JP6675583B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を例示する斜視図である。
図1に表したトイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、操作部500と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
図2は、ケーシング400の内部を表す。なお、図2においては、見やすさのため、ケーシング400内の要素のうち一部のみが示されている。衛生洗浄装置100は、給水管91と、給湯管92と、給水電磁弁16と、給湯電磁弁26と、湯水混合装置30(ミキシングバルブ)と、切替電磁弁150(切替弁ユニット)と、ノズル部470と、制御部480と、を含む。これらは、ケーシング400のケースプレート401上に配置されている。ケースプレート401は、略水平方向に延在する皿状又は板状である。ケースプレート401は、適宜、排水等のために水平方向に対して傾斜した部分を有していてもよい。
図3(a)に表したように、給水管91は、水側配管部14を介して、水道や貯水タンクなどの給水源(図示せず)と接続される。これにより、給水管91に水が供給される。水側配管部14は、ストレーナ11と、ストレーナ11の下流側に設けられた逆止弁12と、逆止弁12の下流側に設けられた止水弁13と、を有する。給水管91の下流側の端は、給水電磁弁16に接続される。給水電磁弁16の下流側には、湯水混合装置30が設けられる。給水電磁弁16は、給水管91から湯水混合装置30への流路の開閉を行う。すなわち、給水電磁弁16の開閉によって、湯水混合装置30へ水が供給される状態と、水の供給が停止された状態と、を切り替えることができる。給水管91と湯水混合装置30との間には、水の圧力を調整する弁などが設けられていてもよい。
以上により、適度な温度の温水(混合水)をノズル473から噴射することができる。
図3(b)に表したように、本実施形態に係る衛生洗浄装置100は、電池V1を電源として動作する。すなわち、図3(b)中の実線の矢印で表したように、制御部480、給水電磁弁16、給湯電磁弁26、切替電磁弁150及び人体検知手段は、電池V1によって供給された電力によって駆動される。
図4は、実施形態に係る衛生洗浄装置の動作を例示するフローチャートである。
ステップS101において、混合水が吐水されているときに、ノズル473からの吐水を停止する指示が操作部500に入力される。
制御部480は、電池V1の電圧又はコンデンサC1に生じた電圧が給湯電磁弁26を駆動可能な電圧であった場合(ステップS102)、給湯電磁弁26を閉状態にする(ステップS103)。例えば、給湯電磁弁26を閉状態とすることができる量の電荷がコンデンサC1に蓄積されると、制御部480は、給湯電磁弁26を閉状態とする。
つまり、電池V1の電圧が所定値以上であった場合、制御部480は、切替電磁弁150の状態をノズル473へ混合水を流す状態としたままで、給水電磁弁16及び給湯電磁弁26のそれぞれを閉状態とする。その後、制御部480は、切替電磁弁150の状態を排水部81へ混合水を流す状態とする。このように、給水電磁弁16及び給湯電磁弁26を先に閉じることによって、湯水混合装置30や切替電磁弁150に一次圧が掛かることを防ぐことができる。
制御部480は、電池V1の電圧又はコンデンサC1に生じた電圧が切替電磁弁150を駆動可能な電圧であった場合(ステップS102)、切替電磁弁150を駆動する(ステップS113)。例えば、切替電磁弁150を駆動することができる量の電荷がコンデンサC1に蓄積されると、制御部480は、切替電磁弁150を駆動する。これにより、切替電磁弁150の状態は、排水部81へ混合水を流す状態となる。
つまり、電池V1の電圧が所定値未満であった場合、制御部480は、給水電磁弁16及び給湯電磁弁26のそれぞれを開状態としたままで、切替電磁弁150の状態を排水部81へ混合水を流す状態へと切り替える。その後、制御部480は、給水電磁弁16及び給湯電磁弁26のそれぞれを閉状態とする。
制御部480は、通常機能、通信機能、タイマ機能及び暴走検知機能を有する。通常機能は、衛生洗浄装置100の各要素の動作を制御するための演算処理を行う機能である。通信機能は、衛生洗浄装置100の各要素との信号の送受信を行う機能である。タイマ機能は、時間をカウントする機能である。暴走検知機能は、ウォッチドッグタイマ(WDT)を動作させる機能である。制御部480は、例えば一定時間ごとにWDTのカウントを再スタートさせる。仮にプログラムに異常が生じると、カウントの再スタートが行えず、タイマがタイムアップする。この場合には、制御部480をリセットすることで正常な状態に戻すことができる。
制御部480は、起動モードM1(第1モード)、HALTモードM2(第2モード)及びSTOPモードM3(第3モード)の3種類の動作モードを行うことができる。
起動モードM1は、上述の4つの機能(通常機能、通信機能、タイマ機能及び暴走検知機能)の全てを実行する動作である。
HALTモードM2は、通信機能、タイマ機能及び暴走検知機能を実行する動作である。HALTモードM2においては、通常機能は実行されない。
