JP6672783B2 - タンクユニット、プリンター - Google Patents

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本発明は、タンクユニット、プリンター等に関する。
従来、プリンターの一例として、インクジェットプリンターが知られている。インクジェットプリンターでは、印刷用紙などの印刷媒体に、印刷ヘッドからインクを吐出させることによって、印刷媒体への印刷を行うことができる。このようなインクジェットプリンターでは、従来、タンクユニットからインクを噴射ヘッドに供給する構成が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、注入部を有するタンクと、タンクの注入部を覆う閉位置と注入部を露出させる開位置との間を回動可能に構成されたカバーと、を有するタンクユニットが開示されている。このタンクユニットは、インクジェットプリンターの側部に併設されている。そして、カバーの回動軸がインクジェットプリンターの側部に近い側に設けられている。
中国実用新案公告第204382811号明細書
上記特許文献1に記載されたプリンターでは、タンクユニットのカバーを閉位置から開位置に向かって回動させたときの回動可能な範囲は、カバーがプリンターに当接する位置で限界になる。これは、タンクユニットにおいて、かりにカバーがタンクに対して一回転にわたって回動可能であったとしても、カバーがプリンターに突き当たってしまうからである。上記特許文献1に記載されたプリンターでは、タンクユニットのカバーを開位置に回動させたときに、タンクの注入部の上方にカバーの一部が重なることが考えられる。これでは、注入部の上方がカバーによって遮られてしまうので、インクを注入するときに邪魔になりやすい。このように、従来の液体プリンターには、さらなる改善の余地がある。
本発明は、少なくとも上述の課題を解決することができるものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]インクを噴射可能な印刷ヘッドを備えた印刷ユニットと、前記印刷ユニットの上部に位置する原稿載置面を含み、前記原稿載置面に載置された原稿に描出された画像を読み取り可能なスキャナーユニットと、を含むプリンターの前記印刷ユニットの側部に併設可能なタンクユニットであって、前記印刷ヘッドに供給される前記インクを収容可能なタンクと、前記タンクを覆う筐体と、を備え、前記タンクは、前記インクを注入可能な注入部を有し、前記筐体は、前記注入部を除く前記タンクの一部を覆う本体と、前記本体に対して開閉可能に回動し、前記本体に対して閉じた状態で、前記注入部を覆うカバーと、前記本体と前記カバーとを回動可能に連結するヒンジ部と、を有し、前記プリンターが使用されるときの姿勢を前記プリンターの使用姿勢として、前記使用姿勢において、前記ヒンジ部の回動軸が、前記原稿載置面とほぼ等しい高さ、又は前記原稿載置面よりも上方に位置する、ことを特徴とするタンクユニット。
このタンクユニットでは、筐体の本体とカバーとを回動可能に連結するヒンジ部の回動軸が、スキャナーユニットの原稿載置面とほぼ等しい高さ、又は原稿載置面よりも上方に位置する。この構成によれば、カバーを本体に対して開いたときの回動可能な範囲を広げやすくすることができる。これにより、タンクユニットのカバーを開位置に回動させたときに、タンクの注入部の上方にカバーが重なることを避けやすくすることができるので、注入部にインクを注入しやすくすることができる。
[適用例2]インクを噴射可能な印刷ヘッドを備えた印刷ユニットの側部に併設可能なタンクユニットであって、前記印刷ヘッドに供給される前記インクを収容可能なタンクと、前記タンクを覆う筐体と、を備え、前記タンクは、前記インクを注入可能な注入部を有し、前記筐体は、前記注入部を除く前記タンクの一部を覆う本体と、前記本体に対して開閉可能に回動し、前記本体に対して閉じた状態で、前記注入部を覆うカバーと、前記本体と前記カバーとを回動可能に連結するヒンジ部と、を有し、前記タンクユニットを前記ヒンジ部の回動軸に沿った方向から見たときに、前記印刷ユニットの前記側部から前記タンクユニットに向かう方向を第1方向として、前記カバーが前記本体に対して閉じた状態で、前記筐体の前記印刷ユニット側の端部から前記ヒンジ部までの前記第1方向に沿った距離が、前記タンクユニットの前記第1方向に沿った幅寸法の少なくとも半分である、ことを特徴とするタンクユニット。
