JP6895112B2 - 電気温水器 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態に係る電気温水器が設けられた水栓装置を例示する平面図である。
図1に表した水栓装置200には、実施形態に係る電気温水器100、吐出部80、センサ82、切替スイッチ84及び水吐水スイッチ85が設けられている。
図2に表したように、電気温水器100は、給水流路10と、給湯流路20と、を有する。給水口51から供給された水の流路は、分岐点P1において、給水流路10及び給湯流路20に分岐する。分岐した給水流路10及び給湯流路20は、出湯口52の手前の合流点P2において合流する。
電気温水器100は、制御部30と、異常検出部31と、記憶装置32と、をさらに有する。
制御部30は、センサ82、切替スイッチ84、水吐水スイッチ85、水側電磁弁11、湯側電磁弁21、異常検出部31及び記憶装置32のそれぞれと電気的に接続される。制御部30は、貯湯タンク22の加熱部(不図示)と接続されてもよい。制御部30は、例えば、IC素子などを含む制御回路であり、センサ82、水側電磁弁11、湯側電磁弁21、異常検出部31、記憶装置32及び加熱部などの動作を制御する。
図4は、実施形態に係る電気温水器の動作を例示するフローチャートである。
図4に表したように、異常検出部31によって電源の異常が検出されない場合(ステップS101:No)、制御部30は、通常モードを実行する(ステップS102)。
異常検出部31によって電源の異常が検出された場合(ステップS101:Yes)、制御部30は、非常モード(ステップS103〜S114)を実行する。非常モードは、水に比べて、貯湯タンク22内の湯を優先的に使用する動作モードである。
図5は、非常モードにおける制御部30による吐水制御を説明する図である。
非常モードにおいて、切替スイッチ84または水吐水スイッチ85は、水側電磁弁11を動作させる水吐水モードと、湯側電磁弁21を動作させる湯吐水モードと、を切り替える操作部としての機能を有する。例えば、非常モードにおいて、使用者が切替スイッチ84または水吐水スイッチ85を操作した場合(ステップS201:Yes)、制御部30は、操作部が操作されたと判断すると、水吐水モードに設定される(ステップS202、ステップS203:Yes)。そして、制御部30は、水側電磁弁11を駆動し開く(ステップS206)。例えば、水吐水スイッチ85が操作される直前において、制御部30が湯吐水モードに設定されていたとしても、水吐水スイッチ85が操作されると、制御部30は、水吐水モードに切り替えられる。湯ではなく水を使いたい使用者は、切替スイッチ84または水吐水スイッチ85を操作することで水を使用することができる。これにより、使用者の使い勝手を向上させることができる。
非常電源は、例えば、停電などにより商用電源が使用できないときにバックアップとして投入されるインバータ電源(インバータを介して接続されたDC電源)である。異常検出部31は、電気温水器100に投入された電源が、商用電源であるか、インバータ電源などの非常電源であるかを判別することで、電源の異常を検出する回路である。
図6に示す電源の異常検出の処理は、図4に関して説明したステップS101に対応する。この処理は、例えば、電気温水器100の起動時に行われる。ここで、起動とは電気温水器100に電源を投入して動作を開始することをいう。電源を投入する状況としては、電気温水器100を水栓装置200に取り付けた後に商用電源を接続して電源を投入する場合、一旦電源を切ってから電源を再度投入する場合、停電から復旧した場合、停電により商用電源が使用できなくなり非常電源が投入される場合、などが挙げられる。
図8は、非常電源の電圧の波形を例示するグラフ図である。この例において、非常電源はインバータ電源である。
図7の横軸及び図8の横軸のそれぞれは、時間を表す。図7の縦軸及び図8の縦軸のそれぞれは、電圧を表す。
図7に示した商用電源の電圧の周波数は、東日本では50Hz、西日本では60Hzである。一方、インバータ電源の電圧の周波数は、DC−AC変換を行うインバータ回路の構成に依存するが、一般的に、50Hzや60Hzではなく、50Hzと60Hzとの中間の値であることが多い。図8に示した波形の例では、周波数は55Hzである。これにより、例えば、商用電源の周波数が50Hzの地域でも60Hzの地域でも、このインバータ電源を使用することができる。
従って、電源の電圧の周波数が50Hz又は60Hzである場合、電源が商用電源である可能性が高く、電源の電圧の周波数が50Hzではなく60Hzでもない場合(例えば50Hzと60Hzとの中間の値である場合)、電源が非常電源である可能性が高い。
従って、電源の電圧の波形が正弦波である場合、電源が商用電源である可能性が高く、電源の電圧の波形が正弦波以外の矩形波などであれば、電源が非常電源である可能性が高い。例えば、矩形波の電圧の立ち上がりや立ち下りの傾きは、正弦波の電圧の立ち上がりや立ち下りの傾きよりも急峻である。つまり、例えば、電圧の立ち上がり又は立ち下がり時において、所定時間内の矩形波の電圧の変化は、所定時間内の矩形波の電圧の変化よりも大きい。
従って、電源の電圧のピーク値の絶対値が141Vである場合、電源が商用電源である可能性が高く、電源の電圧のピーク値の絶対値が141V以外である場合、電源が非常電源である可能性が高い。なお、電源の判別においては、+141Vおよび−141Vのいずれか一方のピーク値を基準とすればよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (9)
