JP6681469B2 - 消火器の安全ハンドル及びその安全ハンドルを備えた消火器 - Google Patents

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Description

本発明は、消火器及び消火器の安全ハンドルに関し、具体的には、火災が発生して消火器を使用しようとするときに、消火器の安全ハンドルに結合されている安全ピンを容易に分離可能にする構造の安全ハンドルに関する。
消火器は、火災発生の初期に火災を鎮火するのに使用するものであって、内部に消火剤を収容し、消火剤を噴出できる構造を備えている。
図1を参照して、通常の消火器の構造及び作動を説明する。
通常の消火器は、本体10内に消火剤が充填されている。本体10に充填された消火剤は、本体10内に配置される放出パイプ11を介して排出され、ホース12から火災が発生した所に放出される。
また、放出パイプ11とホース12との間には、放出パイプ11を開閉する弁13が設置され、弁13の上側には開放ピン14が設置されて、該開放ピン14が押されると弁13が開放されて、放出パイプ11からホース12に消火剤が放出される。
弁の上側には安全ハンドル20が結合されており、安全ハンドル20は、弁13の上側に固定される下部ハンドル21、及び該下部ハンドル21に固定されるヒンジ軸23を中心に回動するように結合される上部ハンドル22で構成されている。
開放ピン14は、下部ハンドル21を貫通して上部ハンドル22側に延びているため、上部ハンドル22を下部ハンドル21側に押すと、上部ハンドル21が開放ピン14を押すことによって、弁13が開放されて消火剤が噴出される。
一方、上部ハンドル22及び下部ハンドル21には、ヒンジ軸23と平行にそれぞれ貫通孔が形成されており、これらの貫通孔は、上部ハンドル22が開放ピン14を押さえない位置、すなわち、上側に置かれている状態で互いに貫通する経路を形成する位置に形成されており、これらの貫通孔には安全ピン24が挿入されている。
したがって、安全ピン24が挿入された状態では、上部ハンドル22を押しても、上部ハンドル22がヒンジ軸23に対して回転せず、開放ピン14は押されないが、火災が発生して消火器を作動させようとするときに、安全ピン24を引き抜いて除去し、上部ハンドル22を押すと、上部ハンドル22が開放ピン140を押すことによって、弁13が開放されて消火剤が噴出される。
このような安全ピンは、消火器を使用しないときには、消火器の上部ハンドルが偶発的に押されて意図せぬ消火剤の噴出が発生することを防止できるようにし、消火器を使用しようとするときには、安全ハンドル20から安全ピン24を引き抜いて除去した後、上部ハンドル22を下方に押す動作によって消火器から消火剤が噴出される。
このような消火器の使用方法は、学校と消防当局の消防教育などを通じて広報されてはいるが、それにもかかわらず、消防教育の死角地帯にいる人のように、消火器の使用方法を知らない人が多く、特に、火災発生時のような緊急事態で慌ててしまって消火器の使用方法を間違え、消火器を使用できない場合が頻繁である。
特に、消火器の使用方法を熟知していない人の場合には、消火器の安全ハンドルを握って火災が発生した場所に移動した後、安全ハンドルを強く把持した状態で安全ピンを引き抜こうと試みる場合が多い。
安全ハンドル20を強く把持すると、上部ハンドル22が下部ハンドル21側に強く押し付けられ、安全ピン24は、安全ハンドルの貫通孔で強いせん断力を受けるようになり、このようなせん断力により、安全ピン24を引っ張っても貫通孔から抜けなくなる。
本発明は、前述した通常の構造の消火器の問題点を考慮して、安全ハンドルを強く把持して上部ハンドルが下部ハンドル側に強く押された状態でも安全ピンを容易に除去できる構造の安全ハンドル、及びそのような安全ハンドルを備えた消火器を提供しようとするものである。
前述した本発明の課題は、本発明に係る消火器の安全ハンドル、及びそのような安全ハンドルを備えた消火器に関する本発明によって達成される。
