JP6677046B2 - 端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置 - Google Patents

端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6677046B2
JP6677046B2 JP2016068775A JP2016068775A JP6677046B2 JP 6677046 B2 JP6677046 B2 JP 6677046B2 JP 2016068775 A JP2016068775 A JP 2016068775A JP 2016068775 A JP2016068775 A JP 2016068775A JP 6677046 B2 JP6677046 B2 JP 6677046B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
information
terminal device
specific
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016068775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017184032A (ja
Inventor
文雄 奥村
文雄 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2016068775A priority Critical patent/JP6677046B2/ja
Publication of JP2017184032A publication Critical patent/JP2017184032A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6677046B2 publication Critical patent/JP6677046B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本明細書では、処理命令を処理実行部に供給して処理実行部に処理を実行させる端末装置に関する技術を開示する。
特許文献1には、端末装置、スキャナ、及び、プリンタを備える通信システムにおいて、端末装置がスキャナ及びプリンタを順次利用してコピー処理を実行するための技術が開示されている。端末装置は、ユーザによってコピー処理が選択される場合に、スキャン要求をスキャナに送信して、スキャナから画像データを取得する。次いで、端末装置は、上記の画像データを含む印刷要求をプリンタに送信して、プリンタに印刷を実行させる。端末装置は、プリンタにおける印刷が失敗する場合に、失敗を示す情報を表示する。
特開2015−032926号公報
上記の技術では、ユーザは、上記の印刷が失敗した後に、上記の印刷の実行を望む場合には、コピー処理を再び選択する必要がある。この場合、端末装置は、スキャナにスキャン要求を再び送信して、スキャナから画像データを再び取得し、その後、上記の印刷をプリンタに実行させる。
本明細書では、端末装置が複数個の処理を複数個の処理実行部に順次実行させるべき状況において、何らかの処理が失敗する場合に、複数個の処理を完了させるための端末装置の処理負荷を低減させる技術を提供する。
本明細書によって開示される端末装置のためのコンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報を選択する指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部と、前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部と、前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記第1の処理情報を利用して、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、として機能させる。
上記の構成によれば、コンピュータプログラムは、以下のように端末装置を機能させることができる。即ち、端末装置は、N1個の処理が成功した後に特定の処理が失敗する場合に、第1の処理情報を利用して、当該特定の処理以降のN2個の処理を示す第2の処理情報を処理テーブルに登録する。そして、端末装置は、処理テーブル内の第2の処理情報が選択される場合に、N1個の処理命令をN1個の処理実行部に供給することなく、第2の処理情報によって示されるN2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する。N1個の処理命令を供給せずに済むので、N個の処理を完了させるための端末装置の処理負荷を低減させることができる。
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記のコンピュータプログラムによって実現される端末装置そのもの、及び、端末装置の制御方法も、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 ワークフローテーブルを示す。 ケースA1の登録処理のシーケンス図を示す。 ケースA2の登録処理のシーケンス図を示す。 実行処理のフローチャートを示す。 ケースB1の実行処理のシーケンス図を示す。 ケースB2の実行処理のシーケンス図を示す。
(通信システム2の構成)
図1を参照して、通信システム2の構成を説明する。通信システム2は、端末装置10と、スキャナ100と、プリンタ200と、多機能機300と、データサーバ500と、を備える。各デバイス10〜300は、同じLAN(Local Area Networkの略)4に所属しており、インターネット6を介さずに、LAN4を介して、相互に通信可能である。データサーバ500は、インターネット6上に設置されており、画像データを格納するためのデータベースを備える。各デバイス10〜300は、LAN4及びインターネット6を介して、データサーバ500と通信可能である。
(端末装置10の構成)
端末装置10は、例えば、デスクトップPC(Personal Computerの略)、ノートPC、タブレットPC、携帯電話、スマートフォン等のユーザ端末である。端末装置10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、制御部20と、を備える。各部12〜20は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を端末装置10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。なお、表示部14は、いわゆるタッチパネルとして機能してもよい。即ち、表示部14は、ユーザによって操作される操作部としても機能してもよい。ネットワークI/F16は、有線通信を実行するためのI/Fであり、LAN4に接続されている。変形例では、ネットワークI/F16は、無線通信を実行するためのI/Fであってもよく、この場合、LAN4は、いわゆる無線LANである。
制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。CPU22は、メモリ24に格納されているプログラム26、28に従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ24は、基本的な処理を実現するためのOSプログラム(Operating Systemの略)26と、アプリケーションプログラム(以下では「アプリ」と呼ぶ)28と、メールソフトウエア30と、装置テーブル32と、ワークフローテーブル34と、を格納する。
アプリ28は、端末装置10の周辺装置100、200、300のベンダによって提供されるプログラムであり、周辺装置に所定の処理(例えばスキャン処理)を実行させるためのプログラムである。アプリ28は、例えば、上記のベンダによって提供されるインターネット上のサーバ(図示省略)から端末装置10にインストールされてもよいし、周辺装置と共に出荷されるメディアから端末装置10にインストールされてもよい。なお、アプリ28には、予めデータサーバ500のURL(Uniform Resource Locatorの略)が記述されており、当該URLは、アプリ28が端末装置10にインストールされることにより、メモリ24に記憶される。
メールソフトウエア30は、電子メールの送受信を実行するためのソフトウエアであり、例えば、OSプログラム26のベンダによって提供される。メールソフトウエア30は、例えば、端末装置10の出荷段階から、端末装置10に予め記憶されている。メモリ24は、メールソフトウエア30を識別するための情報として、ソフト識別情報SI1を格納する。
装置テーブル32は、端末装置10の周辺装置に関係する情報を登録するためのテーブルである。具体的には、装置テーブル32には、モデル名と、IP(Internet Protocolの略)アドレスと、処理名と、が関連付けて登録される。モデル名は、周辺装置のモデルを示す。IPアドレスは、LAN4内において、周辺装置を識別するためのアドレスである。処理名は、周辺装置が実行可能な処理を示す。例えば、スキャナ100は、モデル名「MN1」及びIPアドレス「IA1」を有し、原稿をスキャンするスキャン処理を実行可能である。従って、装置テーブル32では、MN1、IA1、及び、スキャン処理が関連付けられている。同様に、プリンタ200及び多機能機300に関係する情報も、装置テーブル32に登録されている。
