JP6678474B2 - ランプカバー及び照明器具 - Google Patents

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Description

この発明は、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)が光源として装着される照明器具、及びこの照明器具に用いられるランプカバーに関する。
LEDの直管形ランプが光源として装着される場合、樹脂素材からなる直管形ランプの口金を不燃材で覆う構造にする必要がある。また、指定したランプ以外のランプが取り付けられてしまうことを防止するために、ランプを容易に交換できない構造にすることが望まれる場合がある。
特許文献1には、LEDの直管形ランプの口金周辺を囲んだランプカバーを備える照明器具が記載されている。特許文献1では、ランプカバーを備えることにより、直管形ランプが不用意に取り外され、指定していない直管形ランプが取り付けられることの防止を図っている。
特開2014−096230号公報
特許文献1に記載されたランプカバーは、照明器具の器具本体に固定されている。直管形ランプを交換するためには、ランプカバーを取り外し、直管形ランプを交換した後に、ランプカバーを再び取り付ける必要がある。この際、ランプカバーを取り付けていたネジを外す必要があり、ネジを紛失する恐れがある。
この発明は、直管形ランプを交換する際のランプカバーに関する作業性を向上させることを目的とする。
この発明に係るランプカバーは、
照明器具に取り付けられ、直管形ランプの端部を覆うランプカバーであり、
前記照明器具に固定されたカバー本体と、
U字形状に形成され、前記直管形ランプの端部の周囲の一部を囲んだカバー部であって、前記カバー本体に対して移動可能に取り付けられたカバー部と
を備える。
この発明では、ランプカバーを取り外すことなく、ランプカバーを移動させることにより、直管形ランプを交換することが可能である。そのため、直管形ランプを交換する際のランプカバーに関する作業性が向上する。
実施の形態1に係る照明装置500を示す斜視図。 図1の照明装置500の分解斜視図。 実施の形態1に係るカバー本体131を示す斜視図。 図3のカバー本体131を示す図であり、(a)はカバー本体131の平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)はカバー本体131の側面図。 実施の形態1に係るカバー部132を示す斜視図。 図5のカバー部132を示す図であり、(a)はカバー部132の正面図、(b)はカバー部132の平面図、(c)はカバー部132の左側面図、(d)はカバー部132の右側面図。 実施の形態1に係るカバー本体131が本体カバー部120に取り付けられた状態を示す斜視図。 実施の形態1に係るカバー部132がカバー本体131に取り付けられた状態を示す斜視図。 実施の形態1に係る本体カバー部120が本体フレーム部110に取り付けられた状態を示す斜視図。 実施の形態1に係る直管形ランプ200の口金201がランプソケット112に装着された状態を示す斜視図。 実施の形態1に係るカバー部132がカバー本体131に対して移動する工程を示す図。 実施の形態1に係るカバー部132がカバー本体131に対して移動する工程を示す図。 実施の形態1に係るカバー部132がカバー本体131に対して移動する工程を示す図。 実施の形態1に係るカバー部132がカバー本体131に対して移動する工程を示す図。 実施の形態1に係るカバー部132がカバー本体131に対して移動する工程を示す図。 実施の形態2に係るカバー部132Bを示す斜視図。 実施の形態2に係るカバー部132Bがカバー本体131に対して移動する工程を示す図。 実施の形態2に係るカバー部132Bがカバー本体131に対して移動する工程を示す図。 実施の形態2に係るカバー部132Bがカバー本体131に対して移動する工程を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表、裏といった方向あるいは位置が示されている場合、それらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1及び図2を参照して、実施の形態1に係る照明装置500の構成を説明する。
照明装置500は、具体例としては、非常用照明装置である。
照明装置500は、照明器具100と、この照明器具100に取り付けられる直管形ランプ200とを有する。直管形ランプ200は、具体的には、直管形LEDランプである。
