JP6666707B2 - 仮設屋根 - Google Patents

仮設屋根 Download PDF

Info

Publication number
JP6666707B2
JP6666707B2 JP2015245032A JP2015245032A JP6666707B2 JP 6666707 B2 JP6666707 B2 JP 6666707B2 JP 2015245032 A JP2015245032 A JP 2015245032A JP 2015245032 A JP2015245032 A JP 2015245032A JP 6666707 B2 JP6666707 B2 JP 6666707B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
bag
temporary roof
row
segments
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015245032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017110393A (ja
Inventor
憲昭 鰐渕
憲昭 鰐渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical Kumagai Gumi Co Ltd
Priority to JP2015245032A priority Critical patent/JP6666707B2/ja
Publication of JP2017110393A publication Critical patent/JP2017110393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6666707B2 publication Critical patent/JP6666707B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

本発明は、例えば建物の躯体の構築の際、配筋箇所やコンクリート打設箇所が降雨や降雪、あるいは直射日光に直接に曝されないように、建物の躯体の一部を一時的に覆うために設置される仮設屋根に関する。
従来、仮設屋根の設置及び撤去を容易にすることを目的として、空気の供給および排出により膨張及び収縮が可能である仮設屋根が提案されている(後記特許文献1参照)。この仮設屋根は、アーチ形に湾曲して伸びる、互いに連結された複数列の環状体を備える。
これによれば、仮設屋根は環状体に空気を供給して環状体を膨張させることにより形成することができ、また、環状体からの空気の排出により解体することができ、これが、前記仮設屋根の設置及び撤去に要する労力及び時間の軽減に寄与する。
ところで、例えば建築中においては、建物の躯体の上にあるいは該躯体上から、タワークレーンのような重機を用いて荷揚げあるいは荷卸しを行うことがある。しかし、前記従来の仮設屋根にあっては仮設屋根の下の空間への又は該空間からの直接の荷揚げ又は荷卸しを行うことができないという問題がある。
特開平10−299153号公報
本発明の目的は、空気の供給および排出により膨張及び収縮が可能である、アーチ形に湾曲して伸びる複数列の環状体を備える仮設屋根であって該仮設屋根下の空間への又は該空間からの直接の荷卸し又は荷卸しを可能にする仮設屋根を提供することにある。
本発明に係る仮設屋根は、互いに接する複数列のアーチ形に湾曲して伸びる環状体を備える。各列の環状体はその伸長方向に関して互いに接する、流体の供給および排出により膨張及び収縮が可能である複数のセグメントからなる。各列の環状体の複数のセグメントは互いに解除可能に接続され、かつ、一の列の環状体の各セグメントと該一の列の環状体に隣接する他の列の環状体の各セグメントとは互いに解除可能に接続されている。
本発明によれば、複数列の環状体はこれらを構成する個々のセグメントに空気のような流体を供給することにより膨張した状態におかれ、膨張状態におかれた複数列の環状体によって仮設屋根が構成される。前記仮設屋根は、例えば、構築中の建物の躯体を構成する複数の柱の上に設置することができる。
前記仮設屋根は、地上で、複数のセグメントを相互に接続して複数列の環状体を形成し、さらに各セグメントに流体を供給することにより、組み立てることができる。地上で組み立てられた仮設屋根は、これを例えば構築中の建物の躯体の上に吊り上げ、該躯体上に設置することができる。前記躯体上に設置された仮設屋根の使用の間、前記仮設屋根からこれを構成する複数のセグメントのうちの一つ、又は、互いに隣接する複数のセグメントを、他のセグメントとの接続を解除することにより取り除くことができる。但し、前記一つ又は複数のセグメントの取り除きは、残りのセグメントによって前記仮設屋根としての構造が維持されるように行う。これにより、前記仮設屋根に開口を設けることができ、該開口を通して、設置中の仮設屋根の下の空間に荷を直接に吊り下ろし、また、前記空間から荷を直接に吊り上げることができる。前記仮設屋根に設けられた開口は、取り除かれた前記一又は複数のセグメントを元の位置に戻し、前記他のセグメントに接続することにより塞ぐことができ、これにより、前記仮設屋根を元の状態に復することができる。
