JP6673034B2 - X線撮影装置およびx線検出器 - Google Patents

X線撮影装置およびx線検出器 Download PDF

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Description

この発明は、医用(診断)や産業用(異物検査等の非破壊検査)のX線撮影装置およびX線検出器に係り、特に、X線位相画像を撮影する技術に関する。
被検体の内部を診断あるいは検査する場合、X線を照射してX線画像を生成するX線撮影装置が広く用いられている。一般的に普及しているX線画像は、X線強度の減衰の違いをコントラストとして画像化する吸収イメージング法によって生成される。
被検体に対して照射されたX線は、被検体を透過する際に被検体の各部分を構成する物質に応じて吸収されて減衰する。被検体を透過したX線はX線吸収像としてX線検出器により検出され、X線検出信号(画像信号)として出力される。X線検出信号はX線の吸収率によって異なるので、X線検出信号に対して各種の画像処理を行うことにより、X線強度の減衰の違いがコントラスト(濃淡の差)として表されたX線画像が生成される。例えば骨部組織はX線吸収率が高いので、吸収イメージング法によってコントラストの高い骨部組織の像を取得することができる。
しかし、X線の吸収率は被検体を構成する元素によって大きく異なり、原子番号が小さい元素はX線吸収率が小さくなる。原子番号が小さい元素を多く含む、軟骨などの軟部組織ではX線がほとんど吸収されない。そのため、吸収イメージング法によるX線画像では、十分なコントラストが形成された軟部組織の像を得ることが困難である。
そこで、近年では、X線の位相差を利用して被検体を画像化する位相イメージング法によるX線画像を生成するX線撮影装置について提案されている(例えば、特許文献1参照)。電磁波の一種であるX線は、被検体を透過する際に位相がシフトする。すなわち、X線は物質によって伝播速度が異なるので、被検体を透過することによってX線の波の山の位置がずれ、位相シフトが発生することとなる。X線の減衰効果と比べてX線の位相シフトの効果は非常に大きいので、X線吸収率の低い軟部組織などについても、位相イメージング法によってコントラストの高いX線画像を取得することができる。
位相イメージング法によるX線撮影(X線位相撮影)の方式として、特にタルボ干渉を利用したタルボ干渉方式によるX線撮影装置を例に採って説明する。タルボ干渉方式による位相イメージングでは回折格子が用いられる。回折格子を用いた位相イメージングでは、被検体の後面(X線の照射から見て下流)もしくは前面(X線の照射から見て上流)に周期的なスリット(間隙部)を設けた格子(位相格子)を配置する。
位相格子により後面(下流)の特定位置に生じる強度分布像(自己像)を直接に検出する直接方式と、位相格子の後面(下流)に設けた吸収格子の干渉によるモアレ像を観察する間接方式とがある。間接方式においては、モアレ画像から再構成画像を作成する手法として、格子を一定周期間隔に走査して得られた複数のモアレ画像により再構成画像を作成する方法(縞走査法)が用いられる。
直接方式(自己像直接取得法)および間接方式(縞走査法)について、図7を参照して説明する。図7(a)は、縞走査法におけるタルボ干渉型イメージング装置の光学系の一例を示す模式図であり、図7(b)は、自己像直接取得法におけるタルボ干渉型イメージング装置の光学系の一例を示す模式図である。図7では、自己像Sのピッチを80μmとし、X線検出器における画素ピッチを20μmとしている。図7中の符号Mは被検体である。
間接方式(縞走査法)では、図7(a)に示すようにX線管T,マルチスリットG0,位相格子G1,吸収格子G2,X線検出器Dの順に配置し、図中の矢印に示す方向(回折部材を並列する方向)に吸収格子G2を走査しながら複数のモアレ画像を取得する。直接方式(自己像直接取得法)では、図7(a)に示す吸収格子G2が不要で、図7(b)に示すようにX線管T,マルチスリットG0,位相格子G1,X線検出器Dの順に配置し、X線検出器Dによって自己像Sを直接に取得する。
国際公開第WO2011/033798号
しかしながら、このような従来の直接方式(自己像直接取得法)の場合には、次のような問題がある。
