JP6679554B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸入空気を加圧するコンプレッサを有する過給機と、コンプレッサをバイパスするバイパス通路を開閉するエアバイパス弁を備える内燃機関の制御装置に関する。
過給機を有する内燃機関では、過給運転から減速運転への移行時に、コンプレッサの下流側に配置されたスロットル弁が閉じられると、コンプレッサの下流側の過給圧がスロットル弁との間でさらに上昇するとともに、コンプレッサを通過する空気流量が減少する。このため、コンプレッサの下流側から上流側に向かって空気が逆流する、コンプレッサのサージングが発生し、異音・振動の発生やコンプレッサの部品への悪影響などの不具合の原因になる。
このようなサージングを防止するための従来の制御装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この制御装置では、コンプレッサを通過する空気流量(コンプレッサ流量)及びコンプレッサの上下流間の圧力比(コンプレッサ圧力比)を検出するとともに、コンプレッサ流量の変化量を算出する。また、検出されたコンプレッサ流量及びコンプレッサ圧力比に基づき、流量変化量のしきい値を算出する。そして、算出されたコンプレッサ流量の変化量がしきい値を超えたときに、サージングが発生すると判定し、エアバイパス弁を開弁することによって、サージングを防止するようにしている。
国際公開第2015/145942号
上述したように、コンプレッサのサージングは、過給運転からの減速時におけるスロットル弁の閉弁動作に伴い、コンプレッサの下流側の過給圧がスロットル弁との間でさらに上昇するとともに、コンプレッサ流量が減少することによって発生する。一方、コンプレッサ流量の減少は、スロットル弁の開度が変化していない状態においても、過給機の排気側に設けられたウェイストゲート弁の動作状態が変化する場合や、変速時にエンジン回転数が低下側に制御される場合などに発生する。
これに対し、従来の制御装置では、コンプレッサ流量とコンプレッサ圧力比に基づいてサージングの発生が判定される。このため、上述したようなスロットル弁の開度が変化していない状態でコンプレッサ流量が低下した場合、サージングが発生する可能性が低いにもかかわらず、発生すると誤判定し、エアバイパス弁が開弁されてしまう。その結果、運転者の意図しないトルクダウンが発生し、ドライバビリティが悪化するとともに、エアバイパス弁の作動頻度が増大し、その寿命を縮める原因になる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、サージングの発生の可能性をより精度良く判定でき、それにより、エアバイパス弁の不要な開弁を回避し、その作動頻度を低減しながら、サージングの発生を確実に防止することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、吸入空気を加圧するコンプレッサ17を吸気通路7に有する過給機(実施形態における(以下、本項において同じ)ターボチャージャ9)と、コンプレッサ17をバイパスするバイパス通路21を開閉するエアバイパス弁22とを備える内燃機関3の制御装置であって、内燃機関3の回転数(エンジン回転数NE)を検出する回転数検出手段(クランク角センサ35)と、コンプレッサ17を通過する空気の流量であるコンプレッサ流量(目標コンプレッサ流量QAIRCMD)を取得するコンプレッサ流量取得手段(ECU2、図5のステップ11)と、コンプレッサ17の上下流間の圧力比であるコンプレッサ圧力比(コンプレッサ前後圧力比P2/P1)を検出するコンプレッサ圧力比検出手段(上流圧センサ33、過給圧センサ34)と、吸気通路7のコンプレッサ17よりも下流側に配置されたスロットル弁13の開度H、及びスロットル弁13の開度Hの目標値である目標スロットル弁開度THCMDの一方を、スロットル弁開度として取得するスロットル弁開度取得手段(ECU2、図7のステップ21、スロットル弁開度センサ30)と、スロットル弁13を通過する空気の流量を表すスロットル弁開度パラメータ(開口比RTHO)を、内燃機関3の回転数及び取得されたスロットル弁開度に応じて取得するスロットル弁開度パラメータ取得手段(ECU2、図7のステップ22、図8)と、取得されたコンプレッサ流量及び検出されたコンプレッサ圧力比に基づき、エアバイパス弁22を開弁すべきか否かを判定する第1開弁判定手段(ECU2、図3のステップ1、図5)と、取得されたスロットル弁開度パラメータの変化量(開口比減少量DRTHO)に基づき、エアバイパス弁22を開弁すべきか否かを判定する第2開弁判定手段(ECU2、図3のステップ2、図7)と、第1開弁判定手段及び第2開弁判定手段の両方がエアバイパス弁22を開弁すべきと判定したときに、エアバイパス弁22を開弁し、少なくとも一方がエアバイパス弁22を開弁すべきでないと判定したときに、エアバイパス弁22を閉弁状態に維持するエアバイパス弁制御手段(ECU2、図3のステップ3〜6)と、を備えることを特徴とする。
