JP6671433B2 - 合金部材、セルスタック及びセルスタック装置 - Google Patents
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Description
図1は、セルスタック装置100の斜視図である。セルスタック装置100は、マニホールド200と、セルスタック250とを備える。
図2は、マニホールド200の斜視図である。マニホールド200は、「合金部材」の一例である。
図3は、セルスタック装置100の断面図である。セルスタック250は、複数の燃料電池セル300と、複数の集電部材301とを有する。
図4は、燃料電池セル300の斜視図である。図5は、図4のQ−Q断面図である。
支持基板10は、支持基板10の長手方向(x軸方向)に沿って延びる複数のガス流路11を内部に有している。各ガス流路11は、支持基板10の基端側から先端側に向かって延びている。各ガス流路11は、互いに実質的に平行に延びている。
各発電素子部20は、支持基板10に支持されている。本実施形態において、各発電素子部20は、支持基板10の両主面に形成されているが、一方の主面にだけ形成されていてもよい。各発電素子部20は、支持基板10の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。すなわち、本実施形態に係る燃料電池セル300は、いわゆる横縞型の燃料電池セルである。長手方向に隣り合う発電素子部20は、インターコネクタ31によって互いに電気的に接続されている。
次に、マニホールド200の詳細構成について、図面を参照しながら説明する。図6は、図2のP−P断面図である。図7は、図6の領域Aの拡大図である。
マニホールド200の製造方法について、図面を参照しながら説明する。なお、容器202の製造方法は、天板201の製造方法と同様であるため、以下においては、天板201の製造方法について説明する。
本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形又は変更が可能である。
上記実施形態では、本発明に係る合金部材をマニホールド200に適用することとしたが、これに限られるものではない。本発明に係る合金部材は、セルスタック装置100及びセルスタック250の一部を構成する部材として用いることができる。例えば、本発明に係る合金部材は、隣接する2つの燃料電池セル300を電気的に接続する集電部材301に好適に用いることができる。
上記実施形態において、セルスタック250は、横縞型の燃料電池を有することとしたが、いわゆる縦縞型の燃料電池を有していてもよい。縦縞型の燃料電池は、導電性の支持基板と、支持基板の一主面上に配置される発電部(燃料極、固体電解質層及び空気極)と、支持基板の他主面上に配置されるインターコネクタとを備える。
上記実施形態では、凹部210b内にアンカー部213が配置されることとしたが、基材210が複数の凹部210bを有する場合、アンカー部213が配置されていない凹部210bが存在していてもよい。
上記実施形態では、アンカー部213がコーティング膜211に接続されることとしたが、複数のアンカー部213が存在する場合、コーティング膜211に接続されていないアンカー部212が存在していてもよい。
上記実施形態では、本発明にかかる合金部材を電気化学セルの一例である燃料電池のセルスタックに適用した場合について説明したが、本発明にかかる合金部材は、水蒸気から水素と酸素を生成する電解セルを含む電気化学セルのセルスタックに適用可能である。
上記実施形態において、コーティング膜211は、酸化クロム膜211aと被覆膜211bとを含むこととしたが、少なくとも被覆膜211bを含んでいればよい。例えば、図13に示すように、コーティング膜211は、実質的に被覆膜211bのみを含んでいてもよい。各アンカー部213の垂直長さL1、実長さL2及び接合幅W1は、上記実施形態にて説明したとおりである。ただし、各アンカー部213は、被覆膜211bに接続されているので、接合幅W1は、アンカー部213と被覆膜211bとの接線の全長である。図13に示す構成であっても、低平衡酸素圧元素の酸化物を含有する各アンカー部213の平均垂直長さを0.5μm以上15μm以下とすることによって、被覆膜211が基材210から剥離することを長期間にわたって抑制することができる。被覆膜211bのみを含むコーティング膜211は、アンカー部用ペーストを凹部210bに埋設した後、被覆膜用ペーストを塗布して熱処理することによって形成することができる。
上記実施形態において、各アンカー部213は、コーティング膜211のうち酸化クロム膜211aに接続されることとしたが、図14に示すように、各アンカー部213は、コーティング膜211のうち被覆膜211bに接続されていてもよい。この場合、各アンカー部213の一部は、基材210の凹部210bの外に突出し、各アンカー部213の残りの部分が、基材210の凹部210bに埋設される。基材210に対してアンカー効果を発揮するのは、各アンカー部213のうち凹部210bに埋設された部分である。そのため、図14に示すように、各アンカー部213の垂直長さL1は、凹部210bに埋設された部分の厚み方向における全長であり、各アンカー部213の実長さL2は、凹部210bに埋設された部分の延在方向における全長である。また、図14では図示されていないが、各アンカー部213は、酸化クロム膜211aと被覆膜211bとの両方に接続されているので、接合幅W1は、アンカー部213と酸化クロム膜211a及び被覆膜211bそれぞれとの接線の全長である。図14に示す構成であっても、低平衡酸素圧元素の酸化物を含有する各アンカー部213の平均垂直長さを0.5μm以上15μm以下とすることによって、被覆膜211が基材210から剥離することを長期間にわたって抑制することができる。各アンカー部213をコーティング膜211のうち被覆膜211bに接続させるには、アンカー部用ペーストを凹部210bに埋設した後、基材210上に被覆膜用ペーストを塗布して熱処理することによって、被覆膜211bを形成するとともに、基材210と被覆膜211bとの間に酸化クロム膜211aを析出させればよい。
以下のようにして、図7に示した構成を有する合金部材を作製した。
上記実施例1〜68及び比較例1〜6では、酸化クロム膜211aと被覆膜211bとを含むコーティング膜211を形成したが、実施例69〜80及び比較例7〜9では、図13に示すように、被覆膜211bのみを含むコーティング膜211を形成した。
実施例1〜80及び比較例1〜9について、アンカー部の平均垂直長さ、平均実長さ及び平均接合幅を測定した。
実際の使用環境を模して、実施例1〜80及び比較例1〜9それぞれに剥離試験を実施した。
200 マニホールド
201 天板
210 基材
211 コーティング膜
211a 酸化クロム膜
211b 被覆膜
213 アンカー部
250 セルスタック
Claims (6)
- 表面に複数の凹部を有し、クロムを含有する合金材料によって構成される基材と、
前記複数の凹部内にそれぞれ配置され、それぞれクロムよりも平衡酸素圧の低い元素の酸化物からなる複数のアンカー部と、
前記基材の表面の少なくとも一部を覆い、前記複数のアンカー部に接続されるコーティング膜と、
を備え、
前記基材の厚み方向の断面において、前記基材の表面に垂直な方向における前記複数のアンカー部のうち前記複数の凹部に埋設された部分の平均垂直長さは、0.5μm以上15μm以下である、
合金部材。 - 前記基材の厚み方向の断面において、前記複数のアンカー部それぞれと前記コーティング膜との平均接合幅は、0.1μm以上3.5μm以下である、
請求項1に記載の合金部材。 - 前記アンカー部の少なくとも一部は、アルミナによって構成される、
請求項1又は2に記載の合金部材。 - 前記アンカー部の少なくとも一部は、チタニアによって構成される、
請求項1乃至3のいずれかに記載の合金部材。 - 電気化学セルと、
請求項1乃至4のいずれかに記載の合金部材と、
を備え、
前記合金部材は、前記電気化学セルと電気的に接続される集電部材である、
セルスタック。 - 電気化学セルと、
請求項1乃至4のいずれかに記載の合金部材と、
を備え、
前記合金部材は、前記電気化学セルの基端部を支持するマニホールドである、
セルスタック装置。
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