照明器具100は、本体フレーム部110と、この本体フレーム部110に取り付けられる本体カバー部120と、この本体カバー部120に取り付けられるランプカバー130とを有する。
本体フレーム部110は、器具本体300のうちのフレームの部分である。
また、本体カバー部120は、器具本体300のうちの反射板及び化粧カバーの部分である。
本体カバー部と本体フレーム部とを合わせて器具本体300ともいう。
<本体フレーム部110>
図1及び図2を参照して、実施の形態1に係る本体フレーム部110の構成を説明する。
本体フレーム部110は、長尺状のフレーム部111と、このフレーム部111の長手方向の両端に設けられたカバー取付部117と、カバー取付部117から照射側に突き出して設けられたランプソケット112とを備える。
また、本体フレーム部110は、常用時に直管形ランプ200に電力を供給する常用電源ユニット113と、非常時に直管形ランプ200に電力を供給する非常用電源ユニット114とが配置される。また、本体フレーム部110は、フレーム部111に取り付けられるバッテリ115、引き紐スイッチ116を備える。
ランプソケット112には、直管形ランプ200が装着される。直管形ランプ200は、長手方向の両端部に口金201を有する。ランプソケット112には、直管形ランプ200の口金201が装着される。
カバー取付部117には、摘みネジ1202等の固定部材を用いて本体カバー部120を固定するための固定穴が形成される。
常用電源ユニット113は、停電などの災害がない常用時に、直管形ランプ200を点灯させる。常用電源ユニット113は、常用時に、商用電源からの電力を変換してランプソケット112を介して直管形ランプ200に電力を供給する。なお、常用電源ユニット113と直管形ランプ200への結線ルートは、非常用電源ユニット114を介する場合と介さない場合の2通りがあり、この実施の形態では、非常用電源ユニット114を介するものである。
非常用電源ユニット114は、停電などの災害が発生した非常時に、直管形ランプ200を点灯させる。非常用電源ユニット114は、非常時に、バッテリ115の電力によって動作し、ランプソケット112を介して直管形ランプ200に電力を供給する。
引き紐スイッチ116は、引き紐が引っ張られたときに、商用電源の供給を遮断して、疑似的に停電状態にする。この疑似的な停電状態は、バッテリ115が寿命であるか否かを確認するものであり、引き紐が引っ張られたときに、バッテリ115からの電力で所定時間、直管形ランプ200を点灯させることができるかを確認する。なお、引き紐スイッチ116は、プッシュスイッチなどであってもよい。また、引き紐スイッチ116によってバッテリ115の寿命があるか否かを確認できればよいので、疑似的な停電状態にする際に、直接的に商用電源を遮断するようにしてもよいし、一部の回路動作を停止させるようにしてもよい。
<本体カバー部120>
図1及び図2を参照して、実施の形態1に係る本体カバー部120の構成を説明する。
本体カバー部120は、長手方向に延びた略台形柱形状である。本体カバー部120は、台形の下辺側が長手方向に開口しており、フレーム部111を覆って本体フレーム部110に取り付けられる。本体カバー部120は、フレーム部111を覆った状態で、摘みネジ1202によりカバー取付部117に固定される。
本体カバー部120は、フレーム部111に取り付けられた常用電源ユニット113、非常用電源ユニット114、バッテリ115などを覆って、照明器具100の意匠性を高める。
本体カバー部120は、台形形状の上辺側に長手方向に延びたランプ対向部121を有する。本体カバー部120のランプ対向部121の長手方向の両側の端部には、ランプソケット112を貫通させる貫通孔1201が形成される。本体カバー部120は、ランプソケット112を貫通孔1201に貫通させた状態でフレーム部111を覆い、摘みネジ1202によりカバー取付部117に固定される。
また、本体カバー部120は、外表面を高反射材で塗装することにより、直管形ランプ200が発する光を反射する機能を有する。
<ランプカバー130>
図1及び図2を参照して、実施の形態1に係るランプカバー130の構成を説明する。
ランプカバー130は、直管形ランプ200が装着される照明器具100であって直管形ランプ200に対向したランプ対向部121を備えた照明器具100に取り付けられる。
ランプカバー130は、本体カバー部120に取り付けられるカバー本体131と、このカバー本体131に対して移動可能に取り付けられるカバー部132と、カバー本体131をランプ対向部121に固定する固定部材1311と、カバー部132をカバー本体131に取り付ける取付部材133とを有する。