本発明は、消火剤が充填され、上端に消火剤の噴出口が形成される本体と、該本体の上部に配置されて前記噴出口を開閉する弁と、該弁の上側に配置され、押されることで弁を開放する開放ピンと、弁の上端に結合される安全ハンドルとを含み、安全ハンドルを押すと、開放ピンが押されることによって本体の消火剤が噴出され、上部ハンドルと下部ハンドルとの間に安全ピンが設置されることで、安全ピンを除去していない状態では、安全ピンによって安全ハンドルを押す動作が防止される構成の消火器に関する。
本発明に係る消火器の安全ハンドルは、弁の上端に結合され、一端部に第1ヒンジ軸が設けられ、該第1ヒンジ軸から離隔した地点に前記第1ヒンジ軸と平行な第1支持軸が設けられる下部ハンドルと;前記第1ヒンジ軸を中心に回動可能に下部ハンドルに結合され、前記第1ヒンジ軸を中心に下向きに回動することによって前記開放ピンを押すように構成され、一地点に前記第1ヒンジ軸と平行な第2支持軸が設けられる上部ハンドルと;上部ハンドルの回動を防止する安全ピンと;長手方向の第1端部が前記第1支持軸に結合され、該第1支持軸を中心に回動可能な第1リンクと;長手方向の第1端部が前記第2支持軸に結合され、該第2支持軸を中心に回動可能な第2リンクと;前記第1リンクの前記第1端部の反対側の第2端部と、前記第2リンクの前記第1端部の反対側の第2端部とが回動可能に結合される第2ヒンジ軸とを含み、
前記上部ハンドル、下部ハンドル、及び第2ヒンジ軸には、それぞれ貫通孔が形成され、該貫通孔は、前記上部ハンドルが下向きに回動していない状態で同一の地点に配置され、前記安全ピンは、該貫通孔に挿入されるものである。
まず、このような構成の本発明の安全ハンドル、及びそのような安全ハンドルを備えた消火器の作動について説明する。
上部ハンドルは、第1ヒンジ軸を中心に下部ハンドルに対して回動することができる。上部ハンドルを押すと、上部ハンドルが開放ピンを押して弁が開放されることで、消火器の本体から消火剤が噴出される。
しかし、本発明の安全ハンドルには、選択的に上部ハンドルの回動を許容又は防止する構成として、リンク機構及び安全ピンが設けられている。
上部ハンドルには第1リンクが回動可能に結合され、下部ハンドルには第2リンクが回動可能に結合され、第1リンクと第2リンクは、第2ヒンジ軸によって回動可能に互いに結合されているため、上部ハンドルを押すと、上部ハンドルが第1ヒンジ軸を中心に下向きに回転し、このとき、第1リンクと第2リンクは互いに反対方向に回転運動を行い、第2ヒンジ軸は、第1ヒンジ軸の方向又はその反対側に移動するようになる。
ところで、上部ハンドル、下部ハンドル、及び第2ヒンジ軸には貫通孔が形成されており、これには安全ピンが挿入される。安全ピンが挿入された状態では、第2ヒンジ軸の移動が防止されて第1リンク及び第2リンクの回転が防止されることによって、上部ハンドルが押されなくなる。
安全ピンが除去された状態で上部ハンドルを押すと、第1リンク、第2リンク及び第2ヒンジ軸で構成されるリンク機構は、上部ハンドルの作動に妨害にならない。
一方、消火器は、安全ピンを除去した状態で上部ハンドルを押して弁を開放するようになっているが、このような消火器の使用方法を知らないか、または火災の発生により慌てた使用者が、安全ハンドルを把持した状態、すなわち、上部ハンドルが下部ハンドルに対して押された状態で安全ピンを除去しようとすることがある。
本発明の安全ハンドルでは、上部ハンドルを押す力は、第1リンク、第2ヒンジ軸及び第2リンクを介して下部ハンドルに伝達され、安全ピンには、上部ハンドルを押す力の分力によって、安全ピンと、第2ヒンジ軸及び上、下部ハンドルの貫通孔の内面との間の摩擦力のみが作用するだけである。
このような分力は、上部ハンドルによって第1支持軸に加わる力Fに、第1支持軸と第2支持軸を連結する直線と、第2支持軸と第2ヒンジ軸を連結する直線とがなす角度θのサイン値を乗じた値であるので、上部ハンドルによって第1支持軸に加わる力Fに比べて非常に小さい力になる。