本発明の内燃機関の制御装置では、コンプレッサ流量(コンプレッサを通過する空気の流量)を取得し、コンプレッサ圧力比(コンプレッサの上下流間の圧力比)を検出するとともに、第1開弁判定手段により、これらのコンプレッサ流量及びコンプレッサ圧力比に基づき、エアバイパス弁を開弁すべきか否かを判定する(以下「第1開弁判定」という)。また、内燃機関の回転数を検出するとともに、コンプレッサの下流側に配置されたスロットル弁の開度、及びスロットル弁の開度の目標値である目標スロットル弁開度の一方を、スロットル弁開度として取得する。そして、スロットル弁を通過する空気の流量を表すスロットル弁開度パラメータを、内燃機関の回転数及び取得されたスロットル弁開度に応じて取得するとともに、第2開弁判定手段により、スロットル弁開度パラメータの変化量に基づき、エアバイパス弁を開弁すべきか否かを判定する(以下「第2開弁判定」という)。そして、第1及び第2開弁判定手段の両方がエアバイパス弁を開弁すべきと判定したときに、エアバイパス弁を開弁し、少なくとも一方がエアバイパス弁を開弁すべきでないと判定したときに、エアバイパス弁を閉弁状態に維持する。
以上の構成によれば、例えば、スロットル弁の開度が変化していない状態でコンプレッサ流量が減少した場合、コンプレッサ流量に基づく第1開弁判定では、サージングの発生の可能性が低いにもかかわらず、エアバイパス弁を開弁すべきと誤判定するおそれがある。この場合、スロットル弁開度パラメータの変化量に基づく第2開弁判定では、エアバイパス弁を開弁すべきでないと判定され、その結果、エアバイパス弁の開弁が禁止される。
一方、例えばスロットル弁の閉弁動作が行われている状態で、コンプレッサ流量があまり減少していないような場合、第2開弁判定では、サージングの発生の可能性が低いにもかかわらず、エアバイパス弁を開弁すべきと誤判定するおそれがある。この場合には、第1開弁判定によってエアバイパス弁を開弁すべきでないと判定され、その結果、エアバイパス弁の開弁が禁止される。
以上のように、第1開弁判定及び第2開弁判定を併用することにより、一方の開弁判定による誤判定を排除しながら、サージングの発生の可能性をより精度良く判定でき、それにより、エアバイパス弁の不要な開弁を回避し、その作動頻度を低減するとともに、サージングの発生を確実に防止することができる。なお、請求項1における「コンプレッサ流量を取得」及び「スロットル弁開度パラメータを取得」の「取得」は、センサなどで直接、検出することや、他のパラメータに基づいて算出、推定又は設定することなどを含むものである。
また、検出された内燃機関の回転数及び取得されたスロットル弁開度に応じてスロットル弁開度パラメータを取得するとともに、取得されたスロットル弁開度パラメータの変化量に基づいて第2開弁判定を行うことにより、内燃機関の回転数及びスロットル弁開度に応じたコンプレッサ流量の変化度合を良好に反映させながら、第2開弁判定をより精度良く行うことができる。その結果、第1及び第2開弁判定の全体として、サージングの発生の判定精度が向上するので、エアバイパス弁の不要な開弁を回避し、サージングの発生を確実に防止するという効果をさらに良好に得ることができる。
本発明を適用した内燃機関を概略的に示す図である。 制御装置を概略的に示すブロック図である。 制御装置において実行されるエアバイパス弁制御処理を示すフローチャートである。 エアバイパス弁制御処理の概要を説明するための図である。 エアバイパス弁制御処理のうちの第1開弁判定処理を示すフローチャートである。 第1開弁判定処理において用いられる判定値マップである。 エアバイパス弁制御処理のうちの第2開弁判定処理を示すフローチャートである。 第2開弁判定処理において用いられる開口比マップである。 エアバイパス弁制御処理によって得られる動作例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1に示す内燃機関(以下「エンジン」という)3は、4つの気筒4を有し、燃焼室(図示せず)に燃料を直接、噴射する直噴式のガソリンエンジンであり、車両(図示せず)に搭載されている。また、エンジン3は、有段の自動変速機を介して駆動輪(いずれも図示せず)などに接続されている。
