JP6673153B2 - 画像読取装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置及び画像形成システムに関する。
従来、複写機やプリンター等の画像形成装置では、画像の色、位置、倍率等を調整したり、画像が適正であるか否かをチェックしたりするために、画像形成後の用紙上の画像を読み取る画像読取装置が利用されている。画像読取装置は、画像形成装置本体の下流に配置されており、用紙の片面又は両面に形成された画像を読み取るスキャナーが用紙搬送経路内に設けられている。画像読取装置により読み取られた情報は、画像形成装置にフィードバックされる。
また、スキャナーで読み取られる色情報を正しい色情報に補正するために、用紙搬送経路内には、高精度で色情報を測定できる測色計も設けられている。
用紙の両面に画像を形成する画像形成装置では、プリントしたい画像を出力する前に、画像形成装置本体が形成した用紙の両面の画像をスキャナーで読み取り、読み取った画像情報を画像形成装置本体にフィードバックして表裏画像の位置合わせを行う。
表裏画像の位置合わせは、スキャナーで読み取った表裏画像のトンボマークと用紙のエッジ間の距離を使って行われる。用紙の両面をスキャナーで読み取り、読み取った画像から表面と裏面のトンボマークの位置を検出し、これらの位置が用紙のエッジから予め設定された位置になるように補正して、画像位置を合わせる。
また、断裁処理後の用紙に不要な線が残らないようにするために、断裁処理位置よりも用紙端部側にトンボマークを形成する画像処理装置が用いられている(特許文献1参照)。
特開2012−019309号公報
しかしながら、用紙が搬送経路を搬送される際には、用紙の先端又は後端に衝撃が加わり、用紙を挟持する搬送ローラーと用紙が振動することで、用紙搬送において速度変動が発生する。画像読取時における用紙搬送の速度変動により、用紙搬送方向における読取位置ズレが発生する。用紙に実際形成されているトンボマークの位置と、スキャナーで読み取られたトンボマークの位置にズレがあると、正確な読取結果を得ることができず、画像形成装置本体において正しく画像位置合わせを実行することができないという問題があった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、画像読取時における用紙搬送の速度変動によって読取位置にズレがあっても、正しい画像位置を算出することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置により画像が形成された用紙を搬送する搬送手段と、用紙に形成された画像を読み取る画像読取手段と、前記画像形成装置により、少なくとも二つのトンボマークが、用紙搬送方向において、前記画像読取手段により読み取られる際の前記搬送手段による用紙搬送の速度変動周期の1/2ずらされて形成された1枚の用紙を、前記搬送手段により搬送させながら、当該1枚の用紙に形成された前記トンボマークを前記画像読取手段に読み取らせ、前記画像読取手段により得られた前記トンボマークの前記用紙搬送方向における用紙先端からの読取位置に基づいて、少なくともいずれか一のトンボマークの前記用紙先端からの形成位置を算出する制御手段と、を備える画像読取装置である。
請求項2に記載の発明は、画像形成装置により画像が形成された用紙を搬送する搬送手段と、用紙に形成された画像を読み取る画像読取手段と、前記画像形成装置により、少なくとも2枚の用紙のそれぞれにトンボマークが、用紙搬送方向において、前記画像読取手段により読み取られる際の前記搬送手段による用紙搬送の速度変動周期の1/2ずらされて形成された各用紙を、前記搬送手段により搬送させながら、当該各用紙に形成された各トンボマークを前記画像読取手段に読み取らせ、前記画像読取手段により得られた各トンボマークの読取位置に基づいて、当該各トンボマークの形成位置を算出する制御手段と、を備える画像読取装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像読取装置において、紙種及び用紙の搬送速度の組み合わせ毎に、前記速度変動周期が記憶されている記憶手段を備える。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像読取装置において、前記紙種は、坪量、剛度、厚さ、サイズ又はこれらの組み合わせにより分類されている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取装置において、前記制御手段は、前記画像形成装置により、用紙搬送方向において等間隔に複数の直線が配置された画像が形成された用紙を、前記搬送手段により搬送させながら、当該用紙に形成された画像を前記画像読取手段に読み取らせ、前記画像読取手段により得られた複数の直線の読取結果に基づいて速度変動周期を算出する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像読取装置において、通信ネットワークを介して接続された、自装置と同じ機種の他の画像読取装置との間でデータの送受信を行う通信手段を備え、前記制御手段は、前記通信手段を介して、前記他の画像読取装置との間で前記速度変動周期を共有させる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像読取装置と、前記画像形成装置と、を備える画像形成システムであって、前記画像形成装置は、前記算出されたトンボマークの形成位置に基づいて、前記画像形成装置により形成される画像の位置を合わせる補正手段を備える。
