JP6671603B1 - 管理サーバ、交通制御システム、交通制御方法および交通制御プログラム - Google Patents

管理サーバ、交通制御システム、交通制御方法および交通制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】規制区域において車両を効率的に誘導することができる管理サーバ、交通制御システム、交通制御方法および交通制御プログラムを提供する。【解決手段】送受信部101は、規制区域を撮像する、静止画または動画である画像データを監視カメラ300から受信し、車両判断部102は、受信した画像データから人工知能を用いて規制区域に車両が存在するか否かを判断し、表示変更部103は、規制区域内に車両が存在すると判断した場合は、停止指示を表示する表示装置の表示を進行指示に変更しない。【選択図】図1

Description

本発明は、管理サーバ、交通制御システム、交通制御方法および交通制御プログラムに関する。
従来、道路の一部の使用を制限する工事を実施する場合には、車両や二輪車、人の通行を規制する必要があるため、できるだけスムーズに車両等が通行できるよう誘導することが求められる。効率的な誘導がされない場合は、大きな交通渋滞が発生することになり、近隣住民等が不満を持つことも多い。そのような事態を避けるために、センサの検出結果に基づいて道路の通行可否を示す点灯部の表示切替間隔を最適化する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特願2009-217576号公報
しかしながら、上述する特許文献1に記載した技術では、センサによって車両の通行を検出するため、車両が所定の場所を通過したか否かを検出するに過ぎず、交通を規制している領域内に車両が存在するか否かを正確に判断することができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、規制区域において車両を効率的に誘導することができる管理サーバ、交通制御システム、交通制御方法および交通制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、規制区域を撮像する、静止画または動画である画像データを監視カメラから受信し、受信した画像データから人工知能を用いて規制区域内に車両が存在するか否かを判断し、規制区域内に車両が存在すると判断した場合は、停止指示を表示している表示装置に対し進行指示に変更しないことを特徴とする。
上述したように、本発明は、規制区域での車両の存在を確認したうえで、表示装置の表示を変更するため、規制区域において車両を効率的に誘導することができるという効果を奏する。
本実施例にかかる交通制御システム10の構成を示すブロック図である。 停止情報記憶部110のデータ構成の一例を示す説明図である。 管理サーバ100が実行する交通制御処理手順を示すフローチャートである。 片側交互通行を実施する工事現場の一例を示す説明図である。 表示装置400−1と表示装置400−2が表示する進行指示と停止指示のタイムチャートの一例を示す説明図である。 管理サーバ100が実行する枝道割込処理手順を示すフローチャートである。 片側交互通行の本線と枝道のある工事現場の一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照し本発明の実施例を説明する。なお以下の説明は、実施の形態の一例であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1は、本実施例にかかる交通制御システム10の構成を示すブロック図である。図1に示すように、交通制御システム10は、管理サーバ100と、情報処理装置200と、監視カメラ300−1〜n(以下、監視カメラ300と示す)と、表示装置400−1〜m(以下、表示装置400と示す)と、携帯端末装置500とを備える。監視カメラ300と表示装置400は、情報端末装置200を介し管理サーバ100と接続する。管理サーバ100と情報処理装置200は、ネットワークNを介して互いに通信可能に接続する。ネットワークNは、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、移動体通信網等の任意の通信ネットワークおよびそれらの組合せであり、その一部または全部が有線または無線であってもよい。
管理サーバ100は、監視カメラ300で撮像した画像データに基づき、交通を規制している領域(以下、規制区域という)内に車両等を進行させるか停止線で停止させるかを判断し、表示装置400の表示を制御するサーバである。管理サーバ100は、送受信部101と、車両判断部102と、表示変更部103と、計時部104と、停止時間決定部105と、停止情報記憶部110と、を備える。
