JP6672077B2 - 交通情報推定装置および交通情報推定方法 - Google Patents

交通情報推定装置および交通情報推定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6672077B2
JP6672077B2 JP2016106796A JP2016106796A JP6672077B2 JP 6672077 B2 JP6672077 B2 JP 6672077B2 JP 2016106796 A JP2016106796 A JP 2016106796A JP 2016106796 A JP2016106796 A JP 2016106796A JP 6672077 B2 JP6672077 B2 JP 6672077B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
vehicle
information
unit
probe information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016106796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017211957A (ja
Inventor
鈴木 美彦
美彦 鈴木
上野 秀樹
秀樹 上野
素直 和田
素直 和田
大場 義和
義和 大場
佐藤 俊雄
俊雄 佐藤
浩 堺
浩 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Infrastructure Systems and Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2016106796A priority Critical patent/JP6672077B2/ja
Publication of JP2017211957A publication Critical patent/JP2017211957A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6672077B2 publication Critical patent/JP6672077B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明の実施形態は、交通情報推定装置および交通情報推定方法に関する。
カメラを搭載したプローブ車両の撮像により得られた撮像画像に対して画像処理を行って、交通情報の推定や運転支援を行うプローブ情報システムが検討されている。当該システムでは、撮像により得られた撮像画像から、プローブ車両と先行車両との車間距離を算出し、当該算出した車間距離等を用いて交通情報の推定や運転支援を行うことが検討されている。
国際公開第2013/069131号 特開2007−179099号公報 特開2001−209883号公報 特開2014−164316号公報 特開2015−7902号公報 特開平09−134493号公報 特開2010−20462号公報
ところで、プローブ車両の運転が、交通の流れよりも速いと、先行車両との車間距離が短くなる。逆に、プローブ車両の運転が、交通の流れよりも遅いと、先行車両との車間距離が長くなる。
このようなプローブ車両の運転がなされている場合に、プローブ車両と先行車両との車間距離等を用いて推定された交通情報と本来の交通状況との誤差が大きくなる。
実施形態の交通情報推定装置は、取得部と、算出部と、推定部と、を備える。取得部は、プローブ車両の走行位置を示す位置情報と、プローブ車両の走行速度と、プローブ車両と先行車両との車間距離である先行車両車間距離と、プローブ車両に対する、当該プローブ車両が走行する自車線に隣接する隣接車線を走行する隣接車線車両の相対速度と、を含むプローブ情報を取得する。算出部は、プローブ情報が含む走行速度、先行車両車間距離、および相対速度に基づいて、プローブ情報の信頼度が低くなるに従って大きくなるリジェクト判定値を算出し、当該算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上のプローブ情報以外のプローブ情報を選択する。推定部は、選択したプローブ情報に基づいて、当該プローブ情報が含む位置情報が示す走行位置の道路の交通情報を推定する。
図1は、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムの構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムが有するプローブ車両のコックピットの構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムのプローブ車両およびプローブ情報処理サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムの判定条件記憶部が記憶するリジェクト判定条件の一例を説明するための図である。 図5Aは、第1の実施形態にかかるプローブ車両によるリジェクト判定値の算出処理の一例を説明するための図である。 図5Bは、第1の実施形態にかかるプローブ車両によるリジェクト判定値の算出処理の一例を説明するための図である。 図5Cは、第1の実施形態にかかるプローブ車両によるリジェクト判定値の算出処理の一例を説明するための図である。 図6は、第1の実施形態にかかるプローブ車両によるリジェクト判定値の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、第1の実施形態にかかるプローブ情報処理サーバによるリジェクト判定値の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる交通情報推定装置および交通情報推定方法を適用した交通情報推定システムについて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態にかかる交通情報推定システムは、プローブ車両1と、GPS(Global Positioning System)衛星STと、基地局Bと、プローブ情報処理サーバSと、を有する。プローブ車両1は、当該プローブ車両1の周囲(例えば、先行車両2、隣接車線車両4)を撮像する。先行車両2は、プローブ車両1の前方でありかつ当該プローブ車両1が走行する自車線と同一の車線を走行する車両である。隣接車線車両4は、プローブ車両1が走行する自車線に隣接する隣接車線を走行する車両である。
本実施形態では、プローブ車両1は、後述する携帯端末103(図2参照)を介して基地局Bと無線通信する制御装置100を有する。本実施形態では、制御装置100は、携帯端末103を介して基地局Bと無線通信しているが、これに限定するものではなく、携帯端末103を介さずに、基地局Bと無線通信可能とする通信インタフェースを介して、基地局Bと通信しても良い。制御装置100は、プローブ車両1に搭載され、当該プローブ車両1を制御する。また、制御装置100は、プローブ車両1の走行に関する情報(以下、プローブ情報と言う)を取得する。
例えば、制御装置100は、プローブ車両1と先行車両2との車間距離(以下、先行車両車間距離と言う)を所定の周期(例えば、数秒周期)で取得する。また、制御装置100は、GPS衛星STから受信するGPS信号に基づいて、プローブ車両1の走行位置を示す位置情報を取得する。例えば、位置情報は、プローブ車両1の走行位置の緯度、経度、高度、時刻、捕捉したGPS衛星STの数等を含むGPS情報である。また、制御装置100は、プローブ車両1の走行速度を取得する。本実施形態では、制御装置100は、取得するGPS情報に基づいて、プローブ車両1の走行速度を取得するが、これに限定するものではなく、プローブ車両1が有する走行系のシステムから、当該プローブ車両1の走行速度を取得しても良い。
さらに、制御装置100は、プローブ車両1と隣接車線車両4との相対速度を取得する。そして、制御装置100は、日時情報、先行車両車間距離、位置情報、走行速度、および相対速度を含むプローブ情報を、基地局Bを介して、プローブ情報処理サーバSに送信する。ここで、日時情報は、プローブ車両1が、位置情報が示す走行位置を走行した日時を示す情報である。本実施形態では、制御装置100は、日時情報をプローブ情報に含めているが、少なくとも、先行車両車間距離、位置情報、走行速度、および相対速度を含むプローブ情報を、プローブ情報処理サーバSに送信するものであれば良い。