各セグメントは、前記流体の受け入れ空間を規定する袋であって前記環状体の伸長方向に互いに相対する一対の端面、前記環状体の配列方向に互いに相対する一対の側面、両端面及び両側面に連なりかつ互いに相対する内外両周面を有する袋と、該袋の両端面及び両側面にそれぞれ取り付けられた4つの板部材と、前記袋の外周面に取り付けられ前記両端面及び両側面に沿ってそれぞれ伸びる、線ファスナ又は面ファスナを構成する両片のうちの一片とを備える
これによれば、前記袋に流体を供給するとき、一の袋の両端面及び両側面が、これらに取り付けられた前記板部材において、前記一の袋に隣接する他の袋の端面及び側面に接し、また、その膨張圧により密に接する。さらに、互いに隣接する一の袋及び他の袋が前記線ファスナ又は面ファスナの2つの片の相互係合により、セグメント相互の接続を容易に行うことができる。
前記セグメントは、さらに、前記袋の外周面に取り付けられ前記線ファスナの両片を覆うカバーを備えるものとすることができる。
これによれば、前記線ファスナの両片を覆うカバーにより該ファスナの両片間を通しての雨漏りを防止することができる。
各セグメントは各板部材に設けられた複数の凹部又は複数の凸部を有し、一のセグメントの板部の凹部又は凸部は、それぞれ、前記一のセグメントに隣接する他のセグメントの凸部又は凹部に係合可能である
これによれば、前記仮設屋根の組み立ての際、前記凹部と前記凸部との相互係合により、互いに隣接するセグメント相互の位置決めを正確に行うことができる。
前記袋の両端面に取り付けられた2つの板部材は、それぞれ、折り畳み可能であるものとすることができる。このために、例えば、前記板部材を3以上に分割されたセラミック製の平板と該平板に接着された合成樹脂製のフィルムとで構成することができる。
これによれば、前記セグメントを折り畳み状態とすることができ、これにより、前記セグメントの運搬及び保管を容易にすることができる。
前記袋は、好ましくは、防水性を有する布からなる。これは、前記仮設屋根の雨漏り防止に寄与する。
仮設屋根の斜視図である。 2つのセグメントが取り除かれた仮設屋根の斜視図である。 仮設屋根の側面図である。 仮設屋根の支持態様を示す側面図である。 セグメントの斜視図である。 折り畳まれた状態のセグメントの斜視図である。
図1を参照すると、建築中の建物の躯体を構成する床スラブFからその上方へ突出する構築途上の2対(4つ)の柱Cの上に仮設屋根10が設置されている。仮設屋根10は配筋、コンクリート打設等の作業が行われる領域(作業領域)を一時的に覆い、前記作業領域への降雨、降雪、直射日光等を遮る働きをなす。
仮設屋根10はアーチ形に湾曲して伸びる複数列(図示の例では4列)の環状体12を備え、複数列の環状体12はこれらの配列方向aに関して互いに接している。複数列の環状体12は同一の外形すなわち同一の横断面形状及びこれらの環状体12の伸長方向bに関して同一の長さ(伸長方向長さ)を有する。また、環状体12の湾曲形状である前記アーチ形は、図示の例では円弧からなる。環状体12の列の数、湾曲の程度(図示の例では前記円弧の曲率の程度)、断面の大きさ(太さ)及び長さ(伸長方向長さ又は周方向長さ)は、仮設屋根10により覆われる前記作業領域の広さ、前記作業に必要な高さ等を勘案して任意に定めることができる。なお、環状体12の湾曲形状である前記アーチ形は、図示の例に代えて、例えば放物線、楕円弧等とすることができる。
各列の環状体12は、空気のような流体の供給および排出により膨張及び収縮が可能である複数(図示の例では5つ)のセグメント14からなる。各列の環状体12と同一の方向(伸長方向b)へ湾曲して伸びる複数のセグメント14は環状体12と同一の横断面形状を有する。また、これらのセグメント14は同一の外形、したがって環状体12の配列方向aに関する長さ(幅)及び環状体12の伸長方向bに関する長さ(伸長方向長さ又は周方向長さ)がそれぞれ等しい。さらに、これらのセグメントは環状体12の伸長方向bに関して互いに接し、また、一の列の環状体12を構成する複数のセグメント14と、前記一の列に隣接する他の列の環状体12を構成する複数のセグメント14とは、環状体12の配列方向aに関して、互いに相対しかつ接している。
複数列の環状体12について、これらが同一の横断面形状を有する図示の例に代えて、これらが非同一の横断面形状を有するものとすることができる。例えば、互いに隣接する一の列の環状体12と他の列の環状体12とが、したがって前記一の列の環状体12を構成する各セグメント14と前記他の列の環状体12を構成する各セグメント14とが、配列方向aに関して、異なる長さ寸法すなわち異なる幅寸法を有するものとすることができる。
また、各列の環状体12を構成する複数のセグメント14について、これらが等しい周方向長さを有する図示の例に代えて、異なる周方向長さを有するものとすることができる。したがって、また、前記一の列を構成する複数のセグメント14の数量と、前記他の列の環状体12を構成する複数のセグメント14の数量とを互いに異なるものとすることができる。
