JP6679194B1 - 燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
Description
燃料タンクの上側に設けられた開口部から下側の前記燃料タンクの内側に設置され、前記燃料タンクの内側の燃料を昇圧し前記燃料タンクの外側に吐出する燃料供給装置であって、
前記燃料タンクの前記開口部を塞ぐ蓋部と、
前記蓋部と一体的に設けられ、前記蓋部を上下方向に貫通して前記蓋部の下側から上側に燃料を吐出する吐出パイプと、
燃料を吸引及び昇圧する燃料ポンプと、昇圧された燃料を濾過するフィルタエレメントと、前記フィルタエレメントを収容するフィルタケースと、前記フィルタケースに設けられ、前記フィルタエレメントを通過した燃料を吐出するポンプユニット吐出口と、を有し、前記蓋部の下側に配置されるポンプユニットと、
前記ポンプユニットを収容し、上側が開口する有底筒状に形成されたリザーバカップと、
前記蓋部と前記リザーバカップとを連結し、前記蓋部と前記リザーバカップとが上下方向に相対移動可能なスライド連結機構と、
前記ポンプユニット吐出口と前記吐出パイプの燃料流入口とを接続する湾曲自在の燃料ホースと、を備え、
前記ポンプユニット吐出口は下側に開口し、前記吐出パイプの燃料流入口は下側に開口し、前記燃料ホースは、前記ポンプユニット吐出口から下側に延び、前記吐出パイプの燃料流入口から下側に延び、前記下側の端部で、円弧状に湾曲しているものでる。
実施の形態1に係る燃料供給装置1について、図面を参照して説明する。燃料供給装置1は、燃料タンク2の上側Z1に設けられた開口部21から下側Z2の燃料タンク2の内側に設置され、燃料タンク2の内側の燃料を昇圧し燃料タンク2の外側に吐出する。燃料供給装置1は、蓋部3、吐出パイプ31、ポンプユニット4、リザーバカップ5、スライド連結機構、及び燃料ホース10等を備えている。
<蓋部>
図1に示すように、蓋部3は、燃料タンク2の開口部21に取り付けられ、開口部21を塞ぐ。蓋部3は、燃料タンクの開口部21を塞ぐ板状(本例では円板状)の板状部36と、板状部36から下側Z2に延び、開口部21の径方向内側に嵌め込まれる筒状(本例では、円筒状)の筒状部37と、を有している。締結部材等により、板状部36のフランジ部の下側面と、燃料タンクの開口部21の上側面とが密着し、密閉される。以下では、単に蓋部3という時は、板状部36を指すものとする。
吐出パイプ31は、蓋部3と一体的に設けられ、蓋部3を上下方向Zに貫通して蓋部3の下側Z2から上側Z1に燃料を吐出する燃料配管である。図6に示すように、吐出パイプ31は、蓋部3から下側Z2に延び、吐出パイプ31の燃料流入口311は下側Z2に開口している。燃料流入口311の外周部には、タケノコ型のニップルが形成されており、燃料ホース10が嵌め込まれ、接続される。吐出パイプ31は、蓋部3から上側Z1に延びた後、水平方向に延びており、吐出パイプ31の燃料吐出口は、水平方向に開口している。燃料吐出口は、燃料配管に接続され、エンジンに燃料が供給される。
図1及び図2に示すように、リザーバカップ5は、上側が開口する有底筒状(本例では、有底の略円筒状)に形成されている。リザーバカップ5は、ポンプユニット4を内側に収容する。リザーバカップ5は、内側に燃料を貯留し、内側に配置されたポンプユニット4に燃料を安定供給できる。リザーバカップ5の外壁部には燃料タンク2内の燃料残量を検出する燃料レベルゲージセンサ53が取り付けられている。
ポンプユニット4は、蓋部3の下側Z2に配置される。図4及び図3に示すように、ポンプユニット4は、燃料ポンプ41、フィルタエレメント47、フィルタケース46、ポンプユニット吐出口463A、プレッシャレギュレータ45、及び吸込フィルタ44等を備えている。
<スライド連結機構>
スライド連結機構は、蓋部3とリザーバカップ5とを連結し、蓋部3とリザーバカップ5とを上下方向Zに相対移動可能にする機構である。スライド連結機構は、燃料供給装置1を燃料タンク2に取り付ける際に作動する。具体的には、図7の左側の図に示すように、蓋部3とリザーバカップ5とが上下方向Zに離れた状態で、リザーバカップ5及びポンプユニット4を、燃料タンク2の底壁22に上に設置する。その後、図7の右側の図に示すように、蓋部3を下側Z2に移動させ、蓋部3を燃料タンクの開口部21に密着固定する。この時、蓋部3とリザーバカップ5とは、上下方向Zに接近する。
燃料ホース10は、ポンプユニット吐出口463Aと吐出パイプ31の燃料流入口311とを接続する湾曲自在のホースである。燃料ホース10は、例えば、ナイロン等の樹脂製であり、例えば蛇腹形状とすることで湾曲、伸縮が自在であり、蓋部3とリザーバカップ5の相対移動に対応できる。
図7に示すように、スライド連結機構が、上下方向Zに相対移動距離L2だけスライドすると、燃料ホース10の下側端部103が、相対移動距離L2の半分(L2/2)だけ上下方向Zに移動する。そのため、スライド連結機構のスライドによって、燃料ホース10の下側端部103が、リザーバカップ5の底壁58に接触しないようにする必要がある。
燃料ホース10は、最小曲げ径Dが定まっている。燃料ホース10は、最小曲げ径Dまで自在に曲がる。燃料ホース10を、最小曲げ径Dよりも小さい径に無理に曲げると耐久性が悪化する。本願では、最小曲げ径Dは、燃料ホース10の中心軸の直径により定義される。
燃料供給装置1は、ホースガイド11を備えている。本実施の形態では、ホースガイド11は、フィルタケース46の外周部に固定されている。ホースガイド11は、上下方向Zに貫通した環状部であって、環状部の内側に、吐出パイプ31の燃料流入口311から下側Z2に延びた燃料ホース10の部分102が、環状部に対して上下方向Zに相対移動可能な状態で配置されている。
