JP6683741B2 - 冷凍食品のためのヨーグルトベースコーティング - Google Patents

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Description

本開示は、コンパウンドコーティング技術に関し、より詳細には、冷凍食品をヨーグルトベースコーティングでコーティングするのに適するヨーグルトベースコーティング組成物に関する。
アイスクリーム及び他の冷凍食品は、世界中の多くの場所で楽しまれている嗜好食品である。消費者は、多くの場合、そのような冷凍食品を贅沢品と見なしており、非常に多くの場合、飲食体験を記憶に残るものとするために、アイスクリーム及び他の類似の冷凍嗜好食品から、独特の又は特に楽しむことのできる飲食体験を求めている。したがって、独特で楽しむことのできる飲食体験に対する顧客の要求を満足させる新規な冷凍食品を提供することが求められている。
ヨーグルトベースコーティング組成物の作製方法が本明細書で提供される。この方法は、オイル及びレシチンの溶液をヨーグルト及び砂糖溶液と混合して、約40℃から約45℃の温度で加糖ヨーグルト混合物を作製すること;並びにこの加糖ヨーグルト混合物を乳化して、25℃で少なくとも30分間安定であり、約45重量%から約54重量%の約25℃から約35℃の融点を有するオイル、約29重量%から約38重量%のヨーグルト、約8重量%から約12重量%の砂糖、約0.5重量%から約1重量%のレシチンを含有するエマルジョンを含み、及びヨーグルトベースコーティング組成物1グラムあたりに少なくとも10コロニー形成単位(CFU)の乳酸菌を含有するヨーグルトベースコーティング組成物を作製することを含む。ある実施形態では、加糖ヨーグルト混合物は、せん断乳化機中、約8000rpmから約10000rpmで、90秒から150秒間にわたって乳化される。ある実施形態では、加糖混合物は、高圧乳化機中、約500バールから約800バールの圧力で、90秒から150秒間にわたって乳化される。
ある実施形態では、ヨーグルトベースコーティング組成物は、53%から54%のココナッツオイル、29%から30%のヨーグルト、9%から11%の砂糖、及び0.75%から0.9%のレシチンを含む。
ある実施形態では、ヨーグルトは、約3%から約5%のタンパク質含有量及び約6%から約9%の脂肪含有量を有する。
ある実施形態では、オイル及びレシチンの混合物と混合される前のヨーグルトは、約20000cpから約21500cpの粘度を有する。
ある実施形態では、レシチンは、約68℃から約75℃の温度でオイルに溶解される。
ある実施形態では、ヨーグルトベースコーティング組成物の作製方法は、オイル及びレシチンの溶液をヨーグルトと混合して、約40℃から約45℃の温度のヨーグルト及びオイルの混合物を作製すること;このヨーグルト及びオイルの混合物を乳化して、第一のエマルジョンを作製すること;第一のエマルジョンを砂糖溶液と混合して、加糖ヨーグルト混合物を作製すること;並びに加糖ヨーグルト混合物を乳化して、25℃で少なくとも30分間安定であり、約45重量%から約54重量%の約25℃から約35℃の融点を有するオイル、約29重量%から約38重量%のヨーグルト、約8重量%から約12重量%の砂糖、約0.5重量%から約1重量%のレシチンを含有する第二のエマルジョンを含み、及びヨーグルトベースコーティング組成物1グラムあたりに少なくとも10CFUの乳酸菌を含有するヨーグルトベースコーティング組成物を作製することを含む。ある実施形態では、第一及び第二のエマルジョンの各々は、せん断乳化機中、約8000rpmから約10000rpmで、合計で90秒から150秒間で作製される。ある実施形態では、第一及び第二のエマルジョンの各々は、高圧乳化機中、約500バールから約800バールの圧力で、合計で90秒から150秒間で作製される。
ある実施形態では、ヨーグルトベースコーティング組成物は、53%から54%のココナッツオイル、29%から30%のヨーグルト、9%から11%の砂糖、及び0.75%から0.9%のレシチンを含む。