カバー部132は、U字形状に形成され、直管形ランプ200の端部の周囲の一部を囲む。具体的には、カバー部132は、直管形ランプ200の端部の口金201部分の周囲の一部を囲む。
カバー本体131は、ランプ対向部121に取り付けられた状態でカバー部132のU字形状の両側の端部が取り付けられる。
固定部材1311は、カバー本体131をランプ対向部121に固定する。固定部材1311は、具体的には、リベットである。
取付部材133は、カバー部132のU字形状の両側の端部の各々をカバー本体131に対して移動可能に取り付ける。取付部材133は、具体的には、ネジである。
<カバー本体131>
図3及び図4を参照して、実施の形態1に係るカバー本体131の構成を説明する。
カバー本体131は、器具本体300を構成する本体カバー部120のランプ対向部121に接する取付接部1312と、この取付接部1312から、直管形ランプ200の両側であって直管形ランプ200の中心軸を挟んだ両側の各々に立ち上がった立上げ部1313とを備える。立上げ部1313は、取付接部1312の端部が折り曲げられて形成される。
図2では、取付接部1312は、固定部材1311によりランプ対向部121に固定された状態である。
取付接部1312には、リベットなどの固定部材1311を通過させる取付孔1315が形成される。
図2に示すように、取付接部1312は、本体カバー部120のランプ対向部121の短手方向に沿って配置される。取付接部1312は、固定部材1311などの固定部材によりランプ対向部121に締結される。
立上げ部1313には、ネジ穴である締結穴1314が形成される。立上げ部1313には、カバー部132をカバー本体131に固定するためのネジなどの取付部材133が螺合される。
<カバー部132>
図5及び図6を参照して、実施の形態1に係るカバー部132の構成を説明する。
カバー部132は、U字形状に折り曲げられて形成される。カバー部132は、両端部に細孔状のスライドガイド14が形成されている。
スライドガイド14は、ネジなどの取付部材133を挿通させる孔である。スライドガイド14がカバー本体131の締結穴1314と連通するように配置され、連通した部分に取付部材133が螺合することにより、カバー部132がカバー本体131に取り付けられる。取付部材133を緩めることにより、カバー部132はカバー本体131に対して移動可能になる。つまり、カバー部132は、取付部材133を介して、カバー本体131に対してスライド可能になる。また、カバー部132は、取付部材133を回転軸として、カバー本体131に対して回転可能になる。つまり、カバー部132は、長手形状の器具本体300の短手方向を回転軸として、カバー本体131に対して回転可能になる。
図1では、カバー部132のU字形状の両側の端部1325の各々は、取付部材133により立上げ部1313に固定された状態である。
取付部材133は、具体的には、ネジである。取付部材133は、工具を用いて固定が行われる部材を適用することが好ましい。すなわち、取付部材133は、引掛け構造などのように、工具を用いずに固定及び固定の解除ができる構成ではなく、ネジやリベットなどのように工具を用いる部材であることが好ましい。
スライドガイド14は、略直角に曲がった曲げ部15と、曲げ部の両側に直線状の直線部16とを有する。
スライドガイド14は、曲げ部15として、略直角に曲がった第1曲げ部151と第2曲げ部152と第3曲げ部153とを有する。また、スライドガイド14は、直線部16として、第1曲げ部151の一方に第1直線部161と、第1曲げ部151と第2曲げ部152との間に第2直線部162と、第2曲げ部152と第3曲げ部153との間に第3直線部163と、第3曲げ部153の他方に第4直線部164とを有する。
第1曲げ部151と第2曲げ部152と第3曲げ部153とは、同一方向に略直角に曲がっている。これにより、スライドガイド14は、ロ字の一部が欠けた形状となっている。
***動作の説明***
図7から図15を参照して、実施の形態1に係る照明装置500の取り付け工程を説明する。
<工程11>
図7に示すように、カバー本体131が固定部材1311により本体カバー部120に締結される。カバー本体131は、ランプ対向部121の長手方向の端部に、取付接部1312がランプ対向部121の短手方向に沿うように取り付けられる。
カバー本体131は、ランプソケット112を貫通させる貫通孔1201の近傍に取り付けられる。実施の形態1では、カバー本体131の取付接部1312が長方形の貫通孔1201におけるランプ対向部121中央側の長辺に沿うように取り付けられる。