すなわち、直接方式(自己像直接取得法)の場合、縞走査法のように複数のモアレ画像を必要としないので、撮影時間の短縮・線量の低減や、撮影時の走査用機構が不要で、装置構成が単純で、走査用機構の送り込みによる格子の誤差による偽像もなくなる、といったメリットがある。一方、縞走査法で用いられるX線検出器と画素ピッチが同じ場合、縞走査法に比べてサンプリングピッチが粗くなる。その結果、空間分解能や画質(S/N)が低下するというデメリットがある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができるX線撮影装置およびX線検出器を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、この発明に係るX線撮影装置は、X線を照射するX線源と、前記X線の照射軸と直交した第1の方向に延伸する回折部材が前記第1の方向に直交する第2の方向に並列され、前記X線を回折することで前記第1の方向に延伸する干渉縞を形成する回折格子と、被検体を載置する載置台と、照射されたX線に応じて電気信号を生成する変換素子を有するとともに、当該変換素子にて生成された電気信号を画像信号として読み取る画素電極を前記変換素子上に2次元状に配置することにより前記画素電極に対応して2次元状に配置された画素を有したX線検出器とを備え、前記画素は、前記第1の方向に沿った長さをAとし、前記第2の方向に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状である。
位相微分像(被検体による屈折効果によってX線が曲げられる角度の分布像)のS/N(コントラスト)はサンプリングピッチが細かい方が有利であるが、直接方式(自己像直接取得法)の場合、サンプリングピッチはX線検出器の画素ピッチで決まる。干渉縞を形成する回折格子における回折部材が延伸する方向を第1の方向とし、当該第1の方向に直交し、かつ回折部材を並列する方向を第2の方向とする。各画素において、第1の方向に沿った長さおよび第2の方向に沿った長さをともに短く(従来と同じ正方形状に)すれば、高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。しかし、各画素において、第1の方向に沿った長さおよび第2の方向に沿った長さをともに短くすると、従来よりも画素電極の接続数(チャネル数)が増えて、各画素電極間の距離が短くなって短絡する恐れがある。また、各画素電極において、第1の方向に沿った長さおよび第2の方向に沿った長さをともに短くした結果、単位面積当たりの画素数が増える分、X線検出器の製造が難しくなる。
[作用・効果]そこで、この発明に係るX線撮影装置によれば、第1の方向に沿った長さをAとし、第2の方向に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状で各画素を構成する。つまり、回折部材を並列する第2の方向のみ従来よりも長さをBに短くして、回折部材が延伸する第1の方向については、従来と同じ長さAにする、あるいは従来よりも長さをAに長くして、A>Bを満たした長方形状で各画素を構成する。このように画素を構成することで、サンプリングピッチ(第2の方向に沿った長さB)を細かくすることにより、十分なサンプリングピッチが得られる。したがって、各画素電極間の距離を短絡しない程度にする、あるいは従来と同等の各画素電極間の距離を維持しつつ、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。また、撮影時間の短縮・線量の低減や、装置構成が単純で、走査用機構の送り込みによる格子の誤差による偽像もなくなる、といったメリットを維持しつつ、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。なお、単位面積当たりの画素数が従来と同じ場合、各画素を長方形状にすることで画素電極の接続数を増やすことがなく、X線検出器の製造の難易度も従来とさほど変わらない。
また、この発明に係るX線検出器は、照射されたX線に応じて電気信号を生成する変換素子を有するとともに、当該変換素子にて生成された電気信号を画像信号として読み取る画素電極を前記変換素子上に2次元状に配置して有したX線検出器であって、干渉縞を形成する回折格子における回折部材が延伸する方向を第1の方向とし、当該第1の方向に直交し、かつ前記回折部材を並列する方向を第2の方向としたときに、各画素電極は、前記第1の方向に沿った長さをAとし、前記第2の方向に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状である。