このタンクユニットでは、ヒンジ部の回動軸に沿った方向から見たときに、カバーが本体に対して閉じた状態で、筐体の印刷ユニット側の端部からヒンジ部までの第1方向に沿った距離が、タンクユニットの第1方向に沿った幅寸法の少なくとも半分である。この構成によれば、カバーを本体に対して開いたときの回動可能な範囲を広げやすくすることができる。これにより、タンクユニットのカバーを開位置に回動させたときに、タンクの注入部の上方にカバーが重なることを避けやすくすることができるので、注入部にインクを注入しやすくすることができる。
[適用例3]上記のタンクユニットであって、前記カバーのうち、前記印刷ユニットの正面が向いている方向と同じ方向に面する部分に手掛け部が設けられている、ことを特徴とするタンクユニット。
このタンクユニットでは、カバーに手掛け部が設けられているので、手掛け部に手指をそえてカバーを開閉することができる。
[適用例4]インクを噴射可能な印刷ヘッドを備えた印刷ユニットと、前記印刷ユニットの上部に位置する原稿載置面を含み、前記原稿載置面に載置された原稿に描出された画像を読み取り可能なスキャナーユニットと、上記のタンクユニットと、を備える、ことを特徴とするプリンター。
このプリンターでは、タンクユニットのカバーを開位置に回動させたときに、タンクの注入部の上方にカバーが重なることを避けやすくすることができるので、注入部にインクを注入しやすくすることができる。
本実施形態におけるプリンターの主要構成を示す斜視図。 本実施形態におけるプリンターの主要構成を示す斜視図。 本実施形態におけるプリンターの主要構成を示す斜視図。 本実施形態におけるタンクユニットを示す斜視図。 本実施形態におけるタンクユニットの筐体を示す分解斜視図。 本実施形態におけるプリンターの主要構成を示す斜視図。 本実施形態におけるプリンターの主要構成を示す斜視図。 従来技術の課題を説明する模式断面図。 本実施形態における効果を説明する模式断面図。 本実施形態におけるタンクユニットを示す正面図。 本実施形態における効果を説明する模式断面図。
実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、それぞれの構成を認識可能な程度の大きさにするために、構成や部材の縮尺が異なっていることがある。
本実施形態におけるプリンター1は、図1に示すように、液体噴射装置の一例である印刷ユニット3と、印刷ユニット3の側部に併設されたタンクユニット4と、スキャナーユニット5と、を有している。印刷ユニット3は、筐体6を有している。筐体6が、印刷ユニット3の外殻を構成している。筐体6の内部には、印刷ユニット3の機構ユニット(後述する)が収容されている。タンクユニット4は、筐体7と、複数(2個又は2個を超える個数)のタンク10と、を有している。なお、本実施形態では、4つのタンク10が設けられている。筐体6と筐体7とスキャナーユニット5とが、プリンター1の外殻を構成している。なお、プリンター1としては、スキャナーユニット5を省略した構成も採用され得る。プリンター1は、インクによって、印刷用紙などの印刷媒体Pに印刷を行うことができる。印刷媒体Pは、印刷が施される媒体の一例である。
ここで、図1には、相互に直交する座標軸であるXYZ軸が付されている。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸が付されている。この場合、各図におけるXYZ軸は、図1におけるXYZ軸に対応する。図1には、X軸とY軸とによって規定されるXY平面にプリンター1を配置した状態が図示されている。本実施形態では、XY平面を水平な平面に一致させた状態でプリンター1をXY平面に配置したときの状態が、プリンター1の使用状態である。水平面に一致させたXY平面にプリンター1を配置したときのプリンター1の姿勢を、プリンター1の使用姿勢と呼ぶ。
以下において、プリンター1の構成部品やユニットを示す図や説明にX軸、Y軸、及びZ軸が表記されている場合には、その構成部品やユニットをプリンター1に組み込んだ(搭載した)状態でのX軸、Y軸、及びZ軸を意味する。また、プリンター1の使用姿勢における各構成部品やユニットの姿勢を、それらの構成部品やユニットの使用姿勢と呼ぶ。そして、以下において、プリンター1や、その構成部品、ユニット等の説明では、特にことわりがないときには、それぞれの使用姿勢での説明とする。
Z軸は、XY平面に直交する軸である。プリンター1の使用状態において、Z軸方向が鉛直上方向となる。そして、プリンター1の使用状態では、図1において、−Z軸方向が鉛直下方向である。なお、XYZ軸のそれぞれにおいて、矢印の向きが+(正)の方向を示し、矢印の向きとは反対の向きが−(負)の方向を示している。なお、上述した4つのタンク10は、Y軸に沿って並んでいる。このためY軸方向は、4つのタンク10が配列する方向であるとも定義され得る。
