JP6666873B2 - 疑似白色系led装置及びシリコーンキャップ - Google Patents

疑似白色系led装置及びシリコーンキャップ Download PDF

Info

Publication number
JP6666873B2
JP6666873B2 JP2017064012A JP2017064012A JP6666873B2 JP 6666873 B2 JP6666873 B2 JP 6666873B2 JP 2017064012 A JP2017064012 A JP 2017064012A JP 2017064012 A JP2017064012 A JP 2017064012A JP 6666873 B2 JP6666873 B2 JP 6666873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
led device
light
silicone
white led
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017064012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018166199A (ja
Inventor
利根川周作
佐藤文泰
石黒英治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Rubber Inc
Original Assignee
Asahi Rubber Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Rubber Inc filed Critical Asahi Rubber Inc
Priority to JP2017064012A priority Critical patent/JP6666873B2/ja
Publication of JP2018166199A publication Critical patent/JP2018166199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6666873B2 publication Critical patent/JP6666873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)

Description

本発明は、疑似白色系LED装置及びシリコーンキャップに関する。
青色発光ダイオード(青色LED素子)の青色光をYAG:Ce蛍光体等のYAG系蛍光体で黄色に変換し、青色光と黄色光を混色することにより調色した疑似白色系LED装置が知られている。疑似白色系LED装置においては、青色LEDを封止する透明封止材中にYAG系蛍光体を分散させたり、青色LED素子の発光面を覆うようにYAG系蛍光体を分散させた蛍光体含有シートを配置したりすることによって、青色光の一部を黄色光に変換するような構成が採用されている。
青色LED装置に含まれる青色LED素子の発光は指向性の高い光であるために、光源が目立ったり、目に対する負担が大きくなったりする等の問題があった。
青色LED装置にその発光面を覆うようにYAG系蛍光体を含有するシリコーンゴムキャップを被せた疑似白色系LED装置は、既に知られている。例えば、下記特許文献1は、青色LED装置にYAG系蛍光体を含有するシリコーンゴムの成形体であるシリコーンキャップを装着した疑似白色系LED装置を開示する。
特開2008−252119号公報
従来の青色LED装置にYAG系蛍光体を含有するシリコーンゴムやシリコーン樹脂のようなシリコーンポリマーの成形体であるキャップを装着した疑似白色系LED装置においては、未だ発光の指向性が高いという問題に加えて、青色LED素子の青色光とYAG系蛍光体の黄色の蛍光が色分離して配光角によって色度がばらつく色むらが生じるという問題があった。
本発明は、配光角による色度がばらつく色むらを抑制した疑似白色系LED装置及びシリコーンキャップを提供することを目的とする。
本発明の一局面は、青色LED素子と、青色LED素子を収容する凹部を備える上面視したときに矩形のパッケージ部材と、凹部に収容された青色LED素子を封止して発光面を形成する透明樹脂封止材と、を備える青色LED装置、及び、青色LED装置に発光面を覆うように被せられたシリコーンキャップを備え、シリコーンキャップは、発光面を覆う出射面領域を有し、出射面領域は厚さ0.7〜1.5mmの厚肉部を少なくとも含み、シリコーンキャップは、YAG系蛍光体と光拡散材とシリコーンポリマーとを含み、シリコーンポリマー100質量部に対して2〜20質量部の前記光拡散材を含有し、発光面上で矩形の中心を原点とし、矩形の長径方向にX軸、短径方向にX軸と直交するY軸を設定し、X軸とY軸に直交する方向を軸をZ軸とした場合、Z軸の正方向を配光角0°とした場合、X軸の方向とY軸の方向の何れにおいても配光角−90〜90°の全範囲において、XYZ表色系の色度座標(x,y)のx値の最大値と最小値との差及びy値の最大値と最小値との差、何れも0.06以下であり、出射光がX軸の方向とY軸の方向の何れにおいても135°以上である半値角を有する疑似白色系LED装置である。このような疑似白色系LED装置によれば、配光角によって色度差が生じることを抑制した疑似白色系LED装置を得ることができる。肉厚が0.7〜1.5mmの厚肉部を有することにより、シリコーンキャップのシート内で光を乱反射させて色を充分に混色させることにより、出射光の色むらを抑制することができる。なお、出射面が平面を含む場合においては肉厚は均一である。また、シリコーンポリマー100質量部に対して2〜20質量部の光拡散材を含有することが、光拡散材で充分に光拡散性を向上させることができる。
