JP6684572B2 - 鉄筋支持装置及び鉄筋組立方法 - Google Patents
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Description
図1(a)に示すように、鉄筋支持装置としての架台10は、基台B1と、この基台B1の右側において基台B1に固定された柱部と、この柱部の一部を昇降させるジャッキ20と、第1鉄筋としての主筋を支持するための複数の主筋支持部30とを備えている。
図1(a)及び図1(b)に示すように、架台10の固定柱部11及び昇降柱部12は、水平方向に2つずつ重なるように4つ配置されている。固定柱部11及び昇降柱部12は、溝形鋼によって構成されている。各固定柱部11は、外側(図1(b)において左右側)が開口する向きで配置されている。各昇降柱部12は、対応する固定柱部11の内側(中心線c1側)に配置されており、外側が開口する向きで配置されている。固定柱部11の上部及び下部には、各昇降柱部12に摺動可能に係合するガイド部材13が取り付けられている。更に、各昇降柱部12には、2列の長孔12a(図1(a)参照)が鉛直方向に延在するように設けられている。また、各昇降柱部12の下端部は、連結部14の端部に取り付けられることにより、隣接する昇降柱部12の下端部同士は、連結部14を介して連結されている。この結果、4つの連結部14が、全体として四角枠形状となるように設けられている。そして、1つの連結部14の中央部付近には、ジャッキ20のラム(往復運動部)21の先端が固定されている。
図2は、使用状態における架台10の模式図であり、図2(a)及び図2(b)は、それぞれ上面図及び右側面図である。
この場合、図5(a)に示すように、操作対象の架台10のハンドル22を操作して、ジャッキ20のラム21を降下させて、昇降柱部12を降下させる。これに伴って、昇降柱部12に取り付けられている各主筋支持部30が降下する。
以上のように、一列に並んだ架台10を端から順番に操作対象として、操作処理を実行することにより、延在する主筋Raに対して、せん断補強筋Rbを配置して、先組鉄筋を組み立てる。
(1)本実施形態の鉄筋支持装置は、昇降する昇降柱部12と、第2方向h2に移動可能に昇降柱部12に支持された主筋支持部30とを備えた架台10である。この架台10を複数、並べて、並べた架台10の各主筋支持部30に渡るように主筋Raを配置する。そして、並んだ架台10を、端から順次、操作対象とする。操作対象の架台10は、昇降柱部12を降下した後、主筋支持部30を第2方向h2に移動させて、主筋Raを支持していた領域において主筋Raを宙に浮かせる。この場合、主筋Raは、他の架台10によって支持されているため、この操作対象の架台10において、せん断補強筋Rbを容易に通過させることができる。そして、操作対象の架台10を端から順番に変更することにより、先に並べた主筋支持部30に対してせん断補強筋Rbを効率的に配置することができ、先組鉄筋を効率的に組み立てることができる。
(5)本実施形態の各昇降柱部12の下端部は、連結部14で連結されており、この連結部14の中央部付近に、ジャッキ20のラム21の先端が固定されている。このため、簡単な構成で、ラム21の昇降に応じて、各昇降柱部12を一斉に昇降することができる。
次に、図6〜図8を用いて、鉄筋支持装置の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態において主筋支持部30の片側において支持する代わりに、両端部で支持する構成に変更したのみである。このため、第1実施形態の鉄筋支持装置と同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
そして、主筋支持部30の載置部30aの上面に主筋Raを並べる。この場合、上記実施形態と同様に、下の段の主筋支持部30から主筋Raを並べる。
具体的には、図8(a)に示すように、最下段の主筋支持部30の載置部30aに鉄筋を並べた後、2段目の主筋支持部30の載置部30aに主筋Raを並べる。