印刷ユニット3には、排紙部21が設けられている。印刷ユニット3では、排紙部21から印刷媒体Pが排出される。印刷ユニット3において、排紙部21が設けられている面が正面22とされている。印刷ユニット3の正面22と、スキャナーユニット5の正面22とは、互いに同一の平面内に位置している。つまり、プリンター1の正面22は、印刷ユニット3の正面22と、スキャナーユニット5の正面22とを包含している。
プリンター1において、スキャナーユニット5の鉛直上向きの面が上面23とされている。タンクユニット4は、正面22及び上面23に交差する側部のうちX軸方向に面する側部に設けられている。筐体7には、窓部25が設けられている。窓部25は、筐体7において、正面26と上面27とに交差する側面28に設けられている。ここで、タンクユニット4の正面26は、プリンター1の正面22と同じ方向(本実施形態ではY軸方向)に向いている。タンクユニット4の正面26は、プリンター1の正面22と同一の平面内に位置している。つまり、タンクユニット4の正面26は、印刷ユニット3の正面22と同一の平面内に位置している。これにより、プリンター1の外観において、印刷ユニット3とタンクユニット4との間の凹凸を軽減することができるので、プリンター1を移送するときなどに周囲の環境にぶつかりにくくすることができる。
また、タンクユニット4の上面27は、印刷ユニット3よりもZ軸方向に位置している。つまり、タンクユニット4の上面27は、印刷ユニット3よりも上方に位置している。これにより、プリンター1の外観において、印刷ユニット3とタンクユニット4との間の凹凸を軽減することができるので、プリンター1を移送するときなどに周囲の環境にぶつかりにくくすることができる。また、このプリンター1では、タンクユニット4を上方に拡張することによって、タンクユニット4に収容可能なインクの容量を増大させることができる。これにより、プリンター1が側方(本実施形態ではX軸方向)に向かって大型化することを軽減しやすい。
タンクユニット4において、窓部25は、光透過性を有している。そして、窓部25に重なる位置に、上述した4つのタンク10が設けられている。このため、プリンター1を使用する作業者は、窓部25を介して4つのタンク10を視認することができる。本実施形態では、窓部25は、筐体7に形成された開口として設けられている。作業者は、開口である窓部25を介して4つのタンク10を視認することができる。なお、窓部25は、開口に限定されず、例えば、光透過性を有する部材で構成されていてもよい。
本実施形態では、各タンク10の窓部25に対面する部位の少なくとも一部が光透過性を有している。各タンク10の光透過性を有する部位から、タンク10内のインクが視認され得る。従って、作業者は、窓部25を介して4つのタンク10を視認することによって、各タンク10におけるインクの量を視認することができる。つまり、タンク10では、窓部25に対面する部位の少なくとも一部を、インクの量を視認可能な視認部として活用することができる。
プリンター1において、印刷ユニット3とスキャナーユニット5とは、互いに重ねられている。印刷ユニット3を使用する状態において、スキャナーユニット5は、印刷ユニット3の鉛直上方に位置している。スキャナーユニット5は、フラットベッドタイプであり、図2に示すように、開閉可能に回動する原稿カバー31と、原稿カバー31を開いた状態で露出する原稿載置面32と、を有している。なお、図2では、原稿カバー31を開いた状態が図示されている。スキャナーユニット5は、イメージセンサーなどの撮像素子(図示せず)を有している。スキャナーユニット5は、原稿載置面32に載置された用紙などの原稿に描出された画像を、撮像素子を介して画像データとして読み取ることができる。このため、スキャナーユニット5は、画像などの読み取り装置として機能する。
ここで、プリンター1の使用姿勢において、タンクユニット4の上面27は、スキャナーユニット5の原稿載置面32とほぼ等しい高さに位置している。プリンター1の外観において凹凸を軽減するという観点から、原稿載置面32とタンクユニット4の上面27とのZ軸に沿った高さの差は、10mm以下であることが好ましい。より好ましくは、原稿載置面32とタンクユニット4の上面27とのZ軸に沿った高さの差が、5mm以下であることが好ましい。