また、シリコーンキャップは、出射面領域の周囲にパッケージ部材の側面に当接する周辺領域を有し、周辺領域の厚さt2が出射面領域のZ軸上の厚さt1の1/5〜1/2であることが好ましい。
また、出面領域が、平面、凸面、凹面またはそれらの組み合わせによる立体曲面を含むことが、シリコーンキャップの形状によって光拡散性を向上させたり、色むらを抑制したりできる点から好ましい。
また、出面領域が、Z軸を含む断面において、X軸上に凹曲線を有し、Y軸上に凸曲線を有するような立体曲面を含み、出射光がX軸の方向で155°以上、Y軸の方向で185°以上である半値角を有することが好ましい。
また、出面領域が凸面を含み、出射光がX軸の方向で135°以上で、Y軸方向で165°以上である半値角を有することが好ましい。
また、出面領域が平面を含み、出射光がX軸方向で145°以上、Y軸方向で185°以上である半値角を有することが好ましい。
また、本発明の他の一局面は、上記疑似白色系LED装置のシリコーンキャップであり、青色LED素子と青色LED素子を収容する凹部を備える上面視したときに矩形のパッケージ部材と凹部に収容されたLED素子を封止して発光面を形成する透明樹脂封止材とを備える青色LED装置の、発光面を覆うように被せられる、YAG系蛍光体と光拡散材とシリコーンポリマーとを少なくとも含むシリコーンキャップであって、発光面から発せられる光を透過させて出射する出射面領域を含み、出射面領域は厚さ0.7〜1.5mmの厚肉部を少なくとも含み、シリコーンポリマー100質量部に対して2〜20質量部の前記光拡散材を含有し、出射面領域が、平面,凸面,凹面,またはそれらの組み合わせによる立体曲面を含むシリコーンキャップである。このようなシリコーンキャップを青色LED装置の発光面に被せることにより、配光角によって色度がばらつくような色むらが生じることを抑制した疑似白色系LED装置を得ることができる。
また、発光面上で矩形の中心を原点とし、矩形の長径方向にX軸、短径方向にX軸と直交するY軸を設定し、X軸とY軸に直交する軸をZ軸とした場合、出射面領域の周囲にパッケージ部材の側面に当接する周辺領域を有し、周辺領域の厚さt2が出射面領域のZ軸上の厚さt1の1/5〜1/2であることが好ましい。
本発明によれば、配光角によって色度差が生じることを抑制した疑似白色系LED装置が得られる。
図1は、第1の実施形態の疑似白色系LED装置10を説明する模式断面図である。 図2は、疑似白色系LED装置10のシリコーンキャップ9の模式図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は前面図、(d)は右面図である。 図3は、第2の実施形態の疑似白色系LED装置20を説明する模式断面図である。 図4は、疑似白色系LED装置20のシリコーンキャップ19の模式図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は前面図、(d)は右面図である。 図5は、第3の実施形態の疑似白色系LED装置30を説明する模式断面図である。 図6は、疑似白色系LED装置30のシリコーンキャップ29の模式図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は前面図、(d)は右面図である。 図7は、実施例1の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図8は、実施例2の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図9は、実施例3の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図10は、実施例4の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図11は、実施例5の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図12は、実施例6の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図13は、比較例1の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図14は、比較例2の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図15は、比較例3の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図16は、比較例4の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。 図17は、比較例5の疑似白色系LED装置の光学特性を示す。
