JP2014179243A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源モジュールを取付対象に対して容易に着脱できる照明器具を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、第1及び第2支持体と、第1及び第2光源モジュールと、を備えた照明器具が提供される。第1支持体は、第1方向に延びる板状である。第2支持体は、第1支持体の少なくとも一部を露呈させる枠状であり、第1方向に延びる第1及び第2部分を有し、第1支持体に対して着脱可能に取り付けられる。第1光源モジュールは、第1ケースと第1基板とを含む。第1ケースは、第1部分の上に設けられる。第1基板は、複数の光源を第2支持体と反対側に向けた状態で、第1ケース内に保持される。第2光源モジュールは、第2ケースと第2基板とを含む。第2ケースは、第2部分の上に設けられる。第2基板は、複数の光源を第2支持体と反対側に向けた状態で、第2ケース内に保持される。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態によれば、第1及び第2支持体と、第1及び第2光源モジュールと、を備えた照明器具が提供される。第1支持体は、第1方向に延びる板状である。第2支持体は、第1支持体の少なくとも一部を露呈させる枠状であり、第1方向に延びる第1及び第2部分を有し、第1支持体に対して着脱可能に取り付けられる。第1光源モジュールは、第1ケースと第1基板とを含む。第1ケースは、第1部分の上に設けられる。第1基板は、複数の光源を第2支持体と反対側に向けた状態で、第1ケース内に保持される。第2光源モジュールは、第2ケースと第2基板とを含む。第2ケースは、第2部分の上に設けられる。第2基板は、複数の光源を第2支持体と反対側に向けた状態で、第2ケース内に保持される。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、照明器具に関する。
天井などに取り付けられて室内を照明する照明器具がある。こうした室内用の照明器具において、光源モジュールと、この光源モジュールを支持する支持部と、を含む構成がある。光源モジュールには、例えば、LEDなどの発光素子が、光源として用いられる。光源モジュールは、例えば、複数の光源を並べて配置した基板と、この基板を保持するケースと、を含む。このような照明器具において、照明器具を天井などの取付対象に取り付けた後、光源モジュールを容易に着脱できるようにすることが望まれる。
本発明の実施形態は、光源モジュールを取付対象に対して容易に着脱できる照明器具を提供する。
本発明の実施形態によれば、第1支持体と、第2支持体と、第1光源モジュールと、第2光源モジュールと、を備えた照明器具が提供される。前記第1支持体は、第1方向に延びる板状である。前記第2支持体は、前記第1支持体の少なくとも一部を露呈させる開口を有する枠状であり、前記第1方向に延びる第1部分と、前記開口を挟んで前記第1部分と反対側において前記第1方向に延びる第2部分と、を有し、前記第1支持体の上側から前記第1支持体に対して着脱可能に取り付けられる。前記第1光源モジュールは、第1ケースと、第1基板と、を含む。前記第1ケースは、前記第1部分の上に設けられ、前記第1方向に延びる筒状であり、かつ光透過性を有する。前記第1基板は、複数の光源が並べて設けられ、前記複数の光源のそれぞれを前記第2支持体と反対側に向けた状態で、前記第1ケース内に保持される。前記第2光源モジュールは、第2ケースと、第2基板と、を含む。前記第2ケースは、前記第2部分の上に設けられ、前記第1方向に延びる筒状であり、かつ光透過性を有する。前記第2基板は、複数の光源が並べて設けられ、前記複数の光源のそれぞれを前記第2支持体と反対側に向けた状態で、前記第2ケース内に保持される。
光源モジュールを取付対象に対して容易に着脱できる照明器具が提供される。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)及び図1(b)は、実施形態に係る照明器具を表す模式図である。
図1(a)は、照明器具10の模式的斜視図であり、図1(b)は、照明器具10の模式的分解斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に表したように、照明器具10は、第1支持体11と、第2支持体12と、第1光源モジュール21と、第2光源モジュール22と、を備える。第1支持体11は、第2支持体12を支持する。第2支持体12は、各光源モジュール21、22を支持する。各光源モジュール21、22は、複数の光源を有し、電力の供給に応じて光を照射する。
図1(a)は、照明器具10の模式的斜視図であり、図1(b)は、照明器具10の模式的分解斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に表したように、照明器具10は、第1支持体11と、第2支持体12と、第1光源モジュール21と、第2光源モジュール22と、を備える。第1支持体11は、第2支持体12を支持する。第2支持体12は、各光源モジュール21、22を支持する。各光源モジュール21、22は、複数の光源を有し、電力の供給に応じて光を照射する。