本発明によれば、画像読取時における用紙搬送の速度変動によって読取位置にズレがあっても、正しい画像位置を算出することができる。
本発明の第1の実施の形態における画像形成システムの概略構成図である。 画像形成システムの機能的構成を示すブロック図である。 速度変動周期テーブルの例を示す図である。 用紙搬送方向における距離に対応する読取位置ズレ量を示す図である。 1枚の用紙に複数のトンボマークを用紙搬送方向において速度変動周期の1/2ずつずらして形成した例である。 チャート画像の例である。 (a)は、用紙の四隅にトンボマークが形成された例を示す図である。(b)は、トンボマークが形成された領域の拡大図である。 第1の画像位置合わせ処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態において、複数枚の用紙のそれぞれにトンボマークを用紙搬送方向において速度変動周期の1/2ずつずらして形成した例である。 第2の画像位置合わせ処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における情報共有システムの構成図である。
〔第1の実施の形態〕
まず、図面を参照して、本発明に係る画像読取装置及び画像形成システムの第1の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1に、第1の実施の形態における画像形成システム100の概略構成を示す。
図1に示すように、画像形成システム100は、画像形成装置本体10と、画像読取ユニット20と、給紙部30と、排紙部40と、を備える。画像形成装置本体10により画像が形成された用紙は、そのまま画像読取ユニット20に搬入される。
画像形成装置本体10は、画像形成部50を備える。
画像形成部50は、画像データに基づいて、用紙に対して画像形成を行う。
画像形成部50は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する感光体ドラム51Y,51M,51C,51K、中間転写ベルト52、二次転写ローラー53、定着部54、反転機構55等を備える。
感光体ドラム51Yは、一様に帯電された後、イエロー色の画像データに基づいてレーザービームにより走査露光され、静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム51Y上の静電潜像にイエロー色のトナーが付着され、現像が行われる。
感光体ドラム51M,51C,51Kについても、扱う色が異なることを除いて、感光体ドラム51Yと同様であるため、説明を省略する。
感光体ドラム51Y,51M,51C,51K上に形成された各色のトナー像は、回転する中間転写ベルト52上に逐次転写される(一次転写)。すなわち、中間転写ベルト52上には、4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト52上のカラートナー像は、二次転写ローラー53により、給紙部30から供給される用紙上に一括して転写される(二次転写)。
定着部54は、カラートナー像が転写された用紙を加熱する加熱ローラー、当該用紙を加圧する加圧ローラーを備え、加熱・加圧によりカラートナー像を用紙に定着させる。
反転機構55は、用紙の両面に画像を形成する場合に、用紙の表裏を反転させ、用紙を再度二次転写位置に供給するための搬送経路である。
画像読取ユニット20は、第1スキャナー21A、第2スキャナー21B、分光測色計22等を備える。第1スキャナー21A、第2スキャナー21B及び分光測色計22は、用紙搬送経路において、画像形成装置本体10の下流側に設けられており、画像形成後の用紙の画像形成面を、用紙が外部に排出される前に読み取り可能となっている。
第1スキャナー21A及び第2スキャナー21Bは、用紙搬送方向と直交し、かつ、用紙面と平行な方向(用紙幅方向)にCCD(Charge Coupled Device)がライン状に配列されたラインセンサーによって構成されている。第1スキャナー21A及び第2スキャナー21Bは、搬送される用紙に形成された画像を読み取る画像読取手段であり、得られた画像データを制御部11(図2参照)に出力する。
以下、第1スキャナー21Aと第2スキャナー21Bとを特に区別しない場合には、第1スキャナー21A及び第2スキャナー21Bを総称してスキャナー21という。