ある実施形態では、ヨーグルトは、約3%から約5%のタンパク質含有量及び約6%から約9%の脂肪含有量を有する。
ある実施形態では、オイル及びレシチンの混合物と混合される前のヨーグルトは、約20000cpから約21500cpの粘度を有する。
ある実施形態では、レシチンは、約68℃から約75℃の温度でオイルに溶解される。
コーティングされた冷凍食品の作製方法も本明細書で提供される。この方法は、25℃で少なくとも30分間安定であり、約45重量%から約54重量%の約25℃から約35℃の融点を有するオイル、約29重量%から約38重量%のヨーグルト、約8重量%から約12重量%の砂糖、約0.5重量%から約1重量%のレシチンを含有するエマルジョンを含み、及びヨーグルトベースコーティング組成物1グラムあたりに少なくとも10コロニー形成単位(CFU)の乳酸菌を含有するヨーグルトベースコーティング組成物を塗布することを含む。ある実施形態では、加糖ヨーグルト混合物は、せん断乳化機中、約8000rpmから約10000rpmで、90秒から150秒間にわたって乳化される。ある実施形態では、加糖混合物は、高圧乳化機中、約500バールから約800バールの圧力で、90秒から150秒間にわたって乳化され、約28℃から約30℃の温度で、冷凍食品の表面へ、約2mmから約3mmの厚さを有するヨーグルトベースコーティングで冷凍食品の表面をコーティングし;並びにコーティングされた冷凍食品は、約0℃から約4℃の温度で冷やされ、ここで、コーティングされた冷凍食品上のコーティングは、コーティング1グラムあたりに少なくとも10CFUの乳酸菌を含有する。
約29%から約38%のヨーグルト、約45%から約54%のココナッツオイル、約8%から約12%の砂糖、約0.5%から約1%のレシチン、及び少なくとも10CFUの乳酸菌を含むヨーグルトベースコーティング組成物が本明細書で提供される。ある実施形態では、ヨーグルトベースコーティング組成物は、25℃で少なくとも30分間安定であるエマルジョンを含む。
約29%から約38%のヨーグルト、約45%から約54%のココナッツオイル、約8%から約12%の砂糖、約0.5%から約1%のレシチンを有する約2mmから約3mmのヨーグルトベースコーティング組成物でコーティングされた表面を有するアイスクリームを含む冷凍食品が本明細書で提供され、ここで、冷凍食品上のコーティングは、コーティング1グラムあたりに少なくとも10CFUの乳酸菌を含有する。
図1は、本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティングの作製方法を示す。 図2は、本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティングの作製方法を示す。
消費者が、より独特の飲食体験を、贅沢品と見なされることの多い食品から特に求めていることから、顧客の味覚及び傾向を満足させる食品を製造するという課題がある。特に、アイスクリームなどの冷凍食品を、楽しむことのできる飲食体験を食品の冷凍保存期間全体にわたって提供することができるものとして製造することが課題である。加えて、新規な食品は、消費者に対して、自分たちの原材料に対する期待に沿いながら楽しい飲食体験も提供する選択肢を与えるために、標準的な原材料、並びにほぼ天然、全天然、又は非GMOである原材料による配合物の両方を考慮するべきである。本明細書において、ヨーグルトベースコーティングで冷凍食品をコーティングするのに適し、全天然及び/又は非GMOとして配合することができると当時に、少なくとも1ヶ月(例:少なくとも4か月)の冷凍保存期間全体にわたって楽しい飲食体験を提供するヨーグルトベースコーティング組成物について述べる。