装置テーブル32には、以下のようにして情報が登録される。端末装置10のCPU22は、アプリ28が起動された後に、装置を登録するための操作をユーザから受け付ける場合に、サーチ信号をLAN4にブロードキャスト送信して、各周辺装置100等から応答信号を受信する。各応答信号は、送信元の周辺装置のモデル名及びIPアドレスを含む。CPU22は、各応答信号に含まれる各モデル名を表示部14に表示させて、ユーザからモデル名の選択を受け付ける。CPU22は、ユーザによって選択された各モデル名に対応する各周辺装置に所定の要求を送信して、各周辺装置から当該周辺装置が実行可能な処理の名称を含む情報を受信する。これにより、CPU22は、処理名を取得することができ、処理名を含む情報を装置テーブル32に登録することができる。なお、変形例では、CPU22は、装置を登録するための操作をユーザから受け付けることなく、所定のタイミング(例えば端末装置10の電源ON時等)で周辺装置を検索して、装置テーブル32に情報を登録してもよい。また、別の変形例では、CPU22は、モデル名、IPアドレス、及び、処理名のそれぞれを入力するための画面を表示部14に表示させて、当該画面に入力される情報を装置テーブル32に登録してもよい。
図2を参照して、ワークフローテーブル34を説明する。ワークフローテーブル34は、1個以上のワークフロー情報を登録するためのテーブルである。各ワークフロー情報は、当該ワークフロー情報の名称であるワークフロー名と、2個以上の処理実行部に順次実行させるべき2個以上の処理(即ちワーク)を示す2個以上のワーク情報と、が関連付けられた情報である。処理実行部は、端末装置10内のソフトウエア、端末装置10の周辺装置、及び、データサーバ500のいずれかである。第1のワーク情報は、最初に実行されるべきワーク(以下では「第1のワーク」と呼ぶ)を示し、第2のワーク情報は、第1のワークに続いて実行されるべきワーク(以下では「第2のワーク」と呼ぶ)を示す。第2のワークは、第1のワークによって取得されるデータを利用するワークである。
各ワーク情報は、処理名と、実行情報と、を含む。処理名は、処理実行部が実行可能な1個以上の処理のうち、実行されるべき1個の処理の名称である。実行情報は、処理の実行時に利用される各種情報である。
例えば、ワークフロー名WN1には、処理名「スキャン」を含む第1のワーク情報が関連付けられており、当該第1のワーク情報は、スキャナ100のIPアドレスIA1と、スキャン設定情報SS1と、を含む。スキャン設定情報SS1は、スキャン設定(例えば、色数、スキャン解像度、ファイル形式等)を示す情報である。端末装置10は、第1のワーク情報を利用して、スキャン処理をスキャナ100に実行させ、この結果、スキャナ100からスキャン処理によって生成される画像データを取得することができる。また、ワークフロー名WN1には、さらに、処理名「メール送信」を含む第2のワーク情報が関連付けられており、当該第2のワーク情報は、メールソフトウエア30のソフト識別情報SI1と、メール設定情報MS1と、を含む。メール設定情報MS1は、電子メールの送信先を示すメールアドレスと、電子メールのタイトル欄に記述されるべきテキストを示すタイトル情報と、電子メールの本文欄に記述されるべきテキストを示す本文情報と、を含む。端末装置10は、第2のワーク情報を利用して、電子メールの送信をメールソフトウエア30に実行させることができる。特に、端末装置10は、スキャナ100から取得される画像データが添付された上記の電子メールの送信をメールソフトウエア30に実行させることができる。
ワークフロー名WN2に関連付けられている第1のワーク情報は、スキャン設定情報SS2が利用される点を除くと、ワークフロー名WN1に関連付けられている第1のワーク情報と同様である。ワークフロー名WN2には、処理名「印刷」を含む第2のワーク情報が関連付けられており、当該第2のワーク情報は、プリンタ200のIPアドレスIA2と、印刷設定情報PS1と、を含む。印刷設定情報PS1は、印刷設定(例えば、色数、印刷解像度、用紙サイズ等)を示す情報である。端末装置10は、第2のワーク情報を利用して、スキャナ100から取得される画像データの印刷処理をプリンタ200に実行させることができる。
ワークフロー名WN3には、処理名「ダウンロード」を含む第1のワーク情報が関連付けられており、当該第1のワーク情報は、データサーバ500のURLと、アカウント情報AC1と、画像識別情報MI1と、を含む。アカウント情報AC1は、データサーバ500を利用するための認証情報である。画像識別情報MI1は、データサーバ500内の画像データを識別するための情報(例えばファイル名、ファイルID等)である。端末装置10は、第1のワーク情報を利用して、画像データの供給をデータサーバ500に実行させることができ、この結果、当該画像データを取得(即ちダウンロード)することができる。ワークフロー名WN3に関連付けられている第2のワーク情報は、印刷設定情報PS2が利用される点を除くと、ワークフロー名WN2に関連付けられている第2のワーク情報と同様である。端末装置10は、第2のワーク情報を利用して、データサーバ500から取得される画像データの印刷処理をプリンタ200に実行させることができる。
ワークフロー名WN4には、処理名「印刷」を含む第1のワーク情報のみが関連付けられている。当該第1のワーク情報は、プリンタ200のIPアドレスIA2と、印刷設定情報PS3と、格納情報ST1と、を含む。格納情報ST1は、端末装置10のメモリ24に格納されている画像データのパス名を示す。端末装置10は、第1のワーク情報を利用して、格納情報ST1によって示される画像データの印刷処理をプリンタ200に実行させることができる。
(登録処理:図3)
図3を参照して、ワークフローテーブル34にワークフロー情報を登録する登録処理の具体的なケースA1について説明する。登録処理は、アプリ28に従って実行される。ケースA1は、ワークフロー名WN1を含むワークフロー情報(図2参照)を登録するケースである。
T100では、CPU22は、ユーザから登録指示を受け付ける。この場合、T110では、CPU22は、処理選択画面SC1を表示部14に表示させる。画面SC1は、第1のワークをユーザに選択させるための画面である。画面SC1は、装置テーブル32に登録されている全ての処理名と、メモリ24に予め登録されている処理名「ダウンロード」と、を含む。なお、画面SC1は、本実施例では、メール送信処理を含まないが、変形例では、当該処理を含んでいてもよい。また、別の変形例では、画面SC1は、装置テーブル32に登録されている一部の処理名のみを含んでいてもよい。
T112では、CPU22は、処理選択画面SC1に表示される複数個の処理名のうちの処理名「スキャン」の選択を受け付ける。この場合、T114では、CPU22は、装置選択画面SC2を表示部14に表示させる。画面SC2は、スキャン処理を実行すべき周辺装置をユーザに選択させるための画面である。画面SC2は、装置テーブル32内で処理名「スキャン」に関連付けられているモデル名「MN1」及び「MN3」を含む。
T116では、CPU22は、装置選択画面SC2に表示される複数個のモデル名のうちのモデル名MN1の選択を受け付ける。この場合、T118では、CPU22は、装置テーブル32内で選択済みのモデル名MN1に関連付けられているIPアドレスIA1を宛先として、条件情報要求をスキャナ100に供給する。この結果、T120では、CPU22、条件情報要求の応答として、スキャナ100が利用可能なスキャン条件(色数、スキャン解像度、ファイル形式等)を示すスキャン条件情報を取得する。
T122では、CPU22は、取得済みのスキャン条件情報に従って、スキャン設定画面SC3を表示部14に表示させる。画面SC3は、スキャン条件情報によって示される範囲内でユーザにスキャン設定を選択させるための画面である。
T124では、CPU22は、スキャン設定画面SC3に表示されるスキャン条件情報の範囲内からのスキャン設定の選択を受け付ける。この場合、T126では、CPU22は、予め決められたルールに従って決定されるユニークなワークフロー名WN1と、第1のワーク情報と、を関連付けて、ワークフローテーブル34に登録する。ここで、第1のワーク情報は、T112で選択された処理名「スキャン」を含み、さらに、T118で利用されたIPアドレスIA1と、T124で選択されたスキャン設定を示すスキャン設定情報SS1と、を実行情報として含む。なお、変形例では、ワークフロー名は、ユーザによって入力される名称であってもよい。
比較例として、CPU22が、IPアドレスIA1を含まない第1のワーク情報を登録する構成が考えられる。この構成では、CPU22は、第1のワーク情報によって示されるワーク(即ちスキャン処理)をスキャナ100に実行させるべき際に、第1のワーク情報に含まれるモデル名MN1を有するスキャナ100をLAN4内で検索して、スキャナ100からIPアドレスIA1を取得する必要がある。これに対し、本実施例では、IPアドレスIA1が登録されているので、スキャナ100を検索する必要がなく、第1のワーク情報によって示されるワークを迅速に実行することができる。
T150では、CPU22は、ユーザからの追加指示に応じて、処理選択画面SC4を表示する。追加指示は、第1のワーク情報に追加して第2のワーク情報を登録するための指示である。画面SC4は、第2のワークをユーザに選択させるための画面である。画面SC4は、装置テーブル32に登録されている全ての処理名のうちの「スキャン」を除く処理名を含む。画面SC4は、さらに、メモリ24に予め登録されている処理名「メール送信」を含む。
T152では、CPU22は、処理選択画面SC4に表示される複数個の処理名のうちの処理名「メール送信」の選択を受け付ける。この場合、T162では、CPU22は、メール設定画面SC5を表示部14に表示させる。画面SC5は、メールアドレスを入力するためのアドレス欄と、電子メールのタイトルを入力するためのタイトル欄と、電子メールの本文を入力するためのメッセージ欄と、を含む。
