JP6683068B2 - 熱交換器の細管内面の洗浄装置 - Google Patents

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本発明は熱交換器の細管内面内の洗浄装置に係り、詳しくは細管内にノズルを挿入して洗浄する装置に関する。
熱交換器の伝熱管等の細管の内面を洗浄する方法として、管板に露呈する伝熱管開口からノズルを該伝熱管内に挿入し、ノズルの後端に連なるフレキホースから供給される高圧洗浄水を該ノズルから伝熱管内面に向けて噴出させる方法が知られている(特許文献1参照)。
特許文献2には、ノズルを細管内に挿入するために筒状のガイド部材を細管端部に当て、ノズルを該ガイド部材から細管内に導入することが記載されている。
細管内が付着物により閉塞している場合、ノズルと閉塞部との間に高圧水が溜まって細管内の水圧が高くなり、ノズルが後退してガイド部材の外まで押し戻され、ノズルからの噴出水が飛び散る虞があった。
特開2007−29895号公報 特開2012−145273号公報
本発明は、後退するノズルを受け止め、ノズル噴射水が周囲に飛散することを防止するノズルホルダを備えた熱交換器の細管内面の洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の熱交換器の細管内面の洗浄装置は、熱交換器の細管の開口に対し同軸的に配置されるノズルホルダと、前記ノズルホルダ内から前記細管内に前進するノズル及び該ノズルの後端に連なるランスを有するノズルランスと、前記ノズルランスの後端に連なるフレキシブルホースと、前記フレキシブルホースを進退させる駆動装置と、を備え、前記ノズルホルダの後端側に湾曲部が設けられており、前記フレキシブルホースの後退時に該湾曲部において前記ノズルランスが該ノズルホルダの内面に当たることにより、該フレキシブルホースの後退が阻止されることを特徴とする。
本発明の一態様では、前記駆動装置を制御する制御部をさらに備え、前記駆動装置には、前記フレキシブルホースを挟持する三対のローラと、該ローラを駆動するモータと、が設けられており、前記制御部は、該フレキシブルホースの前進を開始してから停止するまでの第1モータ回転角と、該フレキシブルホースの後退を開始してからの第2モータ回転角とを比較し、該第2モータ回転角が該第1モータ回転角に近付くと、前記モータの回転速度を低下させる。
本発明の一態様では、前記制御部は、前記第2モータ回転角が前記第1モータ回転角に近付くと、前記モータのトルクを低下させる。
本発明の一態様では、前記フレキシブルホースの途中に設けられたストッパと、前記ストッパが当たるストッパ受止部と、前記フレキシブルホースの前進時に前記ストッパが前記ストッパ受止部に当たると点灯するランプと、をさらに備える。
本発明の一態様では、前記ランプは、前記湾曲部において前記ノズルランスが前記ノズルホルダの内面に当たることにより、前記フレキシブルホースの後退が阻止された時に点灯する。
本発明の一態様では、前記ノズルホルダは、ストレート管と、該ストレート管の後部に連なり、前記湾曲部を含む湾曲管とを備える。
本発明の一態様では、前記ストレート管と前記湾曲管とは三方継手を介して同軸状に連結されており、前記三方継手には洗浄水を排出する分岐管の一端が連結されている。
本発明の一態様では、前記分岐管は前記ストレート管に対し直角をなすように延在し、
前記分岐管の他端部はノズルホルダ先端側に湾曲している。
本発明の熱交換器の細管内面の洗浄装置では、ノズルホルダの後端側に湾曲部が設けられており、フレキシブルホースの後退時に、湾曲部においてノズルランスがノズルホルダ内面に当たってフレキシブルホースの後退が阻止されるようになっているため、高圧水を噴出しているノズルがノズルホルダ内に位置し、噴射水が周囲に飛散することを防止できる。