[作用・効果]この発明に係るX線検出器によれば、この発明に係るX線撮影装置でも述べたように、第1の方向に沿った長さをAとし、第2の方向に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状で各画素電極を構成する。これにより、サンプリングピッチ(第2の方向に沿った長さB)を細かくすることにより、十分なサンプリングピッチが得られる。その結果、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。
この発明に係るX線撮影装置およびX線検出器によれば、第1の方向に沿った長さをAとし、第2の方向に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状で各画素電極を構成する。これにより、サンプリングピッチ(第2の方向に沿った長さB)を細かくすることにより、十分なサンプリングピッチが得られる。その結果、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。
各実施例に係るX線撮影装置の全体構成を示す概略図である。 各実施例に係るX線検出器の概略断面図である。 実施例1に係るX線検出器の画素電極配置の概略平面図である。 実施例2に係るX線検出器の画素電極配置の概略平面図である。 実施例3に係るX線検出器の画素電極配置の概略平面図である。 図3〜図5との比較のための比較例に係るX線検出器の画素電極配置の概略平面図である。 (a)は縞走査法におけるタルボ干渉型イメージング装置の光学系の一例を示す模式図、(b)は自己像直接取得法におけるタルボ干渉型イメージング装置の光学系の一例を示す模式図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。
図1は、各実施例に係るX線撮影装置の全体構成を示す概略図であり、図2は、各実施例に係るX線検出器の概略断面図であり、図3は、実施例1に係るX線検出器の画素電極配置の概略平面図である。後述する実施例2,3も含めて、本実施例1では、X線を照射するX線源として、焦点を1つ有したX線管を例に採って説明する。
図1に示すように、タルボ干渉方式のX線位相撮影に用いられるX線撮影装置1は、X線管2とマルチスリット3と位相格子4と載置台5とX線検出器6と画像処理部7とを備えている。X線管2,マルチスリット3,位相格子4,載置台5,X線検出器6の順に配置している。X線管2は、この発明におけるX線源に相当し、位相格子4は、この発明における回折格子に相当する。
X線管2は、載置台5に載置された被検体MにX線を照射する。マルチスリット3および位相格子4のX線入射面(図1中のxy面を参照)は、X線の照射軸と直交するように配置されている。X線の照射軸はz方向に平行である。
マルチスリット3は回折格子であり、Si(シリコン)やガラスなどのX線吸収率が低い材質の基板に、X線入射面内の第1の方向であるy方向に延伸した回折部材3gが、X線入射面内の第1の方向に直交する第2の方向であるx方向に所定のピッチ(周期)T1で配列されている。回折部材3gは、W(タングステン)やPb(鉛)やAu(金)などのX線吸収率が高い材質で形成されている。したがって、互いに隣接する回折部材3g間には、SiやガラスなどのX線吸収率が低い材質からなる、X線を透過するスリット(間隙部)が設けられることとなる。X線管2の近傍にマルチスリット3が配置され、X線管2から照射されたX線を回折部材3gが吸収することにより、マルチスリット3は実効的な焦点サイズを小さくする。
マルチスリット3と同様に位相格子4も回折格子であり、y方向に延伸した回折部材4gがx方向に所定のピッチT2で配列されている。回折部材4gは、X線の位相を変調させる材質で形成されている。X線が位相格子4を通過する場合、位相格子4を通過したX線は回折されることにより重なり合って干渉する。そして、回折されたX線の位相が揃う条件を満たすような所定の距離(タルボ距離)離れた位置において自己像Sが、y方向に延伸する干渉縞となって現れる。つまり、自己像Sには、X線の干渉によって生じる縞状のX線強度分布の像である干渉縞が映し出される。干渉縞のパターンは位相格子4に設けられる回折部材4gの形状を反映している。すなわち、干渉縞はy方向に延伸し、x方向にピッチT3の周期で並列する複数の縞模様として現れる。自己像Sのピッチ(周期)T3は、位相格子4の開口ピッチおよび光学系の幾何学的配置で決まる。
