JP2007095998A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 波長変換型LEDの発光装置であって、色ムラが容易に低減でき、その高密度化が容易であってしかも生産性が高くなる発光装置を提供する。
【解決手段】 ケース体11に凹部12が形成され、LED素子13が、凹部12の底部にある第1のリード14のダイパッド部にマウントされている。第1のリード14は、外部接続用の一電極としてケース体11の外部に取り出され、第2のリード15は、ボンディングワイヤ16によりLED素子13上部に接続し、外部接続用の他電極としてケース体11の外部に取り出される。蛍光体17の添加された平板状の通光体18が、凹部12の上部の側壁に沿い例えば切欠状に設けた溝19に嵌合して取り付けられる。そして、LED素子13の励起光が通光体18中の蛍光体17から色ムラの小さい蛍光を出射する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばLED(Light Emitting Diode)素子のような発光素子から出射する青色光、紫外光等の励起光によって蛍光体を励起させ、上記発光素子の発光色とは異なる発光色を得る波長変換型の発光装置に関する。
従来、LED素子を光源とし、このLED素子からの発光によりその周りに配置された蛍光体を励起し、LED素子の本来の発光色と異なる発光(蛍光)色を出射させる波長変換型LEDが種々に検討されてきた。例えば、GaN系LED素子からの青色光によりYAG(Yttrium Aluminum Garnet)系の蛍光体を励起し、黄色系の蛍光を出射させ白色光にする発光装置が実用化されている。このような波長変換型LEDの発光装置は、大型ディスプレイ、自動車の計器類および音響装置等の表示装置、あるいはバックライトをはじめとする照明灯のような照明装置に好適である。
上記発光装置の主要部は、通常、図6に示すような断面構造をしている(例えば、参考文献1参照)。リードフレームを固定する例えば樹脂から成るケース体101が略すり鉢状の凹部102を有するように形成され、LED素子103が、上記凹部102の底部にある第1のリード104のダイパッド部でマウントされている。この第1のリード104は外部接続用の一電極としてケース体101の外部に取り出される。そして、LED素子103上部は、上記リードフレームの第2のリード105にボンディングワイヤ106により接続され、この第2のリード105が外部接続用の他電極としてケース体101の外部に取り出されている。
そして、蛍光体107を含有する透明樹脂108をケース体101の凹部102に充填し、LED素子103を封止している。このようにして波長変換型LEDの発光装置の要部が構成されている。ここで、発光装置の輝度ムラを小さくするために透明樹脂108に光の分散材が適量に添加される場合もある。
しかし、上記発光装置の構造では、LED素子103から出射した発光がケース体101の外部に出るまでの透明樹脂108内の光路により、蛍光体107の励起される量が異なってくる。例えば、図6に示すような光路109よりも光路110の方が、LED素子103からの発光の通光する距離が長くなる。このために、上記光路110の通光による蛍光体107からの蛍光量が多くなり、ケース体101の外部に出てくる蛍光体107からの発光色の色ムラの発生が、その程度差を別にして不可避的となる。
そこで、上記問題を解決する手段として、図7に示すような発光装置の構造が提案されている。この発光装置は、ケース体101の凹部102に上から蓋をするように例えば平板状の略肉厚が一定のシリコンキャップ111を被覆させる構造になっている。ここで、シリコンキャップ111中には、蛍光体112が添加されている。なお、その他の部位の構造は図6で説明した発光装置の場合と同様になっている。
この場合、LED素子103から出射する発光のシリコンキャップ111中での通光距離は、図6の場合と較べてその一様性が増す。このために、シリコンキャップ111内の蛍光体112からの発光色の色ムラは大幅に低減するようになる。そして、この構造の場合、シリコンキャップ111内における蛍光体112の面内分布を調整することにより、更にその色ムラを低減させることが可能になる。
