JP6678987B2 - 避難扉を備えた扉の構造 - Google Patents

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本発明は、避難扉を備えた扉の構造に関する。
建屋で、例えば、トイレ、小部屋、又は建屋そのものにおける閉じ込め状況(所謂、緊急時)として考えられるのは、災害の際の倒壊、扉の傾き・扉前への物の落下等による閉じ込めとか、近時発生した人災(例えは、扉の前での人の病死による閉じ込め)がある。そして、時には、鍵の故障による閉じ込め(開放できないとき)がある。
このようなときには、簡単、かつ単純な方法は、扉の破壊である。この破壊には、体力と道具とを必要とする。従って、体力と道具とを備えない状況では、死に到ることもあり得ることと、現実に、このような痛ましい状況が発生している。
上記に鑑み、本発明者は、蹴たぐり動作で、扉が破壊できれば、閉じ込めの被害は解消できると考え、本出願に至ったものである。この考えを遂行するために、先ず先行調査に関する文献を説明するが、大きく分けて、蹴たぐり動作で、ワンタッチで破壊か取り外しできる構成と、ビス、止め具等の固定具を利用して、扉を取り外しできる構成とがある。
前者として、特開2009−174311号公報とか、特開平10−37614号公報に記載の発明が挙げられる。また、後者としては、特開2014−214522号公報の発明が挙げられる。
特開2009−174311号公報 特開平10−37614号公報 特開2014−214522号公報
前記文献1においては、開口部と閉塞部材との取付けに工夫と、手間を有すること、並びに少なくとも、表面に化粧板とか化粧紙を貼着する構造であり、手間を要すること等の問題を抱えている。また、既設の扉を、避難扉に改良するには、適さないと考えられる。
前記文献2においては、非常脱出口と芯材及び表裏面板とでなる打ち抜き部とでなる構造であり、扉本体の表裏面体と一体となった非常脱出口の表裏面板であり、体裁は良いが、打ち抜きの際に、体力と道具とを要する可能性があと考えられる。また、文献1と同じように、既設の扉への設置は困難性があると考えられる。
前記文献3においては、ドアの脱出口を、塞蓋カバーと、プレートの組合せで、閉塞し、この閉塞をネジ嵌合で緊締する構造であり、塞蓋カバーの取り外しには、手数と時間とを有することが考えられ、緊急時の対応に問題を残すものと考えられる。
上記に鑑み、本発明は、少なくとも、蹴たぐり動作(衝撃動作の一種)で、扉が、簡便かつ素早く破壊できる避難扉(緊急対応用の扉を含む)を備えた構造の提供と、大部分の閉じ込めの被害を解消できる避難扉を備えた扉の構造、また、既設の扉への対応ができる避難扉を備えた扉の構造とを提供することを意図し、請求項1−請求項を提供する。
請求項1の発明は、間仕切り用の扉の下部に設けた開口部に、開口部を塞ぎ、かつ破壊、又は脱外される避難扉を設け、開口部の開口内周辺部と避難扉の外周辺部との間に、鍔片付の第一の止め具、及び鍔片付の第二の止め具を設けてなる避難扉を備えた扉の構造であり、
第一の止め具の本体部に設けた差込み孔に支持される差込み体を、第二の止め具に設ける構成とするとともに、扉の開口部の周辺の一方外側の第一縁部と、避難扉の一方外側の第二縁部とに当接支持される鍔片を、本体部に設け、また、扉の開口部の周辺の他方外側の第三縁部と、避難扉の他方外側の第四縁部とに当接支持される鍔片を、差込み体に設ける避難扉を備えた扉の構造であり、(イ) 先ず、少なくとも、例えば、蹴たぐり動作で、扉の一部が、簡便かつ素早く破壊できる、(ロ) 大部分の閉じ込めの被害を解消できる、(ハ) 既設の扉への対応ができる、(ニ) 作成に当って、経費が掛らず有益である、等の特徴がある。
請求項2の発明では、差込み孔に、楔部を形成し、差込み体には被楔部を形成する避難扉を備えた扉の構造であり、請求項1に記載の(イ)−(ニ)に併せて、(ホ) 第一の止め具と第二の止め具とには、最適な緊締手段を提供できる。
