JP6665689B2 - 加圧脱圧装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

加圧脱圧装置、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、加圧脱圧装置、定着装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置は、通常、対向する加熱ローラと加圧ローラからなるローラ対、あるいは定着ベルト、あるいはそれらを組み合わせた構成となっている。搬送された記録材を加熱ローラと加圧ローラ間の定着ニップで挟み込み、この定着ニップを記録材が通過中に熱及び圧力を加えることで、トナー像を記録材に定着する。
このような定着装置において、定着ニップを加圧脱圧可能な構成とすることが知られている。この構成は、加圧ローラ表面の弾性体に圧縮永久ひずみが発生することを抑えるとともに、ジャム用紙つまりの解消などに用いられる。
例えば特許文献1の定着装置(図7参照)は、定着ニップを加圧脱圧可能とする加圧調整機構(カム、加圧調整レバー、加圧スプリング)を有する。この加圧調整機構は、カムの回転を制御して加圧調整レバーを動かし、加圧スプリングを伸縮させることで、加圧レバーを加圧ローラに加圧/脱圧できる。
この加圧調整機構は、加圧レバーの圧力を解除する際(脱圧時)に、加圧スプリングが自然長に戻るので、加圧ローラに加圧スプリングの弾性力が作用しない。したがって、加圧ローラを対向するローラから容易に遠ざけることができる。
上述した加圧調整装置は、カムや加圧スプリングなどの簡易な構成で定着ニップを加圧/脱圧可能とすることができる。しかし、特許文献1には個々の部品の寸法についてなんら開示されておらず、サイズやカム機構に工夫の余地がある。加圧調整機構を小さくできれば、それを備える定着装置や画像形成装置の小型化ができる。また高トルクを出力できるカム機構ならば、カムを駆動する駆動手段(モータなど)を小型化・低トルク化できる。
そこで、本発明の課題は、カムを駆動する駆動手段の出力を比較的小さくでき、サイズが小型である加圧脱圧装置を提供することを目的とする。
上記課題は、筐体と、前記筐体に軸心固定に支持され、回転駆動される回転体と、前記回転体と相互圧接し、被搬送体を挟持搬送する被加圧体と、前記被加圧体の両端を保持し、前記筐体に対し加圧位置又は脱圧位置に移動可能に支持される保持部材と、回転可能な第1支点で支持され、前記保持部材に当接可能な突起部を有する第1加圧レバーと、前記第1加圧レバーに接続された付勢機構と、を備え、前記付勢機構により、前記第1加圧レバー及び前記保持部材を介して前記被加圧体を前記回転体に加圧/脱圧する加圧脱圧装置において、前記第1加圧レバーは、加圧時に前記付勢機構により付勢され、前記突起部が前記保持部材に当接して作用点となる一方、脱圧時に前記付勢機構による付勢が解除され、前記付勢機構は、前記第1加圧レバーのフック部に接続された弾性体と、回転可能な第2支点で支持され、前記第2支点を中心に角度をなして2方向に伸びるリンクからなる第2加圧レバーと、回転駆動されるカムと、を有し、前記第2加圧レバーの前記リンクの一端は、前記弾性体と接続された留め部を具備し、前記第2加圧レバーの前記リンクの他端は、前記カムに接するカムフォロアを回転可能に支持する支持軸を具備し、前記第1加圧レバーの前記第1支点から、前記第1加圧レバーの前記作用点までの長さをL1とし、前記作用点から、前記第1加圧レバーの前記フック部までの長さをL2とし、前記第2加圧レバーの前記支持軸から、前記第2加圧レバーの前記第2支点までの長さをL3とし、前記第2加圧レバーの前記第2支点から、前記第2加圧レバーの前記留め部までの長さをL4として、L1>L3かつL2>L4かつL3<L4であることを特徴とする加圧脱圧装置によって、解決される。
本発明の加圧脱圧装置は、第2加圧レバーのテコ比(L4/L3)を1より大きくすることで、駆動手段の出力を比較的小さくできる。また、第2加圧レバーを第1加圧レバーに対して小さくするので、サイズを小型にすることができる。