本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティングは、ヨーグルト、オイル、乳化剤、及び砂糖を含む。本明細書で述べるヨーグルトベースコーティングは、取扱い及び保存上のいくつかの有益性を提供すると同時に、それでも望ましい口当たり及び風味も維持している。例えば、本明細書で述べるヨーグルトベースコーティングは、驚くべきことに、少なくとも1ヶ月(例:少なくとも4か月)の冷凍保存期間全体にわたって安定であり、オイル、タンパク質、又は水分がコーティングから分離することなく保存することができる。加えて、本明細書で述べるヨーグルトベースは、製造、取扱い、及び保存の過程で割れに対する耐性を有し、同時に冷凍食品に対して最初の一口のカリッとした食感も与え、噛んだ時にパリパリという耳に聞こえる音を発する。加えて、ヨーグルトベースコーティングは、最初の一口のカリッとした食感に続いて、口の中ですぐに溶けることから、スムーズな口当たり感も与えることができる。
本明細書で述べるヨーグルトベースコーティングは、驚くほど高い量のヨーグルトを含むことができ、同時にコーティングされた冷凍食品の冷凍保存期間にわたって安定性及び口当たりを維持する。ヨーグルトの量が比較的高いことにより、ヨーグルトの量を増加させることによって高めることができる、又は果汁若しくは香料などの香味剤の添加によって改変することができる独特のヨーグルト風味を与えることができる。
本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティングは、生きた活性乳酸菌を含有するという追加の有益性も有することができる。例えば、ヨーグルトベースコーティングは、少なくとも約10コロニー形成単位(CFU)の、又は少なくとも10CFUの乳酸菌(例:ラクトバチルス・デルブリュッキ亜種ブルガリクス(Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus)、ストレプトコッカス・サーモフィルス(Streptococcus thermophilus)など、又はこれらの組み合わせ)を含有することができる。生きた活性乳酸菌培養物は、ヨーグルトに付随する健康上の有益性に寄与するものと考えられる。
ヨーグルト
ヨーグルトは、ヨーグルトベースコーティングの重量に対して約29%から約38%の量でヨーグルトベースコーティング中に含まれる。29%未満の量では、ヨーグルトベースコーティングのヨーグルト風味が低下し過ぎる可能性があり、一方38%を超える量では、コーティングの水分含有量が増加することに起因して、コーティングが不安定となる可能性がある。ある実施形態では、ヨーグルトベースコーティング中に含まれるヨーグルトの量は、ヨーグルトベースコーティング中の生きた活性乳酸菌が所望される量に達するように調節されてよい。
本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティング中に用いるのに適するヨーグルトは、約3%から約5%(例:約3.5%から約3.7%)のタンパク質含有量、約6%から約9%(例:約8%)の脂肪含有量、及び約3.5から約4(例:約3.6から約3.8)のpHを有する。好適なヨーグルトは、約20000〜21500cpの粘度を有し得る。
ある実施形態では、ヨーグルトは、強いヨーグルト風味のために、配合され、発酵される。一般的に、比較的長い発酵時間及び長時間の発酵のために特に選定された培養物が、強いヨーグルト風味、さらには所望される粘度、pH、及び栄養プロフィルを作り出すことができる。
ある実施形態では、発酵に用いられる原材料は、所望される栄養プロファイル、pH、又は粘度が得られるように調節されてよい。例えば、全乳、脱脂乳、及びクリームなどの好適な原材料が混合され、発酵されて、適切な脂肪及びタンパク質含有量を有するヨーグルトが作製されてよい。加えて、本明細書で述べるヨーグルトベースコーティングでの使用に適するようにヨーグルトの粘度を調節するために、脂肪及びタンパク質の量が調節されてもよい。
一般的に、ヨーグルトベースコーティングでの使用に適するヨーグルトは、ヨーグルトベースコーティングで使用されるまで、0℃から4℃で保存される。
オイル