したがって、本発明の安全ハンドルでは、上部ハンドルを押した状態で安全ピンを除去しようとするときにも、小さな力でも安全ピンを除去することができる。
特に、第2ヒンジ軸を、第1支持軸と第2支持軸とを連結する直線の近くに配置する場合には、角度θが非常に小さくなるので、上部ハンドルを押す力によって安全ピンに作用する分力も非常に小さくなり、したがって、安全ピンの除去がさらに容易になる。
このような本発明の構成及び作用によれば、火災時に消火器の使用方法に慣れていない場合、または火災の発生により慌てて消火器の使用方法を遵守せずに、安全ハンドルを把持して上部ハンドルが押された状態で消火剤の噴出のために安全ピンを除去しようとする場合にも、安全ハンドルから安全ピンを容易に除去することができる。
通常の構造の消火器の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施例に係る消火器の安全ハンドルを示す側面図である。 図2Aの矢印Aの方向から見た図である。 本発明の一実施例に係る消火器の安全ハンドルにおいてリンク機構の作動を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施例に係る消火器の構成及び作用を説明する。
本実施例に係る消火器は、安全ハンドルの構成を除いて、消火器の本体10及び弁13などの構成が図1に示した従来技術の消火器と同一であるので、別途の説明及び図示を省略する。
本実施例の安全ハンドル30は、従来技術の消火器の安全ハンドルと同様に、
弁13の上端に取り付けられ、開放ピン14が貫通して突出する下部ハンドル31、及び第1ヒンジ軸33によって下部ハンドル31に回動可能に結合される上部ハンドル32を基本的な構成とするものである。
図2A乃至図4を参照して、本実施例に係る安全ハンドル30の具体的な構成及び作動を説明する。図2A乃至図4では、図示及び説明の便宜のために、消火器の本体10、弁13、及び開放ピン14などの安全ハンドル以外の構成は省略されている。
まず、図2Aを参照して説明すると、本実施例の安全ハンドル30は、弁(図1の13)の上側に固定され、チャンネル状の断面を有する下部ハンドル31と、下部ハンドル31において弁の上端に固定される端部に設けられる第1ヒンジ軸33と、一端が第1ヒンジ軸33に回動可能に結合され、該第1ヒンジ軸33を中心に下部ハンドル31に対して回動することができ、下部ハンドル31と同様にチャンネル状の断面を有して延びる上部ハンドル32とを含んでいる。第1ヒンジ軸33は、上部ハンドル32と下部ハンドル31のチャンネル状の断面を横切って配置されている。
図3を参照すると、上部ハンドル32において第1ヒンジ軸33から離隔した地点には、チャンネルの両側壁を貫通する貫通孔321が形成されており、下部ハンドル31にも、第1ヒンジ軸33から上部ハンドルの貫通孔321と同じ距離の地点に、チャンネルの両側壁を貫通する貫通孔311が形成されている。
一方、下部ハンドル31には、その貫通孔311に対して下部ハンドル31の回動方向の下側でチャンネルの両側壁の間に第1支持軸312が設置されており、上部ハンドル32には、その貫通孔321に対して上部ハンドル32の回動方向の上側でチャンネルの両側壁の間に第2支持軸322が設置されている。
下部ハンドル31の第1支持軸312には、第1リンク41が回動可能に結合されており、具体的には、第1リンク41の端部には貫通孔411が形成され、該貫通孔411に第1支持軸312が挿入されている。
上部ハンドル32の第2支持軸322には、第2リンク42が回動可能に結合されており、具体的には、第2リンク42の端部に貫通孔421が形成され、該貫通孔421に第2支持軸322が挿入されている。
第1リンク41において第1支持軸312の反対側の端部には、側方向の両側に突出部412が形成されており、この突出部412には貫通孔413が形成されており、第2リンク42において第2支持軸322の反対側の端部には、側方向の中央に突出部422が形成されており、この突出部422にも貫通孔423が形成されている。
