送信部1300は、読み出したレコードに補助額1514として設定されている金額を補助額として(ステップS55)、処理を終了する。
補助率で算出すると判定した場合(ステップS51:Yes)、支払金額送信部1300は、対象定価に、補助率1513として設定されている補助率を掛けて、金額(以下、「算出額」という。)を求める(ステップS51)。例えば、対象定価が「1000円」で、補助率が「10%」であれば、1000×0.10=100(円)が算出額となる。
算出額を求めた支払金額送信部1300は、算出額が1回の上限値以下であるか否かを判定する(ステップS52)。具体的には、支払金額送信部1300は、読み出したレコードに上限値1515として設定されている上限金額を読み出す。そして、支払金額送信部1300は、算出額が、読み出した上限金額を超えている場合は(ステップS52:NNo)、上限値を算出額とする(ステップS53)。
次に、支払金額送信部1300は、算出額を補助額とした場合に、今月の補助額の積算値が、月の上限値以下であるか否かを判定する(ステップS54)。具体的には、支払金額送信部1300は、読み出したレコードに月上限値1516として設定されている一月の上限金額を読み出す。そして、支払金額送信部1300は、今月の補助履歴情報テーブル1610(図8参照)から、企業ID1611として対象企業IDが設定され、社員ID1613として対象社員IDが設定されたレコードを読み出し、読み出したレコードに補助額1617として設定されている金額を合算して合計金額を求める。支払金額送信部1300は、合計金額に算出額を足した金額が、一月の上限金額以下である場合は(ステップS54:Yes)、算出額を補助額として(ステップS55)、処理を終了する。一方、合計金額に算出額を足した金額が、一月の上限金額を超えている場合(ステップS54:No)、支払金額送信部1300は、一月の上限金額から合計金額を引いた金額を補助額として(ステップS56)、処理を終了する。
<決済処理>
次に、図15を用いて、決済処理について説明する。図15は、決済処理のフローチャートである。図15において、破線で記載されている矢印は、データの流れを示す。
管理サーバ装置1000の制御部1100は、タイマー1700からの割り込みにより、決済の開始を検出すると(ステップS60:Yes)、決済処理部1400に決済処理の開始を依頼する。タイマー1700には、決済の日時に、制御部1100に割り込みをかけるように予め設定されているものとする。なお、サポートシステム100の管理者により、制御部1100に決済処理の開始が指示されることとしてもよい。
決済の開始指示を受けた決済処理部1400は、補助履歴情報テーブル1610(図8参照)を参照し、登録企業ごとに、補助額の合計金額を算出する(ステップS61)。具体的には、決済処理部1400は、登録企業情報テーブル1540(図6参照)の企業ID1611として設定されている企業IDそれぞれについて、当該企業IDが企業ID1611として設定されているレコードを補助履歴情報テーブル1610から読み出し、読み出した各レコードに補助額1617として設定されている金額を合算して、補助額の合計金額を算出する。
登録企業ごとの補助額の合計金額を算出した決済処理部1400は、登録企業ごとの管理手数料を算出する(ステップS62)。具体的には、決済処理部1400は、管理手数料情報テーブル1530(図5参照)の対象1531として「企業」が設定されたレコードの管理手数料1532として設定されている手数料率を読み出す。そして、決済処理部1400は、登録企業情報テーブル1540の企業ID1611として設定されている企業IDそれぞれについて、当該企業IDが企業ID1611として設定されているレコードを補助履歴情報テーブル1610から読み出し、読み出した各レコードに定価1616として設定されている金額を合算して、定価の合計金額を算出する。そして、算出した登録企業それぞれの定価の合計金額に、手数料率を掛けて、登録企業それぞれの管理手数料を算出する。例えば、手数料率が「3.0%」である場合は、合計金額に「0.03」を掛けて管理手数料を求める。
次に、決済処理部1400は、補助履歴情報テーブル1610(図8参照)を参照し、登録店舗400ごとに、補助額の合計金額を算出する(ステップS63)。具体的には、決済処理部1400は、登録店舗情報テーブル1550(図7参照)の店舗ID1551として設定されている店舗IDそれぞれについて、当該店舗IDが店舗ID1614として設定されているレコードを補助履歴情報テーブル1610から読み出し、読み出した各レコードに補助額1617として設定されている金額を合算して、補助額の合計金額を算出する。