各気筒4には、燃料噴射弁5及び点火プラグ6が設けられている。燃料噴射弁5の開弁時間及び開弁時期と点火プラグ6の点火時期は、ECU(電子制御ユニット)2(図2参照)によって制御される。
エンジン3は、吸気弁、排気弁及びピストン(いずれも図示せず)を気筒4ごとに備えるとともに、吸気通路7、排気通路8及びターボチャージャ9を備えている。吸気通路7は、サージタンク10に接続され、サージタンク10は、吸気マニホルド11を介して各気筒4の燃焼室に接続されている。吸気通路7には、ターボチャージャ9によって加圧された空気を冷却するためのインタークーラ12と、その下流側に配置されたスロットル弁13が設けられている。
スロットル弁13は、バタフライ弁で構成されており、これを駆動するTHアクチュエータ13aに連結されている。THアクチュエータ13aの動作は、ECU2からの制御信号で制御され、それにより、スロットル弁13の開度が制御されることで、燃焼室に吸入される吸入空気量が調整される。スロットル弁13の開度(以下「スロットル弁開度」という)THは、スロットル弁開度センサ30によって検出される。また、サージタンク10には、吸気圧PBAを検出する吸気圧センサ31が設けられており、それらの検出信号はECU2に入力される。
排気通路8は、排気マニホルド18を介して、エンジン3の各気筒4の燃焼室に接続されている。ターボチャージャ9は、排気通路8に配置され、排気の運動エネルギにより回転駆動されるタービン15と、シャフト16を介してタービン15に一体に連結されたコンプレッサ17を有する。コンプレッサ17は、吸気通路7に配置されており、吸気通路7を流れる空気を加圧(圧縮)し、吸気を過給する。
吸気通路7には、コンプレッサ17をバイパスするバイパス通路21が接続され、バイパス通路21には、これを開閉するエアバイパス弁(以下「AB弁」という)22が設けられている。AB弁22には、その開閉を制御するための電磁式の制御弁23(図2参照)が接続されている。AB弁22はダイヤフラム弁で構成されており、制御弁23のソレノイドのオン/オフをECU2からの制御信号で制御することによって、AB弁22の開閉が制御される。
吸気通路7のコンプレッサ17よりも上流側には、この部位を流れる空気の流量QAを検出するエアフローセンサ32が設けられており、その検出信号はECU2に入力される。この空気流量QAは、AB弁22が閉弁状態のときには、コンプレッサ17を通過する空気の流量(以下「コンプレッサ流量」という)QAIRと等しい。また、吸気通路7には、コンプレッサ17の上流側に、上流圧P1を検出する上流圧センサ33が設けられ、インタークーラ12とスロットル弁13の間に、過給圧P2を検出する過給圧センサ34が設けられており、それらの検出信号はECU2に入力される。
また、排気通路8には、タービン15をバイパスするバイパス通路24が接続され、バイパス通路24にはウェイストゲート弁(以下「WG弁」という)25が設けられている。WG弁25は、例えば電動式のものであり、その開度をECU2からの制御信号で制御することによって、バイパス通路24を通過する排気の流量が制御される。
また、ECU2には、クランク角センサ35から、パルス信号であるCRK信号が入力される。CRK信号は、クランクシャフトの回転に伴い、所定のクランク角度(例えば30度)ごとに出力される。ECU2は、CRK信号に基づき、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを算出する。また、ECU2には、アクセル開度センサ36から、車両のアクセルペダル(図示せず)の踏込み量(以下「アクセル開度」という)APを表す検出信号が入力される。
ECU2は、I/Oインターフェース、CPU、RAM及びROMなどから成るマイクロコンピュータで構成されている。ECU2は、前述した各種のセンサ30〜36の検出信号に応じ、ROMに記憶されたプログラムに従って、燃料噴射弁5による燃料噴射制御、点火プラグ6による点火時期制御、スロットル弁13による吸入空気量制御や、AB弁22及びWG弁25による過給制御などを含むエンジン制御を実行する。本実施形態では、ECU2が、コンプレッサ流量取得手段、スロットル弁開度パラメータ取得手段、第1開弁判定手段、第2開弁判定手段、及びエアバイパス弁制御手段に相当する。