図2は、停止情報記憶部110のデータ構成の一例を示す説明図である。停止情報記憶部110は、表示装置400を識別する情報である表示装置IDと、停止時間と、その他の情報と、を対応付けて記憶する。停止時間とは、表示装置400が車両に対し進行指示または停止指示を表示する方向からの車両等の進行を停止するために、表示装置400が停止指示の表示する時間である。その他の情報としては、表示装置400が枝道の方向に向けて設置されている場合、進行指示を表示する進行時間を記憶する。詳細は後述する。なお枝道はない片側交互通行の場合でも、進行時間を記憶し、停止時間と進行時間、または進行時間のみで車両等の通行を制御してもよい。
送受信部101は、情報処理装置200との間でデータを送受信する。より具体的には、送受信部101は、監視カメラ300で撮像した画像データを情報処理装置200を介して受信する。送受信部101は、表示装置200に対する進行指示または停止時指示の表示指示を情報処理装置200を介して表示装置200に送信する。
車両判断部102は、監視カメラ300が撮像した画像データから車両を判断し、規制区域内に車両が存在するか否かを判断する。車両判断部102は、監視カメラ300が撮像した画像データから車両が停止位置に停止しているか否かを判断する。車両判断部102は、規制区域内に車両が存在するか否かを判断する場合や車両が停止しているか否かを判断する場合は、受信した画像データに対し予め学習した教師データ、ディープラーニングを使った人工知能を用いて判断する。車両判断部102は、車両に加え、二輪車(バイク、自転車等)、人(乳母車を押す人、車椅子の人、杖をつく人等を含む)についても規制区域内に存在するか否か、停止位置に停止しているか否かを判断する。
表示変更部103は、表示装置400それぞれの表示を進行指示または停止指示に変更する。より具体的には、表示変更部103は、表示装置400それぞれに対し停止情報記憶部110に記憶する停止時間が経過したと判断した場合、表示装置400の表示を停止指示から進行指示に変更する。ただし表示変更部103は、車両判断部102によって規制区域内に車両が存在すると判断した場合は、表示装置400の表示を進行指示に変更しない。
計時部104は、表示装置400それぞれについて表示装置400の表示を停止指示に変更し、かつ、規制区域内に車両が存在しないと判断したときから経過した時間(以下、経過時間という)を計時する。
停止時間決定部105は、車両等が規制区域内に入る進路ごとに設置された表示装置400それぞれに対し、停止指示を表示する時間である停止時間を決定する。より具体的には、停止時間決定部105は、表示装置400それぞれに対応付けられた停止時間を停止情報記憶部110から取得し、停止時間を決定する。また停止時間決定部105は、停止情報記憶部110から停止時間を取得することに代えて、車両判断部102によって各方向を通過する車両の数量をカウントし、カウントした車両の数量に応じ停止時間を決定してもよい。さらに停止時間決定部105は、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)や地図情報提供サービス(例えば、Google(登録商標)map API等)から受信する渋滞情報や地図情報に基づき各方向の停止時間を決定してもよい。
情報処理装置200は、監視カメラ300、表示装置400、管理サーバ100との間での通信機能を備える装置である。情報処理装置200は、図1に示すように、監視カメラ300および表示装置400と無線または有線のネットワークで接続する。情報処理装置200は、監視カメラ300から受信した画像データを管理サーバ100に送信する。情報処理装置200は、管理サーバ100から受信した表示装置400に対する進行指示または停止指示を表示装置400に送信する。なお監視カメラ300や表示装置400が、管理サーバ100との間でデータを直接送受信できる場合は、情報処理装置200を介さずに送受信してもよい。
監視カメラ300は、規制区域を含む領域を撮像する1台または複数台のIPカメラ等のデジタルカメラやアナログカメラであり、撮像部で撮像した静止画または動画である画像データを情報処理装置200を介して管理サーバ100に送信する。監視カメラ300は、規制区域を含む領域を撮像することができれば1台のみでもよく(例えば、比較的高い位置に半天空または全天空カメラ等を設置する等)、またカメラを搭載した無人航空機(いわゆるドローン)等であってもよい。
表示装置400は、車両等が進行する進路に対し進行指示または停止指示を表示する装置であり、例えば赤色灯と青色灯を備える信号機や電光掲示板等である。表示装置400は、情報処理装置200を介し管理サーバ100から受信した進行指示または停止指示に応じ進行指示または停止指示を表示する。
携帯端末装置500は、規制区域を警備する警備員それぞれが所持するトランシーバ等の無線機またはスマートフォン端末、携帯電話端末、タブレット端末、ウェラブルコンピュータ等である。携帯端末装置500が情報処理装置200から送信される無線電波を受信する無線機であれば、管理サーバ100から情報処理装置200を介して送信される通知情報を受信し通知情報を表示する。携帯端末装置500がスマートフォン端末等であれば、移動体通信網等によって管理サーバ100から送信される通知情報を受信し表示する。