請求項3の発明では、第一の止め具と第二の止め具とを、開口部の開口内側の第五辺部と、避難扉の外側の第六辺部と、の全ての部分に設ける避難扉を備えた扉の構造であり、請求項1に記載の(イ)−(ニ)に併せて、(へ) 第一の止め具と第二の止め具としての最適な構造を提供できる。
請求項4の発明では、第一の止め具と、開口部の開口内側の第五辺部との間に、シーリング、接着剤、シリコンの何れかの手段でなる固定部を設ける避難扉を備えた扉の構造であり、請求項1に記載の(イ)−(ニ)に併せて、(ト) 第一の止め具と、開口部の開口内側の第五辺部との最適な構造を提供できる。
請求項の発明では、開口部は、間仕切り用の扉に設けるとともに、間仕切り用の扉から離脱した、開口部に相当する面積を備えた間仕切り用の扉は、避難用の扉として利用できる避難扉を備えた扉の構造であり、請求項に記載の(イ)−(ニ)に併せて、() 既設の扉の有効利用と経費の削減ができる実益がある。
第一実施例であり、間仕切り用の扉の一種である既設扉を利用し、既設扉に開口部を形成する状態を示した正面図 図1の開口部と、この開口部より離脱した(切離した)原型の避難扉を示した拡大断面図 原型の避難扉を利用して、避難扉を完成した状態の拡大正面図 第一の止め具と、第二の止め具とを、開口部の開口内周辺部と、避難扉の外周辺部との間に設けることの前提を示した(避難扉を固定する前の状態における要部を分解して示した)拡大断面図 図4に示した、第一の止め具と、第二の止め具とを、開口部の開口内周辺部と避難扉の外周辺部との間に設けることで、既設扉に、避難扉を固定した状態の正面図 図5に示した、既設扉の開口部に、第一の止め具と、第二の止め具とを利用して、避難扉を固定した状態の要部を示した拡大断面図 第二実施例であり、開口部と避難扉との間に形成された四隅のコーナーに、少なくとも、四個の第一の止め具と、同第二の止め具とを利用して、開口部の開口内周辺部に、避難扉を固定する前提を示した状態の正面図 図7に示した、既設扉の開口部に、第一の止め具と、第二の止め具とを利用して、避難扉を固定した状態の要部を示した正面図 第三実施例であり、開口部と避難扉との間に形成された、少なくとも、一組(上框に相当する位置)の第一の止め具と、同第二の止め具とを利用して、開口部の開口内周辺部に、避難扉を固定する前提を示した状態の正面図 図9に示した、既設扉の開口部に、第一の止め具と、第二の止め具とを利用して、避難扉を固定した状態の要部を示した正面図 第四実施例であり、開口部と避難扉との間に形成された、少なくとも、一組(上框に相当する位置)のシールを利用して、間仕切り用の扉の一種である既設扉を利用し、既設扉に開口部を形成する状態を示した正面図と、この開口部より離脱した(切離した)原型の避難扉を示した正面図 図11に示した、既設扉の開口部に、避難扉の所定部位(上框に相当する位置)にシール材を利用して、避難扉を固定する前の状態における要部を分解して示した正面図 図12に示した、既設扉の開口部に、シールを利用して、避難扉を固定した状態の要部を示した拡大断面図 蹴たぐり、又は伸縮による別の既設扉の破壊、取外しの前提の所作を示した拡大断面 第五実施例であり、開口部と避難扉との間に形成された、第一の止め具と、第三の止め具とを利用して、間仕切り用の扉の一種である既設扉を利用し、既設扉に開口部を形成する状態を示した要部の拡大断面図 図15に示した、既設扉の開口部に、第一の止め具と、第三の止め具とを利用して、避難扉を固定した状態の要部の拡大断面図
図示した一例であって、各形態の間仕切り用の扉1(建屋に取付けた既設の扉とか、取付け前の扉(新品)を含むが、或いは最初から、後述する開口部を備えた新品扉等を含むが、何れの状態の扉でも可能である)には、避難扉2(避難扉2とは、例えば、蹴たぐり動作で、破壊、又は取外しできる扉の形態)を取付ける開口部3を形成する(図1、図7と図9、図11を参照)。この開口部3を開設することで、原型の避難扉2aが形成される。しかし、この開口部3には、後述する第一の止め具、第二の止め具、或いはシールを固着、添設、又は圧着等するための隙間Hを設ける必要がある。そのために、原型の避難扉2aで、必要とする外周辺部(符号なし)をカットする(カットを5とする)。