JP2019117539A - 通信システム、端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、サーバのためのコンピュータプログラム - Google Patents

通信システム、端末装置のためのコンピュータプログラム、及び、サーバのためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プリンタへの印刷ジョブの送信を端末装置に実行させるための送信情報がサーバから端末装置に送信される場合に、端末装置からプリンタに印刷ジョブが送信されるシステムにおいて、プリンタの印刷機能の利用を適切に制限するための技術を提供すること。【解決手段】端末装置は、サーバから制限情報を受信し、第1の印刷ジョブを制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換する。サーバは、端末装置からジョブ識別情報を受信してジョブ識別情報をプリンタに送信し、プリンタから印刷ジョブ要求を受信して送信情報を端末装置に送信する。端末装置は、サーバから送信情報を受信する場合に、第2の印刷ジョブをプリンタに送信する。プリンタは、第2の印刷ジョブに従った印刷を印刷実行部に実行させる。【選択図】図1

Description

本明細書では、端末装置とプリンタとサーバとを備える通信システムを開示する。
特許文献1には、PCと、複合機と、印刷管理サーバと、を備えるプリントシステムが開示されている。PC及び複合機は、同じLAN(Local Area Networkの略)に接続されている。PC及び複合機は、WAN(Wide Area Networkの略)を介して印刷管理サーバと通信可能である。PCは、ユーザからの印刷指示に応じて印刷データを生成し、PC内の所定の格納場所に生成済みの印刷データを格納する。次いで、PCは、印刷データに対応する書誌情報データを印刷管理サーバに送信して記憶させる。また、ユーザが複合機を操作することに応じて複合機から印刷管理サーバに印刷要求が送信される場合に、PCは、印刷管理サーバから印刷指示を受信して、格納済みの印刷データを複合機に送信する。これにより、複合機では、当該印刷データに従った印刷が実行される。
特開2009−9600号公報 特開2005−242735号公報 特開2009−163404号公報 特開2007−320166号公報
上記の技術では、プリンタの印刷機能の利用が制限される状況について、何ら考慮されていない。
本明細書では、プリンタへの印刷ジョブの送信を端末装置に実行させるための送信情報がサーバから端末装置に送信される場合に、端末装置からプリンタに印刷ジョブが送信されるシステムにおいて、プリンタの印刷機能の利用を適切に制限するための技術を提供する。
本明細書では、端末装置と、プリンタと、サーバと、を備える通信システムを開示する。前記端末装置は、印刷対象の画像を表わす印刷データと、前記画像の印刷に利用されるべき印刷設定と、を含む第1の印刷ジョブを生成する生成部と、前記第1の印刷ジョブを識別するジョブ識別情報を前記サーバに送信する第1の端末送信部と、前記サーバから前記プリンタの印刷機能の利用の制限に関係する制限情報を受信する第1の端末受信部と、前記サーバから前記制限情報が受信される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換する変換部と、を備えてもよい。前記サーバは、サーバメモリと、前記端末装置から前記ジョブ識別情報を受信する第1のサーバ受信部と、前記端末装置から前記ジョブ識別情報が受信される場合に、前記ジョブ識別情報を前記サーバメモリに記憶させるサーバ記憶制御部と、前記制限情報を前記端末装置に送信する第1のサーバ送信部と、を備えてもよい。前記プリンタは、印刷実行部と、前記プリンタへの前記ジョブ識別情報の送信を前記サーバに要求する識別情報要求を前記サーバに送信する第1のプリンタ送信部と、前記識別情報要求が前記サーバに送信される場合に、前記サーバから前記ジョブ識別情報を受信する第1のプリンタ受信部と、前記サーバから前記ジョブ識別情報が受信され、かつ、前記ジョブ識別情報の選択を含む印刷の実行指示が特定ユーザから受け付けられる場合に、印刷ジョブ要求を前記サーバに送信する第2のプリンタ送信部であって、前記印刷ジョブ要求は、前記端末装置から前記プリンタへの印刷ジョブの送信のための処理を前記サーバに実行させるための要求である、前記第2のプリンタ送信部と、を備えてもよい。前記サーバは、さらに、前記プリンタから前記識別情報要求を受信する第2のサーバ受信部と、前記プリンタから前記識別情報要求が受信される場合に、前記サーバメモリ内の前記ジョブ識別情報を前記プリンタに送信する第2のサーバ送信部と、前記プリンタから前記印刷ジョブ要求を受信する第3のサーバ受信部と、前記プリンタから前記印刷ジョブ要求が受信される場合に、前記プリンタへの前記印刷ジョブの送信を前記端末装置に実行させるための送信情報を前記端末装置に送信する第3のサーバ送信部と、を備えてもよい。前記端末装置は、さらに、前記サーバから前記送信情報を受信する第2の端末受信部と、前記サーバから前記送信情報が受信される場合に、前記第2の印刷ジョブを前記プリンタに送信する第2の端末送信部と、を備えてもよい。前記プリンタは、さらに、前記端末装置から前記第2の印刷ジョブを受信する第2のプリンタ受信部と、前記端末装置から前記第2の印刷ジョブが受信される場合に、前記第2の印刷ジョブに従った印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御部と、を備えてもよい。
上記の構成によると、端末装置は、サーバから制限情報を受信し、第1の印刷ジョブを制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換する。また、サーバは、端末装置からジョブ識別情報を受信してジョブ識別情報をプリンタに送信し、プリンタから印刷ジョブ要求を受信して送信情報を端末装置に送信する。また、端末装置は、サーバから送信情報を受信する場合に、第2の印刷ジョブをプリンタに送信する。これにより、プリンタでは、制限情報に適合する第2の印刷ジョブに従った印刷が実行される。従って、プリンタへの印刷ジョブの送信を端末装置に実行させるための送信情報がサーバから端末装置に送信される場合に、端末装置からプリンタに印刷ジョブが送信されるシステムにおいて、プリンタの印刷機能の利用を適切に制限できる。
また、本明細書では、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、印刷対象の画像を表わす印刷データと、前記画像の印刷に利用されるべき印刷設定と、を含む第1の印刷ジョブを生成する生成部と、前記第1の印刷ジョブを識別するジョブ識別情報をサーバに送信する第1の端末送信部と、前記サーバからプリンタの印刷機能の利用の制限に関係する制限情報を受信する第1の端末受信部と、前記サーバから前記制限情報が受信される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換する変換部と、前記第1の印刷ジョブが前記第2の印刷ジョブに変換された後に、前記サーバから、前記プリンタへの印刷ジョブの送信を前記端末装置に実行させるための送信情報を受信する第2の端末受信部と、前記サーバから前記送信情報が受信される場合に、前記第2の印刷ジョブを前記プリンタに送信する第2の端末送信部と、として機能させてもよい。
上記の構成によると、端末装置は、サーバから制限情報を受信し、第1の印刷ジョブを制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換する。また、端末装置は、サーバから送信情報を受信する場合に、第2の印刷ジョブをプリンタに送信する。これにより、プリンタでは、制限情報に適合する第2の印刷ジョブに従った印刷が実行される。従って、プリンタへの印刷ジョブの送信を端末装置に実行させるための送信情報がサーバから端末装置に送信される場合に、端末装置からプリンタに印刷ジョブが送信されるシステムにおいて、プリンタの印刷機能の利用を適切に制限できる。
また、本明細書では、サーバのためのコンピュータプログラムを開示する。前記コンピュータプログラムは、前記サーバのコンピュータを、以下の各部、即ち、端末装置から、印刷対象の画像を表わす印刷データと、前記画像の印刷に利用されるべき印刷設定と、を含む第1の印刷ジョブを識別するジョブ識別情報を受信する第1のサーバ受信部と、前記端末装置から前記ジョブ識別情報が受信される場合に、前記ジョブ識別情報を前記サーバのサーバメモリに記憶させるサーバ記憶制御部と、プリンタの印刷機能の利用の制限に関係する制限情報を前記端末装置に送信する第1のサーバ送信部であって、前記制限情報は、前記端末装置において、前記第1の印刷ジョブを前記制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換するために利用される、前記第1のサーバ送信部と、前記プリンタから、前記プリンタへの前記ジョブ識別情報の送信を前記サーバに要求する識別情報要求を受信する第2のサーバ受信部と、前記プリンタから前記識別情報要求が受信される場合に、前記サーバメモリ内の前記ジョブ識別情報を前記プリンタに送信する第2のサーバ送信部と、前記プリンタから、印刷ジョブ要求を受信する第3のサーバ受信部であって、前記印刷ジョブ要求は、前記端末装置から前記プリンタへの印刷ジョブの送信を前記サーバに実行させるための要求である、前記第3のサーバ受信部と、前記プリンタから前記印刷ジョブ要求が受信される場合に、前記プリンタへの前記印刷ジョブの送信を前記端末装置に実行させるための送信情報を前記端末装置に送信する第3のサーバ送信部と、として機能させてもよい。