照明器具10は、例えば、各光源モジュール21、22を下方に向けた状態で室内の天井に取り付けられる。照明器具10は、各光源モジュール21、22から照射される光によって、室内を照明する。なお、照明器具10は、天井に限ることなく、例えば、壁面などに取り付けてもよい。第1支持体11には、例えば、吊りボルトなどの金具が取り付けられる。照明器具10は、例えば、こうした金具を介して天井に取り付けられる。このように、第1支持体11は、第2支持体12の支持に用いられるとともに、天井などの取付対象への照明器具10の取り付けに用いられる。
第1支持体11は、第1方向に延びる板状の本体部11mを有する。本体部11mは、例えば、長尺な板状である。第1方向は、例えば、本体部11m(第1支持体11)の長手方向である。本体部11mは、上側を向く上面11uを有する。上面11uは、例えば、長方形状である。本体部11mは、例えば、長方形状である。
ここで、第1方向に対して平行な方向をX軸方向とする。上面11uに対して平行でX軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。X軸方向及びY軸方向に対して垂直な方向をZ軸方向とする。Z軸方向は、上面11uに対して垂直な方向である。
第1支持体11は、本体部11mの側端から上面11uに対して平行な方向に突出する突出部11pを有する。この例では、複数の突出部11pが、第1支持体11に設けられる。各突出部11pは、第2支持体12の第1支持体11への取り付けに用いられる。各突出部11pは、例えば、本体部11mのX軸方向に延びる一対の側端11sのそれぞれに設けられる。各突出部11pは、例えば、各側端11sからY軸方向に向かって突出する。この例では、本体部11mの一方の側端11sに4つずつ、計8つの突出部11pが第1支持体11に設けられる。突出部11pの数は、任意でよい。突出部11pの数は、例えば、1つでもよい。突出部11pの突出方向は、Y軸方向に限ることなく、上面11uに対して平行な任意の方向でよい。突出部11pは、例えば、本体部11mのY軸方向に延びる側端に設けてもよい。
図2は、実施形態に係る照明器具の一部を模式的に表す部分斜視図である。
図2に表したように、第1支持体11の本体部11mには、支持板11aが取り付けられる。支持板11aは、例えば、ネジ止めなどによって本体部11mに取り付けられる。支持板11aは、例えば、本体部11mの上面11uと反対側の面に取り付けられる。支持板11aのY軸方向の長さは、本体部11mのY軸方向の長さよりも長い。これにより、支持板11aの本体部11mより突出した部分が、突出部11pとなる。この例では、本体部11mに対して4つの支持板11aが取り付けられる。これにより、各支持板11aによって、8つの突出部11pが、第1支持体11に設けられる。突出部11pは、このように別の部材を取り付けることによって設けてもよい。突出部11pは、例えば、本体部11mと一体に形成してもよい。
図2に表したように、第1支持体11の本体部11mには、支持板11aが取り付けられる。支持板11aは、例えば、ネジ止めなどによって本体部11mに取り付けられる。支持板11aは、例えば、本体部11mの上面11uと反対側の面に取り付けられる。支持板11aのY軸方向の長さは、本体部11mのY軸方向の長さよりも長い。これにより、支持板11aの本体部11mより突出した部分が、突出部11pとなる。この例では、本体部11mに対して4つの支持板11aが取り付けられる。これにより、各支持板11aによって、8つの突出部11pが、第1支持体11に設けられる。突出部11pは、このように別の部材を取り付けることによって設けてもよい。突出部11pは、例えば、本体部11mと一体に形成してもよい。
本体部11mには、一対のリブ11rが設けられる。各リブ11rは、上面11uのX軸方向に延びる一対の側端(本体部11mの側端11s)のそれぞれから上側に向かって延びる。各リブ11rは、例えば、Z軸方向に対して実質的に平行である。各リブ11rは、Z軸方向に対して傾斜してもよい。すなわち、各リブ11rは、少なくとも上側(Z軸方向)に延びる成分を有していればよい。また、各リブ11rは、例えば、上面11uに沿ってX軸方向に延びる。これにより、例えば、第1支持体11の強度を高めることができる。
第1支持体11には、各光源モジュール21、22に電力を供給する電源回路14が設けられている。この例では、各光源モジュール21、22のそれぞれに対応した2つの電源回路14が第1支持体11に設けられている。各電源回路14は、上面11uの上に設けられる。各電源回路14は、例えば、ネジ止めなどによって第1支持体11に取り付けられる。