T164では、CPU22は、メール設定画面SC5の3個の欄への入力を受け付ける。この場合、T166では、CPU22は、ワークフロー名WN1及び第1のワーク情報に関連付けて、第2のワーク情報をワークフローテーブル34に登録する。ここで、第2のワーク情報は、T152で選択された処理名「メール送信」を含み、さらに、ソフト識別情報SI1と、T164で入力された情報を示すメール設定情報MS1と、を実行情報として含む。T180では、CPU22は、ユーザからの終了指示を受け付けて、登録処理を終了する。
なお、CPU22は、T126の処理が終了した際に、ユーザからの終了指示を受け付ける場合には、登録処理を終了する。この場合、第1のワーク情報のみを含むワークフロー情報が登録されることになる。このようにして、図2のワークフロー名WN4に対応するワークフロー情報が登録される。
(登録処理:図4)
続いて、図4を参照して、登録処理の他のケースA2を説明する。ケースA2は、ワークフロー名WN3を含むワークフロー情報(図2参照)を登録するケースである。
T200、T210は、図3のT100、T110と同様である。T212では、CPU22は、処理名「ダウンロード」の選択を受け付ける。この場合、T214では、CPU22は、アカウント入力画面(図示省略)を表示する。当該画面は、データサーバ500にログインするためのアカウント情報を入力するための画面である。アカウント情報は、例えば、ユーザ名及びパスワードを含む。
T216では、CPU22は、アカウント入力画面へのアカウント情報AC1の入力を受け付ける。この場合、T218では、CPU22は、メモリ24に予め記憶されているサーバURLを利用して、当該アカウント情報AC1をデータサーバ500に供給する。この結果、T220では、データサーバ500において、アカウント情報AC1を利用した認証が実行される。本ケースでは、認証が成功するので、T222では、CPU22は、データサーバ500から画像選択画面データを取得する。そして、T224では、CPU22は、画像選択画面データによって表わされる画像選択画面(図示省略)を表示部14に表示させる。画像選択画面は、データサーバ500に格納されている複数個の画像データのうち、アカウント情報AC1に対応付けられている1個以上の画像データに対応する1個以上のサムネイル画像を含む。
T226では、CPU22は、画像選択画面に表示される1個以上のサムネイル画像のうちの1個のサムネイル画像の選択を受け付ける。この場合、T228では、CPU22は、識別情報要求をデータサーバ500に供給する。当該要求は、選択済みのサムネイル画像の元の画像データを識別するための識別情報(例えば、ファイル名、ファイルID等)を要求するためのコマンドである。
T230では、CPU22は、データサーバ500から画像識別情報MI1を取得する。この場合、T232では、CPU22は、ワークフロー名WN3と、第1のワーク情報と、を関連付けて、ワークフローテーブル34に登録する。ここで、第1のワーク情報は、T212で選択された処理名「ダウンロード」を含み、さらに、T218で利用されたサーバURLと、T216で入力されたアカウント情報と、T230で取得された画像識別情報MI1と、を実行情報として含む。
T250は、図3のT150と同様である。T252では、CPU22は、処理名「印刷」の選択を受け付ける。この場合、T254では、CPU22は、装置選択画面SC6を表示部14に表示させる。当該画面SC6は、印刷処理を実行すべき周辺装置をユーザに選択させるための画面である。画面SC6は、装置テーブル32内で処理名「印刷」に関連付けられているモデル名「MN2」及び「MN3」を含む。
T256では、CPU22は、装置選択画面SC6に含まれる複数個のモデル名のうちのモデル名MN2の選択を受け付ける。この場合、CPU22は、T258において、図3のT118と同様に条件情報要求をプリンタ200に送信し、T260において、プリンタ200から印刷条件情報を取得する。印刷条件情報は、プリンタ200が利用可能な印刷条件(色数、用紙サイズ等)を示す。
T262では、CPU22は、取得済みの印刷条件情報に従って、印刷設定画面SC7を表示部14に表示させる。画面SC7は、印刷条件情報によって示される範囲内でユーザに印刷設定を選択させるための画面である。
T264では、CPU22は、印刷設定画面SC7に表示される印刷条件情報の範囲内からの印刷設定の選択を受け付ける。この場合、T266では、CPU22は、ワークフロー名WN2及び第1のワーク情報に関連付けて、第2のワーク情報をワークフローテーブル34に登録する。ここで、第2のワーク情報は、T252で選択された処理名「印刷」を含み、さらに、T258で利用されたIPアドレスIA2と、T264で選択された印刷設定を示す印刷設定情報PS1と、を実行情報として含む。T280は、図3のT180と同様である。
なお、ワークフロー名WN2を含むワークフロー情報(図2参照)は、図3のT110〜T126と同様の処理と、図4のT250〜T266と同様の処理と、が実行されると、ワークフローテーブル34に登録される。
(実行処理:図5)
図5を参照して、CPU22がアプリ28に従って実行する実行処理を説明する。本処理は、アプリ28が起動されることをトリガとして開始される。
S10では、CPU22は、ワークフローテーブル34から1個以上のワークフロー情報のうちの対象ワークフロー情報を選択する選択指示を取得することを監視する。具体的には、CPU22は、ワークフローテーブル34に登録されている1個以上のワークフロー名を含むワーク選択画面を表示部14に表示させる。そして、CPU22は、1個のワークフロー名が選択される場合に、選択指示を取得する。
S12では、CPU22は、ワークフローテーブル34から対象ワークフロー情報を取得する。以下では、対象ワークフロー情報に含まれる第1のワーク情報、第2のワーク情報を、それぞれ、「第1の対象ワーク情報」、「第2の対象ワーク情報」と呼ぶ。なお、変形例では、CPU22は、S10の選択指示を取得することなく、所定のタイミング(例えばユーザによって予め指示されたタイミング)で対象ワークフロー情報を選択してもよい。
S14では、CPU22は、第1の対象ワーク情報を利用して、第1の対象ワーク情報に対応する第1の処理命令を生成し、当該第1の処理命令を第1の対象ワーク情報に含まれる実行情報によって示される処理実行部(以下では「第1の対象処理実行部」と呼ぶ)に供給する。第1の処理命令は、第1の対象ワーク情報に含まれる処理名が示す処理(以下では「第1の対象処理」と呼ぶ)を第1の対象処理実行部に実行させるための命令であり、第1の対象ワーク情報に含まれる実行情報を含む。
S20では、CPU22は、S14の第1の処理命令の供給に応じて、第1の対象処理が成功したか否かを判断する。具体的には、CPU22は、第1の対象処理実行部から第1の対象処理の実行が成功したか否かを示す情報を取得する。CPU22は、第1の対象処理の実行が成功する場合には、成功を示す成功情報を取得する。例えば、第1の対象処理がスキャン処理である場合には、成功情報は、スキャン処理によって生成される画像データである。例えば、第1の対象処理がダウンロード処理である場合には、成功情報は、データサーバ500から取得される画像データである。また、例えば、第1の対象処理が印刷処理である場合には、成功情報は、印刷が成功したことを示す印刷成功通知である。一方、CPU22は、第1の対象処理が失敗する場合には、失敗を示す失敗情報を取得する。
CPU22は、第1の対象処理実行部から成功情報を取得する場合には、第1の対象処理が成功したと判断して(S20でYES)、S30に進む。ここで、CPU22は、成功情報として画像データが取得される場合には、取得済みの画像データをメモリ24に格納する。一方、CPU22は、第1の対象処理実行部から失敗情報を取得する場合には、第1のワークが失敗したと判断して(S20でNO)、S22に進む。S22では、CPU22は、エラー画面を表示部14に表示する。S22が終了すると、図5の処理が終了する。
S30では、CPU22は、対象ワークフロー情報が第2のワーク情報を含むのか否かを判断し、S30でYESの場合にS32に進み、S30でNOの場合に図5の処理を終了する。
S32では、CPU22は、第2の対象ワーク情報を利用して、第2の対象ワーク情報に対応する第2の処理命令を生成し、当該第2の処理命令を第2の対象ワーク情報に含まれる実行情報によって示される処理実行部(以下では「第2の対象処理実行部」と呼ぶ)に供給する。第2の処理命令は、第2の対象ワーク情報に含まれる処理名が示す処理(以下では「第2の対象処理」と呼ぶ)を第2の対象処理実行部に実行させるための命令であり、第2の対象ワーク情報に含まれる実行情報を含む。
S40では、CPU22は、S32の第2の処理命令の供給に応じて、第2の対象処理が成功したか否かを判断する。CPU22は、第2の対象処理実行部から成功情報を取得する場合には、第2の対象処理が成功したと判断し(S40でYES)、図5の処理を終了する。例えば、第2の対象処理がメール送信処理である場合には、成功情報は、メール送信が成功したことを示す送信成功通知である。一方、CPU22は、第2の対象処理実行部から失敗情報を取得する場合には、第2の対象処理が失敗したと判断し(S40でNO)、S42に進む。
S42では、CPU22は、対象ワークフロー情報を利用して、第1の対象ワーク情報を含まず、第2の対象ワーク情報を含む部分ワークフロー情報を生成する。部分ワークフロー情報は、予め決められているルールに従って決定されるワークフロー名を含む。部分ワークフロー情報は、さらに、第2の対象ワーク情報を第1のワーク情報として含み、第2のワーク情報を含まない。部分ワークフロー情報は、さらに、S20で取得された画像データのメモリ24内での格納位置を示す格納情報(例えばパス名)を含む。そして、CPU22は、当該部分ワークフロー情報をワークフローテーブル34に登録する。これにより、ワークフローテーブル34に登録されているワークフロー情報が1個増える。このように、部分ワークフロー情報は、ユーザからの指示(例えば図3のT100の登録指示)が与えられることなく、ワークフローテーブル34に自動的に登録される。これにより、ユーザは、部分ワークフロー情報を利用して、第2の対象処理を速やかに実行することができる。