以下、本発明に係る疑似白色系LED装置の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態の疑似白色系LED装置10を説明する模式断面図である。疑似白色系LED装置10は、青色LED装置5の発光面Lをシリコーンキャップ9で覆うように形成された構成体である。青色LED装置5は、青色LED素子2と青色LED素子2を収容する凹部Cを備えるパッケージ部材1と凹部Cに収容された青色LED素子2を封止して発光面Lを形成する透明樹脂封止材4とを備える青色LED装置5とを備える。シリコーンキャップ9は、発光面Lから発せられる光を透過させて出射する出射面Pを含む。
図2は、疑似白色系LED装置10のシリコーンキャップ9の模式図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は前面図、(d)は右面図である。
図2に示すように、本実施形態のシリコーンキャップ9は、上面視したときに矩形のパッケージ形状の青色LED装置に被せられるための形状を有し、上面から見た場合に矩形の中心を原点とし、X軸方向に相当する長径方向とX軸方向に直交するY軸方向に相当する短径方向とを有する。ここで、説明の便宜上、上面から見たパッケージ部材の中心をX軸とY軸の交点を原点とし、原点からX軸とY軸に垂直な方向の軸をZ軸とする。シリコーンキャップがパッケージ部材と接する面に原点を置くことにより、シリコーンキャップのX軸、Y軸、Z軸を定めることができる。そして、シリコーンキャップ9の上面にあたる出射面Pは、Z軸を含む断面において、X軸上に凹曲線を含み、Y軸上に凸曲線を含む立体曲面を含む。このように、立体曲面を含むように形成することにより、光拡散性が向上し、また、配光角によって色度差が生じることが抑制される。
青色LED装置5は、青色LED素子2と、青色LED素子2を収容する凹部Cを備えるパッケージ部材1と、凹部Cに収容された青色LED素子2を封止する透明樹脂封止材4とを備える。凹部Cの内側面には、銀メッキ等の反射膜が形成されていてもよい。青色LED素子2の一方の電極はリード1aに接続され、青色LED素子2の他方の電極は金線3によりワイヤーボンディングされてリード1bに接続されて、各リード1a,1bが外部へ延出されている。このような青色LED装置5においては、透明樹脂封止材4の上面が発光面Lになる。上面から見たパッケージ部材1の形状は、正方形状や長方形状等の矩形状である。青色LED装置5は、青色LED素子の発光の一部を波長変換した光を出射するLED装置を含む。
青色LED素子2は、420nm〜470nmの青色領域にピーク波長を有する光を発する。そして、透明樹脂封止材4は、凹部Cに収容された青色LED素子2を封止して密封する。透明樹脂封止材を形成する透明樹脂としては、例えば、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂等が挙げられる。とくにはシリコーン樹脂が、光透過性及び熱による耐黄変性に優れる点から好ましい。
疑似白色系LED装置10においては、YAG系蛍光体7と光拡散材8とをシリコーンゴムやシリコーン樹脂のようなシリコーンポリマー6に分散させてキャップ状に成形したシリコーンキャップ9により、青色の発光を、疑似白色光を発するように波長変換するように調色されている。シリコーンポリマーは高出力のLED装置を用いた場合であっても、経時的な黄変が抑制される点から好ましい。
シリコーンキャップ9は、蛍光体として、YAG系蛍光体7を含み、さらに、YAG系蛍光体7の他、目的とする発光色(例えば、昼光色、昼白色、白色、温白色、または電球色等)に併せて、さらに他の蛍光体を含有してもよい。
YAG系蛍光体の具体例としては、例えば、Y3−XGdXAl512:Ce(0≦x≦3)(YAG:Ce)で表されるようなアルミン酸イットリウム系蛍光物質(YAG系蛍光体)が挙げられる。また、その他の蛍光体としては、例えば、シリケート系緑色蛍光体,アルミネート系緑色蛍光体,β−SiAlON:Eu等のサイアロン系緑色蛍光体等の緑色蛍光体や、窒化物系赤色蛍光体,シリケート系赤色蛍光体,CaAlSiN3:Eu等のカズン系赤色蛍光体,サイアロン系赤色蛍光体、等が挙げられる。
光拡散材8は光を乱反射させる粒子である。光拡散材の具体例としては、例えば、炭酸カルシウム,シリカ,酸化チタン,硫化亜鉛,酸化亜鉛,アルミナ,酸化マグネシウム、硫酸バリウム、等の粒子が挙げられる。これらは単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの中では、炭酸カルシウムの粒子が光反射性に優れる点から好ましい。光拡散材の粒子径は特に限定されないが、平均粒子径4.0〜6.0μm程度であることが好ましい。なお、平均粒子径は、レーザー光回折法による粒度分布測定における質量平均値D50(又はメジアン径)として求めることができる。
シリコーンキャップ9中の光拡散材の含有割合としては、シリコーンポリマー100質量部に対して2〜20質量部、さらには5〜10質量部であることが配光角によって色度差が生じることが抑制される点から好ましい。
疑似白色系LED装置10のように、シリコーンキャップの出射面がZ軸を含む断面において、X軸上に凹曲線を有し、Y軸上に凸曲線を有するような立体曲面を含む場合には、出射光の半値角がX軸方向に155°以上、さらには160°以上、その方向と直交するY軸方向に185°以上、さらには、190°以上有するような光拡散性に優れた、配光角によって色度差が生じることが抑制された疑似白色系LED装置が得られる。