一方の電源回路14は、例えば、外部から供給される電力を第1光源モジュール21に対応した電圧または電流に変換して、第1光源モジュール21に供給する。他方の電源回路14は、例えば、外部から供給される電力を第2光源モジュール22に対応した電圧または電流に変換して、第2光源モジュール22に供給する。各光源モジュール21、22は、各電源回路14からの電力供給に応じて光源を点灯させ、光を照射する。なお、1つの電源回路14から各光源モジュール21、22のそれぞれに対して電力を供給してもよい。また、各電源回路14は、例えば、照明器具10とは別に設けてもよい。
また、第1支持体11には、例えば、照明器具10を天井などに取り付けるための金具や各電源回路14に電力を供給する電源ケーブルなどを通すための複数の開口が設けられる。
本体部11mには、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。本体部11mのX軸方向の長さは、例えば、1000mm〜2000mm程度である。本体部11mのY軸方向の長さは、例えば、50mm〜200mm程度である。本体部11mのX軸方向の長さとY軸方向の長さとの比率(縦横比)は、例えば、10倍〜40倍程度である。
照明器具10は、カバー15をさらに含む。カバー15は、上面11uの上に設けられる。カバー15は、例えば、ネジ止めなどにより、第2支持体12に取り付けられる。カバー15は、例えば、第1支持体11に取り付けてもよい。カバー15は、例えば、V字型に折り曲げられた板状である。カバー15には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。カバー15は、例えば、光反射性を有する。カバー15は、例えば、各電源回路14を覆い隠す。カバー15は、例えば、第1支持体11に設けられた取付用の穴や電源ケーブルを通す穴などを覆う。これにより、例えば、照明器具10の意匠性を高めることができる。
カバー15は、V字型に折り曲げられている。カバー15のY軸方向の幅は、上面11uから離間するほど狭くなる。カバー15は、例えば、各光源モジュール21、22から照射される光に対して反射性である。これにより、例えば、カバー15の角度によって、各光源モジュール21、22から照射される光の配光角を制御することができる。
第2支持体12は、第1支持体11の少なくとも一部を露呈させる開口12hを有する枠状である。第2支持体12は、例えば、第1支持体11を囲む枠状である。第2支持体12は、X軸方向に延びる第1部分12aと、開口12hを挟んで第1部分12aと反対側においてX軸方向に延びる第2部分12bと、を有する。
図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係る照明器具の一部を表す模式図である。
図3(a)は、第1支持体11の一部及び第2支持体12の一部を模式的に表す部分断面図である。
図3(b)は、第1支持体11の一部及び第2支持体12の一部を模式的に表す部分斜視図である。
図3(a)に表したように、開口12hのY軸方向の長さW1は、第1支持体11の本体部11mのY軸方向の長さW2よりも僅かに長い。一方、開口12hのY軸方向の長さW1は、支持板11aのY軸方向の長さW3よりも短い。これにより、第2支持体12は、各リブ11rを開口12hに入り込ませた状態で、各突出部11pに重なる。
図3(a)は、第1支持体11の一部及び第2支持体12の一部を模式的に表す部分断面図である。
図3(b)は、第1支持体11の一部及び第2支持体12の一部を模式的に表す部分斜視図である。
図3(a)に表したように、開口12hのY軸方向の長さW1は、第1支持体11の本体部11mのY軸方向の長さW2よりも僅かに長い。一方、開口12hのY軸方向の長さW1は、支持板11aのY軸方向の長さW3よりも短い。これにより、第2支持体12は、各リブ11rを開口12hに入り込ませた状態で、各突出部11pに重なる。
図3(b)に表したように、第2支持体12は、開口12hのX軸方向の端部に設けられ、各リブ11rのそれぞれが入り込む一対のスリット部12gと、各スリット部12gのそれぞれの間において上面11uのX軸方向の端部に重なる重畳部12vと、を有する。各スリット部12g及び重畳部12vは、例えば、開口12hのX軸方向の両端に設けられる。
このように、第2支持体12は、第1支持体11の各突出部11pに重なるとともに、上面11uの両端に重なる。第2支持体12は、例えば、これらの重なり部分において第1支持体11にネジ止めする。これにより、第2支持体12は、第1支持体11の上側から第1支持体11に対して着脱可能に取り付けられる。第2支持体12の第1支持体11の取り付けは、ネジ止めに限ることなく、例えば、爪を係合させるスナップフィット構造など、着脱可能な任意の取り付け構造でよい。
第2支持体12には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。第2支持体12は、例えば、光反射性を有する。第2支持体12は、例えば、各光源モジュール21、22から照射される光に対して反射性である。第2支持体12は、例えば、各光源モジュール21、22の反射板としても機能する。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る照明器具の一部を表す模式図である。