具体的には、図8(c)に示すように、操作対象の架台50のジャッキ20のラム21を降下させて、昇降柱部12及びこれに支持された主筋支持部30を降下させる。
次に、図8(f)に示すように、ジャッキ20のラム21を上昇させて、昇降柱部12及びこれに支持された主筋支持部30を上昇させる。そして、上昇した主筋支持部30は、主筋Raを再び支持する。
以上の操作処理を、端の架台10から順番に行なうことにより、上記第1の実施形態と同様に、延在する主筋Raに対して、せん断補強筋Rbを配置する。
・上記各実施形態の架台10は、載置部30aを備えた主筋支持部30を移動可能に支持した。更に、載置部30aに、主筋Raの位置を係止する係止部を設けてもよい。例えば、載置部30aの上面に、係止部としてのV字形状の溝を設け、この溝に主筋Raを係止させてもよい。
Claims (5)
- 複数の第1鉄筋に、環状の第2鉄筋を組み合わせた先組鉄筋を組み立てるために、前記第1鉄筋を支持する鉄筋支持装置であって、
前記第1鉄筋を載置可能であり、水平方向に延在し、前記先組鉄筋を組み立てる組立領域を跨ぐ長さの長尺形状を有し、前記組立領域で、前記水平方向に移動可能な第1鉄筋支持部と、
前記組立領域の片側又は両側に配置される複数の昇降柱部とを備え、
前記昇降柱部は、前記第1鉄筋支持部を昇降可能で、かつ前記組立領域外に片寄せ可能に支持したことを特徴とする鉄筋支持装置。 - 前記複数の昇降柱部は、前記第1鉄筋支持部の一端部側のみを支持しており、
前記第1鉄筋支持部が前記昇降柱部に支持された状態において、前記昇降柱部が転倒しない基台を設けたことを特徴とする請求項1に記載の鉄筋支持装置。 - 前記複数の昇降柱部は、前記先組鉄筋を組み立てる領域の両側にそれぞれ配置され、前記第1鉄筋支持部を支持して昇降可能な第1、第2の昇降柱部を備え、
前記第1の昇降柱部は、前記第1鉄筋支持部を水平方向に移動可能に支持し、
前記第2の昇降柱部は、前記水平方向に移動させた前記第1鉄筋支持部が前記組立領域を跨いだ状態において、前記第1鉄筋支持部の端部を支持することを特徴とする請求項1に記載の鉄筋支持装置。 - 前記昇降柱部を水平方向に移動可能な駆動装置と、前記駆動装置を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記先組鉄筋に関する情報を取得し、
この先組鉄筋に関する情報に基づいて架台間の間隔を算出し、
前記算出した間隔となるように前記駆動装置を制御することを特徴とする請求項1〜3
の何れか1項に記載の鉄筋支持装置。 - 複数の第1鉄筋に対して、環状の第2鉄筋を組み合わせた先組鉄筋を組み立てる鉄筋組立方法であって、
前記第1鉄筋を載置可能であり、第1水平方向に延在し、前記先組鉄筋を組み立てる組立領域を跨ぐ長さの長尺形状を有し、前記組立領域で、前記第1水平方向に移動可能な第1鉄筋支持部と、前記組立領域の片側又は両側に配置される複数の昇降柱部とを備え、前記昇降柱部は、前記第1鉄筋支持部を昇降可能で、かつ前記組立領域外に片寄せ可能に支持した鉄筋支持装置を用いて、
前記第1鉄筋が延在する第2水平方向に、前記鉄筋支持装置を複数並べて配置し、
前記第1鉄筋支持部に、前記第1鉄筋を支持させた後、
操作対象となる前記鉄筋支持装置の前記第1鉄筋支持部を下降させて、前記第1鉄筋支持部を前記第1水平方向に移動させて、この鉄筋支持装置における前記第1鉄筋を宙に浮かせて、前記第2鉄筋を通過させ、
前記第2鉄筋が通過した後には、前記第1鉄筋支持部を前記第1水平方向の反対側に移動させて、前記昇降柱部を上昇させて、前記操作対象の前記鉄筋支持装置の前記第1鉄筋支持部によって、前記第1鉄筋を再び支持し、
前記操作対象の前記鉄筋支持装置を、前記第1鉄筋の延在方向の端から順番に変更することを特徴とする鉄筋組立方法。
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