GPS衛星STは、日時情報等を含むGPS信号を地上に送信する。基地局Bは、プローブ車両1と無線通信可能であり、プローブ車両1から送信されたプローブ情報を、プローブ情報処理サーバSに転送する。プローブ情報処理サーバSは、基地局Bを介してプローブ車両1から受信したプローブ情報等に基づいて、交通情報の推定を行う。
図2は、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムが有するプローブ車両のコックピットの構成の一例を示す図である。図2に示すように、プローブ車両1のコックピットには、制御装置100と、カメラ101,102と、携帯端末103と、GPSアンテナ104と、が設けられている。カメラ101,102は、先行車両2および隣接車線車両4を、互いに異なるアングルから撮像可能に設けられている。本実施形態では、カメラ101,102は、センタコンソールを挟んで左右対称に設けられている。
制御装置100は、カメラ101,102それぞれの撮像により得られた撮像画像に基づいて、カメラ101,102のアングルの視差を求める。そして、制御装置100は、求めた視差に基づいて、プローブ車両1の先端から先行車両2の後端までの距離である先行車両車間距離を算出する。本実施形態では、制御装置100は、カメラ101,102の撮像により得られた撮像画像を用いて、先行車両車間距離を算出しているが、これに限定するものではなく、ステレオカメラの撮像により得られた撮像画像を用いて、先行車両車間距離を算出しても良い。また、制御装置100は、同様に、カメラ101,102の撮像により得られた撮像画像に基づいて、プローブ車両1と隣接車線車両4との車間距離(以下、隣接車両車間距離と言う)を算出する。
GPSアンテナ104は、プローブ車両1の位置を取得するために、GPS衛星STから発信されるGPS信号を受信する。携帯端末103は、基地局Bを介して、プローブ情報処理サーバSとデータ通信を行う。本実施形態では、携帯端末103は、スマートフォンやタブレット端末等により構成されるが、プローブ情報処理サーバSと通信可能な装置であれば、これに限定するものではない。
図3は、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムのプローブ車両およびプローブ情報処理サーバの機能構成の一例を示すブロック図である。まず、図3を用いて、プローブ車両1の機能構成について説明する。図3に示すように、プローブ車両1の制御装置100は、撮像画像取得部110と、画像処理部111と、車間距離算出部112と、車速検出部113と、GPS通信部114と、リジェクト判定部115と、HTTP通信部116と、警告通知部117と、を有する。撮像画像取得部110は、カメラ101,102の撮像により得られた撮像画像を取得する。
画像処理部111は、撮像画像取得部110により取得された撮像画像に対してパターン認識を行って、車両画像および車線情報を検出する。ここで、車線情報は、プローブ車両1が走行する自車線に関する情報である。本実施形態では、車線情報は、プローブ車両1が走行する道路に設けられた中央線の色、中央線の長さ、中央線の間隔、プローブ車両1が走行する道路に設けられた車線の数、プローブ車両1が走行する車線の位置等を含む。そして、画像処理部111は、撮像画像から検出した車両画像および車線情報に基づいて、先行車両2および隣接車線車両4を検出する。
車間距離算出部112は、画像処理部111によって先行車両2が検出されると、カメラ101,102の画角および撮像画像から検出した車両画像の大きさに基づいて、先行車両車間距離を算出する。また、車間距離算出部112は、画像処理部111によって隣接車線車両4が検出された場合も、同様にして、隣接車両車間距離を算出する。すなわち、本実施形態では、画像処理部111および車間距離算出部112は、カメラ101,102の撮像により得られた撮像画像に対する画像処理を実行して、先行車両車間距離を算出する画像処理部の一例として機能する。車間距離算出部112は、カメラ101,102がステレオカメラである場合には、当該ステレオカメラの撮像により得られた視差に基づいて、先行車両車間距離および隣接車両車間距離を算出する。
また、本実施形態では、画像処理部111および車間距離算出部112は、2つのカメラ101,102の撮像により得られた撮像画像に対する画像処理によって、先行車両車間距離および隣接車両車間距離を算出しているが、これに限定するものではない。例えば、画像処理部111および車間距離算出部112は、1つのカメラの撮像により得られた撮像画像、3つ以上のカメラの撮像により得られた複数の撮像画像、プローブ車両1の周囲の360°を撮像可能なカメラの撮像により得られた撮像画像に対する画像処理によって、先行車両車間距離および隣接車両車間距離を算出しても良い。
GPS通信部114は、GPSアンテナ104等を含むGPSモジュール118を介して、GPS衛星STから、GPS信号を受信する。そして、GPS通信部114は、受信したGPS信号に基づいて、プローブ車両1の走行位置を示す位置情報を取得する。車速検出部113は、プローブ車両1の走行速度を検出する。本実施形態では、車速検出部113は、取得した位置情報が示すプローブ車両1の走行位置の時間変化に基づいて、プローブ車両1の走行速度を検出する。または、車速検出部113は、プローブ車両1の走行系のシステムから、プローブ車両1の走行速度を検出しても良い。
リジェクト判定部115は、GPS通信部114により取得された日時情報および位置情報と、車間距離算出部112により算出された先行車両車間距離と、車速検出部113により検出されたプローブ車両1の走行速度と、を取得する。また、リジェクト判定部115は、車間距離算出部112により算出された隣接車両車間距離を取得する。そして、リジェクト判定部115は、取得した隣接車両車間距離の時間変化に基づいて、プローブ車両1に対する隣接車線車両4の相対速度を算出する。すなわち、リジェクト判定部115(取得部の一例)は、日時情報、位置情報、先行車両車間距離、走行速度、および相対速度を含むプローブ情報を取得する。
また、リジェクト判定部115(算出部の一例)は、取得したプローブ情報が含む先行車両車間距離、プローブ車両1の走行速度、および相対速度に基づいて、当該プローブ情報のリジェクト判定値を算出する。ここで、リジェクト判定値は、取得したプローブ情報の信頼度が低くなるに従って大きくなる値である。例えば、リジェクト判定部115は、プローブ車両1の運転方法や先行車両2の運転方法等の偏りによる影響がプローブ情報に含まれる確率が高くなるに従い、リジェクト判定値を大きくする。
本実施形態では、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む先行車両車間距離、走行速度、および相対速度の組合せと、予め設定されたリジェクト判定条件とを比較する。ここで、リジェクト判定条件は、プローブ情報の信頼度が低いと判定する、先行車両車間距離、走行速度、および相対速度の組合せである。そして、リジェクト判定部115は、その比較結果に基づいて、リジェクト判定値を算出する。具体的には、リジェクト判定部115は、プローブ情報と一致するリジェクト判定条件に対して予め設定されたリジェクト判定値を、当該プローブ情報のリジェクト判定値として算出する。本実施形態では、リジェクト判定部115は、予め、プローブ情報処理サーバS(後述する判定条件記憶部207)から、リジェクト判定条件を取得しておくものとする。
HTTP通信部116は、取得したプローブ情報に、リジェクト判定値を付加して、プローブ情報処理サーバSに送信する。
警告通知部117は、リジェクト判定部115により算出されたリジェクト判定値が所定の閾値(例えば、5)以上である場合、プローブ情報の信頼度が低いと判断して、プローブ車両1の運転方法の改善を促す警告情報を、携帯端末103が有する表示部に表示する。ここで、所定の閾値は、プローブ情報の信頼度が低く、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外するリジェクト判定値の閾値である。
本実施形態では、警告通知部117は、リジェクト判定部115によって所定の閾値以上のリジェクト判定値が、所定時間または所定回数以上、連続して算出された場合に、警告情報を、携帯端末103が有する表示部に表示する。これにより、プローブ車両1の運転者は、プローブ車両1の運転方法の変更(例えば、走行速度の変更、先行車両車間距離の変更、車線変更)を行うことにより、リジェクト判定値が所定の閾値以上となる要因が継続されることを防止できる。本実施形態では、警告通知部117は、携帯端末103が有する表示部に警告情報を表示することによって、当該警告情報をプローブ車両1の運転者に通知しているが、これに限定するものではない。例えば、警告通知部117は、音声、警告ランプの点灯、バイブレータの振動等によって、プローブ車両1の運転者に対して警告情報を通知しても良い。