S44では、CPU22は、第2の対象処理が失敗したことに起因して部分ワークフロー情報を登録したこと通知するための通知画面を表示部14に表示させる。これにより、ユーザは、第2の対象処理が失敗したこと、及び、部分ワークフロー情報が登録されたことを知ることができる。S44が終了すると、図5の処理が終了する。
(具体的なケースB1:図6)
図6を参照して、図5の処理によって実現される具体的なケースB1を説明する。本ケースの初期状態では、LAN4がインターネット6から切断されており、端末装置10はインターネット6を介した通信を実行不可能である。
端末装置10は、T300では、ワークフロー名WN1を選択する選択指示を取得し(S10でYES)、T302において、ワークフロー名WN1によって示される対象ワークフロー情報(以下では「対象ワークフロー情報WN1」と呼ぶ)を取得する(S12)。対象ワークフロー情報WN1は、スキャナ100及びメールソフトウエア30によって順次実行されるべきスキャン処理及びメール送信処理を示す。
T310では、端末装置10は、対象ワークフロー情報WN1の第1のワーク情報内のスキャン設定情報SS1を含むスキャン命令を生成し、当該第1のワーク情報内のIPアドレスIA1を宛先として、当該スキャン命令をスキャナ100に供給する(S14)。
T312では、スキャナ100は、端末装置10からスキャン命令を取得することに応じて、スキャン設定情報SS1に従ったスキャン処理を実行する。そして、T314では、スキャナ100は、スキャン処理が成功すると、スキャン処理によって生成される画像データD1を端末装置10に供給する。
T316では、端末装置10は、スキャナ100から画像データD1を取得することに応じて、取得済みの画像データD1をメモリ24に格納し(S20でYES)、T318において、メモリ24内の画像データD1を示す格納情報ST2を生成する。
続いて、端末装置10は、対象ワークフロー情報WN1が第2のワーク情報を含むので(S30でYES)、T320において、当該第2のワーク情報内のメール設定情報MS1と、T314で取得された画像データD1と、を含むメール送信命令を生成する。そして、端末装置10は、当該第2のワーク情報内のソフト識別情報SI1によって識別されるメールソフトウエア30を特定し、メール送信命令をメールソフトウエア30に供給する(S32)。
T322では、端末装置10内のメールソフトウエア30は、メール送信命令を取得することに応じて、メール設定情報MS1に従った電子メールを生成し、生成済みの電子メールに画像データD1を添付する。そして、メールソフトウエア30は、メール設定情報MS1内のアドレス情報が示すメールアドレスを宛先として、生成済みの電子メールの送信を実行する。ここで、LAN4がインターネット6から切断されているので、メールソフトウエア30は、電子メールを送信することができないので、送信失敗情報をアプリ28に供給する。
端末装置10は、メールソフトウエア30から失敗情報を取得するので(S40でNO)、T330において、T316で生成された格納情報ST2を取得し、次いで、T332において、ワークフロー名WN5によって示されるワークフロー情報(以下では「部分ワークフロー情報WN5」と呼ぶ)をワークフローテーブル34に登録する(S42)。具体的には、端末装置10は、対象ワークフロー情報WN1から第2のワーク情報を特定し、特定済みの第2のワーク情報と取得済みの格納情報ST2とを含む第1のワーク情報を生成する。そして、端末装置10は、当該第1のワーク情報を含む部分ワークフロー情報WN5をワークフローテーブル34に登録する。ユーザからメール設定情報MS1の入力を受け付けなくても、メール設定情報MS1を含む部分ワークフロー情報WN5が登録されるので、ユーザの利便性が向上する。
T334では、端末装置10は、通知画面を表示する(S44)。これにより、ユーザは、メール送信が失敗したことを知ることができ、電子メールを送信するために、LAN4をインターネット6に接続する。
端末装置10は、T350において、ユーザがワーク選択画面内のワークフロー名WN5を選択する選択指示を取得し(S10でYES)、T352において、部分ワークフロー情報WN5を取得する(S12)。なお、変形例では、端末装置10は、所定のタイミング(例えば部分ワークフロー情報WN5の登録から所定時間経過後)において、自動的に部分ワークフロー情報WN5を取得してもよい。
T354では、端末装置10は、部分ワークフロー情報WN5の第1のワーク情報内のメール設定情報MS1と、当該第1のワーク情報内の格納情報ST2によって示される画像データD1と、を含むメール送信命令を生成する。そして、端末装置10は、T320と同様に、当該メール送信命令をメールソフトウエア30に供給する(S14)。端末装置10は、格納情報ST2を利用して、メモリ24から画像データD1を取得するので、画像データD1を取得するためのスキャン命令をスキャナ100に供給する必要がない。これにより、端末装置10の処理負荷を低減することができる。
T356では、メールソフトウエア30は、T322と同様に、画像データD1が添付された電子メールの送信を実行する。ここで、LAN4がインターネット6に接続されているので、メールソフトウエア30は、電子メールの送信に成功する。そして、メールソフトウエア30は、送信成功通知をアプリ28に供給する(S20でYES)。
部分ワークフロー情報WN5は、第2のワーク情報を含まない(S30でNO)。このため、端末装置10は、実行処理を終了する(S30でNO)。なお、部分ワークフロー情報WN5に従った電子メールの送信に成功すると、部分ワークフロー情報WN5は、ワークフローテーブル34から削除されてもよい。変形例では、部分ワークフロー情報WN5がワークフローテーブル34に登録された後に、ユーザによって部分ワークフロー情報WN5が選択されずに、所定時間が経過すると、部分ワークフロー情報WN5は、ワークフローテーブル34から削除されてもよい。このような構成によると、メモリ24の使用容量を抑えることができる。この点は、他の部分ワークフロー情報(例えば後述の図7のWN6)でも同様である。
本ケースによれば、端末装置10は、第1のワーク情報に対応するスキャン処理が成功した後に、第2のワーク情報に対応するメール送信が失敗する場合(T322)に、対象ワークフロー情報WN1を利用して、部分ワークフロー情報WN5をワークフローテーブル34に登録する(T332)。その後、端末装置10は、ワークフローテーブル34内の部分ワークフロー情報WN5が選択される場合(T352)に、T310のスキャン命令をスキャナ100に供給することなく、部分ワークフロー情報WN5の第1のワーク情報に対応するメール送信命令をメールソフトウエア30に供給する。スキャン命令をスキャナ100に供給せずに済むので、対象ワークフロー情報WN1によって示される2つの処理を完了させるための端末装置10の処理負荷を低減させることができる。さらに、スキャナ100は、スキャン命令に応じたスキャン処理を1度実行すればよいので、スキャナ100の処理負荷も低減させることができる。
(具体的なケースB2:図7)
図7を参照して、図5の処理によって実現される具体的なケースB2を説明する。T400、T402では、T300、T302と同様の処理が実行され、T402では、ワークフロー名WN3によって示される対象ワークフロー情報(以下では「対象ワークフロー情報WN3」と呼ぶ)が取得される(S12)。対象ワークフロー情報WN3は、データサーバ500及びプリンタ200によって順次実行されるべき供給処理(即ちダウンロード)及び印刷処理を示す。
T404では、端末装置10は、対象ワークフロー情報WN3の第1のワーク情報内のアカウント情報AC1を含む認証命令を生成し、当該第1のワーク情報内のサーバURLを宛先として、当該認証命令をデータサーバ500に供給する(S14)。そして、データサーバ500においてアカウント情報AC1の認証が成功するので(T406)、T408では、端末装置10は、データサーバ500から認証成功通知を取得する。
次いで、T410では、端末装置10は、対象ワークフロー情報WN3の第1のワーク情報内の画像識別情報MI1を含む供給命令を生成し、当該供給命令をデータサーバ500に供給する(S14)。これにより、T414では、端末装置10は、データサーバ500から画像識別情報MI1によって示される画像データD2を取得する。そして、T416、T418では、図6のT316、T318と同様に、端末装置10は、ダウンロード済みの画像データD2をメモリ24に格納し、メモリ24内の画像データD2を示す格納情報ST3を生成する。
続いて、端末装置10は、対象ワークフロー情報WN3が第2のワーク情報を含むので(S30でYES)、T420において、当該第2のワーク情報内の印刷設定情報PS2と、T414でダウンロードされた画像データD2と、を含む印刷命令を生成し、当該第2のワーク情報内のIPアドレスIA3を宛先として、生成済みの印刷命令をプリンタ200に供給する(S32)。
T422では、プリンタ200は、印刷命令に含まれる印刷設定情報PS2に従って、画像データD2によって表される画像の印刷を実行する。ここで、プリンタ200には、印刷設定情報PS2によって示される用紙サイズの用紙がセットされていない。このために、T424では、プリンタ200は、印刷が失敗したことを示す印刷失敗通知を端末装置10に供給する。なお、印刷が失敗する他の例として、プリンタ200のインク、トナー等の消耗品の残量が少ないこと、プリンタ200で紙詰まりが発生していること等を挙げることができる。