分光測色計22は、用紙上に形成された画像に対し、波長毎に分光反射率を検出し、画像の色を測定する。分光測色計22は、高精度に色情報を認識するものであり、第1スキャナー21A及び第2スキャナー21Bで読み取った色情報を正しい色情報に補正するために用いられる。
給紙部30は、複数の給紙トレイを備え、画像形成部50に用紙を供給する。各給紙トレイには、給紙トレイ毎に予め定められた紙種の用紙が収納されている。
排紙部40は、排紙トレイを備え、画像形成後の用紙を排出する。
図2は、画像形成システム100の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成システム100は、制御部11、操作部12、表示部13、画像形成部50、給紙部30、排紙部40、画像読取ユニット20、搬送部60、通信部70、記憶部80等を備える。なお、既に説明した機能部については、説明を省略する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成システム100の各部の動作を集中制御する。
操作部12は、表示部13の表示画面上を覆うように形成されたタッチパネルや、数字ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ユーザーの操作に基づく操作信号を制御部11に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部11から入力される表示信号の指示に従って各種画面を表示する。
搬送部60は、用紙を搬送するための搬送ローラーを備え、画像形成システム100内において用紙を搬送する。具体的には、搬送部60は、給紙部30から画像形成装置本体10に用紙を搬送し、画像形成装置本体10により画像が形成された用紙を画像読取ユニット20内で搬送し、画像読取ユニット20から排紙部40に用紙を搬送する。
通信部70は、LAN(Local Area Network)、インターネット等の通信ネットワークに接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。
記憶部80は、ハードディスクやフラッシュメモリー等により構成され、各種データを記憶する。記憶部80には、紙種及び用紙の搬送速度の組み合わせ毎に、スキャナー21により画像が読み取られる際の搬送部60による用紙搬送の速度変動周期が記憶されている。紙種は、坪量、剛度、厚さ、サイズ又はこれらの組み合わせにより分類されている。
図3に、記憶部80に記憶されている速度変動周期テーブル81の例を示す。速度変動周期テーブル81には、用紙の紙種(剛度、サイズ)と搬送速度の組み合わせに対して、速度変動周期が格納されている。
画像読取時において、用紙が搬送される際に用紙の先端又は後端に加わる衝撃により、用紙を挟持する搬送ローラー(ローラー駆動部)と用紙が同様に振動することで、用紙搬送において速度変動が発生する。この速度変動は再現性が高く、搬送される用紙の紙種や搬送速度が一定であれば、毎回同じように、用紙搬送方向における読取位置ズレが発生する。
画像読取時における速度変動は、用紙搬送方向に沿って周期的になっており、その用紙搬送方向における1振動分の長さを速度変動周期という。
図4に、或る紙種の用紙を、或る搬送速度で搬送した場合の用紙搬送方向における用紙先端からの距離(用紙上の各位置)に対応する読取位置ズレ量を示す。ここでは、読取位置ズレ量を、ズレの方向(用紙先端側へのズレ、又は用紙後端側へのズレ)を含めてプラス・マイナスの値で表現している。
速度変動周期は、用紙搬送方向における用紙先端からの距離により異なるため、トンボマークが形成される領域周辺の速度変動周期を使用する。記憶部80には、トンボマークが形成される領域周辺の速度変動周期が記憶されている。
トンボマークは、画像の位置合わせに用いられるマークであればよく、その形状は十字に限定されない。
記憶部80に記憶されている速度変動周期は、再現性が確保されており、使用状況や環境による変動が所定量以下であることとする。
この所定量は、最終的な画像形成位置として要求される精度により決まる。読取位置ズレ量は、最終的な画像形成位置として要求される精度で許容される位置ズレ量の1/2以下となることが望ましい。
制御部11は、記憶部80に記憶された速度変動周期を読み出し、画像形成部50を制御して、1枚の用紙に、複数のトンボマークを、用紙搬送方向において速度変動周期の1/2ずつずらして形成させる。
図5に、用紙P1にトンボマークM1〜M6を用紙搬送方向において速度変動周期Tの1/2ずつずらして形成した例を示す。
なお、画像形成装置本体10により形成されるトンボマークの間隔は、速度変動周期の1/2であるが、画像形成装置本体10に起因する2本のトンボマーク間の距離における位置ズレは、所定量以下であることとする。具体的には、用紙端部から1本目のトンボマークまでの距離には、画像形成装置本体10に起因する位置ズレがあることは許容するが、トンボマーク間の距離における位置ズレは許容しない(所定量以下であること)。