このカット5で、隙間H(必要とする開口内周辺部300と、避難扉2の(必要とする)外周辺部200との間に形成された空間)が形成される(図3、図7と図9等を参照)。また、扉1、及び/又は、避難扉2は、表面に化粧板とか化粧紙を貼着する芯材で構成した在来の扉、表面に化粧板とか化粧紙を貼着するフレーム構造の扉(パネル構造)、合板扉、樹脂製扉、場合により金属製扉等を含む構造である。要部を図示した例では、図示しない框(言葉のみ、以下同じ)と枠材とでなる外郭体とし、その表裏面に表面板(表面紙)と裏面板(裏面紙)を貼着し、又は必要により、緩衝材を充填したパネル構造とした。
6は本体部600の長手方向に開設した差込み孔601と、一方端部に鍔片602を有するブッシュ形状を呈する第一の止め具で、例えば、樹脂で可撓性を備える構造とする。この第一の止め具6は、開口部3の開口内周辺部300に、固着、添設、又は圧着、接着、係着等で取付けられるとともに、鍔片601は、開口部3のある間仕切り用の扉1の一方X外側の第一縁部100と、避難扉2の一方X外側の第二縁部201とに、それぞれ当接される。
また、7は差込み体700と、他方端部に鍔片701を有する釘形状の第二の止め具で、例えば、樹脂で可撓性を備える構造とする。この第二の止め具7の差込み体700は、第一の止め具6の差込み孔601に差込み係止されるとともに、鍔片700は、開口部3のある間仕切り用の扉1の他方Y外側の第三縁部101と、避難扉2の他方Y外側の第四縁部202とに、それぞれ当接される。
この第一の止め具6と第二の止め具7との嵌合係止の手段として、差込み孔601の内面には抜け止め防止の楔部601aを有し、また、差込み体700の外周には抜け止め防止の楔部700aを有しており、図6に示した固定状態では、差込み孔601に差込み体700が差込まれるとともに、楔部601aに楔部700aが嵌合係止される。第一の止め具6と第二の止め具7との嵌合係止は、後述する破壊時に離脱される構造が必須要件である。
図示した間仕切り用の扉1、及び/又は、避難扉2、第1の止め具6、第二の止め具7等に於いては、その各形状とか、各寸法等は限定されない。
続いて、第一実施例の構造と組付けを、図1〜図6の一例に基づいて説明すると、図1の如く、間仕切り用の扉1(前述の通り、既設の扉、新品の扉、初めから製造する扉等を改良した、生物の脱出、及び/又は、避難用の扉である)に、鋸等の道具で、原型の避難扉2aを切離し、同時に必要とする開口部3を開設する。この状態を、図1と図2に示している。続いて、開口部3に避難扉2を取付ける手段となる第一の止め具6と第二の止め具7を設けるための隙間Hを(一例である。開口部3の全内周辺部と避難扉2の全外周辺部との間に)形成するために、原型の避難扉2aの必要とする箇所(この例では、外周辺部200aの全辺部)を切り落とす(カット5とする)ことで、避難扉2ができる。この状態を、図3と図4に示している。そして、開口部3の開口内周辺部300の方形状の全周辺部に、一体枠形とか、上下框、及び/又は、左右框のように個別形でなる第一の止め具6の本体部600を取付けるとともに、鍔片602を、開口部3の放射方向外郭で、かつ間仕切り用の扉1の一方Xの第一縁部100に当接支持する。図4に於いて矢印で方向性を示している。この例では、鍔片602は、開口部3の外郭の全周で、かつ間仕切り用の扉1の一方Xの第一縁部100の全周に設けられる。この第一の止め具6で囲繞された空間301(開口部3より狭くなったスペース)は、避難扉2が入り込める面積であるので、この空間301に、避難扉2を差し入れ、かつ避難扉2の一方Xの第二縁部201は鍔片602に衝止することで、図示しないが、避難扉2の一方Xは、間仕切り用の扉1の一方Xと面一になり、かつ開口内周辺部300と避難扉2とを一体とする。最後に、開口部3の開口内周辺部300の方形状の全周辺部に、一体枠形とか、上下框、及び/又は、左右框のように個別形でなる第二の止め具7の差込み体700を、前述した如く、差込み孔601に嵌着し、かつ鍔片701を、避難扉2の他方Yの第四縁部202と、開口部3の外郭の全周で、かつ間仕切り用の扉1の他方Yの第三縁部101とに、それぞれ当接支持する。従って、避難扉2の他方Yは、間仕切り用の扉1の他方Yと面一になる。この状態を、図5と図6に示している。