したがって、位相格子4からタルボ距離離れた位置にX線検出器6が配置される。X線検出器6は、z方向にX線検出面が直交するように配置される。X線検出器6は、直接変換型のフラットパネル型X線検出器として用いられている。X線検出器6の構成として、半導体チップの電極とパッケージ基板上の電極とを向かい合わせにして、導電性バンプ(バンプ電極)を介して両者を電気的に接続する、いわゆる「フリップチップボンディング」が採用される。X線検出器6の具体的な構成については、図2で後述する。
画像処理部7は、X線検出器6から出力されたX線検出信号(画像信号)に基づく自己像Sを映すX線画像に対して各種の画像処理を行い、被検体Mの位相コントラスト像を映すX線画像(X線位相画像)を出力する。位相イメージング法における具体的な画像処理については公知の技術(例えば参考文献:国際公開第WO2004/058070号などを参照)であるので、その説明を省略する。
図2に示すように、X線検出器6は、半導体チップ61と、半導体チップ61に対向配置した対向基板62とを備えている。半導体チップ61は、共通電極61a,変換素子61b,画素電極61cの順に積層形成されて構成されている。一方、対向基板62は、2次元状に配置された各々の対向画素電極62aおよびそれらを配列する画素配列層を含んだ信号読出し基板で構成されている。対向画素電極62aは、画素電極61cに対向した位置に形成されている。具体的には、スパッタ蒸着もしくはスクリーン印刷,めっき等によって形成されたバンプ電極63により半導体チップ61の画素電極61cと対向基板62の対向画素電極62aとを互いに対向させて貼り合わせる。
対向基板62は、Siあるいはガラス基板で形成されている。対向基板62には、上述の対向画素電極62aの他に、画素容量62b,スイッチングトランジスタ62cが2次元状に形成され、走査線(図示省略)および信号読出線(図示省略)が行および列方向にそれぞれ縦横にパターン形成されている。これら走査線や信号読出線を含めて、画素容量62b、スイッチングトランジスタ62cおよび層間絶縁膜(図示省略)は、半導体薄膜製造技術や微細加工技術を用いて対向基板62の表面に画素配列層としてパターン形成されている。
変換素子61bは、照射されたX線に応じて電気信号を生成するように構成されている。変換素子61bは、CdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)、CdZnTe(テルル化カドミウム亜鉛)等の高抵抗半導体で形成されている。
画素電極61cは、変換素子61bにて生成された電気信号を画像信号として読み取り、対向基板62を介して読み出すように構成されている。後述する実施例2,3も含めて、本実施例1では、画素電極61cは積層構造からなり、変換素子61bの表面にショットキー電極が形成され、当該ショットキー電極の表面にショットキー電極とは別の材質からなる電極が積層形成されている。
2次元状に配置された対向画素電極62aに一対一で対応付けられるように、図3に示すように画素電極61cも変換素子61b(図2を参照)上に2次元状に配置されている。本実施例1の具体的な画素電極61cの形状については、図3で後述する。
図3や、後述する実施例2の図4や後述する実施例3の図5や、比較例(従来)の図6では、位相格子4(図1を参照)の開口ピッチおよび光学系の幾何学的配置で決まる自己像S(図1を参照)のピッチ(周期)T3(図1を参照)を80μmとしたときに、微細な画素電極61cを有したX線検出器6にて自己像Sを直接に検出する場合について説明する。ここでは、自己像直接読出し方式用の高抵抗CdTe結晶素子を変換素子61bとして用いて、画素電極61cを形成した直接変換型の微細画素電極を有したX線検出器6を念頭に、以下を述べる。高抵抗CdTe結晶素子からなる変換素子61bの裏面(X線入射面)にPt(プラチナ)からなる共通電極61a(図2を参照),表面にAuからなるショットキー電極,Ti(チタン)からなる電極のAu/Ti積層構造の画素電極61cをそれぞれ形成する。
図3との比較のための比較例(従来)のX線検出器を図6にて示す。比較例におけるX線検出器の画素ピッチを20μm×20μmとすると、隣接する画素電極間には画素電極同士の短絡を防止するための隙間があることを考慮して、画素電極は、約20μm×約20μmの正方形状となる。この場合、格子周期内の自己像周期内サンプリング数は4(=80μm/20μm)である(表1も参照)。図6中の白丸はバンプ電極である。