上記の構成によると、サーバは、端末装置から第1の印刷ジョブを識別するジョブ識別情報を受信してジョブ識別情報をサーバメモリに記憶し、制限情報を端末装置に送信する。この結果、端末装置では、第1の印刷ジョブが制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換される。また、サーバは、プリンタからジョブ識別情報要求を受信してジョブ識別情報をプリンタに送信し、プリンタから印刷ジョブ要求を受信して送信情報を端末装置に送信する。従って、プリンタへの印刷ジョブの送信を端末装置に実行させるための送信情報がサーバから端末装置に送信されるシステムにおいて、プリンタの印刷機能の利用を適切に制限できる。
上記の端末装置そのもの及び上記のサーバそのものも新規で有用である。また、上記の端末装置及びサーバを実現するための制御方法も新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 実施例の概要を説明するための説明図を示す。 印刷仲介サーバ内の各リストの一例を示す。 サーバから制限情報が受信される場合の処理のシーケンス図を示す。 図4のS10でYESと判断された後のシーケンス図を示す。 図4のS10でNOと判断された後のケースAのシーケンス図を示す。 図4のS10でNOと判断された後のケースBのシーケンス図を示す。 図4のS10でNOと判断された後のケースCのシーケンス図を示す。 サーバから制限情報が受信されない場合の処理のシーケンス図を示す。
(通信システム2の構成)
図1に示されるように、通信システム2は、複数個のPC10,50と、プリンタ100と、印刷仲介サーバ200(以下では単に「サーバ200」と記載する)と、を備える。各デバイス10,50,100は、同じLAN(Local Area Networkの略)5に所属している。LAN5は、インターネット4に接続されている。サーバ200は、インターネット4上に設置されている。各デバイス10,50,100は、インターネット4を介して、サーバ200と通信可能である。
(PC10,50の構成)
各PC10,50は、本実施例では、据置型の端末装置(例えばデスクトップPC等)であるが、変形例では、ノートPC、タブレットPC等の可搬型の端末装置であってもよい。PC10、PC50は、それぞれ、MACアドレス「M10」、「M50」を有する。各PC10,50は、同様の構成を備えるため、以下では、PC10の構成のみを説明し、PC50の説明を省略する。
PC10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をPC10に与えることができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。ネットワークI/F16は、LAN5に接続されている。ネットワークI/F16は、有線接続によってLAN5に接続されてもよいし、無線接続によってLAN5に接続されてもよい。即ち、LAN5は、有線LANであってもよいし、無線LANであってもよい。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されている各プログラム36,38に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34は、OSプログラム36と印刷アプリケーション38(以下では単に「アプリ38」と呼ぶ)とを記憶する。OSプログラム36は、PC10の基本的な動作を実現するためのプログラムである。アプリ38は、サーバ200を利用して、プリンタ100に印刷を実行させるためのアプリケーションである。アプリ38は、例えば、プリンタ100のベンダによって提供されるインターネット上のサーバ(図示省略)からPC10にインストールされてもよいし、プリンタ100と共に出荷されるメディアからPC10にインストールされてもよい。
メモリ34は、さらに、ホットフォルダ40を記憶する。ホットフォルダ40は、印刷対象の画像を表わす印刷データと、当該画像の印刷に利用されるべき印刷設定と、を含む印刷ジョブを記憶しておき、トリガが与えられることに応じて当該印刷ジョブをプリンタ100に送信するための送信元フォルダである。変形例では、印刷ジョブが記憶されるフォルダは、ホットフォルダでなくてもよい。
(プリンタ100の構成)
プリンタ100は、印刷機能を実行可能な周辺装置(例えば、PC10等の周辺装置)である。プリンタ100は、プリンタ100の名称を示すデバイス名「printer100」を有する。プリンタ100は、ネットワークI/F116と、印刷実行部118と、制御部130と、を備える。各部116,118,130は、バス線(符号省略)に接続されている。ネットワークI/F116は、LAN5に接続されている。印刷実行部118は、インクジェット方式又はレーザ方式の印刷機構を備える。
制御部130は、CPU132と、メモリ134と、を備える。CPU132は、メモリ134に記憶されているプログラム136に従って、様々な処理を実行する。メモリ134は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。
(サーバ200の構成)
サーバ200は、各PC10,50とプリンタ100との間で印刷を仲介して、当該印刷の履歴を管理するサーバである。サーバ200は、ネットワークI/F216と、制御部230と、を備える。各部216,230は、バス線(符号省略)に接続されている。ネットワークI/F216は、インターネット4に接続されている。
制御部230は、CPU232とメモリ234とを備える。CPU232は、メモリ234に格納されているプログラム236に従って、様々な処理を実行する。メモリ234は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ234は、プログラム236と、ジョブデータリスト242と、ユーザデータリスト244と、を記憶する。
(実施例の概要;図2)
続いて、図2を参照して、本実施例の概要を説明する。ただし、本実施例の概要を説明する前に、LAN5の管理者によって実行される事前準備を説明する。まず、管理者は、LAN5内の端末装置(例えばPC10)を利用して、サーバ200にアクセスして、あるユーザのユーザID及びパスワードをサーバ200に登録する。ユーザIDは、ユーザを識別する情報であり、パスワードは、ユーザの認証に利用される情報である。この場合、サーバ200は、ユーザ毎に付与される認証情報であるPINコードをそれらの情報に関連付けて記憶し、当該PINコードを端末装置に送信する。これにより、端末装置においてPINコードが表示されるので、管理者は、当該PINコードを知ることができ、当該PINコードをユーザに伝えることができる。この結果、ユーザは、当該PINコードを利用して、プリンタ100に印刷を実行させることができる。
以下では、ユーザによって操作されるPC(例えば10又は50)のことを「対象PC」と呼ぶ。(1)対象PCは、登録済みのユーザID及びパスワードを利用したサーバ200へのログインがユーザによって実行され、ユーザからジョブ登録操作を受け付ける場合に、印刷データと印刷設定とを含む印刷ジョブを生成して印刷ジョブをホットフォルダに記憶し、さらに、ジョブデータ登録要求をサーバ200に送信する。ジョブデータ登録要求は、対象PCのMACアドレスと、ジョブIDと、格納情報と、を含む。ジョブIDは、印刷ジョブを識別する情報であり、格納情報は、対象PCのホットフォルダ内の印刷ジョブの格納場所を示す情報(即ちパス)である。次いで、(2)対象PCは、サーバ200から登録通知を受信する。登録通知は、ジョブデータ登録要求内の各情報がサーバ200に登録されたことを示す通知である。
(3)プリンタ100は、PINコードの入力を含む印刷操作がユーザによってプリンタ100に実行されることに応じて、PINコードを含むジョブリスト要求をサーバ200に送信する。この場合、(4)サーバ200は、登録済みのジョブIDを含むジョブリストをプリンタ100に送信する。(5)プリンタ100は、ジョブリストを表示し、ジョブリスト内のジョブIDがユーザによって選択されることに応じて、選択済みのジョブIDを含む印刷ジョブ要求をサーバ200に送信する。
(6)対象PCは、上記の(2)でサーバ200から登録通知を受信した後に、対象PCのMACアドレスを含むステータス確認をサーバ200に送信する。そして、(7)対象PCは、上記の(5)でプリンタ100からサーバ200に印刷ジョブ要求が送信された後に、サーバ200から、ステータス確認に対する応答として、ジョブID及び格納情報を受信する。この場合、(8)対象PCは、受信済みのジョブID及び格納情報によって特定される印刷ジョブをプリンタ100に送信する。この結果、プリンタ100では、印刷ジョブに従った印刷が実行される。
上記のシステムでは、対象PCがサーバ200を介してプリンタ100に印刷を実行させるので、サーバ200は、印刷データの送信元の対象PCと、印刷を実行したプリンタ100と、を知ることができる。これにより、サーバ200は、対象PCからプリンタ100への印刷の実行履歴等を管理することができる。また、上記のシステムでは、印刷ジョブは、不特定多数のユーザによって共有され得るサーバ200に保存されることなく、対象PCから同じLAN5内のプリンタ100に直接送信される。このために、印刷ジョブが第三者によって取得される可能性を低くすることができ、高セキュリティの印刷を実現することができる。