また、本実施形態では、警告通知部117は、プローブ車両1のリジェクト判定部115により算出されるリジェクト判定値が所定の閾値以上であるか否かの判断結果に基づいて、携帯端末103が有する表示部に対して警告情報を表示しているが、これに限定するものではない。警告通知部117は、リジェクト判定部115および後述するリジェクト判定部202の少なくとも一方により算出されるリジェクト判定値が所定の閾値以上であるか否かの判断結果に基づいて、携帯端末103が有する表示部に対して警告情報を表示するものであれば良い。
次に、図3を用いて、プローブ情報処理サーバSの機能構成について説明する。図3に示すように、プローブ情報処理サーバSは、HTTP通信部201と、リジェクト判定部202と、位置変換部203と、地図情報記憶部204と、交通状況推定部205と、学習データ制御部206と、判定条件記憶部207と、リジェクトデータ記憶部208と、を有する。HTTP通信部201は、プローブ車両1から、プローブ情報を取得する。
地図情報記憶部204は、道路の地図(以下、道路地図と言う)を記憶する。位置変換部203は、後述するリジェクト判定部202を介して、HTTP通信部201により取得したプローブ情報を受信する。そして、位置変換部203(特定部の一例)は、地図情報記憶部204が記憶する道路地図に基づいて、プローブ情報が含む位置情報が示す走行位置の道路の道路条件を特定する。ここで、道路条件は、プローブ情報の信頼度を低下させる道路の条件である。例えば、道路条件は、料金所付近で車線が存在しないこと、通勤時間帯に車線の増減が発生する区間であることである。
リジェクト判定部202(算出部の一例)は、HTTP通信部201により取得したプローブ情報が含む先行車両車間距離、走行速度、相対速度、および位置変換部203により特定された道路条件に基づいて、当該プローブ情報のリジェクト判定値を算出する。本実施形態では、リジェクト判定部202は、位置変換部203により特定された道路条件と、予め設定されたリジェクト判定条件とを比較する。ここで、リジェクト判定条件は、プローブ情報の信頼度が低いと判定する、先行車両車間距離、走行速度、相対速度、および道路条件の組合せである。そして、リジェクト判定部202は、その比較結果に基づいて、リジェクト判定値を算出する。本実施形態では、リジェクト判定部202は、取得したプローブ情報に付加されたリジェクト判定値に対して、位置変換部203により特定された道路条件と一致するリジェクト判定条件に対して予め設定された値を加算して、リジェクト判定値を算出し直す。
そして、リジェクト判定部202は、取得したプローブ情報のうち、算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上のプローブ情報以外のプローブ情報を選択する。言い換えると、リジェクト判定部202は、算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上のプローブ情報を、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外する。本実施形態では、リジェクト判定部202は、プローブ情報が含む先行車両車間距離、走行速度、および相対速度に加えて、位置変換部203により特定された道路条件に基づいて、リジェクト判定値を算出した場合、所定の閾値(例えば、「5」)を予め設定された値(例えば、「1」)分だけ上げる。また、リジェクト判定部202は、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外したプローブ情報を、リジェクトデータ記憶部208に保存する。
本実施形態では、プローブ車両1のリジェクト判定部115およびプローブ情報処理サーバSのリジェクト判定部202が協働して、リジェクト判定値を算出する算出部の一例として機能しているが、当該リジェクト判定部115および当該リジェクト判定部202のいずれか一方が、リジェクト判定値を算出する算出部の一例として機能しても良い。また、本実施形態では、リジェクト判定部115,202は、リジェクト判定条件を用いて、リジェクト判定値を算出しているが、これに限定するものではなく、リジェクト判定値を算出するための条件計算式を作成し、当該条件計算式を用いて、リジェクト判定値を算出しても良い。
交通状況推定部205(推定部の一例)は、リジェクト判定部202により選択されたプローブ情報に基づいて、位置変換部203により特定された道路の交通情報を推定する。これにより、信頼度が低いプローブ情報に基づいて交通情報が推定される可能性を低減できるので、プローブ情報に基づく交通情報の推定精度を向上させることができる。ここで、交通情報は、道路の交通に関する情報であり、例えば、道路の交通密度、交通流率、平均速度等である。その際、交通状況推定部205は、HTTP通信部201により取得したプローブ情報のうち、リジェクト判定部202によって除外されたプローブ情報を用いずに、交通情報を推定する。
学習データ制御部206は、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外されたプローブ情報に基づいて、判定条件記憶部207に記憶されたリジェクト判定条件を更新する。
なお、本実施形態では、プローブ車両1が有する制御装置100およびプローブ情報処理サーバSによって、交通情報推定装置を実現しているが、制御装置100およびプローブ情報処理サーバSのうちいずれか一方によって、交通情報推定装置を実現することも可能である。
次に、図4および図5A〜5Cを用いて、本実施形態にかかる交通情報推定システムが記憶するリジェクト判定条件について説明する。図4は、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムの判定条件記憶部が記憶するリジェクト判定条件の一例を説明するための図である。図5A〜5Cは、第1の実施形態にかかるプローブ車両によるリジェクト判定値の算出処理の一例を説明するための図である。
図4に示すように、判定条件記憶部207は、プローブ車両1の走行速度(「速い」、「普通」、または「遅い」)、先行車両車間距離(「狭い」、「普通」、または「広い」)、および相対速度(「遅い」、「同じ」、「速い」、または「車両未検出」)の組合せからなるリジェクト判定条件と、当該リジェクト判定条件に予め設定されたリジェクト判定値と、を対応付けて記憶している。また、判定条件記憶部207は、プローブ車両1の走行速度、先行車両車間距離、相対速度、および道路条件の組合せからなるリジェクト判定条件と、当該リジェクト判定条件に予め設定されたリジェクト判定値と、を対応付けて記憶している。
ここで、走行速度:「速い」は、プローブ車両1の走行速度が所定速度より速いことを示す。また、走行速度:「普通」は、プローブ車両1の走行速度が所定速度と同じであることを示す。また、走行速度:「遅い」は、プローブ車両1の走行速度が所定速度より遅いことを示す。また、先行車両車間距離:「狭い」は、先行車両車間距離が所定距離より短いことを示す。また、先行車両車間距離:「普通」は、先行車両車間距離が所定距離であることを示す。また、先行車両車間距離:「広い」は、先行車両車間距離が所定距離より長いことを示す。また、相対速度:「遅い」は、隣接車線車両4の速度がプローブ車両1の走行速度より遅いことを示す。また、相対速度:「同じ」は、隣接車線車両4の速度がプローブ車両1の走行速度と同じであることを示す。また、相対速度:「速い」は、隣接車線車両4の速度がプローブ車両1の走行速度より速いことを示す。また、相対速度:「車両未検出」は、隣接車線車両4が無いことを示す。
まず、プローブ車両1のリジェクト判定部115によるリジェクト判定値の算出処理について説明する。
リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度、先行車両車間距離、および相対速度に基づいて、プローブ車両1が走行する自車線の渋滞度と隣接車線の渋滞度との差分を求める。そして、リジェクト判定部115は、当該差分が大きくなるに従いリジェクト判定値を大きくする。本実施形態では、リジェクト判定部115は、当該差分を、リジェクト判定値に加算することによって、当該差分が大きくなるに従いリジェクト判定値が大きくなるようにする。
