JP6673509B1 - カバーテープおよび電子部品包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーテープの生産性を好ましいものとしつつ、カバーテープとキャリアテープとの密着性を向上させる。【解決手段】カバーテープ10は、基材層101と、シーラント層103と、基材層101およびシーラント層103の間に設けられた中間層105と、を含み、電子部品を収容できる凹部を有するキャリアテープをシーラント層103によりシールするために用いられる。中間層105は、シーラント層103に接して設けられているとともにスリップ剤を含む第1の中間層107と、第1の中間層107とシーラント層103との間に設けられている第2の中間層109と、を含み、シーラント層103中のスリップ剤の濃度が第1の中間層107中のスリップ剤の濃度よりも低い。【選択図】図2

Description

本発明は、カバーテープおよび電子部品包装体に関する。より詳細には、電子部品包装用のカバーテープと、かかるカバーテープを用いた電子部品包装体に関する。
半導体ICチップなどの電子部品は、その製造後、実装工程に提供されるまでの間、汚染を防止すべく包装材にてパッキングされ、紙製あるいはプラスチック製のリールに巻かれた状態で、保管および輸送される。この電子部品の包装には、自動実装装置による基板への実装工程に対応するように、テープ状の包装材が用いられており、この包装材は、長尺のシートに所定の間隔をおいて複数個の凹状の格納ポケットが形成されたキャリアテープと、該キャリアテープにヒートシールされるカバーテープとから構成される。電子部品は、キャリアテープの格納ポケットに収容された後、キャリアテープの上面に蓋材としてのカバーテープが重ねられ、加熱したシールバーでカバーテープの両端を長さ方向に連続してヒートシールされて、電子部品包装体とされる。
ここで、電子部品包装体を構成しているキャリアテープとカバーテープとの接着強度が低すぎると、パッケージの輸送中に、カバーテープがはがれ、パッキングされていた電子部品が落下する懸念がある。
一方、電子部品の実装時には、カバーテープがキャリアテープから剥離された後、パッケージから電子部品が自動的に取り出されて電子回路基板上に実装される。このとき、キャリアテープからカバーテープを剥離するために必要な強度である剥離強度が高すぎると、カバーテープがキャリアテープから剥離される際にキャリアテープが振動し、電子部品が格納ポケットから飛び出してしまう懸念がある。
そのため、カバーテープには、キャリアテープに対して十分な接着強度を有していると同時に、実装工程においてキャリアテープから首尾よく剥離される剥離性が要求される。
カバーテープの剥離性に関して検討された例として、特許文献1〜3に記載のものがある。
特許文献1(特開2016−132459号公報)には、特定の組成物からなるシール層、特定の組成物からなる中間層およびラミネート層からなるカバーテープ用シーラントフィルムについて記載されており、同文献によれば、かかるシーラントフィルムを用いてなるカバーテープは、低温ヒートシールにて十分なヒートシール強度を有し、且つヒートシール強度のヒートシール温度依存性が少なく、ソフトピール性を有しているとされている。
特許文献2(特開2015−182342号公報)には、特定の組成物からなるシール層、特定の組成物からなる中間層およびラミネート層からなるカバーテープ用シーラントフィルムについて記載されている。同文献によれば、かかるシーラントフィルムを用いてなるカバーテープは、エンボスキャリアテープとのヒートシール強度の温度依存性が少なく、且つ、高温・高湿度下で保管された場合でもヒートシール強度の変化が少なく、カバーテープのキャリアテープからの自然剥離がなく、また、未シール部分とキャリアテープが接している面とのブロッキングも改善されており、また、シーラントフィルムを用いたカバーテープ製造におけるラミネート方法は限定されないとされている。
また、特許文献1および2には、シール層を形成する組成物が滑剤を含むことが記載されている。また、これらの文献には、中間層を形成する組成物に、特定の割合で滑剤を含有させると、シール層に含有されている滑剤の中間層側への移行を抑制することができ、カバーテープ用シーラントフィルム表面側にブリードアウトしやすくすることにより、適度なフィルム滑り性が得られ、カバーテープ用シーラントフィルムの成形時の生産効率をあげることができると記載されている。