オイルは、ヨーグルトベースコーティングの重量に対して約45%から54%の量でヨーグルトベースコーティング中に含まれる。オイルの量が54%を超えると、油のような、若しくはロウのような口当たり感をもたらすコーティングとなるか、又はオイルの移動によって保存の間に表面上に白点を形成する可能性がある。オイルの量が45%よりも少ないと、噛んだ時の所望されるカリッとした食感が得られないコーティングとなる可能性がある。
好適なオイルとしては、室温で固体であり、約25℃から約35℃の融点を有する1つのオイル、又はオイルの組み合わせ、又はオイル留分が挙げられる。約25℃から約35℃の融点を有するオイル、又はオイルの組み合わせにより、ヨーグルトベースコーティングでコーティングされた冷凍食品に、適切なレベルの最初の一口のカリッとした食感が与えられ、さらには、口に入れた時のロウのような感覚を防止する溶融プロファイルも与えられる。融点が25℃よりも低いと、ヨーグルトベースコーティングに用いた場合の硬さの低下が示され、デコレーション又は保存などの続いての工程においてコーティングが割れるリスクが高まる。融点が35℃よりも高いと、口の中でのロウのような感覚が増加する。加えて、好適なオイルは、添加されたいずれの乳化剤に対するダメージのリスクも低減するのに充分に低い温度(例:約68℃から約75℃)でも液体であり、ヨーグルトタンパク質の変性を防ぐのに充分に低い温度(例:約40℃から約45℃)でも液体のままである。ある実施形態では、好適なオイルは、生きた活性乳酸菌に対するダメージのリスクを低減する温度(例:約40℃から約45℃)でも液体である。特に好適なオイルは、ココナッツオイルである。
砂糖
砂糖は、ヨーグルトベースコーティングの重量に対して約8%から約12%(例:約9%から約11%、又は約10%)の量でヨーグルトベースコーティング中に含まれる。一般的に、スクロースが、ヨーグルトベースコーティングでの使用に好ましい砂糖であるが、フルクトース及びマルトースなどの他の砂糖も、単独で、又は組み合わせて用いられてよい。砂糖の量は、ヨーグルトベースコーティングでコーティングされた冷凍食品の所望される甘さ、及び外観を得るために調節されてよい。
乳化剤
乳化剤は、ヨーグルトベースコーティングの重量に対して約0.5%から約1%(例:約0.75%から約0.9%、又は約0.85%)の量でヨーグルトベースコーティング中に含まれる。
ヨーグルトベースコーティングでの使用に適する乳化剤としては、レシチン(例:ダイズレシチン)、及びナトリウム/カルシウムステアロイルラクチレート(SSL/CSL)が挙げられる。レシチンは、全天然又はほぼ天然であるヨーグルトベースコーティングでの使用に好ましい乳化剤である。卵黄などの他の天然乳化剤は、本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティングの作製方法に適する温度に加熱された場合、乳化能が低下される可能性がある。
他の原材料
他の原材料が、本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティング中に含まれてよい。例えば、様々な風味及び外観の選択肢を提供するために、天然若しくは人工の着色料又は香味料が添加されてもよい。
方法
本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティングの作製方法を、図1及び2に示す。一般的に、ヨーグルトベースコーティング組成物の作製方法100、200は、加熱したオイルに乳化剤を溶解して110、210、オイル及び乳化剤の溶液を作製すること、ヨーグルト及び砂糖溶液を加熱したオイル混合物とブレンドして加糖ヨーグルト混合物を作製すること120、並びに加糖ヨーグルト混合物を乳化して130、250、ヨーグルトベースコーティング組成物を作製することを含む。次に、ヨーグルトベースコーティング組成物は、アイスクリームなどの冷凍食品に塗布され140、260、冷やされて150、270、ヨーグルトベースコーティングを形成することができる。