図4(a)は、各光源モジュール21、22を模式的に表す分解斜視図である。
図4(b)は、照明器具10の一部を模式的に表す部分断面斜視図である。
図4(a)及び図4(b)に表したように、第1光源モジュール21は、第1ケース21aと、第1基板21bと、一対のキャップ21c、21dと、を有する。
図4(a)は、各光源モジュール21、22を模式的に表す分解斜視図である。
図4(b)は、照明器具10の一部を模式的に表す部分断面斜視図である。
図4(a)及び図4(b)に表したように、第1光源モジュール21は、第1ケース21aと、第1基板21bと、一対のキャップ21c、21dと、を有する。
第1ケース21aは、X軸方向(第1方向)に延びる筒状である。第1ケース21aは、例えば、略四角筒状である。第1ケース21aは、光透過性を有する。第1ケース21aには、例えば、光透過性を有する樹脂材料などが用いられる。第1ケース21aは、例えば、乳白色の樹脂やフロスト加工の施された樹脂など、光透過性と光拡散性とを有していてもよい。
第1ケース21aは、開口21hを有する。開口21hは、例えば、X軸方向に延びるスリット状である。開口21hは、例えば、第1ケース21aのX軸方向の両端に連続する。開口21hは、第1ケース21aのX軸方向の両端に必ずしも連続していなくてもよい。
第1基板21bは、X軸方向に延びる。第1基板21bのX−Y平面に投影した形状は、例えば、長方形状である。第1基板21bは、表面と、表面の反対側の裏面と、を有する。この例において、裏面は、表面に対して実質的に平行である。裏面は、表面に対して非平行でもよい。第1基板21bの表面には、複数の光源24が設けられる。第1基板21bには、図示を省略した配線パターンが設けられている。各光源24は、第1基板21bの配線パターンと電気的に接続されている。各光源24は、例えば、X軸方向及びY軸方向に並べられる。各光源24の数やピッチは、任意である。各光源24の数やピッチは、照明器具10の大きさや照明器具10に必要な輝度などに応じて適宜決定すればよい。
光源24には、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)が用いられる。光源24は、例えば、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)、無機エレクトロルミネッセンス(Inorganic ElectroLuminescence)発光素子、有機エレクトロルミネッセンス(Organic ElectroLuminescence)発光素子、または、その他の電界発光型の発光素子などでもよい。
第1ケース21aには、第1基板21bを保持するための一対の溝部21mが設けられている。各溝部21mは、X軸方向に延び、Y軸方向(第1方向に対して平行な平面上で第1方向と直交する第2方向)において互いに向かい合う。各溝部21mの高さ(Z軸方向の長さ)は、第1基板21bの厚さ(Z軸方向の長さ)と実質的に同じか、僅かに大きい程度である。各溝部21mのY軸方向の深さ、及び、各溝部21m同士のY軸方向の間隔は、第1基板21bのY軸方向の幅と実質的に同じか、僅かに大きい程度である。
第1基板21bのY軸方向の一端を一方の溝部21mに挿し込み、第1基板21bのY軸方向の他端を他方の溝部21mに挿し込む。例えば、第1ケース21aの一端から第1基板21bを各溝部21mに挿し込み、第1基板21bをX軸方向にスライドさせて、第1基板21bを第1ケース21a内に収納する。これにより、第1基板21bが第1ケース21aに保持される。
第1基板21bの保持方法は、上記に限らない。例えば、ネジ止めなどによって第1基板21bを第1ケース21aに保持してもよい。但し、第1基板21bは、上記のように、ネジなどの保持部材を用いることなく第1ケース21aに保持できるようにすることが好ましい。これにより、例えば、第1光源モジュール21の組立を容易にすることができる。例えば、落下による衝撃などが第1基板21bに伝わることを抑えることができる。例えば、落下などの衝撃が加わった際の第1基板21bの破損を抑制することができる。
第1基板21bは、各光源24を第1ケース21aの開口21hと反対側(第2支持体12と反対側)に向けて第1ケース21aに保持される。第1基板21bの配線パターンは、第1ケース21aに保持された状態において、図示を省略した配線を介して、一方の電源回路14と電気的に接続される。これにより、電源回路14からの電力供給に応じて、各光源24が点灯する。各光源24から照射された光は、第1ケース21aを透過して外部に出射する。これにより、例えば、各光源24から照射された光によって、室内が照明される。
キャップ21cは、第1ケース21aの一端に嵌り、第1ケース21aの一端を塞ぐ。キャップ21dは、第1ケース21aの他端に嵌り、第1ケース21aの他端を塞ぐ。これにより、第1ケース21a内に収納された第1基板21bの第1ケース21aからの抜けが抑制される。キャップ21c、21dには、例えば、弾性を有するゴムなどの樹脂材料が用いられる。