スキャナーユニット5は、図3に示すように、印刷ユニット3に対して回動可能に構成されている。スキャナーユニット5は、印刷ユニット3の蓋としての機能も有している。作業者は、スキャナーユニット5をZ軸方向に持ち上げることによって、スキャナーユニット5を印刷ユニット3に対して回動させることができる。これにより、印刷ユニット3の蓋として機能するスキャナーユニット5を印刷ユニット3に対して開くことができる。図3では、スキャナーユニット5を印刷ユニット3に対して開いた状態が図示されている。
印刷ユニット3は、図3に示すように、機構ユニット41を有している。機構ユニット41は、印刷部42を有している。印刷ユニット3において、印刷部42は、筐体6に収容されている。印刷部42は、搬送装置(図示せず)でY軸方向に搬送される印刷媒体Pに、インクで印刷を行う。なお、図示しない搬送装置は、印刷媒体Pを、Y軸方向に間欠的に搬送する。印刷部42は、移動装置(図示せず)によって、X軸に沿って往復移動可能に構成されている。タンクユニット4は、印刷部42にインクを供給する。なお、プリンター1では、タンクユニット4の少なくとも一部は、筐体6の外側に突出している。なお、印刷部42は、筐体6に収容されている。これにより、印刷部42を筐体6で保護することができる。
ここで、X軸に沿う方向は、X軸と完全に平行な方向に限定されず、X軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。同様に、Y軸に沿う方向は、Y軸と完全に平行な方向に限定されず、Y軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。Z軸に沿う方向は、Z軸と完全に平行な方向に限定されず、Z軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。つまり、任意の軸や面に沿う方向は、これらの任意の軸や面に完全に平行な方向に限定されず、これらの任意の軸や面に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。
タンクユニット4は、タンク10を有している。本実施形態では、タンクユニット4が、複数の(本実施形態では4つの)タンク10を有している。複数のタンク10は、印刷ユニット3の筐体6の外側に位置している。複数のタンク10は、筐体7の内部に収容されている。これにより、タンク10を筐体7で保護することができる。筐体7は、筐体6の外側に位置している。筐体7は、筐体6に対してねじで固定されている。つまり、タンクユニット4は、印刷ユニット3に対してねじで固定されている。
なお、本実施形態では、タンクユニット4が複数(4つ)のタンク10を有している。しかしながら、タンク10の個数は4つに限定されず、3つや、3つを下回る個数、4つを超える個数も採用され得る。
さらに、本実施形態では、複数のタンク10が互いに別体で構成されている。しかしながら、液体収容体の一例であるタンク10構成は、これに限定されない。液体収容体の構成としては、複数のタンク10を一体にして1つの液体収容体とする構成も採用され得る。この場合、1つの液体収容体に複数の液体収容部が設けられる。複数の液体収容部は、互いに個別に仕切られ、異なる種類の液体を収容可能に構成される。この場合、例えば、複数の液体収容部に、異なる色のインクを個別に収容することができる。
各タンク10には、図3に示すように、インク供給チューブ43が接続される。タンク10内のインクは、タンクユニット4からインク供給チューブ43を介して印刷部42に供給される。印刷部42には、印刷ヘッド(図示せず)が設けられている。印刷ヘッドには、印刷媒体P側に向けられたノズル開口(図示せず)が形成されている。印刷ヘッドは、いわゆるインクジェット式の印刷ヘッドである。タンクユニット4からインク供給チューブ43を介して印刷部42に供給されたインクは、印刷ヘッドに供給される。そして、印刷部42に供給されたインクが、印刷ヘッドのノズル開口から印刷媒体Pに向けてインク滴として吐出される。なお、上記の例では、印刷ユニット3とタンクユニット4とを個別の構成として説明したが、タンクユニット4を印刷ユニット3の構成に含めることもできる。
タンク10は、注入部45と、視認面46と、を有している。タンク10では、注入部45を介してタンク10の外部からタンク10の内部にインクを注入することができる。なお、作業者は、筐体7のカバー47を開くことによって、筐体7の外側からタンク10の注入部45にアクセスすることができる。視認面46は、窓部25に対面している。作業者は、窓部25を介してタンク10の視認面46を視認することによって、各タンク10におけるインクの量を視認することができる。