STOPモードM3は、暴走検知機能を実行する動作である。STOPモードM3においては、通常機能、通信機能、タイマ機能は実行されない。
第1動作状態S1では、上述の起動モードM1とSTOPモードM3とが交互に行われる。起動モードM1及びSTOPモードM3は周期的に繰り返される(周期PS)。1周期中に、起動モードM1が継続される時間T1は、STOPモードM3が継続される時間T3よりも短い。このように第1動作状態S1では、暴走検知機能のみが主に実行されており、他の機能が実行されている時間は短い。このため、第1動作状態S1における消費電力は、比較的低い。
ステップS201において、着座検知センサ404を用いて使用者が着座しているか否かが判定される。使用者が着座していない場合は、制御部480は、STOPモードM3で動作する(ステップS202)。その後、WDTのカウントに応じて、制御部480は、起動モードM1で動作する(ステップS203)。使用者が着座していない場合は、以上のステップS201〜S203が繰り返される。すなわち、図5(a)又は図5(b)に表したように、使用者が着座していない待機状態においては、制御部480は、第1動作状態S1で動作する。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (3)
- 水が供給される給水管と、
湯が供給される給湯管と、
前記給水管に供給された水と、前記給湯管に供給された湯と、を混合して混合水を生成する湯水混合装置と、
混合水を人体の局部に向けて吐水するノズルと、
混合水を排水する排水部と、
前記ノズルによる吐水を使用者が操作するための操作部と、
前記給水管から前記湯水混合装置への流路の開閉を行う給水電磁弁と、
前記給湯管から前記湯水混合装置への流路の開閉を行う給湯電磁弁と、
混合水を前記ノズルへ流す状態と、前記排水部へ流す状態と、を切り替える切替電磁弁と、
前記給水電磁弁、前記給湯電磁弁及び前記切替電磁弁を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部、前記給水電磁弁、前記給湯電磁弁及び前記切替電磁弁は、電池によって供給された電力によって駆動され、
前記ノズルからの吐水を停止する指示を使用者が前記操作部に入力した際に、前記電池の残容量が所定値以上であった場合、前記制御部は、前記切替電磁弁を前記ノズルへ混合水を流す状態としたままで、前記給水電磁弁及び前記給湯電磁弁のそれぞれを閉状態とし、
前記ノズルからの吐水を停止する指示を使用者が前記操作部に入力した際に、前記電池の残容量が所定値未満であった場合、前記制御部は、前記給水電磁弁及び前記給湯電磁弁のそれぞれを開状態としたままで、前記切替電磁弁を前記排水部へ混合水を流す状態に切り替えることを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記給水電磁弁及び前記給湯電磁弁を駆動するための電荷を蓄積するコンデンサをさらに備え、
前記制御部は、前記切替電磁弁を前記排水部へ混合水を流す状態に切り替えた後に、前記給湯電磁弁を閉状態とすることができる量の電荷が前記コンデンサに蓄積されると、前記給湯電磁弁を閉状態とし、その後、前記給水電磁弁を閉状態とすることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。 - 前記切替電磁弁を駆動するための電荷を蓄積するコンデンサをさらに備え、
前記制御部は、前記電池の残容量が所定値未満であった場合、前記切替電磁弁を前記排水部へ混合水を流す状態に切り替えた後、前記ノズルから吐水を開始する指示を使用者が前記操作部に入力すると、前記切替電磁弁を前記ノズルへ混合水を流す状態に切り替えることができる量の電荷と、前記切替電磁弁を前記排水部へ混合水を流す状態に切り替えることができる量の電荷と、が前記コンデンサに蓄積されてから、前記切替電磁弁を前記ノズルへ混合水を流す状態に切り替えることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
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JP2016059067A JP6675583B2 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 衛生洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017172196A JP2017172196A (ja) | 2017-09-28 |
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JP2016059067A Active JP6675583B2 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 衛生洗浄装置 |
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2016
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