JP6672998B2 - レーザ溶接方法 - Google Patents

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本発明は、複数の部材をレーザで溶接するレーザ溶接方法に関する。
複数の母材を接合するために、広くレーザ溶接が用いられている。例えば、下記特許文献1には、複数の板を重ねた重ね母材を挟んで加圧し、重ね母材の両面からレーザを照射してレーザ溶接する方法が開示されている。
特開2003−305582号公報
しかしながら、特許文献1では、重ね母材の両面から同時にレーザを照射するので、各々のレーザ照射により溶融された部分がつながって溶け落ち、表面に凹、裏面に凸形状が現れ、品質が低下してしまうことがある。また、レーザの貫通も生じうる。これらの不都合を回避するために、特許文献1では、重ね母材の表裏で、レーザ照射ヘッドの位置をずらして、表側と裏側の溶融位置が重ならないようにする実施例が開示されている。しかしながら、溶融位置を重ねないため、接合強度が確保できないこともある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、溶融部分の溶け落ちを防ぎつつ、接合強度を確保して溶接の質を向上させる、レーザ溶接方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のレーザ溶接方法は、第1部材と第2部材を重ね合わせた重ね合わせ部材の一方面側からレーザを照射して前記重ね合わせ部材を溶融させ、前記第1部材と前記第2部材の境界を越えて前記一方面側から他方面側の部材へ至ると共に前記他方面へ貫通しない第1溶融部を形成し、前記重ね合わせ部材の他方面側からレーザを照射して前記重ね合わせ部材を溶融させ、前記境界を越えて前記他方面側から前記第1溶融部の少なくとも一部へ至ると共に前記一方面へ貫通せず、前記他方面での平面視の面積が前記第1溶融部の前記一方面での平面視の面積よりも小さくなるように第2溶融部を形成して、前記第1部材と第2部材を溶接する。
請求項2に記載のレーザ溶接方法は、前記レーザの照射を水平方向に行う。
本発明のレーザ溶接方法では、まず、重ね合わせ部材の一方面側からレーザを照射して、第1溶融部を形成する。このとき、一方面側から他方面側の部材へ至ると共に他方面へ貫通しない(重ね合わせ部材を貫通しない)ように重ね合わせ部材を溶融させる。次に、他方面側から第1溶融部の少なくとも一部へ至ると共に一方面へ貫通しない(重ね合わせ部材を貫通しない)ように重ね合わせ部材を溶融させて第2溶融部を形成する。
このように、第1溶融部は重ね合わせ部材を貫通しないように形成され、第2溶融部も重ね合わせ部材を貫通しないように形成されるので、溶融部分の溶け落ちを防ぐことができる。また、第1溶融部は一方面側から他方面側の部材へ至るように形成され、第2溶融部は他方面側から第1溶融部へ至るように形成されるので、第1溶融部と第2溶融部とが重なり合った部分で一体となり、接合強度を確保することもでき、溶接の質を向上させることができる。
以上説明したように、請求項1に記載のレーザ溶接方法によれば、レーザにより形成された溶融部分の溶け落ちを防ぐことができると共に、接合強度を確保して溶接の質を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るレーザ溶接方法が適用される一例としての車体の一部の斜視図である。 第1実施形態に係るレーザ溶接方法が適用される溶接前の重ね合わせ部材の一部断面図である。 第1実施形態に係るレーザ溶接方法のプロセスにおいて、(A)は第1溶融部が形成された状態、(B)は第2溶融部が形成された状態を示す断面図である。 第2実施形態に係るレーザ溶接方法のプロセスにおいて、(A)は第1溶融部が形成された状態、(B)は第2溶融部が形成された状態、(C)は溶接完了後の状態を示す断面図である。 第2実施形態に係るレーザ溶接方法のプロセスにおいて、第2溶融部がずれて形成されたものを示す断面図である。 第3実施形態に係るレーザ溶接方法のプロセスにおいて、(A)は第1溶融部が形成された状態、(B)は第2溶融部が形成された状態、(C)は溶接完了後の状態を示す断面図である。 第4実施形態に係るレーザ溶接方法のプロセスにおいて、(A)は第1溶融部が形成された状態、(B)は第2溶融部が形成された状態、(C)は溶接完了後の状態を示す断面図である。
[第1実施形態]
図面を用いて、本発明の第1実施形態に係る車体部材の接合構造について説明する。なお、車両前後方向前方側を矢印FRで示し、車両幅方向の内側を矢印INで示し、車両上下方向上側を矢印UPで示す。また、以下の説明で、特記なく前後、上下の方向を用いる場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