なお、タンク10としては、視認面46に、上限マーク48や、下限マーク49などを付加した構成も採用され得る。作業者は、上限マーク48及び下限マーク49を目印にしてタンク10におけるインクの量を把握することができる。なお、上限マーク48は、注入部45からインクを注入したときに注入部45から溢れないようなインク量の目安を示すものである。また、下限マーク49は、インクの注入を促すときのインク量の目安を示すものである。上限マーク48及び下限マーク49の少なくとも一方をタンク10に設ける構成も採用され得る。
また、筐体7と筐体6とは、互いに別体であっても一体であってもよい。筐体7と筐体6が一体である場合、複数のタンク10は、印刷部42やインク供給チューブ43とともに筐体6の内部に収容される、ということができる。筐体7と筐体6が一体である場合、筐体6が、液体収容体と液体噴射ヘッドとを収容する外装部に対応する。
また、タンク10の配置箇所は、筐体6(図1)のX軸方向の側部側に限定されない。タンク10の配置箇所としては、例えば、筐体6のY軸方向の前面側も採用され得る。
また、本実施形態では、複数のタンク10が互いに別体で構成されている。しかしながら、タンク10の構成は、これに限定されない。タンク10の構成としては、複数のタンク10を一体にした構成も採用され得る。この場合、1つのタンク10に複数のインク室が設けられる。複数のインク室は、互いに個別に仕切られ、異なる種類のインクを収容可能に構成される。この場合、例えば、複数のインク室に、異なる色のインクを個別に収容することができる。
上記の構成を有するプリンター1では、印刷媒体PをY軸方向に搬送させ、且つ印刷部42をX軸に沿って往復移動させながら、印刷部42の印刷ヘッドに所定の位置でインク滴を吐出させることによって、印刷媒体Pに印刷が行われる。
インクは、水性インクと油性インクのいずれか一方に限定されるものではない。また、水性インクとしては、水性溶媒に染料などの溶質が溶解した構成を有するもの、水性分散媒に顔料などの分散質が分散した構成を有するもののいずれでもよい。また、油性インクとしては、油性溶媒に染料などの溶質が溶解した構成を有するもの、油性分散媒に顔料などの分散質が分散した構成を有するもののいずれでもよい。
タンクユニット4において、筐体7は、図3に示すように、第1筐体51と、第2筐体52と、を含む。第1筐体51は、複数のタンク10よりも−Z軸方向に位置している。複数のタンク10は、第1筐体51と筐体6とに支持されている。しかしながら、タンク10の支持構成は、これに限定されない。また、第2筐体52は、第1筐体51よりもZ軸方向に位置しており、第1筐体51のZ軸方向から複数のタンク10を覆っている。複数のタンク10は、第1筐体51と第2筐体52とによって覆われている。
第2筐体52は、カバー47を有している。カバー47は、第2筐体52のX軸方向の端部に位置している。カバー47は、X軸方向に面する側面28の一部を構成している。カバー47は、図4に示すように、第2筐体52の本体52Aに対して回動可能に構成されている。図4には、カバー47が第2筐体52の本体52Aに対して開かれた状態が図示されている。カバー47が第2筐体52の本体52Aに対して開かれると、複数のタンク10の注入部45が露呈する。これにより、作業者は、筐体7の外側からタンク10の注入部45にアクセスすることができる。なお、注入部45は、キャップ部材(図示せず)で封止されている。タンク10にインクを注入するとき、キャップ部材を注入部45から外して注入部45を開放してからインクが注入される。なお、プリンター1では、使用姿勢において、注入部45が水平方向よりも上方に向く。
第2筐体52の本体52Aに対するカバー47の回動は、図4に示すヒンジ部55によって達成され得る。ヒンジ部55は、第2筐体52の上面27に設けられている。本実施形態では、2つのヒンジ部55が設けられている。2つのヒンジ部55は、Y軸に沿って並んでいる。以下において、2つのヒンジ部55のそれぞれを識別する場合に、2つのヒンジ部55は、それぞれ、ヒンジ部55A及びヒンジ部55Bと表記される。ヒンジ部55は、カバー47と第2筐体52の本体52Aとの間に設けられている。なお、ヒンジ部55Aは、ヒンジ部55BよりもY軸方向に位置している。ヒンジ部55Aと、ヒンジ部55Bとは、XZ平面に対して互いに対称な構造を有している。
ヒンジ部55は、図5に示すように、ヒンジ軸56と、軸受57とを含む。本実施形態では、ヒンジ軸56がカバー47に設けられ、軸受57が本体52Aに設けられている。しかしながら、ヒンジ部55の構成は、これに限定されず、ヒンジ軸56が本体52Aに設けられ、軸受57がカバー47に設けられた構成も採用され得る。ヒンジ軸56は、Y軸に沿って延在している。ヒンジ部55Aにおいて、ヒンジ軸56は、カバー47からY軸方向に突出している。また、ヒンジ部55Bにおいて、ヒンジ軸56は、カバー47から−Y軸方向に突出している。軸受57は、ヒンジ軸56を挿入可能に構成されている。
