JP6683799B2 - フィルタ容器着脱システム - Google Patents

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Description

本願発明は、例えば、内部にフィルタ等が内蔵されるフィルタ容器の着脱システムに関する。
流体の濾過を目的とした装置の管路では、その管路の一部に、フィルタ等が内蔵され、着脱可能に配置されるフィルタ容器を使用する場合がある。たとえば、所定量の濾過が終了した際などに、古いフィルタ容器は取り外されて新しいフィルタ容器に交換される。このような管路では、上流側の管路の端部と下流側の管路の端部との間に、管路の一部を欠いたマニホールドを具備している。フィルタ容器は、この上流側の管路の端部と下流側の管路の端部との間に、着脱可能に取り付けることが可能な構造を有している。フィルタ容器には、内部に流路が形成され、その流路の両端に流路入口と流路出口を有している。流路には、フィルタ等が配置される。一般に、上流側の管路の端部と下流側の管路の端部は、マニホールドの一部として構成されていて、フィルタ容器がマニホールドに取り付けられると、フィルタ容器の流路入口が上流側管路の端部と接合し、流路出口が下流側管路の端部と接合する。これで、一部を欠いている管路にフィルタ容器の流路が結合され、流れ回路システムの管路が完成する。たとえば、特許文献1から特許文献3には、ホルダとしてのマニホールドに、着脱可能なフィルタ容器を取り付ける例が記載されている。
特許文献1から特許文献3には、いずれも既設管路の一部として、着脱して交換が可能なフィルタ容器で管路を形成する例が開示されている。特許文献1から特許文献3では、マニホールド側の管路の一端と他端との間の距離が不変である。いずれの特許文献でも、フィルタ容器は、フィルタ容器の一端にフィルタ容器に濾過すべき流体が流れ込む流体入口を有し、その流体入口と反対側のフィルタ容器の他端に流体出口が配置されている。そして、流体入口の延在する方向と、流体出口の延在する方向とが同一方向となっている。
特許文献1および2は、フィルタ容器を枢動運動により、マニホールドに取り付ける例である。特許文献1の例では、フィルタ容器は収縮および伸長が可能な構造になっていて、フィルタ容器を縮めた状態で、フィルタ容器の下側の管路端部をマニホールドの枢軸に嵌めこみ、フィルタ容器を縮めた状態で枢動動作によりフィルタ容器の上側をマニホールド内に移動させ、フィルタ容器を伸長させて、フィルタ容器の管路をマニホールドの管路に嵌めこむように結合させる。しかし、フィルタ容器に収縮/伸長の機能を持たせると、フィルタ容器の構造が複雑になり、フィルタ容器の製造のためのコストおよび耐久性の低下の問題が生じる。
一方、特許文献2の例では、フィルタ容器には収縮/伸長の機能がなく、フィルタ容器の下側の管路端部を球体として、その球体を枢軸とし、枢動動作によりフィルタ容器の上側をマニホールド内に移動させて、フィルタ容器の管路をマニホールドの管路に嵌めこむように結合させるものである。しかし、このような枢動動作によるフィルタ容器の取り付けでは、枢軸と反対側端の可動域が大きいため、シール部材の摺擦距離が長く、シール部材の摩耗が大きくなって、発塵の問題が生じる。
これに対し、特許文献3では、枢動動作を利用せずに、フィルタ容器を着脱可能に構成する例が開示されている。特許文献3では、フィルタ容器は、マニホールドの上流側の管路の端部と下流側の管路の端部の間に、それらの管路を結ぶ仮想直線に対して垂直方向から、またフィルタ容器をフィルタ容器の流体入口と流体出口の方向がその仮想直線の方向となる方向に、並進動作で、装着される。
米国特許第5397462号公報 特開2007−253154号公報 米国特許出願公開2013/0228509号公報
流体の濾過を目的とした装置において、フィルタ容器をマニホールドに着脱可能に取り付けることを可能とするためには、流体の漏れを防ぐために、フィルタ容器の流体出入口とマニホールドの流体出入口との接合部が、高い密封度を有している必要がある。しかし、特許文献3に開示されるように、マニホールド側の管路の一端と他端との間の距離が不変である上にフィルタ容器を並進動作で取り付けるような着脱装置において、フィルタ容器の流体出入口とマニホールドの流体出入口との接合部の高い密着度を確保すると、フィルタ容器の流体出入口とマニホールドの流体出入口との接合部の摩擦が大きくなり、着脱作業が困難になる。さらには、着脱時の摩擦が高いことにより、シール材の摩耗が激しく耐久性が低下する問題がある。したがって、マニホールド側の管路の一端と他端との間の距離が不変である上にフィルタ容器を並進動作で取り付けるような着脱装置において、高い密着度を確保しながら容易な着脱をすることが求められる。