ここで、LAN5の管理者が、ユーザに対してプリンタ100の印刷機能の利用を制限する状況、例えば、当該ユーザに対してカラー印刷とモノクロ印刷のうちのカラー印刷の利用を禁止する状況が考えられる。本実施例では、図2の示される各処理が実行されるシステムにおいて、プリンタ100の印刷機能の利用を適切に制限することを実現する。
(サーバ200内の各リスト242,244;図3)
続いて、図3を参照して、サーバ200内の各リスト242,244の内容を説明する。ジョブデータリスト242は、複数個のジョブデータ242a〜242c等が記述されるリストである。各ジョブデータ242a等は、1個の印刷ジョブに対応するデータであり、具体的には、MACアドレスと、ジョブIDと、格納情報と、ユーザIDと、デバイス名と、PINコードと、枚数情報と、ステータスと、が関連付けられたデータである。各ジョブデータ242a等は、PC(例えば10)からジョブデータ登録要求(図2の(1)参照)が受信される際に記憶される。
MACアドレスは、ジョブデータ登録要求の送信元のデバイス(例えばPC10,50)のMACアドレスである。デバイス名は、印刷を実行すべきプリンタのデバイス名である。枚数情報は、印刷ジョブに従って印刷されるべきカラーの印刷枚数とモノクロの印刷枚数とを示す。ステータスは、印刷ジョブのステータスを示す情報である。ステータスは、「Enable」、「Release」、及び、「Done」のいずれかに設定される。「Enable」は、ジョブデータ登録要求の送信元のPCからプリンタ100への印刷データの送信を実行可能であることを示すステータスである。あるジョブデータがジョブデータリスト242に新たに登録される際には、当該ジョブデータ内のステータスは「Enable」に設定される。「Release」は、プリンタ100からサーバ200への印刷ジョブ要求の送信が完了したこと(図2の(5)参照)を示すステータスである。「Done」は、サーバ200からPCへのジョブID及び格納情報の送信が完了したこと(図2の(7)参照)を示すステータスである。
ユーザデータリスト244は、複数個のユーザデータ244a〜244c等が記述されるリストである。各ユーザデータ244a等は、1人のユーザに対応するデータであり、具体的には、ユーザIDと、パスワードと、PINコードと、印刷済み枚数と、制限情報と、が関連付けられたデータである。印刷済み枚数は、ユーザの指示に応じて実行されたカラー印刷の総印刷枚数とモノクロ印刷の総印刷枚数とを示す。制限情報は、プリンタ100の印刷機能の利用の制限に関係する情報であり、具体的には、印刷可能枚数と、カラー制限と、片面制限と、セーブモード制限と、トレイ制限と、2in1制限と、を含む情報である。制限情報は、LAN5の管理者によってサーバ200に登録される。なお、ユーザデータ244cは、制限情報を含まない。即ち、ユーザID「U3」によって識別されるユーザは、プリンタ100の印刷機能の利用を制限されていない。
印刷可能枚数は、ユーザに許可されているカラー印刷の総印刷枚数とモノクロ印刷の総印刷枚数とを示す。カラー制限は、印刷の色数に関する制限情報であり、カラー印刷が禁止されているのか否かを示す。カラー制限「あり」、「なし」は、それぞれ、カラー印刷が禁止されていること(即ちモノクロ印刷のみが許可されていること)、カラー印刷及びモノクロ印刷の双方が許可されていること、を示す。片面制限は、印刷媒体の印刷面に関する制限情報であり、片面印刷が禁止されているのか否かを示す。片面制限「あり」、「なし」は、それぞれ、片面印刷が禁止されていること(即ち両面印刷のみが許可されていること)、片面印刷及び両面印刷の双方が許可されていること、を示す。セーブモード制限は、プリンタ100に装着されている消耗品(例えばインク、トナー)の利用に関する制限情報であり、通常モードに従った印刷が禁止されているのか否かを示す。通常モードは、消耗品の使用量を節約することなくプリンタ100に印刷を実行させるモードであり、セーブモードは、通常モードと比べて消耗品の使用量を節約しながらプリンタ100に印刷を実行させるモードである。セーブモード制限「あり」、「なし」は、それぞれ、通常モードに従った印刷が禁止されていること(即ちセーブモードに従った印刷のみが許可されていること)、通常モード及びセーブモードの双方に従った印刷が許可されていること、を示す。トレイ制限は、印刷媒体を収容するトレイに関する制限情報であり、プリンタ100の第1のトレイの利用が禁止されているのか否かを示す。トレイ制限「あり」、「なし」は、それぞれ、第1のトレイの利用が禁止されていること(即ちプリンタ100の第2のトレイの利用のみが許可されていること)、第1のトレイ及び第2のトレイの双方の利用が許可されていること、を示す。ここで、例えば、第1のトレイ、第2のトレイは、それぞれ、第1の媒体サイズを有する印刷媒体、第1の媒体サイズとは異なる第2の媒体サイズを有する印刷媒体を収容するトレイであってもよい。また、例えば、第1のトレイ、第2のトレイは、未だに印刷が実行されていない印刷媒体、片面印刷が実行された印刷媒体(即ちいわゆる裏紙)を収容するトレイであってもよい。2in1制限は、印刷レイアウトに関する制限情報であり、1in1印刷が禁止されているのか否かを示す。1in1印刷は、1頁分の画像を1枚の印刷媒体の印刷面に印刷する手法であり、2in1印刷は、2頁分の画像を1枚の印刷媒体の印刷面に印刷する手法である。2in1制限「あり」、「なし」は、それぞれ、1in1印刷が禁止されていること(即ち2in1印刷のみが許可されていること)、1in1印刷及び2in1印刷の双方が許可されていること、を示す。
(具体的な処理;図4〜図9)
続いて、図4〜図9を参照して、各デバイス10,100,200によって実行される具体的な処理を説明する。なお、各デバイス10等によって実行される全ての通信は、各デバイス10等の各ネットワークI/F16等を介して実行されるので、以下では「ネットワークI/F16等を介して」という記載を省略する。また、以下では、理解の容易化のために、各デバイス10等の各CPU32等が実行する動作を、CPUを主体として記載せずに、各デバイス10等を主体として記載する。
(ジョブデータの登録;図4)
まず、図4を参照して、PC10からサーバ200にジョブデータが登録される処理を説明する。PC10は、以下の各処理をアプリ38に従って実行する。
PC10は、ユーザによってアプリ38が起動され、T3において、ユーザからユーザID「U1」及びパスワード「P1」の入力を含むログイン操作を受け付ける。この場合、PC10は、T5において、インターネット4を介して、ユーザID「U1」及びパスワード「P1」を含むログイン要求をサーバ200に送信する。
サーバ200は、T5において、PC10からログイン要求を受信することに応じて、ログイン要求内のユーザID「U1」及びパスワード「P1」がユーザデータリスト244に記憶済みであると判断し、T8において、インターネット4を介して、ログインが成功したことを示すログイン応答をPC10に送信する。
PC10は、T8において、サーバ200からログイン応答を受信した後に、T10において、ユーザからジョブ登録操作を受け付ける。ジョブ登録操作は、印刷を実行すべきプリンタ(本実施例ではプリンタ100)を選択する操作と、印刷対象の画像を表わす画像ファイルを選択する操作と、当該画像の印刷に利用されるべき印刷設定を選択する操作と、を含む。印刷設定は、カラー印刷又はモノクロ印刷を示す色数設定と、片面印刷又は両面印刷を示す印刷面設定と、通常モード又はセーブモードを示すモード設定と、第1のトレイ又は第2のトレイを示すトレイ設定と、1in1印刷又は2in1印刷を示す印刷レイアウト設定と、を含む。
PC10は、ユーザからジョブ登録操作を受け付けることに応じて、T12において、印刷ジョブを生成する。具体的には、PC10は、まず、T10のジョブ登録操作で選択された画像ファイルを変換して、プリンタ100が解釈可能なデータ形式を有する印刷データPDを生成する。ここで、PC10は、選択済みの印刷設定(例えば色数設定等)に適合する印刷データPDを生成する。また、PC10は、予め決められているルールに従った文字列又はランダムな文字列を生成することによって、ユニークな当該文字列を含むジョブID「J4」を生成する。この結果、ジョブID「J4」と印刷データPDと選択済みの印刷設定と枚数情報とを含む印刷ジョブが生成される。次いで、T14では、PC10は、生成済みの印刷ジョブをホットフォルダ40に格納する。
上記の枚数情報は、印刷ジョブに従って実行されるべきカラー印刷の枚数n(nは0以上の整数)とモノクロ印刷の枚数m(mは0以上の整数)とを含む。枚数情報は、色数設定と印刷面設定と印刷レイアウト設定とに依存する。即ち、色数設定としてカラー印刷が設定される場合には、カラーの印刷枚数が1以上の値であり、モノクロの印刷枚数がゼロであり、色数設定としてモノクロ印刷が設定される場合には、カラーの印刷枚数がゼロであり、モノクロの印刷枚数が1以上である。また、印刷面設定が片面印刷であり、かつ、レイアウト設定が1in1印刷である場合には、印刷枚数は、印刷対象の画像のページ数X(Xは1以上の整数)に一致する。印刷面設定が両面印刷であり、かつ、レイアウト設定が1in1印刷である場合、又は、印刷面設定が片面印刷であり、かつ、レイアウト設定が2in1印刷である場合には、印刷枚数は、X/2(小数点切り上げ)である。また、印刷面設定が両面印刷であり、かつ、レイアウト設定が2in1印刷である場合には、印刷枚数は、X/4(小数点切り上げ)である。
T20では、PC10は、インターネット4を介してジョブデータ登録要求をサーバ200に送信する(図2の(1)参照)。ジョブデータ登録要求は、PC10のMACアドレス「M10」と、ジョブID「J4」と、サーバ200にログイン中のユーザID「U1」と、ホットフォルダ40内の印刷ジョブのパスを示す格納情報「X4」と、印刷を実行すべきプリンタ100のデバイス名「printer100」と、枚数情報と、を含む。