- 給水管と、
水を加熱して湯とする貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの湯を吐出するための湯側電磁弁と、
前記給水管から水を吐出するための水側電磁弁と、
前記水側電磁弁および前記湯側電磁弁の開閉を制御する制御部と、
電源の異常を検出する異常検出部と、
前記湯側電磁弁が開いた時間を記憶する記憶装置と、
を備え、
前記制御部は、前記異常検出部の信号に基づき、前記電源の異常時に湯側電磁弁を水側電磁弁に比べて優先的に開く非常モードを実行し、
前記制御部は、前記非常モードの実行中において、前記記憶装置が記憶する前記時間に基づいて、前記水側電磁弁および前記湯側電磁弁の開閉を制御することを特徴とする電気温水器。 - 前記制御部は、前記非常モードの実行中において、前記水側電磁弁及び前記湯側電磁弁を開き、前記湯側電磁弁が開く頻度を前記水側電磁弁が開く頻度以上とすることを特徴とする請求項1記載の電気温水器。
- 給水管と、
水を加熱して湯とする貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの湯を吐出するための湯側電磁弁と、
前記給水管から水を吐出するための水側電磁弁と、
前記水側電磁弁および前記湯側電磁弁の開閉を制御する制御部と、
電源の異常を検出する異常検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記異常検出部の信号に基づき、前記電源の異常時に湯側電磁弁を水側電磁弁に比べて優先的に開く非常モードを実行し、
前記制御部は、前記非常モードの実行中において、前記水側電磁弁及び前記湯側電磁弁を開き、前記湯側電磁弁が開く頻度を前記水側電磁弁が開く頻度以上とすることを特徴とする電気温水器。 - 前記水側電磁弁を動作させる水吐水モードと、前記湯側電磁弁を動作させる湯吐水モードと、を切り替える操作部をさらに有し、
前記制御部は、前記非常モードの実行中において、前記操作部が操作されたと判断すると前記水吐水モードとなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気温水器。 - 給水管と、
水を加熱して湯とする貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの湯を吐出するための湯側電磁弁と、
前記給水管から水を吐出するための水側電磁弁と、
前記水側電磁弁および前記湯側電磁弁の開閉を制御する制御部と、
電源の異常を検出する異常検出部と、
前記水側電磁弁を動作させる水吐水モードと、前記湯側電磁弁を動作させる湯吐水モードと、を切り替える操作部と、
を備え、
前記制御部は、前記異常検出部の信号に基づき、前記電源の異常時に湯側電磁弁を水側電磁弁に比べて優先的に開く非常モードを実行し、
前記制御部は、前記非常モードの実行中において、前記操作部が操作されたと判断すると前記水吐水モードとなることを特徴とする電気温水器。 - 前記制御部は、前記非常モードの実行中において、前記貯湯タンク内の湯の吐出の終了後であって、かつ、前回の前記湯側電磁弁の開動作から所定時間以上経過した後には、前記水側電磁弁のみを開くことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の電気温水器。
- 給水管と、
水を加熱して湯とする貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの湯を吐出するための湯側電磁弁と、
前記給水管から水を吐出するための水側電磁弁と、
前記水側電磁弁および前記湯側電磁弁の開閉を制御する制御部と、
電源の異常を検出する異常検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記異常検出部の信号に基づき、前記電源の異常時に湯側電磁弁を水側電磁弁に比べて優先的に開く非常モードを実行し、
前記制御部は、前記非常モードの実行中において、前記貯湯タンク内の湯の吐出の終了後であって、かつ、前回の前記湯側電磁弁の開動作から所定時間以上経過した後には、前記水側電磁弁のみを開くことを特徴とする電気温水器。 - 前記制御部は、前記湯側電磁弁及び前記水側電磁弁が閉じているときに、次に前記湯側電磁弁及び前記水側電磁弁のいずれを開くか判断することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の電気温水器。
- 給水管と、
水を加熱して湯とする貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの湯を吐出するための湯側電磁弁と、
前記給水管から水を吐出するための水側電磁弁と、
前記水側電磁弁および前記湯側電磁弁の開閉を制御する制御部と、
電源の異常を検出する異常検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記異常検出部の信号に基づき、前記電源の異常時に湯側電磁弁を水側電磁弁に比べて優先的に開く非常モードを実行し、
前記制御部は、前記湯側電磁弁及び前記水側電磁弁が閉じているときに、次に前記湯側電磁弁及び前記水側電磁弁のいずれを開くか判断することを特徴とする電気温水器。
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