JP6670010B1 - 新規な超伝導サイクロトロン同調システム - Google Patents

新規な超伝導サイクロトロン同調システム Download PDF

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Abstract

本発明は、新規な超伝導サイクロトロン同調システムを開示する。アナログIQ位相弁別モジュールは、LOシグナルとRFシグナルとの位相差の正弦I及び余弦Qを変調することに用いられ、アナログIQ位相弁別校正モジュールの入力シグナルとする。アナログIQ位相弁別校正モジュールは、アナログIQ位相弁別モジュールの測定誤差を校正して、アナログIQ位相弁別モジュールをリアルタイムに検出し、アナログIQ位相弁別モジュールの校正が完成すると、自動的に閉じ、モジュール校正のアナログIQ位相弁別結果に対する影響を避ける。本発明システムは、アナログシグナル処理システムとデジタルシグナルシステムを組み合わせた技術によって、システム同調精度及び耐騒音性能を向上させ、及びフィートバックシステムのシグナル処理による遅延時間の増えを低下させ、システム自体付きのアナログIQ位相弁別校正モジュールを同調し、アナログIQ位相弁別モジュールの自己調整能力を向上させ、及びその適用範囲を広げる。【選択図】図1

Description

本発明は、サイクロトロンの技術分野に属し、具体的には、新規な超伝導サイクロトロ
ン同調システムに関する。
超伝導サイクロトロンは、その特有のコンパクト特性及び低い消費電力等の特性により
、ポジトロン断層法(positron emission tomography;P
ET)診断、同位元素の発生及び陽子線治療等の医学分野にますます広く適用されるよう
になる。光共振器は、超伝導サイクロトロンの重要な部材の1つであり、主に、イオン加
速の電界を提供する。光共振器の作業状態は、直接ビームの品質に影響を与える。しかし
ながら、光共振器が運行する途中で、電磁熱効果、機械振動、ビーム負荷効果等の要素に
より、光共振器が規定の作業状態で安定に運行できなくなり、動力源の反射電力が過大で
あり、伝送システム及び動力源を壊し、より重要なのは、光共振器の離調によりビームの
品質が低下し、及びビームをなくす。このような問題を解決するために、超伝導サイクロ
トロンの低レベルの制御システムは、一般的に2つの種類に分けられる。その1つとして
は、自己励起するように光共振器を駆動させることで、キャビティの離調問題を良好に解
決することができるが、このようなシステムは、原理及びデバッグが複雑であり、一般的
に、例えば超伝導光共振器のような、高品質の因数の光共振器の制御システムに適用され
る。もう1つとしては、他励起するように光共振器を駆動させ、このようなシステムは、
原理が簡単であり、現在、アクセラレータキャビティの制御システムに広く適用されるが
、光共振器が離調になる場合、幅及び位相に結合現象があるという欠点があるので、振幅
ループ及び位相ループを減結合するために、キャビティが共振状態で安定に作業すること
を保証しなければならない。アクセラレータの低レベルの制御システムにおいて、一般的
に、同調システムのループ回路を採用してキャビティがリアルタイムの安定した作業状態
を保証し、好適なビーム品質を保証する。アナログ同調システムが最初にアクセラレータ
の光共振器の同調システム制御に適用されるが、アナログ部品の非理想な要素の原因で、
システムに直流オフセット、位相不均衡及び振幅不均衡等があるため、アナログ同調シス
テムだけであれば、高い制御要求や精度に満たすことは困難である。DSP及びFPGA
が制御システムに広く適用されることにつれて、ますます多くの同調制御システムがデジ
タルシグナル処理システムを採用するようになる。デジタルシグナル処理システムがアナ
ログシステムの問題を好適に解決できるが、デジタルシステムは、その遅延性等の特性に
より、制御精度が高く及び低遅延を要求する同調制御システムに対しては、要求を満たす
ことができないので、デジタルシステムの遅延性を低下させると共にアナログシステムの
騒音により干渉されやすいこと等の欠点を克服するアナログ−デジタル結合のの同調シス
テムがある。従来のアナログ−デジタル結合のの同調システムは、ある程度でアナログ同
調システムの直流オフセット及び位相不均衡、及び振幅不均衡等の問題を大きく改善でき
るが、超伝導サイクロトロンの低遅延及び騒音抵抗、高精度、広い動態範囲等の厳しい要
求に対しては、従来の校正形態であれば、要求を満たすことはできない。