実施の形態に係る熱交換器の細管内面内の洗浄装置の概略図である。 ノズルホルダの側面図である。 図2のノズルホルダの長手方向の断面図である。 実施の形態に係る熱交換器の細管内面内の洗浄方法を説明する図である。 後退するノズルがノズルホルダに受け止められる状態を示す図である。 分岐管からの洗浄水の排出例を示す図である。 別の実施の形態に係るノズルホルダの側面図である。
以下、図1〜6を参照して実施の形態について説明する。
図1、図4の通り、熱交換器バンドル1の管板2に多数の細管(伝熱管)3の一端が溶接により固着されている。細管3は管板2を貫通しており、その一端側の開口がバンドル1外に向かって開放している。細管3はU管である。
この細管3内を高圧水で洗浄する場合、ノズルガイド10を洗浄対象の細管3に臨むように配置し、ノズルガイド10内に配置しておいたノズル5をノズルガイド10から細管3内に挿入し、高圧水発生手段(図示略)からフレキシブルホース6及びランス7を介して供給される高圧水をノズル5の噴出孔から噴出させる。
図4に示すように、ノズル5はランス7の先端に取り付けられている。ランス7は円筒状である。ランス7の外径は通常は6〜15mm、特に10〜12mm程度である。ランス7の後部にカシメ金具などの金具8によってフレキシブルホース6が連結されている。ノズル5、ランス7及び金具8からなるノズルランス9の長さLは通常は40〜300mm、特に70〜150mm程度である。ノズル5やランス7の大部分は金属製である。
フレキシブルホース6には、後述のフレキシブルホース駆動装置20よりも後方側において、ストッパ6b(図1)がカシメによって固定されている。ストッパ6bは、短い筒状の金属製金具をフレキシブルホース6に嵌め、カシメることによってフレキシブルホース6に固着されている。ストッパ6bの固着位置は、洗浄対象の細管3の最奥部までの距離によって決定される。
ノズルガイド10は、図2〜4に示すように、ストレート管11、湾曲部12bを持つ湾曲管12、分岐管13、及び三方継手(T字型管継手)14を備える。ストレート管11は内径が等径の略円筒状であり、後端側の開口部11bは三方継手14の第1ポート14aに連結されている。
湾曲管12は、略円筒状の直管部12aの後部側に湾曲部12bが連なった構成となっており、直管部12aの先端側の開口部12cが三方継手14の第2ポート14bに連結されている。ストレート管11と、湾曲管12の直管部12aとは三方継手14を介して同軸状に配置されている。
ストレート管11及び湾曲管12の内径は同程度であり、通常は14〜22mm、特に16〜20mm程度である。フレキシブルホース6は、ストレート管11、三方継手14、及び湾曲管12内を進退する。
図3に示す湾曲管12の湾曲部12bの曲率半径Rは50〜150mm、特に80〜120mm程度が好ましい。湾曲部12bの中心角θは15〜60°、特に30〜45°程度が好ましい。
分岐管13の一端は三方継手14の第3ポート14cに連結され、ストレート管11及び湾曲管12の直管部12aに対し直角をなすように設けられている。分岐管13の他端部は湾曲部13aとなっており、他端側の開口部13bはやや先端側(ノズルホルダ先端側)を向いている。分岐管13は、洗浄排水の水抜きを行う。また、分岐管13は、作業員がノズルホルダ10を保持する際のグリップとしても機能し、作業員は一方の手で分岐管13を把持する。
フレキシブルホース6の先端に取り付けたノズルランス9を湾曲管12の後部側の開口部12dからノズルホルダ10内へ挿入した場合、ノズルランス9は湾曲部12bに引っかかって、先端側へ挿入できない。そのため、ノズルランス9の取り付け前にフレキシブルホース6を湾曲管12の後部側の開口部12dから挿入し、ストレート管11の先端側の開口部11aからフレキシブルホース6の先端を引き出して、ノズルランス9を取り付ける。
ノズルランス9の取り付け後、フレキシブルホース6を引き戻してノズル5をノズルホルダ6内に配置する。ノズルホルダ10の後部(湾曲管12の湾曲部12b)が湾曲しているため、フレキシブルホース6を引き戻してノズル5を後退させると、図5に示すように、ノズルランス9が湾曲管12の内面に接触して引っかかり、それ以上の後退が阻止される。これをノズル初期位置とする。