このように、間仕切り用の扉1に、避難扉2を取付けたことで、緊急時に於いて、避難扉2を蹴たぐり、第一の止め具6、及び/又は、第二の止め具7の破壊、又は脱外(取外)とか、シール材(後述する)の破壊、又は脱外等の衝撃所作で、第一の止め具6・第一の封止具60(個別とするか、又は省略等する)と第二の止め具7・第二の封止具70(個別とするか、又は省略等する)との嵌合関係が崩れて、避難扉2が外れるか、又は破壊され(第一の止め具6と第二の止め具7との嵌合であっても、関係なく破壊され)、開口部3が開放されることで、この開口部3を避難口(脱出口)として避難することができる。本発明では、前述の方法で組付けることで、作業の簡便化と、組付け精度の確保等が図れる利便性がある。避難扉2は、一部の破壊でも可能であり、緊急時の迅速な避難に有益である(他の実施例も準ずる)。また、第一の止め具6、及び/又は、第二の止め具7の取外し、破壊には、図示しないが道具を使用することもできる(他の実施例も準ずる)。
次に、第二実施例の構造と組付けを、図7、図8の一例に基づいて説明すると、基本的な構造は、第一実施例と同じであり、その相違点のみを説明すると、開口部3と避難扉2との角隅部に、一体鍵形とか、複数部材の個別一文字形でなる第一の止め具6と第二の止め具7を設ける。そのためには、避難扉2の角隅部を切り落とし、隙間Hを造る。図7に示している。その組付け方法等は、第一実施例に基づく、またその他の開口部3と避難扉2との隙間Hは、必要によりシール材を充填する。避難扉2を蹴たぐる等の衝撃所作で、この避難扉2が外れるか、破壊される構造を確保する。その他は、前述の第一実施例に準ずる。第二実施例の個別の特徴は、第一の止め具6と第二の止め具7との小型化と、作業の簡便化等が図れる利便性がある。
さらに、第三実施例の構造と組付けを、図9、図10の一例に基づいて説明すると、基本的な構造は、第一実施例、第二実施例と同じであり、その相違点のみを説明すると、開口部3と避難扉2との、何れか一辺部に、一文字形でなる一組の第一の止め具6と第二の止め具7を設ける。そのためには、避難扉2の何れか一辺部を切り落とし、図示のように隙間Hを造る。その組付け方法等、シール材の使用、及び/又は、破壊等に於いては、前述の第一実施例、第二実施例に準ずる。
その他の一例として、第四実施例の構造と組付けを、図11〜図14の一例に基づいて説明すると、基本的な構造は、第一実施例、第三実施例と同じであり、その相違点のみを説明すると、開口部3と避難扉2との、何れか一辺部に、一文字形とか、複数部材の個別一文字形でなる風船の如き袋体80(シール材)を設けるとともに、袋体80を保護する鍔付き第一の封止具60と鍔付き第二の封止具70とを設ける。そのためには、避難扉2の何れか一辺部を切り落とし、図示のように隙間Hを造る。図11に示した一文字形である。この隙間Hに、袋体80、第一の封止具60と第二の封止具70とを組付ける方法は、第一実施例に準じても良いが(即ち、第一の止め具6に備えた本体部600と鍔片602と、第二の止め具7に備えた鍔片701とか、又は第二の封止具70に設けた本体部「番号付さず」で、隙間Hに第一の封止具60と第二の封止具70と、第四実施例の本体部を取付け、又は鍔片602、701を当接支持する方法)、この例では、次の方法を採用する。先ず、袋体80に空気を入れて膨らませ、その一辺を、開口内周辺部300に取付ける。その後、空間301に避難扉2を嵌めこみ、開口内周辺部300と避難扉2とを一体とする。その組付け方法等、シール材の使用、及び/又は、破壊等に於いては、前述の第一実施例、第三実施例に準ずる。また、図14のピン8等の道具による空気抜き(破壊)もできる。
以上で説明した第一実施例〜第四実施例では、避難扉2を、蹴たぐり所作、又は第一の止め具6、及び/又は、第二の止め具7の取外し、破壊とか、袋体80の取外し、破壊とか等により避難口を確保する所作を示したが一例であり、限定されない。いずれにしても、避難扉2の破壊とか、取外し所作により、閉じ込めの被害は解消できる。