本発明の目的は、アナログシグナルとデジタルシグナルとのメリットを有機的に合わせ
た新規な超伝導サイクロトロン同調システムを提供することにある。その新規なIQ同調
モジュールは、超伝導サイクロトロンのシグナル変調モジュールにも、また耐騒音且つ低
遅延の超伝導光共振器の同調システムにも、更に、モバイルブロードバンドのベースステ
ーションにも好適に使用される。
本発明の目的は、下記技術案によって達成されることができる。
新規な超伝導サイクロトロン同調システムは、サーボモータ、キャビティ火打ち検出装
置、アナログIQ位相弁別校正モジュール、アナログIQ位相弁別モジュール、分配器、
双方向性結合器を備える。
前記アナログIQ位相弁別モジュールは、LOシグナルとRFシグナルとの位相差の正
弦I及び余弦Qを変調することに用いられ、アナログIQ位相弁別校正モジュールにIシ
グナル及びQシグナルのフィートバックシグナルを提供し、アナログIQ位相弁別校正モ
ジュールの入力シグナルとする。
前記アナログIQ位相弁別モジュールは、1入力2出力分配器、hybrid分配器、
第1可変移相器、第2可変移相器、第1二重平衡変調器、第2二重平衡変調器、第1ロー
パスフィルタ、第2ローパスフィルタ、第1ゼロ直流オフセット可変利得増幅器、第2ゼ
ロ直流オフセット可変利得増幅器を含む。
前記アナログIQ位相弁別校正モジュールは、アナログIQ位相弁別モジュールの測定
誤差を校正することに用いられる。
前記アナログIQ位相弁別校正モジュールは、アナログIQ位相弁別モジュールをリア
ルタイムに検出し、アナログIQ位相弁別モジュールの校正が完成すると、自動的に閉じ
、校正モジュールのアナログIQ位相弁別結果に対する影響を避ける。
前記アナログIQ位相弁別校正モジュールは、デジタルシグナルプロセッサ、第1可変
移相器、第2可変移相器、第1直流オフセット除去可変利得拡大回路、第2直流オフセッ
ト除去可変利得拡大回路を含む。
更に、前記双方向性結合器は、結合高周波源入射シグナルを発信し、シグナル調節回路
によって結合シグナルの電気レベルを0dbmに調整して、結合シグナル入力アナログI
Q位相弁別モジュールをLO入力シグナルとすることに用いられる。
前記分配器は、キャビティサンプリングシグナルをアナログIQ位相弁別モジュールに
輸送してRFシグナルとし、更に、キャビティサンプリングシグナルをキャビティ火打ち
検出装置に輸送して入力することに用いられる。
前記サーボモータは、同調位置を検出し、及び同調レバーの運動速度や方向を制御する
ことに用いられる。
更に、前記キャビティ火打ち検出装置は、検波器及びデジタルシグナルプロセッサを含
む。
前記デジタルシグナルプロセッサは、アナログIQ位相弁別モジュールの出力したIシ
グナル及びQシグナルをモータの制御シグナルに変換することで、モータを制御して同調
機能を完成する。
前記検波器は、包絡線検波によって検出結果を微分し、キャビティの単位時間で釈放し
たエネルギーが正常運行の時に単位時間で釈放したエネルギーよりも大きい場合、キャビ
ティが火打ち状態になると判断し、前記シグナル処理器がRFスイッチをオフにする指令
を発信する。
更に、前記測定誤差は、直流オフセット、振幅不均衡及び位相不均衡を含む。
更に、前記1入力2出力分配器がそれぞれ周波数混合器のRF端口及び移相器に接続さ
れ、前記移相器が周波数混合器M219のRF端口に接続され、前記1入力2出力分配器
がRFシグナルをそれぞれ周波数混合器及び周波数混合器M219に伝送し、分路の仕事
率が3db減衰する。
前記hybrid分配器がそれぞれ移相器及び周波数混合器のLO端口に接続され、前
記移相器が周波数混合器のLO端口に接続され、LOシグナルが2つに分けられ、且つ2
つシグナルの位相差が90°であり、分路の仕事率が3db減衰する。
前記第1可変移相器及び第2可変移相器は、M1周波数混合器のRFシグナル及びLO
シグナルの0°での位相差及びM2周波数混合器のRFシグナル及びLOシグナルの90
°での位相差を含む位相差を動態的調整することに用いられる。
前記第1二重平衡変調器及び第2二重平衡変調器は、LOシグナルからRFシグナルの
位相情報を抽出することに用いられる。
前記第1ローパスフィルタ及び第2ローパスフィルタは、周波数混合器において上方変
換シグナル及び下方変換シグナルを出力して、下方変換シグナルを保留し、上方変換シグ
ナルを濾過して除去することに用いられ、それらのバンドパスの範囲が0〜1.9MHz
である。
前記第1ゼロ直流オフセット可変利得増幅器及び第2ゼロ直流オフセット可変利得増幅