カバー本体131を本体カバー部120に取り付ける工程は、製造工場で行われてもよいし、照明器具100を天井などの被取付材に取り付ける作業者によって行われてもよい。
なお、上述したように、取付部材133は工具を用いて固定が行われる部材を適用することが好ましい。しかし、固定部材1311は必ずしも工具を用いて固定する部材でなくても構わない。
<工程12>
図8に示すように、カバー部132がカバー本体131に取付部材133により取り付けられる。このとき、カバー部132は、本体カバー部120の長手方向端部側に横倒しになった状態で、カバー本体131に取り付けられる。横倒しになった状態とは、カバー部132の側部1321が本体カバー部120のランプ対向部121と対向した状態である。
カバー部132の両側の端部1325に形成されたスライドガイド14における第4直線部164の端部1641と、カバー本体131の締結穴1314とに取付部材133が挿通され、カバー部132がカバー本体131に取り付けられる。端部1641と締結穴1314とに取付部材133が挿通されることにより、カバー部132の側部1321がランプ対向部121に接した状態になる。
カバー部132がカバー本体131に取り付ける工程は、工具を用いて、作業者によって行われる。
<工程13>
図9に示すように、天井等の被取付材に取り付けられた本体フレーム部110に本体カバー部120を取り付け、摘みネジ1202で固定する。これにより、ランプソケット112が貫通孔1201を貫通して、カバー本体131と、横倒しになった状態のカバー部132との間から突出した状態になる。
<工程14>
図10に示すように、直管形ランプ200の口金201がランプソケット112に装着される。
<工程15>
図11から図15に示すように、取付部材133を介してカバー部132をカバー本体131に対して移動させ、カバー部132によって直管形ランプ200の口金201の一部が覆われた状態にされる。
具体的には、まず、図11に示すように、スライドガイド14における第4直線部164の端部1641にある取付部材133が、第3曲げ部153の位置に移動するように、カバー部132が下方向にスライドされる。これにより、カバー部132の側部1321がランプ対向部121から離れた状態になる。
次に、図12に示すように、第3曲げ部153にある取付部材133が、第2曲げ部152の位置に移動するように、カバー部132が右方向にスライドされる。次に、図13に示すように、取付部材133を軸としてカバー部132が略90度回転され、カバー部132が立ち上がった状態にされる。立ち上がった状態とは、カバー部132の両側の端部1325がランプ対向部121側になり、底部1322がランプ対向部121から離れた側になった状態である。カバー部132の側部1321がランプ対向部121から離れた状態であるため、カバー部132とランプ対向部121との間にスペースがあり、カバー部132を回転させることができる。
次に、図14に示すように、第2曲げ部152にある取付部材133が、第1曲げ部151の位置に移動するように、カバー部132が右方向にスライドされる。次に、図15に示すように、第1曲げ部151にある取付部材133が、第1直線部161の端部1611の位置に移動するように、カバー部132が上方向にスライドされる。これにより、カバー部132によって直管形ランプ200の口金201の一部を覆った状態になる。また、このとき、カバー部132の両側の端部1325がランプ対向部121に接した状態になる。
そして、取付部材133が締めつけられ、カバー部132がカバー本体131に固定された状態になる。
図9から図15を参照して、実施の形態1に係る照明装置500における直管形ランプ200の交換工程を説明する。
<工程21>
工程15の逆の手順により、取付部材133を介してカバー部132をカバー本体131に対して移動させ、カバー部132が横倒しになった状態にされる。
具体的には、まず、図15に示す状態において、取付部材133が緩められる。次に、図14に示すように、第1直線部161の端部1611にある取付部材133が、第1曲げ部151の位置に移動するように、カバー部132が下方向にスライドされる。これにより、カバー部132の両側の端部1325がランプ対向部121から離れた状態になる。次に、図13に示すように、第1曲げ部151にある取付部材133が、第2曲げ部152の位置に移動するように、カバー部132が左方向にスライドされる。