第1リンクの突出部412と第2リンクの突出部422は互いに相補する配置で形成されているため、これらは、図3に示したように、互いに一直線に置かれている。
第1リンクの突出部412及び第2リンクの突出部422には第2ヒンジ軸43が挿入されているので、第1リンク41及び第2リンク42は、それぞれ、一側端部は下部ハンドル31と上部ハンドル32に回動可能に結合され、他側端部は、第1リンク41と第2リンク42が相互に対して回動可能なように互いに結合されている。
第2ヒンジ軸43には、長手方向の両端部を貫通する貫通孔431が形成されている。
図2Aに示した非作動状態、すなわち、上部ハンドル32を押していない状態で、下部ハンドル31と上部ハンドル32の貫通孔311,321は同一の地点に位置するようになり、第2ヒンジ軸43の貫通孔431も上、下部ハンドルの貫通孔311,321と同一の地点に位置している。このように、貫通孔311,321,431が互いに一直線上に位置し、図3に示したように、この貫通孔に安全ピン50が挿入される。
まず、本実施例の安全ハンドル30から安全ピン50を除去した状態、すなわち、消火剤を噴霧する状態での安全ハンドルの作動を、図2Bを参照して説明する。
消火剤の噴出のために上部ハンドル32を押すと、第2支持軸322が押されながら、その加圧力が第2リンク42、第2ヒンジ軸43、第1リンク41に順に伝達される。
このように伝達される加圧力によって、第1リンク41と第2リンク42は互いに反対方向に回転し、第2ヒンジ軸43は、回転する第1リンク41と第2リンク42の端部によって定められる位置、すなわち、第1ヒンジ軸33から遠ざかる方向に移動するようになる。
このように、消火器の作動のために安全ハンドル30の上部ハンドル32を押すとき、第1リンク41、第2リンク42、及び第2ヒンジ軸43で構成されるリンク機構は、安全ハンドルの作動に何の妨害にもならない。
消火器の非作動状態において、安全ピン50は、上、下部ハンドルの貫通孔311,321及び第2ヒンジ軸の貫通孔431に挿入されている。
このように安全ピン50が挿入されている状態で上部ハンドル32を押すと、第2支持軸322が押されながら、その加圧力が第2リンク42、第2ヒンジ軸43、第1リンク41に順に伝達されるが、安全ピン50が上、下部ハンドルの貫通孔311,321に挿入されているので、第2ヒンジ軸43が移動できない。したがって、第1リンク41と第2リンク42も回動できないため、上部ハンドル32は下方に回動できなくなる。
このような作動によって、安全ピン50が挿入された状態では上部ハンドル32が押されなくなり、安全ピン50による安全ハンドルの非作動状態が維持される。
一方、本実施例では、安全ハンドル30を強く把持して上部ハンドル32が下部ハンドル31側に強く押し付けられた状態でも安全ピン50を容易に除去することができる。以下、その作動原理について説明する。
本実施例において、第2ヒンジ軸43の中心位置は、第1リンク41と第2リンク42の回動運動の中心となる第1支持軸312及び第2支持軸322の中心を連結する直線から外れた位置に配置されている。
第2ヒンジ軸43が、第1支持軸312と第2支持軸322を連結する直線上に置かれると、第2リンク42と第1リンク41は互いに直線をなすようになり、このような状態で安全ピン50を除去し、上部ハンドル32を押すと、その加圧力は第2リンク42及び第1リンク41を介して下部ハンドル31に伝達され、第1リンク41と第2リンク42が回転しない状態を維持しながら、上部ハンドル32が第1ヒンジ軸33に対して回転できない場合が発生する可能性がある。
しかし、本実施例の安全ハンドルは、第2ヒンジ軸43が、第1支持軸312と第2支持軸322を連結する直線から外れて配置されるので、そのようなことは発生しない。
但し、このような外れた配置により、上部ハンドル32に作用する力Fに対する分力Fxが安全ピン50の除去を妨げる摩擦力を発生させるようになる。
図4は、第1支持軸312、第1リンク41、第2ヒンジ軸43、安全ピン50、第2リンク42、及び第2支持軸322のみを示しており、上部ハンドル32を押すことによって第2支持軸322に加圧力Fが作用する状態を示している。