器は、高周波回路シグナルを発信することに用いられ、更に、増幅器の直流オフセット現
象を除去することに用いられる。
更に、前記アナログIQ位相弁別校正モジュールがアナログ高周波シグナルを発生した
後でアナログIQ位相弁別モジュールに入力し、RFシグナルとLOシグナルとの位相差
を連続的に変え、アナログデジタル変換器によってIシグナル及びQシグナルをサンプリ
ングし、L-M三角関数によって前記通路シグナルの三角関数曲線を当てはめ、通路内幅
、直流オフセット及びIシグナルとQシグナルとの位相差を得、前記アナログIQ位相弁
別校正モジュールは、更に、PIフィートバック制御によってアナログIQ位相弁別モジ
ュールを調整して、アナログIQ位相弁別モジュールを校正することに用いられる。
更に、前記第1可変移相器、第2可変移相器は、アナログIQ位相弁別校正モジュール
によって分配器による位相不均衡を校正することに用いられ、デジタルシグナルプロセッ
サが設定された位相とI、Qシグナルの位相とを比較してIシグナル及びQシグナルの位
相遅延を得、遅延シグナルを第1可変移相器、第2可変移相器に伝送する。
前記第1可変移相器、第2可変移相器は、抵抗を調整することで、遅延が0になるまで
、Iシグナル及びQシグナルの位相遅延を低下させる。
前記第1直流オフセット除去可変利得拡大回路、第2直流オフセット除去可変利得拡大
回路は、回路の拡大による直流オフセット及び利得不均衡を校正することに用いられる。
前記デジタルシグナルプロセッサは、設定された振幅値とI、Qシグナルの振幅値とを比
較してIシグナルとQシグナルとの振幅値誤差を得る。第1直流オフセット除去可変利得
拡大回路、第2直流オフセット除去可変利得拡大回路は、直流オフセット除去可変利得拡
大回路を調整することで、Iシグナル及びQシグナルの直流オフセット及び利得不均衡を
低下させる。
更に、前記第1可変移相器、第2可変移相器は、進み可変移相器であり、移相範囲が0
〜180°であり、ブロックコンデンサ、第1抵抗、第2抵抗、第1可変抵抗及び第1演
算増幅器を含む。
更に、直流オフセット除去回路は、第1対称既定抵抗R3、第2対称既定抵抗R4、第
2可変抵抗R5、電圧ホロア、既定抵抗R6を含み、R5の抵抗値を調整することで増幅
器による直流オフセットを除去する。
更に、可変利得拡大回路は、プリングコンデンサ、第2演算増幅器、第3抵抗、第3可
変抵抗及び第4抵抗及びプリングコンデンサを含み、可変抵抗R8を調整することで拡大
回路利得を変えて、回路の拡大による利得不均衡を除去する。
本発明の有益な効果は、下記の通りである。
本発明システムは、アナログシグナル処理システムとデジタルシグナルシステムを組み合
わせた技術によって、システム同調精度及び耐騒音性能を向上させ、及びフィートバック
システムのシグナル処理による遅延時間の増えを低下させ、システム自体付きのアナログ
IQ位相弁別校正モジュールを同調し、アナログIQ位相弁別モジュールの自己調整能力
を向上させ、及びその適用範囲を広げると共に、本発明は、キャビティの火打ちの検出、
レバー同調範囲の同調、モータの運行状況等の異常な事情に対してもリアルタイムな検出
能力を持ち、システムが安全に運行できるように保護し、事故の発生を避ける。主に、包
絡線検波器の応答時間が他の検波形態より明らかに短く、且つ達成方法が簡単で容易に行
われるために、本発明は、キャビティの火打ちを検出する場合、包絡線検波器を採用する
以下、添付図面及び具体的な実施例に合わせて本発明をより詳しく記述する。
本発明の超伝導サイクロトロン同調システムの機能ブロック図である。 本発明の新規なアナログIQ位相弁別モジュールの機能ブロック図である。 本発明の新規なアナログIQ位相弁別進み移相器の機能ブロック図である。 本発明の新規なアナログIQ位相弁別直流補償拡大回路の機能ブロック図である。 本発明の新規なアナログIQ位相弁別モジュールと校正モジュールのシグナル流れ図である。 本発明の新規なアナログIQ位相弁別モジュールの校正流れ図である。 本発明の超伝導サイクロトロン新規な同調システムのリアルタイム検出の流れ図である。 本発明の超伝導サイクロトロン新規な同調システム駆動装置の3次元図である。
図1に示すように、サーボモータ1、キャビティ火打ち検出装置、アナログIQ位相弁
別校正モジュール3、アナログIQ位相弁別モジュール4、分配器5、双方向性結合器8
を備える新規な超伝導サイクロトロン同調システムである。
前記双方向性結合器8は、結合高周波源入射シグナルを発信し、シグナル調節回路によ