オイル及び乳化剤の溶液を作製するために、オイルは、68℃から75℃の温度範囲に加熱され、乳化剤が添加され、完全に溶解するまで撹拌される。この温度範囲は、オイルを液体状態に維持し、乳化剤の溶解を促進する。温度が75℃よりも高いと、乳化剤の活性が低下する結果となる可能性がある。加えて、温度が75℃よりも高いと、分解された乳化剤及びヨーグルトタンパク質からの異風味がもたらされる可能性があり、及び続いての工程における乳酸菌培養物の生存度が低下する可能性がある。温度が68℃よりも低いと、乳化剤のオイル中への溶解性が低下する可能性がある。
ある実施形態では、ヨーグルトベースコーティング組成物は、オイル及び乳化剤の溶液とヨーグルト及び砂糖溶液とをブレンドすることにより、連続乳化プロセス100で作製されてよい。
他の実施形態では、ヨーグルトベースコーティング組成物は、図2に示されるように、オイル及び乳化剤の溶液をヨーグルトとブレンドしてヨーグルト及びオイルの混合物を作製すること220、ヨーグルト及びオイルの混合物を乳化して第一のエマルジョンを作製すること230、続いて、第一のエマルジョンに砂糖溶液を添加して加糖ヨーグルト混合物を作製すること240、及び加糖ヨーグルト混合物を乳化して第二のエマルジョンを作製すること250により、2段階乳化プロセス200で作製されてよい。
ヨーグルトがオイル及び乳化剤の溶液に添加されて、約40℃から約45℃の温度のヨーグルト及びオイルの混合物(2段階乳化プロセス)又は加糖ヨーグルト混合物(連続乳化プロセス)が形成される。約40℃から約45℃の範囲から外れる温度では、エマルジョンが効率的に形成されない可能性がある。温度が45℃よりも高いと、乳酸菌培養物の生存度が低下するか、又はヨーグルトタンパク質が変性する結果となる可能性がある。
ある実施形態では、オイル及び乳化剤の溶液と混合される前のヨーグルトの温度は、約0℃から約4℃であり、オイル及び乳化剤の溶液と混合されると、約40℃から約45℃の所望される温度となる。ある実施形態では、ヨーグルト及びオイルの混合物が約40℃から約45℃の温度となるように、オイル及び乳化剤の溶液が冷却されるか、及び/又はヨーグルトが加温されてよい。加えて、約40℃から約45℃の温度の加糖ヨーグルト混合物が得られるように、連続乳化プロセスで添加される砂糖溶液の温度が所望に応じて調節されてもよい。
加糖ヨーグルト混合物の砂糖含有量が約8%から約12%となるように、添加される砂糖溶液の濃度及び量が調節されてよい。
乳化は、8000rpmから10000rpmでせん断乳化機を用いて、又は約500バールから約800バールで高圧乳化機を用いて行われてよい。乳化は、25℃で少なくとも30分間にわたって安定であるエマルジョンを含むヨーグルトベースコーティング組成物が形成されるのに充分な時間にわたって行われる。エマルジョンは、25℃で30分後に外観が均一に維持されている場合、安定であると見なされる。
連続乳化プロセスでは、加糖ヨーグルト混合物の乳化は、90秒から150秒間にわたって行われる(例:約100秒から約140秒間、又は約120秒間)。
2段階乳化プロセスでの合わせた乳化時間は、25℃で少なくとも30分間にわたって外観が均一であり、安定である第二のエマルジョンを作製するのに充分な時間である。2段階乳化プロセスにおいて、第一のエマルジョン及び第二のエマルジョンを作製するための合わせた乳化時間は、約90秒から約150秒である(例:約100秒から約140秒、又は約120秒)。例えば、2段階乳化プロセスにおいて、ヨーグルト及びオイルの混合物、並びに加糖ヨーグルト混合物の各々は、45秒から75秒間にわたって乳化されてよい(例:50秒から70秒間、又は60秒間)。
せん断乳化機において、8000rpmから10000rpmから外れた速度で、又は90秒から150秒間から外れた時間で乳化が行われた場合、ヨーグルトベースコーティング組成物用のエマルジョンが形成されない可能性があり、又はエマルジョンが、25℃で少なくとも30分間にわたって安定に維持されない可能性がある。同様に、高圧乳化機を用いて、500バールから800バールから外れた圧力で、又は90秒から150秒間から外れた時間で乳化が行われた場合、ヨーグルトベースコーティング組成物用のエマルジョンが形成されない可能性があり、又はエマルジョンが、25℃で少なくとも30分間にわたって安定に維持されない可能性がある。