登録店舗400ごとの補助額の合計金額を算出した決済処理部1400は、登録店舗400ごとの管理手数料を算出する(ステップS64)。具体的には、決済処理部1400は、管理手数料情報テーブル1530(図5参照)の対象1531として「店舗」が設定されたレコードの管理手数料1532として設定されている手数料率を読み出す。そして、決済処理部1400は、登録店舗情報テーブル1550の店舗ID1551として設定されている店舗IDそれぞれについて、当該店舗IDが店舗ID1614として設定されているレコードを補助履歴情報テーブル1610から読み出し、読み出した各レコードに定価1616として設定されている金額を合算して、定価の合計金額を算出する。そして、算出した登録店舗400それぞれの定価の合計金額に、手数料率を掛けて、登録店舗400それぞれの管理手数料を算出する。
管理手数料を算出した決済処理部1400は、登録企業ごとに請求金額を算出して、それぞれの登録企業の企業サーバ装置2000に送信する(ステップS65)。登録企業に請求する請求金額は、補助額の合計金額に、管理手数料を加算した金額である。
企業サーバ装置2000の決済処理部2300は、請求金額を受信すると、請求金額を管理会社の口座に振り込む処理を行い、振込が完了すると、完了した旨の通知を管理サーバ装置1000に送信する(ステップS67)。
管理サーバ装置1000の決済処理部1400は、また、登録店舗400ごとに振込金額を算出して、それぞれの登録店舗400の口座に振り込む処理を行い、振込が完了すると、完了した旨の通知を登録店舗400それぞれの店舗端末装置4000に送信する(ステップS66)。登録店舗400に振り込む振込金額は、補助額の合計金額から管理手数料を減算した金額である。なお、補助額の合計金額から管理手数料を減算した金額がマイナスとなる場合は、該当する登録店舗400にマイナスとなる金額を請求する。
店舗端末装置4000の制御部4100は、振込の完了通知を受信すると、その旨をディスプレイに表示する等の処理を行う(ステップS68)。
このように、登録企業の社員は、その日の気分や居る場所に応じて、食事をするときに自由に登録店舗400(飲食店)を選択して、自由に品目を選んで食事をしたとしても、食事の補助を受けることが可能となる。一方、登録企業は、社員食堂を設置し運営するための場所や予算を確保することなく、社員に対して、食に関する福利厚生サービス、例えば、健康管理を実施することが可能となる。福利厚生が充実することにより、社員の企業に対するロイヤリティーが高まることが期待でき、離職率を下げることが可能となる。更には、優秀な人材の採用が可能となることが期待できる。また、登録店舗400は、登録企業からの来客を見込むことが可能となり、サービスが良ければ、社員の口コミ等により、更なる来客数の増加を図ることが可能となり、更には、顧客単価の向上が期待できる。
<実施形態2>
実施形態1では、社員が飲食代金を支払う際に、代金に応じた補助額を差し引いた金額を店舗に支払うこととしているが、代金に応じた補助額を、企業から社員に支払うこととしてもよい。
<使用例>
ここで、実施形態2の使用例を、ある登録企業の社員200Aが登録店舗400Bで昼食を食べた場合を想定して説明する。
実施形態1の場合と同様に、登録店舗400Bの店員に代金を支払う際に、社員200Aは、携帯している自分の社員端末装置3000すなわち社員端末装置3000Bで登録店舗400Bの二次元バーコード4001すなわち二次元バーコード4001Bを撮影し、さらに、今回の昼食の代金(定価)を入力する(図16、図17参照)。
図21に、店舗端末装置4000に表示される、実施形態2の店舗会計画面3150の例を示す。
すると、社員端末装置3000Bのタッチパネルディスプレイには、店舗会計画面3150が表示される。
店舗会計画面3150には、社員ID3151、支払金額3152、補助額情報3153、および支払完了ボタン3154が表示されている。社員ID3151として、社員200Aの社員IDが表示され、支払金額3152として、社員200Aが支払う定価の飲食代が表示される。補助額情報3153として、社員200Aへの補助額が表示される。実施形態1の店舗会計画面3140(図17(b)参照)と異なる点は、支払金額3152が定価である点であり、この相違点に基づき補助額情報3153に定価は表示されない。
社員200Aは、店舗会計画面3150において、自分の社員IDが表示されていることを確認し、支払金額3152として表示されている定価を登録店舗400Bの店員に支払う。支払いを受けた店員は、支払完了ボタン3154を押下するように社員200Aへ依頼する。
各社員200の給料日には、前月の補助額の合計金額が、登録企業から各社員200の口座に振り込まれる。
このように、登録店舗400は通常の精算処理とほとんど変わらない手間で、また、社員200は自分の社員IDを見せるだけという簡便な方法で、登録企業は、昼食に対する補助金を社員200に渡すことが可能となる。