って結合シグナルの電気レベルを0dbmに調整して、結合シグナルをアナログIQ位相
弁別モジュール4に入力してLO入力シグナルとすることに用いられる。
前記分配器5は、キャビティサンプリングシグナルをアナログIQ位相弁別モジュール
4に輸送してRFシグナルとし、更に、キャビティサンプリングシグナルをキャビティ火
打ち検出装置に輸送して入力することに用いられ、ことに用いられる。
前記アナログIQ位相弁別モジュール4は、LOシグナルとRFシグナルとの位相差の
正弦I及び余弦Qを変調することに用いられる。
前記アナログIQ位相弁別校正モジュール3は、アナログIQ位相弁別モジュール4の
、直流オフセット、振幅不均衡及び位相不均衡を含む測定誤差を校正することに用いられ
る。
前記サーボモータ1は、同調位置を検出し、及び同調レバーの運動速度や方向を制御す
ることに用いられる。
前記キャビティ火打ち検出装置は、検波器6及びデジタルシグナルプロセッサ2を含む
前記デジタルシグナルプロセッサ2は、アナログIQ位相弁別モジュール4の出力した
Iシグナル及びQシグナルをモータの制御シグナルに変換することで、モータ1を制御し
て同調機能を完成する。
前記検波器6は、包絡線検波によって検出結果を微分し、キャビティの単位時間で釈放
したエネルギーが正常運行の時に単位時間で釈放したエネルギー(つまりキャビティの圧
力とキャビティの時間常数との比)よりも大きい場合、キャビティが火打ち状態になると
判断し、前記シグナル処理器2がRFスイッチ7をオフにするという指令を発信して、シ
ステム全体の安全を保護する。
本実施例において、双方向性結合器8はコンデンサによってキャビティシグナルを結合
してアナログIQ位相弁別モジュールのRFシグナルとし、定向結合器によって0dbm
のキャビティ入射シグナルを結合してアナログIQ位相弁別モジュールのLOシグナルと
し、RFシグナル及びLOシグナルをアナログIQ位相弁別モジュール4によって変調す
ることで同期シグナルI及び正交シグナルQを得、その後、IQシグナルをADCサンプ
リングによってデジタルシグナルに変え、デジタルシグナルプロセッサ2(DSP)にお
いてデジタルシグナル処理アルゴリズムによってキャビティの離調角度及び離調タイプを
取得し、最後で離調角度及びタイプをサーボモータの駆動用のパルスシグナル及び方向シ
グナルに変換する。
図7に示すように、本発明の1つの具体的な実施例は、下記の通りである。
S1、ローパワー検証をする。
S2、システムにおける、モータ運転シグナル、RFスイッチ作業シグナル、アナログ
IQ位相弁別モジュール3校正シグナルを含む制御シグナルが正常であるかをあまねくア
クセスする。
S3、ハードウェアプログラムによってシステムを安全に運行するように制御する。
好ましくは、前記システムは、包絡線検波器によってキャビティサンプリングシグナル
を検波し、キャビティ内のエネルギーの釈放速度がキャビティの火打ち判断基準より大き
い場合、直ちに高周波電源をオフして、事故の発生を避ける。
図2に示すように、前記アナログIQ位相弁別モジュールは、1入力2出力分配器14
、hybrid分配器15、第1可変移相器16、第2可変移相器17、第1二重平衡変
調器18、第2二重平衡変調器19、第1ローパスフィルタ20、第2ローパスフィルタ
21、第1ゼロ直流オフセット可変利得増幅器22、第2ゼロ直流オフセット可変利得増
幅器23を含む
前記1入力2出力分配器14がそれぞれ周波数混合器18のRF端口及び移相器16に
接続され、前記移相器16が周波数混合器M219のRF端口に接続され、1入力2出力
分配器14がRFシグナルをそれぞれ周波数混合器18及び周波数混合器M219に伝送
し、分路の仕事率が3db減衰し。前記移相器16の初期状態が0°として黙認され、分
配器D114を経過した後でRFシグナルがRF1及びRF2に分けられ、その関係式が
下記のように表される。
(1)RF=Asin(ωt)
(2)
(3)
AはRFシグナルの振幅値であり、aは分配器14と周波数混合器18との接続線路の
位相であり、bは分配器14と周波数混合器M219との接続線路の位相である。
前記hybrid分配器15がそれぞれ移相器17及び周波数混合器19のLO端口に
接続され、前記移相器17が周波数混合器18のLO端口に接続され、LOシグナルが2
つに分けられ、且つ2つシグナルの位相差が90°であり、分路の仕事率が3db減衰し
、分配器15を経過した後でLOシグナルがLO及びLOに分けられ、その関係式が
下記のように表される。