図3は、第2の実施形態の疑似白色系LED装置20を説明する模式断面図である。疑似白色系LED装置20は、青色LED装置5の発光面をシリコーンキャップ19で覆うように形成された構成体である。青色LED装置5は、疑似白色系LED装置10で用いたものと同様のものである。シリコーンキャップ19は、発光面から発せられる光を透過させて出射する出射面Rを含む。出射面Rは、ドーム状のような凸面を持つ立体曲面を含む。
図4は、シリコーンキャップ19の模式図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は前面図、(d)は右面図である。このように、出射面をドーム状のような凸面の立体曲面に形成することによっても、光拡散性を向上させ、また、配光角によって色度差が生じることを抑制することができる。本実施形態のシリコーンキャップ19は、例えば矩形のパッケージ形状の青色LED装置に被せられるための形状を有し、Z軸を含む断面において、X軸上の凸曲線はY軸上の凸曲線より曲率が小さい曲線を有することが好ましい。
疑似白色系LED装置20のように、シリコーンキャップ19の出射面Rがドーム状のような凸面の立体曲面を含む場合には、出射光の半値角がX軸の方向で135°以上、さらには140°以上、その方向と直交するY軸の方向で165°以上、さらには170°以上になることが好ましい。このような出射光の半値角を有すると、光拡散性に優れ、出射角による色度差の小さい疑似白色系LED装置が得られる。
図5は、第3の実施形態の疑似白色系LED装置30を説明する模式断面図である。疑似白色系LED装置30は、青色LED装置5の発光面をシリコーンキャップ29で覆うように形成された構成体である。青色LED装置5は、疑似白色系LED装置10で用いたものと同様のものである。シリコーンキャップ29は、発光面から発せられる光を透過させて出射する出射面Qを含む。出射面Qは、従来のシリコーンキャップより大幅に厚く形成されている肉厚シート上の平面である。
図6は、シリコーンキャップ29の模式図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は前面図、(d)は右面図である。このように、発光面に対面する出射面のあるシリコーンキャップ部分の厚さが大幅に厚く形成されている肉厚のキャップ状とし、その上を平面にすることによっても、光拡散性を向上し、また、色むらを抑制することができる。
図5に示すように、シリコーンキャップ29の出射面Qにおける肉厚t1(即ち、シリコーンキャップ29のZ軸を含む中央部の入射面(裏面)と出射面間の厚さに同じ)は、LED装置を嵌入する凹部を形成するとともにLED装置の側壁を把持する役目を有する周囲耳部の肉厚t2よりも大幅に厚く形成されている。また、従来の出射面が平面状である平面タイプのシリコーンキャップにおける、出射面を形成する部分の厚さに比べても大幅に厚く形成されている。このように、出射面になる部分の厚みを他の部分の厚みに比べて極めて厚くすることによって、光拡散性が向上し、配光角も広がる。また、配光角によって色度差が生じることも抑制される。図5に示すように、t2に比べてt1が厚いシリコーンキャップ29を用いた場合、シートの内部で光の反射・散乱回数が増加して、混色性や光拡散性がより良好になるとともに、側面からも拡散された光を出射させることができる。それにより、配光角をより大きくすることができる。このように極めて厚く形成した出射面Qを含む部分の厚さt1としては0.7〜1.5mmであり、0.7〜0.9mmであることが好ましい。また、LED装置の側壁を把持する役目を有する周囲耳部の肉厚t2の厚さに比べて、2〜5倍、さらには、2〜3倍であることが好ましい。t1が厚すぎる場合には、配光角によって色度差が生じやすくなる傾向がある。配光角による色度差は、シリコーンキャップ29の表面及び裏面による反射により、各波長の光に光路長に差が生じて、分光することによると思われる。そのために厚すぎる場合には配光角による色度差が大きくなる傾向がある。なお、従来の出射面が平面タイプのシリコーンキャップは出射面が平面であり、その厚さは、通常、0.25〜0.35mm程度で全体的にほぼ均一な厚さである。また、このタイプの従来のシリコーンキャップの周囲耳部の肉厚t2は0.2〜0.3mm程度である。(尚、図5で用いたZ軸を含む中央部の肉厚t1及び周囲耳部の肉厚t2については、他の形状のシリコーンキャップにおいても相当する位置の寸法として異なる値のt1及びt2が用いられ得る。)
疑似白色系LED装置30のように、シリコーンキャップの出射面である出射面領域が極めて厚く形成されている平面を含む場合には、出射光の半値角がX軸方向で145°以上、さらには150°以上、その方向に直交するY軸方向で185°以上、さらには、190°以上有することが好ましく、光拡散性に優れ出射角による色度差の小さい疑似白色系LED装置が得られる。
本実施形態の疑似白色系LED装置10,20,30は、それぞれシリコーンキャップ9,19,29のようにシリコーンキャップの発光面の形状を制御すること、及び、各シリコーンキャップに含まれる光拡散材の含有量の制御の組み合わせにより、後述のように、配光角−90〜90°の全範囲において、XYZ表色系の色度座標(x,y)のx値の最大値と最小値との差及びy値の最大値と最小値との差がX軸方向とY軸方向との両方で0.06以下、好ましく0.05以下になる、広い範囲の配光角の範囲で色度差の小さい、疑似白色系LED装置を実現することができる。