上述のように構成された交通制御システム10の管理サーバ100で実行する交通制御処理について説明する。図3は、管理サーバ100が実行する交通制御処理手順を示すフローチャートである。図4は、片側交互通行を実施する工事現場の一例を示す説明図である。説明を分かりやすくするために、図4に示す場合での処理を説明する。図4に示すように、規制区域41はドットのハッチングで示され、工事領域42と表示装置配置領域43は、ロードコーン44で囲まれている。
送受信部101は、各方向の表示装置400に停止指示を送信する(ステップS301)。停止指示は、情報処理装置200を介して第1の方向の表示装置400−1に送信され、第1の方向の表示装置400−1は停止指示を表示する。また停止指示は、情報処理装置200を介して第2の方向の表示装置400−2に送信され、第2の方向の表示装置400−2は停止指示を表示する。車両判断部102は、監視カメラ300から受信した画像データを解析し、規制区域41に車両が存在するか否かを判断する(ステップS302)。監視カメラ300は、図4では、主に監視カメラ300−1であるが、1台に限らず、複数台でもよい。また各方向の監視カメラ300−2、300−3の画像データも利用してもよい。規制区域41に車両が存在すると判断した場合は(ステップS302:Yes)、ステップS302を繰り返し、次々と受信する画像データから規制区域41に車両が存在するか否かを判断する。規制区域41に車両が存在しないと判断した場合は(ステップS302:No)、送受信部101は、第1の方向の表示装置400−1に進行指示を送信する(ステップS303)。
計時部104は、第2の停止時間が経過したか否かを判断する(ステップS304)。より具体的には、計時部104は、第1の方向の表示装置400に進行指示を送信したときから計時を始め、停止情報記憶部110に記憶する第2の停止時間まで経過したか否かを判断する。図5は、表示装置400−1と表示装置400−2が表示する進行指示と停止指示のタイムチャートの一例を示す説明図である。計時部104は、第2の停止時間が経過したか否か、すなわち図5の時刻51まで経過したか否かを判断する。第2の停止時間が経過していないと判断した場合は(ステップS304:No)、ステップS304を繰り返す。第2の停止時間が経過したと判断した場合は(ステップS304:Yes)、送受信部101は、第1の方向の表示装置400−1に停止指示を送信する(ステップS305)。図5では、進行指示から停止指示への変更点52である。
車両判断部102は、監視カメラ300から受信した画像データを解析し、規制区域41に車両が存在するか否かを判断する(ステップ306)。規制区域41に車両が存在すると判断した場合は(ステップS306:Yes)、ステップS306を繰り返し、次々と受信する画像データから規制区域41に車両が存在するか否かを判断する。規制区域41に車両が存在しないと判断した場合は(ステップS306:No)、送受信部101は、第2の方向の表示装置400−2に進行指示を送信する(ステップS307)。図5では、停止指示から進行指示への変更点53である。
計時部104は、第1の停止時間が経過したか否かを判断する(ステップS308)。より具体的には、計時部104は、第2の方向の表示装置400−2に進行指示を送信したときから計時を始め、停止情報記憶部110に記憶する第1の停止時間まで経過したか否かを判断する。図5の時刻54まで経過したか否かを判断する。第1の停止時間が経過していないと判断した場合は(ステップS308:No)、ステップS308を繰り返す。第1の停止時間が経過したと判断した場合は(ステップS308:Yes)、送受信部101は、第2の方向の表示装置400−2に停止指示を送信する(ステップS309)。図5では、進行指示から停止指示への変更点55である。
停止時間決定部105は、表示装置400の表示を終了するか否かを判断する(ステップS310)。表示装置400の表示を終了すると判断した場合は(ステップS310:Yes)、処理を終了する。表示装置400の表示を終了しないと判断した場合は(ステップS310:No)、ステップS302に戻り、処理を続行する。
このように、規制区域内に車両が存在しないことを監視カメラ300で撮像した画像データから判断することによって、通常停止時間として定められた時間で停止指示と進行指示の表示を切替えるのではなく、停止時間経過後に車両が通過している間は停止指示を表示し、車両が規制区域を通行した後は、不必要な時間車両を停止させることなく、進行指示を表示することができる。これにより、工事等で規制区域があり、道路を片側交互通行する場合であっても、スムーズに車両を誘導することができる。また、従来警備員によって行なっていた誘導を上述したシステムで実施することができる。
上述した実施例では、第1と第2の方向での片側交互通行の場合を説明したが、3方向以上の場合であっても、図3の処理に追加した方向の処理を加えることによって、同様に交通規制処理を実行することができる。