(4)LO=sin(ωt+c)
(5)
(6)
cはLOシグナル位相であり、dはLOシグナル位相であり、eはLOシグナル位相で
ある。
前記第1可変移相器16及び第2可変移相器17は、M1周波数混合器18のRFシグ
ナル及びLOシグナルの0°での位相差及びM2周波数混合器19のRFシグナル及びL
Oシグナルの90°での位相差を含む位相差を動態的調整することに用いられる。
前記第1二重平衡変調器18及び第2二重平衡変調器19は、LOシグナルからRFシ
グナルの位相情報を抽出することに用いられる。
第1ローパスフィルタ20及び第2ローパスフィルタ21は、周波数混合器において上
方変換シグナル及び下方変換シグナルを出力して、下方変換シグナルを保留し、上方変換
シグナルを濾過して除去することに用いられる。第1ローパスフィルタ20及び第2ロー
パスフィルタ21のバンドパスの範囲が0〜1.9MHzであるので、上方変換シグナル
を濾過して除去して下方変換直流シグナルを保留することができる。
前記第1ゼロ直流オフセット可変利得増幅器22及び第2ゼロ直流オフセット可変利得
増幅器23は、高周波回路シグナルを発信することに用いられ、ADCサンプリングに寄
与し、更に、増幅器の直流オフセット現象を除去し、アナログIQ位相弁別精度を向上さ
せることに用いられる。
本実施例において、1入力2出力分配器14及びHybrid分配器15の位相が同じ
である出力端に、分配器位相不均衡によるシグナルの変調誤差を微調整するための第1可
変移相器16及び第2可変移相器17が取り付けられる。
本実施例において、リアルタイムに調節可能な直流オフセットネットワーク及び増幅器
利得によって、増幅器の直流オフセットによる分配器及び周波数混合器等による振幅不均
衡を補償する。
アナログIQ位相弁別校正モジュール3は、アナログIQ位相弁別モジュール4をリア
ルタイムに検出し、アナログIQ位相弁別モジュール4の校正が完成すると、自動的に閉
じ、校正モジュールのアナログIQ位相弁別結果に対する影響を避ける。アナログIQ位
相弁別モジュール4は、主に、アナログIQ位相弁別校正モジュール3にIシグナル及び
Qシグナルのフィートバックシグナルを提供し、アナログIQ位相弁別校正モジュール3
の入力シグナルとする。
前記アナログIQ位相弁別校正モジュール3がアナログ高周波シグナルを発生した後で
アナログIQ位相弁別モジュール4に入力し、RFシグナルとLOシグナルとの位相差を
連続的に変え、アナログデジタル変換器によってIシグナル及びQシグナルをサンプリン
グした後で、L-M三角関数によって前記通路シグナルの三角関数曲線を当てはめ、通路
内幅、直流オフセット及びIシグナルとQシグナルとの位相差を得る。アナログIQ位相
弁別校正モジュール3は、更に、PIフィートバック制御によってアナログIQ位相弁別
モジュール4を調整して、アナログIQ位相弁別モジュール4を校正することに用いられ
る。アナログIQ位相弁別校正モジュール3は、デジタルシグナルプロセッサ2、第1可
変移相器、第2可変移相器、第1直流オフセット除去可変利得拡大回路、第2直流オフセ
ット除去可変利得拡大回路を含む。
好ましくは、アナログIQ位相弁別校正モジュール3の機能は、主に、アナログRFシ
グナル及びLOシグナルの発生、アナログIQシグナルの受信、アナログ-デジタル変換
(Analog-to-Digital Converter;ADC)及びデジタル-ア
ナログ変換(Digital-to-analog converter;DAC)及びデ
ジタルシグナル処理、及びフィートバックシグナルの出力を含む。
前記デジタルシグナルプロセッサ2は、アナログIQ位相弁別校正モジュール3のデジ
タルシグナル処理に用いられ、L-M三角関数によってIシグナル及びQシグナル振幅値
、位相差及び直流オフセット計算を達成させる。前記L-M三角関数は、主に、サンプリ
ング点の変化趨勢を観察し、当てはめ関数を設定し、最小二乗法によって、目的関数を作
る。
F(x)=(f(a,x,y)-f(a-1,x,y))
f(a,x,y)は当てはめ関数がサンプリング点(x、y)でi回の繰り返した後
の関数値を表す。絶え間ない繰り返した計算によって、誤差の最小値を捜し出す。前記ア
ルゴリズムは、適応性が強く、達成しやすく、且つ非線形性の当てはめの誤差が小さい。
前記第1可変移相器、第2可変移相器は、アナログIQ位相弁別校正モジュール3によ
って分配器による位相不均衡を校正することに用いられる。デジタルシグナルプロセッサ
2が設定された位相とI、Qシグナルの位相とを比較してIシグナル及びQシグナルの位