例えば、図5Aに示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「狭い」で、かつ相対速度が「遅い」である場合、プローブ車両1が走行する自車線および隣接車線が共に渋滞している可能性が高く、当該プローブ情報の信頼性が高いと考えられる。したがって、リジェクト判定部115は、図4に示すように、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「狭い」で、かつ相対速度が「遅い」である場合、自車線の渋滞度:「6」と隣接車線の渋滞度:「7」との差分:「1」をリジェクト判定値に加算して、当該リジェクト判定値を小さく保つ。
また、図5Aに示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「狭い」で、かつ相対速度が「同じ」である場合も、プローブ車両1が走行する自車線および隣接車線が共に渋滞している可能性が高く、当該プローブ情報の信頼性が高いと考えられる。したがって、リジェクト判定部115は、図4に示すように、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「狭い」で、かつ相対速度が「同じ」である場合、自車線の渋滞度:「6」と隣接車線の渋滞度:「5」との差分:「1」をリジェクト判定値に加算して、当該リジェクト判定値を小さく保つ。
一方、図5Aに示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「狭い」で、かつ相対速度が「速い」または「未検出」である場合、隣接車線では車両が順調に流れかつ先行車両2を追い越し可能であるにも関わらず、先行車両2との車間距離を詰めている。この場合、プローブ車両1があおり運転を行っている可能性があり、プローブ情報の信頼性が低いと考えられる。したがって、図4に示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「狭い」で、かつ相対速度が「速い」または「車両未検出」である場合、自車線の渋滞度:「6」と隣接車線の渋滞度:「3」との差分:「3」をリジェクト判定値に加算して、当該リジェクト判定値を大きくする。
また、図5Bに示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「普通」で、かつ相対速度が「遅い」である場合、プローブ車両1が走行する自車線および隣接車線が共に渋滞している可能性が高い。したがって、図4に示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「普通」で、かつ相対速度が「遅い」である場合、自車線の渋滞度:「5」と隣接車線の渋滞度:「7」との差分:「2」をリジェクト判定値に加算して、当該リジェクト判定値を大きくする。
また、図5Bに示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「普通」で、かつ相対速度が「同じ」である場合、プローブ車両1が走行する自車線および隣接車線が共に混雑している可能性が高い。したがって、図4に示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「普通」で、かつ相対速度が「同じ」である場合、自車線の渋滞度:「5」と隣接車線の渋滞度:「5」との差分が「0」になるため、リジェクト判定値を大きくしない。
また、図5Bに示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「普通」で、かつ相対速度が「速い」または「車両未検出」である場合、自車線は混雑しているが、プローブ車両1が先行車両2を追い越し可能であると考えられる。したがって、図4に示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「普通」で、かつ相対速度が「速い」または「車両未検出」である場合、自車線の渋滞度:「5」と隣接車線の渋滞度「3」との差分:「2」をリジェクト判定値に加算して、当該リジェクト判定値を大きくする。
また、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度、先行車両車間距離、および相対速度に基づいて、画像処理部111および車間距離算出部112による画像処理の失敗の確率を求める。そして、リジェクト判定部115は、求めた確率が大きくなるに従いリジェクト判定値を大きくする。
例えば、図5Cに示すように、リジェクト判定部115は、走行速度が「遅い」でかつ先行車両車間距離が「広い」である場合、プローブ車両1が走行する自車線が渋滞しているにも関わらず、先行車両車間距離が広くなっており、画像処理部111および車間距離算出部112による画像処理が失敗した確率が高い。そのため、図4に示すように、リジェクト判定部115は、走行速度が「遅い」でかつ先行車両車間距離が「広い」である場合、相対速度に関わらず、画像処理が失敗した確率に対応する値(以下、画像処理失敗確率値と言う。例えば、「3」)を、リジェクト判定値に加算する。
また、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度、先行車両車間距離、および相対速度に基づいて、プローブ車両1の運転方法に偏りがある確率を求める。そして、リジェクト判定部115は、当該求めた確率が大きくなるに従いリジェクト判定値を大きくする。例えば、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」でかつ先行車両車間距離が「広い」である場合、プローブ車両1が走行する自車線が渋滞しているにも関わらず、先行車両車間距離が広くなっており、プローブ車両1の運転方法に偏りがある確率が高い。そのため、図4に示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」でかつ先行車両車間距離が「広い」である場合、プローブ車両1の運転方法に偏りがある確率に対応する値(以下、自車両運転偏り値と言う。例えば、「1」)を、リジェクト判定値に加算する。
さらに、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度、先行車両車間距離、および相対速度に基づいて、先行車両2の運転方法に偏りがある確率を求める。そして、リジェクト判定部115は、当該求めた確率が大きくなるに従いリジェクト判定値を大きくする。例えば、走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「狭い」で、かつ相対速度が「速い」である場合、プローブ車両1が走行する道路が渋滞しているか、先行車両2が異常に遅い車両であるか(例えば、若葉マークを付けた先行車両2が迷っている等)など、隣接車線車両4の走行速度が速く、先行車両2の運転方法に偏りがある確率が高い。そのため、図4に示すように、リジェクト判定部115は、プローブ情報が含む走行速度が「遅い」で、先行車両車間距離が「狭い」で、かつ相対速度が「速い」である場合、先行車両2の運転方法に偏りがある確率に対応する値(以下、先行車両運転偏り値と言う。例えば、「1」)を、リジェクト判定値に加算する。
すなわち、図4に示すように、リジェクト判定部115は、プローブ車両1が走行する自車線の渋滞度と隣接車線の渋滞度との差分、画像処理失敗確率値、自車両運転偏り値、および先行車両運転偏り値の合計を、リジェクト判定値として算出する。
次に、プローブ情報処理サーバSのリジェクト判定部202によるリジェクト判定値の算出処理について説明する。
リジェクト判定部202は、プローブ情報が含む走行速度、先行車両車間距離、相対速度、および位置変換部203により特定された道路条件に基づいて、リジェクト判定値を算出する。本実施形態では、リジェクト判定部202は、位置変換部203により特定された道路条件に基づいて、プローブ車両1の運転方法の偏りが道路条件によるものである確率を求める。そして、リジェクト判定部202は、当該求めた確率が大きくなるに従いリジェクト判定値を大きくする。
例えば、図4に示すように、リジェクト判定部202は、位置変換部203により特定された道路条件が、道路の分岐または合流である場合、プローブ車両1の運転方法の偏りが道路条件によるものである確率を上げる。そして、リジェクト判定部202は、当該確率に対応する値(以下、道路条件運転偏り値と言う。例えば、「1」)を、プローブ車両1から取得したプローブ情報に付加されたリジェクト判定値に加算する。