ヨーグルトベースコーティング組成物は、約500cpから約800cpの粘度を有し得る(例:約600cpから約700cp)。粘度が500cp未満であると、飾り付け時に冷凍食品ベース上に充分に厚いコーティングを作り出せない可能性があり、一方粘度が800を超えると、厚すぎるコーティングが作り出される可能性がある。
本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティング組成物は、ヨーグルトベースコーティング組成物の1グラムあたりに少なくとも10、又は少なくとも10CFUの乳酸菌を含み得る。
ある実施形態では、オイル及び乳化剤の溶液、ヨーグルト、並びに砂糖溶液は、ヨーグルトベースコーティング組成物を形成するための乳化を行う前に、混合されて保存されてよく、又は混合されて輸送されてもよい。
ヨーグルトベースコーティング組成物の塗布は、−15℃未満(例:約−20℃から約−40℃、又は約−25℃)の温度である冷凍食品ベース(例:アイスクリーム)へ、約28℃から約30℃の温度で行われて、ヨーグルトベースコーティングでコーティングされた冷凍食品が作製されてよい。このような温度では、ヨーグルトベースコーティングは、2〜3mmの厚さで冷凍食品ベースをコーティングすることができる。ヨーグルトベースコーティングの温度が28℃未満であると、ヨーグルトベースコーティングは、充分な流動性を得るには粘稠過ぎて、コーティングが厚過ぎる結果となるか、又は食品ベースの良好なコーティングがまったく成されない可能性がある。冷凍食品上のコーティングが3mmよりも厚いと、口当たりが硬過ぎて楽しむことのできる飲食体験を提供できない結果となる可能性があり、及び保存又は輸送時に割れのリスクを高めることに寄与する可能性もある。ヨーグルトベースコーティング組成物の温度が30℃よりも高いと、ヨーグルトベースコーティング組成物は、流れやすくなり過ぎて、薄過ぎるコーティングを形成する可能性がある。冷凍食品上のコーティングが2mmよりも薄いと、やはり割れのリスクを高める結果となる可能性があり、さらには、冷凍食品ベースが溶けて、その形状を失うリスクを有する結果となる可能性もある。2〜3mmの厚さであれば、割れを防止するために脆過ぎも硬過ぎもせず、強度と柔軟性との良好なバランスを有するコーティングが得られる。
冷凍食品ベースがヨーグルトベースコーティング組成物でコーティングされると、コーティングされた食品は、4℃未満(例:0℃から4℃)の温度で冷やされてよい。コーティングされた食品を冷やすことで、コーティングをさらに固化し、包装及びいずれのデコレーション工程をも容易とすることができる。本明細書で提供されるヨーグルトベースコーティングを有する冷凍食品は、コーティングの1グラムあたりに少なくとも10(例:少なくとも10)CFUの乳酸菌を含み得る。
上記で述べた実施、及び他の実施は、以下の請求項の範囲内である。当業者であれば、本開示を、開示される実施形態以外の実施形態で実践することができることは理解される。開示される実施形態は、限定ではなく例示の目的で提示される。

Claims (9)

  1. a.40℃から45℃の温度で、オイル及びレシチンの溶液をヨーグルト及び砂糖溶液と混合して加糖ヨーグルト混合物を作製すること、及び
    b.前記加糖ヨーグルト混合物を乳化して、25℃で少なくとも30分間安定であり、45重量%から54重量%の25℃から35℃の融点を有するオイル、29重量%から38重量%のヨーグルト、8重量%から12重量%の砂糖、0.5重量%から1重量%のレシチンを含有するエマルジョンを含み、及びヨーグルトベースコーティング組成物1グラムあたりに少なくとも10コロニー形成単位(CFU)の乳酸菌を含有するヨーグルトベースコーティング組成物を作製すること、
    を含み、
    ここで、
    前記加糖ヨーグルト混合物が、せん断乳化機中、8000rpmから10000rpmで、90秒から150秒間にわたって乳化されるか、または、前記加糖ヨーグルト混合物が、高圧乳化機中、500バールから800バールの圧力で、90秒から150秒間にわたって乳化される、