次に、図12に示すように、取付部材133を軸としてカバー部132が略90度回転され、カバー部132が横倒しになった状態にされる。次に、図11に示すように、第2曲げ部152にある取付部材133が、第3曲げ部153の位置に移動するように、カバー部132が左方向にスライドされる。次に、図10に示すように、第3曲げ部153にある取付部材133が、第4直線部164の端部1641の位置に移動するように、カバー部132が上方向にスライドされる。これにより、カバー部132の側部1321がランプ対向部121に接した状態になる。そして、取付部材133が締めつけられ、カバー部132がカバー本体131に固定された状態になる。
<工程22>
直管形ランプ200の口金201がランプソケット112から取り外される。そして、新しい直管形ランプ200の口金201がランプソケット112に装着される。
<工程23>
工程15と同じ手順により、取付部材133を介してカバー部132をカバー本体131に対して移動させ、カバー部132によって直管形ランプ200の口金201の一部が覆われた状態にされる。具体的な手順は、工程15と同じである。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係るランプカバー130は、カバー部132がカバー本体131に対して移動可能に取り付けられる。そのため、ランプカバー130を取り外すことなく、ランプカバー130を移動させることにより、直管形ランプ200を交換することが可能である。
直管形ランプ200を交換する際、ネジといった取付部材133を取り外す必要がないため、取付部材133を紛失することがない。
また、実施の形態1に係るランプカバー130は、取付部材133でカバー部132がカバー本体131に取り付けられる。そのため、工具なしでは、直管形ランプ200を外すことができなくなる。したがって、直管形ランプ200の交換は、指定業者などが行うようになるので、適用ランプ以外の直管形ランプ200が取り付けられることはない。
これにより、実施の形態1に係るランプカバー130によれば、専用の口金及びソケットなどを用いることなく、指定していない直管形ランプが取り付けられることを防止できる。
また、実施の形態1に係るランプカバー130は、カバー本体131はランプソケット112の近傍に隣接して取り付けられる。直管形ランプ200の口金201部分は、樹脂製であることが多いので、火災などの影響で直管形ランプ200の口金201部分が溶ける場合がある。しかし、上述したようにカバー部132は口金部分の少なくとも一部を覆っているので、カバー本体131及びカバー部132を金属などの不燃材により形成することにより、溶けた口金部分が床などに垂れることを防止することができる。
***他の構成***
実施の形態1では、カバー本体131を本体カバー部120に固定する固定部材1311をリベットとしたが、ネジでも構わない。あるいは、嵌め込み構造や引掛け構造などのように工具を用いずに取り付ける構成でも構わない。
上述したように、取付部材133は工具を用いて固定が行われる部材を適用する。カバー本体131とカバー部132との固定は、工具を必要とする固定方法であればネジでなくてもリベットやその他の方法でも構わない。
実施の形態2.
実施の形態2は、スライドガイド14が直線状に形成された点が実施の形態1と異なる。実施の形態2では、この異なる点を説明する。
***構成の説明***
図16を参照して、実施の形態2に係るカバー部132Bの構成を説明する。
カバー部132Bに形成されたスライドガイド14Bは、曲げ部を有しておらず、直線状に形成されている。
***動作の説明***
図17から図19を参照して、実施の形態2に係る照明装置500の取り付け工程を説明する。
工程11から工程14は、実施の形態1と同じである。
但し、工程12では、図17に示すように、カバー部132Bの両側の端部1325Bに形成されたスライドガイド14Bの一方の端部141と、カバー本体131の締結穴1314とに取付部材133が挿通され、カバー部132がカバー本体131に取り付けられる。
<工程15>
取付部材133を介してカバー部132をカバー本体131に対して移動させ、カバー部132によって直管形ランプ200の口金201の一部を覆った状態にする。
具体的には、まず、図18に示すように、取付部材133を軸としてカバー部132が略90度回転され、カバー部132が立ち上がった状態にされる。次に、図19に示すように、スライドガイド14Bの一方の端部141にある取付部材133が、他方の端部142の位置に移動するように、カバー部132が上方向にスライドされる。これにより、カバー部132がランプ対向部121に当接した状態になる。そして、取付部材133が締めつけられ、カバー部132がカバー本体131に固定された状態になる。