端末装置10は、プリンタ200から印刷失敗通知を取得するので、T430において、T418で生成された格納情報ST3を取得し、T432において、ワークフロー名WN6によって示されるワークフロー情報(以下では「部分ワークフロー情報WN6」と呼ぶ)を、図6のT332と同様に、ワークフローテーブル34に登録する(S42)。部分ワークフロー情報WN6は、対象ワークフロー情報WN3の第2のワーク情報と、格納情報ST3と、を第1のワーク情報として含む。ユーザから印刷設定情報PS2の入力を受け付けなくても、印刷設定情報PS2を含む部分ワークフロー情報WN6が登録されるので、ユーザの利便性が向上する。T434は、図6のT334と同様である。T436では、ユーザは、T434で表示された通知画面を見て、プリンタ200に用紙をセットする。
T450、T452では、端末装置10は、図6のT350、352と同様に、ユーザが部分ワークフロー情報WN6を選択する場合に、部分ワークフロー情報WN6を取得する(S12)。続いて、T454では、端末装置10は、部分ワークフロー情報WN6の第1のワーク情報内の印刷設定情報PS2と、当該第1のワーク情報内の格納情報ST3によって示される画像データD2と、を含む印刷命令を生成する。そして、端末装置10は、T420と同様に、生成済みの印刷命令をプリンタ200に供給する(S14)。
T456では、プリンタ200は、端末装置10から印刷命令を取得すると、画像データD2によって表される画像の印刷を実行する。用紙がセットされているので、印刷が成功する。このため、T458では、プリンタ200は、印刷が成功したことを示す印刷成功通知を端末装置10に供給する(S20でYES)。部分ワークフロー情報WN5は、第2のワーク情報を含まない(S30でNO)。このため、端末装置10は、実行処理を終了する(S30でNO)。
本ケースによれば、対象ワークフロー情報WN3の第1のワーク情報に対応する認証命令及び供給命令をデータサーバ500に供給せずに済むので、対象ワークフロー情報WN3によって示される2つの処理を完了させるための端末装置10の処理負荷を低減させることができる。さらに、データサーバ500の処理負荷も低減させることができる。
(その他のケース)
図5の処理によって実現される他のケースについて説明する。ワークフロー名WN2で示されるワークフロー情報(以下では「対象ワークフロー情報WN2」と呼ぶ)は、スキャン処理を示す第1のワーク情報と、印刷処理を示す第2のワーク情報を含む(図2参照)。端末装置10は、対象ワークフロー情報WN2を選択する選択指示を取得すると、図6のT302からT318の各処理を実行し、その後、図7のT420からT422の各処理を実行する。そして、印刷が失敗する場合には、端末装置10は、T424からT458の各処理を実行する。本ケースでも、ケースB1、B2と同様に、端末装置10の処理負荷を低減することができる。
(対応関係)
ワークフローテーブル34、当該テーブル34内の各ワークフロー情報が、それぞれ、「処理テーブル」、「M個の処理情報」の一例である。各周辺装置100〜300、データサーバ500、及び、メールソフトウエア30が、「複数個の処理実行部」の一例である。各周辺装置100〜300が、「2個以上の処理実行部」の一例である。ワーク情報内の処理名及びスキャン設定情報(又は印刷設定情報)が、「能力情報」の一例である。図6のT318(又は図7のT418)の格納情報が、「位置情報」の一例である。
図6のケースB1では、対象ワークフロー情報WN1、スキャン処理及びメール送信処理を含む2個の処理が、それぞれ、「第1の処理情報」、「N個の処理」の一例である。スキャン処理、T310のスキャン命令、スキャナ100が、それぞれ、「N1個の処理」、「N1個の処理命令」、「N1個の処理実行部」の一例である。メール送信処理、T320のメール送信命令、メールソフトウエア30が、それぞれ、「特定の処理(さらにN2個の処理)」、「特定の処理命令(さらにN2個の処理命令)」、「特定の処理実行部(さらにN2個の処理実行部)」の一例である。部分ワークフロー情報WN5が、「第2の処理情報」の一例である。IPアドレスIA1及びソフト識別情報SI1の2つの情報が「N個の識別情報」、の一例であり、IPアドレスIA1、ソフト識別情報SI1が、それぞれ、「N1個の識別情報」、「N2個の識別情報」の一例である。
図7のケースB2では、対象ワークフロー情報WN3、供給処理及び印刷処理を含む2個の処理が、それぞれ、「第1の処理情報」、「N個の処理」の一例である。供給処理、T410の供給命令、データサーバ500が、それぞれ、「N1個の処理」、「N1個の処理命令」、「N1個の処理実行部」の一例である。印刷処理、T420の印刷命令、プリンタ200が、それぞれ、「特定の処理(さらにN2個の処理)」、「特定の処理命令(さらにN2個の処理命令)」、「特定の処理実行部(さらにN2個の処理実行部)」の一例である。部分ワークフロー情報WN6が、「第2の処理情報」の一例である。サーバURL及びIPアドレスIA2の2つの情報が「N個の識別情報」、の一例であり、サーバURL、IPアドレスIA2が、それぞれ、「N1個の識別情報」、「N2個の識別情報」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)端末装置10は、図3又は図4の登録処理を実行しなくてもよい。例えば、アプリ28は、端末装置10に設定されているデフォルトのスキャナ100にスキャン処理を実行させるための第1のワーク情報と、端末装置10に設定されているデフォルトのプリンタ200に印刷処理を実行させるための第2のワーク情報と、を含むワークフロー情報を予め記憶していてもよい。また、別の変形例では、端末装置10は、図3のT100の登録指示を取得することなく、T110からT114を実行せず、T116でモデル名MN1を自動的に選択し、T118、T120の処理を実行し、T122を実行せず、T124でデフォルトのスキャン設定情報SS1を自動的に選択し、T126で第1のワーク情報を登録してもよい。これら変形例では、「登録指示」を省略可能である。
(変形例2)ワークフロー情報は、3個以上の処理実行部によって順次実行されるべき3個以上の処理を示してもよい。例えば、ワークフロー情報は、第1、第2のワーク情報に加えて、第3のワーク情報を含んでもよい。例えば、ワークフロー情報内の第1、第2、第3のワーク情報が、それぞれ、スキャン処理、メール送信処理、印刷処理に対応していてもよい。当該印刷処理は、スキャン処理によって取得される画像データの印刷処理でもよいし、メール送信処理によって送信される電子メールの印刷処理でもよい。例えば、端末装置10が、図6のT302において、上記の3個の処理を含むワークフロー情報を取得し、T322において、第2のワーク情報に対応するメール送信が失敗する場合に、T332において、当該ワークフロー情報の第2及び第3のワーク情報を、第1及び第2のワーク情報として含む部分ワークフロー情報を登録してもよい。本変形例では、上記の3個の処理、スキャン処理、メール送信処理が、それぞれ、「N個の処理」、「N1個の処理」、「特定の処理」の一例であり、メール送信処理及び印刷処理が、「N2個の処理」の一例である。
(変形例3)対象ワークフロー情報WN1内の第2のワーク情報は、メール設定情報MS1を含まなくてもよい。この場合、端末装置10は、図6のT320の前にメール設定画面SC5(図3を参照)を表示し、T320において、メール設定画面SC5で入力されたメール設定情報MS1を含むメール送信命令をメールソフトウエア30に供給してもよい。また、部分ワークフロー情報WN5の第1のワーク情報も、メール設定情報MS1を含まなくてもよく、T354の前にメール設定画面SC5からメール設定情報を取得してもよい。本変形例では、「第1の処理情報」及び「第2の処理情報」のうちの少なくとも一方は、「メールアドレス」を含まなくてもよい。
(変形例4)対象ワークフロー情報WN3内の第2のワーク情報は、印刷設定情報PS2を含まなくてもよい。この場合、端末装置10は、図7のT420の前に印刷設定画面SC7(図4を参照)を表示し、T420において、画面SC7で入力された印刷設定情報PS2を含む印刷命令をプリンタ200に供給してもよい。また、部分ワークフロー情報WN6の第1のワーク情報も、印刷設定情報PS2を含まなくてもよく、T454の前に画面SC7から印刷設定情報を取得してもよい。本変形例では、「第1の処理情報」及び「第2の処理情報」のうちの少なくとも一方は、「印刷設定情報」を含まなくてもよい。
(変形例5)端末装置10は、処理名「メール送信」を含むワークフロー情報を登録する代わりに、処理名「メール保存」を含むワークフロー情報を登録してもよい。この場合、T320では、端末装置10は、メール設定情報MS1及び画像データD1を含むメール保存命令を生成してもよい。そして、メールソフトウエア30は、メール保存命令を取得することに応じて、メール設定情報MS1に従った電子メールを生成し、当該電子メールに画像データD1を添付し、添付済みの電子メールを未送信ボックスに保存してもよい。未送信ボックスは、メモリ24内の保存領域であってもよいし、インターネット6上のサーバ内の保存領域であってもよい。メール保存処理は、例えば、未送信ボックスに電子メールを保存するための容量が残っていない場合等により失敗することが想定される。
(変形例6)上記の実施例では、端末装置10のCPU22がアプリ28に従って処理を実行することによって、図5の各処理が実現される。これに代えて、これらの各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下に、本明細書に記載の技術の特徴を列挙する。
(項目1)
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置のコンピュータを、
処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報を選択する指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部と、
前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部と、