しかし、図7の発光装置の構造では、シリコンキャップ111は、その内面がケース体101の外壁面に弾性によって固着されているために、シリコンキャップ111の面内に伸縮歪みが不可避的に生じる。そして、この歪みが、色ムラの向上あるいは上記蛍光体112の面内分布の調整を難しくし、上記色ムラの低減に限界を与えている。ここで、上記伸縮歪みの度合いを小さくすると、こんどは固着力の低下による離脱が生じ安定した装着ができなくなる。
そこで、上記シリコンキャップ111の弾性を利用して固着させるのではなく、接着剤を用いてケース体101に固着させる手段も考えられる。しかし、この場合には、接着剤の量の管理が非常に難しくなる。接着剤の量が多い場合、図7に示すリードフレームの第1のリード104あるいは第2のリード105表面に接着剤が付着し、LED素子103のマウント不良あるいはワイヤボンディング不良を引き起こすようになる。これに対して、接着剤の量が少なくなると、充分な固着力が得られなくなる。このように、接着剤による固着手段では、発光装置の生産性が低くなりその量産化において多くの解決すべき課題が生じる。
更に、図7に示した発光装置の構造では、シリコンキャップ111の外面がケース体101の外壁面から更に外側にはみ出すようになる。このために、従来のシリコンキャップ111は、発光装置の高密度化を阻害する大きな要因になってくる。
特開2005−235847号公報
近年、波長変換型LEDの発光装置では、それが適用される機器の高機能化あるいは多機能化に伴い、全般的にその色ムラの更なる低減が強く要望されている。例えば、液晶表示装置のバックライトに適用される発光装置では、多数の上記凹部102を形成した一体の樹脂から成る集合ケース体に、多数のLED素子103をそれぞれに封止し、多数の波長変換型LEDが面状に配置される構造になってきている。このような発光装置では、個々の波長変換型LEDの高密度化と共に更なる色ムラの低減が解決すべき必須な課題になってくる。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、波長変換型LEDの発光装置であって、色ムラが容易に低減でき、その高密度化が容易であってしかも生産性が向上する発光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の発光装置は、発光素子の発光を蛍光体の添加された被覆部材を透過させて前記発光の波長域と異なる光を出射させる発光装置であって、凹部を有するケース本体と、前記凹部の底部に収容された発光素子と、前記凹部の上部の側壁に形成された溝と、を有し、前記被覆部材の縁端が前記溝に係合して装着される、構成になっている。
上記発明により、凹部の底部に配置した発光素子からの励起光の光路によらないで、蛍光体から出射する蛍光量はほぼ一定になる。また、上記装着された被覆部材の伸縮歪みはほとんど生じない。このために、発光装置における色ムラは従来の場合よりも大幅に低減するようになる。そして、被覆部材がケース本体の内部に取り付けられることから、発光装置の高密度化が極めて容易になる。
そして、上記発明の好適な一態様では、前記ケース本体が前記被覆部材よりも硬度の大きい不透明樹脂で形成され、前記被覆部材がビッカース硬度50〜90の範囲にある透光性樹脂あるいは透光性ゴムにより形成されている。
あるいは、前記被覆部材の縁端に当接し前記被覆部材の離脱を阻止する前記溝の内面の一面が、仰角20°〜70°の範囲になるように形成されている。
ここで、前記被覆部材はシリコーンから成り、例えばシリコーン樹脂あるいはシリコーンゴムが好適である。そして、前記被覆部材は平板状あるいはドーム状に形成されている。
上記発明により、上記被覆部材は、ケース本体の凹部の側壁に設けられた溝に係合して簡便に装着されるようになる。しかも、その装着後において被覆部材の離脱は完全に防止できる。このために、発光装置の製造において、高い生産性あるいは作業性が得られる。
本発明の構成によれば、波長変換型LEDの発光装置であって、色ムラが容易に低減でき、その高密度化が容易であってしかも生産性が向上する発光装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態のいくつかを図面を参照して説明する。この図面では、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付す。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施形態について図1、図2および図3を参照して説明する。図1は本実施形態の好適な発光装置の一例を示す要部の断面図であり、図2はその一部拡大図である。そして、図3は上記発光装置の一製造工程を示す斜視図である。