図17から図19を参照して、実施の形態2に係る照明装置500における直管形ランプ200の交換工程を説明する。
<工程21>
工程15の逆の手順により、取付部材133を介してカバー部132をカバー本体131に対して移動させ、カバー部132を横倒しになった状態にする。
具体的には、まず、図19に示す状態において、取付部材133が緩められる。図18に示すように、スライドガイド14Bの他方の端部142にある取付部材133が、一方の端部141の位置に移動するように、カバー部132が下方向にスライドされる。次に、図17示すように、取付部材133を軸としてカバー部132が略90度回転され、カバー部132が横倒しになった状態にされる。そして、取付部材133が締めつけられ、カバー部132がカバー本体131に固定された状態になる。
工程22は、実施の形態1と同じである。
<工程23>
実施の形態2の工程15と同じ手順により、取付部材133を介してカバー部132をカバー本体131に対して移動させ、カバー部132によって直管形ランプ200の口金201の一部を覆った状態にする。具体的な手順は、実施の形態2の工程15と同じである。
***実施の形態2の構成***
以上のように、実施の形態2に係るランプカバー130は、実施の形態1に係るランプカバー130と同様に、カバー部132がカバー本体131に対して移動可能に取り付けられる。そのため、ランプカバー130を取り外すことなく、ランプカバー130を移動させることにより、直管形ランプ200を交換することが可能である。
また、実施の形態2に係るランプカバー130は、実施の形態1に係るランプカバー130に比べ、取り付け工程及び直管形ランプ200の交換工程において、カバー部132をスライドさせる回数が少なくて済む。そのため、作業が容易である。
しかし、実施の形態2に係るランプカバー130は、重力等により、カバー部132の位置がずれてしまう恐れがある。
100 照明器具、110 本体フレーム部、111 フレーム部、112 ランプソケット、113 常用電源ユニット、114 非常用電源ユニット、115 バッテリ、116 引き紐スイッチ、117 カバー取付部、120 本体カバー部、121 ランプ対向部、1201 貫通孔、1202 摘みネジ、130 ランプカバー、131 カバー本体、1312 取付接部、1313 立上げ部、1311 固定部材、1314 締結穴、1315 取付孔、132 カバー部、1321 側部、1322 底部、1325 両側の端部、14,14B スライドガイド、141 一方の端部、142 他方の端部、15 曲げ部、151 第1曲げ部、152 第2曲げ部、153 第3曲げ部、16 直線部、161 第1直線部、162 第2直線部、163 第3直線部、164 第4直線部、133 取付部材、200 直管形ランプ、201 口金、300 器具本体、500 照明装置。

Claims (3)

  1. 器具本体に取り付けられ、直管形ランプの端部を覆うランプカバーであり、
    前記器具本体に固定されたカバー本体であって、前記器具本体に接した取付接部と、前記直管形ランプの中心軸を挟んだ両側の各々に、前記取付接部から立ち上がった立上げ部とを有するカバー本体と、
    U字形状に形成され、前記直管形ランプの端部の周囲の一部を囲んだカバー部であって、両側の端部に細孔状のスライドガイドが形成されており、前記両側の端部の各々に形成された前記スライドガイドに取付部材が挿通されて前記立上げ部に取り付けされることにより、前記カバー本体に対して移動可能に取り付けられたカバー部と
    を備え
    前記スライドガイドは、前記取付部材によって前記カバー部が固定された場合に前記カバー部の前記両側の端部の先端である側部が前記カバー本体に接して前記カバー部が前記直管形ランプの端部の周囲の一部を囲んだ状態になる第1位置から前記器具本体側に延びた第1直線部と、前記第1直線部の前記器具本体側の端部から前記直管形ランプの端部側に延びた第2直線部と、前記第2直線部の直管形ランプの端部側の端部から前記器具本体の反対側に延びた第3直線部と、前記第3直線部の前記器具本体の反対側の端部から前記直管形ランプの端部の反対側に延びた第4直線部とを有するランプカバー。
  2. 前記第1直線部と前記第2直線部とは直角であり、前記第2直線部と前記第3直線部とは直角であり、前記第3直線部と前記第4直線部とは直角である
    請求項1に記載のランプカバー。
  3. 請求項1又は2に記載のランプカバーを備える照明器具。
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