JP6669414B2 - ステアリングロック・舵角検出複合装置 - Google Patents
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Description
従来において、ステアリングロック装置および舵角検出装置の双方を設ける場合、これらを互いに別体として製作した上で、ステアリング装置に別々に組み付けているのが実情である。
より具体的には、ステアリングロック装置としては、特許文献1,2に記載されているように、ステアリングシャフト用のロックピンの動作を電動化し、その駆動モータを制御したり、あるいはステアリングシャフトがロック・アンロックのいずれの状態にあるかを判別するための制御回路が搭載された回路基板を備えているものがある。その一方、舵角検出装置としては、特許文献3に記載されているように、舵角を検出するためのセンサを用いた舵角検出回路が搭載された回路基板を備えているものがある。従来においては、ステアリングロック装置および舵角検出装置のそれぞれが個別の回路基板を備えた構成とされているが、このことが両装置の全体の製造コストを上昇させる大きな要因となっている。また、2枚の回路基板が別々に設けられていたのでは、それらと他の制御機器との電気配線接続が煩雑化するなどの不具合も生じる。
第1に、ステアリングロック装置と舵角検出装置との間において、回路基板の共用化が適切に図られている。したがって、部品点数の少数化や、ステアリングロック用の制御回路および舵角検出回路への電気配線接続の集約・合理化を図ることができる。その結果、全体の製造コストの低減が可能である。さらに、全体の小型・軽量化を促進することもできる。
第2に、ケースには開口部が設けられているため、車両を窃盗しようとする者などが、その開口部からドライバなどの破壊ツールを差し込み、ロック動作部やステアリングロック用の制御回路に不当にアクセスする可能性がある。これに対し、本発明においては、破壊ツールを開口部から差し込んだとしても、この破壊ツールはケースの内側に設けられた突出壁部に当たり、ロック動作部やステアリングロック用の制御回路の位置まで届かせることが困難となる。その結果、ロック動作部やステアリングロック用の制御回路に不当なアクセスがなされることによってステアリングシャフトのロック状態が解除されるといった虞を無くし、または少なくし、車両の防犯性を優れたものとすることができる。
理解の容易のため、構成要素の上下などの位置関係は、図面に則した位置関係とする。
検出回路7とステアリングロック用の制御回路4とは、1つの共通の回路基板5に搭載されているため、回路基板の枚数を減少させることによる製造コストの低減を図ることができる他、回路基板5への電気配線接続の簡素化、および容易化なども図ることができ、製造コストをより低減することが可能である。
形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付し、重複説明は省略する。また、図6〜図13において、構成要素の取り付け構造などが、前記実施形態と比べて余り特徴的ではない部分については、その図示を適宜省略する。
ングロック用の制御回路4は、開口部24から遠い位置にあり、しかもそれらの間には、2つの主ギア6、回路基板5、および2つの突出壁部25d,25eが存在する。したがって、図11に示すように、ギアケース94を取り外して開口部24を露出させた状態(同図では、主ギア6aを省略)とした場合であっても、やはり開口部24から破壊ツールをケース2内に差し込んで、ロック動作部3やステアリングロック用の制御回路4に届かせることは困難である。したがって、防犯性などに優れたものとすることができる。
本実施形態から理解されるように、本発明においては、主ギア6(回転体)をケース2内に収容させない構成、および回路基板5の一部をケース2からはみ出させた構成とすることが可能である。本実施形態であっても、ステアリングロック用の制御回路4と舵角検出回路7とは、同一の回路基板5に搭載されているため、製造コストの低減などを図ることができる。また、図14では省略しているが、ケース2内には、開口部24からロック動作部3や制御回路4へのアクセスを防止するための突出壁部を設けることが可能である。
さらに、上述の実施形態では、舵角検出手段として、磁石と磁気抵抗センサ(AMRセンサ:AMR-ICチップ)が用いられているが、これに限定されず、たとえば光学エンコーダ、抵抗ポテンショメータ、レゾルバなど、他の角度検出手段を用いることができる
。
また、舵角検出手段として、主ギア6の回転角度を検出させるようにしているが、舵角検出対象となる回転体は、主ギア6などのギアに限らず、ギア以外の回転部材を対象とすることも可能である。
本発明でいうロック動作部は、たとえばロックピンなどの可動部材の動作駆動源としてモータを用いたものでなくてもよく、たとえば電磁ソレノイド、あるいはイグニッションキー操作に連動して動作する機構などを利用して前記可動部材が動作する構成とすることもできる。可動部材を動作させるための制御回路が具備されていない場合であっても、ステアリングシャフトのロック・アンロックを検出するための制御回路を搭載した回路基板が用いられていれば、本発明の適用対象となり得る。
上述の実施形態では、ケース2がステアリングコラム1の下側に位置するように取り付けられているが、これに限定されず、ケース2をステアリングコラム1の上側あるいは横などに配置させた取り付け態様とすることもできる。
B ステアリングロック装置
C 舵角検出装置
1 ステアリングコラム
11 係合部(ステアリングシャフト用のロック部の構成要素)
2 ケース
24 開口部
25,25a〜25e 突出壁部
3 ロック動作部
30 ロックピン(ステアリングシャフト用のロック部の構成要素)
32 ロックピンユニット
34 磁石
4 ステアリングロック用の制御回路
40 ホールICチップ
5 回路基板
6 主ギア(回転体)
60 磁石
7 舵角検出回路
70 AMR-ICチップ
90 補助ギア
Claims (1)
- ステアリングシャフト用のロック部をロック・アンロックのいずれかに選択的に変化させることが可能なロック動作部、および前記ステアリングシャフトのロック・アンロックの状態検出を行なうためのステアリングロック用の制御回路が搭載された回路基板を備え、かつこれらがケース内に収容されているステアリングロック装置と、
前記ステアリングシャフトの回転に対応して回転する回転体の回転角度を検出するための舵角検出回路を有する舵角検出装置と、
を備えている、ステアリングロック・舵角検出複合装置であって、
前記舵角検出回路は、前記回路基板に搭載されており、
前記ケースには、前記ケース内に収容された前記回転体に前記ケースの外部から前記ステアリングシャフトの回転を伝達させるための開口部、または前記回路基板の一部を前記ケースの外部に突出させるための開口部が設けられており、
前記ケースの内側には、前記ケースの開口部から前記ステアリングロック装置のロック動作部および制御回路に到る直線経路の少なくとも一部を遮る突出壁部が設けられていることを特徴とする、ステアリングロック・舵角検出複合装置。
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