この所定量は、最終的な画像形成位置として要求される精度により決まる。最終的に算出される補正後の読取位置に基づいて調整(位置合わせ)される補正後の画像形成位置が、画像形成装置本体10の画像形成位置として要求される精度を確保できていればよい。
制御部11は、画像形成装置本体10により、複数のトンボマークが、用紙搬送方向において記憶部80に記憶された速度変動周期の1/2ずつずらされて形成された1枚の用紙を、搬送部60により搬送させながら、当該1枚の用紙に形成された複数のトンボマークをスキャナー21に読み取らせ、スキャナー21により得られた複数のトンボマークの読取位置に基づいて、当該複数のトンボマークの形成位置(補正後の読取位置)を算出する。
制御部11は、使用したい紙種及び搬送速度の組み合わせに対して、記憶部80に速度変動周期が記憶されていない場合には、該当する紙種及び搬送速度に対する速度変動周期を算出して、記憶部80に追加する。
制御部11は、新たな速度変動周期を取得する際には、画像形成部50を制御して、用紙に、用紙搬送方向において等間隔に複数の直線が配置された画像(チャート画像)を形成させる。図6に、チャート画像の例を示す。チャート画像として、例えば、直線の間隔が0.254mm、直線の太さが0.085mmのものを用いることができるが、これに限定されるものではない。なお、チャート画像は、用紙の全面に形成する必要はなく、少なくとも用紙の速度変動周期を取得したい領域に形成すればよい。
制御部11は、画像形成装置本体10により、用紙搬送方向において等間隔に複数の直線が配置された画像が形成された用紙を、搬送部60により搬送させながら、当該用紙に形成された画像をスキャナー21に読み取らせ、スキャナー21により得られた複数の直線の読取結果に基づいて速度変動周期を算出し、当該算出された速度変動周期を記憶部80に記憶させる。
なお、速度変動周期を求める際に使用するチャート画像を形成する時の、画像形成装置本体10に起因する位置ズレは所定量以下であることとする。
画像形成装置本体10により形成されたチャート画像に元々位置ズレがある場合、誤った速度変動周期を算出してしまうが、誤った速度変動周期にて算出された補正後の読取位置に基づいて調整(位置合わせ)される補正後の画像形成位置が、画像形成装置本体10の画像形成位置として要求される精度を確保できていればよい。
制御部11は、算出されたトンボマークの形成位置に基づいて、画像形成装置本体10により形成される画像の位置を合わせる。すなわち、制御部11は、補正手段として機能する。トンボマークによる画像の位置合わせは、画像形成システム100において画像形成が行われる度に行われてもよいし、所定枚数の画像形成間隔で行われてもよい。
図7(a)に、用紙Pの四隅にトンボマークが形成された例を示す。図7(b)は、図7(a)に示す領域Qの拡大図である。用紙Pの表面に形成されたトンボマーク91の位置に基づいて、このトンボマーク91の用紙端部からの距離が予め定められている設定値H1,H2となるように、トンボマーク91の位置を調整する。用紙の裏面に形成されたトンボマーク92についても同様である。
制御部11、スキャナー21、搬送部60及び記憶部80によって、本発明に係る画像読取装置が構成される。
次に、第1の実施の形態の画像形成システム100における動作について説明する。
図8は、画像形成システム100において実行される第1の画像位置合わせ処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部11のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、ユーザーが操作部12から画像形成対象となる用紙の紙種及び搬送速度を選択すると、制御部11は、選択された紙種及び搬送速度に応じた設定を行う(ステップS1)。用紙の搬送速度が紙種の選択に応じて定まる場合には、搬送速度の選択は不要である。
次に、制御部11は、設定された紙種及び搬送速度に対応する速度変動周期が記憶部80に記憶されているか否かを判断する(ステップS2)。
設定された紙種及び搬送速度に対応する速度変動周期が記憶部80に記憶されていない場合には(ステップS2;NO)、制御部11は、画像形成部50を制御して、設定された紙種の用紙に、用紙搬送方向において等間隔に複数の直線が配置されたチャート画像を形成させる(ステップS3)。
画像形成部50によりチャート画像が形成された用紙が画像読取ユニット20に搬入されると、制御部11は、チャート画像が形成された用紙を、搬送部60により設定された搬送速度で搬送させながら(ステップS4)、当該用紙に形成されたチャート画像をスキャナー21に読み取らせ、スキャナー21からチャート画像を読み取った結果(読取画像データ)を取得する(ステップS5)。