画像形成装置の一実施形態であるカラープリンタの断面を示す模式図である。 画像形成装置に搭載された定着装置の一実施形態に係る模式図である。 図2に示した定着装置の斜視図である。 加圧脱圧装置(加圧時)の一実施形態に係る模式図である。 加圧脱圧装置(脱圧時)の一実施形態に係る模式図である。 圧解除量とジャム用紙の引き抜き力の関係を示すグラフである。 定着ベルトと弾性ローラの位置関係を示す模式図である。 圧縮スプリングを用いた加圧脱圧装置(脱圧時)の一実施形態に係る模式図である。 加圧脱圧装置の変形例を示す模式図である 加圧脱圧装置をローラ定着方式に適用した模式図である。 加圧脱圧装置をベルト定着方式に適用した模式図である。 加圧脱圧装置をFBN方式に適用した模式図である。 加圧脱圧装置をSURF方式に適用した模式図である。 加圧脱圧装置のさらなる実施形態に係る模式図である。
(第1の実施形態)
図1は、画像形成装置の一実施形態であるカラープリンタの断面を示す模式図である。本カラープリンタは、複数の色画像を形成する作像部がベルトの展張方向に沿って並置されたタンデム方式であるが、本発明はこの方式に限らない。また、プリンタだけではなく複写機やファクシミリ装置などを対象とすることも可能である。
図1に示すように、画像形成装置1の中心部には、像担持体である感光体20Y、20C、20M、20Bkが並設されている。各感光体20Y、20C、20M、20Bkは、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)に対応する画像を形成可能である。なお、これら画像形成手段は現像剤(トナー)色の違い以外はそれぞれ同一の構成であるため、以下の説明では参照符号におけるY、C、M及びBkの添え字を適宜省略して説明する。
各感光体20の周りに、帯電部材30、現像装置40及びクリーニング手段50が設けられている。この感光体20は時計回りに回転駆動し、感光体20の表面には帯電部材30が圧接されていて、この帯電部材30は、感光体20の回転駆動に伴い従動回転する。また、この帯電部材30には、高圧電源により所定のバイアス電圧が印加され、回転駆動する感光体20の表面を一様に帯電できる。なお、これら感光体20、帯電部材30、現像装置40及びクリーニング手段50は、各々画像形成装置1から着脱自在に配置されている。
4つの感光体20の斜め下方には、これらに平行して露光装置8が設けられている。この露光装置8は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどの構成部材を有する。露光装置8は、各色トナーの画像データに応じて形成された画像情報に基づいて、帯電部材30により帯電させられた各感光体20を露光し、それぞれの感光体20上に静電潜像を作り出す。この露光装置8を用いて感光体20上に形成された静電潜像は、感光体20の回転により現像装置40を通るときに各色トナーが付与されることで現像され、顕像化される。
なお、画像形成装置1の内部の上方には、イエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色トナーが充填されたトナーボトル9Y、9C、9M及び9Bkが配置されている。これらトナーボトル9Y、9C、9M及び9Bkから図示しない搬送経路を介して、所定の補給量のトナーがそれぞれ各色現像装置40Y、40C、40M及び40Bkに補給される。
さらに、各画像形成手段の感光体20に対向して、中間転写体として構成された無端ベルト状の中間転写ベルト11が配置され、この中間転写ベルト11の表面には各感光体20が当接している。中間転写ベルト11は、複数の支持ローラ(例えば、支持ローラ72,73など)に巻き掛けられて構成されている。図示した例では、支持ローラ73が、図示しない駆動源としての駆動モータと連結されており、この駆動モータの駆動によって中間転写ベルト11は図中反時計回りに回転移動し、これに伴って従動回転可能な支持ローラ73も回転する。また、中間転写ベルト11の内側には、ベルトを挟んで感光体20に対向して位置する一次転写ローラ12が配置されている。この一次転写ローラ12に高圧電源から一次転写バイアスが印加され、現像装置40により顕像化されたトナー像が中間転写ベルト11に一次転写される。
なお、一次転写されずに感光体20上に残された一次転写残トナーは、感光体20による次の画像形成動作に備えるためにクリーニング手段50により除去され、感光体20上におけるトナーは完全に除去される。
