JP6666798B2 - ベントダクトおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
通気路が設けられたダクト本体と、
前記ダクト本体に取り付けられ、前記通気路を開閉する開閉弁と、
前記ダクト本体に外方へ延出するように形成されたフランジ部に設けられたシール部と、
前記ダクト本体に前記通気路に臨むように設けられ、前記開閉弁に設けられた取付孔に挿入される掛止部と、
前記ダクト本体に前記フランジ部から前記掛止部にかけて設けられた接続部を介して前記シール部と一体的に形成され、前記取付孔に通した該掛止部に接合して前記開閉弁を保持する保持部とを備えたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、開閉弁を保持する保持部を、接続部で繋げてシール部と一体化しているので、保持部とシール部とを一緒に成形することができる。すなわち、開閉弁を固定するための処理とシール部の形成とを併せて行うことが可能であるので、ベントダクトの製造を簡単にすることができる。
請求項2に係る発明によれば、複数の保持部が互いに離間するように設けられているので、保持部の変形による開閉弁への影響を抑えることができる。
請求項3に係る発明によれば、開閉弁が位置決め孔に通した位置決め部でダクト本体に対して位置決めされているので、開閉弁の閉じ姿勢において通気路を適切に塞ぐことができる。
前記接続部は、前記係止部に対して、前記車体の開口へ前記ダクト本体を挿入する際の挿入方向後側に延在するように設けられたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、ダクト本体を車体の開口に挿入する際に、接続部が係止部の位置の目印となるので、ダクト本体を車体に取り付け易い。
通気路を設けたダクト本体を成形し、
前記ダクト本体に前記通気路に臨むように形成された掛止部に、該ダクト本体と別に成形された開閉弁に形成された取付孔を通して、開閉弁をダクト本体に設置し、
前記ダクト本体に外方へ延出するように形成されたフランジ部から前記掛止部にかけて該ダクト本体に設けられた充填部を介して原料を注入して、該フランジ部に設けるシール部と、前記取付孔に通した掛止部に接合して前記開閉弁を保持する保持部とを、一体成形するようにしたことを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、充填部を介して原料を注入して、シール部と保持部とを一体成形するので、製造工程を減らして、ベントダクトの製造を簡易にすることができる。
請求項6に係る発明によれば、ダクト本体の成形収縮に起因する変形の影響を受けることなく、開閉弁をダクト本体に精度よく取り付けることができる。
請求項7に係る発明によれば、複数の保持部が互いに離間しているので、保持部の成形収縮による開閉弁への影響を抑えることができる。
請求項8に係る発明によれば、開閉弁が位置決め孔に通した位置決め部でダクト本体に対して位置決めされているので、保持部を成形する際に開閉弁の位置ずれを防止することができ、開閉弁をダクト本体に対して精度よく取り付けることができる。
次に、実施例の作用について説明する。実施例のベントダクト10によれば、フランジ部26に設けられるシール部28と、開閉弁16を保持する保持部34とが、接続部36で繋げて同じ材料で一体化した構成であるので、保持部34とシール部28とを一緒に成形することができる。すなわち、開閉弁16をダクト本体12に対して固定するための処理とシール部28の形成とを併せて行うことができるので、シール部28の形成とは別に、超音波、熱、インパルス、カシメなどにより開閉弁16をダクト本体12に溶着する構成と異なり、ベントダクト10の製造を簡単にすることができる。また、ベントダクト10は、開閉弁16に開設された取付孔16aが保持部34で覆われて塞がれると共に、位置決め孔16bが位置決め台部41で塞がれるので、取付孔16aおよび位置決め孔16bから車両の排気ガスが車室に侵入することを防止できる。また、開閉弁16は、例えばダクト本体12に開設された孔に開閉弁16に形成した突起を挿入して取り付ける構成とは異なり、取付孔16aおよび位置決め孔16bを穴開けするだけで、通気路14に合わせた簡単な外形形状とすることができる。従って、シートを裁断して開閉弁16を得る際に、廃棄ロスを少なくして、歩留まりをよくすることができる。
前述した実施例に限らず、例えば以下のようにも変更可能である。
(1)ダクト本体は、左右の横壁部の間および/または区画壁部の間に、仕切壁部を設け、通気路を上下に区切るよう構成してもよい。この場合に、下側の通気路の上側を画成する仕切壁部の後縁に開閉弁の上縁部を取り付けるようにしてもよい。このように、上下に区画された通気路のそれぞれを、上下に配置した複数の開閉弁で塞ぐ構成にも採用し得る。
(2)ベントダクトは、左右に並べて配置した複数の開閉弁により通気路を塞ぐように構成してもよい。
(3)保持部(掛止部)および位置決め部の位置や数は、実施例の構成に限られない。ただし、開閉弁の両縁に保持部を設けることが、当該縁がまくれ上がり難くなるので望ましい。
26 フランジ部,28 シール部,30 係止部,32 掛止部,34 保持部,
36 接続部,38 充填部,40 位置決め部,S 車体,Sa 取付開口(開口)
Claims (8)
- 通気路が設けられたダクト本体と、
前記ダクト本体に取り付けられ、前記通気路を開閉する開閉弁と、
前記ダクト本体に外方へ延出するように形成されたフランジ部に設けられたシール部と、
前記ダクト本体に前記通気路に臨むように設けられ、前記開閉弁に設けられた取付孔に挿入される掛止部と、
前記ダクト本体に前記フランジ部から前記掛止部にかけて設けられた接続部を介して前記シール部と一体的に形成され、前記取付孔に通した該掛止部に接合して前記開閉弁を保持する保持部とを備えた
ことを特徴とするベントダクト。 - 前記掛止部は、互いに離間して複数設けられると共に、個々の掛止部に対応して形成される前記保持部が互いに離間して設けられた請求項1記載のベントダクト。
- 前記ダクト本体に前記通気路に臨むように設けられ、前記開閉弁に設けられた位置決め孔に通して、該開閉弁をダクト本体に対して位置決めする位置決め部を備えた請求項1または2に記載のベントダクト。
- 前記ダクト本体に設けられ、車体に設けられた開口の開口縁に引っ掛け可能な係止部を備え、
前記接続部は、前記係止部に対して、前記車体の開口へ前記ダクト本体を挿入する際の挿入方向後側に延在するように設けられた請求項1〜3の何れか一項に記載のベントダクト。 - 通気路を設けたダクト本体を成形し、
前記ダクト本体に前記通気路に臨むように形成された掛止部に、該ダクト本体と別に成形された開閉弁に形成された取付孔を通して、開閉弁をダクト本体に設置し、
前記ダクト本体に外方へ延出するように形成されたフランジ部から前記掛止部にかけて該ダクト本体に設けられた充填部を介して原料を注入して、該フランジ部に設けるシール部と、前記取付孔に通した掛止部に接合して前記開閉弁を保持する保持部とを、一体成形するようにした
ことを特徴とするベントダクトの製造方法。 - 前記ダクト本体と、前記シール部および前記保持部とを、別々の成形型で成形するようにした請求項5記載のベントダクトの製造方法。
- 前記掛止部を、互いに離間して複数設けると共に、個々の掛止部に対応して形成する前記保持部を互いに離間するように形成した請求項5または6に記載のベントダクトの製造方法。
- 前記開閉弁を前記ダクト本体に設置する際に、該ダクト本体に形成された位置決め部に、該開閉弁に形成された位置決め孔を通して、開閉弁をダクト本体に対して位置決めするようにした請求項5〜7の何れか一項に記載のベントダクトの製造方法。
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