サーバ200は、T20において、PC10からジョブデータ登録要求を受信し、T22において、ジョブデータ242dをジョブデータリスト242に新たに記憶する。ジョブデータ242dは、受信済みのジョブデータ登録要求内の各情報と、ユーザデータリスト244においてユーザID「U1」に関連付けられているPINコード「0001」と、予め決められているステータス「Enable」と、を含む。次いで、T24では、サーバ200は、インターネット4を介して、ジョブデータの登録が完了したことを示す登録通知をPC10に送信する(図2の(2)参照)。
PC10は、T24において、サーバ200から登録通知を受信することに応じて、T30において、インターネット4を介して、制限情報の送信をサーバ200に要求する制限情報要求をサーバ200に送信する。制限情報要求は、サーバ200にログイン中のユーザID「U1」を含む。
サーバ200は、T30において、PC10から制限情報要求を受信することに応じて、ユーザデータリスト244から制限情報要求内のユーザID「U1」を含むユーザデータ244a(図3参照)を特定する。そして、サーバ200は、T32において、インターネット4を介して、特定済みのユーザデータ244a内の制限情報及び印刷済み枚数をPC10に送信する。
PC10は、T32において、サーバ200から制限情報及び印刷済み枚数を受信する。ここで、PC10は、T32において、サーバ200から、ユーザID「U1」とは異なるユーザID(例えば「U2」)に対応する制限情報を受信しない。後述のS10の処理で利用されない制限情報が受信されないので、無駄なデータが受信されることを抑制できる。また、ログイン中のユーザとは異なるユーザに対応する制限情報が受信されないので、当該制限情報のセキュリティが損なわれない。なお、変形例では、PC10は、T30において、ユーザIDを含まない制限情報要求をサーバ200に送信してもよく、この場合、サーバ200から、全てのユーザIDに対応する全ての制限情報を受信してもよい。
PC10は、サーバ200から制限情報及び印刷済み枚数を受信することに応じて、S10において、T14で記憶された印刷ジョブが制限情報に適合しているのか否かを判断する。ここで、PC10は、制限情報内の印刷可能枚数、カラー制限、片面制限、セーブモード制限、トレイ制限、及び、2in1制限のそれぞれについて、以下のように適合性を判断する。
PC10は、印刷ジョブ内の枚数情報が制限情報内の印刷可能枚数に適合するのか否かを判断する。具体的には、PC10は、T32で受信されたカラーの印刷済み枚数にT20で送信された枚数情報のうちのカラーの印刷枚数を加算してカラーの予定枚数を算出し、カラーの予定枚数が制限情報内のカラーの印刷可能枚数以下であるのか否かを判断する。同様に、PC10は、モノクロの予定枚数がモノクロの印刷可能枚数以下であるのか否かを判断する。PC10は、カラー又はモノクロの予定枚数がカラー又はモノクロの印刷可能枚数よりも大きいと判断する場合に、枚数情報が印刷可能枚数に適合しないと判断する。一方、PC10は、カラー及びモノクロのそれぞれの予定枚数がカラー及びモノクロのそれぞれの印刷可能枚数以下である場合に、枚数情報が印刷可能枚数に適合すると判断する。
PC10は、印刷設定内の色数設定が制限情報内のカラー制限に適合するのか否かを判断する。具体的には、PC10は、色数設定がモノクロ印刷を示す場合には、カラー制限の内容に関わらず、色数設定がカラー制限に適合すると判断する。一方、PC10は、色数設定がカラー印刷を示す場合には、カラー制限が「あり」であれば色数設定がカラー制限に適合しないと判断し、カラー制限が「なし」であれば色数設定がカラー制限に適合すると判断する。
PC10は、印刷設定内の印刷面設定が制限情報内の片面制限に適合するのか否かを判断する。具体的には、PC10は、印刷面設定が両面印刷を示す場合には、片面制限の内容に関わらず、印刷面設定が片面制限に適合すると判断する。一方、PC10は、印刷面設定が片面印刷を示す場合には、片面制限が「あり」であれば印刷面設定が片面制限に適合しないと判断し、片面制限が「なし」であれば印刷面設定が片面制限に適合すると判断する。
PC10は、印刷設定内のモード設定が制限情報内のセーブモード制限に適合するのか否かを判断する。具体的には、PC10は、モード設定がセーブモードを示す場合には、セーブモード制限の内容に関わらず、モード設定がセーブモード制限に適合すると判断する。一方、PC10は、モード設定が通常モードを示す場合には、セーブモード制限が「あり」であればモード設定がセーブモード制限に適合しないと判断し、セーブモード制限が「なし」であればモード設定がセーブモード制限に適合すると判断する。
PC10は、印刷設定内のトレイ設定が制限情報内のトレイ制限に適合するのか否かを判断する。具体的には、PC10は、トレイ設定が第2のトレイを示す場合には、トレイ制限の内容に関わらず、トレイ設定がトレイ制限に適合すると判断する。一方、PC10は、トレイ設定が第1のトレイを示す場合には、トレイ制限が「あり」であればトレイ設定がトレイ制限に適合しないと判断し、トレイ制限が「なし」であればトレイ設定がトレイ制限に適合すると判断する。
PC10は、印刷設定内の印刷レイアウト設定が制限情報内の2in1制限に適合するのか否かを判断する。具体的には、PC10は、印刷レイアウト設定が2in1印刷を示す場合には、2in1制限の内容に関わらず、印刷レイアウト設定が2in1制限に適合すると判断する。一方、PC10は、印刷レイアウト設定が1in1印刷を示す場合には、2in1制限が「あり」であれば印刷レイアウト設定が2in1制限に適合しないと判断し、2in1制限が「なし」であれば印刷レイアウト設定が2in1制限に適合すると判断する。
PC10は、印刷ジョブが制限情報内の全ての項目に適合すると判断する場合には、S10でYESと判断し、図5の処理に進む。一方、PC10は、印刷ジョブが制限情報内の少なくとも1個の項目に適合しないと判断する場合には、S10でNOと判断し、T40に進む。
T40では、PC10は、問合画面を表示する。問合画面は、印刷ジョブを変換して印刷を実行することを示す印刷ボタンと、印刷を中止することを示すキャンセルボタンと、プリンタ100の印刷機能の利用が制限されていることに起因して印刷を実行不可能であることをLAN5の管理者に通知することを示す管理者通知ボタンと、を含む。T40の処理が終了すると、図6〜図8のいずれかの処理に進む。
(図4の続き;図5)
続いて、図5を参照して、図4のS10でYESと判断された後に実行される処理を説明する。例えば、図4のT12で生成される印刷ジョブが以下の印刷設定及び枚数情報を含む場合に、図5の処理が実行される。即ち、印刷設定は、カラー印刷を示す色数設定と、両面印刷を示す印刷面設定と、セーブモードを示すモード設定と、第2のトレイを示すトレイ設定と、2in1印刷を示す印刷レイアウト設定と、を含む。また、枚数情報は、カラー印刷の印刷枚数「5」と、モノクロ印刷の印刷枚数「0」と、を含む。この場合、図4のS10では、印刷ジョブ内の各項目が制限情報に適合する(S10でYES)と判断され、図5の処理が実行される。
プリンタ100は、T110において、ユーザからPINコード「0001」の入力を含む印刷操作を受け付ける。この場合、プリンタ100は、T112において、インターネット4を介して、PINコード「0001」を含むジョブリスト要求をサーバ200に送信する(図2の(3)参照)。ジョブリスト要求は、プリンタ100へのジョブIDのリストの送信をサーバ200に実行させるための要求である。
サーバ200は、T112において、プリンタ100からPINコード「0001」を含むジョブリスト要求を受信することに応じて、ジョブデータリスト242からPINコード「0001」及びステータス「Enable」を含む各ジョブデータ242b,242d(図3参照)を特定し、特定済みの各ジョブデータ242b,242d内の各ジョブID「J2」,「J4」を含むジョブリストを生成する。そして、T114において、サーバ200は、インターネット4を介して生成済みのジョブリストをプリンタ100に送信する(図2の(4)参照)。
プリンタ100は、T114において、サーバ200からジョブリストを受信することに応じて、T116において、ジョブID「J2」及び「J4」を含むジョブリストを表示する。そして、プリンタ100は、T120において、ジョブID「J4」がユーザによって選択されることに応じて、T122において、インターネット4を介して選択済みのジョブID「J4」を含む印刷ジョブ要求をサーバ200に送信する(図2の(5)参照)。印刷ジョブ要求は、PC10からプリンタ100への印刷ジョブの送信のための処理をサーバ200に実行させるための要求である。
サーバ200は、T122において、プリンタ100から印刷ジョブ要求を受信することに応じて、T124において、印刷ジョブ要求内のジョブID「J4」を含むジョブデータ242d内のステータスを「Enable」から「Release」に変更する。
PC10は、図4のT20でジョブデータ登録要求をサーバ200に送信した後に、インターネット4を介して、PC10のMACアドレス「M10」を含むステータス確認をサーバ200に繰り返し送信する(図2の(6)参照)。ステータス確認は、MACアドレス「M10」及びステータス「Release」を含むジョブデータ内のジョブID及び格納情報のPC10への送信をサーバ200に実行させるための要求である。図5では、T130においてステータス確認が送信される。サーバ200は、ステータス確認の応答としてジョブID及び格納情報をPC10に送信しなければ、LAN5のファイヤウォールを越えてジョブID及び格納情報をPC10に送信することができない。本実施例では、PC10からサーバ200にステータス確認が繰り返し送信されるので、サーバ200は、ステータス確認の応答としてジョブID及び格納情報をPC10に適切に送信することができる。