それに対して、本実施例1では、X線検出器6の画素ピッチを40μm×10μmとする。つまり、第1の方向(y方向)に沿った長さをAとし、第2の方向(x方向)に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状で各画素電極61cを構成すると、本実施例1ではA=約40μm,B=約10μmとする。この場合、格子周期内の自己像周期内サンプリング数が8(=80μm/10μm)と増加する(表1も参照)ので、位相微分像のS/Nおよび自己像の周期方向(第2の方向)の空間分解能が向上する。また、図3では単位面積当たりの画素数が従来と同じである。
なお、CdTe,ZnTeあるいはCdZnTe等の高抵抗半導体からなる変換素子61bを有したX線検出器6(すなわち高抵抗半導体検出器)で読み出された画素は、画素電極61cの形状で決定される。したがって、図2に示す対向基板62(すなわち信号読出し基板)側の対向画素電極62aについては、画素電極61cと電気的に接続さえされていれば、形状は任意であり、画素電極61cの形状と同様の長方形状である必要はない。
自己像の周期方向に直交する長手方向(第1の方向)の空間分解能が40μmに低下するが、許容できない場合には長手方向(第1の方向)あるいは周期方向(第2の方向)・長手方向(第1の方向)を合成した斜め方向に位置をずらしながら複数の撮像を行うことで改善可能である。なお、長手方向(第1の方向)の画素ピッチは長手方向(第1の方向)の空間分解能によって決定されるが、自己像の周期方向(第2の方向)の画素ピッチと相違してナイキスト定理(標本化定理)による制約はない。
したがって、自己像のピッチが80μmの場合であっても、自己像のピッチ80μmの半分である40μmよりも長手方向(第1の方向)の画素ピッチが(例えば50μm以上)超えても問題はない。所望の長手方向(第1の方向)の空間分解能に応じて長手方向(第1の方向)の画素ピッチを設定すればよい。たとえ所望の長手方向(第1の方向)の空間分解能よりも長く長手方向(第1の方向)の画素ピッチを設定したとしても、長手方向(第1の方向)の空間分解能の向上のために上述のように長手方向(第1の方向)あるいは斜め方向に位置をずらしながら複数の撮像を行えばよい。
なお、比較例の図6では、画素ピッチが20μm×20μmであるので、バンプ電極間の最短距離は、隣接するバンプ電極のピッチ20μmとなる(表1も参照)。したがって、第2の方向であるx方向のみ従来よりも長さをBに短くしても、バンプ電極間の距離が短くなって短絡する恐れがある。
そこで、本実施例1では、図3に示すように(画素電極61cに電気的に接続された)バンプ電極63を千鳥状に配置している。このようにバンプ電極63を千鳥状に配置することで、バンプ電極63間の距離が短くなって短絡するのを防止することができる。本実施例1のバンプ電極63間の最短距離は、隣接するバンプ電極63のピッチ20μm=千鳥状に配置されたバンプ電極63のピッチ20μmとなる(表1も参照)。したがって、バンプ電極63を千鳥状に配置することにより、比較例の図6と同じバンプ電極63間の最短距離20μmに設定することができる。
このように、位相微分像(被検体Mによる屈折効果によってX線が曲げられる角度の分布像)のS/N(コントラスト)はサンプリングピッチが細かい方が有利であるが、直接方式(自己像直接取得法)の場合、サンプリングピッチはX線検出器の画素ピッチで決まる。自己像のピッチが80μmの場合、各画素電極において、第1の方向に沿った長さおよび第2の方向に沿った長さをともに短く(従来と同じ正方形状10μm×10μmに)すれば、高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。しかし、各画素電極において、第1の方向に沿った長さおよび第2の方向に沿った長さをともに短くすると、従来よりも画素電極の接続数(チャネル数)が増えて、各画素電極間の距離が短くなって短絡する恐れがある。また、各画素電極において、第1の方向に沿った長さおよび第2の方向に沿った長さをともに短くした結果、単位面積当たりの画素数が増える分、X線検出器の製造が難しくなる。