次に、実施の形態2に係る燃料供給装置1について説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態では、ホースガイド11の配置構成が実施の形態1と異なる。
次に、実施の形態3に係る燃料供給装置1について説明する。上記の実施の形態1と同様の構成部分は説明を省略する。本実施の形態では、ホースガイド11が備えられておらず、湾曲保持部材15が備えられている点が実施の形態1と異なる。
実施形態1において、ホースガイド11は、フィルタケース46(蓋部材48)と一体成形されているが、別体であってもよい。実施形態2において、ホースガイド11は、リザーバカップ5とは別体であるが、一体成形されてもよい。実施形態3において、湾曲保持部材15は、蓋部3とは別体であるが、一体成形されてもよい。実施形態3において、ホースガイド11が備えられていないが、実施の形態2又は3と同様なホースガイド11が備えられてもよい。
Claims (5)
- 燃料タンクの上側に設けられた開口部から下側の前記燃料タンクの内側に設置され、前記燃料タンクの内側の燃料を昇圧し前記燃料タンクの外側に吐出する燃料供給装置であって、
前記燃料タンクの前記開口部を塞ぐ蓋部と、
前記蓋部と一体的に設けられ、前記蓋部を上下方向に貫通して前記蓋部の下側から上側に燃料を吐出する吐出パイプと、
燃料を吸引及び昇圧する燃料ポンプと、昇圧された燃料を濾過するフィルタエレメントと、前記フィルタエレメントを収容するフィルタケースと、前記フィルタケースに設けられ、前記フィルタエレメントを通過した燃料を吐出するポンプユニット吐出口と、を有し、前記蓋部の下側に配置されるポンプユニットと、
前記ポンプユニットを収容し、上側が開口する有底筒状に形成されたリザーバカップと、
前記蓋部と前記リザーバカップとを連結し、前記蓋部と前記リザーバカップとが上下方向に相対移動可能なスライド連結機構と、
前記ポンプユニット吐出口と前記吐出パイプの燃料流入口とを接続する湾曲自在の燃料ホースと、を備え、
前記ポンプユニット吐出口は下側に開口し、前記吐出パイプの燃料流入口は下側に開口し、前記燃料ホースは、前記ポンプユニット吐出口から下側に延び、前記吐出パイプの燃料流入口から下側に延び、前記下側の端部で、円弧状に湾曲している燃料供給装置。 - 上下方向に見た場合の前記ポンプユニット吐出口と前記吐出パイプの燃料流入口との間隔は、前記燃料ホースの最小曲げ径以下である請求項1に記載の燃料供給装置。
- 前記ポンプユニット吐出口と前記リザーバカップの底壁との上下方向の距離は、前記スライド連結機構の上下方向の相対移動距離よりも長い請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
- 上下方向に貫通した環状部であって、前記環状部の内側に、前記吐出パイプの燃料流入口から下側に延びた前記燃料ホースの部分が、前記環状部に対して上下方向に相対移動可能な状態で配置されているホースガイドを更に備え、前記ホースガイドは、前記フィルタケースの外周部又は前記リザーバカップの内周部に固定されている請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
- 前記蓋部から下側に延びた延出部と、前記延出部の下側端部に設けられた円弧状部とを有する湾曲保持部材を更に備え、前記延出部は、前記スライド連結機構が縮まった状態で、前記円弧状部が前記燃料ホースの円弧状の湾曲部の内周部に当接する上下方向の長さに設定され、前記円弧状部は、前記燃料ホースの円弧状の湾曲部の内周部に合致する円弧状に形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
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JP2019077481A JP6679194B1 (ja) | 2019-04-16 | 2019-04-16 | 燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019077481A JP6679194B1 (ja) | 2019-04-16 | 2019-04-16 | 燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6679194B1 true JP6679194B1 (ja) | 2020-04-15 |
JP2020176527A JP2020176527A (ja) | 2020-10-29 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019077481A Active JP6679194B1 (ja) | 2019-04-16 | 2019-04-16 | 燃料供給装置 |
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JP (1) | JP6679194B1 (ja) |
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2019
- 2019-04-16 JP JP2019077481A patent/JP6679194B1/ja active Active
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