相遅延を得て、遅延シグナルを第1可変移相器、第2可変移相器に伝送する。
好ましくは、第1可変移相器、第2可変移相器は、抵抗を調整することで、遅延が0に
なるまで、Iシグナル及びQシグナルの位相遅延を低下させる。
本実施例において、第1可変移相器、第2可変移相器は、図3に示すように、進み可変
移相器であり、移相範囲が0〜180°であり、ブロックコンデンサ29、第1抵抗27
、第2抵抗28、第1可変抵抗25及び第1演算増幅器26を含む。その関係式は下記の
ように示される。
前記第1直流オフセット除去可変利得拡大回路、第2直流オフセット除去可変利得拡大
回路は、回路の拡大による直流オフセット及び利得不均衡を校正することに用いられる。
デジタルシグナルプロセッサ2は、設定された振幅値とI、Qシグナルの振幅値とを比較
してIシグナルとQシグナルとの振幅値誤差を得る。第1直流オフセット除去可変利得拡
大回路、第2直流オフセット除去可変利得拡大回路は、直流オフセット除去可変利得拡大
回路を調整することで、Iシグナル及びQシグナルの直流オフセット及び利得不均衡を低
下させる。
本実施例において、図4に示すように、直流オフセット除去回路は、第1対称既定抵抗
R3、第2対称既定抵抗R4、第2可変抵抗R5、電圧ホロア33、既定抵抗R6を含み
、R5の抵抗値を調整することで増幅器による直流オフセットを除去する。
可変利得拡大回路は、プリングコンデンサ38、第2演算増幅器37、第3抵抗35、
第3可変抵抗36及び第4抵抗39及びプリングコンデンサ40を含み、可変抵抗R8を
調整することで拡大回路利得を変えて、回路の拡大による利得不均衡を除去する。
図5に示すように、前記システムは、TTL電気レベル通信及び高周波ケーブルを採用
し、新規なアナログIQ位相弁別モジュール3がシグナルを出力してアナログデジタル変
換器によってデジタルシグナルに変換して、通信線路によってアナログIQ位相弁別校正
モジュール4に伝送し、アナログIQ位相弁別校正モジュール4がデジタル-アナログ変
換器によってフィートバックシグナルを新規なアナログIQ位相弁別モジュール3に返却
して、システムの閉ループ操作を達成し、アナログIQ位相弁別器の校正を完成する。
好ましくは、アナログIQ位相弁別校正モジュール3の校正論理は、位相不均衡の校正
、直流オフセットの校正及び振幅不均衡の校正を含む。
好ましくは、第1可変移相器、第2可変移相器は、分配器5による位相不均衡を校正す
ることに用いられる。
好ましくは、第1直流オフセット除去可変利得拡大回路、第2直流オフセット除去可変
利得拡大回路は、直流オフセット及び振幅不均衡を校正することに用いられる。
本実施例において、アナログIQ位相弁別校正モジュール4の校正流れは、下記工程を
備える。
S1、校正シグナルをアナログIQ位相弁別校正モジュール4に発信し、アナログIQ
位相弁別校正モジュール4がユーザの設既定に基づいてディジタル直接合成発振器(Di
rect Digital Synthesizer)によってLOシグナル及びRFシ
グナルを生じる。
S2、IQ位相弁別器の位相が正交であるかを判断し、IQ位相弁別器の位相が正交で
はないと、第1可変移相器及び第2可変移相器を調節して、IQ通路の位相と位相設既定
をゼロにする。
S3、デジタルシグナルプロセッサ2がアナログIQ位相弁別器の直流オフセット及び
幅を計算し、PI制御器が後置増幅器の直流オフセット及び利得を制御し、直流オフセッ
ト及び振幅不均衡を除去する。
好ましくは、新規なアナログIQ位相弁別器の位相弁別精度を更に向上させるために、
一般的に、新規なアナログIQ位相弁別器を2〜3回調整することが要求される。
超伝導サイクロトロン新規な同調システム駆動装置は、底部トレー101、中間トレー
104及び頂上トレー109を含み、底部トレー101と中間トレー104との間、中間
トレー104と頂上トレー109との間の何れにも光軸102によって接続される。光軸
102は、リニア軸受103によって中間トレー104の表面に貫通して取り付けられ、
周囲に位置限定板117が固定される。
中間トレー104の表面にボールネジホルダー105が固定される。中間トレー104
の表面にリミットスイッチ固定板118及びリミットスイッチ119が固定される。
頂上トレー109の表面に、ボールネジ106及び同期ホイール115が取り付けられ
、ポテンショメータ107が固定される。ボールネジ106とボールネジホルダー105
、ボールネジ106の周囲に、同期ベルト108が固定される。