そこで、本実施例1に係るX線撮影装置1によれば、第1の方向(y方向)に沿った長さをAとし、第2の方向(x方向)に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状で各画素電極61cを構成する。つまり、回折部材4gを並列する第2の方向のみ従来よりも長さをBに短くして、回折部材4gが延伸する第1の方向については、後述する実施例3のように従来と同じ長さAにする、あるいは本実施例1や後述する実施例2のようによりも長さをAに長くして、A>Bを満たした長方形状で各画素電極61cを構成する。このように画素電極61cを構成することで、サンプリングピッチ(第2の方向に沿った長さB)を細かくすることにより、十分なサンプリングピッチが得られる。したがって、後述する実施例3のように各画素電極61c間の距離を短絡しない程度にする、あるいは本実施例1や後述する実施例2のように従来と同等の各画素電極61c間の距離を維持しつつ、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。また、撮影時間の短縮・線量の低減や、装置構成が単純で、走査用機構の送り込みによる格子の誤差による偽像もなくなる、といったメリットを維持しつつ、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。なお、本実施例1や後述する実施例2のように単位面積当たりの画素数が従来と同じ場合、各画素電極61cを長方形状にすることで画素電極61cの接続数を増やすことがなく、X線検出器6の難易度も従来とさほど変わらない。
また、本実施例1に係るX線検出器6によれば、本実施例1に係るX線撮影装置1でも述べたように、第1の方向(y方向)に沿った長さをAとし、第2の方向(x方向)に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状で各画素電極61cを構成する。これにより、サンプリングピッチ(第2の方向に沿った長さB)を細かくすることにより、十分なサンプリングピッチが得られる。その結果、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。
また、本実施例1では、図3に示すようにバンプ電極63を千鳥状に配置するのが好ましい。このようにバンプ電極63を千鳥状に配置することで、バンプ電極63間の距離が短くなって短絡するのを防止することができる。
X線検出器6が直接変換型のフラットパネル型X線検出器の場合には、変換素子61bは、CdTe、ZnTe、CdZnTeのいずれかで形成されている。
次に、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。
図4は、実施例2に係るX線検出器の画素電極配置の概略平面図である。本実施例2では、上述した実施例1と同じ図1に示すX線撮影装置1を用いている。上述した実施例1と共通する構成については、同じ符号を付して、その説明を省略するとともに、図示を省略する。
上述した実施例1と同様に、本実施例2の図4では、X線検出器6の画素ピッチを40μm×10μmとする。上述した実施例1では各画素電極61cを千鳥状に配置しなかったのに対して、本実施例2ではバンプ電極63と同様に画素電極61cも千鳥状に配置している。バンプ電極63と同様に画素電極61cも千鳥状に配置することにより、画素電極61cの中央にバンプ電極63を配置することができ、対向基板62(図2を参照)との貼り合わせの際に均等に接合することができる。
上述した実施例1と同様に、本実施例2の場合、格子周期内の自己像周期内サンプリング数が8(=80μm/10μm)と増加する(表1も参照)ので、位相微分像のS/Nおよび自己像の周期方向(第2の方向)の空間分解能が向上する。
上述した実施例1と同様に、本実施例2では、図4に示すように(画素電極61cに電気的に接続された)バンプ電極63を千鳥状に配置している。このようにバンプ電極63を千鳥状に配置することで、バンプ電極63間の距離が短くなって短絡するのを防止することができる。上述した実施例1と同様に、本実施例2のバンプ電極63間の最短距離は、隣接するバンプ電極63のピッチ20μm=千鳥状に配置されたバンプ電極63のピッチ20μmとなる(表1も参照)。したがって、バンプ電極63を千鳥状に配置することにより、比較例の図6と同じバンプ電極63間の最短距離20μmに設定することができる。
本実施例2に係るX線撮影装置1およびX線検出器6によれば、上述した実施例1と同様に、第1の方向(y方向)に沿った長さをAとし、第2の方向(x方向)に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状で各画素電極61cを構成する。これにより、サンプリングピッチ(第2の方向に沿った長さB)を細かくすることにより、十分なサンプリングピッチが得られる。その結果、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。