本実施形態に係るレーザ溶接方法は、溶融時の粘性が低い材料、例えばアルミニウムなどの板材を溶接する場合や、板材の厚みが厚い場合に、効果的に溶け落ちを防止することができる。また、且つ、レーザが板面の両側からアクセス可能な部分に、好適である。例えば、図1に示されるように、自動車のボデー10における、ドア開口部12の周縁に形成されるピラーやルーフサイドレールのフランジ部14や、ロッカ16のフランジ部18に適用することができる。
本実施形態では、第1部材20と第2部材30をレーザ溶接する。図2に示されるように、第1部材20及び第2部材30は、各々板状とされ、板面同士が重ね合わされて重ね合わせ部材22が構成されている。以下、重ね合わせ部材22の第1部材20側の外面を「一方面20A」と称し、第2部材30側の外面を「他方面30A」と称する。また、第1部材20と第2部材30の間の界面を「境界24」と称する。
第1部材20と第2部材30を溶接する際には、まず、図3(A)に示されるように、上側に配置された、重ね合わせ部材22の一方面20A側から板厚方向へ向けてレーザL1を照射する。レーザ照射は、重ね合わせ部材22における溶融部分が、境界24を超えて第2部材30へ至り、且つ、他方面30Aへ貫通しない(重ね合わせ部材22を貫通しないように)ように、レーザL1の熱量を調整して行う。これにより、重ね合わせ部材22には、一方面20Aから境界24を超えて第2部材30へ至る第1溶融部26が形成される。
次に、図3(B)に示されるように、重ね合わせ部材22を上下反転させ、重ね合わせ部材22の第1溶融部26と対応する部分において、他方面30A側から板厚方向へ向けてレーザL2を照射する。レーザL2の照射は、第1溶融部26の形成後、第1溶融部26が溶け落ちない半固化された状態となった後に行うことが好ましい。このレーザL2の照射は、重ね合わせ部材22における溶融部分が、境界24を超えて第1溶融部26へ至り、且つ、一方面20Aへ貫通しない(重ね合わせ部材22を貫通しないように)ように、レーザL2の熱量を調整して行う。
これにより、重ね合わせ部材22には、他方面30Aから境界24を超えて第1部材20へ至る第2溶融部36が形成される。第1溶融部26と第2溶融部36とは、一部で一体となる。第1溶融部26の一方面20A側の径をA1、第2溶融部36の他方面30A側の径をA2とすると、第1溶融部26と第2溶融部36の共通の溶融部分で、A1、A2よりも小さいナゲット径R1を確保することができる。また、一方面20Aに形成された第1溶融部26に対応する部分の凹部の深さはD1となり、他方面30Aに形成された第2溶融部36に対応する部分の凹部の深さはD2となる。
本実施形態のレーザ溶接方法によれば、第1溶融部26及び第2溶融部36は、各々重ね合わせ部材22を貫通しないように形成されるので、溶融部分の溶け落ちを防ぐことができる。また、レーザの貫通も防止することができる。さらに、溶融部分の溶け落ちがないので、第1溶融部26及び第2溶融部36の表面に形成される凹部の深さD1、D2も浅くすることができる。
また、第1溶融部26は一方面20A側から第2部材30へ至るように形成され、第2溶融部36は他方面30A側から境界24を超えて第1溶融部26へ至るように形成されるので、第1溶融部26と第2溶融部36とが重なり合って一部が一体となり、接合強度を確保することもでき、溶接の質を向上させることができる。
なお、本実施形態では、第2溶融部36について境界24を超えて第1溶融部26へ至るように形成したが、第2溶融部36は、必ずしも境界24を超える必要はなく、第1溶融部26へ至ることにより、第1溶融部26と一部が一体となり、接合強度を確保することができる。本実施形態のように、第2溶融部36が境界24を跨いで形成されることにより、第1溶融部26と第2溶融部36とが一体となる共通の溶融部分でのナゲット径R1が大きくなり、接合強度をより高くすることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、一方面20A側からのレーザ照射により形成する第1溶融部26の平面視における面積を、第1実施形態の第1溶融部26よりも大きくする点が異なっている。