図18に、社員200の飲食代金に応じた補助額を登録企業から社員200に支払うサポートシステム500について、各装置の機能ブロック図を示す。
<構成>
構成においてサポートシステム500がサポートシステム100と異なる点は、サポートシステム500の管理サーバ装置5000が、サポートシステム100の管理サーバ装置1000が備える支払金額送信部1300に代えて補助額送信部5300を備え、決済処理部1400に代えて決済処理部5400を備える点である。また、サポートシステム500の企業サーバ装置6000が、サポートシステム100の企業サーバ装置2000が備える決済処理部2300に代えて決済処理部6300を備え、サポートシステム500の店舗端末装置7000が、サポートシステム100の店舗端末装置4000が備える機能部に加えて決済処理部7500を備える点である。
管理サーバ装置5000の補助額送信部5300は、社員端末装置3000からデータを受信すると、補助額を算出し、算出した補助額が表示される店舗会計画面3150の表示データを社員端末装置3000に送信する。
決済処理部5400は、決済の日に、各登録企業に請求する管理手数料を算出し、管理手数料および補助履歴のデータを各登録企業の企業サーバ装置2000に送信し、各登録店舗400に請求する管理手数料を算出して、管理手数料を各登録店舗400の店舗端末装置7000に送信する。
企業サーバ装置6000の決済処理部6300は、管理サーバ装置5000から送信される毎月の請求金額(管理手数料)を受信すると、サポートシステム500の管理会社の口座に振り込む処理を行い、振込が完了すると、請求金額の支払が完了した旨を管理サーバ装置5000に通知する。また、管理サーバ装置5000から送信される補助履歴データを元に、各社員200への補助額を算出し、必要に応じて各社員200の口座に振り込む。
店舗端末装置7000の決済処理部7500は、管理サーバ装置5000から送信される毎月の請求金額(管理手数料)を受信すると、サポートシステム500の管理会社の口座に振り込む処理を行い、振込が完了すると、請求金額の支払が完了した旨を管理サーバ装置5000に通知する。
<動作>
<支払処理>
図19を用いて、実施形態2の支払処理について説明する。図19は、支払処理のフローチャートである。
図19の支払処理は、図12のフローチャートと同様であるが、図12のステップS34の処理がステップS90の処理に変わる点が異なる。異なる点のみを、以下に説明する。
支払金額送信部1300は、ステップS33の処理で算出した対象食事の補助額が表示され店舗会計画面3150(図21参照)を表示するための表示データを作成し、作成した表示データを対象社員IDが示す社員200の社員端末装置3000に送信する。
社員端末装置3000の画面表示部3300は、管理サーバ装置5000から表示データを受信すると、支払額が表示された店舗会計画面3150を表示する(ステップS15)。
<決済処理>
図20を用いて、実施形態2の決済処理について説明する。図20は、決済処理のフローチャートである。
決済処理は、図15のフローチャートと同様であるが、図15のステップS65以降の処理が、ステップS92以降の処理に変わる点が異なる。
ステップS60〜ステップS64の処理によって、決済処理部5400は、各登録企業および各登録店舗400の管理手数料を算出する。決済処理部5400は、算出した管理手数料の金額および補助履歴データを、それぞれの登録企業400の企業サーバ装置6000に送信する(ステップS92)。補助履歴データとは、送信先の登録企業の企業IDが企業ID1611として設定された補助履歴情報テーブル1610である。
企業サーバ装置6000の決済処理部6300は、管理手数料の金額および補助履歴データを受信すると、管理手数料を管理会社の口座に振り込む処理を行い、振込が完了すると、完了した旨の通知を管理サーバ装置5000に送信する(ステップS94)。
また、決済処理部6300は、補助履歴データを参照し、社員200ごとに補助金の合計金額を算出し、社員200それぞれの口座に振り込む(ステップS95)。具体的には、決済処理部6300は、社員情報記憶部2400に記憶されている社員情報テーブル2410(図9参照)の社員ID2411として設定されている社員IDそれぞれについて、当該社員IDが社員ID1613として設定されているレコードを補助履歴情報テーブル1610から読み出し、読み出した各レコードに補助額1617として設定されている金額を合算して、補助額の合計金額を算出する。
管理サーバ装置5000の決済処理部5400は、また、算出した管理手数料の金額を、それぞれの登録店舗400の店舗端末装置7000に送信する(ステップS93)。店舗端末装置7000の決済処理部7500は、管理手数料の金額を受信すると、管理手数料を管理会社の口座に振り込む処理を行い、振込が完了すると、完了した旨の通知を管理サーバ装置5000に送信する(ステップS91)。