フィルタにより流体の濾過を行う濾過装置の一部として、前記フィルタを内蔵するフィルタ容器を着脱可能に取り付ける着脱装置であって、前記フィルタ容器は、その一端に、前記フィルタ容器から突出し、フランジを有する前記流体の流入口または流出口の一方と、ガイド板とを備え、前記着脱装置は、前記流体が流れる第一管路が結合されている第一管路端部であって、フィルタ容器の前記フランジを挟持可能な挟持部を有する第一管路端部と、前記フィルタ容器の前記流入口または前記流出口の一方と密着可能な接合面と、前記第一管路から前記流入口または前記流出口の一方へ至る方向について、前記第一管路から前記流入口または前記流出口の一方へ至る第一軸から所定の距離だけ離れた第二軸の周りに回転して、第一の状態と、第二の状態との間を移動可能なように前記ガイド板を回転可能に支持するガイド板ホルダとを備え、前記第一状態では、前記フランジは前記第一管路端部の前記挟持部に挟持されておらず、前記第一状態から前記第二状態への移動とともに、前記フランジは、前記第一管路端部の前記挟持部に徐々に入り込み、前記第二状態では、前記フランジは前記第一管路端部の前記挟持部に挟持される着脱装置により、解決する。
本発明により、並進動作のみで着脱可能にフィルタ容器を取り付ける装置において、高い密着度を確保した状態で、容易な着脱を実現できる。
本発明が適用される実施の形態1のフィルタ容器とその着脱装置を示している。 本発明の実施の形態1のフィルタ容器とマニホールドの接合部の拡大斜視図であって、フィルタ容器が分離した状態を示した図である。 本発明の実施の形態1のフィルタ容器とマニホールドの接合部の拡大斜視図であって、フィルタ容器が完全に接合した状態を示した図である。 本発明の実施の形態1のフィルタ容器とマニホールドの接合部をフィルタ容器の管路の軸に沿った方向から見た図であって、フィルタ容器が分離した状態を示した図である。 本発明の実施の形態1のフィルタ容器とマニホールドの接合部をフィルタ容器の管路の軸に沿った方向から見た図であって、フィルタ容器の取り付け中間段階の状態を示した図である。 本発明の実施の形態1のフィルタ容器とマニホールドの接合部をフィルタ容器の管路の軸に沿った方向から見た図であって、フィルタ容器が完全に接合した状態を示した図である。 本発明の実施の形態2のフィルタ容器とマニホールドの接合部の拡大斜視図であって、フィルタ容器が分離した状態を示した図である。 本発明の実施の形態2のフィルタ容器とマニホールドの接合部の拡大斜視図であって、フィルタ容器が接合した状態を示した図である。
(実施の形態1)
図1から図6を参照して、本願発明について説明する。図1は、本発明の実施の形態1において、流体の濾過に使用する濾過装置におけるフィルタ容器着脱装置1を示している。フィルタ容器着脱装置1は、マニホールド2に取り付けられていて、フィルタ容器3の着脱をする装置である。図1において、実線で示した状態はマニホールド2からフィルタ容器3が分離している状態を示している。一方、一点鎖線で示した状態は、マニホールド2にフィルタ容器3が取り付けられている状態を示している。
マニホールド2は、流体の濾過を行う濾過装置としての流れ回路の一部である。マニホールド2は、第一管路端部11と、第二管路端部21とを備えている。マニホールド2が取り付けられている流れ回路は、第一管路端部11と、第二管路端部21との間に、流路の欠落部を有している。第一管路端部11と第二管路端部21とは、対向するように互いに向かい合って配置され、それぞれはたとえばブロック状の部材とすることができる。たとえば、第一管路端部11には流体源(不図示)に接続されている第一管路11aが接続されて流れ回路の上流側を形成し、一方、第二管路端部21には流体の排出先(不図示)に接続されている第二管路21aが接続されて流れ回路の下流側を形成するようにできる。ただし、第一管路11aと第二管路21aにおける上流および下流の関係は、一例であり、逆にも設定できる。