第1部材20と第2部材30を溶接する際には、まず、図4(A)に示されるように、上側に配置された、重ね合わせ部材22の一方面20A側から板厚方向へ向けてレーザL1−2を照射する。レーザ照射は、重ね合わせ部材22における溶融部分が、境界24を超えて第2部材30へ至り、且つ、他方面30Aへ貫通しない(重ね合わせ部材22を貫通しない)ように、レーザ1−2の熱量を調整して行う。また、レーザL1−2の照射径を大きくして、溶融部分の径B1が、第1実施形態の径A1よりも大きくなるようにする。これにより、重ね合わせ部材22には、一方面20Aから境界24を超えて第2部材30へ至る第1溶融部28が形成される。
次に、図4(B)に示されるように、重ね合わせ部材22を上下反転させ、重ね合わせ部材22の第1溶融部28と対応する部分において、他方面30A側から板厚方向へ向けてレーザL2−2を照射する。レーザ照射は、重ね合わせ部材22における溶融部分が、境界24を超えて第1溶融部26へ至り、且つ、一方面20Aへ貫通しない(重ね合わせ部材22を貫通しない)ように、レーザL2−2の熱量を調整して行う。また、レーザL2−2の照射径は、第1実施形態と同程度とし、溶融部分の径B2が、第1実施形態の径A2と同程度となるようにする。これにより、重ね合わせ部材22には、他方面30Aから境界24を超えて第1部材20へ至る第2溶融部38が形成される。
本実施形態のレーザ溶接方法によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、第1溶融部28の径B1が径A1よりも大きい。したがって、図5(A)に示されるように、他方面30A側からのレーザ照射位置が、Wだけずれていても、図5(B)に示されるように、必要なナゲット径R2を確保することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、第1、2実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、レーザ照射の際の重ね合わせ部材22の配置方向が第1実施形態と異なっており、境界24が鉛直方向になるように、すなわち、板厚方向が水平方向になるように配置されている。
第1部材20と第2部材30を溶接する際には、まず、図6(A)に示されるように、重ね合わせ部材22の一方面20A側から板厚方向へ向けて水平方向にレーザL1を照射する。レーザ照射は、重ね合わせ部材22における溶融部分が、境界24を超えて第2部材30へ至り、且つ、他方面30Aへ貫通しない(重ね合わせ部材22を貫通しないように)ように、レーザL1の熱量を調整して行う。これにより、重ね合わせ部材22には、一方面20Aから境界24を超えて第2部材30へ至る第1溶融部26−3が形成される。
次に、図6(B)に示されるように、重ね合わせ部材22の第1溶融部26−3と対応する部分において、他方面30A側から板厚方向へ向けて水平方向にレーザL2を照射する。本実施形態では、レーザL2を照射する前に重ね合わせ部材22を反転させる必要はない。このレーザL2の照射は、重ね合わせ部材22における溶融部分が、境界24を超えて第1溶融部26−3へ至り、且つ、一方面20Aへ貫通しない(重ね合わせ部材22を貫通しないように)ように、レーザL2の熱量を調整して行う。
これにより、重ね合わせ部材22には、他方面30Aから境界24を超えて第1部材20へ至る第2溶融部36−3が形成される。第1溶融部26−3と第2溶融部36−3とは、一部で一体となる。第1溶融部26−3の一方面20A側の径をA1、第2溶融部36−3の他方面30A側の径をA2とすると、第1溶融部26−3と第2溶融部36−3の共通の溶融部分で、A1、A2よりも小さいナゲット径R1を確保することができる。また、一方面20Aに形成された第1溶融部26−3に対応する部分の上側に形成された凹部の深さはD1Aとなり、下側に形成された凸部の突出高さはD1Bとなる。また、他方面30Aに形成された第2溶融部36−3に対応する部分の上側に形成された凹部の深さはD2Aとなり、下側に形成された凸部の突出高さはD2Bとなる。
本実施形態のレーザ溶接方法でも、第1溶融部26−3及び第2溶融部36−3は、各々重ね合わせ部材22を貫通しないように形成されるので、溶融部分の溶け落ちを防ぐことができる。また、レーザの貫通も防止することができる。さらに、溶融による部材の下側への移動量も少ないので、第1溶融部26−3及び第2溶融部36−3の表面に形成される凹部の深さD1A、D2A、凸部の高さD1B、D2Bも小さくすることができる。
また、第1溶融部26−3は一方面20A側から第2部材30へ至るように形成され、第2溶融部36−3は他方面30A側から境界24を超えて第1溶融部26−3へ至るように形成されるので、第1溶融部26−3と第2溶融部36−3とが重なり合って一部が一体となり、接合強度を確保することもでき、溶接の質を向上させることができる。