さらに、中間転写ベルト11の駆動方向下流側に、二次転写装置としての二次転写ローラ5が設けられている。この二次転写ローラ5は、中間転写ベルト11を挟んで支持ローラ72と対向しており、二次転写ローラ5と支持ローラ72とで中間転写ベルト11を介して二次転写ニップ部を形成している。また、画像形成装置1は、記録材である用紙Sの積載部としてのシート給紙装置61、給送ローラ3に加え、レジストローラ対4などを備える。さらに、二次転写ローラ5から見て用紙Sの搬送方向下流側には、定着装置100及び排紙ローラ対7が設けられている。
続いて、画像形成動作について説明する。まず、感光体20が駆動源により時計回りに回転駆動され、このとき感光体20表面に図示しない除電装置からの光が照射されて表面電位が初期化される。次に、感光体20の表面は、帯電部材30によって所定の極性に一様に帯電される。次いで、感光体20表面には露光装置8からのレーザ光が照射され、これによって感光体20表面に静電潜像が形成される。このとき各感光体20に露光される画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各トナー色情報に分解した単色の画像情報である。そして、感光体20上に形成された静電潜像は、現像装置40を通る際に現像装置40からの各色トナー(現像剤)が付与され、顕像化されたトナー像として可視化される。
また、中間転写ベルト11は、図中反時計回りに走行駆動させられる一方、一次転写ローラ12には、感光体20上に形成されたトナー像のトナー帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加される。これにより、感光体20と中間転写ベルト11との間に転写電界が形成され、感光体20上のトナー像が、その感光体20と同期して回転駆動される中間転写ベルト11上に静電的に一次転写される。このようにして、一次転写される各色トナー像は、中間転写ベルト11の搬送方向上流側から逐次タイミングを併せて中間転写ベルト11上に重ね合わされ、所望のフルカラー画像が形成される。
一方、画像形成される用紙Sは、シート給紙装置61に積載された用紙束から給送ローラ3などの搬送部材によってレジストローラ対4まで一枚ごとに分離されて給送される。その際、搬送された用紙Sの先端は、回転駆動を開始していないレジストローラ対4のニップ部に突き当たり、ループを形成し、用紙Sのレジストレーションが行われる。その後、中間転写ベルト11上に担持されたフルカラートナー像とのタイミングを図って、レジストローラ対4の回転駆動が開始され、支持ローラ72と二次転写ローラ5で構成される二次転写ニップ部に向けて用紙Sが送出される。
本実施形態では、二次転写ローラ5に中間転写ベルト11表面におけるトナー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、これにより中間転写ベルト11表面に形成されたフルカラートナー像が用紙S上に一括して転写される。次に、トナー像を転写された用紙Sは定着装置100まで搬送され、定着装置100を通過するときに熱と圧力を加えられ、永久画像としてトナー像が用紙Sに定着される。
そして、用紙Sは、排紙ローラ対7を介して排出トレイなどの用紙排出部に排出され、画像形成動作が完了する。両面印刷の場合は、画像形成装置1の右側にある両面ユニット65で用紙Sが反転され、搬送ローラ75、76を介して再度レジストローラ対4に送られる。その後は先に説明したのと同じである。なお、二次転写ニップ部で転写されずに中間転写ベルト11上に残留した残留トナーは、中間転写ベルトクリーニング手段13により取り除かれ回収される。
以上の説明は、用紙S上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、感光体20のいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2色又は3色の画像を形成したりすることもできる。また、本実施形態のプリンタを用いてモノクロ印刷をする場合には、感光体20Bk上にのみ静電潜像を形成して同手段によって現像して用紙Sに転写し、定着装置100で定着すればよい。
図2は、画像形成装置に搭載された定着装置の一実施形態に係る模式図である。定着装置100は、筐体120と、弾性ローラ122と、定着ベルト124と、加熱源126と、定着ベルト124の内側に設けられたニップ形成部材128と、ニップ形成部材128を支持する支持部材130とを備える。また、定着装置100は、定着ベルト124及び支持部材130などの両端を保持する保持部材132と、保持部材132を加圧する第1加圧レバー134と、第1加圧レバー134を付勢可能な付勢機構138と、分離部材136などを備える。