好ましくは、ボールネジ106が主ねじナット固定軸111及び係止ナット112によ
って頂上トレー109の表面に貫通して固定される。
好ましくは、前記ポテンショメータ107がポテンショメータ固定板110によって頂
上トレー109の表面に固定される。
頂上トレー109の別の表面に遊星歯車減速機114が取り付けられる。遊星歯車減速
機114の別の表面にサーボモータ113が取り付けられる。
アナログIQ位相弁別器3が離調角度及び方向に基づいてサーボモータ113を駆動さ
せる。サーボモータ113が同期ベルト108によって中間トレー104を連動させる。
定向杆が主に中間トレー104のシフトの方向性を保証する。
上記内容は、単に本発明について列挙し及び説明するものであり、当業者による述べら
れた具体的な実施例に対する様々な修正、補充又は類似な形態の代わりであれば、発明の
構造を逸脱せず又は本特許請求の範囲により定義された範囲を越えない限り、何れも本発
明の保護範囲に属する。

Claims (6)

  1. サーボモータ(1)、検出装置、アナログIQ位相弁別校正モジュール(3)、アナロ
    グIQ位相弁別モジュール(4)、分配器(5)、双方向性結合器(8)を備える新規な
    超伝導サイクロトロン同調システムであって、
    前記アナログIQ位相弁別モジュール(4)は、LOシグナルとRFシグナルとの位相
    差の正弦I及び余弦Qを変調することに用いられ、アナログIQ位相弁別校正モジュール
    (3)にIシグナル及びQシグナルのフィートバックシグナルを提供し、アナログIQ位
    相弁別校正モジュール(3)の入力シグナルとし、
    前記アナログIQ位相弁別モジュールは、1入力2出力分配器(14)、hybrid
    分配器(15)、第1可変移相器(16)、第2可変移相器(17)、第1二重平衡変調
    器(18)、第2二重平衡変調器(19)、第1ローパスフィルタ(20)、第2ローパ
    スフィルタ(21)、第1ゼロ直流オフセット可変利得増幅器(22)、第2ゼロ直流オ
    フセット可変利得増幅器(23)を含み、
    前記アナログIQ位相弁別校正モジュール(3)は、アナログIQ位相弁別モジュール
    (4)を校正することに用いられ、
    前記アナログIQ位相弁別校正モジュール(3)は、アナログIQ位相弁別モジュール
    (4)をリアルタイムに検出し、アナログIQ位相弁別モジュール(4)の校正が完成す
    ると、自動的に閉じ、校正モジュールのアナログIQ位相弁別結果に対する影響を避け、
    前記アナログIQ位相弁別校正モジュール(3)は、デジタルシグナルプロセッサ(2
    )、第1可変移相器、第2可変移相器、第1直流オフセット除去可変利得拡大回路、第2
    直流オフセット除去可変利得拡大回路を含み、
    前記双方向性結合器(8)は、結合高周波源入射シグナルを発信し、シグナル調節回路
    によって結合シグナルの電気レベルを0dbmに調整して、結合シグナルをアナログIQ
    位相弁別モジュール(4)に入力してLO入力シグナルとすることに用いられ、
    前記分配器(5)は、キャビティサンプリングシグナルをアナログIQ位相弁別モジュ
    ール(4)に輸送してRFシグナルとし、更に、キャビティサンプリングシグナルを前記
    検出装置に輸送して入力することに用いられ、
    前記サーボモータ(1)は、同調位置を検出し、及び同調レバーの運動速度や方向を制
    御することに用いられ、
    前記検出装置は、検波器(6)及びデジタルシグナルプロセッサ(2)を含み、
    前記デジタルシグナルプロセッサ(2)は、アナログIQ位相弁別モジュール(4)の
    出力したIシグナル及びQシグナをモータの制御シグナルに変換することで、サーボモー
    タ(1)を制御して同調機能を完成し、
    前記検波器(6)は、包絡線検波によって検出結果を微分し、キャビティの単位時間で
    釈放したエネルギーが正常運行の時に単位時間で釈放したエネルギーよりも大きい場合
    記デジタルシグナルプロセッサ(2)がRFスイッチ(7)をオフにする指令を発信し

    前記1入力2出力分配器(14)がそれぞれ第1二重平衡変調器(18)のRF端口及
    び第1可変移相器(16)に接続され、前記第1可変移相器(16)が第2二重平衡変調
    器(19)のRF端口に接続され、前記1入力2出力分配器(14)がRFシグナルをそ
    れぞれ第1二重平衡変調器(18)及び第2二重平衡変調器(19)に伝送し、分路の仕