また、図4に示すように、リジェクト判定部202は、位置変換部203により特定された道路条件が、道路の分岐または合流、車線の減少、車線規制、および急カーブである場合、プローブ車両1の運転方法の偏りが道路条件によるものである確率を上げる。そして、リジェクト判定部202は、当該確率に対応する道路条件運転偏り値:「2」を、プローブ車両1から取得したプローブ情報に付加されたリジェクト判定値に加算する。
すなわち、図4に示すように、リジェクト判定部115,202は、プローブ車両1が走行する自車線の渋滞度と隣接車線の渋滞度との差分、画像処理失敗確率値、自車両運転偏り値、先行車両運転偏り値、および道路条件運転偏り値の合計を、リジェクト判定値として算出する。
次に、図6を用いて、本実施形態にかかるプローブ車両1によるリジェクト判定値の算出処理の流れについて説明する。図6は、第1の実施形態にかかるプローブ車両によるリジェクト判定値の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
リジェクト判定部115は、車間距離算出部112により算出される隣接車両車間距離の時間変化に基づいて、プローブ車両1に対する隣接車線車両4の相対速度を算出する(ステップS601)。次に、リジェクト判定部115は、車間距離算出部112により算出される先行車両車間距離、車速検出部113により検出されるプローブ車両1の走行速度、および相対速度に基づいて、リジェクト判定値を算出する(ステップS602)。さらに、リジェクト判定部115は、算出したリジェクト判定値が、所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS603)。
そして、リジェクト判定部115は、算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上である場合(ステップS603:Yes)、先行車両車間距離、走行速度、および相対速度を含むプローブ情報に、リジェクト判定値およびリジェクト情報を付加する(ステップS604)。ここで、リジェクト情報は、交通情報の推定に用いるプローブ情報からの除外を指示する情報である。リジェクト判定部115は、算出したリジェクト判定値が所定の閾値より小さい場合(ステップS603:No)、プローブ情報にリジェクト情報を付加しない。その後、リジェクト判定部115は、プローブ情報を、HTTP通信部116を経由して、プローブ情報処理サーバSへ送信する(ステップS605)。
次に、図7を用いて、本実施形態にかかるプローブ情報処理サーバSによるリジェクト判定値の算出処理の流れについて説明する。図7は、第1の実施形態にかかるプローブ情報処理サーバによるリジェクト判定値の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。
HTTP通信部201によってプローブ情報が取得されると、位置変換部203は、取得したプローブ情報が含む位置情報が示す走行位置に対応する、道路地図上における道路を特定する(ステップS701)。さらに、位置変換部203は、特定した道路の道路条件を特定する(ステップS702)。
リジェクト判定部202は、HTTP通信部201により取得したプローブ情報が含む先行車両車間距離、走行速度、相対速度、および位置変換部203により特定された道路条件に基づいて、リジェクト判定値を算出する(ステップS703)。次いで、リジェクト判定部202は、算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS704)。そして、リジェクト判定部202は、算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上である場合(ステップS704:Yes)、取得したプローブ情報を、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外する(ステップS705)。リジェクト判定部202は、算出したリジェクト判定値が所定の閾値より小さい場合(ステップS704:No)、取得したプローブ情報を、交通情報の推定に用いるプローブ情報とする。
このように、第1の実施形態にかかる交通情報推定システムによれば、プローブ情報に基づく交通情報の推定精度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、プローブ車両の走行位置の道路条件が、複数の車線のうち1つの車線のみが走行可能な車線規制の区間である場合、プローブ情報が含む相対速度を除いて、リジェクト判定値を算出する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
位置変換部203により特定される道路条件が、道路工事中や事故発生等による車線規制の区間で、複数の車線のうち一方の車線しか走行できない場合、隣接車線車両4が存在し得ないにも関わらず、プローブ情報が含む相対速度が「車両未検出」であることに基づいて、当該プローブ情報が、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外されるのは好ましくない。
そこで、リジェクト判定部202は、位置変換部203により特定される道路条件が、複数の車線のうち1つの車線のみが走行可能な車線規制の区間である場合、プローブ情報が含む相対速度を除いて、当該プローブ情報が含む走行速度および先行車両車間距離に基づいて、リジェクト判定値を算出する。リジェクト判定部202は、道路管制センター等の外部装置から通知される道路交通情報等に基づいて、位置変換部203により特定される道路条件を更新することも可能である。
これにより、プローブ車両1が走行する道路の道路条件に適したプローブ情報に基づいて、リジェクト判定値が算出されるので、当該プローブ情報に基づく道路状況の推定精度を向上させることができる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、プローブ情報が含む日時情報が示す日時、当該日時の曜日、および当該日時の天候の少なくとも1つが、車線毎に異なる交通量となる日時、曜日、または天候を示す統計データと一致した場合、プローブ情報が含む相対速度を除いて、リジェクト判定値を算出する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
車線毎に交通量が異なる傾向は、道路の合流や分岐による影響が大きいが、その傾向は、日時、曜日、または天候によっても大きく左右される。車線毎に交通量が異なると、プローブ車両1が走行する自車線の渋滞度と隣接車線の渋滞度との差分が大きくなる。その結果、車線毎に交通量が異なる道路を走行したプローブ車両1から受信したプローブ情報が、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外され、プローブ車両1が走行する道路の交通情報の推定精度が下がる可能性がある。
そこで、プローブ情報処理サーバSは、車線毎に異なる交通量の傾向を把握するために、道路と、統計データと、を対応付けて記憶する記憶部を備える。ここで、統計データは、車線毎に交通量が異なる傾向が生じる日時、曜日、または天候を示すデータである。そして、リジェクト判定部202は、プローブ情報が含む日時情報が示す日時、当該日時の曜日、および当該日時の天候の少なくとも1つと、位置変換部203により特定した道路と対応付けられた統計データとが一致した場合、プローブ情報が含む相対速度を除いて、当該プローブ情報が含む走行速度および先行車両車間距離に基づいて、リジェクト判定値を算出する。
これにより、プローブ車両1が走行する道路が、日時、曜日、および天候の少なくとも1つによって車線毎に交通量が異なる道路である場合、隣接車線の交通状況がリジェクト判定値に反映されて、プローブ情報が、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外されることを防止できるので、プローブ車両1が走行する自車線の交通情報の推定精度を向上させることができる。
また、プローブ情報処理サーバSは、車線と、当該車線の交通量が隣接車線と異なる日時、曜日、天候等の統計データとを対応付けて記憶しても良い。位置変換部203は、道路地図に基づいて、プローブ情報が含む位置情報が示す走行位置の車線を特定する。そして、リジェクト判定部202は、位置変換部203により特定した車線と対応付けられた統計データと、当該車線を走行した日時、曜日、または天候とが一致した場合、プローブ情報が含む相対速度を除いて、当該プローブ情報が含む走行速度および先行車両車間距離に基づいて、リジェクト判定値を算出する。