図1に示すように、発光装置10では、例えば不透明のモールド樹脂から成るケース体11が略すり鉢状の凹部12を有して形成され、リードフレームがケース体11によって固定されている。そして、LED素子13が、上記凹部12の底部にある第1のリード14のダイパッド部にマウントされ収容されている。この第1のリード14は外部接続用の一電極としてケース体11の外部に取り出されている。また、LED素子13上部は、上記リードフレームの第2のリード15にボンディングワイヤ16により接続され、この第2のリード15は外部接続用の他電極としてケース体11の外部に取り出されている。
そして、蛍光体17の添加された平板状の通光体18が、被覆部材として、上記凹部12の上部の側壁に沿い例えば切欠状に設けた溝19に嵌合して取り付けられている。ここで、通光体18下部には、ケース体11の凹部12を充填する透明の充填樹脂20がLED素子13を封止するように設けられていてもよい。
次に、本実施形態の特徴である平板状の通光体18、上記溝19、および通光体18の嵌合あるいは係合に関して、図1に記すA領域の拡大図である図2を参照して説明する。蛍光体17を含有する通光体18の縁端は凸状に形成され凸部18aが設けられている。ここで、凸部18aのコーナーが丸くなるように角落しがなされていると好適である。
そして、図2あるいは図3に示すように、溝19は、ケース体11の凹部12上部の側壁に沿って環状に設けられた切欠きである。このような溝19はケース体11の凹部12と共に金型成形によって形成され、溝19の内面は、略平面状に加工された一面の上面19a、側面19bおよび下面19cにより構成されている。ここで、図2に示すように、溝19の上面19aの水平面からの仰ぎ角度をθとすると、上面19aは、20°≦θ≦70°を満たすように形成すると好適である。ここで、θが70°を超えてくると、上面19aに当接して溝19に係合している通光体18の凸部18aが上方向に離脱し易くなる。また、θが20°よりも小さなってくると、上記金型成形時に金型が外れなくなる。
図3に示すように、発光装置10の一製造工程となる通光体18を溝19に装着する工程では、ケース体11の凹部12に対し所定位置に通光体18を位置決めし、通光体18に一様な押圧21を加えることにより溝19内に圧入する。ここで、通光体18のビッカース硬度Hv=50〜90であり、ケース体11の高度よりも小さくなっている。このため、上記圧入において、通光体18が一度収縮し、凸部18aが溝19の上面19aを滑って溝19に嵌合するように装着される。ここで、硬度が90を超えてくると、通光体18の収縮が不充分になり溝19に挿着し難く発光装置の生産性が非常に悪くなる。また、硬度が50よりも小さなってくると、上記溝19に嵌合した通光体18が変形し、離脱が起り易くなる。
上記通光体18の凸部18aが溝19に例えば嵌合され装着されている状態にあっては、通光体18に伸縮歪みはほとんど生じない。
上記波長変換型LEDの発光装置においては、ケース体11は、リードフレーム、LED素子13、ボンディングワイヤ16、透明樹脂20等を物理的・化学的に保護できるものであればよい。具体的には、上述したモールド樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の樹脂、あるいはセラミックス等が挙げられる。
上記通光体18は、シリコーンゴムあるいはシリコーン樹脂が極めて好適である。その他に、無色透明な樹脂あるいはゴムのような材料により形成されていてもよい。
蛍光体17としては、LED素子13からの光により励起され長波長側にシフトした波長で発光するものであればどのようなものでもよく、例えば、A12:M(A:Y、Gd、Lu、Tb等 B:Al、Ga M:Ce3+、Tb3+、Eu3+、Cr3+、Nd3+、Er3+等)、ABO:M(A:Y、Gd、Lu、Tb B:Al、Ga M:Ce3+、Tb3+、Eu3+、Cr3+、Nd3+、Er3+)などのアルミン酸塩、又は、(Ba,Ca,Eu)Si:Eu2+などのオルトケイ酸塩が例として挙げられる。