図4(b)に表したように、第1ケース21aは、第2支持体12の第1部分12aの上に設けられる。第2支持体12のX軸方向に延びる側端12sは、開口21hを介して第1ケース21aの内側に入り込み、開口21hの縁部分と係合する。第2支持体12には、抑え部材16が取り付けられている。抑え部材16は、例えば、ネジ止めなどによって第2支持体12に着脱可能に取り付けられる。抑え部材16は、第1ケース21aの側面に設けられた溝部に係合する。
このように、第1ケース21aのY軸方向の一端は、第2支持体12の側端12sと係合する。そして、第1ケース21aのY軸方向の他端は、抑え部材16と係合する。これにより、第1ケース21aが、第2支持体12に支持される。すなわち、第1光源モジュール21が、第2支持体12に支持される。抑え部材16は、第1支持体12に複数設けられる。各抑え部材16は、X軸方向に所定の間隔で並べられる。これにより、第1光源モジュール21が、より適切に第2支持体12に支持される。
第2支持体12は、第1光源モジュール21を支持した状態において、開口21hから第1ケース21aの内側に入り込み、第1基板21bの裏面に当接する当接部12tを有する。当接部12tは、例えば、X軸方向に延びる。但し、当接部12tは、第1基板21bと電気的に絶縁される。
当接部12tが第1基板21bの裏面に当接することにより、第2支持体12が、第1基板21bと熱的に結合する。これにより、例えば、各光源24の点灯にともなって生じる熱を第2支持体12に逃がすことができる。例えば、各光源24の放熱性を高めることができる。なお、当接部12tは、第1基板21bの裏面に直接接触してもよいし、例えば、放熱グリスや放熱シートなどを介して当接してもよい。このように、本願明細書において、「熱的に結合」には、直接接する場合の他に、放熱グリスや放熱シートなどを介して接する場合も含む。
また、当接部12tを第1基板21bの裏面に当接させ、第1基板21bを第1ケース21aに押し付けることにより、ネジなどを用いることなく、第1基板21bをより適切に第1ケース21a内に保持することができる。
第2光源モジュール22は、第1光源モジュール21と実質的に同じである。第2光源モジュール22は、第2ケース22aと、第2基板22bと、一対のキャップ22c、22dと、を有する。第2ケース22aは、X軸方向に延びる筒状である。第2ケース22aは、光透過性を有する。第2ケース22aは、開口22hを有する。第2基板22bの表面には、複数の光源24が設けられる。第2基板22bは、各光源24を第2ケース22aの開口21hと反対側(第2支持体12と反対側)に向けて第2ケース22aに保持される。第2ケース22aは、例えば、互いに向かい合う一対の溝部を有する。第2基板22bは、例えば、各溝部に挿し込むことによって、ネジなどを用いることなく第2ケース22aに保持される。
第2ケース22aは、第2支持体12の第2部分12bの上に設けられる。第2ケース22aのY軸方向の一端は、第2支持体12のY軸方向の第1ケース21aと反対側の側端と係合する。そして、第2ケース22aのY軸方向の他端は、抑え部材16と係合する。これにより、第2ケース22aが、第2支持体12に支持される。第2光源モジュール22が、第2支持体12に支持される。
第2支持体12には、第2部分12bにも当接部が設けられる。当接部は、支持された第2光源モジュール22の開口22hから第2ケース22aの内側に入り込み、第2基板22bの裏面に当接する。これにより、第2支持体12は、第2基板22bとも熱的に結合する。
以下、第2光源モジュール22は、第1光源モジュール21と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。
図5は、実施形態に係る照明器具の一部を表す模式的斜視図である。
図5に表したように、本実施形態に係る照明器具10では、各光源モジュール21、22を第2支持体12に取り付けた状態で、第2支持体12を第1支持体11に対して着脱することができる。例えば、第1支持体11と第2支持体12との各重なり部分のネジの着脱により、各光源モジュール21、22を第2支持体12に取り付けた状態で、第2支持体12を第1支持体11に対して着脱できる。すなわち、照明器具10では、例えば、天井などの取付対象に第1支持体11を取り付けた状態で、各光源モジュール21、22及び第2支持体12を着脱することができる。
図5に表したように、本実施形態に係る照明器具10では、各光源モジュール21、22を第2支持体12に取り付けた状態で、第2支持体12を第1支持体11に対して着脱することができる。例えば、第1支持体11と第2支持体12との各重なり部分のネジの着脱により、各光源モジュール21、22を第2支持体12に取り付けた状態で、第2支持体12を第1支持体11に対して着脱できる。すなわち、照明器具10では、例えば、天井などの取付対象に第1支持体11を取り付けた状態で、各光源モジュール21、22及び第2支持体12を着脱することができる。