<補足>
(1)実施形態1、2では、補助を行う食事の種類を決めているが、1日に補助を行う回数を決めることとしてもよい。この場合、例えば、補助額算出情報テーブル1510に回数の項目を設け、支払金額送信部1300が補助判断処理(図12、図19のステップS31参照)において、回数を参照して補助の対象か否かを判断する。
(2)実施形態1、2では、社員端末装置3000には、撮影画面3120などが表示されるが、そのほか、サポートシステム100に関する他の情報が表示されることとしてもよい。例えば、使用履歴一覧、登録店舗400の一覧、店舗情報等が表示される、社員200から入力された条件に応じて検索された登録店舗400が表示される等である。この場合、管理サーバ装置1000は、補助履歴情報テーブル1610や登録店舗情報テーブル1550(図7参照)を読み出し、必要に応じて編集して社員端末装置3000に送信する。また、社員端末装置3000の現在位置の近くの登録店舗400が表示されることとしてもよい。この場合、社員端末装置3000は、GPS(Global Positioning System)を備え、自機の現在位置を管理サーバ装置1000に送信する。管理サーバ装置1000は、受信した現在位置から所定距離に有る登録店舗400を、登録店舗情報テーブル1550から読み出し、社員端末装置3000に送信する。
(3)実施形態1、2では、例えば、図15に示す決済処理において、管理サーバ装置1000から企業サーバ装置2000に対して請求金額を送信する(ステップS65)こととしているが、請求金額は、他の方法で登録企業に伝えることとしてもよい。例えば、管理会社の担当者が、登録企業の担当者宛にメールで通知する、請求書を郵送するなどである。また、振込の完了通知を企業サーバ装置2000から管理サーバ装置1000に送信する(ステップS67)こととしているが、他の方法で通知することとしても良く、また、通知をしなくてもよい。例えば、振込期限が定められている場合は、管理会社の担当者が振り込みを確認する等でよい。また、管理サーバ装置1000から店舗端末装置4000に対して振込の完了通知を送信する(ステップS68)こととしているが、他の方法で通知してもよい。例えば、振込が完了した旨を登録店舗400の担当者宛にメールする、完了通知を郵送するなどである。図19に示す決済処理においても、同様に、管理サーバ装置5000から企業サーバ装置6000に対して管理手数料等を送信し(ステップS92)、管理サーバ装置5000から店舗端末装置7000に対して管理手数料を送信する(ステップS93)こととしているが、他の方法で伝えることとしてもよい。
実施形態1、2では、補助の対象では無いと判断された食事についての履歴は記憶しないこととしているが(図12、図19のステップS32:No)、補助されなかった履歴として記憶することとしてもよい。
(4)実施形態2では、補助履歴情報テーブル1610を登録企業に送信することとしているが、実施形態1においても、適時、登録企業に送信することとしてもよい。登録企業は、受信した補助履歴情報テーブル1610と、社員情報テーブル2410とを用いて、社員200の健康管理などを行うことが可能となる。例えば、社員200の年齢等と食べた食事の品名とが分かるので、各社員200に応じて、食事に関する栄養などの情報を提供する等が可能となる。
(5)実施形態1では、管理サーバ装置1000が、定価から補助額を減算した支払額を社員端末装置3000に送信することとしているが、補助額を社員端末装置3000に送信し、社員端末装置3000が、定価から補助額を減算した支払額を算出することとしてもよい。
(6)実施形態2では、補助額の合計金額を各社員200の口座に振り込むこととしているが、金銭に限られない。例えば、予め定められた用途に利用できるポイント等を付与することとしてもよい。例えば、一定ポイントが貯まると、他の福利厚生サービスを受けることができるなどである。この場合、例えば、各登録企業は、補助額の合計に応じて企業ごとに定められたポイントを、各社員200に付与する。
(7)実施形態1、2では、通貨単位「円」の通常の通貨(法定通貨)を用いて食事代金や補助額を支払うこととしているが、他の貨幣単位であってもよく、また、いわゆる仮想通貨を含む電子マネーを用いて支払うこととしてもよい。例えば、実施形態1では、食事代金が「ドル」で示される場合は、補助額も「ドル」で算出し、実施形態2では、食事代金が「円」の場合であっても、補助額は「ドル」や所定の仮想通貨に換算して算出することとしてもよい。