筐体120は、定着装置全体を形成するものである。図では分かりやすくするために、破断線とし、大部分を省略して描いている。
弾性ローラ122は、筐体120に軸心固定に支持され、モータなどの駆動源からギヤを介して駆動力が伝達され回転駆動される。弾性ローラ122は、芯金110に弾性ゴム層112が構成され、離型性を得るために表面に離型層(PFA又はPTFE層)が設けてある。弾性ローラ122は、中空のローラであってもよく、ローラ内にハロゲンヒータなどの加熱源を有していてもよい。弾性ゴム層112はソリッドゴムでもよいが、弾性ローラ122内部にヒータが無い場合は、スポンジゴムを用いてもよい。スポンジゴムの方が、断熱性が高まり定着ベルト124の熱が奪われにくくなるので、より望ましい。
定着ベルト124は、弾性ローラ122に接して従動回転し、加熱源126により内周側から輻射熱で直接加熱される。本構成において加熱源126であるハロゲンヒータは軸方向に異なる配光を持つ2本とした。もちろん、ヒータ本数は1本ないし3本以上でも構わない。加熱源126は、図示したハロゲンヒータでもよいが、IH(Induction Heating)であってもよいし、抵抗発熱体、カーボンヒータなどであってもよい。
定着ベルト124は、ニッケルやSUSなどの金属ベルトやポリイミドなどの樹脂材料を用いた無端状のベルト(もしくはフィルム)とする。ベルトの表層はPFA又はPTFE層などの離型層を有し、トナーが付着しないように離型性を持たせている。ベルトの基材とPFA又はPTFE層の間にはシリコーンゴムの層などで形成する弾性層があってもよい。シリコーンゴム層がない場合は熱容量が小さくなり、定着性が向上するが、未定着画像を押し潰して定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部にユズ肌状の光沢ムラ(ユズ肌画像)が残るという不具合が生じる。これを改善するにはシリコーンゴム層を100[μm]以上設ける必要がある。シリコーンゴム層の変形により、微小な凹凸が吸収されユズ肌画像が改善する。
定着ベルト124内部には、定着ベルト124と弾性ローラ122との間に定着ニップ部Nを形成するニップ形成部材128があり、定着ベルト124内面と直接(又は、摺動シートを介して間接的に)摺動するようになっている。図ではニップ部の形状が平坦状であるが、凹形状やその他の形状であってもよい。ニップ部の形状は凹形状の方が、記録材先端の排出方向が弾性ローラ寄りになり、分離性が向上するのでジャムの発生が抑制される。なお、ニップ形成部材128は、加熱手段として面状発熱体の機能を兼ねてもよく、定着ベルト124をニップ部の位置で局所的に加熱することができる。
また、定着ベルト124の内部には、ニップ部を支持するための支持部材130(ステー)がある。支持部材130は、弾性ローラ122により圧力を受けるニップ形成部材128の撓みを防止し、軸方向で均一なニップ幅を得られるようにしている。また、加熱源126と支持部材130の間に反射部材を備え、加熱源126からの輻射熱などにより支持部材130が加熱されてしまうことによる無駄なエネルギー消費を抑制している。ここで反射部材を備える代わりに、支持部材130表面に断熱もしくは鏡面処理を行っても同様の効果を得ることができる。
この支持部材130は、両端部で保持部材132(フランジ)に保持されている。保持部材132は、両端部で、定着ベルト124と、ニップ形成部材128と、支持部材130と、加熱源126を保持する。以下、これらの部品を加熱側組み付け部と称する。保持部材132は、筐体120に対し、移動可能(図中矢印A)に構成されている。
保持部材132の弾性ローラ122の反対側には、筐体120に対して回転可能であり、保持部材132を弾性ローラ122側に押しつける第1加圧レバー134が設けられている。第1加圧レバー134は、付勢機構138(駆動モータなどで回転する加圧脱圧カム140と、第2加圧レバー142及び加圧スプリング144)によって付勢される。したがって、保持部材132、すなわち加熱側組み付け部は、通紙時に定着ニップを形成する加圧位置に配置(加圧)され、非通紙時に弾性ローラ122の永久圧縮歪みをなくすために脱圧位置に退避(脱圧)される。