(第4の実施形態)
本実施形態は、同一の走行位置を走行したプローブ車両から取得したプローブ情報のリジェクト判定値が、所定時間または所定回数連続して、所定の閾値以上である場合、当該プローブ車両が有する撮像部の撮像により得られた撮像画像を取得し、当該撮像画像を記憶部に保存する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
合流や分岐が近くに無い道路であるにも関わらず、同一の位置情報を含むプローブ情報(言い換えると、同一の道路を走行したプローブ車両1から取得したプローブ情報)が、所定時間または所定回数連続して、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外されることがある。言い換えると、同一の位置情報を含むプローブ情報のリジェクト判定値が、所定時間または所定回数連続して、所定の閾値以上となる場合がある。この場合、プローブ情報処理サーバSの学習データ制御部206(学習部の一例)は、プローブ車両1の制御装置100に対して、HTTP通信部201を介して、当該プローブ情報の取得先のプローブ車両1が有するカメラ101,102の撮像により得られた撮像画像の取得を要求する。
プローブ車両1の制御装置100は、プローブ情報処理サーバSから撮像画像の取得が要求されると、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外されたプローブ情報が含む位置情報が示す走行位置において、カメラ101,102の撮像により得られた撮像画像を、HTTP通信部116を介して、プローブ情報処理サーバSに送信する。プローブ情報処理サーバSの学習データ制御部206は、プローブ車両1の制御装置100から取得した撮像画像を取得し、当該撮像画像をリジェクトデータ記憶部208(記憶部の一例)に保存する。
これにより、プローブ情報処理サーバSのメンテナンス作業を行う際等に、リジェクトデータ記憶部208に記憶された撮像画像を分析することにより、ある道路を走行したプローブ車両1から受信したプローブ情報が、交通情報の推定に用いるプローブ情報から頻繁に除外される場合に、その原因を検出することができる。
また、学習データ制御部206は、リジェクトデータ記憶部208に記憶された撮像画像に対して、リジェクト判定値が大きくなった原因を検出する画像分析を行い、その結果に基づいて、リジェクト判定条件を変更することも可能である。
(第5の実施形態)
本実施形態は、プローブ情報について算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上である場合、当該プローブ情報が含む走行速度および相対速度に基づいて、当該リジェクト判定値が下がるように、当該プローブ情報が含む先行車両車間距離を補正し、当該補正後の先行車両車間距離を含むプローブ情報に基づいて、リジェクト判定値を算出し直す例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
プローブ情報処理サーバSのリジェクト判定部202は、プローブ情報について算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上である場合、当該プローブ情報が含む走行速度および相対速度に基づいて、当該リジェクト判定値が下がるように、当該プローブ情報が含む先行車両車間距離を補正する。
本実施形態では、リジェクト判定部202は、プローブ情報が含む走行速度および相対速度に基づいて、プローブ車両1の走行位置の道路における車両の平均速度を算出する。次いで、リジェクト判定部202は、プローブ情報が含む先行車両車間距離を、算出した平均速度に対して予め設定された車間距離に補正する。本実施形態では、プローブ情報処理サーバSは、平均速度毎に、当該平均速度で車両が走行する道路において交通情報の推定精度を高める車間距離を予め記憶している。その後、リジェクト判定部202は、プローブ情報が含む走行速度、補正後の先行車両車間距離、および相対速度に基づいて、リジェクト判定値を算出し直す。
これにより、交通情報の推定に用いるプローブ情報から除外されるプローブ情報の数を減らすことができるので、プローブ車両1から取得したプローブ情報を有効に活用して交通情報を推定することが可能となる。
(第6の実施形態)
本実施形態は、道路のインフラの変更に基づいて、道路条件の特定に用いる道路地図を更新する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
プローブ情報処理サーバSの位置変換部203は、新しい道路の開通、車線の増減等、道路のインフラに変更が生じた場合、当該道路のインフラの変更に基づいて、地図情報記憶部204に記憶された道路地図を更新する。これにより、最新の道路条件に基づいて、リジェクト判定値が算出されるので、プローブ情報の信頼度がより反映されたリジェクト判定値を算出することができる。
本実施形態では、位置変換部203は、地図情報記憶部204に記憶された道路地図に基づいて、プローブ車両1が走行する道路の道路条件を特定しているが、これに限定するものではなく、例えば、デジタルマップの提供事業者が有する専用サーバ等の外部装置が記憶する道路地図に基づいて、プローブ車両1が走行する道路の道路条件を特定しても良い。
以上説明したとおり、第1から第6の実施形態によれば、プローブ情報に基づく交通情報の推定精度を向上させることができる。
なお、本実施形態の制御装置100およびプローブ情報処理サーバSで実行されるプログラムは、ROM(Read Only Memory)等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の制御装置100およびプローブ情報処理サーバSで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の制御装置100およびプローブ情報処理サーバSで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の制御装置100およびプローブ情報処理サーバSで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の制御装置100で実行されるプログラムは、上述した各部(撮像画像取得部110、画像処理部111、車間距離算出部112、車速検出部113、GPS通信部114、リジェクト判定部115、HTTP通信部116、および警告通知部117)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(Central Processing Unit)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、撮像画像取得部110、画像処理部111、車間距離算出部112、車速検出部113、GPS通信部114、リジェクト判定部115、HTTP通信部116、および警告通知部117が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本実施形態のプローブ情報処理サーバSで実行されるプログラムは、上述した各部(HTTP通信部201、リジェクト判定部202、位置変換部203、交通状況推定部205、および学習データ制御部206)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(Central Processing Unit)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、HTTP通信部201、リジェクト判定部202、位置変換部203、交通状況推定部205、および学習データ制御部206が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 プローブ車両
2 先行車両
4 隣接車線車両
100 制御装置
101,102 カメラ
103 携帯端末
104 GPSアンテナ
110 撮像画像取得部
111 画像処理部
112 車間距離算出部
113 車速検出部
114 GPS通信部
115,202 リジェクト判定部
116,201 HTTP通信部
117 警告通知部
203 位置変換部
204 地図情報記憶部
205 交通状況推定部
206 学習データ制御部
207 判定条件記憶部