尚、図15と図16に示した第五実施例では、前記第一の止め具6と、別の第三の止め具10とを利用し、避難扉2を、開口部3に取付ける一例であり、第三の止め具10は、例えば、樹脂で可撓性を備える構造とする。また、第三の止め具10は、二重構造の楔部1000aと、1000bとを備える。組付け(嵌合固止)は、例えば、第一の止め具6の差込み孔601の半分部位に第三の止め具10の差込体1000−1が、例えば、冶具を利用して(他の例も同じ)差込まれるとともに、第三の止め具10の楔部1000aが、第一の止め具6の楔部601a1の、例えば、上半分の楔部601aに、嵌合係止される。その後に、第一の止め具6の差込み孔601の、例えば、半分部位の楔部601aに、避難扉2を鍔片1001で係止した第三の止め具10の差込体1000−2が、冶具を利用して差込まれるとともに、第三の止め具10の楔部1000aが、第一の止め具6の楔部601a2の、例えば、差込み孔601の下半部に差込み支持されるとともに、この第一の止め具6と、第三の止め具10との嵌合係止により、避難扉2が扉1に支持される。この例では、避難扉2は、例えば、化粧板とか、表裏に化粧板(化粧紙)を備えたベニヤ板(符号なし)とか等である。この第五実施例は、その他の構造と組付け等は、第一実施例に準ずる。
以上の各実施例と説明、及び図面において説明した構造と効果等は、本発明の好ましい一例を示したものであり、他の実施例とか説明等であっても、本発明と同様な効果と特徴を有する他の構造、手段は、当然、本発明の範疇である。
1 間仕切り用の扉
100 第一縁部
101 第三縁部
2 避難扉
2a 原型の避難扉
200 外周辺部
201 第二縁部
3 開口部
300 内周辺部
301 空間
5 カット
6 第一の止め具
60 第一の封止め具
600 本体部
601 差込み孔
601a 楔部
601a1 楔部
601a2 楔部
602 鍔片
7 第二の止め具
70 第二の封止め具
700 差込み体
700a 楔部
701 鍔片
8 ピン
80 袋体
10 第三の止め具
1000−1 差込み体
1000−2 差込体
1000a 楔部
1000b 楔部
1001 鍔片
H 隙間
X 一方
Y 他方

Claims (5)

  1. 間仕切り用の扉の下部に設けた開口部に、この開口部を塞ぎ、かつ破壊、又は脱外される避難扉を設け、この開口部の開口内周辺部とこの避難扉の外周辺部との間に、鍔片付の第一の止め具、及び鍔片付の第二の止め具を設けてなる避難扉を備えた扉の構造であり、
    前記第一の止め具の本体部に設けた差込み孔に支持される差込み体を、前記第二の止め具に設ける構成とするとともに、前記扉の開口部の周辺の一方外側の第一縁部と、前記避難扉の一方外側の第二縁部とに当接支持される鍔片を、前記本体部に設け、また、この扉の開口部の周辺の他方外側の第三縁部と、この避難扉の他方外側の第四縁部とに当接支持される鍔片を、前記差込み体に設ける構成とした避難扉を備えた扉の構造。
  2. 前記差込み孔に、楔部を形成し、前記差込み体には被楔部を形成する構成とした請求項1に記載の避難扉を備えた扉の構造。
  3. 前記第一の止め具と前記第二の止め具とを、前記開口部の開口内側の第五辺部と、この避難扉の外側の第六辺部と、の全ての部分に設ける構成とした請求項1又は2に記載の避難扉を備えた扉の構造。
  4. 前記第一の止め具と、前記開口部の開口内側の第五辺部との間に、シーリング、接着剤、シリコンの何れかの手段でなる固定部を設ける構成とした請求項1から3のいずれか一項に記載の避難扉を備えた扉の構造。
  5. 前記開口部は、前記間仕切り用の扉に設けるとともに、この間仕切り用の扉から離脱した、開口部に相当する面積を備えた前記間仕切り用の扉は、前記避難用の扉として利用できる構成とした請求項1から4のいずれか一項に記載の避難扉を備えた扉の構造。
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