定着ベルト124は弾性ローラ122により連れ回り回転する。図2の場合は弾性ローラ122が駆動源により回転し、定着ニップ部Nでベルトに駆動力が伝達されることにより定着ベルト124が回転する。定着ベルト124は定着ニップ部Nで挟み込まれて回転し、定着ニップ部以外では両端部で保持部材132にガイドされ、走行する。以上のような構成により安価で、ウォームアップが速い定着装置を実現することが可能となる。
なお、分離部材136は、定着ニップ下流側に位置し、記録材を定着ベルト124から分離する。
図3は、図2に示した定着装置の斜視図である。図3において、分かりやすくするために第1加圧レバー134、及び付勢機構138は省略した。
図3に示すように、保持部材132と筐体120は、互いにガイドとレールのような形状を有し、保持部材132が弾性ローラ122の軸心方向に移動できる。すなわち、第1加圧レバー134(図2参照)によって加熱側組み付け部は、矢印A方向に移動可能で、通紙時に弾性ローラ122側に荷重を掛ける事で定着ニップを形成(加圧)できる。また、非通紙時には荷重を取り除く又は退避させることで弾性ローラ122の圧縮状態を解除する(脱圧)できる。
続いて、本発明の特徴部分について説明する。
図4は、加圧脱圧装置(加圧時)の一実施形態に係る模式図である。この加圧脱圧装置は、定着ニップを加圧脱圧可能とする構成部品である。図4において、図2と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
第1加圧レバー134は、筐体120に第1支点134aで回転可能に支持されている。第1加圧レバー134の押圧部134bは、付勢機構138に付勢されて保持部材132に当接し、定着ベルト124を弾性ローラ122の軸心方向に押しつける。すなわち、押圧部134bは、第1加圧レバー134の作用点である。
付勢機構138は、第1加圧レバー134のフック部(力点)134cに接続された弾性体である加圧スプリング144と、筐体120に第2支点142aで回転可能な支持された第2加圧レバー142と、回転駆動される加圧脱圧カム140とを有する。第2加圧レバー142は、第2支点142aを中心に角度をなして2方向に伸びるリンクからなる。
第2加圧レバー142のリンクの一端は、留め部142cで加圧スプリング144と接続され、第2加圧レバー142のリンクの他端は、カムフォロア146を具備している。カムフォロア146は、第2加圧レバー142の支持軸142bを中心に回転する。加圧脱圧カム140は、第2加圧レバー142の2つのリンクで生成される鈍角側に位置する。
ここで第1加圧レバー134の第1支点134aから、第1加圧レバー134の押圧部134bまでの長さをL1とし、押圧部134bからフック部134cまでの長さをL2とする。また、第2加圧レバー142の第2支点142aから、第2加圧レバー142の支持軸142bまでの距離をL3とし、第2加圧レバー142の第2支点142aから、第2加圧レバー142の留め部142cまでの距離をL4とする。
ここで、L1〜L4は、L1>L3かつL2>L4かつL3<L4とする。L1>L3、L2>L4なる関係から、第2加圧レバー142を第1加圧レバー134に対して小さくすることができる。また、L3<L4となる関係から、第2加圧レバー142は、カム機構で生じる力をテコ比(L4/L3)で増大することができる。よって、加圧脱圧カム140を小さくできるとともに、カム機構を駆動する駆動源(例えば、モータ)の出力トルクを小さくでき、より安価な駆動源とすることができる。したがって、従来と比較してより小型かつ安価な加圧脱圧装置とすることができる。
図5は、加圧脱圧装置(脱圧時)の一実施形態に係る模式図である。図5において、図4と同一物には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図5を用いて、脱圧時の状態を説明する。脱圧時には、加圧脱圧カム140が時計周りに回転し、同時に第2加圧レバー142のカムフォロア146は、支持軸142bを中心に反時計周りに回転する。カムフォロア146は、加圧脱圧カム140の上支点から下支点に移動するので、加圧スプリング144の長さ、すなわちフック部134cから留め部142cまでの距離は、S2(図4参照)からS1(図5参照)となる(S2>S1)。