前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記第1の処理情報を利用して、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
として機能させるコンピュータプログラム。
(項目2)
前記第1の処理情報は、前記N個の処理実行部を識別するためのN個の識別情報を含み、
前記第1の供給部は、前記第1の処理情報に含まれる前記N個の識別情報のうちのN1個の識別情報を順次利用して、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に順次供給し、
前記第2の処理情報は、前記N1個の識別情報を含まず、前記N個の識別情報のうち、前記N2個の処理実行部を識別するためのN2個の識別情報を含み、
前記第3の供給部は、前記第2の処理情報に含まれる前記N2個の識別情報を順次利用して、前記N2個の処理命令を前記N2個の処理実行部に順次供給する、項目1に記載のコンピュータプログラム。
(項目3)
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
2個以上の処理実行部のそれぞれから、当該処理実行部が実行可能な処理を示す能力情報を取得する情報取得部と、
前記2個以上の処理実行部から取得された2個以上の前記能力情報を利用して、前記M個の処理情報を前記処理テーブルに登録する第2の登録部と、
として機能させる、項目1又は2に記載のコンピュータプログラム。
(項目4)
前記第2の登録部は、ユーザから登録指示が与えられる場合に、前記M個の処理情報を前記処理テーブルに登録し、
前記第1の登録部は、前記ユーザから前記登録指示が与えられることなく、前記第2の処理情報を前記処理テーブルに登録する、項目3に記載のコンピュータプログラム。
(項目5)
前記N個の処理は、原稿をスキャンするスキャン処理と、前記スキャン処理によって生成される画像データが添付された電子メールを送信するメール送信処理と、を含み、
前記N1個の処理は、前記スキャン処理であり、
前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるスキャナであって、前記スキャン処理を実行可能な前記スキャナであり、
前記特定の処理は、前記メール送信処理であり、
前記特定の処理実行部は、前記端末装置に格納されるメールソフトウエアである、項目1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目6)
前記第1の処理情報は、前記電子メールの送信先を示すメールアドレスを含み、
前記第1の登録部は、前記特定の処理が失敗する場合に、前記第1の処理情報から前記メールアドレスを特定し、特定済みのメールアドレスを含む前記第2の処理情報を前記処理テーブルに登録する、項目5に記載のコンピュータプログラム。
(項目7)
前記N個の処理は、原稿をスキャンするスキャン処理と、前記スキャン処理によって生成される画像データによって表わされる画像を印刷する印刷処理と、を含み、
前記N1個の処理は、前記スキャン処理であり、
前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるスキャナであって、前記スキャン処理を実行可能な前記スキャナであり、
前記特定の処理は、前記印刷処理であり、
前記特定の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるプリンタであって、前記印刷処理を実行可能な前記プリンタである、項目1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目8)
前記N個の処理は、データベース内の画像データを前記端末装置に供給する供給処理と、前記画像データによって表わされる画像を印刷する印刷処理と、を含み、
前記N1個の処理は、前記供給処理であり、
前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるサーバであって、前記データベースを備える前記サーバであり、
前記特定の処理は、前記印刷処理であり、
前記特定の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるプリンタであって、前記印刷処理を実行可能な前記プリンタである、項目1から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目9)
前記第1の処理情報は、前記特定の処理実行部である前記プリンタが前記画像を印刷するための印刷設定を示す印刷設定情報を含み、
前記第1の登録部は、前記特定の処理が失敗する場合に、前記第1の処理情報から前記印刷設定情報を特定し、特定済みの印刷設定情報を含む前記第2の処理情報を前記処理テーブルに登録する、項目7又は8に記載のコンピュータプログラム。
(項目10)
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記画像データが取得される場合に、前記画像データを前記端末装置のメモリに格納させる格納制御部を備え、
前記第1の登録部は、前記特定の処理が失敗する場合に、前記メモリ内の前記画像データの位置を示す位置情報を含む前記第2の処理情報を前記処理テーブルに登録する、項目5から9のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
(項目11)
端末装置であって、
処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報の選択の指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部と、
前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部と、
前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記第1の処理情報を利用して、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
を備える、端末装置。
2:通信システム、4:LAN、6:インターネット、10:端末装置、12:操作部、表示部:14、ネットワークI/F:16、20:制御部、22:CPU、24:メモリ、26:OSプログラム、28:アプリケーションプログラム、30:メールソフトウエア、32:装置テーブル、34:ワークフローテーブル、100:スキャナ、200:プリンタ、300:多機能機、500:データサーバ

Claims (12)

  1. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報を選択する指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
    前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部であって、前記N個の処理は、原稿をスキャンするスキャン処理と、前記スキャン処理によって生成される画像データが添付された電子メールを送信するメール送信処理と、を含み、前記N1個の処理は、前記スキャン処理を含み、前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるスキャナであって、前記スキャン処理を実行可能な前記スキャナを含む、前記第1の供給部と、
    前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部であって、前記特定の処理は、前記メール送信処理であり、前記特定の処理実行部は、前記端末装置に格納されるメールソフトウエアである、前記第2の供給部と、
    前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記第1の処理情報から前記電子メールの送信先を示すメールアドレスを特定し、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報であって、特定済みの前記メールアドレスを含む前記第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
    前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  2. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報を選択する指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
    前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部であって、前記N個の処理は、原稿をスキャンするスキャン処理と、前記スキャン処理によって生成される画像データが添付された電子メールを送信するメール送信処理と、を含み、前記N1個の処理は、前記スキャン処理を含み、前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるスキャナであって、前記スキャン処理を実行可能な前記スキャナを含む、前記第1の供給部と、
    前記画像データが取得される場合に、前記画像データを前記端末装置のメモリに格納させる格納制御部と、
    前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部であって、前記特定の処理は、前記メール送信処理であり、前記特定の処理実行部は、前記端末装置に格納されるメールソフトウエアである、前記第2の供給部と、