サーバ200は、T130において、PC10からステータス確認を受信することに応じて、ステータス確認内の「M10」及び「Release」を含むジョブデータがジョブデータリスト242内に存在するのか否かを判断する。T124においてジョブデータ242d内のステータスが「Release」に変更されているので、サーバ200は、「M10」及び「Release」を含むジョブデータ242dが存在すると判断する。この場合、サーバ200は、T132において、インターネット4を介して、ジョブデータ242dに含まれるジョブID「J4」及び格納情報「X4」をPC10に送信する(図2の(7)参照)。
PC10は、T132において、サーバ200からジョブID「J4」及び格納情報「X4」を受信することに応じて、ホットフォルダ40からジョブID「J4」及び格納情報「X4」によって特定される印刷ジョブ(即ち、印刷データPD、印刷設定(即ちカラー印刷、両面印刷、セーブモード、第2のトレイ、2in1印刷)、枚数情報(「カラー5、モノクロ0」))を取得する。そして、PC10は、T140において、取得済みの印刷ジョブを含む印刷指示をプリンタ100に送信する(図2の(8)参照)。次いで、T142では、PC10は、ホットフォルダ40から当該印刷ジョブを削除する。
プリンタ100は、T140において、PC10から印刷指示を受信することに応じて、T150において、印刷指示内の印刷ジョブに従った印刷を実行する。即ち、カラー印刷、両面印刷、セーブモードに従った印刷、第2のトレイ内の印刷媒体を利用した印刷、及び、2in1印刷によって、印刷データPDによって表わされる画像が5枚の印刷媒体に印刷される。次いで、T160では、プリンタ100は、インターネット4を介して、ジョブID「J4」を含む印刷完了通知をサーバ200に送信する。
サーバ200は、T160において、プリンタ100から印刷完了通知を受信することに応じて、T162において、印刷完了通知内のジョブID「J4」を含むジョブデータ242d内のステータスを「Release」から「Done」に変更する。
T164では、サーバ200は、ユーザデータリスト244内の印刷済み枚数を更新する。具体的には、サーバ200は、まず、ジョブデータリスト242から、印刷完了通知内のジョブID「J4」を含むジョブデータ242dを特定し、当該ジョブデータ242d内のユーザID「U1」を特定し、ユーザデータリスト244から当該ユーザID「U1」を含むユーザデータ244aを特定する。次いで、サーバ200は、当該ユーザデータ244a内の印刷済み枚数に、ジョブデータ242d内の枚数情報(即ち「カラー5、モノクロ0」)を加算する。この結果、ユーザデータ244a内のカラーの印刷済み枚数が「5」から「10」に変更される。T164の処理が終了すると、図5の処理が終了する。
(図4の続き;図6〜図8)
続いて、図6〜図8を参照して、図4のS10でNOと判断された後に実行される処理を説明する。例えば、図4のT12において生成される印刷ジョブが以下の印刷設定及び枚数情報を含む場合に、図6〜図8の処理が実行される。即ち、印刷設定は、カラー印刷を示す色数設定と、片面印刷を示す印刷面設定と、通常モードを示すモード設定と、第1のトレイを示すトレイ設定と、1in1印刷を示す印刷レイアウト設定と、を含む。また、枚数情報は、カラー印刷の印刷枚数「20」と、モノクロ印刷の印刷枚数「0」と、を含む。この場合、図4のS10では、印刷ジョブ内の色数設定「カラー印刷」は、ユーザデータ244a(図3参照)の制限情報内のカラー制限「なし」に適合していると判断されるが、印刷ジョブ内の他の項目(即ち、印刷面設定「片面印刷」、モード設定「通常モード」、トレイ設定「第1のトレイ」、印刷レイアウト設定「1in1印刷」、枚数情報「カラー20、モノクロ0」)が当該制限情報に適合していないと判断され(S10でNO)と判断され、図6〜図8の処理が実行される。
(印刷ボタンが選択されるケースA;図6)
まず、図6を参照して、図4のT40で表示される問合画面内の印刷ボタンがユーザによって選択されるケースAを説明する。PC10は、T200において、問合画面内の印刷ボタンがユーザによって選択されることに応じて、T203において、印刷ジョブを制限情報に適合する印刷ジョブに変換する。具体的には、PC10は、まず、印刷ジョブに含まれる印刷設定を制限情報に適合する印刷設定に変換する。本ケースAでは、印刷ジョブに含まれる印刷設定のうち、制限情報に適合していないと判断された各項目(即ち、印刷面設定「片面印刷」、モード設定「通常モード」、トレイ設定「第1のトレイ」、印刷レイアウト設定「1in1印刷」)が、制限情報に適合する各項目(即ち、印刷面設定「両面印刷」、モード設定「セーブモード」、トレイ設定「第2のトレイ」、印刷レイアウト設定「2in1印刷」)に変換される。また、印刷面設定が「片面印刷」から「両面印刷」に変換され、印刷レイアウト設定が「1in1印刷」から「2in1印刷」に変換されたので、カラー印刷の印刷枚数は「20」から「5(=20×1/4)」になる。従って、印刷ジョブに含まれる枚数情報である「カラー20、モノクロ0」は、「カラー5、モノクロ0」に変換される。この場合、ユーザデータ244a(図3参照)の印刷済み枚数が「カラー5、モノクロ0」であり、変換後の枚数情報が「カラー5、モノクロ0」であるので、予定枚数は「カラー10、モノクロ0」になる。この結果、変換後の枚数情報「カラー5、モノクロ0」は、ユーザデータ244aの制限情報内の印刷可能枚数「カラー20、モノクロ100」に適合することになる。
なお、本ケースAでは、印刷ジョブに含まれる印刷設定内の色数設定「カラー印刷」が制限情報内のカラー制限「なし」に適合していると判断されるが、仮に、色数設定「カラー印刷」が制限情報内のカラー制限「あり」に適合していないと判断されると、PC10は、印刷データPDも変換する。即ち、PC10は、カラー画像を表わす印刷データPDを、モノクロ画像表わす印刷データに変換する。
また、本ケースAでは、印刷設定が変換されることにより、枚数情報「カラー5、モノクロ0」が制限情報内の印刷可能枚数「カラー20、モノクロ100」に適合することになるが、仮に、枚数情報が制限情報内の印刷可能枚数に適合していないと判断されると、PC10は、印刷データPDも変換する。即ち、PC10は、枚数情報が制限情報内の印刷可能枚数に適合するように、印刷データPDの一部を削除する。
次いで、T205では、PC10は、変換前の印刷ジョブに代えて変換後の印刷ジョブをホットフォルダ40内に格納する。T210〜T230は、図5のT110〜T130と同様である。
PC10は、T232において、サーバ200からジョブID「J4」及び格納情報「X4」を受信することに応じて、ホットフォルダ40からジョブID「J4」及び格納情報「X4」によって特定される変換後の印刷ジョブ(即ち、印刷データPD、印刷設定(即ちカラー印刷、両面印刷、セーブモード、第2のトレイ、2in1印刷)、及び、枚数情報(「カラー5、モノクロ0」))を取得する。そして、PC10は、T240において、取得済みの印刷ジョブを含む印刷指示をプリンタ100に送信する。このように、PC10は、T203で印刷ジョブを変換しておき、その後、サーバ200からジョブID「J4」及び格納情報「X4」を受信する。このために、PC10は、ジョブID「J4」及び格納情報「X4」を受信することに応じて印刷ジョブを変換する構成と比べると、ジョブID「J4」及び格納情報「X4」を受信すると変換後の印刷ジョブを含む印刷指示をプリンタ100に迅速に送信することができる(T240)。これにより、ユーザがT220でジョブID「J4」を選択してからT250でプリンタ100が印刷を実行するまでの時間が短くて済み、ユーザの利便性が向上する。
T242〜T262は、図5のT142〜T162と同様である。T264では、サーバ200は、ジョブデータ242d内の枚数情報(即ち「カラー5、モノクロ0」)をユーザデータ244a内の印刷済み枚数に加算する。この結果、ユーザデータ244a内のカラーの印刷済み枚数が「5」から「10」に変更される。T264の処理が終了すると、図6の処理が終了する。
(キャンセルボタンが選択されるケースB;図7)
続いて、図7を参照して、図4のT40で表示される問合画面内のキャンセルボタンがユーザによって選択されるケースBを説明する。PC10は、T300において、問合画面内のキャンセルボタンがユーザによって選択されることに応じて、T302において、登録済みのジョブデータの削除をサーバ200に指示するための削除指示をサーバ200に送信する。削除指示は、ジョブID「J4」を含む。そして、T306では、PC10は、ジョブID「J4」によって識別される印刷ジョブをホットフォルダ40内から削除する。
サーバ200は、T302において、PC10から削除指示を受信することに応じて、T308において、削除指示内のジョブID「J4」を含むジョブデータ242dをジョブデータリスト242から削除する。T308の処理が終了すると、図7の処理が終了する。