本実施形態の疑似白色系LED装置における発光色は、YAG系蛍光体で調色される例えば、昼光色、昼白色、白色、温白色、または電球色等の色が挙げられる。さらに具体的には、XYZ表色系の色度座標(x,y)において、配光角−90〜90°の全範囲において、x値が0.13〜0.65の範囲、y値が0.07〜0.65の範囲に含まれるものが好ましい。このような疑似白色系LED装置によれば、配光角によって色度差の小さい、色むらが生じることを抑制した疑似白色系LED装置を実現することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。なお、本発明の範囲は実施例により何ら限定されるものではない。
[製造例1]
熱硬化性シリコーンゴム100質量部に対して、550nmに蛍光ピーク波長を有するYAG:Ce蛍光体2質量部と光拡散材として平均粒子径5.0μmの炭酸カルシウム20質量部とを混合し、混練機を用いて混練することにより蛍光体含有樹脂組成物を得た。得られた蛍光体含有樹脂組成物を金型内に充填し、165〜170℃で加熱処理して熱硬化させることにより蛍光体含有シートを得た。蛍光体シートには、図2に示したような形状のシリコーンゴムキャップが形成されていた。そして、蛍光体シート中の各シリコーンゴムキャップを切断して個片化することによりシリコーンゴムキャップA2を製造した。シリコーンゴムキャップA2は、上面が縦2.4mm×横1.76mmであり、裏面は平面であり、Z軸を含む中央部の肉厚t1は0.8mm、Z軸及びX軸を含む断面における出射面の曲線の高低差は、0.13mm、周囲耳部の厚さt2は約0.2mmであった。
[製造例2]
図4に示したような形状のシリコーンゴムキャップの形状を有する蛍光体含有シートを製造した以外は、製造例1と同様の方法により、シリコーンゴムキャップB2を製造した。シリコーンゴムキャップB2は、上面が縦2.6mm×横1.86mmであり、凸面の裏面は平面であり、Z軸を含む凸面の中央部の肉厚t1は0.8mm、周囲耳部の厚さt2は約0.2mmであった。
[製造例3]
図6に示したような形状のシリコーンゴムキャップを有する蛍光体含有シートを製造した以外は、製造例1と同様の方法により、シリコーンゴムキャップC2を製造した。シリコーンゴムキャップC2は、上面が縦2.4mm×横1.76mmであり、平面形状の出射面を有し、Z軸を含む中央部の肉厚t1は0.8mmであり、周囲耳部の厚さt2は約0.2mmであった。
[製造例4〜6]
製造例1〜3において、炭酸カルシウム20質量部を混合した代わりに、炭酸カルシウム10質量部を混合した以外は同様にして、それぞれ、シリコーンゴムキャップA1、シリコーンゴムキャップB1、及びシリコーンゴムキャップC1を製造した。
[製造例7〜9]
製造例1〜3において、炭酸カルシウム20質量部を混合した代わりに、炭酸カルシウムを配合しなかった以外は同様にして、それぞれ、シリコーンゴムキャップA0、シリコーンゴムキャップB0、及びシリコーンゴムキャップC0を製造した。
[製造例10]
シリコーンゴムキャップC0の出射面のZ軸を含む中央部の肉厚0.8mmを、肉厚0.3mmに変更した以外は同様の形状のシリコーンゴムキャップの形状を含む、炭酸カルシウム0質量部である蛍光体含有キャップシートを製造した以外は、製造例1と同様の方法により、出射面が平面である従来の平面タイプに相当するシリコーンゴムキャップD0を製造した。
[製造例11]
シリコーンゴムキャップC2のZ軸を含む中央部の肉厚0.8mmを肉厚0.3mmに変更した以外は同様の形状のシリコーンゴムキャップの形状を含む、炭酸カルシウム20質量部である蛍光体含有シートを製造した以外は、製造例1と同様の方法により、出射面が平面である従来の平面タイプに相当するシリコーンゴムキャップD2を製造した。
[実施例1〜6、比較例1〜5]
2.2×1.4×0.7(mm)の上面長方形のパッケージ寸法で、色度座標xy(0.133,0.075)の表面実装型の青色LED装置(日亜化学工業(株)製のNESB146A)を準備した。そして、製造例1〜11で得られた各シリコーンゴムキャップA2〜C2、A1〜C1、A0〜C0、D0、D2のそれぞれを、青色LED装置にその発光面を覆うように被せ、シリコーン系接着剤を介して接着することにより、疑似白色系LED装置を製造した。そして、各疑似白色系LED装置について、以下の方法により、配光角、配光色度を測定した。なお、シリコーンゴムキャップA2,A1,B2,B1,C2及びC1を用いたものがそれぞれ実施例1〜6であり、シリコーンゴムキャップD0、D2、A0、B0、及びC0を用いたものがそれぞれ比較例1〜6である。結果を表1及び図7〜図17に示す。
[配光角による色度差の測定]
各疑似白色系LED装置に20mAに設定した電流を流し、暗箱内で発光させ、分光器に接続された受光ファイバーを用いて測定した。そして、x値、y値のそれぞれについて、−90〜90°の範囲の配光角における色度を測定した。そして、x値、y値のそれぞれについて最大値から最小値を引いた値を色度差とした。なお、色度は長方形のパッケージの中心に対してX軸とY軸のそれぞれの方向について測定し、X軸色度差、Y軸の色度差を求め、X軸とY軸の色度差をx値、y値のそれぞれについて算出した。X軸とY軸のそれぞれの方向における測定は、極性であるカソード側を右側とし点灯治具にセットを行い、図2、図4及び図6に示されるX軸及びY軸の表記において、X軸においては「X軸」と記載されていない側から「X軸」と記載されている側に向けて(−90°から90°に向けて)測定を行い、Y軸においては「Y軸」と記載されていない側から「Y軸」と記載されている側に向けて(90°から−90°に向けて)測定を行った。