208 リジェクトデータ記憶部
B 基地局
S プローブ情報処理サーバ
ST GPS衛星

Claims (18)

  1. プローブ車両の走行位置を示す位置情報と、前記プローブ車両の走行速度と、前記プローブ車両と先行車両との車間距離である先行車両車間距離と、前記プローブ車両に対する、当該プローブ車両が走行する自車線に隣接する隣接車線を走行する隣接車線車両の相対速度と、を含むプローブ情報を取得する取得部と、
    前記プローブ情報が含む前記走行速度、前記先行車両車間距離、および前記相対速度に基づいて、前記プローブ情報の信頼度が低くなるに従って大きくなるリジェクト判定値を算出し、当該算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上の前記プローブ情報以外の前記プローブ情報を選択する算出部と、
    前記選択したプローブ情報に基づいて、当該プローブ情報が含む前記位置情報が示す前記走行位置の道路の交通情報を推定する推定部と、
    を備えた交通情報推定装置。
  2. 前記算出部は、前記プローブ情報が含む前記走行速度、前記先行車両車間距離、および前記相対速度に基づいて、前記自車線の渋滞度と前記隣接車線の渋滞度との差分を求め、当該差分が大きくなるに従い前記リジェクト判定値を大きくする請求項1に記載の交通情報推定装置。
  3. 前記プローブ車両が有する撮像部の撮像により得られた撮像画像に対して画像処理を実行して、前記先行車両車間距離を算出する画像処理部を備え、
    前記算出部は、前記プローブ情報が含む前記走行速度、前記先行車両車間距離、および前記相対速度に基づいて、前記画像処理部の画像処理の失敗の確率を求め、当該確率が大きくなるに従い前記リジェクト判定値を大きくする請求項1に記載の交通情報推定装置。
  4. 道路の地図に基づいて、前記走行位置の道路における、前記プローブ情報の信頼度を低下させる道路条件を特定する特定部を備え、
    前記算出部は、前記プローブ情報が含む前記走行速度、前記先行車両車間距離、および前記相対速度に加えて、前記道路条件に基づいて、前記リジェクト判定値を算出する請求項1に記載の交通情報推定装置。
  5. 前記算出部は、前記道路条件が、複数の車線のうち1つの車線のみが走行可能車線規制の区間である場合、前記プローブ情報が含む前記相対速度を除いて、前記リジェクト判定値を算出する請求項4に記載の交通情報推定装置。
  6. 道路と、当該道路が車線毎に異なる交通量となる、日時、または日を示す統計データとを対応付けて記憶する記憶部を備え、
    前記取得部は、前記プローブ車両が前記走行位置を走行した日時を示す日時情報を含む前記プローブ情報を取得し、
    前記算出部は、前記プローブ情報が含む前記日時情報が示す日時、および当該日時の曜日の少なくとも1つが、前記走行位置の道路と対応付けて記憶された前記統計データと一致した場合、前記プローブ情報が含む前記相対速度を除いて、前記リジェクト判定値を算出する請求項1に記載の交通情報推定装置。
  7. 同一の前記位置情報を含む前記プローブ情報の前記リジェクト判定値が、所定時間または所定回数連続して、前記所定の閾値以上である場合、当該位置情報を含む前記プローブ情報の取得先の前記プローブ車両が有する撮像部の撮像により得られた撮像画像を取得し、当該取得した撮像画像を記憶部に保存する学習部をさらに備えた請求項1に記載の交通情報推定装置。
  8. 前記算出部は、前記リジェクト判定値が前記所定の閾値以上である場合、前記プローブ情報が含む前記走行速度および前記相対速度に基づいて、前記リジェクト判定値が下がるように、当該プローブ情報が含む前記先行車両車間距離を補正して、前記リジェクト判定値を算出し直す請求項1に記載の交通情報推定装置。
  9. 前記特定部は、道路のインフラの変更に基づいて、前記道路の地図を更新する請求項4に記載の交通情報推定装置。
  10. 交通情報推定システムで実行される交通情報推定方法であって、
    取得部が、プローブ車両の走行位置を示す位置情報と、前記プローブ車両の走行速度と、前記プローブ車両と先行車両との車間距離である先行車両車間距離と、前記プローブ車両に対する、当該プローブ車両が走行する自車線に隣接する隣接車線を走行する隣接車線車両の相対速度と、を含むプローブ情報を取得する工程と
    算出部が、前記プローブ情報が含む前記走行速度、前記先行車両車間距離、および前記相対速度に基づいて、前記プローブ情報の信頼度が低くなるに従って大きくなるリジェクト判定値を算出し、当該算出したリジェクト判定値が所定の閾値以上の前記プローブ情報以外の前記プローブ情報を選択する工程と
    推定部が、前記選択したプローブ情報に基づいて、当該プローブ情報が含む前記位置情報が示す前記走行位置の道路の交通情報を推定する工程と
    含む交通情報推定方法。
  11. 前記算出部は、前記プローブ情報が含む前記走行速度、前記先行車両車間距離、および前記相対速度に基づいて、前記自車線の渋滞度と前記隣接車線の渋滞度との差分を求め、当該差分が大きくなるに従い前記リジェクト判定値を大きくする請求項10に記載の交通情報推定方法。
  12. 画像処理部が、前記プローブ車両が有する撮像部の撮像により得られた撮像画像に対して画像処理を実行して、前記先行車両車間距離を算出する工程をさらに含み
    前記算出部は、前記プローブ情報が含む前記走行速度、前記先行車両車間距離、および前記相対速度に基づいて、前記画像処理の失敗の確率を求め、当該確率が大きくなるに従い前記リジェクト判定値を大きくする請求項10に記載の交通情報推定方法。
  13. 特定部が、道路の地図に基づいて、前記走行位置の道路における、前記プローブ情報の信頼度を低下させる道路条件を特定する工程をさらに含み
    前記算出部は、前記プローブ情報が含む前記走行速度、前記先行車両車間距離、および前記相対速度に加えて、前記道路条件に基づいて、前記リジェクト判定値を算出する請求項10に記載の交通情報推定方法。
  14. 前記算出部は、前記道路条件が、複数の車線のうち1つの車線のみが走行可能車線規制の区間である場合、前記プローブ情報が含む前記相対速度を除いて、前記リジェクト判定値を算出する請求項13に記載の交通情報推定方法。
  15. 前記取得部は、前記プローブ車両が前記走行位置を走行した日時を示す日時情報を含む前記プローブ情報を取得し、
    前記算出部は、道路と、当該道路が車線毎に異なる交通量となる、日時、または日を示す統計データとを対応付けて記憶する記憶部において、前記プローブ情報が含む前記日時情報が示す日時、および当該日時の曜日の少なくとも1つと一致する前記統計データが記憶されている場合、前記プローブ情報が含む前記相対速度を除いて、前記リジェクト判定値を算出する請求項10に記載の交通情報推定方法。
  16. 学習部が、同一の前記位置情報を含む前記プローブ情報の前記リジェクト判定値が、所定時間または所定回数連続して、前記所定の閾値以上である場合、当該位置情報を含む前記プローブ情報の取得先の前記プローブ車両が有する撮像部の撮像により得られた撮像画像を取得し、当該取得した撮像画像を記憶部に保存する工程をさらに含む請求項10に記載の交通情報推定方法。
  17. 前記算出部は、前記リジェクト判定値が前記所定の閾値以上である場合、前記プローブ情報が含む前記走行速度および前記相対速度に基づいて、前記リジェクト判定値が下がるように、当該プローブ情報が含む前記先行車両車間距離を補正して、前記リジェクト判定値を算出し直す請求項10に記載の交通情報推定方法。
  18. 前記特定部は、道路のインフラの変更に基づいて、前記道路の地図を更新する請求項13に記載の交通情報推定方法。
JP2016106796A 2016-05-27 2016-05-27 交通情報推定装置および交通情報推定方法 Active JP6672077B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016106796A JP6672077B2 (ja) 2016-05-27 2016-05-27 交通情報推定装置および交通情報推定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016106796A JP6672077B2 (ja) 2016-05-27 2016-05-27 交通情報推定装置および交通情報推定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017211957A JP2017211957A (ja) 2017-11-30