    前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報であって、前記メモリ内の前記画像データの位置を示す位置情報を含む前記第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
    前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  3. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報を選択する指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
    前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部であって、前記N個の処理は、原稿をスキャンするスキャン処理と、前記スキャン処理によって生成される画像データによって表わされる画像を印刷する印刷処理と、を含み、前記N1個の処理は、前記スキャン処理を含み、前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるスキャナであって、前記スキャン処理を実行可能な前記スキャナを含む、前記第1の供給部と、
    前記画像データが取得される場合に、前記画像データを前記端末装置のメモリに格納させる格納制御部と、
    前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部であって、前記特定の処理は、前記印刷処理であり、前記特定の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるプリンタであって、前記印刷処理を実行可能な前記プリンタである、前記第2の供給部と、
    前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報であって、前記メモリ内の前記画像データの位置を示す位置情報を含む前記第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
    前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  4. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、
    処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報を選択する指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
    前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部であって、前記N個の処理は、データベース内の画像データを前記端末装置に供給する供給処理と、前記画像データによって表わされる画像を印刷する印刷処理と、を含み、前記N1個の処理は、前記供給処理を含み、前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるサーバであって、前記データベースを備える前記サーバを含む、前記第1の供給部と、
    前記画像データが取得される場合に、前記画像データを前記端末装置のメモリに格納させる格納制御部と、
    前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部であって、前記特定の処理は、前記印刷処理であり、前記特定の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるプリンタであって、前記印刷処理を実行可能な前記プリンタである、前記第2の供給部と、
    前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報であって、前記メモリ内の前記画像データの位置を示す位置情報を含む前記第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
    前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  5. 前記第1の処理情報は、前記特定の処理実行部である前記プリンタが前記画像を印刷するための印刷設定を示す印刷設定情報を含み、
    前記第1の登録部は、前記特定の処理が失敗する場合に、前記第1の処理情報から前記印刷設定情報を特定し、特定済みの印刷設定情報を含む前記第2の処理情報を前記処理テーブルに登録する、請求項又はに記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記第1の処理情報は、前記N個の処理実行部を識別するためのN個の識別情報を含み、
    前記第1の供給部は、前記第1の処理情報に含まれる前記N個の識別情報のうちのN1個の識別情報を順次利用して、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に順次供給し、
    前記第2の処理情報は、前記N1個の識別情報を含まず、前記N個の識別情報のうち、前記N2個の処理実行部を識別するためのN2個の識別情報を含み、
    前記第3の供給部は、前記第2の処理情報に含まれる前記N2個の識別情報を順次利用して、前記N2個の処理命令を前記N2個の処理実行部に順次供給する、請求項1から5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    2個以上の処理実行部のそれぞれから、当該処理実行部が実行可能な処理を示す能力情報を取得する情報取得部と、
    前記2個以上の処理実行部から取得された2個以上の前記能力情報を利用して、前記M個の処理情報を前記処理テーブルに登録する第2の登録部と、
    として機能させる、請求項1から6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記第2の登録部は、ユーザから登録指示が与えられる場合に、前記M個の処理情報を前記処理テーブルに登録し、
    前記第1の登録部は、前記ユーザから前記登録指示が与えられることなく、前記第2の処理情報を前記処理テーブルに登録する、請求項に記載のコンピュータプログラム。
  9. 端末装置であって、
    処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報の選択の指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
    前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部であって、前記N個の処理は、原稿をスキャンするスキャン処理と、前記スキャン処理によって生成される画像データが添付された電子メールを送信するメール送信処理と、を含み、前記N1個の処理は、前記スキャン処理を含み、前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるスキャナであって、前記スキャン処理を実行可能な前記スキャナを含む、前記第1の供給部と、
    前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部であって、前記特定の処理は、前記メール送信処理であり、前記特定の処理実行部は、前記端末装置に格納されるメールソフトウエアである、前記第2の供給部と、
    前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記第1の処理情報から前記電子メールの送信先を示すメールアドレスを特定し、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報であって、特定済みの前記メールアドレスを含む前記第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
    前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
    を備える、端末装置。
  10. 端末装置であって、
    処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報の選択の指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
    前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部であって、前記N個の処理は、原稿をスキャンするスキャン処理と、前記スキャン処理によって生成される画像データが添付された電子メールを送信するメール送信処理と、を含み、前記N1個の処理は、前記スキャン処理を含み、前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるスキャナであって、前記スキャン処理を実行可能な前記スキャナを含む、前記第1の供給部と、
    前記画像データが取得される場合に、前記画像データを前記端末装置のメモリに格納させる格納制御部と、
    前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部であって、前記特定の処理は、前記メール送信処理であり、前記特定の処理実行部は、前記端末装置に格納されるメールソフトウエアである、前記第2の供給部と、
    前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報であって、前記メモリ内の前記画像データの位置を示す位置情報を含む前記第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
    前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