特許文献3(特開2012−188509号公報)には、ポリカーボネートを含ませた電子部品搬送用キャリアテープに用いられ、エチレン・酢酸ビニル共重合体と、エチレン・α−オレフィン共重合エラストマーと、粘着付与剤と、をこれらの合計量に対してそれぞれ特定の割合で含む、シーラント材について記載されており、かかるシーラント材によれば、ポリカーボネートを含ませた電子部品搬送用キャリアテープで求められている短時間の接着条件でも、該キャリアテープとの接着力に優れ、高温・高湿度下でエージングを行ったときの該接着力の低下が抑制され、剥離時のジッピングが抑制されたシーラント材、並びに該シーラント材を用いたカバーテープ及び電子部品搬送用包装体を提供することができるとされている。また、同文献においては、シーラント材がスリップ剤の少なくとも一種を含有することが好ましいとされている。
特開2016−132459号公報 特開2015−182342号公報 特開2012−188509号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜3に記載の技術について本発明者が検討したところ、カバーテープの生産性を好ましいものとしつつ、カバーテープとキャリアテープとの密着性を向上させるという点で改善の余地があった。
本発明によれば、
基材層と、
シーラント層と、
前記基材層および前記シーラント層の間に設けられた中間層と、
を含み、
電子部品を収容できる凹部を有するキャリアテープを、前記シーラント層によりシールするために用いる、カバーテープであって、
前記中間層が、
前記基材層に接して設けられているとともにスリップ剤を含む第1の中間層と、
前記第1の中間層と前記シーラント層との間に設けられている第2の中間層と、
を含み、
前記シーラント層中の前記スリップ剤の濃度が、前記第1の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低く、
前記中間層と前記シーラント層との界面における前記中間層中の前記スリップ剤の濃度が、前記中間層と前記基材層との界面における前記中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低い、カバーテープが提供される。
また、本発明によれば、
電子部品が凹部に収容されたキャリアテープと、
前記本発明におけるカバーテープと、
を有し、
前記電子部品を封止するように前記シーラント層が前記キャリアテープに接着された、電子部品包装体が提供される。
本発明によれば、カバーテープの生産性を好ましいものとしつつ、カバーテープとキャリアテープとの密着性を向上させることができる。
実施形態における電子部品包装用のカバーテープをキャリアテープにシールした状態の一例を示す斜視図である。 本実施形態におけるカバーテープの構成を模式的に示す断面図である。 本実施形態におけるカバーテープの構成を模式的に示す断面図である。 本実施形態におけるカバーテープの構成を模式的に示す断面図である。
以下、実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には共通の符号を付し、適宜説明を省略する。また、図は概略図であり、実際の寸法比率とは必ずしも一致していない。また、数値範囲の「X〜Y」は、断りがなければ、「X以上Y以下」を表す。
(電子部品包装体)
本実施形態において、電子部品包装体は、電子部品が格納されたカバーテープと、キャリアテープとを接着して得られた構造体であって、たとえば、キャリアテープにカバーテープをヒートシールして得られるものである。
図1は、電子部品包装用カバーテープをキャリアテープにシールした状態の一例を示す斜視図である。図1において、電子部品包装体100は、電子部品(不図示)が凹部に収容されたキャリアテープ20と、後述の積層構造を有するカバーテープ10と、を有し、電子部品を封止するようにカバーテープ10のシーラント層(図2等)がキャリアテープ20に接着されたものである。
以下、電子部品包装体100に用いられるカバーテープ10について説明する。
(カバーテープ)
本実施形態において、カバーテープ10は、電子部品を収容できる凹部を有するキャリアテープを、シーラント層(図2等)によりシールするために用いるものである。すなわち、カバーテープ10は、具体的には電子部品包装用であり、さらに具体的には、半導体ICチップなどの電子部品を運搬するために格納ポケットを備えるキャリアテープをヒートシール等によりシールすることが可能なものである。
前述の図1には、電子部品包装用カバーテープであるカバーテープ10をキャリアテープにシールした状態の一例が示されている。図1に示したように、カバーテープ10は、電子部品の形状に合わせて凹状のポケット21が連続的に設けられたキャリアテープ20の蓋材として用いられる。具体的には、カバーテープ10は、キャリアテープ20のポケット21の開口部全面を覆うように、キャリアテープ20の表面に接着して、たとえば、ヒートシールして使用される。