次に、制御部11は、スキャナー21により得られた複数の直線の読取結果に基づいて速度変動周期を算出する(ステップS6)。具体的には、制御部11は、読取画像データから複数の直線の位置を検出し、用紙搬送方向に対する読取位置ズレ量(図4参照)又は速度変動を求める。そして、制御部11は、読取位置ズレ量又は速度変動について、用紙搬送方向における1振動分の長さを速度変動周期として算出する。
次に、制御部11は、算出された速度変動周期を記憶部80に記憶させる(ステップS7)。具体的には、制御部11は、算出された速度変動周期を、紙種及び搬送速度と対応付けて、速度変動周期テーブル81に格納する。
ステップS2において、設定された紙種及び搬送速度に対応する速度変動周期が記憶部80に記憶されている場合(ステップS2;YES)、又は、ステップS7の後、制御部11は、記憶部80から設定された紙種及び搬送速度に対応する速度変動周期を読み出し、画像形成部50を制御して、1枚の用紙(設定された紙種の用紙)に、複数のトンボマークを、用紙搬送方向において速度変動周期の1/2ずつずらして形成させる(ステップS8)。
画像形成部50により複数のトンボマークが形成された用紙が画像読取ユニット20に搬入されると、制御部11は、複数のトンボマークが速度変動周期の1/2ずつずらされて形成された1枚の用紙を、搬送部60により設定された搬送速度で搬送させながら(ステップS9)、当該1枚の用紙に形成された複数のトンボマークをスキャナー21に読み取らせ、スキャナー21から複数のトンボマークを読み取った結果(読取画像データ)を取得する(ステップS10)。
次に、制御部11は、スキャナー21により取得された読取画像データから複数のトンボマークの読取位置を検出する。制御部11は、複数のトンボマークの読取位置に基づいて、当該複数のトンボマークの形成位置(補正後の読取位置)を算出する(ステップS11)。
次に、制御部11は、算出されたトンボマークの形成位置に基づいて、画像形成装置本体10において形成される画像の位置を合わせる(ステップS12)。位置合わせの結果は、これ以降の画像形成において適用される。
以上で、第1の画像位置合わせ処理が終了する。
ここで、スキャナー21により得られた読取位置の補正方法について説明する。
1枚の用紙上に、トンボマークの位置を速度変動周期の1/2ずつずらして複数形成する。複数のトンボマークの形成位置を、用紙搬送方向に沿って用紙先端に近い方からx1、x2、x3、・・・とする(図5参照)。速度変動周期をTとすると、
x2=x1+T/2 (1)
等と表される。
スキャナー21により得られた複数のトンボマークの読取位置をz1、z2、z3、・・・とする。
スキャナー21により読み取られた複数のトンボマークの読取位置ズレ量をy1、y2、y3、・・・とする。
図4に示すように、用紙搬送方向における各位置に対する読取位置ズレ量は、周期性を持っているので、用紙搬送方向において1/2周期分ずれた2点間の読取位置ズレ量は、大きさが同じで方向(プラス・マイナス)が逆になっている。
y1=−y2 (2)
読取位置ズレ量を補正した後の複数のトンボマークの読取位置をw1、w2、w3、・・・とする。
w1=z1−y1 (3)
w2=z2−y2 (4)
読取位置ズレ量を補正したトンボマークの読取位置w1、w2、w3、・・・は、トンボマークの形成位置x1、x2、x3、・・・と同じになる。
w1=x1 (5)
w2=x2 (6)
式(1)より、
x1+x2=x1+(x1+T/2)
=2×x1+T/2 (7)
式(5)、(6)、(3)、(4)より、
x1+x2=w1+w2
=(z1−y1)+(z2−y2) (8)
式(8)、(2)より、
x1+x2=z1+z2 (9)
式(7)、(9)より、
x1+x2=2×x1+T/2=z1+z2
したがって、
x1=(z1+z2−T/2)/2 (10)
同様に、x2,x3,・・・も求められる。
読取位置ズレ量y1、y2、y3、・・・にかかわらず、トンボマークの読取位置z1、z2、z3、・・・から、直接、トンボマークの形成位置x1、x2、x3、・・・を算出することができる。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、用紙搬送方向において隣り合うトンボマーク同士の間隔が速度変動周期の1/2であるため、トンボマークの読取位置から直接、読取位置ズレ量を含まないトンボマークの形成位置を算出することができる。したがって、画像読取時における用紙搬送の速度変動によって読取位置にズレがあっても、正しい画像位置を算出することができる。
また、精度良くトンボマークの形成位置を算出し、画像形成装置本体10における画像形成動作にフィードバックすることで、正確に画像の位置を合わせることができる。
また、速度変動周期は、紙種や用紙の搬送速度毎に異なるため、紙種及び搬送速度毎に速度変動周期を記憶することで、トンボマークの形成位置を正確に算出することが可能となる。