    を備える、端末装置。
  11. 端末装置であって、
    処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報の選択の指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
    前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部であって、前記N個の処理は、原稿をスキャンするスキャン処理と、前記スキャン処理によって生成される画像データによって表わされる画像を印刷する印刷処理と、を含み、前記N1個の処理は、前記スキャン処理を含み、前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるスキャナであって、前記スキャン処理を実行可能な前記スキャナを含む、前記第1の供給部と、
    前記画像データが取得される場合に、前記画像データを前記端末装置のメモリに格納させる格納制御部と、
    前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部であって、前記特定の処理は、前記印刷処理であり、前記特定の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるプリンタであって、前記印刷処理を実行可能な前記プリンタである、前記第2の供給部と、
    前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報であって、前記メモリ内の前記画像データの位置を示す位置情報を含む前記第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
    前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
    を備える、端末装置。
  12. 端末装置であって、
    処理テーブルに登録されているM個の処理情報(Mは1以上の整数)のうちの第1の処理情報の選択の指示を取得する指示取得部であって、前記M個の処理情報のそれぞれは、複数個の処理実行部によって順次実行されるべき複数個の処理を示す、前記指示取得部と、
    前記第1の処理情報が選択される場合に、前記第1の処理情報によって示されるN個(Nは2以上の整数)の処理のうちのN1個(N1は1以上の整数)の処理に対応するN1個の処理命令をN1個の処理実行部に順次供給する第1の供給部であって、前記N個の処理は、データベース内の画像データを前記端末装置に供給する供給処理と、前記画像データによって表わされる画像を印刷する印刷処理と、を含み、前記N1個の処理は、前記供給処理を含み、前記N1個の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるサーバであって、前記データベースを備える前記サーバを含む、前記第1の供給部と、
    前記画像データが取得される場合に、前記画像データを前記端末装置のメモリに格納させる格納制御部と、
    前記N1個の処理命令が前記N1個の処理実行部に供給されることに応じて、前記N1個の処理が成功した後に、前記N個の処理のうちの前記N1個の処理に続いて実行されるべき特定の処理に対応する特定の処理命令を特定の処理実行部に供給する第2の供給部であって、前記特定の処理は、前記印刷処理であり、前記特定の処理実行部は、前記端末装置とネットワークを介して接続されるプリンタであって、前記印刷処理を実行可能な前記プリンタである、前記第2の供給部と、
    前記特定の処理命令が前記特定の処理実行部に供給されることに応じて、前記特定の処理が失敗する場合に、前記N個の処理のうちの前記特定の処理以降のN2個(N2は1以上の整数)の処理を示す第2の処理情報であって、前記メモリ内の前記画像データの位置を示す位置情報を含む前記第2の処理情報を、前記処理テーブルに登録する第1の登録部と、
    前記第2の処理情報が前記処理テーブルに登録された後に、前記処理テーブル内の(M+1)個の処理情報のうちの前記第2の処理情報が選択される場合に、前記N1個の処理命令を前記N1個の処理実行部に供給することなく、前記第2の処理情報によって示される前記N2個の処理に対応するN2個の処理命令をN2個の処理実行部に順次供給する第3の供給部と、
    を備える、端末装置。
JP2016068775A 2016-03-30 2016-03-30 端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置 Active JP6677046B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016068775A JP6677046B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016068775A JP6677046B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017184032A JP2017184032A (ja) 2017-10-05
JP6677046B2 true JP6677046B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=60006478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016068775A Active JP6677046B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6677046B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017184032A (ja) 2017-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7205522B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
US9148543B2 (en) Image forming apparatus, image formation supporting system, and image formation supporting method which transfers a program from the image forming apparatus to a handheld device
JP6891718B2 (ja) 通信装置
JP7047335B2 (ja) 端末装置のためのコンピュータプログラム
JP6759655B2 (ja) 印刷装置、及びコンピュータプログラム。
US20070279655A1 (en) Image processing apparatus, processing method for setting and storage medium
JP6601106B2 (ja) プリンタ
JP2019169987A (ja) 画像読取装置および画像読取プログラム
JP6880844B2 (ja) サーバのためのコンピュータプログラム
JP6561691B2 (ja) 機能実行装置
US11171954B2 (en) Server and non-transitory computer-readable recording medium storing computer-readable instructions for server
US10613807B2 (en) Image forming apparatus for causing a server to push print setting screen information to a terminal
US9864556B2 (en) Image forming apparatus having web browser, method of controlling image forming apparatus, and storage medium
JP6677046B2 (ja) 端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、端末装置
JP6828637B2 (ja) 画像処理装置
JP2006345178A (ja) ファクシミリドライバプログラム
JP6620491B2 (ja) サーバ装置、サーバ装置のプログラム、及び、サーバ装置を含む通信システム
JP7180471B2 (ja) 端末装置のためのコンピュータプログラム及び端末装置
JP5011502B2 (ja) 電子機器、サービス提供方法及びプログラム
JP6488618B2 (ja) 端末装置とコンピュータプログラム
JP5310324B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2019117539A (ja) 通信システム、端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、サーバのためのコンピュータプログラム
US20220334786A1 (en) Information processing apparatus, control method of information processing apparatus, and printing system
JP6805725B2 (ja) 画像処理装置
JP2007164647A (ja) 電子機器,操作部イベント処理方法,プログラム,および記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6677046

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150