また停止時間決定部105は、車両判断部102によって各方向に進行する車両の数量をカウントした実際の交通量に基づいて停止時間を決定することによって、より現実に即した交通制御を実施することができる。また停止時間決定部105においても、曜日や時間帯、周辺イベント等を加味したデータを学習し教師データを生成することによって人工知能を用いて停止時間を算出するようにしてもよい。さらに停止時間決定部105は、VICSや地図情報提供システム等から受信する渋滞情報に基づいて停止時間を決定することによって、周辺状況も加味した交通制御を実施することができる。
他の実施例として、図3のステップS304において第1の方向から車両が進行している間に、画像データを解析することによって逆方向である第2の方向から車両が進行したと判断した場合や工事区域42のなかから工事車両等が発進したと判断した場合は、警備員が所持する携帯端末装置500に車両を検知した場所等を含む通知情報を通知してもよい。また警備員が所持する携帯端末装置500から指示を受付けることによって、指示した表示装置400または表示装置400すべてに対し停止指示を送信してもよい。
また他の実施例として、図3のステップS304において、計時部104は、第1の方向の表示装置400に進行指示を送信したときから計時を始めることに代えて、車両判断部102によって画像データを解析し、第2の方向に車両が停止したと判断したときから計時してもよい。これにより、進行を待つ車両が停止していない場合は、進行指示に変更されることがないため、より効率的に車両を通行させることができる。ステップS308の処理も同様である。
なお上述した実施例では、監視カメラ300が撮像した画像データから規制区域内に車両が存在するか否かを判断したが、監視カメラ300の全部または一部をセンサに代えて、センサによって検知した情報から規制区域内に車両が存在するか否かを判断してもよい。
次に、片側交互通行の道に枝道がある場合の交通制御処理について説明する。図6は、管理サーバ100が実行する枝道割込処理手順を示すフローチャートである。図7は、片側交互通行の本線と枝道のある工事現場の一例を示す説明図である。説明を分かりやすくするために、図7を参照して処理を説明する。
送受信部101は、第3の方向の表示装置400−3に停止指示を送信する(ステップS601)。停止指示は、情報処理装置200を介して第3の方向の表示装置400−3に送信され、第3の方向の表示装置400−3は停止指示を表示する。車両判断部102は、監視カメラ300−4から受信した画像データを解析し、第3の停止線に車両が停止したか否かを判断する(ステップS602)。第3の停止線に車両が停止していないと判断した場合は(ステップS602:No)、ステップS602を繰り返し、次々と受信する画像データから第3の停止線に車両が停止したか否かを判断する。第3の停止線に車両が停止したと判断した場合は(ステップS602:Yes)、計時部104は、第3の停止時間が経過したか否かを判断する(ステップS603)。より具体的には、計時部104は、第3の停止線に車両が停止したと判断したときから計時を始め、停止情報記憶部110に記憶する第3の停止時間まで経過したか否かを判断する。第3の停止時間が経過していないと判断した場合は(ステップS603:No)、ステップS603を繰り返す。第3の停止時間が経過したと判断した場合は(ステップS603:Yes)、送受信部101は、第1の方向の表示装置400−1と第2の方向の表示装置400−2に停止指示を送信する(ステップS604)。
車両判断部102は、監視カメラ300から受信した画像データを解析し、規制区域71に車両が存在するか否かを判断する(ステップS605)。規制区域71に車両が存在すると判断した場合は(ステップS605:Yes)、ステップS605を繰り返す。規制区域71に車両が存在しないと判断した場合は(ステップS605:No)、送受信部101は、第3の方向の表示装置400−3に進行指示を送信する(ステップS606)。計時部104は、第3の進行時間が経過したか否かを判断する(ステップS607)。より具体的には、計時部104は、第3の方向の表示装置400−3に進行指示を送信したときから計時を始め、停止情報記憶部110に記憶する第3の進行時間まで経過したか否かを判断する。第3の進行時間が経過していないと判断した場合は(ステップS607:No)、ステップS607を繰り返す。第3の停止時間が経過したと判断した場合は(ステップS607:Yes)、交通制御処理を図6のフローに戻るとともに、ステップS601とステップS602の割込処理を実行する。
このように、本線と交通量が大きく異なる道等を枝道と定め、枝道の停止線に車両が停止したと判断した場合に上記の処理を実行することによって、本線での車両の通行を不用意に阻害することなく、かつ、枝道を通行する車両も規制区域内を通行するよう制御することができる。
なお枝道が2以上あったとしても、それぞれの枝道に対して図6に示した枝道割込処理を実行することによって、同様に、本線での車両の通行を不用意に阻害することなく、かつ、枝道を通行する車両も規制区域内を通行するよう制御することができる。