電子機器の製造現場においては、キャリアテープ20のポケット21内に電子部品を収容し、次いで、キャリアテープ20のポケット21の開口部全面を覆うように、キャリアテープ20の表面にカバーテープ10を接着することで、電子部品が収容された電子部品包装体100が作製される。この電子部品包装体100は、紙製あるいはプラスチック製のリールに電子部品包装体100を巻いた状態で、電子回路基板等に表面実装を行う作業領域まで搬送される。電子部品の表面実装工程において、カバーテープ10がキャリアテープ20から剥離されて、電子部品がパッケージから自動的に取出され、電子回路基板上に実装される。
以下、カバーテープ10の構成をさらに具体的に説明する。
図2は、本実施形態におけるカバーテープの構成を模式的に示す断面図である。図2に示したカバーテープ10は、基材層101と、シーラント層103と、基材層101およびシーラント層103の間に設けられた中間層105と、を含む。中間層105は、基材層101に接して設けられているとともにスリップ剤を含む第1の中間層107と、第1の中間層107とシーラント層103との間に設けられている第2の中間層109と、を含む。そして、シーラント層103中のスリップ剤の濃度が、第1の中間層107中のスリップ剤の濃度よりも低い。
本実施形態においては、かかる構成のカバーテープ10を用いることにより、カバーテープ10とキャリアテープ20との優れた密着性が得られる。
以下、カバーテープ10を構成する各層について説明する。
(基材層)
基材層101は、キャリアテープ20に対してカバーテープ10を接着させる際、カバーテープ10の使用時等に外部から加わる応力に耐えうることができる程度の機械的強度、キャリアテープ20に対してカバーテープ10を接着させる際に加わる熱履歴に耐えうることができる程度の耐熱性を有したものがよい。
基材層101を構成する材料としては、熱可塑性樹脂が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、たとえば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル樹脂、ナイロン等のポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアクリレート系樹脂、ポリメタアクリレート系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂およびアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂からなる群から選択される1種または2種以上が挙げられる。
また、基材層101を構成する材料の形態は、限定されないが、加工が容易である観点から、フィルム状に加工されたものであることが好ましい。製膜されたフィルム、中でも二軸延伸フィルムを好適に用いることができる。
基材層101の厚さは、一般的には、5〜100μmである。
(中間層)
本実施形態において、中間層105は、第1の中間層107および第2の中間層109を含む。中間層105を構成する層の数は2以上であればよく、中間層105が第1の中間層107および第2の中間層109の2つの層から構成されてもよいし、3以上の層を含んでもよい。
中間層105の基材となる材料の具体例として、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、分岐状低密度ポリエチレン(VLDPE)をはじめとするポリエチレン等のオレフィン樹脂;エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)などのエチレン系共重合体;スチレン樹脂;環状オレフィン樹脂が挙げられる。カバーテープ10全体のクッション性を向上する観点から、中間層105は好ましくはオレフィン樹脂を含み、より好ましくはLLDPEを含む。
第1の中間層107および第2の中間層109の基材となる材料は同じであっても異なっていてもよい。一例として、カバーテープ10全体のクッション性を向上する観点および中間層105を構成する各層の密着性を向上する観点から、第1の中間層107および第2の中間層109の材料が同じであり、これらの材料がいずれもポリエチレン等のオレフィン樹脂であり、さらにこれらの材料がいずれもLLDPEであることが挙げられる。
中間層105全体の厚さは、カバーテープ10全体のクッション性を向上させる観点から、好ましくは10μm以上であり、より好ましくは15μm以上である。また、カバーテープ10全体の薄型化および軽量化の観点から、中間層105全体の厚さは、好ましくは50μm以下であり、より好ましくは40μm以下である。