    事率が3db減衰し、
    前記hybrid分配器(15)がそれぞれ第2可変移相器(17)及び第2二重平衡
    変調器(19)のLO端口に接続され、前記第2可変移相器(17)が第1二重平衡変調
    器(18)のLO端口に接続され、LOシグナルが2つに分けられ、且つ2つシグナルの
    位相差が90°であり、分路の仕事率が3db減衰し、
    前記第1可変移相器(16)及び第2可変移相器(17)は、第1二重平衡変調器(1
    8)のRFシグナル及びLOシグナルの0°での位相差及び第2二重平衡変調器(19)
    のRFシグナル及びLOシグナルの90°での位相差を含む位相差を動態的調整すること
    に用いられ、
    前記第1二重平衡変調器(18)及び第2二重平衡変調器(19)は、LOシグナルか
    らRFシグナルの位相情報を抽出することに用いられ、
    前記第1ローパスフィルタ(20)及び第2ローパスフィルタ(21)は、周波数混合
    器において上方変換シグナル及び下方変換シグナルを出力して、下方変換シグナルを保留
    し、上方変換シグナルを濾過して除去することに用いられ、それらのバンドパスの範囲が
    0〜1.9MHzであり、
    前記第1ゼロ直流オフセット可変利得増幅器(22)及び第2ゼロ直流オフセット可変
    利得増幅器(23)は、高周波回路シグナルを発信することに用いられ、更に、増幅器の
    直流オフセット現象を除去することに用いられることを特徴とする新規な超伝導サイクロ
    トロン同調システム。
  2. 前記アナログIQ位相弁別校正モジュール(3)は、アナログIQ位相弁別モジュール
    (4)の直流オフセット、振幅不均衡及び位相不均衡を校正することを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の新規な超伝導サイクロトロン同調システム。
  3. 前記第1可変移相器、第2可変移相器は、アナログIQ位相弁別校正モジュール(3)
    によって分配器による位相不均衡を校正することに用いられ、デジタルシグナルプロセッ
    サ(2)が設定された位相とI、Qシグナルの位相とを比較してIシグナル及びQシグナ
    ルの位相遅延を得、遅延シグナルを第1可変移相器、第2可変移相器に伝送し、
    前記第1可変移相器、第2可変移相器は、抵抗を調整することで、遅延が0になるまで
    、Iシグナル及びQシグナルの位相遅延を低下させ、
    前記第1直流オフセット除去可変利得拡大回路、第2直流オフセット除去可変利得拡大
    回路は、回路の拡大による直流オフセット及び利得不均衡を校正することに用いられ、前
    記デジタルシグナルプロセッサ(2)は、設定された振幅値とI、Qシグナルの振幅値と
    を比較してIシグナルとQシグナルとの振幅値誤差を得、第1直流オフセット除去可変利
    得拡大回路、第2直流オフセット除去可変利得拡大回路は、直流オフセット除去可変利得
    拡大回路を調整することで、Iシグナル及びQシグナルの直流オフセット及び利得不均衡
    を低下させることを特徴とする請求項1に記載の新規な超伝導サイクロトロン同調システ
    ム。
  4. 前記第1可変移相器、第2可変移相器は、進み可変移相器であり、移相範囲が0〜18
    0°であり、ブロックコンデンサ(29)、第1抵抗(27)、第2抵抗(28)、第1
    可変抵抗(25)及び第1演算増幅器(26)を含むことを特徴とする請求項3に記載の
    新規な超伝導サイクロトロン同調システム。
  5. 直流オフセット除去回路は、第1対称既定抵抗R3、第2対称既定抵抗R4、第2可変
    抵抗R5、電圧ホロア(33)、既定抵抗R6を含み、R5の抵抗値を調整することで増
    幅器による直流オフセットを除去することを特徴とする請求項3に記載の新規な超伝導サ
    イクロトロン同調システム。
  6. 可変利得拡大回路は、プリングコンデンサ(38)、第2演算増幅器(37)、第3抵
    抗(35)、第3可変抵抗(36)及び第4抵抗(39)及びプリングコンデンサ(40
    )を含み、可変抵抗R8を調整することで拡大回路利得を変えて、回路の拡大による利得
    不均衡を除去することを特徴とする請求項3に記載の新規な超伝導サイクロトロン同調シ
    ステム。
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