図3は、ECU2によって実行される、AB弁22の開閉を制御するAB弁制御処理のメインフローを示す。このAB弁制御処理は、コンプレッサ17のサージングを防止するためにAB弁22を開弁制御するものであり、所定の周期で繰り返し実行される。以下、図4を参照しながら、AB弁制御処理の概要について説明する。
図4は、横軸をコンプレッサ流量QAIRとし、コンプレッサ前後圧力比P2/P1を縦軸とするコンプレッサマップを示す。コンプレッサ17のサージングは、コンプレッサ17の下流側の圧力(過給圧P2)と上流側の圧力(上流圧P1)との差が大きいほど、また、コンプレッサ流量QAIRが小さいほど、発生しやすい。この関係から、サージングが発生するサージング領域は、コンプレッサマップにおいて、同図のハッチング領域で表される。
AB弁制御処理は、コンプレッサ流量QAIRの減少に伴い、図4に矢印Aで示すように、コンプレッサ17の動作点がサージング領域に入り、サージングが発生するおそれがあるか否かを判定し、そのおそれがあると判定されたときに、AB弁22を開弁し(例えば図4の×印)、サージングの発生を防止するものである。
図3のAB弁制御処理では、ステップ1(「S1」と図示。以下同じ)及びステップ2において、第1開弁条件判定処理及び第2開弁条件判定処理をそれぞれ実行する。第1開弁条件判定処理は、図4に示されるようなコンプレッサマップ上の動作点とサージング領域との関係に基づき、AB弁22を開弁すべきか否かを判定するものである。一方、第2開弁条件判定処理は、スロットル弁開度THの減少状態に基づき、AB弁22を開弁すべきか否かを判定するものである。
図5は、第1開弁条件判定処理のサブルーチンを示す。本処理では、まずステップ11において、コンプレッサ流量QAIRの目標値である目標コンプレッサ流量QAIRCMDを算出し、記憶する。具体的には、エンジン3に要求される要求トルクTRQとエンジン回転数NEに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、目標コンプレッサ流量QAIRCMDを算出する。なお、要求トルクTRQは、アクセル開度AP及びエンジン回転数NEに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、アクセル開度APにほぼ比例するように算出される。なお、目標コンプレッサ流量QAIRCMDが別個の処理によって算出される場合には、その算出値を転用することが可能である。
次に、ステップ12において、目標コンプレッサ流量QAIRCMDの減少量である流量減少量DQAIRCMDを算出する。具体的には、今回から所定時間前に算出された目標コンプレッサ流量QAIRCMDと今回の目標コンプレッサ流量QAIRCMDとの差を、流量減少量DQAIRCMDとして算出する。
次に、ステップ13において、目標コンプレッサ流量QAIRCMDと比較される第1判定値QAIRABVOPを算出する。具体的には、コンプレッサ前後圧力比P2/P1とステップ12で算出された流量減少量DQAIRCMDに応じ、図6に示す判定値マップを検索することによって、第1判定値QAIRABVOPを算出する。この判定値マップでは、第1判定値QAIRABVOPは、基本的に、サージング領域に対してコンプレッサ流量分のマージンを有するよう、コンプレッサ前後圧力比P2/P1が高いほど、より大きな値に設定されている(図9参照)。また、第1判定値QAIRABVOPは、流量減少量DQAIRCMDが大きいほど、コンプレッサ17の動作点がサージング領域に入りやすくなるため、より大きな値に設定されている。
次に、ステップ14において、目標コンプレッサ流量QAIRCMDが第1判定値QAIRABVOPよりも小さいか否かを判別する。この答えがYESで、QAIRCMD<QAIRABVOPのときには、コンプレッサ17の動作点が図4のサージング領域に入り、サージングが発生するおそれがあるとして、AB弁22を開弁する第1開弁条件が成立していると判定し、第1開弁条件フラグF_ABVOP1を「1」にセットし(ステップ15)、本処理を終了する。