上述した実施例にかかる管理サーバ100、情報処理装置200等のハードウェア構成は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置、通信制御装置等を備えた通常のコンピュータであり、ROMやRAM、HDD等に記憶されたプログラムをCPUが読み出し動作させることによって、上述した構成や機能を実現する。
管理サーバ100、情報処理装置200等で動作するプログラムは、インターネット等のネットワークNに接続されたコンピュータ上に格納しておき、ネットワークN経由でダウンロードさせることにより提供したり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、DVD、USBメモリ、SDカード等のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録し提供してもよい。また、上述した機能や処理を実現するプログラムは、API(Application Programming Interface)やSaaS(Software as a Service)、クラウドコンピューティングという利用形態で提供してもよい。
なお、本発明は、上述した実施例そのままに限定されるものではなく、必ずしも物理的に図示のように構成されている必要はない。また、本発明は、実施例で説明した構成要素の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じ、任意の単位で機能的または物理的に分割、統合、入替、変形または削除して構成することができる。
N…ネットワーク、10…交通制御システム、100…管理サーバ、101…送受信部、102…車両判断部、103…表示変更部、104…計時部、105…停止時間決定部、110…停止情報記憶部、200…情報処理装置、300…監視カメラ、400…表示装置、500…携帯端末装置

Claims (11)

  1. 片側交互通行における規制区域を撮像する監視カメラと、前記規制区域への進行指示または止指示を表示する表示装置と、をネットワークを介して接続する管理サーバであって、
    片側交互通行の各方向に向けて設置した前記表示装置ごとに、前記表示装置が停止指示を表示する時間である停止時間を記憶する停止情報記憶手段と、
    前記規制区域を撮像する、静止画または動画である画像データを前記監視カメラから受信する画像受信手段と、
    前記画像受信手段によって受信した前記画像データから人工知能を用いて車両が停止線に停止しているか否かを判断する第1車両判断手段と、
    前記画像受信手段によって受信した前記画像データから人工知能を用いて前記規制区域に車両が存在するか否かを判断する第2車両判断手段と、
    1の方向に向けて設置した前記表示装置が停止指示を表示したのちに、前記第1車両判断手段によって前記1の方向に車両が停止したと判断したときから経過した時間である経過時間を計時する計時手段と、
    前記表示装置の表示を行指示または止指示に変更する表示変更手段と、を備え、
    前記表示変更手段は、前記1の方向に向けて設置した前記表示装置の経過時間が、前記停止情報記憶手段に記憶した前記停止時間を経過した場合であっても、前記第2車両判断手段によって前記規制区域に車両が存在すると判断した場合は、止指示を表示する表示装置の表示を行指示に変更しないこと、を特徴とする管理サーバ。
  2. 片側交互通行の道路に枝道が存在する場合であり、
    前記停止情報記憶手段は、さらに、前記枝道に向けて設置した前記表示装置の停止時間を記憶し、
    前記第1車両判断手段は、前記枝道に車両が停止したか否かを判断し、
    前記計時手段は、前記第1車両判断手段によって前記枝道に前記車両が停止したと判断したときから前記経過時間を計時し、
    前記表示変更手段は、前記枝道に向けて設置した前記表示装置の経過時間が、前記停止情報記憶手段に記憶した前記停止時間を経過した場合に、片側交互通行の各方向に向けて設置した表示装置の表示を停止指示とし、かつ、前記第2車両判断手段によって前記規制区域に車両が存在しないと判断した場合に、前記枝道に向けて設置した表示装置の表示を進行指示に変更すること、を特徴とする請求項に記載の管理サーバ。
  3. 前記停止情報記憶手段に代えて、前記画像データから方向の車両の交通量を判断し、判断した前記各方向の車両の交通量に応じ、前記各方向の前記停止時間を決定する停止時間決定手段、をさらに備えることを特徴とする請求項または請求項に記載の管理サーバ。
  4. 前記停止時間決定手段は、VICS(登録商標)または地図情報提供サービスから受信する渋滞情報に基づき方向の前記停止時間を決定すること、を特徴とする請求項に記載の管理サーバ。
  5. 前記第1車両判断手段は、二輪車が前記停止線に停止しているか否かを判断すること、または、人が前記停止線に停止しているか否かを判断すること、
    前記第2車両判断手段は、前記規制区域に二輪車が存在するか否かを判断すること、または、前記規制区域に人が存在するか否かを判断すること、を特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の管理サーバ。