このように、本実施形態に係る照明器具10では、各光源モジュール21、22を取付対象に対して容易に着脱することができる。例えば、照明器具10の取り付け作業を容易にすることができる。例えば、各光源モジュール21、22の交換の作業を容易にすることができる。
また、照明器具10では、例えば、各抑え部材16を取り外すことで、各光源モジュール21、22を第2支持体12から容易に取り外すことができる。これにより、照明器具10では、各光源モジュール21、22の交換の作業をより容易にすることができる。
上記実施形態では、第1光源モジュール21と第2光源モジュール22との2つの光源モジュールを第2支持体12に取り付けているが、光源モジュールの数は、2つに限らない。例えば、第2支持体12の第1部分12aにY軸方向に並べて2つの光源モジュールを取り付け、第2部分12bにY軸方向に並べて2つの光源モジュールを取り付けることにより、計4つの光源モジュールを第2支持体12に取り付けてもよい。第2支持体12に取り付けられる光源モジュールの数は、2つ以上の任意の数でよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…照明器具、11…第1支持体、11a…支持板、11m…本体部、11p…突出部、11r…リブ、11u…上面、12…第2支持体、12a…第1部分、12b…第2部分、12g…スリット部、12h…開口、12v…重畳部、14…電源回路、15…カバー、21…第1光源モジュール、21a…第1ケース、21b…第1基板、22…第2光源モジュール、22a…第2ケース、22b…第2基板、24…光源
Claims (2)
- 第1方向に延びる板状の第1支持体と、
前記第1支持体の少なくとも一部を露呈させる開口を有する枠状であり、前記第1方向に延びる第1部分と、前記開口を挟んで前記第1部分と反対側において前記第1方向に延びる第2部分と、を有し、前記第1支持体の上側から前記第1支持体に対して着脱可能に取り付けられる第2支持体と、
前記第1部分の上に設けられ、前記第1方向に延びる筒状であり、かつ光透過性を有する第1ケースと、
複数の光源が並べて設けられ、前記複数の光源のそれぞれを前記第2支持体と反対側に向けた状態で、前記第1ケース内に保持される第1基板と、
を含む第1光源モジュールと、
前記第2部分の上に設けられ、前記第1方向に延びる筒状であり、かつ光透過性を有する第2ケースと、
複数の光源が並べて設けられ、前記複数の光源のそれぞれを前記第2支持体と反対側に向けた状態で、前記第2ケース内に保持される第2基板と、
を含む第2光源モジュールと、
を備えた照明器具。 - 前記第1支持体は、
上側を向く上面と、
前記上面の前記第1方向に延びる一対の側端のそれぞれから上側に向かって延びる一対のリブと、
を有し、
前記第2支持体は、
前記開口の前記第1方向の端部に設けられ、前記一対のリブのそれぞれが入り込む一対のスリット部と、
前記一対のスリット部のそれぞれの間において前記上面の前記第1方向の端部に重なる重畳部と、
を有する請求項1記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013052459A JP2014179243A (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013052459A JP2014179243A (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014179243A true JP2014179243A (ja) | 2014-09-25 |
Family
ID=51698990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013052459A Pending JP2014179243A (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014179243A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016143498A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 日亜化学工業株式会社 | 照明ユニット |
JP2017076569A (ja) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | 三菱電機株式会社 | 光源ユニット及び照明装置 |
-
2013
- 2013-03-14 JP JP2013052459A patent/JP2014179243A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016143498A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 日亜化学工業株式会社 | 照明ユニット |
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