カバー47を本体52Aに対して閉じた状態において、すなわち使用姿勢の状態において、ヒンジ軸56は、カバー47のZ軸方向の端部に設けられている。軸受57は、本体52AのZ軸方向の端部に設けられている。ヒンジ部55Aのヒンジ軸56がヒンジ部55Aの軸受57に挿入され、ヒンジ部55Bのヒンジ軸56がヒンジ部55Bの軸受57に挿入されている。これにより、第2筐体52では、図4に示すように、回動軸58を回動中心として、カバー47が本体52Aに対して回動可能に構成されている。なお、回動軸58は、Y軸の延在方向に沿っている。
また、カバー47には、図4に示すように、手掛け部61が設けられている。手掛け部61は、タンクユニット4の正面26に設けられている。また、手掛け部61は、正面26とは反対側の背面にも設けられている。本実施形態では、正面26に設けられた手掛け部61は、カバー47の正面26からY軸方向に突出している。カバー47のうち正面26とは反対側の背面に設けられた手掛け部61は、カバー47の背面からY軸方向に突出している。
タンクユニット4の正面26は、前述したように、プリンター1の正面22(図3)と同じ方向(本実施形態ではY軸方向)に向いている。プリンター1の正面22は、印刷ユニット3の正面22でもある。つまり、タンクユニット4の手掛け部61のうち正面26に設けられた手掛け部61は、印刷ユニット3の正面22が向いている方向と同じ方向に面する部分に設けられている。このタンクユニット4では、カバー47に手掛け部61が設けられているので、手掛け部61に手指をそえてカバー47を開閉することができる。
ここで、プリンター1の正面22とは反対側には、図6に示すように、背面63が位置している。プリンター1の背面63は、印刷ユニット3の背面63でもある。また、タンクユニット4において、プリンター1の背面63と同じ方向(本実施形態では−Y軸方向)に向いている面が、タンクユニット4の背面64になっている。上述した手掛け部61のうち正面26(図4)とは反対側に位置する手掛け部61は、カバー47の背面64に設けられている。
タンクユニット4の背面64は、プリンター1の背面63と同じ方向(本実施形態では−Y軸方向)に向いている。本実施形態では、タンクユニット4の背面64は、プリンター1の背面63と同一の平面内に位置している。つまり、タンクユニット4の背面64は、印刷ユニット3の背面63と同一の平面内に位置している。これにより、プリンター1の外観において、印刷ユニット3とタンクユニット4との間の凹凸を軽減することができるので、プリンター1を移送するときなどに周囲の環境にぶつかりにくくすることができる。
また、プリンター1において、印刷ユニット3の上面に、印刷媒体Pを供給可能な供給口67が設けられている。供給口67に投入された印刷媒体Pは、供給口67から印刷ユニット3の機構ユニット41(図3)内に供給される。印刷ユニット3の上面には、蓋68が設けられている。蓋68は、印刷ユニット3に対して回動可能に構成されており、供給口67を開閉する。図6では、蓋68が印刷ユニット3に対して開いた状態が図示されている。作業者は、蓋68を印刷ユニット3に対して開いた状態で、印刷媒体Pを供給口67に供給する。蓋68を印刷ユニット3に対して閉じると、図7に示すように、供給口67が蓋68によって塞がれる。蓋68は、供給口67のZ軸方向に設けられている。蓋68を印刷ユニット3に対して閉じると、供給口67は、蓋68によって上方から、すなわち供給口67のZ軸方向から塞がれる。
ここで、プリンター1の使用姿勢において、蓋68を印刷ユニット3に対して閉じた状態で、タンクユニット4の上面27は、蓋68の上面とほぼ等しい高さに位置している。これにより、プリンター1の外観において、印刷ユニット3とタンクユニット4との間の凹凸を軽減することができるので、プリンター1を移送するときなどに周囲の環境にぶつかりにくくすることができる。プリンター1の外観において凹凸を軽減するという観点から、蓋68とタンクユニット4の上面27とのZ軸に沿った高さの差は、10mm以下であることが好ましい。より好ましくは、蓋68とタンクユニット4の上面27とのZ軸に沿った高さの差が、5mm以下であることが好ましい。