一方、上記ステップ14の答えがNOで、QAIRCMD≧QAIRABVOPのときには、サージングが発生するおそれがないとして、第1開弁条件が成立していないと判定し、第1開弁条件フラグF_ABVOP1を「0」にセットし(ステップ16)、本処理を終了する。
図7は、図3のステップ2で実行される第2開弁条件判定処理のサブルーチンを示す。本処理では、まずステップ21において、スロットル弁開度THの目標値である目標スロットル弁開度THCMDを算出し、記憶する。具体的には、要求トルクTRQとエンジン回転数NEに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、目標スロットル弁開度THCMDを算出する。なお、目標スロットル弁開度THCMDが別個の処理によって算出される場合には、その算出値を転用することが可能である。
次に、ステップ22において、エンジン回転数NE及び目標スロットル弁開度THCMDに応じ、図8に示す開口比マップを検索することによって、スロットル弁13の開口比RTHOを算出する。
この開口比RTHOは、スロットル弁13の流量特性に基づき、以下のように定義されるものである。スロットル弁13は、エンジン回転数NEが一定の条件で、スロットル弁開度THがエンジン回転数NEに応じた所定開度(以下「有効開度」という)以上になると、一定の最大流量になる(飽和する)という流量特性を有する。この流量特性に基づき、開口比RTHOは、そのときのスロットル弁開度THにおいて得られる流量と有効開度以上のときに得られる最大流量との比で表される。このように定義される開口比RTHOは、スロットル弁13の物理的な開度と比較して、スロットル弁13を通過する流量(以下「スロットル弁流量」という)をより正確に表す。また、このスロットル弁流量は、AB弁22が閉弁状態のときには、コンプレッサ流量QAIRと等しい。
図8の開口比マップは、上述したスロットル弁13の流量特性を実験などによって求め、エンジン回転数NE及び目標スロットル弁開度THCMDと開口比RTHOとの関係としてマップ化したものである。その結果、この開口比マップでは、開口比RTHOは、エンジン回転数NEが高いほど、より小さい値に設定されるとともに、より大きい目標スロットル弁開度THCMDで最大値(100%)になる(有効開度が大きくなる)ように設定されている。
図7に戻り、上記ステップ22に続くステップ23では、スロットル弁13の開口比RTHOの減少量である開口比減少量DRTHOを算出する。具体的には、今回から所定時間前に算出された開口比RTHOと今回の開口比RTHOとの差を、開口比減少量DRTHOとして算出する。この開口比減少量DRTHOは、スロットル弁流量(=コンプレッサ流量QAIR)の減少率(度合)を表し、その値が大きいほど、コンプレッサ流量QAIRの減少率がより大きいことを表す。
次に、算出した開口比減少量DRTHOが、所定の第2判定値DRTHOABVOPよりも大きいか否かを判別する(ステップ24)。この答えがYESで、DRTHO>DRTHOABVOPのときには、コンプレッサ流量QAIRの減少率が大きいと推定されるため、サージングが発生するおそれがあるとして、AB弁22を開弁する第2開弁条件が成立していると判定し、第2開弁条件フラグF_ABVOP2を「1」にセットし(ステップ25)、本処理を終了する。
一方、上記ステップ24の答えがNOで、DRTHO≦DRTHOABVOPのときには、コンプレッサ流量QAIRの減少割合が小さいと推定されるため、サージングが発生するおそれがないとして、第2開弁条件が成立していないと判定し、第2開弁条件フラグF_ABVOP2を「0」にセットし(ステップ26)、本処理を終了する。
図3に戻り、ステップ1及び2で第1及び第2開弁条件判定処理を実行した後、ステップ3及び4では、第1開弁条件フラグF_ABVOP1及び第2開弁条件フラグF_ABVOP2がそれぞれ「1」であるか否かを判別する。これらの答えのいずれかがNOのとき、すなわち第1開弁条件及び第2開弁条件の少なくとも一方が成立していないときには、サージングが発生するおそれがないとして、AB弁22を閉弁し(ステップ5)、本処理を終了する。
一方、上記ステップ3及び4の答えがいずれもYESのとき、すなわち第1開弁条件及び第2開弁条件がいずれも成立しているときには、サージングが発生するおそれがあるとして、AB弁22を開弁し(ステップ6)、本処理を終了する。このAB弁22の開弁により、コンプレッサ17の下流側の圧力が、エアバイパス通路21を介してコンプレッサ17の上流側に逃がされ、低下することで、サージングが防止される。