フレキシブルホース6は、フレキシブルホース駆動装置20によって進退するように構成されている。フレキシブルホース駆動装置20は、フレキシブルホース6を挟持するローラ21,22と、フレキシブルホース6を把持するチャック23とを備えている。図1には一対のローラ21,22を示しているが、二対以上のローラが設けられていてもよく、例えば三対のローラでフレキシブルホース6を挟持する。
上ローラ22は駆動ローラであり、圧縮ばね(図示略)により上ローラ22が下ローラ21に押し付けられ、フレキシブルホース6が挟みつけられる。
下ローラ21は駆動ローラであり、チェーン(図示略)を介して連結されたトルクセンサ付きモータ(図示略)により駆動される。モータが正転することでフレキシブルホース6が前進して細管3内に進入し、逆転することでフレキシブルホース6が後退して細管3から引き抜かれる。
フレキシブルホース駆動装置20のマシンフレーム20aの後面部には、ストッパ6bを受け止めるストッパ受止部24が設けられている。ストッパ受止部24は、フレキシブルホース6が挿通された環状の受衝体と、この受衝体を支承するバネ(共に図示略)とを備えている。
下ローラ21を駆動する電動モータの制御は制御盤40によって行われる。制御盤40は、ランプ41及びスイッチ42を備えている。スイッチ42は、モータを正転させてフレキシブルホース6を前進させたり、モータを逆転させてフレキシブルホース6を後退させたりする等の操作を行うことができる。ランプ41及びスイッチ42を一体とした物をノズルガイド10側に設けてもよい。
制御盤40の制御回路(制御部)はモータのトルクを監視し、トルクの急激な増加を検知すると、ランプ41を点灯(点滅)させる。
制御盤40の制御回路は、フレキシブルホース6の引き抜き時に、ノズル5が湾曲部12bに近付くと、モータ回転速度を低下させて、引き抜き速度を低下させる。
具体的には、例えば、制御回路は、ノズルランス9が湾曲管12の湾曲部12bで停止した時にモータ回転角の原点を設定する。制御回路は、モータの正転を開始してフレキシブルホース6を前進させてから、ストッパ6bがストッパ受止部24にあたり、フレキシブルホース6の前進が阻止されるまでのモータ回転角をメモリ(図示略)に保存する。
そして、モータの逆転によりフレキシブルホース6の後退(引き抜き)を開始してからのモータ回転角と、メモリに保存されている回転角とを比較し、モータ回転角原点に近付くと、モータ回転速度を段階的に低下させる。これにより、ノズル5が湾曲部12bに近付くと、フレキシブルホース6の引き抜き速度を低下させられる。
この洗浄装置を用いて細管3を洗浄する際は、図4のように、ノズル5をノズルホルダ10内に配置しておく。作業者が、このノズルホルダ10を洗浄対象の細管3に近付け、ストレート管11の先端側の開口部11aを細管3に当接させる。これにより、ノズルホルダ10のノズル挿通孔と、細管3の内孔とが同軸的に配置される。
この状態でノズル5に高圧水を供給し、ノズル5から高圧水を噴出させると共に、フレキシブルホース駆動装置20によってフレキシブルホース6を送り出す。ノズル5が斜め後方に高圧水を噴出することにより、ノズル5に前進方向の推進力が付与される。これにより、ノズル5が高圧水を噴出しながらノズルホルダ10から細管3内に移動し、細管3内を前進して細管3内が洗浄される。
フレキシブルホース6が所定長さだけ送り出されると、ストッパ6bがストッパ受止部24にあたり、フレキシブルホース6のそれ以上の前進が阻止される。このとき、フレキシブルホース駆動装置20のモータのトルクが急激に増加するため、制御盤40はランプ41を点灯させる。ランプ41の点灯により、作業員はスイッチ42を操作してモータの回転を停止する。制御盤40の制御回路は、モータ回転(正転)開始から停止するまでの回転角を検出し、メモリに保存する。