なお、本実施形態でも、第2溶融部36−3は、必ずしも境界24を超える必要はなく、第1溶融部26−3へ至れば、第1溶融部26−3と一部が一体となり、接合強度を確保することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態では、第1−3実施形態と同様の部分については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、レーザL2の照射方向が第1実施形態と異なり、レーザL2は、斜め下側から斜め上方へ向かって照射される。
第1部材20と第2部材30を溶接する際には、まず、図7(A)に示されるように、重ね合わせ部材22の一方面20A側から板厚方向へ向けて水平方向にレーザL1を照射する。レーザ照射は、重ね合わせ部材22における溶融部分が、境界24を超えて第2部材30へ至り、且つ、他方面30Aへ貫通しない(重ね合わせ部材22を貫通しないように)ように、レーザL1の熱量を調整して行う。これにより、重ね合わせ部材22には、一方面20Aから境界24を超えて第2部材30へ至る第1溶融部26−4が形成される。
次に、図7(B)に示されるように、重ね合わせ部材22を反転させず、重ね合わせ部材22の第1溶融部26−4と対応する部分において、他方面30A側の斜め上方へ向かってレーザL2を照射する。本実施形態では、レーザL2を照射する前に重ね合わせ部材22を反転させない。このレーザL2の照射は、重ね合わせ部材22における溶融部分が、境界24を超えて第1溶融部26−4へ至り、且つ、一方面20Aへ貫通しない(重ね合わせ部材22を貫通しないように)ように、レーザL2の熱量を調整して行う。
これにより、重ね合わせ部材22には、他方面30Aから境界24を超えて第1部材20へ至る第2溶融部36−4が形成される。第1溶融部26−4と第2溶融部36−4とは、一部で一体となる。第1溶融部26−4の一方面20A側の径をA1、第2溶融部36−4の他方面30A側の径をA2とすると、第1溶融部26−4と第2溶融部36−4の共通の溶融部分で、A1、A2よりも小さいナゲット径R1を確保することができる。また、一方面20Aに形成された第1溶融部26−4に対応する部分に形成された凹部の深さはD1となり、他方面30Aに形成された第2溶融部36−4に対応する部分に形成された凸部の突出高さはD2Cとなる。
本実施形態のレーザ溶接方法でも、第1溶融部26−4及び第2溶融部36−4は、各々重ね合わせ部材22を貫通しないように形成されるので、溶融部分の溶け落ちを防ぐことができる。また、レーザの貫通も防止することができる。さらに、溶融による下側への移動量も少ないので、第1溶融部26−4の表面に形成される凹部の深さD1及び第2溶融部36−4の表面に形成される凸部の高さD2Cも小さくすることができる。
また、第1溶融部26−4は一方面20A側から第2部材30へ至るように形成され、第2溶融部36−4は他方面30A側から境界24を超えて第1溶融部26−4へ至るように形成されるので、第1溶融部26−4と第2溶融部36−4とが重なり合って一部が一体となり、接合強度を確保することもでき、溶接の質を向上させることができる。
また、レーザL2は、第1溶融部26−4の斜め下側からレーザ照射を行うので、レーザのレンズ上に誤って溶融部分が溶け落ちることを防止することができる。
なお、第1−第4本実施形態では、2枚の部材の接合について説明したが、3枚以上の部材の接合であってもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
20 第1部材
20A 一方面
22 重ね合わせ部材
26、26−3、26−4、28 第1溶融部
30 第2部材
30A 他方面
36、36−3、36−4、38 第2溶融部
L1、L2、L1−2、L2−2 レーザ

Claims (2)

  1. 第1部材と第2部材を重ね合わせた重ね合わせ部材の一方面側からレーザを照射して前記重ね合わせ部材を溶融させ、前記第1部材と前記第2部材の境界を越えて前記一方面側から他方面側の部材へ至ると共に前記他方面へ貫通しない第1溶融部を形成し、
    前記重ね合わせ部材の他方面側からレーザを照射して前記重ね合わせ部材を溶融させ、前記境界を越えて前記他方面側から前記第1溶融部の少なくとも一部へ至ると共に前記一方面へ貫通せず、前記他方面での平面視の面積が前記第1溶融部の前記一方面での平面視の面積よりも小さくなるように第2溶融部を形成して、前記第1部材と第2部材を溶接する、
    レーザ溶接方法。
  2. 前記レーザの照射を水平方向に行う、
    請求項1に記載のレーザ溶接方法。
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