LED素子13は、例えば、MgZn1−xO、InAlGa(1−x−y)N、GaN系半導体層、InGaN系半導体層、AlGaN系半導体層を含む発光素子がある。
そして、上記分散材20としては、LED素子13からの発光の損失がなく、無色透明で高反射率の材料が好ましい。そのような材料として、例えば、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、酸化バリウム、酸化チタン、硫酸バリウム、エポキシ系樹脂などが挙げられる。
上記第1の実施形態による発光装置では、略肉厚が一様になる平板状の通光体18内に蛍光体17が添加されている。ここで、通光体18内における蛍光体17添加の面内分布を適宜に調整することが可能である。このような通光体18が、ケース体11に設けられた凹部12の上部に被覆するように配置される。このために、凹部12の底部に配置したLED素子13から出射する励起光の光路によらないで、蛍光量は一定にできる。また、上記配置された通光体18の伸縮歪みはほとんど生じない。このために従来の技術で説明した伸縮歪みに起因する色ムラの問題は解消される。このようにして、発光装置10における色ムラは従来の場合よりも大幅に低減するようになる。
また、上記通光体18は、ケース体11の凹部12の上部に設けられた溝19に係合して簡便に装着される。しかも、その装着後においてその離脱は完全に防止される。このために、発光装置の製造において、効率の高い作業性および高い生産性が得られる。また、通光体18は、ケース体11の内部に取り付けられることから、その高密度化が極めて容易になる。
上記実施形態において、多数の上記凹部12が形成された一体の樹脂から成る集合ケース体に、多数のLED素子13をそれぞれに封止し、多数の波長変換型LEDが面状に配置される構造の場合であっても、上記発光装置の構造は全く同様にして適用できる。このよう場合、例えば液晶表示装置のバックライトに適用されるような大面積の発光装置も、高い生産性あるいは作業性の下に製造することができるようになる。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について図4および図5を参照して説明する。図4は本実施形態の好適な発光装置の断面図であり、図5はその上面図である。本実施形態は、第1の実施形態で説明した通光体をドーム形状にすることで発光装置の色ムラを更に小さくすることを特徴とする。
図4に示すように、発光装置30では、第1の実施形態の場合と同様に、ケース体11は、すり鉢状の凹部12を有しリードフレームを固定している。そして、LED素子13が、上記凹部12底部にある第1のリード14のダイパッド部にマウントされ、第1のリード14は外部接続用の一電極としてケース体11の外部に取り出されている。LED素子13上部は、第2のリード15にボンディングワイヤ16により接続され、第2のリード15は外部接続用の他電極としてケース体11の外部に取り出されている。
そして、蛍光体31の添加されたドーム状の通光体32がケース体11の凹部12の上部に設けられた溝19に嵌合して取り付けられている。ここで、溝19は、第1の実施形態で説明したように、図2あるいは図3に示したのと全く同様にして形成されている。そして、ドーム状の通光体32の下部には、透明のゲル状充填剤33が充填されている。ここで、図4に示しているように、ケース体11の凹部12を充填する透明の充填樹脂20がLED素子13を封止するように設けられてもよい。上記ゲル状充填剤33は、ドーム状の通光体32を内側から支えてその変形を防止する機能を有する。
ドーム状の通光体32を溝19に嵌合させる工程では、図3で説明したのと全く同様にして、通光体32に一様な押圧21を加えることにより溝19内に圧入し装着する。この場合でも、通光体32のビッカース硬度Hv=50〜90であり、ケース体11の高度よりも小さくなっている。
上記発光装置30の上面図に示すように、上記ゲル状充填剤33の注入口34およびその吸引口35が、ケース体11の凹部12の上部に近いドーム状の通光体32下部に設けられている。
そして、図3で説明したのと同様に、ドーム状の通光体32を凹部12の側壁に設けられた溝19に装着した後に、注入口34からドーム状の通光体32内部にゲル状充填剤33を注入すると同時に、ドーム内部の空気を吸引口35から排気する。このようにして、ドーム状の通光体32の下部に透明のゲル状充填剤33を充填させる。あるいは、ドーム状の通光体32を溝19に装着する前工程において、ドーム状の通光体32に予めゲル状充填剤33を満たしておいて、それから、上記通光体32を溝19に装着する。ここで、上記装着の工程では、過剰になったゲル状充填剤33は、注入口34および吸引口35から放出されるようになる。