中間層105を構成している層のうち、第1の中間層107は、基材層101に接して設けられており、スリップ剤を含む。第1の中間層107がスリップ剤を含有することにより、カバーテープ10の製造工程において、中間層105が原反形状である段階での滑り性、巻き取り性などが向上するため、カバーテープ10の製造効率を高めることができる。
スリップ剤の具体例として、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘニン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、オレイルパルミドアミド、ステアリルパルミドアミド、メチレンビスステアリルアミド、メチレンビスオレイルアミド、エチレンビスオレイルアミド、エチレンビスエルカ酸アミドなどの各種アミド類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどのポリアルキレングリコール;水添ヒマシ油などのワックスが挙げられる。スリップ剤が上記化合物の1種または2種以上を含むことが好ましい。
第1の中間層107中のスリップ剤の濃度は、シーラント層103中のスリップ剤の濃度よりも高い。
具体的には、第1の中間層107中のスリップ剤の濃度は、カバーテープ10の製造効率を高める観点から、第1の中間層107を構成する組成物の全組成に対して、好ましくは10ppm以上である。
また、カバーテープ10のキャリアテープ20との密着性を向上する観点から、第1の中間層107中のスリップ剤の濃度は、第1の中間層107を構成する組成物の全組成に対して、好ましくは10000ppm以下であり、より好ましくは1000ppm以下である。
第1の中間層107の厚さは、カバーテープ10のクッション性を高める観点から、たとえば3μm以上であり、好ましくは5μm以上である。
また、カバーテープ10の薄型化、軽量化の観点から、第1の中間層107の厚さは、好ましくは50μm以下であり、より好ましくは20μm以下である。
第2の中間層109は、スリップ剤を含んでもよいし含まなくてもよい。第2の中間層109がスリップ剤を含むとき、スリップ剤の具体例として、第1の中間層107について前述したものが挙げられる。
第2の中間層109中にスリップ剤を含む場合、その濃度は、カバーテープ10の製造効率を高める観点から、第2の中間層109を構成する組成物の全組成に対して、好ましくは10ppm以上である。
また、カバーテープ10のキャリアテープ20との密着性を向上する観点から、第2の中間層109中のスリップ剤の濃度は、第2の中間層109を構成する組成物の全組成に対して、好ましくは10000ppm以下であり、より好ましくは1000ppm以下である。
カバーテープ10のキャリアテープ20に対する密着性を向上する観点から、好ましくは、第2の中間層109中のスリップ剤の濃度は、第1の中間層107中のスリップ剤の濃度よりも低い。
第2の中間層109の厚さは、カバーテープ10のクッション性を高める観点から、好ましくは5μm以上であり、より好ましくは10μm以上である。
また、カバーテープ10の薄型化、軽量化の観点から、第2の中間層109の厚さは、好ましくは50μm以下であり、より好ましくは30μm以下である。
また、カバーテープ10のキャリアテープ20に対する密着性を向上する観点から、好ましくは、中間層105とシーラント層103との界面における中間層105中のスリップ剤の濃度は、中間層105と基材層101との界面における中間層105中のスリップ剤の濃度よりも低い。
(シーラント層)
シーラント層103は、ヒートシール性を有し、キャリアテープ20に対して接着させられるものであり、使用時に容易に剥がすことのできる易剥離性を示すものである。
シーラント層103は、たとえば主材である樹脂中に帯電防止剤が分散している構成とすることができる。帯電防止剤は、たとえばシーラント層103全体にわたって一様に分散している。
シーラント層103に含まれる樹脂として、たとえばポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、およびエチレン−ブテン−1ランダム共重合体等のエチレン重合体より選択される1種以上の樹脂、ならびに、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリスチレンおよび耐衝撃性ポリスチレン等のスチレン重合体より選択される1種以上の樹脂の混合物、アクリル樹脂等を用いることができる。