[半値角の測定]
各疑似白色系LED装置に20mAに設定した電流を流し、暗箱内で発光させ、分光器に接続された受光ファイバーを用いて測定した。そして、−100〜100°の範囲において発光強度を測定した。なお、発光強度の測定は、上面長方形のパッケージの中心にZ軸を合わせ、長辺に平行にX軸、短辺に平行にY軸を取り、この三軸は互いに直交するとともにXY軸をシリコーンゴムキャップの裏面に合わせ、その交点に対するX軸とY軸のそれぞれの方向について測定した。X軸とY軸のそれぞれの方向における測定は、極性であるカソード側を右側とし点灯治具にセットを行い、図2、図4及び図6に示されるX軸及びY軸の表記において、X軸においては「X軸」と記載されていない側から「X軸」と記載されている側に向けて(−90°から90°に向けて)測定を行い、Y軸においては「Y軸」と記載されていない側から「Y軸」と記載されている側に向けて(90°から−90°に向けて)測定を行った。
表1の結果から、実施例1〜2のようにシリコーンゴムキャップの出射面領域をZ軸を含む断面において、X軸上に凹曲線を有し、Y軸上に凸曲線を有する立体曲面にしたり、実施例3〜4のように出射面をドーム状の立体曲面にしたり、実施例5〜6のように出射面領域を肉厚にし、光拡散材を所定量配合することにより、配光角−90〜90°の全範囲において、XYZ表色系の色度座標(x,y)のx値及びy値の色度差が何れも0.06以下であり、配光角による色度差が抑制された疑似白色系LED装置が得られた。一方、出射面領域が通常の厚さの比較例1、2で得られた疑似白色系LED装置は、x値及びy値の色度差が実施例1〜6より大きい値であり、配光角による色度差が大きい疑似白色系LED発光となった。また、比較例3、4,5のようにZ軸を含む断面において、X軸に凹曲線を有し、Y軸に凸曲線を有する立体曲面にしたり、ドーム状の立体曲面にしたり、平面肉厚にしたりしても、光拡散材を配合しなかった場合には、配光角による色度差が抑制されなかった。
1 パッケージ部材
1a,1b リード
2 青色LED素子
3 金線
4 透明樹脂封止材
5 青色LED装置
6 シリコーン
7 YAG系蛍光体
8 光拡散材
9,19,29 シリコーンキャップ
10,20,30 疑似白色系LED装置
C 凹部
P,R,Q 出射面(出射面領域)
L 発光面

Claims (9)

  1. 青色LED素子と、前記青色LED素子を収容する凹部を備える上面視したときに矩形のパッケージ部材と、前記凹部に収容された青色LED素子を封止して発光面を形成する透明樹脂封止材と、を備える青色LED装置、及び、前記青色LED装置に前記発光面を覆うように被せられたシリコーンキャップを備え、
    前記シリコーンキャップは、前記発光面を覆う出射面領域を有し、前記出射面領域は厚さ0.7〜1.5mmの厚肉部を少なくとも含み、
    前記シリコーンキャップは、YAG系蛍光体と光拡散材とシリコーンポリマーとを含み、前記シリコーンポリマー100質量部に対して2〜20質量部の前記光拡散材を含有し、
    前記発光面上で前記矩形の中心を原点とし、前記矩形の長径方向にX軸、短径方向に前記X軸と直交するY軸を設定し、前記X軸と前記Y軸に直交する軸をZ軸とした場合、
    前記Z軸の正方向を配光角0°とした場合、前記X軸の方向と前記Y軸の方向の何れにおいても配光角−90〜90°の全範囲において、XYZ表色系の色度座標(x,y)のx値の最大値と最小値との差及びy値の最大値と最小値との差が、何れも0.06以下であり、
    出射光が前記X軸の方向と前記Y軸の方向の何れにおいても135°以上の半値角を有することを特徴とする疑似白色系LED装置。
  2. 前記シリコーンキャップは、前記出射面領域の周囲に前記パッケージ部材の側面に当接する周辺領域を有し、前記周辺領域の厚さt2が前記出射面領域の前記Z軸上の厚さt1の1/5〜1/2である請求項1に記載の疑似白色系LED装置。
  3. 前記出射面領域が、平面、凸面、凹面またはそれらの組み合わせによる立体曲面を含む請求項1または2に記載の疑似白色系LED装置。
  4. 前記出射面領域が、前記Z軸を含む断面において、前記X軸上に凹曲線を有し、前記Y軸上に凸曲線を有するような立体曲面を含み、出射光が前記X軸方向で155°以上、前記Y軸方向で185°以上である半値角を有する請求項3に記載の疑似白色系LED装置。
  5. 前記出射面領域が前記凸面を含み、出射光が前記X軸方向で135°以上で、前記Y軸方向で165°以上である半値角を有する請求項3に記載の疑似白色系LED装置。
  6. 前記出射面領域が平面を含み、出射光が前記X軸方向で145°以上、前記Y軸方向で185°以上である半値角を有する請求項3に記載の疑似白色系LED装置。
  7. 前記シリコーンキャップは、前記発光面に対面する面が平面である請求項1〜6の何れか1項に記載の疑似白色系LED装置。
  8. 請求項1に記載の疑似白色系LED装置の前記シリコーンキャップであり、前記青色LED素子と前記青色LED素子を収容する凹部を備える上面視したときに前記矩形のパッケージ部材と前記凹部に収容されたLED素子を封止して前記発光面を形成する前記透明樹脂封止材とを備える前記青色LED装置の、前記発光面を覆うように被せられる、YAG系蛍光体と光拡散材とシリコーンポリマーとを少なくとも含むシリコーンキャップであって、