また、本実施形態では、プリンター1の使用姿勢において、図2に示すヒンジ部55の回動軸58が、スキャナーユニット5の原稿載置面32とほぼ等しい高さに位置している。この構成によれば、カバー47を本体52Aに対して開いたときの回動可能な範囲を広げやすくすることができる。これにより、タンクユニット4のカバー47を開位置に回動させたときに、タンク10の注入部45の上方にカバー47が重なることを避けやすくすることができるので、注入部45にインクを注入しやすくすることができる。なお、原稿載置面32とタンクユニット4の回動軸58とのZ軸に沿った高さの差は、回動可能な範囲を広げる観点から、5mm以下であることが好ましい。より好ましくは、原稿載置面32とタンクユニット4の回動軸58とのZ軸に沿った高さの差が、2mm以下であることが好ましい。
ここで、回動軸58が上記の範囲を超えて原稿載置面32よりも下方に位置する構成では、図8に示すように、カバー47を開いたときに、カバー47がプリンター1の側部81に突き当たってしまうため、回動範囲が狭くなりやすい。この構成では、タンクユニット4のカバー47を開位置に回動させたときに、タンク10の注入部45の上方にカバー47の一部が重なることが考えられる。これでは、注入部45の上方がカバー47によって遮られてしまうので、インクを注入するときに邪魔になりやすい。
このような課題に対して、本実施形態では、図9に示すように、カバー47の回動範囲を広げることができるため、タンクユニット4のカバー47を開位置に回動させたときに、タンク10の注入部45の上方にカバー47が重なることを避けやすくすることができる。
プリンター1の構成としては、ヒンジ部55の回動軸58がスキャナーユニット5の原稿載置面32とほぼ等しい高さである構成に限定されない。プリンター1の構成として、ヒンジ部55の回動軸58がスキャナーユニット5の原稿載置面32よりも上方に位置する構成も採用され得る。回動軸58が原稿載置面32よりも上方に位置すれば、カバー47の回動範囲を一層広げることができる。このため、タンクユニット4のカバー47を開位置に回動させたときに、タンク10の注入部45の上方にカバー47が重なることを一層避けやすくすることができる。
また、本実施形態では、図10に示すように、タンクユニット4を−Y軸方向に見たときに、カバー47が本体52Aに対して閉じた状態で、筐体7の印刷ユニット3側の端部からヒンジ部55までのX軸方向に沿った距離K1が、タンクユニット4の幅寸法H1の少なくとも半分である。タンクユニット4を−Y軸方向に見た状態は、タンクユニット4をヒンジ部55の回動軸58に沿った方向から見た状態に対応している。また、本実施形態において、X軸方向が第1方向に対応している。つまり、本実施形態において、X軸方向は、印刷ユニット3の側部81からタンクユニット4に向かう方向である。
上記の構成によれば、図11に示すように、カバー47を開いたときに、カバー47がプリンター1の側部81に突き当たることを避けやすい。このため、カバー47の回動範囲を広げることができるため、タンクユニット4のカバー47を開位置に回動させたときに、タンク10の注入部45の上方にカバー47が重なることを避けやすくすることができる。この結果、注入部45にインクを注入しやすくすることができる。なお、本実施形態では、距離K1の値が幅寸法H1の半分の値よりも大きい。これにより、カバー47を本体52Aに対して開いたときの回動可能な範囲を一層広げることができる。
上記各実施形態において、液体噴射装置は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したり塗布したりして消費する液体噴射装置であってもよい。なお、液体噴射装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体は、液体噴射装置で消費させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては、上記各実施形態で説明したようなインクの他、液晶等も挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。更に、インクとして、昇華転写インクを用いることができる。昇華転写インクは、例えば昇華性染料のような昇華性の色材を含むインクである。印刷方法は、そのような昇華転写インクを液体噴射装置により転写媒体に噴射し、その転写媒体を被印刷物に接触させ加熱して色材を昇華させて被印刷物に転写させる。被印刷物はTシャツやスマートフォン等である。このように、昇華性の色材を含むインクであれば、多様な被印刷物(印刷媒体)に印刷を行うことができる。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置であってもよい。また、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置であってもよい。