ここで、印刷ジョブが制限情報に適合しないと判断される場合(S10でNO)に、問合せ画面が表示されることなく、印刷ジョブが制限情報に適合する印刷ジョブに変換される比較例を想定する。比較例では、印刷データPDの一部が削除されると、ユーザによって選択された画像ファイルによって表わされる全ての画像の印刷が実行されない。また、印刷設定が変換されると、ユーザによって選択された印刷設定に従った印刷が実行されない。即ち、ユーザの意図に応じた印刷が実行されない。これに対し、本実施例では、問合画面が表示されるので、ユーザは、印刷ジョブが制限情報に適合しないことを知ることができ、印刷ボタンを選択すれば印刷ジョブが変換されることを知ることができる。このために、ユーザの意図に応じた印刷が実行される。また、本実施例では、ユーザは、変換後の印刷ジョブに従った印刷を望まない場合に、問合画面内のキャンセルボタンを選択することができる。従って、ユーザの意図に反した印刷が実行されるのを抑制することができる。なお、変形例では、比較例の構成が採用されてもよい。
(ケースC;図8)
続いて、図8を参照して、図4のT40で表示される問合画面内の管理者通知ボタンがユーザによって選択されるケースCを説明する。PC10は、T400において、問合画面内の管理者通知ボタンがユーザによって選択されることに応じて、T402において、ジョブID「J4」を含む削除指示をサーバ200に送信する。T406及びT408は、図7のT306及びT308と同様である。
T410では、PC10は、PC10にインストールされているメールソフト(図示省略)を起動して、管理者にメールを送信するためのメール送信画面を表示する。これにより、例えば、ユーザは、電子メールを利用して、プリンタ100の印刷機能の利用の制限の解除を管理者に申請することができる。
(制限情報を受信しない処理;図9)
続いて、図9を参照して、PC10がサーバ200から制限情報を受信しない場合に実行される処理を説明する。例えば、図4のT3において、ユーザID「U1」及びパスワード「P1」に代えて、ユーザID「U3」及びパスワード「P3」が入力されると、図4〜図8の処理に代えて、図9の処理が実行される。
PC10は、ユーザによってアプリ38が起動され、T503において、ユーザからユーザID「U3」及びパスワード「P3」の入力を含むログイン操作を受け付け、T505において、ユーザID「U3」及びパスワード「P3」を含むログイン要求をサーバ200に送信する。T508〜T520は、ユーザID「U3」が利用される点を除いて、図4のT8〜T20と同様である。
サーバ200は、T520において、PC10からジョブデータ登録要求を受信すると、T522において、ジョブデータ242eをジョブデータリスト242に新たに記憶する。ジョブデータ242eは、受信済みのジョブデータ登録要求内の各情報と、ユーザデータリスト244においてユーザID「U3」に関連付けられているPINコード「0003」と、ステータス「Enable」と、を含む。T524は、図4のT24と同様である。
T530では、PC10は、ユーザID「U3」を含む制限情報要求をサーバ200に送信する。
サーバ200は、T530において、PC10から制限情報要求を受信することに応じて、ユーザデータリスト244から制限情報要求内のユーザID「U3」を含むユーザデータ244cを特定する。ここで、ユーザデータ244cは、制限情報を含まない(図3参照)。この場合、T532では、サーバ200は、インターネット4を介して、制限情報をPC10に送信することなく、ユーザデータ244a内の印刷済み枚数のみをPC10に送信する。
PC10は、T532において、サーバ200から制限情報を受信しないので、印刷ジョブが制限情報に適合するのか否かを判断しない。
プリンタ100は、T610において、ユーザからPINコード「0003」の入力を含む印刷操作を受け付け、T612において、PINコード「0003」を含むジョブリスト要求をサーバ200に送信する。
サーバ200は、T612において、プリンタ100からPINコード「0003」を含むジョブリスト要求を受信することに応じて、ジョブデータリスト242からPINコード「0003」及びステータス「Enable」を含むジョブデータ242eを特定し、特定済みのジョブデータ242e内のジョブID「J4」を含むジョブリストを生成し、T614において、生成済みのジョブリストをプリンタ100に送信する。
プリンタ100は、T614において、サーバ200からジョブリストを受信することに応じて、T616において、ジョブID「J4」を含むジョブリストを表示する。図9のT120〜T162は、図5のT120〜T162と同様である。
T664では、サーバ200は、ジョブデータ242e内の枚数情報(即ち「カラー5、モノクロ0」)をユーザデータ244c内の印刷済み枚数に加算する。この結果、ユーザデータ244c内のカラーの印刷済み枚数が「0」から「5」に変更される。T664の処理が終了すると、図9の処理が終了する。
(本実施例の効果)
本実施例では、PC10は、サーバ200から制限情報を受信し(T32)、印刷ジョブを制限情報に適合する印刷ジョブに変換する(図6のT203)。また、サーバ200は、PC10からジョブID「J4」を含むジョブデータ登録要求を受信して(T20)、ジョブID「J4」を含むジョブリストをプリンタ100に送信し(T214)、プリンタ100から印刷ジョブ要求を受信して(T222)、ジョブID「J4」及び格納情報「X4」をPC10に送信する(T232)。また、PC10は、サーバ200からジョブID「J4」及び格納情報「X4」を受信する場合に、変換後の印刷ジョブをプリンタ100に送信する(T240)。これにより、プリンタ100では、制限情報に適合する印刷ジョブに従った印刷が実行される(T250)。従って、プリンタ100への印刷ジョブの送信をPC10に実行させるためのジョブID「J4」及び格納情報「X4」がサーバ200からPC10に送信される場合に、PC10からプリンタ100に印刷ジョブが送信されるシステムにおいて、プリンタ100の印刷機能の利用を適切に制限できる。
(対応関係)
PC10、サーバ200が、それぞれ、「端末装置」、「サーバ」の一例である。PC10のメモリ34、サーバ200のメモリ234が、それぞれ、「端末メモリ」、「サーバメモリ」の一例である。図4のT12の印刷ジョブ、図6のT203の印刷ジョブが、それぞれ、「第1の印刷ジョブ」、「第2の印刷ジョブ」の一例である。ジョブID、ジョブリスト要求が、それぞれ、「ジョブ識別情報」、「識別情報要求」の一例である。ジョブID「J4」の選択操作が、「実行指示」の一例である。ジョブID「J4」及び格納情報「X4」が、「送信情報」の一例である。問合画面内の印刷ボタン、キャンセルボタン、管理者通知ボタンが、それぞれ、「第1の選択領域」、「第2の選択領域」、「第3の選択領域」の一例である。ユーザIDが、「ユーザ識別情報」の一例である。
図4のT12(又は図9のT512)の処理、T20(又はT520)の処理、T32の処理、図6のT203の処理、T132(又はT232)の処理、T140(又はT240)の処理、S10の処理、T30(又はT530)の処理、T14(又はT514)の処理、T40の処理が、それぞれ、「生成部」、「第1の端末送信部」、「第1の端末受信部」、「変換部」、「第2の端末受信部」、「第2の端末送信部」、「判断部」、「第3の端末送信部」、「端末記憶制御部」、「端末表示制御部」によって実行される処理の一例である。
図4のT20(又は図9のT520)の処理、T22(又はT522)の処理、T32の処理、図5のT122(又は図6のT212、T612)の処理、T114(又はT214、T614)の処理、T122(又はT222)の処理、T132(又はT232)の処理が、それぞれ、「第1のサーバ受信部」、「サーバ記憶制御部」、「第1のサーバ送信部」、「第2のサーバ受信部」、「第2のサーバ送信部」、「第3のサーバ受信部」、「第3のサーバ送信部」によって実行される処理の一例である。
図5のT122(又は図6のT212、図9のT612)の処理、T114(又はT214、T614)の処理、T122(又はT222)の処理、T140(又はT240)の処理、T150(又はT250)の処理が、それぞれ、「第1のプリンタ送信部」、「第1のプリンタ受信部」、「第2のプリンタ送信部」、「第2のプリンタ受信部」、「印刷制御部」によって実行される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)各ユーザデータ244a等が制限情報を含まなくてもよい。この場合、印刷仲介サーバとは異なるサーバであって、制限情報を記憶している制限情報サーバが通信システム2に備えられてもよい。この場合、制限情報サーバでは、ユーザIDと当該ユーザIDによって識別されるユーザの制限情報とが関連付けられて記憶されており、図4のT30において、PC10は、ユーザID「U1」を含む制限情報要求を制限情報サーバに送信して、制限情報サーバからユーザID「U1」に関連付けられている制限情報を受信する。本変形例では、サーバ200及び制限情報サーバの組み合わせが、「サーバ」の一例である。
(変形例2)ユーザデータ244a内の制限情報は、カラー制限「なし」に代わりに、カラー印刷及びモノクロ印刷の双方を示す情報を含んでいてもよく、ユーザデータ244b内の制限情報は、カラー制限「あり」に代わりに、モノクロ印刷のみを示す情報を含んでいてもよい。同様に、片面制限「なし」の代わりに、片面印刷及び両面印刷を示す情報が利用され、片面制限「あり」の代わりに、両面印刷のみを示す情報が利用されてもよい。一般的に言えば、「制限情報」は、プリンタの印刷機能の利用の制限に関係する情報であればよい。