各列の環状体12を構成する複数のセグメント14は互いに解除可能に接続されており、これにより環状体12が形成されている。また、一の列の環状体12の各セグメント14と、該セグメントに対して環状体12の配列方向aに関して対向しかつ接する他の列の環状体12の各セグメント14とは、互いに解除可能に接続されている。これにより、環状体12が相互に接続されている。
隣接するセグメント14相互の接続を解除することにより、一又は複数のセグメント14を仮設屋根10から取り除き、仮設屋根10に開口16(図2)を設けることができる。図2に示すところでは、4列の環状体12の内、これらの環状体12の配列方向aにおける中央に位置する2列の環状体12から、配列方向aに相対する2つのセグメント14が取り除かれている。
2つのセグメント14を取り除いて形成された開口16は、該開口を通しての建築用資材を含む任意の荷(図示せず)の搬入又は搬出に利用することができる。より詳細には、タワークレーンのような重機を用いた、仮設屋根10下の床スラブF上への荷卸し又は該床スラブ上からの荷揚げを行うことができる。これによれば、従来における、一旦床スラブF上におかれた荷の仮設屋根10下への運び入れ又は仮設屋根10下からの運び出しの作業を不要とすることができる。
仮設屋根10は、該仮設屋根を構成する4列の環状体12の配列方向aにおける両端に位置する二列の環状体12の伸長方向bにおける両端において、二対の柱Cに支持されている。このため、各対の柱Cは仮設屋根10の自重W(図3)の水平方向成分W1の作用と鉛直方向成分W2の作用とを受ける。ここにおいて、水平方向成分W1の作用による各対の柱Cの反り返りを防止するため、好ましくは、各環状体12の伸長方向bにおける両端部12aをワイヤ18で連結する。
仮設屋根10の二対の柱C上への設置のために、一例として、各柱Cから該柱の軸線方向上方へ突出する複数の主筋C1に被せられた蓋状部材20(図4)が用いられている。
図4に示すように、蓋状部材20は上端閉鎖の扁平な筒状体22と、該筒状体の内部において該筒状体の閉鎖上端から互いに間隔をおいて筒状体22の軸線方向へ伸びる多数の突起24とを備える。多数の突起24はこれらの間に柱Cの各主筋C1を受け入れ、これにより、蓋状部材20が柱Cに対して水平方向に関して実質的に不動の状態におかれている。二対の柱C上に載置された前記2つの環状体12はそれぞれの端部12aにおいて、後述する面ファスナ40と同様の面ファスナ25を介して蓋状部材20の筒状体22に解除可能に固定されている。図示の例において、面ファスナ25の2つの片のうちの一片と他片とが、それぞれ、環状体12の各端部12aと蓋状部材20の筒状体22とに取り付けられており、前記2つの片のフック面及びループ面において互いに接している。図示の例に代えて、環状体12の各端部12aを蓋状部材20の筒状体22に固定し、これにより環状体12と蓋状部材20とが一体をなすものとすることができる。なお、符号C2は、柱Cの複数の主筋C1の周囲を取り巻くフープ筋を示す。
図5を参照すると、セグメント14の一例が示されている。セグメント14は、前記流体の受け入れ空間を規定する袋26を備える。袋26は、例えば防水性を有する布からなり、環状体12の伸長方向bに関して互いに相対する一対の端面28a、28bと、環状体12の配列方向aに関して互いに相対する一対の側面30a、30bと、両端面28a、28b及び両側面30a、30bに連なりかつ環状体12の内周面及び外周面をそれぞれ規定することとなる互いに相対する内周面32a及び外周面32bとを有する。
セグメント14は、また、袋26の両端面28a、28b及び両側面30a、30bにそれぞれ取り付けられ、これらの面に沿って伸びかつこれらの面をそれぞれ覆う、例えばセラミック製の2対の板部材34a、34b及び36a、36bを有する。なお、これらの板部材34a、34b及び36a、36bの板厚については、図の簡略化のため、省略した。これらの板部材34a、34b及び36a、36bは、一のセグメント14と、該セグメントに環状体12の伸長方向b及び配列方向aに関してそれぞれ隣接する他のセグメント14との平坦な当接面を規定する。
セグメント14は、さらに、袋26の外周面32bに取り付けられ袋26の各端面28a、28bに沿って伸びる、線ファスナ38を構成する2つの片うちの一片と、袋26の各側面30a、30bに沿って伸びる、面ファスナ40を構成する2つの片のうちの一片40aとを備える。
開閉可能の留め具である線ファスナ38の一片はテープ38aと、該テープに取り付けられた複数のエレメント(務歯)38bと、該エレメントに取り付けられたスライダー(開閉部品)38cとからなり、他片(図示せず)はテープと、該テープに取り付けられた複数のエレメント(務歯)とからなる。線ファスナ38の一片を有する一のセグメント14に対して、該一のセグメントに隣接する他のセグメント14が線ファスナ38の2つの片のうちの他片を有する。一のセグメント14とこれに隣接する他のセグメント14とは、線ファスナ38の両片におけるエレメント同士の噛合い及びその解除により互いに接続されまた接続が解除される。