図2は、第一管路端部11の内部を分解的に示した図であり、フィルタ容器3が分離した状態である。図3は、第一管路端部11の内部を分解的に示した図であり、フィルタ容器3が接合した状態である。第一管路端部11と第二管路端部21のそれぞれは、接合面11bと接合面21bとを有している。第一管路端部11と第二管路端部21は、固定されていて、接合面11bと接合面21bの間の距離は不変である。フィルタ容器3は、この距離の間に、第一管路端部11から第二管路端部21に向かう方向に対して横方向(ほぼ、直交する方向)から、並進動作にて、そのまま嵌め込むように着脱可能に取り付けられる。ここで、「第一管路端部11の第一管路11aから第二管路端部21の第二管路21aに向かう方向に対して横方向」を、フィルタ容器3を並進動作にて取り付ける際の「取り付け方向X」と定義する。
すなわち、本発明における流れ回路システムの一部を構成するマニホールド2は、流れ回路の一部である流路の欠落部に配置される。そして、その欠落部の一端たる第一管路端部11と他端たる第二管路端部21との間に、フィルタ容器3の内部の流路が接合されることで流れ回路システムが完成するものである。
フィルタ容器3は、内部にフィルタを内蔵したカプセル形状の容器である。フィルタ容器3から突出するように延在する細長い形状の流入口3aを備えている。流入口3aの先端にはフランジ3bを有している。フィルタ容器3は、流入口3aが配置される側と反対側の端部に流出口3cを備えている。流出口3cの先端にはフランジ3dを有している。流入口3aと流出口3cは、たとえば、一直線上に反対側に延びるような形状となるように配置される。フランジ3bとフランジ3dには、それぞれシール材が配置されている。
第一管路端部11の接合面11bと第二管路端部21の接合面21bとは、フィルタ容器3の流入口3aと流出口3cとに、フランジ3bとフランジ3dとのそれぞれのシール材が潰れることで密着可能である。第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとが密着し、第二管路端部21の接合面21bとフィルタ容器3の流出口3cとが密着したときに、流体の濾過を行う濾過装置としての流れ回路が完成する。ここで、フィルタ容器着脱装置1にフィルタ容器3が取り付けられている状態において、第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとが密着したときに、第一管路端部11の接合面11bからフィルタ容器3の流入口3aへ至る方向に一の軸(第一軸I)が定義できる。そして、フィルタ容器着脱装置1にフィルタ容器3が取り付けられている状態において、第二管路端部21の接合面21bとフィルタ容器3の流出口3cとが密着したときに、第二管路端部21の接合面21bからフィルタ容器3の流出口3cへ至る方向に他の軸(第三軸III)が定義できる。第一軸Iと第三軸IIIは、好ましくは同一方向に延在する軸である。
フィルタ容器着脱装置1は、第一管路端部11の近傍にガイド部材12とガイド部材ホルダ13とを有している。ガイド部材12は、ガイド部材ホルダ13に支持されている。また、フィルタ容器着脱装置1は、第二管路端部21の近傍にガイド部材22とガイド部材ホルダ23とを有している。ガイド部材22は、ガイド部材ホルダ23に支持されている。ガイド部材12は、その第一軸Iから所定の距離だけ離れた第二軸IIの周りに回転することが可能となるようにガイド部材ホルダ13に支持されていている。第一軸Iと第二軸IIは、ほぼ平行に延在する軸である。ガイド部材22は、第三軸IIIから所定の距離だけ離れた第四軸IV周りに回転することが可能となるようにガイド部材ホルダ23に支持されている。第三軸IIIと第四軸IVは、ほぼ平行に延在する軸である。