次に、作業員はスイッチ42を操作してモータを逆転させ、ノズル5及びフレキシブルホース6を後退させる。図5に示すように、ノズルランス9が湾曲管12に引っかかって受け止められると、フレキシブルホース6のそれ以上の後退が阻止される。このとき、フレキシブルホース駆動装置20のモータのトルクが急激に増加するため、制御盤40はランプ41を点灯させる。ランプ41の点灯により、作業員はスイッチ42を操作してモータの回転を停止する。
これにより1本の細管3の洗浄が終了する。なお、ノズルホルダ10内にノズル5を引き込んだ状態でも、ノズル5からの洗浄水は噴射させたままとする。ノズル5をノズルホルダ10が囲んでいるので、洗浄水は周囲には飛び散らない。
また、洗浄排水の一部は分岐管13から排出される。分岐管13の開口部13bは先端側を向いているため、洗浄排水が作業員側に飛散することを防止できる。図6に示すように、ノズル5が三方継手14に位置している場合でも、ノズル5からの噴出水は分岐管13の湾曲部位13aに当たるため、洗浄水の排出の勢いを抑えることができる。
制御盤40の制御回路は、モータ回転(逆転)開始からのモータ回転角を検出し、検出したモータ回転角と、メモリに保存されているノズル前進時のモータ回転(正転)開始から停止するまでの回転角とを比較する。モータ回転(逆転)開始からのモータ回転角が、メモリに保存されているモータ回転角に近付いた場合、すなわちノズル5がノズル初期位置に近付いた場合、制御回路はモータ回転速度を段階的に低下させる。これにより、ノズルランス9が湾曲管12に接触する際の衝撃力を緩和し、ノズルランス9や湾曲管12の損傷を防ぐことができる。
モータ回転速度の低下に伴い、モータを制御してフレキシブルホース6の引抜力を低下させてもよい。これにより、ノズルランス9が湾曲管12に接触する際の衝撃力をさらに緩和することができる。
細管3内が閉塞している場合に、ノズル5と閉塞部との間で高圧水が溜まって細管3内の水圧が高くなり、ノズル5が勢いよく細管3の外まで押し戻され得る。ノズルが押し戻されると、図5に示すように、ノズルランス9の両端(ノズル5と金具8)が湾曲管12の内面に当たり、ノズルランス9が湾曲管12に受け止められ、それ以上の後退が阻止される。そのため、ノズル5からの噴出水が周囲に飛散することを防止でき、作業環境を良好なものとすることができると共に安全が確保される。
本実施形態では、ノズル5、ランス7及び金具8からなるノズルランス9を、フレキシブルホース6引き抜き時のストッパとして機能させている。そのため、フレキシブルホース6の外径と、金具8のカシメ部とにストッパとなる段差が無くてもよく、様々なフレキシブルホース6を使用することができる。
また、モータ回転角を検知して、ノズルランス9が湾曲管12に近付くと引き抜き速度及び引抜力を低下させるため、ノズルランス9や湾曲管12の損傷を防止できる。
また、ストッパ6bがストッパ受止部24にあたるとランプ41を点灯させるため、細管3の最奥部まで洗浄できているか否かを容易に確認することができる。
ストレート管11、湾曲管12、分岐管13は複数の部材で構成してもよい。例えば、図7に示すように、ストレート管11を、継手11eで連結された2本の直管部11c、11dで構成してもよい。また、湾曲管12の後部側の開口部12dや、分岐管13の湾曲部13aを別部材としてもよい。
上記実施形態において、フレキシブルホース6を引き抜き、ノズルランス9が湾曲管12に引っかかって、それ以上の後退が阻止された時、制御回路は、ランプ41を点灯すると共に、モータ回転角(ノズル初期位置)をリセットし、モータ回転角の原点を再設定してもよい。これにより、例えば、ストッパ6bがストッパ受止部24に当たった時に下ローラ22がスリップした場合でも、モータ回転角のズレが大きくならないようにすることができる。
なお、本発明を特に限定するものではないが、ノズル5の移動速度は1〜2m/sec程度が好ましい。高圧水の圧力は20〜40MPa程度が好ましい。
図1に示す装置を使用して、熱交換器の細管を次の条件で試験洗浄を繰り返し行った。