    前記発光面から発せられる光を透過させて出射する出射面領域を含み、前記出射面領域は厚さ0.7〜1.5mmの厚肉部を少なくとも含み、
    前記シリコーンポリマー100質量部に対して2〜20質量部の前記光拡散材を含有し、
    前記出射面領域が、平面,凸面,凹面,またはそれらの組み合わせによる立体曲面を含むことを特徴とするシリコーンキャップ。
  9. 前記発光面上で前記矩形の中心を原点とし、前記矩形の長径方向にX軸、短径方向に前記X軸と直交するY軸を設定し、前記X軸と前記Y軸に直交する軸をZ軸とした場合、
    前記出射面領域の周囲に前記パッケージ部材の側面に当接する周辺領域を有し、前記周辺領域の厚さt2が前記出射面領域の前記Z軸上の厚さt1の1/5〜1/2である請求項8に記載のシリコーンキャップ。
JP2017064012A 2017-03-28 2017-03-28 疑似白色系led装置及びシリコーンキャップ Active JP6666873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064012A JP6666873B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 疑似白色系led装置及びシリコーンキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064012A JP6666873B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 疑似白色系led装置及びシリコーンキャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018166199A JP2018166199A (ja) 2018-10-25
JP6666873B2 true JP6666873B2 (ja) 2020-03-18

Family

ID=63922973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017064012A Active JP6666873B2 (ja) 2017-03-28 2017-03-28 疑似白色系led装置及びシリコーンキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6666873B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN210573093U (zh) * 2019-07-29 2020-05-19 瑞仪光电(南京)有限公司 调光膜片、背光模块及显示设备
JP7436893B2 (ja) * 2021-11-01 2024-02-22 日亜化学工業株式会社 発光装置およびそれに用いる拡散部材

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3065263B2 (ja) * 1996-12-27 2000-07-17 日亜化学工業株式会社 発光装置及びそれを用いたled表示器
JP4406490B2 (ja) * 2000-03-14 2010-01-27 株式会社朝日ラバー 発光ダイオード
JP4101468B2 (ja) * 2001-04-09 2008-06-18 豊田合成株式会社 発光装置の製造方法
DE102005020908A1 (de) * 2005-02-28 2006-08-31 Osram Opto Semiconductors Gmbh Beleuchtungsvorrichtung
JP2007116107A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Toshiba Lighting & Technology Corp 発光装置
JP2007095998A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Harison Toshiba Lighting Corp 発光装置
JP2008010749A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Fine Rubber Kenkyusho:Kk 発光装置およびその製造方法
US11114594B2 (en) * 2007-08-24 2021-09-07 Creeled, Inc. Light emitting device packages using light scattering particles of different size
CN101487581A (zh) * 2008-01-17 2009-07-22 富士迈半导体精密工业(上海)有限公司 发光二极管光源模组
JP2010100743A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Mitsubishi Chemicals Corp 蛍光体含有組成物の製造方法