ガイド部材12とガイド部材22は、それぞれ、フィルタ容器3の流入口3aを保持するための保持部12aと、流出口3cを保持できる保持部22aとを有している。たとえば、フィルタ容器3の流入口3aと流出口3cとの形状の一部に断面がたとえば六角形などの多角形形状となる部分を配置しておく。そして、保持部12aと保持部22aとをそれぞれそれに嵌合可能な形状の切欠きとすることができる。これにより、保持部12aと保持部22aとが、それぞれ、フィルタ容器3の流入口3aと流出口3cとに嵌合することが可能となる。フィルタ容器3の流入口3aと流出口3cとの形状は、必ずしも多角形である必要はない。保持部12aと保持部22aとの形状が、フィルタ容器3の流入口3aと流出口3cとの形状と、相補的な関係にあって、それぞれに嵌合可能な形状の切欠きとできればよい。たとえば、フィルタ容器3の流入口3aと流出口3cとに突起を設けるようにしておいて、保持部12aと保持部22aとに、その突起を受容するような相補的形状を持たせるようにすることもできる。保持部12aと保持部22aとのそれぞれが、フィルタ容器3の流入口3aと流出口3cのそれぞれと嵌合し、フィルタ容器3の動きが保持部12aと保持部22aとのそれぞれに伝えられる限り自由に形状を定めることができる。
第一管路端部11は、接合面11bの箇所に所定の幅を有する挟持部11cを有している。第二管路端部21は、接合面21bの箇所に所定の幅を有する挟持部21cを有している。挟持部11cと挟持部21cにおいて、その所定の幅とは、それぞれ、フィルタ容器3のフランジ3bとフランジ3dとの厚さの幅に対応していて、挟持部11cと挟持部21cのそれぞれに配置される上面と下面との間で、フランジ3bとフランジ3dとのそれぞれを挟持するものである。フィルタ容器3のフランジ3bとフランジ3dとが、それぞれ挟持部11cと挟持部21cとの中に押し込まれて挟持される。この状態で、図3のように第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとが密着し(第二状態)、第二管路端部21の接合面21bとフィルタ容器3の流出口3cとが密着する(第四状態)。一方、フィルタ容器3のフランジ3bとフランジ3dとが、それぞれ挟持部11cと挟持部21cとの中に押し込まれて挟持されていない状態(図2の状態)では、第一管路端部11の接合面11bはフィルタ容器3の流入口3aと完全に分離している、または大部分が分離している状態である(第一状態)、第二管路端部21の接合面21bはフィルタ容器3の流出口3cと完全に分離している、または大部分が分離している状態である(第三状態)。ガイド部材12は保持部12aが流入口3aを保持して、第二軸周りに第一状態から第二状態まで回転移動することが可能である。ガイド部材22は、ガイド部材22の保持部22aが流出口3cを保持して、第四軸周りに第三状態から第四状態まで回転移動することが可能である。
第一状態では、フランジ3bは、第一管路端部11の挟持部11cには全く挟持されていないか、または、一部のみが挟持されている状態である。そして、ガイド部材12が第一状態から第二状態へ移動する遷移段階において、フランジ3bは、第一管路端部11の挟持部11cに徐々に入り込んでいく。第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとの接触面積(密着面積)が徐々に大きくなっていく。この時、フィルタ容器3は、ガイド部材12の回転に従って回転しながら第一管路端部11の挟持部11c内に挿入されていくので、第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとの接触面積(密着面積)は、回転なしで挿入される場合と比較して、挿入初期において小さく、徐々に大きくなる。そのため、第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとの間の摩擦抵抗が小さく、挿入しやすい。第二状態では、フランジ3bは第一管路端部11の挟持部11cに完全に挟持され、第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとが密着する。同様に、第三状態ではフランジ3dは第二管路端部21の挟持部21cには挟持されておらず、全く挟持されていないか、または、一部のみが挟持されている状態である。そして、ガイド部材22が第三状態から第四状態へ移動する遷移段階において、フランジ3dは、第二管路端部21の挟持部21cに徐々に入り込んでいく。第二管路端部21の接合面21bとフィルタ容器3の流出口3cとの接触面積(密着面積)が徐々に大きくなっていく。遷移段階のメカニズムは、第一状態と第二状態との場合と同様である。第四状態では、フランジ3dは第二管路端部21の挟持部21cに完全に挟持され、第二管路端部21の接合面21bとフィルタ容器3の流出口3cとが密着する。