なお、本発明は、上述の実施形態や実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…プリンター、3…印刷ユニット、4…タンクユニット、5…スキャナーユニット、6…筐体、7…筐体、10…タンク、21…排紙部、22…正面、23…上面、25…窓部、26…正面、27…上面、28…側面、31…原稿カバー、32…原稿載置面、41…機構ユニット、42…印刷部、43…インク供給チューブ、45…注入部、46…視認面、47…カバー、48…上限マーク、49…下限マーク、51…第1筐体、52…第2筐体、52A…本体、55,55A,55B…ヒンジ部、56…ヒンジ軸、57…軸受、58…回動軸、61…手掛け部、63…背面、64…背面、67…供給口、68…蓋、81…側部、P…印刷媒体。

Claims (6)

  1. インクを噴射可能な印刷ヘッドを備えた印刷ユニットと、前記印刷ユニットの上部に位置する原稿載置面を含み、前記原稿載置面に載置された原稿に描出された画像を読み取り可能なスキャナーユニットと、を含むプリンターの前記印刷ユニットの側部に併設可能なタンクユニットであって、
    前記印刷ヘッドに供給される前記インクを収容可能なタンクと、
    前記タンクを覆う筐体と、を備え、
    前記タンクは、前記インクを注入可能な注入部を有し、
    前記筐体は、
    前記注入部を除く前記タンクの一部を覆う本体と、
    前記本体に対して開閉可能に回動し、前記筐体の上面の一部および前記筐体の側面の一部を構成し、前記本体に対して閉じた状態で、前記注入部を覆うカバーと、
    前記本体と前記カバーとを回動可能に連結するヒンジ部と、を有し、
    前記カバーは、前記印刷ユニットが設けられている方向に向かって開閉し、
    前記プリンターが使用されるときの姿勢を前記プリンターの使用姿勢として、前記使用姿勢において、前記ヒンジ部の回動軸が、前記原稿載置面よりも上方に位置する、
    ことを特徴とするタンクユニット。
  2. インクを噴射可能な印刷ヘッドを備えた印刷ユニットの側部に併設可能なタンクユニットであって、
    前記印刷ヘッドに供給される前記インクを収容可能なタンクと、
    前記タンクを覆う筐体と、を備え、
    前記タンクは、前記インクを注入可能な注入部を有し、
    前記筐体は、
    前記注入部を除く前記タンクの一部を覆う本体と、
    前記本体に対して開閉可能に回動し、前記筐体の上面の一部および前記筐体の側面の一部を構成し、前記本体に対して閉じた状態で、前記注入部を覆うカバーと、
    前記本体と前記カバーとを回動可能に連結するヒンジ部と、を有し、
    前記カバーは、前記印刷ユニットが設けられている方向に向かって開閉し、
    前記タンクユニットを前記ヒンジ部の回動軸に沿った方向から見たときに、前記印刷ユニットの前記側部から前記タンクユニットに向かう方向を第1方向として、前記カバーが前記本体に対して閉じた状態で、前記筐体の前記印刷ユニット側の端部から前記ヒンジ部までの前記第1方向に沿った距離が、前記タンクユニットの前記第1方向に沿った幅寸法の半分の値よりも大きい、
    ことを特徴とするタンクユニット。
  3. 請求項1または2に記載のタンクユニットにおいて、
    前記カバーは、前記筐体の前記上面及び前記側面に交差し、前記筐体の正面の一部及び前記筐体の背面の一部を構成している、
    ことを特徴とするタンクユニット。
  4. 請求項3に記載のタンクユニットにおいて、
    前記筐体の前記正面と、前記印刷ユニットの正面は、同一の平面内に位置しており、
    前記筐体の前記背面と、前記印刷ユニットの背面は、同一の平面内に位置している、
    ことを特徴とするタンクユニット。
  5. 請求項4に記載のタンクユニットにおいて、
    前記カバーのうち、前記印刷ユニットの前記正面が向いている方向と同じ方向に面する部分に手掛け部が設けられている、
    ことを特徴とするタンクユニット。
  6. インクを噴射可能な印刷ヘッドを備えた印刷ユニットと、
    前記印刷ユニットの上部に位置する原稿載置面を含み、前記原稿載置面に載置された原稿に描出された画像を読み取り可能なスキャナーユニットと、
    請求項1から5までのいずれか一項に記載のタンクユニットと、を備える、
    ことを特徴とするプリンター。
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