上記ゲル状充填剤33は、通光体32の屈折率に近い透明な材質であればよい。例えば、シリコーンから成るゲル状充填剤が好適であり、その粘度は上記ドーム状の通光体32に入れた後、それを逆さにしても重力により流れ落ちない程度であればよい。ここで、ゲル状充填剤33内において発光を等方的にする上述した分散材を添加してもよい。
その他、ケース体11、通光体32、蛍光体31の材質は、第1の実施形態で説明したのと全く同じでよい。また、発光素子であるLED素子は、例えば上述した青色もしくは紫外光を含む青色よりも短波長の光を発光する素子であればどのようなものであってもよい。
上記第2の実施形態では、蛍光体31の添加されたドーム状の通光体32がケース体11に設けられた凹部12の上部に被覆するように配置される。この場合、LED素子13からの発光が励起光として等方的に放射するようにでき、励起光の通光体32内での光路の一様性が向上し、色ムラが大幅に低減するようになる。そして、通光体32内における蛍光体31添加の面内分布を調整することは不要となる。また、その他、第1の実施形態で説明したのと同じ効果が得られる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、上述した実施形態は本発明を限定するものでない。当業者にあっては、具体的な実施態様において本発明の技術思想および技術範囲から逸脱せずに種々の変形・変更を加えることが可能である。例えば、上記ケース体11に設けられた、すり鉢状の凹部12の側壁面には、発光あるいは蛍光を反射させる金属層が形成されていてもよい。あるいは、実施形態で説明したような発光装置10,30を平面上に多数個配置させて面状の発光装置としてもよい。更に、蛍光体17,31の代わりに通光体18,32に着色顔料あるいは染料を添加し、発光の波長領域の強度分布を変えるようにしてもよい。
本発明の実施の形態1にかかる波長変換型LEDの発光装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる上記発光装置の一部拡大図である。 本発明の実施の形態1にかかる発光装置の一製造工程を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかる波長変換型LEDの発光装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる上記発光装置の上面図である。 従来の技術にかかる波長変換型LEDの発光装置を示す断面図である。 従来の技術にかかる別の波長変換型LEDの発光装置を示す断面図である。
符号の説明
10,30 発光装置
11 ケース体
12 凹部
13 LED素子
14 第1のリード
15 第2のリード
16 ボンディングワイヤ
17,31 発光体
18,32 通光体
18a 凸部
19 溝
19a 上面
19b 側面
19c 下面
20 充填樹脂
21 押圧
33 ゲル状充填剤
34 注入口
35 吸引口

Claims (3)

  1. 発光素子の発光を蛍光体の添加された被覆部材を透過させて前記発光の波長域と異なる光を出射させる発光装置であって、
    凹部を有するケース本体と、
    前記凹部の底部に収容された発光素子と、
    前記凹部の上部の側壁に形成された溝と、
    を有し、
    前記被覆部材の縁端が前記溝に係合して装着されていることを特徴とする発光装置。
  2. 前記ケース本体が前記被覆部材よりも硬度の大きい不透明樹脂で形成され、前記被覆部材がビッカース硬度50〜90の範囲にある透光性樹脂あるいは透光性ゴムにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記被覆部材の縁端に当接し前記被覆部材の離脱を阻止する前記溝の内面の一面が、仰角20°〜70°の範囲になるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光装置。


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