(変形例3)図5のT114(又は図6のT214、図9のT614)において、サーバ200は、ジョブID「J2」,「J4」に代えて格納情報「X2」,「X4」を含む格納情報リストをプリンタ100に送信してもよい。この場合、サーバ200は、プリンタ100において格納情報リストが表示され、格納情報「X4」がユーザによって選択される場合に、プリンタ100から格納情報「X4」を含む印刷ジョブ要求を受信する。これにより、サーバ200では、格納情報「X4」を含むジョブデータ242d(又は242e)内のステータスが「Release」に変更される。本変形例では、格納情報が「ジョブ識別情報」の一例である。
(変形例4)図5のT132(又は図6のT232)において、サーバ200は、ステータス確認に対する応答としてジョブID「J4」のみをPC10に送信してもよい。この場合、T140(又はT240)において、PC10は、メモリ34においてジョブID「J4」に関連付けられている格納情報「X4」によって特定される印刷ジョブ内の印刷データPDと印刷設定と枚数情報とをプリンタ100に送信する。本変形例では、ジョブID「J4」が「送信情報」の一例である。また、別の変形例では、T132(又はT132)において、サーバ200は、ステータス確認に対する応答として格納情報「X4」のみをPC10に送信してもよい。この場合、T140(又はT240)において、PC10は、格納情報「X4」によって特定される印刷ジョブ内の印刷データPDと印刷設定と枚数情報とをプリンタ100に送信する。本変形例では、格納情報「X4」が「送信情報」の一例である。
(変形例5)図4のS10の処理が省略されてもよい。この場合、PC10は、T32においてサーバ200から制限情報を受信した後に、S10の処理をスキップし、図5のT110〜T132と同様の処理が実行され、T140において、制限情報をさらに含む印刷指示をプリンタ100に送信する。この場合、プリンタ100は、印刷ジョブが制限情報に適合するのか否かを判断し、適合していないと判断する場合に、適合していないことを示す情報をPC10に送信する。PC10は、当該情報を受信することに応じて、印刷ジョブを制限情報に適合する印刷ジョブに変換し、変換後の印刷ジョブを含む印刷指示をプリンタ100に送信する。本変形例では、「判断部」が省略可能である。
(変形例6)PC10は、図4のS10でNOと判断する場合に、ジョブID「J4」と、印刷ジョブが制限情報に適合していないことを示す判断結果と、をサーバ200に送信し、T40の処理をスキップしてもよい。この場合、サーバ200は、ジョブID「J4」を含むジョブデータ242d内に上記の判断結果をさらに記憶し、図6のT222において、プリンタ100からジョブID「J4」を含む印刷ジョブ要求を受信することに応じて、ジョブID「J4」を含むジョブデータ242dが上記の判断結果を含むので、問合画面を表わす問合画面データをプリンタ100に送信する。プリンタ100は、サーバ200から問合画面データを受信することに応じて問合画面を表示し、問合画面内の印刷ボタンがユーザによって選択される場合に、印刷ジョブを変換すべきことを示す変換指示をサーバ200に送信する。サーバ200は、プリンタ100から変換指示を受信することに応じて、ジョブデータ242d内のステータスを「Release」に変更し、T230において、PC10からステータス確認を受信する場合に、T232において、ジョブID「J4」と格納情報「X4」と変換指示とをPC10に送信する。この結果、PC10は、印刷ジョブを制限情報に適合する印刷ジョブに変換し、変換後の印刷ジョブを含む印刷指示をプリンタ100に送信する。即ち、「第2の端末受信部」は、第1の印刷ジョブが第2の印刷ジョブに変換される前に、サーバから送信情報を受信してもよい。また、本変形例では、「端末表示制御部」が省略可能である。
(変形例7)PC10は、図4のT20の処理の前に、T30及びT32の処理を実行してもよい。また、別の変形例では、PC10は、S10の処理又はT205の処理の後にT20の処理を実行してもよい。即ち、「第3の端末送信部」は、ジョブ識別情報がサーバに送信される前に、制限情報要求をサーバに送信してもよい。さらに、別の変形例では、T30の処理が省略されてもよい。この場合、サーバ200では、T20でPC10からジョブデータ登録要求を受信することに応じて、ユーザデータリスト244からジョブデータ登録要求内のユーザID「U1」を含むユーザデータ244aが特定され、特定済みのユーザデータ244a内の制限情報及び印刷済み枚数がPC10に送信される。即ち、「第3の端末送信部」は省略可能である。
(変形例8)問合画面は、印刷ボタン等に代えて、実行される処理の内容を示すチェックボックスと、当該チェックボックスが示す内容に従った処理を実行することを示す実行ボタンと、を含んでもよい。この場合、例えば、PC10は、印刷ジョブの変換を実行することを示すチェックボックスがユーザにより選択された後に、実行ボタンがユーザにより選択される場合に、図6の処理を実行する。即ち、「第1の選択領域」は、第1の印刷ジョブを変換すべきことを選択するための領域であればよく、「第2の選択領域」は、第1の印刷ジョブを変換すべきでないことを選択するための領域であればよく、「第3の選択領域」は、端末装置の管理者に通知すべきことを選択するための領域であればよい。
(変形例9)図4のT40で表示される問合画面が管理者通知ボタンを含まなくてもよい。即ち、「問合画面」は、「第1の選択領域」及び「第2の選択領域」を含んでいればよい。
(変形例10)制限情報は、カラー制限、片面制限、セーブモード制限、トレイ制限、及び、2in1制限のうちの少なくとも1つを含まなくてもよい。即ち、「制限情報」は、色数に関する情報と、印刷媒体に関する情報と、印刷レイアウトに関する情報と、印刷枚数に関する情報と、プリンタに装着されている消耗品の利用に関する情報と、印刷媒体を収容するトレイに関する情報と、のうちの少なくとも1つの情報を含んでいればよい。また、制限情報は、実施例に記載の各制限を含まず、異なる制限(例えば印刷解像度の制限)を含んでいてもよい。即ち、「制限情報」は、上記の各情報(例えば色数に関する情報)を含んでいなくてもよい。
(変形例11)各実施例では、CPU32等がソフトウェア(即ちアプリ38等)を実行することによって、図4〜図9の各処理が実現される。これに代えて、図4〜図9の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:インターネット、10,50:PC、12:操作部、14:表示部、16,116,216:ネットワークI/F、30,130,230:制御部、32,132,232:CPU、34,134,234:メモリ、36:OSプログラム、38:印刷アプリケーション、40:ホットフォルダ、100:プリンタ、118:印刷実行部、136,236:プログラム、200:印刷仲介サーバ、242:ジョブデータリスト、244:ユーザデータリスト

Claims (12)

  1. 通信システムであって、
    端末装置と、
    プリンタと、
    サーバと、を備え、
    前記端末装置は、
    印刷対象の画像を表わす印刷データと、前記画像の印刷に利用されるべき印刷設定と、を含む第1の印刷ジョブを生成する生成部と、
    前記第1の印刷ジョブを識別するジョブ識別情報を前記サーバに送信する第1の端末送信部と、
    前記サーバから前記プリンタの印刷機能の利用の制限に関係する制限情報を受信する第1の端末受信部と、
    前記サーバから前記制限情報が受信される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換する変換部と、を備え、
    前記サーバは、
    サーバメモリと、
    前記端末装置から前記ジョブ識別情報を受信する第1のサーバ受信部と、
    前記端末装置から前記ジョブ識別情報が受信される場合に、前記ジョブ識別情報を前記サーバメモリに記憶させるサーバ記憶制御部と、
    前記制限情報を前記端末装置に送信する第1のサーバ送信部と、を備え、
    前記プリンタは、
    印刷実行部と、
    前記プリンタへの前記ジョブ識別情報の送信を前記サーバに要求する識別情報要求を前記サーバに送信する第1のプリンタ送信部と、
    前記識別情報要求が前記サーバに送信される場合に、前記サーバから前記ジョブ識別情報を受信する第1のプリンタ受信部と、
    前記サーバから前記ジョブ識別情報が受信され、かつ、前記ジョブ識別情報の選択を含む印刷の実行指示が特定ユーザから受け付けられる場合に、印刷ジョブ要求を前記サーバに送信する第2のプリンタ送信部であって、前記印刷ジョブ要求は、前記端末装置から前記プリンタへの印刷ジョブの送信のための処理を前記サーバに実行させるための要求である、前記第2のプリンタ送信部と、を備え、
    前記サーバは、さらに、
    前記プリンタから前記識別情報要求を受信する第2のサーバ受信部と、
    前記プリンタから前記識別情報要求が受信される場合に、前記サーバメモリ内の前記ジョブ識別情報を前記プリンタに送信する第2のサーバ送信部と、
    前記プリンタから前記印刷ジョブ要求を受信する第3のサーバ受信部と、
    前記プリンタから前記印刷ジョブ要求が受信される場合に、前記プリンタへの前記印刷ジョブの送信を前記端末装置に実行させるための送信情報を前記端末装置に送信する第3のサーバ送信部と、を備え、
    前記端末装置は、さらに、
    前記サーバから前記送信情報を受信する第2の端末受信部と、
    前記サーバから前記送信情報が受信される場合に、前記第2の印刷ジョブを前記プリンタに送信する第2の端末送信部と、を備え、
    前記プリンタは、さらに、
    前記端末装置から前記第2の印刷ジョブを受信する第2のプリンタ受信部と、
    前記端末装置から前記第2の印刷ジョブが受信される場合に、前記第2の印刷ジョブに従った印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御部と、を備える通信システム。