図4から図6は、フィルタ容器3の流入口3aとガイド部材12との位置の関係を示した図である。図4のように、まず、初期段階では、フィルタ容器3はガイド部材12から離れている。フィルタ容器3をフィルタ容器着脱装置1に取り付ける際には、図5のように、フィルタ容器3を取付方向Xに移動させて、まずフィルタ容器3の流入口3aをガイド部材12の保持部12aに嵌合させる(第一状態)。ここでは、フィルタ容器3は、フィルタ容器着脱装置に対して、並進運動を行う。フィルタ容器3の流入口3aをガイド部材12の保持部12aに嵌合した後に、フィルタ容器3を、ガイド部材12にしたがって、第二軸IIの周りの回転(固定方向Yへの回転)を行う。これにより、ガイド部材12が第一状態から第二状態へと移動する。その回転とともに、フランジ3bは、第一管路端部11の挟持部11cに徐々に入り込んでいく。このとき、フィルタ容器3は第二軸II周りに回転するものであるが、第一軸Iと第二軸IIが所定の距離だけ離れているので、フランジ3bは、第一軸Iに対して、第一軸I周りにも回転していることになる。図5と図6の場合でいえば、フィルタ容器3は、第一状態から第二状態までの間に第二軸II周りに90度回転する。そのとき、第一軸Iに対してみれば、第一軸I周りにも回転を行った効果を奏する。すなわち、第一状態にあるフランジ3bの任意の一点(図5の点A)は、第二状態にあるフランジ3bでは、その任意の一点(図6の点A)は、第一状態に対して、第二軸II周りにも90度回転した状態である一方、第一軸I周りにも90度回転した状態となる。この両者の回転により、第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとの間の摩擦抵抗を小さくすることができる。最終的にフランジ3bは第一管路端部11の挟持部11cに完全に挟持される第二状態となる(図6)。第三状態と第四状態との間も同様である。
このように、ガイド部材12とガイド部材22の回転運動により、第一管路端部11の接合面11bとフィルタ容器3の流入口3aとが密着するように、第二管路端部21の接合面21bとフィルタ容器3の流出口3cとが密着するように動作させることにより、並進動作の場合よりも、密着度を維持しつつ、摩擦抵抗が減ることによるフィルタ容器の容易な着脱が可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、ガイド部材12とガイド部材22は、マニホールド2側に取り付けている例を説明した。しかし、図7および図8に示すように、フィルタ容器3が、回転する部材を有するように配置してもよい。図7および図8は、実施の形態1において、図2および図3に対応する図であって、フィルタ容器3の一方の端部のみを示し、フィルタ容器3の他方の端部は省略している。しかし、その他方の端部側についても、同様である。
実施の形態2の場合、ガイド板4をフィルタ容器3の流入口3aに配置する。ガイド板4は、実施の形態1においてガイド部材12が第二軸II周りに回転可能であるのと同様に、ガイドホルダ14に第二軸II周りに回転可能に保持される。実施の形態2ではガイド板4がフィルタ容器3に固定されている点を除いては、実施の形態1と同様である。
1 フィルタ容器着脱装置
2 マニホールド
3 フィルタ容器
11 第一管路端部
12 22 ガイド部材
21 第二管路端部

Claims (4)

  1. フィルタにより流体の濾過を行う濾過装置の一部として、前記フィルタを内蔵するフィルタ容器を着脱可能に取り付ける着脱装置であって、
    前記フィルタ容器は、一端に、前記フィルタ容器から突出し、フランジを有する前記流体の流入口または流出口の一方を備え、
    前記着脱装置は、
    前記流体が流れる第一管路が結合されている第一管路端部であって、前記フィルタ容器の前記フランジを挟持可能な挟持部を有する第一管路端部と、
    前記フィルタ容器の前記流入口または前記流出口の一方と密着可能な接合面と、
    前記流入口または前記流出口の一方を保持可能な保持部を有し、前記第一管路から前記流入口または前記流出口の一方へ至る方向について、前記第一管路から前記流入口または前記流出口の一方へ至る第一軸から所定の距離だけ離れた第二軸の周りに回転して、第一状態と、第二状態との間を移動可能なガイド部材とを備え、