以下、図9を参照しながら、上述したAB弁制御処理によって得られる動作例を説明する。同図のコンプレッサマップには、図5のステップ13で算出される第1判定値QAIRABVOPを表すラインと、3つの動作例1〜3を表す動作点の推移が描かれている。
まず、動作例1は、エンジン3の過給運転からの減速時において、スロットル弁13が閉弁されることで、過給圧P2が上昇するとともにコンプレッサ流量QAIRが減少し、そのままでは、動作点がサージング領域に入り(同図の点線)、サージングが発生する例である。この場合には、前述したAB弁制御処理により、スロットル弁13の閉弁動作が行われていることで、第2開弁条件が成立する(図7のステップ24:YES)とともに、目標コンプレッサ流量QAIRCMDが第1判定値QAIRABVOPを下回った時点で、第1開弁条件が成立する(図5のステップ14:YES)。
この第1及び第2開弁条件の成立に応じてAB弁22が開弁し(図3のステップ6)、コンプレッサ17の下流側の圧力が逃がされることで、コンプレッサ前後圧力比P2/P1が低下する。これにより、動作点がサージング領域に入ることなく、そこから退避する(同図の実線)ことによって、サージングの発生が防止される。
動作例2は、例えばWG弁25の動作状態の変化や自動変速機のアップシフト時におけるエンジン回転数NEの低下などにより、スロットル弁13の開度が変化していない状態で、コンプレッサ流量QAIRが一時的に小さく減少する例である。この例では、目標コンプレッサ流量QAIRCMDが第1判定値QAIRABVOPを一時的に下回ることで、第1開弁条件が成立していると判定されたとしても、スロットル弁13の開度が変化していないため、第2開弁条件は成立していないと判定される(図7のステップ24:NO)。その結果、AB弁22の開弁が禁止され、AB弁22は閉弁状態に維持される。
なお、スロットル弁13の開度を表すパラメータとして、エンジン回転数NEに応じて変化する開口比RTHOを用いているため、自動変速機のダウンシフト時におけるエンジン回転数NEの上昇に伴い、スロットル弁開度THが変わらない状態で、開口比RTHOが減少し、開口比減少量DRTHOが第2判定値DRTHOABVOPを上回ることによって、第2開弁条件が成立する場合がある。この場合には、エンジン回転数NEの上昇に応じてコンプレッサ流量QAIRが増加し、サージング領域から離れることにより、第1開弁条件が成立しないため、AB弁22が開弁されることはない。
また、動作例3は、減速時にスロットル弁13の閉弁動作が行われる一方で、コンプレッサ流量QAIRが比較的大きく、その動作点がサージング領域から離れている例である。この場合には、スロットル弁13の閉弁動作が行われていることで、第2開弁条件が成立していると判定されるのに対し、目標コンプレッサ流量QAIRCMDが第1判定値QAIRABVOPを下回ることがないため、第1開弁条件は成立していないと判定される。その結果、AB弁22の開弁が禁止され、AB弁22は閉弁状態に維持される。
以上のように、本実施形態によれば、目標コンプレッサ流量QAIRCMD及びコンプレッサ前後圧力比P2/P1に基づき、AB弁22を開弁すべきか否かを判定する第1開弁条件判定と、開口比減少量DRTHOに基づき、AB弁22を開弁すべきか否かを判定する第2開弁条件判定を、併せて実行する。そして、第1及び第2開弁条件の両方が成立した場合に限り、AB弁22を開弁するので、一方の開弁条件判定による誤判定を排除しながら、サージングの発生の可能性をより精度良く判定でき、したがって、AB弁22の不要な開弁を回避し、その作動頻度を低減するとともに、サージングの発生を確実に防止することができる。
また、スロットル弁13の開度を表すパラメータとして、スロットル弁13の開口比RTHOを用い、エンジン回転数NE及び目標スロットル弁開度THCMDに応じて算出するとともに、その減少量である開口比減少量DRTHOに基づいて第2開弁条件判定を行うので、コンプレッサ流量QAIRの減少率を正確に反映させながら、第2開弁条件判定をより精度良く行うことができる。その結果、第1及び第2開弁条件判定の全体としての判定精度が向上するので、AB弁22の不要な開弁を回避し、サージングの発生を確実に防止するという効果をさらに良好に得ることができる。