また、シーラント層103を構成する材料には、帯電防止剤を含有させてもよい。かかる帯電防止剤の具体例としては、酸化錫、酸化亜鉛、酸化チタン、スメクタイト等の金属フィラー、ポリオキシエチレンアルキルアミン、第四級アンモニウム、アルキルスルホネート等の構造を有する界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルアミン、第四級アンモニウム、アルキルスルホネート、ポリエーテル等の構造をブロックあるいはランダムに組み込んだ高分子型帯電防止剤、イオン性液体、ポリピロール、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)、ポリアセチレン、ポリアニリンとそれらの誘導体からなる導電ポリマー、カーボンからなる群より選択される1種またはこれらの混合物が挙げられる。なお、上記カーボンとしては、カーボンブラック、ホワイトカーボン、カーボン繊維、カーボンチューブ等の炭素からなる種々の形状のフィラーを用いることができる。これらを1種または2種以上を併用してもよい。
シーラント層103は、スリップ剤を含んでいなくてもよいし、含んでいてもよい。たとえばシーラント層103がスリップ剤を含み、シーラント層103中のスリップ剤の濃度が第1の中間層107中のスリップ剤の濃度よりも低い構成とすることもできる。スリップ剤の具体例としては、第1の中間層107について前述したものが挙げられる。
また、シーラント層103を構成する材料には、搬送中に生じるブロッキングを防止する観点から、ケイ素、マグネシウムまたはカルシウムを主成分とする酸化物粒子、シリカ、タルク等の無機粒子、ポリエチレン粒子、ポリアクリレート粒子およびポリスチレン粒子等の有機粒子からなる群より選択される1種またはこれらのアロイが含まれていてもよい。
シーラント層103の厚みは、ヒートシール時に十分な剥離強度を得る観点から、好ましくは0.2μm以上であり、より好ましくは0.3μm以上である。
また、ヒートシールのためのシールコテの温度を高く設定する必要がある、あるいはヒートシールのためにシールコテを接触させる時間を長くする必要があるなどの、使用上の制約を減らす観点から、シーラント層103の厚みは、好ましくは40μm以下であり、より好ましくは30μm以下である。
以上においては、中間層105が第1の中間層107および第2の中間層109から構成されるカバーテープ10を例に説明したが、中間層105が3つ以上の層を含んでもよい。図3は、3つの中間層を有するカバーテープの構成を模式的に示す断面図である。
図3に示したカバーテープ12の基本構成は図2を参照して前述したカバーテープ10と同様であるが、中間層105が、第2の中間層109とシーラント層103との間に設けられた第3の中間層111をさらに含む点が異なる。
第3の中間層111の基材となる材料の具体例としては、中間層105の材料として前述したものが挙げられる。また、たとえば第1の中間層107、第2の中間層109および第3の中間層111の材料がLLDPEまたはVLDPEである。
第3の中間層111は、スリップ剤を含んでもよいし、含まなくてもよい。スリップ剤の具体例としては、第1の中間層107について前述したものが挙げられる。
カバーテープ12において、密着性向上の観点から、第2の中間層109および第3の中間層111中のスリップ剤の濃度が、いずれも、第1の中間層107中のスリップ剤の濃度よりも低い構成とすることが好ましい。
一方、生産性向上の観点から、第1の中間層107および第3の中間層111中のスリップ剤の濃度が、いずれも、第2の中間層109中のスリップ剤の濃度よりも高い構成とすることが好ましい。
また、カバーテープ10のキャリアテープ20に対する密着性を向上する観点から、たとえば、中間層105中のスリップ剤の濃度が低い方から高い方に向かって第3の中間層111、第2の中間層109および第1の中間層107の順である構成とすることもできる。このとき、好ましくは、シーラント層103中のスリップ剤の濃度は第3の中間層111中のスリップ剤の濃度よりも低い。
第3の中間層111の厚さは、カバーテープ10のクッション性を高める観点から、たとえば3μm以上であり、好ましくは5μm以上である。
また、カバーテープ10の薄型化、軽量化の観点から、第3の中間層111の厚さは、好ましくは50μm以下であり、より好ましくは20μm以下である。
また、以上の例では、カバーテープが、基材層101、シーラント層103および中間層105から構成される例を示したが、カバーテープはこれらの層以外の層をさらに含んでもよい。図4は、このようなカバーテープの構成を模式的に示す断面図である。
図4に示したカバーテープ14の基本構成は図2に示したカバーテープ10と同様であるが、基材層101の中間層105と反対側の面に設けられた帯電防止層113をさらに含む点で異なる。帯電防止層113を備えるカバーテープ14を電子部品包装体100に用いることにより、静電気の蓄積をより効果的に抑止することができる。たとえば、電子部品包装体100を搬送工程において、キャリアテープ20の底面とカバーテープ14の表面とを密着させた電子部品包装体100が搬送する方法が採用された場合、帯電防止層113の表面は、キャリアテープ20の底面と接触し摩擦を生じる可能性を有している。このような場合でも、静電気の蓄積をより効果的に抑止することができる。