次に、図面を参照してこの発明の実施例3を説明する。
図5は、実施例3に係るX線検出器の画素電極配置の概略平面図である。本実施例3では、上述した実施例1,2と同じ図1に示すX線撮影装置1を用いている。上述した実施例1,2と共通する構成については、同じ符号を付して、その説明を省略するとともに、図示を省略する。
上述した実施例1,2では、X線検出器6の画素ピッチを40μm×10μmとしたのに対して、本実施例3では、X線検出器6の画素ピッチを20μm×10μmとしている。つまり、本実施例3ではA=約20μm,B=約10μmとする。
上述した実施例1,2と同様に、本実施例3の場合、格子周期内の自己像周期内サンプリング数が8(=80μm/10μm)と増加する(表1も参照)ので、位相微分像のS/Nおよび自己像の周期方向(第2の方向)の空間分解能が向上する。本実施例3の場合、自己像の周期方向に直交する長手方向(第1の方向)の空間分解能を従来と同じ20μmに維持しつつ、位相微分像のS/Nおよび自己像の周期方向(第2の方向)の空間分解能が向上する。
上述した実施例1,2と同様に、本実施例3では、図5に示すように(画素電極61cに電気的に接続された)バンプ電極63を千鳥状に配置している。ただし、本実施例3では、X線検出器6の画素ピッチを20μm×10μmとしているので、隣接するバンプ電極63のピッチ20μmよりも千鳥状に配置されたバンプ電極63のピッチ14μm(=20μm/2×√(2))の方が短くなる。したがって、本実施例3のバンプ電極63間の最短距離は14μmとなる(表1も参照)。
本実施例3に係るX線撮影装置1およびX線検出器6によれば、上述した実施例1,2と同様に、第1の方向(y方向)に沿った長さをAとし、第2の方向(x方向)に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状で各画素電極61cを構成する。本実施例3では従来と同じ長さA(=20μm)にして、A>Bを満たした長方形状で各画素電極61cを構成する。このように画素電極61cを構成することで、サンプリングピッチ(第2の方向に沿った長さB)を細かくすることにより、十分なサンプリングピッチが得られる。したがって、本実施例3のように各画素電極61c間の距離を短絡しない程度にしつつ、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。また、撮影時間の短縮・線量の低減や、装置構成が単純で、走査用機構の送り込みによる格子の誤差による偽像もなくなる、といったメリットを維持しつつ、縞走査法と同等の高い画質(S/N)とともに空間分解能が良好な画像を取得することができる。
[比較例・各実施例での結果]
表1に比較例・各実施例での結果を示す。各実施例でも述べたように、比較例のように画素ピッチを20μm×20μmとした場合、格子周期内の自己像周期内サンプリング数は4である。
実施例1,2のようにX線検出器6の画素ピッチを40μm×10μmとした場合、格子周期内の自己像周期内サンプリング数が8と増加するので、位相微分像のS/Nおよび自己像の周期方向の空間分解能が向上する。自己像の周期方向に直交する長手方向の空間分解能が40μmに低下するものの、許容できない場合には長手方向(すなわち縞走査法と直交する方向)あるいは斜め方向に位置をずらしながら複数の撮像を行うことで改善可能である。
実施例3のようにX線検出器6の画素ピッチを20μm×10μmとした場合、自己像の周期方向に直交する長手方向の空間分解能を20μmに維持しつつ、位相微分像のS/Nおよび自己像の周期方向の空間分解能が向上する。比較例や実施例1,2と比べると、本実施例3のバンプ電極63間の最短距離は14μmと若干減少するものの、画素ピッチを10μm×10μmとした場合よりも緩和される。
Figure 0006673034
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、X線を照射するX線源として、焦点を1つ有したX線管を例に採って説明したが、X線管に限定されない。焦点を複数有し、X線を平行に照射するシンクロトロンX線源であってもよい。シンクロトロンX線源を用いる場合には、マルチスリットは不要である。