定着ニップ部Nを形成していたニップ形成部材128は、弾性ローラ122の軸心から離れる方向に移動する。したがって、ニップ形成部材128と弾性ローラ122の間に隙間が生じ、圧解除量Lnを得ることができる。
図6は、圧解除量とジャム用紙の引き抜き力の関係を示すグラフであり、図7は、定着ベルトと弾性ローラの位置関係を示す模式図である。図6において、横軸は圧解除量(mm)であり、縦軸は用紙引き抜き力(N)である。
図6、7において、弾性ローラ122の弾性ゴム層112が圧縮された状態(圧解除量0〜3mm)を「加圧状態」と呼び、弾性ゴム層112の圧縮が開放され、かつ定着ベルト124が変形した状態(圧解除量3〜5mm)を「脱圧状態」と呼ぶ。弾性ローラ122と定着ベルト124が離間した状態(圧解除量5mm以上)を「完全離間状態」と呼ぶ。
ニップ形成部材128が退避すると、弾性ゴム層112の圧縮量が低下し(a2)、それに伴い、用紙引き抜き力は低下する。脱圧状態(b)では、定着ベルト124が変形し用紙を挟持するので、引き抜き力は依然として発生する。定着ベルト124の剛性は弾性ローラ122の弾性ゴム層112より低いので、圧解除量は、加圧状態(a1〜a2)より緩やかな勾配で低下する。さらに圧解除量が大きくなると、定着ベルト124と弾性ローラ122が離間して完全離間状態(c)となり、用紙引き抜き力はゼロになる。
このように、本実施形態の加圧脱圧装置は、十分な圧解除量を得ることができるためジャム処理を容易に行うことができる。
続いて、有利な構成について説明する。
図2、4及び5に示すように、筐体120と保持部材132を、弾性部材である引張りスプリング148によって連結し、加熱側組み付け部を脱圧方向に付勢することが望ましい。また、規制部材(保持部材132に設けられた突き当て部150と、筐体120に設けられた、突き当て部150に当接するストッパ152)を備えることが望ましい。ここで、引張りスプリング148の付勢力は、加圧スプリング144の付勢力よりも十分に小さくし、定着ニップ部への影響は無視できる大きさとする。
脱圧時に、加圧スプリング144は無負荷状態の長さとなり、第1加圧レバー134への力は解除される。この状態において、引張りスプリング148の縮む方向の付勢力により、保持部材132は、弾性ローラ122から離間する方向に移動される。そして、保持部材132の突き当て部150がストッパ152に突き当たり、停止する。そのときの移動量により、用紙引き抜き力が決定する。
図6、7で示したように、「加圧状態」では用紙引き抜き力が大きく、「完全離間状態」では用紙が自由落下し、意図しない場所に移動してしまうおそれがある。そのため、圧解除量Lnは「脱圧状態」の範囲にあることが望ましく、具体的にLnは、式(1)より算出される。
弾性ローラの半径方向の圧縮量<Ln<弾性ローラの半径方向の圧縮量+定着ベルトの変形量・・・(1)
本実施形態では、圧解除量Lnを「脱圧状態」の範囲である4mmとなるように設定した。
加熱側組み付け部を脱圧方向に付勢する構成は、上述した構成以外にも、筐体120と支持部材130を引張りスプリング148によって連結してもよいし、筐体120とニップ形成部材128を引張りスプリング148によって連結してもよい。また、引張りスプリング148に替えて、圧縮スプリングや板バネとしてもよいし、モータ又はソレノイドといった付勢手段としてもよい。引張りスプリング148を圧縮スプリング154にした構成の一例を、図8に示す。圧縮スプリング154の付勢力により、保持部材132は、脱圧方向に移動される。ここで、受け面156は筐体120に設けており、受け面158は保持部材132に設けている。
(変形例)
図9は、加圧脱圧装置の変形例を示す模式図である。図4、5では、加圧スプリングとして、1本の加圧スプリング144を用いた。これに替えて、図9に示すように、第1加圧レバー134と第2加圧レバー142の間に第1加圧スプリング160を設けるとともに、筐体120に第1加圧レバー134を第2加圧レバー142方向に付勢する第2加圧スプリング162を設けてもよい。これにより、第1加圧レバー134を挟んで加圧脱圧カム140や第2加圧レバー142を定着ニップ部Nと対向する位置に配置することができる。