さらに、第1開弁条件の判定において、コンプレッサ流量として目標コンプレッサ流量QAIRCMDを用い、第1判定値QAIRABVOPと比較する。このため、例えばエアフローセンサ32で検出された実際のコンプレッサ流量を用いる場合と比較して、第2開弁条件の判定を、センサの検出誤差などの影響を受けることなく、高い精度で応答良く行うことができる。同様に、開口比RTHOを算出するためのスロットル弁13の開度として、目標スロットル弁開度THを用いるので、開口比RTHOを高い精度で応答良く算出することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、スロットル弁13の開度を表すスロットル弁開度パラメータとして、スロットル弁開度TH及びエンジン回転数NEに応じたスロットル弁流量を良好に表す開口比RTHOを用いているが、これに限らず、スロットル弁開度THを用いてもよい。
また、実施形態では、第1開弁判定において第1判定値QAIRABVOPと比較されるコンプレッサ流量として、目標コンプレッサ流量QAIRCMDを用いているが、これに代えて、エアフローセンサ32などで検出された実際のコンプレッサ流量QAIRを用いてもよい。同様に、実施形態では、第2開弁判定において開口比RTHOを算出するためのスロットル弁開度として、目標スロットル弁開度THCMDを用いているが、これに代えて、スロットル弁開度センサ30で検出された実際のスロットル弁開度THを用いてもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
2 ECU(コンプレッサ流量取得手段、スロットル弁開度パラメータ取得手段、第1開弁判定手段、第2開弁判定手段、エアバイパス弁制御手段)
3 エンジン(内燃機関)
7 吸気通路
9 ターボチャージャ(過給機)
13 スロットル弁
17 コンプレッサ
21 バイパス通路
22 AB弁(エアバイパス弁)
30 スロットル弁開度センサ(スロットル弁開度パラメータ取得手段)
33 上流圧センサ(コンプレッサ圧力比検出手段)
34 過給圧センサ(コンプレッサ圧力比検出手段)
35 クランク角センサ(スロットル弁開度パラメータ取得手段、回転数検出手段)
QAIRCMD 目標コンプレッサ流量(コンプレッサ流量)
P2/P1 コンプレッサ前後圧力比(コンプレッサ圧力比)
RTHO スロットル弁の開口比(スロットル弁開度パラメータ)
DRTHO 開口比減少量(スロットル弁開度パラメータの変化量)
NE エンジン回転数(内燃機関の回転数)

Claims (1)

  1. 吸入空気を加圧するコンプレッサを吸気通路に有する過給機と、前記コンプレッサをバイパスするバイパス通路を開閉するエアバイパス弁とを備える内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記コンプレッサを通過する空気の流量であるコンプレッサ流量を取得するコンプレッサ流量取得手段と、
    前記コンプレッサの上下流間の圧力比であるコンプレッサ圧力比を検出するコンプレッサ圧力比検出手段と、
    前記吸気通路の前記コンプレッサよりも下流側に配置されたスロットル弁の開度、及び当該スロットル弁の開度の目標値である目標スロットル弁開度の一方を、スロットル弁開度として取得するスロットル弁開度取得手段と、
    前記スロットル弁を通過する空気の流量を表すスロットル弁開度パラメータを、前記内燃機関の回転数及び前記取得されたスロットル弁開度に応じて取得するスロットル弁開度パラメータ取得手段と、
    前記取得されたコンプレッサ流量及び前記検出されたコンプレッサ圧力比に基づき、前記エアバイパス弁を開弁すべきか否かを判定する第1開弁判定手段と、
    前記取得されたスロットル弁開度パラメータの変化量に基づき、前記エアバイパス弁を開弁すべきか否かを判定する第2開弁判定手段と、
    前記第1開弁判定手段及び前記第2開弁判定手段の両方が前記エアバイパス弁を開弁すべきと判定したときに、前記エアバイパス弁を開弁し、少なくとも一方が前記エアバイパス弁を開弁すべきでないと判定したときに、前記エアバイパス弁を閉弁状態に維持するエアバイパス弁制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
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