図示の例にあっては、線ファスナ38の両片のエレメントは、一のセグメント14とこれに隣接する他のセグメント14との間の上方位置において噛み合う。このため、雨天時、雨水が両エレメント間を経て一方及び他方の両セグメント14間に滴り落ちることにより、仮設屋根10に雨漏りが発生する可能性がある。そこで、これを回避するため、例えば、線ファスナ38の一片又は他片を覆うカバー(図示せず)を袋26の外周面32bに取り付ける。あるいは、例えば、線ファスナ38の両片のエレメント相互の噛合い位置が、一のセグメント14の袋26の外周面32b上又は他のセグメント14の袋26の外周面32b上にあるように、線ファスナ38の両片をそれぞれ一のセグメント14の袋26及び他のセグメント14の袋26に取り付ける。
また、面ファスナ40の一片40aは多数のフックを有するフック面を備え、他片(図示せず)は多数のループを有するループ面を備える。面ファスナ40の一片40aを有する一のセグメント14に対して、該一のセグメントに隣接する他のセグメント14は面ファスナ40の2つの片のうちの他片を有する。一のセグメント14とこれに隣接する他のセグメント14とは、面ファスナ40の両片の前記フック面及びループ面相互の押し付け及び引き剥がしにより互いに接続されまた接続が解除される。
なお、セグメント14同士の接続手段として、これを線ファスナ38及び面ファスナ40の双方とする図示の例に代えて、線ファスナ38のみとし、あるいは、面ファスナ40のみとすることができる。
仮設屋根10は、地上において、複数のセグメント14を相互に接続し、これにより複数列の環状体12を形成し、次に各セグメント14の袋26に設けられた口(図示せず)を通して各袋26に前記流体を供給することにより組み立てることができる。地上で組み立てられた仮設屋根10は、重機を用いて、これを例えば前記建物の躯体の上に吊り上げることができる。
前記流体の供給により膨張する一のセグメント14及びこれに隣接する他のセグメント14は、環状体12の伸長方向bに関して、一方のセグメント14の袋26の一端面28aと他方のセグメント14の袋26の他端面28bとにおいて、板部材34a及び板部材34bを介して当接する。このとき、両板部材34a、34bは、両袋26の膨張圧を受けて互いに密接する。
また、前記流体の供給により膨張する一のセグメント14及びこれに隣接する他のセグメント14は、環状体12の配列方向aに関して、一方のセグメント14の袋26の側面30aと他方のセグメント14の袋26の側面30bとにおいて、板部材36a及び板部材36bを介して当接する。このとき、同様に、両板部材36a、36bが両袋26の膨張圧を受けて互いに密接する。両板部材34a、34b相互の密接及び両板部材36a、36b相互の密接は、セグメント14相互間を通しての雨漏り防止に寄与する。
図示の例において、各板部材34a、34b及び各板部材36a、36bは、それぞれ、袋26の各端面28a、28bの全部及び各側面30a、30bの全部を覆っているが、この例に代えて、袋26の各端面28a、28bの一部及び各側面30a、30bの一部を覆うものとすることができる。
また、一のセグメント14とこれに隣接する他のセグメント14との当接時、両板部材34a、34b同士が整合しまた両板部材36a、36b同士が整合するように、両板部材34a、34bに、また、両板部材36a、36bに、互いに係合可能である複数の凹部及び凸部を設けることができる。図示の例では、一のセグメントに凹部42のみが設けられ、これに隣接する他のセグメント14に凸部(図示せず)のみが設けられる。図示の例に代えて、一のセグメント14及び他のセグメント14のそれぞれに凹部及び凸部の双方を設けることが可能である。
次に、袋26の両端面28a、28bにそれぞれ取り付けられた2つの板部材34a、34bはそれぞれ折り畳み可能のものとすることができる(図6参照)。ここにおいて、各板部材34a、34bは、線l1及び線l2に沿って3つに分割されたセラミック製、プラスチック製、木製、金属製等の平板(図示せず)と該平板の表面に接着された合成樹脂製のフィルム(図示せず)とからなるものとすることができる。図示の線l1及び線l2は、それぞれ、袋26の各端面28a、28bと各側面30a、30bとの交差箇所から各端面28a、28bと外周面32bとの交差線に向けて伸びている。但し、線l1及び線l2は交差しない。これによれば、図6に示すように、セグメント14の各板部材34a、34bを線l1及び線l2に沿って折り畳んだのち、折り畳まれた各板部材34a、34bの上に他の板部材36a、36b折り重ねることができる。これによれば、セグメント14の保管及び運搬をより容易にすることができる。折り畳み可能の板部材34a、34bは、図示の例に代えて、例えば、硬質プラスチック製の平板であって線l1及び線l2に沿って伸びる折り溝を有する平板(図示せず)からなるものとすることができる。これによれば、前記平板を線l1及び線l2に沿って折り曲げることができる。
10 仮設屋根
12 環状体
14 セグメント
16 開口
18 ワイヤ
20 蓋状部材
26 袋
28a、28b 袋の端面
30a、30b 袋の側面
32a、32b 袋の内周面及び外周面
34a、34b 板部材
36a、36b 板部材
38 線ファスナ
40 面ファスナ
42 凹部
l1、l2 分割線