以下、帯電防止層113の構成を説明する。
(帯電防止層)
帯電防止層113は、たとえば、アジリジニル化合物やその開環化合物等のバインダー樹脂を含むことができる。アジリジニル化合物は、一般に、アジリジニル基を有する化合物のことを指し、その具体例としては、N,N'−ヘキサメチレン−1,6−ビス(1−アジリジカルボキシアミド)、N,N'−ジフェニルメタン−4,4'−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)、トリメチロールプロパン−トリ−β−アジリジニルプロピオネート、N,N'−トルエン−2,4−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)、トリエチレンメラミン、トリメチロールプロパン−トリ−β(2−メチルアジリジン)プロピオネート、ビスイソフタロイル−1−2−メチルアジリジン、トリ−1−アジリジニルフォスフィンオキサイド、トリス−1−2−メチルアジリジンフォスフィンオキサイド等が挙げられる。また、上記アジリジニル化合物として、日本触媒社製のケミタイトPZ−33、DZ−22E等の市販品を使用することもできる。なお、アジリジニル化合物の開環化合物は、アジリジニル化合物中のアジリジニル基が開環した状態にある化合物のことを指す。
帯電防止層113は、エステル化合物をさらに含んでもよい。エステル化合物とは、有機酸または無機酸とアルコールとが脱水反応により結合して生成した化合物のことを指し、その具体例としては、PET、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートやこれらの誘導体等が挙げられる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、帯電防止層113は、その表面抵抗値を低下させて摩擦に伴う静電気の発生を抑制する観点から、導電性ポリマーを含むことができる。導電性ポリマーの具体例としては、ポリアニリン、ポリピロール等が挙げられ、中でも、良好な帯電防止性を得る観点から、PEDOT/PSSを含むことが好ましい。
帯電防止層113は、目的に応じてその他の材料を含むことができ、たとえば、界面活性剤型帯電防止剤を含むことができる。
なお、図4においては、図2に示したカバーテープ10の基本構成とする例を示したが、他の構成のカバーテープに帯電防止層113を設けてもよく、たとえば、図3に示したカバーテープ12に帯電防止層113をさらに設けてもよい。
また、使用態様により、帯電防止層113に使用する材料として前述した材料を基材層101に添加し、帯電防止効果を付与してもよいし、これらの帯電防止効果を付与せずともよい。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 基材層と、
シーラント層と、
前記基材層および前記シーラント層の間に設けられた中間層と、
を含み、
電子部品を収容できる凹部を有するキャリアテープを、前記シーラント層によりシールするために用いる、カバーテープであって、
前記中間層が、
前記基材層に接して設けられているとともにスリップ剤を含む第1の中間層と、
前記第1の中間層と前記シーラント層との間に設けられている第2の中間層と、
を含み、
前記シーラント層中の前記スリップ剤の濃度が、前記第1の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低い、カバーテープ。
2. 前記シーラント層が前記スリップ剤を含む、1.に記載のカバーテープ。
3. 前記中間層と前記シーラント層との界面における前記中間層中の前記スリップ剤の濃度が、前記中間層と前記基材層との界面における前記中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低い、1.または2.に記載のカバーテープ。
4. 前記第2の中間層中の前記スリップ剤の濃度が、前記第1の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低い、1.乃至3.いずれか1項に記載のカバーテープ。
5. 前記中間層が、前記第2の中間層と前記シーラント層との間に設けられた第3の中間層をさらに含み、
前記第2および前記第3の中間層中の前記スリップ剤の濃度が、いずれも、前記第1の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低い、4.に記載のカバーテープ。