第2支持軸322に印加される力Fは、第2支持軸322と第1支持軸312との中心を連結する直線の方向に作用するようになり、このような力は、第2リンク42を介して第2ヒンジ軸43に第2リンク42の長手方向の分力Fyとこれに垂直な方向の分力Fxとの合力である。
垂直方向の分力Fxによって、第2ヒンジ軸43が第2リンク42の長手方向に垂直な方向に偏向し、これによって、第2ヒンジ軸43の貫通孔431に挿入されている安全ピン50も第2ヒンジ軸43によって偏向しながら、上、下部ハンドルの貫通孔311,321の周りに圧迫され、貫通孔311,321,431から安全ピン50を除去しようとするとき、摩擦力が発生して安全ピン50を除去するのに妨害になる。
加圧力Fによる安全ピン50に作用する垂直方向の分力Fxは、次の式の通りである。
Fx=sin(θ)×F
ここで、角度‘θ’は、第1支持軸312と第2支持軸322を連結する直線と、第2支持軸322と第2ヒンジ軸43を連結する直線、すなわち、第2リンク42の長手方向とがなす角度である。
本実施例では、第2ヒンジ軸43の中心が、第1支持軸312と第2支持軸322との中心を連結する直線から外れて配置されているので、角度‘θ’は0ではないが、第2ヒンジ軸43は、第1支持軸312と第2支持軸322との中心を連結する直線から少しだけ外れれば十分であるので、角度‘θ’は、非常に小さい値を有する。
したがって、上部ハンドル32を押す力Fによって安全ピン50に作用する垂直方向の分力Fxは非常に小さく、このような分力によって安全ピンに作用する摩擦力も非常に小さいので、本実施例の安全ハンドルでは、上部ハンドルを押した状態で安全ピンを除去することが非常に容易になる。

Claims (4)

  1. 消火剤が充填され、上端に消火剤の噴出口が形成される本体、該本体の上部に配置されて前記噴出口を開閉する弁、及び該弁の上側に配置され、押されることで弁を開放する開放ピンを含む消火器の安全ハンドルであって、
    弁の上端に結合され、一端部に第1ヒンジ軸が設けられ、該第1ヒンジ軸から離隔した地点に前記第1ヒンジ軸と平行な第1支持軸が設けられる下部ハンドルと、
    前記第1ヒンジ軸を中心に回動可能に下部ハンドルに結合され、前記第1ヒンジ軸を中心に下向きに回動することによって前記開放ピンを押すように構成され、一地点に前記第1ヒンジ軸と平行な第2支持軸が設けられる上部ハンドルと、
    上部ハンドルの回動を防止する安全ピンと、
    長手方向の第1端部が前記第1支持軸に結合され、該第1支持軸を中心に回動可能な第1リンクと、
    長手方向の第1端部が前記第2支持軸に結合され、該第2支持軸を中心に回動可能な第2リンクと、
    前記第1リンクの前記第1端部の反対側の第2端部と、前記第2リンクの前記第1端部の反対側の第2端部とが回動可能に結合される第2ヒンジ軸と
    を含み、
    前記上部ハンドル、下部ハンドル、及び第2ヒンジ軸には、それぞれ貫通孔が形成され、該貫通孔は、前記上部ハンドルが下向きに回動していない状態で同一の地点に配置され、前記安全ピンは、該貫通孔に挿入される、安全ハンドル。
  2. 前記第2ヒンジ軸は、前記第1支持軸と第2支持軸を連結する直線から外れた位置に配置される、請求項1に記載の安全ハンドル。
  3. 前記第2ヒンジ軸の外径は、前記上部ハンドル及び下部ハンドルの貫通孔の直径よりも大きく形成される、請求項1に記載の安全ハンドル。
  4. 消火剤が充填され、上端に消火剤の噴出口が形成される本体と、該本体の上部に配置されて前記噴出口を開閉する弁と、該弁の上側に配置され、押されることで弁を開放する開放ピンと、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の安全ハンドルとを含む、消火器。
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