(8)実施形態1、2では、代金が入力されるように金額入力画面3130を構成したが、食べた品名をさらに入力されるように構成してもよい。そして、補助履歴情報テーブル1610に品名1615として記録されるようにしてもよい。また、登録店舗400が登録店舗400の店舗IDならびに社員200の注文した品目およびその代金を示す二次元バーコードを伝票として印刷し、この二次元バーコードを社員端末装置3000で撮影することによって店舗ID、代金、および品目が社員端末装置3000に入力され管理サーバ装置1000へ送信されるようにしてもよい。
(9)実施形態1、2では、図17(b)の店舗会計画面3140または図21の店舗会計画面3150が社員端末装置3000に表示されたが、店舗端末装置4000、7000に表示されるようにしてもよい。この場合は、図12のステップS34または図19のステップS90において、管理サーバ装置1000、5000は、店舗会計画面3140、3150を表示するための表示データを店舗端末装置4000、7000に送信する。店舗端末装置4000、7000は、受信した表示データに基づいて店舗会計画面3140、3150を表示する。そして、店舗端末装置4000、7000は、支払完了ボタン3144、3154が押下されると、支払が完了した旨を社員端末装置3000の代わりに管理サーバ装置1000、5000に送信する。
本考案を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本考案を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更しまたは改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
100 500 サポートシステム
1000 5000 管理サーバ装置
1300 支払金額送信部
1400 5400 決済処理部
1500 補助額算出情報記憶部
1600 補助履歴情報記憶部
1800 メンバー情報記憶部
2000 企業サーバ装置
2300 決済処理部
2400 社員情報記憶部
2500 補助情報記憶部
3000 社員端末装置
3001 バーコード画像
3120 社員証明画面
3300 社員証明情報表示部
4000 7000 店舗端末装置
3140 3150 店舗会計画面
3400 バーコード読込部
3400 画面表示部
7500 決済処理部

Claims (2)

  1. 提供者から物または役務を提供されるユーザによって使用されるユーザ端末装置と、前記ユーザ端末装置との通信が可能なサーバ装置と、を含むサポートシステムであって、
    前記ユーザ端末装置は、
    前記提供者を特定するための提供者識別子を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記提供者識別子と、前記物または役務の対価の金額であるサービス額と、前記ユーザを特定するためのユーザ識別子とを、前記サーバ装置に送信する第1送信手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記ユーザ識別子と補助額算出情報とを予め対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記ユーザ端末装置から前記ユーザ識別子と前記サービス額と前記提供者識別子とを受信すると、当該受信したユーザ識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記補助額算出情報と当該受信したサービス額とを用いて前記ユーザへ補助される金銭の金額である補助額を算出し、当該算出した補助額または当該算出した補助額を当該受信したサービス額から減算した支払額を、前記ユーザ端末装置に送信する第2送信手段と、
    を備える
    ことを特徴とするサポートシステム。
  2. 提供者から物または役務を提供されるユーザによって使用されるユーザ端末装置との通信が可能なサーバ装置であって、
    前記ユーザ端末装置によって取得された、前記提供者を特定するための提供者識別子と、前記物または役務の対価の金額であるサービス額と、前記ユーザを特定するためのユーザ識別子とを、当該ユーザ端末装置から受信する受信手段と、
    前記ユーザ識別子と補助額算出情報とを予め対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記ユーザ端末装置から前記ユーザ識別子と前記サービス額と前記提供者識別子とを受信すると、当該受信したユーザ識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記補助額算出情報と当該受信したサービス額とを用いて前記ユーザへ補助される金銭の金額である補助額を算出し、当該算出した補助額または当該算出した補助額を当該受信したサービス額から減算した支払額を、前記ユーザ端末装置に送信する送信手段と、
    を備える
    ことを特徴とするサーバ装置。
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