6. 前記中間層が、前記第2の中間層と前記シーラント層との間に設けられた第3の中間層をさらに含み、
前記第1および前記第3の中間層中の前記スリップ剤の濃度が、いずれも、前記第2の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも高い、1.乃至3.いずれか1項に記載のカバーテープ。
7. 前記中間層が、オレフィン樹脂、環状オレフィン樹脂およびスチレン樹脂からなる群から選択される1または2以上の熱可塑性樹脂を含む、1.乃至6.いずれか1項に記載のカバーテープ。
8. 前記スリップ剤が、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘニン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、オレイルパルミドアミド、ステアリルパルミドアミド、メチレンビスステアリルアミド、メチレンビスオレイルアミド、エチレンビスオレイルアミド、エチレンビスエルカ酸アミド、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよび水添ひまし油からなる群から選択される1種または2種以上を含む、1.乃至7.いずれか1項に記載のカバーテープ。
9. 電子部品が凹部に収容されたキャリアテープと、
1.乃至8.いずれか1項に記載のカバーテープと、
を有し、
前記電子部品を封止するように前記シーラント層が前記キャリアテープに接着された、電子部品包装体。
実施例を参照して本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
カバーテープの作製:基材層として、膜厚25μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート製フィルム(東洋紡社製、T7140)を準備した。この基材層に、中間層として、ポリエチレンを膜厚が25μmとなるように積層した。この中間層をコロナ処理した後、シーラント層としてのアクリル系シーラント樹脂(大日本インキ社製、A450A)を、膜厚が2μmとなるように製膜し、図1に示す層構造のカバーテープを得た。中間層に使用したポリエチレンはLLDPEを使用し、基材層に接して設けられているとともにスリップ剤を含む第1の中間層(厚さ5μm)と、第1の中間層とシーラント層との間に設けられている第3の中間層(厚さ5μm)と、第1の中間層と第3の中間層との間に設けられている第2の中間層(厚さ15μm)とを含み、第1の中間層にはスリップ剤としてオレイン酸アミドスリップ剤を800ppm含み、第2の中間層にはスリップ剤を含まず、第3の中間層にはスリップ剤としてオレイン酸アミドを800ppm含む。シーラント層中にはスリップ剤を含まない。
ここで、スリップ剤の濃度は、層を構成する組成物の全組成に対するスリップ剤の濃度である。
(実施例2)
カバーテープの作製:基材層として、膜厚25μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート製フィルム(東洋紡社製、T7140)を準備した。この基材層に、中間層として、ポリエチレンを膜厚が25μmとなるように積層した。この中間層をコロナ処理した後、シーラント層としてのアクリル系シーラント樹脂(大日本インキ社製、A450A)を、膜厚が2μmとなるように製膜し、図1に示す層構造のカバーテープを得た。中間層に使用したポリエチレンは、基材層に接して設けられているとともにスリップ剤を含む第1の中間層(厚さ5μm)と、第1の中間層とシーラント層との間に設けられている第3の中間層(厚さ5μm)と、第1の中間層と第3の中間層との間に設けられている第2の中間層(厚さ15μm)とから構成されており、第1の中間層にはスリップ剤としてオレイン酸アミドスリップ剤を800ppm含み、第2の中間層および第3の中間層には、いずれも、スリップ剤を含まない。シーラント層中にはスリップ剤を含まない。
(比較例1)
カバーテープの作製:基材層として、膜厚25μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート製フィルム(東洋紡社製、T7140)を準備した。この基材層に、中間層として、ポリエチレンを膜厚が25μmとなるように積層した。この中間層をコロナ処理した後、シーラント層としてのアクリル系シーラント樹脂(大日本インキ社製、A450A)を、膜厚が2μmとなるように製膜し、図1に示す層構造のカバーテープを得た。中間層に使用したポリエチレンは1層からなり、スリップ剤としてオレイン酸アミドを800ppm含む。シーラント層中にはスリップ剤を含まない。
(剥離強度の測定)