細管3:内径15mm、長さ6000mm
ノズルホルダ10の湾曲管12:内径19mm、曲率半径100mm、中心角30°
ノズルランス9:長さL 150mm
ランス7:外径10mm
規格品のフレキシブルホースを3種類使用し、それぞれ3000回の試験洗浄を行った。ノズルホルダの湾曲部でノズルランスが受け止められると共に、噛み込むことはなく、使用には全く問題がなかった。また、ノズルランスに損傷は無かった。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。例えば、分岐管13の湾曲部13aを、管軸方向を中心に回転可能とし、開口部13bの向き(洗浄排水の排出方向)が調整可能となるようにしてもよい。
1 熱交換器バンドル
2 管板
3 細管(伝熱管)
5 ノズル
6 フレキシブルホース
7 ランス
8 金具
9 ノズルランス
10 ノズルホルダ
11 ストレート管
12 湾曲管
13 分岐管
14 三方継手
20 駆動装置
40 制御盤

Claims (8)

  1. 熱交換器の細管の開口に対し同軸的に配置されるノズルホルダと、
    前記ノズルホルダ内から前記細管内に前進するノズル及び該ノズルの後端に連なるランスを有するノズルランスと、
    前記ノズルランスの後端に連なるフレキシブルホースと、
    前記フレキシブルホースを進退させる駆動装置と、
    を備え、
    前記ノズルホルダの後端側に湾曲部が設けられており、前記フレキシブルホースの後退時に該湾曲部において前記ノズルランスが該ノズルホルダの内面に当たることにより、該フレキシブルホースの後退が阻止されることを特徴とする熱交換器の細管内の洗浄装置。
  2. 請求項1において、前記駆動装置を制御する制御部をさらに備え、
    前記駆動装置には、前記フレキシブルホースを挟持する三対のローラと、該ローラを駆動するモータと、が設けられており、
    前記制御部は、該フレキシブルホースの前進を開始してから停止するまでの第1モータ回転角と、該フレキシブルホースの後退を開始してからの第2モータ回転角とを比較し、該第2モータ回転角が該第1モータ回転角に近付くと、前記モータの回転速度を低下させることを特徴とする熱交換器の細管内の洗浄装置。
  3. 請求項2において、前記制御部は、前記第2モータ回転角が前記第1モータ回転角に近付くと、前記モータのトルクを低下させることを特徴とする熱交換器の細管内の洗浄装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記フレキシブルホースの途中に設けられたストッパと、
    前記ストッパが当たるストッパ受止部と、
    前記フレキシブルホースの前進時に前記ストッパが前記ストッパ受止部に当たると点灯するランプと、
    をさらに備えることを特徴とする熱交換器の細管内の洗浄装置。
  5. 請求項4において、前記ランプは、前記湾曲部において前記ノズルランスが前記ノズルホルダの内面に当たることにより、前記フレキシブルホースの後退が阻止された時に点灯することを特徴とする熱交換器の細管内の洗浄装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記ノズルホルダは、ストレート管と、該ストレート管の後部に連なり、前記湾曲部を含む湾曲管とを備えることを特徴とする熱交換器の細管内の洗浄装置。
  7. 請求項6において、前記ストレート管と前記湾曲管とは三方継手を介して同軸状に連結されており、
    前記三方継手には洗浄水を排出する分岐管の一端が連結されていることを特徴とする熱交換器の細管内の洗浄装置。
  8. 請求項7において、前記分岐管は前記ストレート管に対し直角をなすように延在し、
    前記分岐管の他端部はノズルホルダ先端側に湾曲していることを特徴とする熱交換器の細管内の洗浄装置。
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