(2)上述した各実施例では、X線検出器は、半導体チップ(各実施例では半導体チップ61)の電極とパッケージ基板(各実施例では対向基板62)上の電極とを向かい合わせにして両者を電気的に接続した「フリップチップボンディング」による構成であったが、これに限定されない。例えば、画素電極などが形成された信号読出し基板(「アクティブマトリックス基板」とも呼ばれる)に、高抵抗半導体,共通電極の順に積層形成されたX線検出器に適用してもよい。この場合には、信号読出し基板(アクティブマトリックス基板)に形成された画素電極を、A>Bを満たした長方形状で構成する。
(3)上述した各実施例では、X線検出器は直接変換型のフラットパネル型X線検出器であったが、間接変換型のフラットパネル型X線検出器に適用してもよい。ただし、間接変換型のフラットパネル型X線検出器の場合、空間分解能はフォトダイオードのピッチとシンチレータのピッチで決まるので、長方形状の画素電極に合わせてフォトダイオードおよびシンチレータを長方形状に区画構成する。また、変換素子については、CdTe、ZnTe、CdZnTe以外のシンチレータからの光に感応する材質を用いて形成すればよい。
(4)上述した各実施例では、2次元のX線位相画像を撮影する装置に適用したが、被検体を載置する載置台を回転中心軸周りに回転させて断層撮影する装置(位相トモグラフィー装置)に適用してもよい。
(5)上述した各実施例では、被検体を載置する載置台を、回折格子よりも下流に配置したが、回折格子よりも上流に配置してもよい。
(6)上述した各実施例では、画素電極は積層構造(各実施例ではAu/Ti積層構造)であったが、単一の金属からなる画素電極に適用してもよい。
以上のように、この発明は、医用の診断装置や産業用の非破壊検査装置等のX線撮影装置に適している。
1 … X線撮影装置
2 … X線管
4 … 位相格子
4g … 回折部材
5 … 載置台
6 … X線検出器
61b … 変換素子
61c … 画素電極
63 … バンプ電極
A … 第1の方向に沿った長さ
B … 第2の方向に沿った長さ
M … 被検体

Claims (6)

  1. X線を照射するX線源と、
    前記X線の照射軸と直交した第1の方向に延伸する回折部材が前記第1の方向に直交する第2の方向に並列され、前記X線を回折することで前記第1の方向に延伸する干渉縞を形成する回折格子と、
    被検体を載置する載置台と、
    照射されたX線に応じて電気信号を生成する変換素子を有するとともに、当該変換素子にて生成された電気信号を画像信号として読み取る画素電極を前記変換素子上に2次元状に配置することにより前記画素電極に対応して2次元状に配置された画素を有したX線検出器と
    を備え、
    前記画素は、前記第1の方向に沿った長さをAとし、前記第2の方向に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状である、X線撮影装置。
  2. 請求項1に記載のX線撮影装置において、
    前記画素電極に電気的に接続されたバンプ電極を千鳥状に配置した、X線撮影装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のX線撮影装置において、
    前記変換素子が、CdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)、CdZnTe(テルル化カドミウム亜鉛)で形成されている、X線撮影装置。
  4. 照射されたX線に応じて電気信号を生成する変換素子を有するとともに、当該変換素子にて生成された電気信号を画像信号として読み取る画素電極を前記変換素子上に2次元状に配置することにより前記画素電極に対応して2次元状に配置された画素を有したX線検出器であって、
    干渉縞を形成する回折格子における回折部材が延伸する方向を第1の方向とし、当該第1の方向に直交し、かつ前記回折部材を並列する方向を第2の方向としたときに、前記画素は、前記第1の方向に沿った長さをAとし、前記第2の方向に沿った長さをBとしたときに、A>Bを満たした長方形状である、X線検出器。
  5. 請求項4に記載のX線検出器において、
    前記画素電極に電気的に接続されたバンプ電極を千鳥状に配置した、X線検出器。
  6. 請求項4または請求項5に記載のX線検出器において、
    前記変換素子が、CdTe(テルル化カドミウム)、ZnTe(テルル化亜鉛)、CdZnTe(テルル化カドミウム亜鉛)で形成されている、X線検出器。
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