Claims (5)

  1. 互いに接する複数列のアーチ形に湾曲して伸びる環状体を備え、
    各列の環状体はその伸長方向に関して互いに接する、流体の供給および排出により膨張及び収縮が可能である複数のセグメントからなり、
    各列の環状体の複数のセグメントは互いに解除可能に接続され、かつ、一の列の環状体の各セグメントと前記一の列の環状体に隣接する他の列の環状体の各セグメントとが互いに解除可能に接続され、
    各セグメントは、前記流体の受け入れ空間を規定する袋であって前記環状体の伸長方向に互いに相対する一対の端面、前記環状体の配列方向に互いに相対する一対の側面、両端面及び両側面に連なりかつ互いに相対する内外両周面を有する袋と、該袋の両端面及び両側面にそれぞれ取り付けられた4つの板部材と、前記袋の外周面に取り付けられ前記両端面及び両側面に沿ってそれぞれ伸びる、線ファスナ又は面ファスナを構成する2つの片のうちの一片とを備え、
    各セグメントは各板部材に設けられた複数の凹部又は複数の凸部を有し、一のセグメントの板部材の凹部又は凸部は、それぞれ、前記一のセグメントに隣接する他のセグメントの凸部又は凹部に係合可能である、仮設屋根。
  2. 前記セグメントは、さらに、前記袋の外周面に取り付けられ前記線ファスナの両片を覆うカバーを備える、請求項に記載の仮設屋根。
  3. 前記袋の両端面に取り付けられた2つの板部材はそれぞれ折り畳み可能である、請求項に記載の仮設屋根。
  4. 前記板部材は、平板と該平板に接着された合成樹脂製のフィルムとからなり、前記平板は3以上に分割されている、請求項に記載の仮設屋根。
  5. 前記袋は防水性を有する布からなる、請求項に記載の仮設屋根。
JP2015245032A 2015-12-16 2015-12-16 仮設屋根 Active JP6666707B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015245032A JP6666707B2 (ja) 2015-12-16 2015-12-16 仮設屋根