また、記憶部80に記憶されていない紙種及び搬送速度に対する速度変動周期を使用する場合には、用紙搬送方向において等間隔に複数の直線が配置された画像が形成された用紙を読み取って、速度変動周期を算出することができる。
また、1枚の用紙に複数のトンボマークを形成するので、補正時間が短くて済み、用紙枚数がかからない。ただし、トンボマークの数が多いので、トンボマーク以外の画像領域が狭くなる。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像形成システムは、第1の実施の形態に示した画像形成システム100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、図示及び画像形成システム100と共通する説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
制御部11は、記憶部80に記憶された速度変動周期を読み出し、画像形成部50を制御して、複数枚の用紙のそれぞれに、トンボマークを、用紙搬送方向において速度変動周期の1/2ずつずらして形成させる。
図9に、用紙P11,P12,P13のそれぞれにトンボマークM11,M12,M13を用紙搬送方向においてT/2ずつずらして形成した例を示す。
制御部11は、画像形成装置本体10により、複数枚の用紙のそれぞれにトンボマークが、用紙搬送方向において記憶部80に記憶された速度変動周期の1/2ずつずらされて形成された各用紙を、搬送部60により搬送させながら、当該各用紙に形成された各トンボマークをスキャナー21に読み取らせ、スキャナー21により得られた各トンボマークの読取位置に基づいて、当該各トンボマークの形成位置を算出する。
次に、第2の実施の形態の画像形成システムにおける動作について説明する。
図10は、第2の実施の形態の画像形成システムにおいて実行される第2の画像位置合わせ処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部11のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
ステップS21〜ステップS27の処理は、第1の画像位置合わせ処理(図8参照)のステップS1〜ステップS7の処理と同様であるため、説明を省略する。
ステップS22において、設定された紙種及び搬送速度に対応する速度変動周期が記憶部80に記憶されている場合(ステップS22;YES)、又は、ステップS27の後、制御部11は、記憶部80から設定された紙種及び搬送速度に対応する速度変動周期を読み出し、画像形成部50を制御して、1枚の用紙(設定された紙種の用紙)に、1個のトンボマークを形成させる(ステップS28)。
画像形成部50によりトンボマークが形成された用紙が画像読取ユニット20に搬入されると、制御部11は、トンボマークが形成された用紙を、搬送部60により設定された搬送速度で搬送させながら(ステップS29)、当該用紙に形成されたトンボマークをスキャナー21に読み取らせ、スキャナー21からトンボマークを読み取った結果(読取画像データ)を取得する(ステップS30)。
ここで、制御部11は、トンボマークの形成及び読み取りが所定枚数終了したか否かを判断する(ステップS31)。
トンボマークの形成及び読み取りが所定枚数終了していない場合には(ステップS31;NO)、制御部11は、次に形成すべきトンボマークの位置を、用紙搬送方向において速度変動周期の1/2ずらし(ステップS32)、ステップS28に戻り、処理を繰り返す。
ステップS31において、トンボマークの形成及び読み取りが所定枚数終了した場合には(ステップS31;YES)、制御部11は、スキャナー21により取得された複数枚分の読取画像データから各トンボマークの読取位置を取得する。制御部11は、各トンボマークの読取位置に基づいて、当該各トンボマークの形成位置(補正後の読取位置)を算出する(ステップS33)。
次に、制御部11は、算出されたトンボマークの形成位置に基づいて、画像形成装置本体10において形成される画像の位置を合わせる(ステップS34)。位置合わせの結果は、これ以降の画像形成において適用される。
以上で、第2の画像位置合わせ処理が終了する。
第2の実施の形態では、各トンボマークが別々の用紙に形成される点が、第1の実施の形態とは異なるが、各トンボマークの読取位置から形成位置を算出する方法は、第1の実施の形態と同様である。
例えば、図9に示すように、用紙P11,P12,P13のそれぞれにおけるトンボマークM11,M12,M13の形成位置を用紙搬送方向に沿って用紙先端に近い方からx1、x2、x3とし、トンボマークM11,M12,M13の読取位置をz1、z2、z3とし、速度変動周期をTとすると、上記式(10)と同様に、
x1=(z1+z2−T/2)/2
x2=(z2+z3−T/2)/2