上述の実施例1、2および比較例1で得たカバーテープをそれぞれ、5.5mm幅にスリットし、8mm幅のキャリアテープに、以下の条件でヒートシールして、試験片とした。
設備:ISMECA MBM4000
シール時のアイロン形状:刃幅0.3mm/刃長54mm/刃間隔1.95mm
シール温度:180℃
シール時間:50ms
シール圧力:4kgf
得られた試験片を用いて、カバーテープとキャリアテープの剥離強度を、以下の条件にて測定した。測定値が60g以上70g未満のものを合格とした。
(剥離強度)
剥離機:856VS(General Production Devices社製)
剥離速度:300mm/min
剥離角度:175〜180°
規格:JIS K 806−3
測定結果を以下に示す。
実施例1:剥離強度63g
実施例2:剥離強度60g
比較例1:剥離強度50g
実施例1および実施例2のカバーテープは、キャリアテープにヒートシールした際の剥離強度が高くなっていた。したがって、各実施例では、キャリアテープとの密着性に優れるカバーテープを生産性良く得ることができた。
10 カバーテープ
12 カバーテープ
14 カバーテープ
20 キャリアテープ
21 ポケット
100 電子部品包装体
101 基材層
103 シーラント層
105 中間層
107 第1の中間層
109 第2の中間層
111 第3の中間層
113 帯電防止層

Claims (8)

  1. 基材層と、
    シーラント層と、
    前記基材層および前記シーラント層の間に設けられた中間層と、
    を含み、
    電子部品を収容できる凹部を有するキャリアテープを、前記シーラント層によりシールするために用いる、カバーテープであって、
    前記中間層が、
    前記基材層に接して設けられているとともにスリップ剤を含む第1の中間層と、
    前記第1の中間層と前記シーラント層との間に設けられている第2の中間層と、
    を含み、
    前記シーラント層中の前記スリップ剤の濃度が、前記第1の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低く、
    前記中間層と前記シーラント層との界面における前記中間層中の前記スリップ剤の濃度が、前記中間層と前記基材層との界面における前記中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低い、カバーテープ。
  2. 前記シーラント層が前記スリップ剤を含む、請求項1に記載のカバーテープ。
  3. 前記第2の中間層中の前記スリップ剤の濃度が、前記第1の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低い、請求項1または2に記載のカバーテープ。
  4. 前記中間層が、前記第2の中間層と前記シーラント層との間に設けられた第3の中間層をさらに含み、
    前記第2および前記第3の中間層中の前記スリップ剤の濃度が、いずれも、前記第1の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも低い、請求項に記載のカバーテープ。
  5. 前記中間層が、前記第2の中間層と前記シーラント層との間に設けられた第3の中間層をさらに含み、
    前記第1および前記第3の中間層中の前記スリップ剤の濃度が、いずれも、前記第2の中間層中の前記スリップ剤の濃度よりも高い、請求項1または2に記載のカバーテープ。
  6. 前記中間層が、オレフィン樹脂、環状オレフィン樹脂およびスチレン樹脂からなる群から選択される1または2以上の熱可塑性樹脂を含む、請求項1乃至いずれか1項に記載のカバーテープ。
  7. 前記スリップ剤が、パルミチン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘニン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、オレイルパルミドアミド、ステアリルパルミドアミド、メチレンビスステアリルアミド、メチレンビスオレイルアミド、エチレンビスオレイルアミド、エチレンビスエルカ酸アミド、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよび水添ひまし油からなる群から選択される1種または2種以上を含む、請求項1乃至いずれか1項に記載のカバーテープ。
  8. 電子部品が凹部に収容されたキャリアテープと、
    請求項1乃至いずれか1項に記載のカバーテープと、
    を有し、
    前記電子部品を封止するように前記シーラント層が前記キャリアテープに接着された、電子部品包装体。
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