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015245032A JP6666707B2 (ja) 2015-12-16 2015-12-16 仮設屋根

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017110393A JP2017110393A (ja) 2017-06-22
JP6666707B2 true JP6666707B2 (ja) 2020-03-18

Family

ID=59081758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015245032A Active JP6666707B2 (ja) 2015-12-16 2015-12-16 仮設屋根

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6666707B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019201386B4 (de) * 2019-02-04 2021-06-17 Bernhard Hünnekens Aufblasbare Bedachung mit einem Dach mit einer flexiblen Dachhaut und einem aufblasbaren Stützelement
CN114351930B (zh) * 2021-12-02 2024-04-12 中国核电工程有限公司 联排式矩形钢管混凝土拱形屋面结构及其施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017110393A (ja) 2017-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6666707B2 (ja) 仮設屋根
US20160244984A1 (en) Formwork panel for concreting formworks
JP6395465B2 (ja) ボックスカルバート
KR100750589B1 (ko) 프리캐스트 부재의 증기 양생용 구조물
JP6124171B2 (ja) 合成セグメントの製造方法
JP5240723B2 (ja) アーチカルバートの施工方法及びその施工方法に使用する施工用構造
ITPD20090335A1 (it) Elemento edilizio modulare per la realizzazione di intercapedini in genere, ad esempio vespai, pavimenti e tetti areati
MX2012014936A (es) Molde para la construccion de un elemento de proteccion y sujecion de tipo colchon y procedimiento correspondiente.
US9267308B2 (en) Tent
JP3056981B2 (ja) アーチ橋施工方法
JP2022143866A (ja) 中詰材成形用型枠装置および土木工事用袋体の位置決め方法
JP6124172B2 (ja) 合成セグメント及びその製造方法
KR101812955B1 (ko) 노출콘크리트 공법을 이용한 건축 구조물 시공방법
US927806A (en) Collapsible cistern-mold.
JP2018044354A (ja) アーチ状構造物形成方法
JP6259178B2 (ja) トンネル覆工コンクリートの養生装置と養生方法
US1281406A (en) Battery-vault construction.
CN220599167U (zh) 超长建筑物的预浇楼层顶板后浇带两侧的封堵模板结构
JP2022089083A (ja) 主筋を含む中空プレキャストコンクリート部材の製造方法
ITMI20111733A1 (it) Elemento modulare per la realizzazione di strutture di contenimento e struttura di contenimento cosi' realizzata.
JP3115075U (ja) 土嚢作成具
JP3223960U (ja) 足場用保護板
JP4601182B2 (ja) 構造ユニットとそれを使用した建造物およびその構築方法
JP6830075B2 (ja) 落下防止装置
US949172A (en) Cistern-form.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6666707

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350