等と求められる。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、複数枚の用紙のそれぞれに形成されるトンボマークの位置が用紙搬送方向において速度変動周期の1/2ずつずれているため、トンボマークの読取位置から直接、読取位置ズレ量を含まないトンボマークの形成位置を算出することができる。したがって、画像読取時における用紙搬送の速度変動によって読取位置にズレがあっても、正しい画像位置を算出することができる。
また、精度良くトンボマークの形成位置を算出し、画像形成装置本体10における画像形成動作にフィードバックすることで、正確に画像の位置を合わせることができる。
また、速度変動周期は、紙種や用紙の搬送速度毎に異なるため、紙種及び搬送速度毎に速度変動周期を記憶することで、トンボマークの形成位置を正確に算出することが可能となる。
また、記憶部80に記憶されていない紙種及び搬送速度に対する速度変動周期を使用する場合には、用紙搬送方向において等間隔に複数の直線が配置された画像が形成された用紙を読み取って、速度変動周期を算出することができる。
また、複数枚の用紙のそれぞれにトンボマークを1個ずつ形成するので、トンボマーク以外の画像領域が広くなる。ただし、多数の用紙を使うので、補正時間が長くなり、複数枚の用紙が必要となる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態では、同じ機種である画像形成システム同士が通信ネットワークを介して接続され、情報を共有する場合について説明する。
図11に、情報共有システム200の構成を示す。情報共有システム200は、画像形成システム101〜106を備えて構成されている。画像形成システム101〜106は、同じスペックを有する同じ機種の1号機〜6号機である。
画像形成システム101〜103は、拠点Aに設置されており、社内ネットワークNAを介して相互にデータ通信可能に接続されている。
画像形成システム104〜106は、拠点Bに設置されており、社内ネットワークNBを介して相互にデータ通信可能に接続されている。
拠点Aと拠点Bとは、インターネットNCを介して相互に接続されており、画像形成システム101〜106は、自システムと異なる拠点に設置されている画像形成システムともデータ通信が可能になっている。
画像形成システム101〜106は、第1の実施の形態に示した画像形成システム100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、図示及び画像形成システム100と共通する説明を省略する。
画像形成システム101の制御部11は、記憶部80に記憶されていない紙種及び搬送速度に対応する速度変動周期を使用する際に、第1の画像位置合わせ処理(図8参照)のステップS1〜ステップS7の処理を行い、算出した速度変動周期を、紙種及び搬送速度と対応付けて記憶部80に記憶させる。
画像形成システム101の制御部11は、通信部70により、新たに取得した速度変動周期を紙種及び搬送速度の条件とともに、社内ネットワークNAを介して接続されている拠点A内の画像形成システム102,103に送信する。画像形成システム102,103の制御部11は、画像形成システム101から受信した速度変動周期を、紙種及び搬送速度と対応付けて自システム内の記憶部80に記憶させる。
また、画像形成システム101の制御部11は、通信部70により、新たに取得した速度変動周期を紙種及び搬送速度の条件とともに、インターネットNCを介して接続されている拠点B内の画像形成システム104〜106に送信する。画像形成システム104〜106の制御部11は、画像形成システム101から受信した速度変動周期を、紙種及び搬送速度と対応付けて自システム内の記憶部80に記憶させる。
このように、画像形成システム101で取得された速度変動周期を、同機種の他の画像形成システム102〜106と共有することができ、画像形成システム102〜106においても、新たに取得した速度変動周期を利用可能となる。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、社内ネットワークNA,NBやインターネットNCを介して接続された、自システムと同じ機種の他の画像形成システムとの間で速度変動周期を共有するので、或る画像形成システムで取得された速度変動周期を他の画像形成システムでも利用し、画像読取時における用紙搬送の速度変動によって読取位置にズレがあっても、正しい画像位置を算出することができる。
なお、画像形成システム102〜106からユーザーが指示することを契機として、画像形成システム102〜106が画像形成システム101から速度変動周期を受信するようにしてもよい。
また、第3の実施の形態においても、第2の実施の形態に示した画像形成システムのように、複数枚の用紙のそれぞれにトンボマークを1個ずつ形成して、各トンボマークの形成位置を算出することとしてもよい。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る画像読取装置及び画像形成システムの例であり、これに限定されるものではない。装置又はシステムを構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