  2. 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記端末装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
    印刷対象の画像を表わす印刷データと、前記画像の印刷に利用されるべき印刷設定と、を含む第1の印刷ジョブを生成する生成部と、
    前記第1の印刷ジョブを識別するジョブ識別情報をサーバに送信する第1の端末送信部と、
    前記サーバからプリンタの印刷機能の利用の制限に関係する制限情報を受信する第1の端末受信部と、
    前記サーバから前記制限情報が受信される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換する変換部と、
    前記第1の印刷ジョブが前記第2の印刷ジョブに変換された後に、前記サーバから、前記プリンタへの印刷ジョブの送信を前記端末装置に実行させるための送信情報を受信する第2の端末受信部と、
    前記サーバから前記送信情報が受信される場合に、前記第2の印刷ジョブを前記プリンタに送信する第2の端末送信部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  3. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記サーバから前記制限情報が受信される場合に、前記第1の印刷ジョブが前記制限情報に適合しているのか否かを判断する判断部として機能させ、
    前記変換部は、
    前記第1の印刷ジョブが前記制限情報に適合していないと判断される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記第2の印刷ジョブに変換し、
    前記第1の印刷ジョブが前記制限情報に適合していると判断される場合に、前記第1の印刷ジョブを変換せず、
    前記第2の端末送信部は、
    前記第1の印刷ジョブが前記第2の印刷ジョブに変換され、かつ、前記サーバから前記送信情報が受信される場合に、前記第2の印刷ジョブを前記プリンタに送信し、
    前記第1の印刷ジョブが変換されず、かつ、前記サーバから前記送信情報が受信される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記プリンタに送信する、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
  4. 前記変換部は、
    前記サーバから前記制限情報が受信される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記第2の印刷ジョブに変換し、
    前記サーバから前記制限情報が受信されない場合に、前記第1の印刷ジョブを変換せず、
    前記第2の端末送信部は、
    前記第1の印刷ジョブが前記第2の印刷ジョブに変換され、かつ、前記サーバから前記送信情報が受信される場合に、前記第2の印刷ジョブを前記プリンタに送信し、
    前記第1の印刷ジョブが変換されず、かつ、前記サーバから前記送信情報が受信される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記プリンタに送信する、請求項2又は3に記載のコンピュータプログラム。
  5. 前記第2の端末受信部は、前記第1の印刷ジョブが前記第2の印刷ジョブに変換された後に、前記サーバから前記送信情報を受信する、請求項2から4のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  6. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記制限情報の送信を前記サーバに要求する制限情報要求を前記サーバに送信する第3の端末送信部として機能させ、
    前記第1の端末受信部は、前記制限情報要求が前記サーバに送信される場合に、前記サーバから前記制限情報を受信する、請求項2から5のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  7. 前記第3の端末送信部は、前記ジョブ識別情報が前記サーバに送信された後に、前記制限情報要求を前記サーバに送信する、請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 複数のユーザのそれぞれについて、当該ユーザを識別するユーザ識別情報が、前記サーバにおいて、当該ユーザのための前記制限情報と関連付けられて記憶されており、
    前記第3の端末送信部は、特定ユーザを識別する特定ユーザ識別情報を含む前記制限情報要求を前記サーバに送信し、
    前記第1の端末受信部は、前記サーバから、前記サーバにおいて前記特定ユーザ識別情報に関連付けて記憶されている前記制限情報を受信する、請求項6又は7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記第1の印刷ジョブが生成される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記端末装置の端末メモリに記憶させる端末記憶制御部と、
    前記サーバから前記制限情報が受信される場合に、問合画面を前記端末装置の表示部に表示させる端末表示制御部であって、前記問合画面は、前記第1の印刷ジョブを変換すべきことを選択するための第1の選択領域と、前記第1の印刷ジョブを変換すべきでないことを選択するための第2の選択領域と、を含む、前記端末表示制御部と、として機能させ、
    前記変換部は、
    前記問合画面内の前記第1の選択領域が特定ユーザによって選択される場合に、前記第1の印刷ジョブを前記第2の印刷ジョブに変換し、
    前記問合画面内の前記第2の選択領域が前記特定ユーザによって選択される場合に、前記第1の印刷ジョブを変換せず、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記問合画面内の前記第2の選択領域が前記特定ユーザによって選択される場合に、前記端末メモリ内の前記第1の印刷ジョブを削除する削除部として機能させる、請求項2から8のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記問合画面は、さらに、前記端末装置の管理者に通知すべきことを選択するための第3の選択領域を含み、
    前記変換部は、前記問合画面内の前記第3の選択領域が前記特定ユーザによって選択される場合に、前記第1の印刷ジョブを変換せず、
    前記削除部は、前記問合画面内の前記第3の選択領域が前記特定ユーザによって選択される場合に、前記端末メモリ内の前記第1の印刷ジョブを削除し、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
    前記問合画面内の前記第3の選択領域が前記特定ユーザによって選択される場合に、前記管理者に通知するための処理を実行する通知部として機能させる、請求項9に記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記制限情報は、
    色数に関する情報と、
    印刷媒体の印刷面に関する情報と、
    印刷レイアウトに関する情報と、
    印刷枚数に関する情報と、
    前記プリンタに装着されている消耗品の利用に関する情報と、
    印刷媒体を収容するトレイに関する情報と、
    のうちの少なくとも1つの情報を含む、請求項2から10のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  12. サーバのためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記サーバのコンピュータを、以下の各部、即ち、
    端末装置から、印刷対象の画像を表わす印刷データと、前記画像の印刷に利用されるべき印刷設定と、を含む第1の印刷ジョブを識別するジョブ識別情報を受信する第1のサーバ受信部と、
    前記端末装置から前記ジョブ識別情報が受信される場合に、前記ジョブ識別情報を前記サーバのサーバメモリに記憶させるサーバ記憶制御部と、
    プリンタの印刷機能の利用の制限に関係する制限情報を前記端末装置に送信する第1のサーバ送信部であって、前記制限情報は、前記端末装置において、前記第1の印刷ジョブを前記制限情報に適合する第2の印刷ジョブに変換するために利用される、前記第1のサーバ送信部と、
    前記プリンタから、前記プリンタへの前記ジョブ識別情報の送信を前記サーバに要求する識別情報要求を受信する第2のサーバ受信部と、
    前記プリンタから前記識別情報要求が受信される場合に、前記サーバメモリ内の前記ジョブ識別情報を前記プリンタに送信する第2のサーバ送信部と、
    前記プリンタから、印刷ジョブ要求を受信する第3のサーバ受信部であって、前記印刷ジョブ要求は、前記端末装置から前記プリンタへの印刷ジョブの送信を前記サーバに実行させるための要求である、前記第3のサーバ受信部と、
    前記プリンタから前記印刷ジョブ要求が受信される場合に、前記プリンタへの前記印刷ジョブの送信を前記端末装置に実行させるための送信情報を前記端末装置に送信する第3のサーバ送信部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
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