US20130070168A1 (en) * 2010-05-26 2013-03-21 Sharp Kabushiki Kaisha Led light source, led backlight, liquid crystal display device and tv reception device
JP2011249573A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 三菱電機照明株式会社 発光装置及び波長変換シート及び照明装置
EP2705397B1 (en) * 2011-05-05 2019-06-26 Signify Holding B.V. Optical device for forming a light beam
JP2014036083A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Toshiba Corp 半導体発光装置
WO2015119858A1 (en) * 2014-02-05 2015-08-13 Cooledge Lighting Inc. Light-emitting dies incorporating wavelength-conversion materials and related methods
RU2672643C2 (ru) * 2014-03-28 2018-11-16 Асахи Раббер Инк. Светораспределительная линза
WO2016056316A1 (ja) * 2014-10-09 2016-04-14 シャープ株式会社 発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018166199A (ja) 2018-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9595645B2 (en) LED lens design with more uniform color-over-angle emission
US10043954B2 (en) Lighting device with a phosphor layer on a peripheral side surface of a light-emitting element and a reflecting layer on an upper surface of the light-emitting element and on an upper surface of the phosphor layer
US9312435B2 (en) Optoelectronic semiconductor device
US8035122B2 (en) Light diffusion type light emitting diode
JP6361645B2 (ja) 発光装置
JP5332960B2 (ja) 発光装置
JP5082427B2 (ja) 発光装置
US9966506B2 (en) Light-emission device
US20170062677A1 (en) Light-emitting device
US20170067620A1 (en) Optical component and light emitting device
KR20190038424A (ko) 발광 장치
JP6583203B2 (ja) 発光装置及び発光装置の製造方法
TW201803160A (zh) 發光裝置及具備發光裝置之背光
US11282990B2 (en) Light emitting device and light source
JP6666873B2 (ja) 疑似白色系led装置及びシリコーンキャップ
JP6225910B2 (ja) 発光装置
JP7350144B2 (ja) 発光装置
US20110188266A1 (en) Semiconductor light emitting device, composite light emitting device with arrangement of semiconductor light emitting devices, and planar light source using composite light emitting device
KR20180093989A (ko) 다중 네오디뮴 및 불소 화합물을 사용하여 색조정 필터링을 채택하는 led 장치
JP7082280B2 (ja) 発光装置
JP2002368283A (ja) 発光ダイオードランプ
JP7164315B2 (ja) 発光装置
JP7157327B2 (ja) 発光装置
JP2020150229A (ja) 発光装置およびその製造方法
JP2023091319A (ja) 発光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181009

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190329

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190410

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6666873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250