    前記第一状態では、前記フランジは前記第一管路端部の前記挟持部には挟持されておらず、
    前記第一状態から前記第二状態への移動とともに、前記フランジは、前記第一管路端部の前記挟持部に徐々に入り込み、
    前記第二状態では、前記フランジは前記第一管路端部の前記挟持部に挟持される着脱装置。
  2. 請求項1に記載の着脱装置であって、さらに、
    前記フィルタ容器は、前記一端と反対側の他端に、前記フィルタ容器から突出し、他のフランジを有する前記流体の前記流入口または前記流出口の他方を備え、
    前記着脱装置は、
    前記第一管路と反対側に配置され前記流体が流れる第二管路が結合されている第二管路端部であって、前記フィルタ容器の前記フランジを挟持可能な他の挟持部を有する第二管路端部と、
    前記フィルタ容器の前記流入口または前記流出口の他方と密着可能な他の接合面と、
    前記流入口または前記流出口の他方を保持可能な保持部を有し、前記第二管路から前記流入口または前記流出口の他方へと至る方向について、前記第二管路から前記流入口または前記流出口の他方へと至る第三軸から所定の距離だけ離れた第四軸の周りに回転して、第三状態と、第四状態との間を移動可能なガイド部材とを備え、
    前記第三状態では、前記フランジは前記第二管路端部の前記他の挟持部には挟持されておらず、
    前記第三状態から前記第四状態への移動とともに、前記他のフランジは、前記第二管路端部の前記他の挟持部に徐々に入り込み、
    前記第四状態では、前記フランジは前記第二管路端部の前記他の挟持部に挟持される着脱装置。
  3. フィルタにより流体の濾過を行う濾過装置の一部として、前記フィルタを内蔵するフィルタ容器を着脱可能に取り付ける着脱装置であって、
    前記フィルタ容器は、一端に、前記フィルタ容器から突出し、フランジを有する前記流体の流入口または流出口の一方と、ガイド板とを備え、
    前記着脱装置は、
    前記流体が流れる第一管路が結合されている第一管路端部であって、フィルタ容器の前記フランジを挟持可能な挟持部を有する第一管路端部と、
    前記フィルタ容器の前記流入口または前記流出口の一方と密着可能な接合面と、
    前記第一管路から前記流入口または前記流出口の一方へ至る方向について、
    前記第一管路から前記流入口または前記流出口の一方へ至る第一軸から所定の距離だけ離れた第二軸の周りに回転して、第一状態と、第二状態との間を移動可能なように前記ガイド板を回転可能に支持するガイド板ホルダとを備え、
    前記第一状態では、前記フランジは前記第一管路端部の前記挟持部に挟持されておらず、
    前記第一状態から前記第二状態への移動とともに、前記フランジは、前記第一管路端部の前記挟持部に徐々に入り込み、
    前記第二状態では、前記フランジは前記第一管路端部の前記挟持部に挟持される着脱装置。
  4. 請求項3に記載の着脱装置であって、さらに、
    前記フィルタ容器は、前記一端と反対側の他端に、前記フィルタ容器から突出し、他のフランジを有する前記流体の流入口または流出口の他方と、他のガイド板とを備え、
    前記着脱装置は、
    前記第一管路と反対側に配置され前記流体が流れる第二管路が結合されている第二管路端部であって、前記フィルタ容器の前記フランジを挟持可能な他の挟持部を有する第二管路端部と、
    前記フィルタ容器の前記流入口または前記流出口の他方と密着可能な他の接合面と、
    前記第二管路から前記流出口へと至る方向について、前記第二管路から前記流入口または前記流出口の他方へと至る第三軸から所定の距離だけ離れた第四軸の周りに回転して、第三状態と、第四状態との間を移動可能なように前記他のガイド板を回転可能に支持する他のガイド板ホルダとを備え、
    前記第三状態では、前記フランジは前記第二管路端部の前記他の挟持部には挟持されておらず、
    前記第三状態から前記第四状態への移動とともに、前記他のフランジは、前記第二管路端部の前記他の挟持部に徐々に入り込み、
    前記第四状態では、前記フランジは前記第二管路端部の前記他の挟持部に挟持される着脱装置。
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