  6. 前記第2車両判断手段によって行指示を表示する方向以外の方向から進行する車両が存在すると判断した場合に、前記ネットワークを介して接続する情報端末装置に通知する通知手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の管理サーバ。
  7. 前記通知手段は、前記情報端末装置から指示を受付けることによって、指示した前記表示装置またはすべての前記表示装置に対し停止指示を送信すること、を特徴とする請求項6に記載の管理サーバ。
  8. 前記画像受信手段は、前記画像データに代えて、センサによる検知データを受信し、
    前記第2車両判断手段は、前記画像受信手段によって受信した前記検知データを用いて前記規制区域に車両が存在するか否かを判断すること、を特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の管理サーバ。
  9. 監視カメラと、表示装置と、前記監視カメラと前記表示装置とを通信可能に接続する情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続する管理サーバと、を備える交通制御システムであって、
    前記監視カメラは、
    片側交互通行における規制区域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像した画像データを前記情報処理装置を介して前記管理サーバに送信する画像送信手段と、を備え、
    前記管理サーバは、
    片側交互通行の各方向に向けて設置した前記表示装置ごとに、前記表示装置が停止指示を表示する時間である停止時間を記憶する停止情報記憶手段と、
    前記画像データを受信する画像受信手段と、
    前記画像受信手段によって受信した前記画像データから人工知能を用いて車両が停止線に停止しているか否かを判断する第1車両判断手段と、
    前記画像受信手段によって受信した前記画像データから人工知能を用いて前記規制区域に車両が存在するか否かを判断する第2車両判断手段と、
    1の方向に向けて設置した前記表示装置が停止指示を表示したのちに、前記第1車両判断手段によって前記1の方向に車両が停止したと判断したときから経過した時間である経過時間を計時する計時手段と、
    前記表示装置の表示を行指示または止指示に変更する表示変更手段と、を備え、
    前記表示変更手段は、前記1の方向に向けて設置した前記表示装置の経過時間が、前記停止情報記憶手段に記憶した前記停止時間を経過した場合に、
    前記第2車両判断手段によって前記規制区域に車両が存在すると判断した場合は、止指示を表示する表示装置の表示を行指示に変更せず、
    前記第2車両判断手段によって前記規制区域に車両が存在しないと判断した場合は、前記表示装置の表示を行指示に変更し、
    前記表示変更手段によって変更した行指示を前記表示装置に送信する変更指示送信手段と、を備え、
    前記表示装置は、
    行指示を受信する変更指示受信手段と、
    前記変更指示受信手段によって受信した行指示表示する表示手段と、を備えることを特徴とする交通制御システム。
  10. 片側交互通行における規制区域を撮像する監視カメラと、前記規制区域への進行指示または止指示を表示する表示装置と、をネットワークを介して接続し、片側交互通行の各方向に向けて設置した前記表示装置ごとに、前記表示装置が停止指示を表示する時間である停止時間を記憶する停止情報記憶手段を備えるコンピュータで実行される交通制御方法であって、
    前記規制区域を撮像する、静止画または動画である画像データを前記監視カメラから受信する画像受信ステップと、
    前記画像受信ステップによって受信した前記画像データから人工知能を用いて車両が停止線に停止しているか否かを判断する第1車両判断ステップと、
    前記画像受信ステップによって受信した前記画像データから人工知能を用いて前記規制区域に車両が存在するか否かを判断する第2車両判断ステップと、
    1の方向に向けて設置した前記表示装置が停止指示を表示したのちに、前記第1車両判断ステップによって前記1の方向に車両が停止したと判断したときから経過した時間である経過時間を計時する計時ステップと、
    前記表示装置の表示を行指示または止指示に変更する表示変更ステップと、を含み、
    前記表示変更ステップは、前記1の方向に向けて設置した前記表示装置の経過時間が、前記停止情報記憶手段に記憶した前記停止時間を経過した場合であっても、前記第2車両判断ステップによって前記規制区域に車両が存在すると判断した場合は、止指示を表示する表示装置の表示を行指示に変更しないこと、を特徴とする交通制御方法。
  11. 請求項10に記載した交通制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする交通制御プログラム。
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