JP6672077B2 true JP6672077B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=60476256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016106796A Active JP6672077B2 (ja) 2016-05-27 2016-05-27 交通情報推定装置および交通情報推定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6672077B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7009972B2 (ja) * 2017-12-18 2022-01-26 トヨタ自動車株式会社 サーバ装置および渋滞特定方法
JP6886938B2 (ja) * 2018-03-29 2021-06-16 株式会社トヨタマップマスター 情報生成装置、情報生成方法、プログラム及び記録媒体
JP7271258B2 (ja) * 2019-03-28 2023-05-11 本田技研工業株式会社 車両用運転支援システム
JP2021086169A (ja) * 2019-11-25 2021-06-03 トヨタ自動車株式会社 自動運転制御システム、サーバ装置、及びプログラム
US11713977B2 (en) * 2019-12-19 2023-08-01 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method, and medium
JP7307699B2 (ja) * 2020-03-31 2023-07-12 株式会社Soken 物体検出装置
CN112560609B (zh) * 2020-12-03 2022-11-15 北京百度网讯科技有限公司 路况预估方法、建立路况预估模型的方法及对应装置
WO2022219671A1 (ja) * 2021-04-12 2022-10-20 三菱電機株式会社 データ抽出装置、データ抽出方法およびデータ送信装置
CN113657265B (zh) * 2021-08-16 2023-10-10 长安大学 一种车辆距离探测方法、系统、设备及介质
WO2023073747A1 (ja) * 2021-10-25 2023-05-04 三菱電機株式会社 路面状態推定システム、路面状態推定装置、プローブ移動体、および路面状態推定プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3353656B2 (ja) * 1997-07-09 2002-12-03 トヨタ自動車株式会社 情報提供システム及びこれに用いる情報処理装置
JP2009217376A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nissan Motor Co Ltd 交通情報生成システム、交通情報生成装置、及び交通情報生成方法
DE112011105838T5 (de) * 2011-11-10 2014-08-28 Mitsubishi Electric Corp. Zentrum-Seitensystem und Fahrzeug-Seitensystem
JP5846014B2 (ja) * 2012-03-30 2016-01-20 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 プローブ情報統計システム、プローブ情報統計方法およびプローブ情報統計プログラム
JP2016057066A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 パイオニア株式会社 判定装置、走行レーン判定方法、及び、走行レーン判定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017211957A (ja) 2017-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6672077B2 (ja) 交通情報推定装置および交通情報推定方法
US11048269B1 (en) Analyzing telematics data to determine travel events and corrective actions
US10303168B2 (en) On-vehicle control device, host vehicle position and posture specifying device, and on-vehicle display device
JP6325806B2 (ja) 車両位置推定システム
JP6567602B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法
US9371072B1 (en) Lane quality service
US11039384B2 (en) Wireless communication system, information acquiring terminal, computer program, method for determining whether to adopt provided information
JP5461065B2 (ja) 現在位置特定装置とその現在位置特定方法
US20170089717A1 (en) Use of road lane data to improve traffic probe accuracy
US11193782B2 (en) Vehicle position estimation apparatus
JP6823651B2 (ja) 推奨走行速度提供プログラム、走行支援システム、車両制御装置および自動走行車両
EP4394740A2 (en) Integrating online navigation data with cached navigation data during active navigation
JP6342104B1 (ja) 車両位置推定装置
US11592581B2 (en) Dual inertial measurement units for inertial navigation system
US9783101B2 (en) Vehicle turning alarm method and vehicle turning alarm device
AU2019202850A1 (en) Travel speed calculation device and travel speed calculation method
JP2018133085A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および移動体
US10565876B2 (en) Information processing apparatus, onboard device, information processing system, and information processing method
JP2019105612A (ja) 車載装置、情報提示方法
AU2019210682A1 (en) Probe information processing apparatus
JP6629007B2 (ja) 運転支援装置、運転支援方法、及びプログラム
US11609342B2 (en) Latency compensation in inertial navigation system
JP6523907B2 (ja) 車間距離検出システム、車間距離検出方法、およびプログラム
EP4116676A1 (en) Electronic horizon for adas function
KR101887647B1 (ko) 가시거리 기반의 경보 방법 및 이를 위한 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170911

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170912

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6672077

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150