上記各実施の形態では、画像形成装置(画像形成装置本体10等)の制御部11が、画像読取装置(スキャナー21、搬送部60等)の制御手段を兼ねる場合について説明したが、画像形成装置と画像読取装置とで別々に制御手段を有することとしてもよい。その場合、画像読取装置側でトンボマークの形成位置(補正後の読取位置)を算出して、画像形成装置に送信してもよいし、画像読取装置側で画像形成時の補正値を算出して、画像形成装置に送信してもよい。
また、第1スキャナー21Aと第2スキャナー21Bとで、画像読取時における速度変動周期が異なる場合には、別々に速度変動周期を管理し、画像を読み取る第1スキャナー21A又は第2スキャナー21Bに対応する速度変動周期を利用すればよい。
また、上記各実施の形態では、画像形成システム内に用紙の表面・裏面をそれぞれ読み取る二つのスキャナー(第1スキャナー21A及び第2スキャナー21B)を備える場合について説明したが、一つのスキャナーを備える画像読取装置であってもよい。
また、一つのスキャナーと反転機構を備える画像読取装置において、画像が形成された用紙の一方の面を読み取った後、反転機構により用紙の表裏を反転させて、用紙の他方の面を読み取ることとしてもよい。
10 画像形成装置本体
11 制御部
21A 第1スキャナー
21B 第2スキャナー
50 画像形成部
60 搬送部
70 通信部
80 記憶部
100 画像形成システム
101〜106 画像形成システム
200 情報共有システム
M1〜M6 トンボマーク
M11〜M13 トンボマーク
NA 社内ネットワーク
NB 社内ネットワーク
NC インターネット

Claims (7)

  1. 画像形成装置により画像が形成された用紙を搬送する搬送手段と、
    用紙に形成された画像を読み取る画像読取手段と
    記画像形成装置により、少なくとも二つのトンボマークが、用紙搬送方向において、前記画像読取手段により読み取られる際の前記搬送手段による用紙搬送の速度変動周期の1/2ずらされて形成された1枚の用紙を、前記搬送手段により搬送させながら、当該1枚の用紙に形成された前記トンボマークを前記画像読取手段に読み取らせ、前記画像読取手段により得られた前記トンボマークの前記用紙搬送方向における用紙先端からの読取位置に基づいて、少なくともいずれか一のトンボマークの前記用紙先端からの形成位置を算出する制御手段と、
    を備える画像読取装置。
  2. 画像形成装置により画像が形成された用紙を搬送する搬送手段と、
    用紙に形成された画像を読み取る画像読取手段と
    記画像形成装置により、少なくとも2枚の用紙のそれぞれにトンボマークが、用紙搬送方向において、前記画像読取手段により読み取られる際の前記搬送手段による用紙搬送の速度変動周期の1/2ずらされて形成された各用紙を、前記搬送手段により搬送させながら、当該各用紙に形成された各トンボマークを前記画像読取手段に読み取らせ、前記画像読取手段により得られた各トンボマークの読取位置に基づいて、当該各トンボマークの形成位置を算出する制御手段と、
    を備える画像読取装置。
  3. 種及び用紙の搬送速度の組み合わせ毎に、前記速度変動周期が記憶されている記憶手段を備える請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記紙種は、坪量、剛度、厚さ、サイズ又はこれらの組み合わせにより分類されている請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記制御手段は、前記画像形成装置により、用紙搬送方向において等間隔に複数の直線が配置された画像が形成された用紙を、前記搬送手段により搬送させながら、当該用紙に形成された画像を前記画像読取手段に読み取らせ、前記画像読取手段により得られた複数の直線の読取結果に基づいて速度変動周期を算出する請求項1から4のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  6. 通信ネットワークを介して接続された、自装置と同じ機種の他の画像読取装置との間でデータの送受信を行う通信手段を備え、
    前記制御手段は、前記通信手段を介して、前記他の画像読取装置との間で前記速度変動周期を共有させる請求項1から5のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の画像読取装置と、前記画像形成装置と、を備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、前記算出されたトンボマークの形成位置に基づいて、前記画像形成装置により形成される画像の位置を合わせる補正手段を備える画像形成システム。
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