    ヨーグルトベースコーティング組成物の作製方法。
  2. a.40℃から45℃の温度で、オイル及びレシチンの溶液をヨーグルトと混合してヨーグルト及びオイルの混合物を作製すること、
    b.前記ヨーグルト及びオイルの混合物を乳化して、第一のエマルジョンを作製すること、
    c.前記第一のエマルジョンを砂糖溶液と混合して、加糖ヨーグルト混合物を作製すること、及び
    d.前記加糖ヨーグルト混合物を乳化して、25℃で少なくとも30分間安定であり、45重量%から54重量%の25℃から35℃の融点を有するオイル、29重量%から38重量%のヨーグルト、8重量%から12重量%の砂糖、0.5重量%から1重量%のレシチンを含有する第二のエマルジョンを含み、及びヨーグルトベースコーティング組成物1グラムあたりに少なくとも10CFUの乳酸菌を含有するヨーグルトベースコーティング組成物を作製すること、
    を含み、
    ここで、
    前記第一のエマルジョンが、せん断乳化機中、8000rpmから10000rpmで、合計で90秒から150秒間で作製されるか、または、高圧乳化機中、500バールから800バールの圧力で、合計で90秒から150秒間で作製され、
    前記第二のエマルジョンが、せん断乳化機中、8000rpmから10000rpmで、合計で90秒から150秒間で作製されるか、または、高圧乳化機中、500バールから800バールの圧力で、合計で90秒から150秒間で作製される、
    ヨーグルトベースコーティング組成物の作製方法。
  3. 前記ヨーグルトベースコーティング組成物が、53%から54%のココナッツオイル、29%から30%のヨーグルト、9%から11%の砂糖、及び0.75%から0.9%のレシチンを含む、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記ヨーグルトが、3%から5%のタンパク質含有量及び6%から9%の脂肪含有量を有する、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  5. 前記オイル及びレシチンの混合物と混合される前の前記ヨーグルトが、20000cpから21500cpの粘度を有する、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  6. 前記レシチンが、68℃から75℃の温度で前記オイルに溶解される、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  7. a.28℃から30℃の温度で、請求項1又は2に記載の方法で作製されたヨーグルトベースコーティング組成物を冷凍食品の表面に塗布して、前記冷凍食品の前記表面を、2mmから3mmの厚さを有するヨーグルトベースコーティングでコーティングすること、及び
    b.前記コーティングされた冷凍食品を0℃から4℃で冷やすこと、を含み、前記コーティングされた冷凍食品上の前記コーティングは、コーティングの1グラムあたりに少なくとも10CFUの乳酸菌を含有する、
    コーティングされた冷凍食品の作製方法。
  8. a.29%から38%のヨーグルト、
    b.45%から54%のココナッツオイル、
    c.8%から12%の砂糖、
    d.0.5%から1%のレシチン、及び
    e.少なくとも10CFUの乳酸菌、
    を含み、
    25℃で少なくとも30分間にわたって安定であるエマルジョンを含む、ヨーグルトベースコーティング組成物。
  9. 2mmから3mmの請求項8に記載の前記ヨーグルトベースコーティング組成物でコーティングされた表面を有するアイスクリームを含む冷凍食品であって、前記冷凍食品上の前記コーティングは、コーティングの1グラムあたりに少なくとも10CFUの乳酸菌を含有する、冷凍食品。
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