図10は、加圧脱圧装置をローラ定着方式に適用した模式図である。図10に示すように、本変形例においては定着ベルト124の代わりに定着ローラ164を用いている点と、第1加圧レバー134によって弾性ローラ122を加圧/脱圧する点が異なる。それ以外の基本的な構成は、図4及び図5と同じであり、参照符号を付すことで詳細な説明は省略する。
図11は、加圧脱圧装置をベルト定着方式に適用した模式図である。図11に示すように、定着ベルト124が、加熱ローラ166、テンションローラ168及び定着ローラ164に巻き架けられている。本変形例においても、第1加圧レバー134によって弾性ローラ122を加圧/脱圧する。それ以外の基本的な構成は、図4及び図5と同じであり、参照符号を付すことで詳細な説明は省略する。
図12は、加圧脱圧装置をFBN方式に適用した模式図である。図12に示すように、定着ローラ164が、加圧ベルト170に接触し、定着ニップ部Nを形成している。本変形例では、第1加圧レバー134によって加圧ベルト170を加圧/脱圧する。それ以外の基本的な構成は、図4及び図5と同じであり、参照符号を付すことで詳細な説明は省略する。
図13は、加圧脱圧装置をSURF方式に適用した模式図である。図13に示すように、定着ベルト124が、弾性ローラ122に接触し、定着ニップ部Nを形成している。ニップ形成部材128には、加熱源126として、面状発熱体が設けられている。本変形例では、第1加圧レバー134によって保持部材132を加圧/脱圧する。それ以外の基本的な構成は、図4及び図5と同じであり、参照符号を付すことで詳細な説明は省略する。
以上、実施形態を用いて本願発明を詳細に説明した。これらの実施形態では、加圧脱圧装置を定着装置に適用した例で説明したが、これに限られない。図14に示すように、加圧脱圧装置は、回転駆動される回転体172と、回転体172と相互圧接し、被搬送体を挟持搬送する被加圧体174と、被加圧体174を回転体172に付勢可能な付勢機構138を備えた装置である。また、その付勢機構は、図4、5を用いて説明したような技術的特徴を有する。
このような加圧脱圧装置のさらなる用途として、例えば、図1に示した画像形成装置1の搬送ローラ75、76として用いることができる。また、定着装置、画像形成装置以外にも、被搬送体を挟持搬送する用途(例えば、工場の搬送ラインなど)に組み込むことができる。いずれの場合においても、駆動手段の出力を比較的小さくでき、サイズを小型できるので、スペースの制限が厳しい装置にも適用でき、有利である。
1 画像形成装置
3 給送ローラ
4 レジストローラ対
5 二次転写ローラ
7 排紙ローラ対
8 露光装置
9 トナーボトル
11 中間転写ベルト
12 一次転写ローラ
13 中間転写ベルトクリーニング手段
20 感光体
30 帯電部材
40 現像装置
50 クリーニング手段
61 シート給紙装置
65 両面ユニット
72、73 支持ローラ
75、76 搬送ローラ
100 定着装置
110 芯金
112 弾性ゴム層
120 筐体
122 弾性ローラ
124 定着ベルト
126 加熱源
128 ニップ形成部材
130 支持部材
132 保持部材
134 第1加圧レバー
134a 第1支点
134b 押圧部
134c フック部
136 分離部材
138 付勢機構
140 加圧脱圧カム
142 第2加圧レバー
142a 第2支点
142b 支持軸
142c 留め部
144 加圧スプリング
146 カムフォロア
148 引張りスプリング
150 突き当て部
152 ストッパ
154 圧縮スプリング
156、158 受け面
160 第1加圧スプリング
162 第2加圧スプリング
164 定着ローラ
166 加熱ローラ
168 テンションローラ
170 加圧ベルト
172 回転体
174 被加圧体
Ln 圧解除量
N 定着ニップ部
S 用紙
特開2005−326524号公報

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体に軸心固定に支持され、回転駆動される回転体と、
    前記回転体と相互圧接し、被搬送体を挟持搬送する被加圧体と、
    前記被加圧体の両端を保持し、前記筐体に対し加圧位置又は脱圧位置に移動可能に支持される保持部材と、
    回転可能な第1支点で支持され、前記保持部材に当接可能な突起部を有する第1加圧レバーと、
    前記第1加圧レバーに接続された付勢機構と、
    を備え、
    前記付勢機構により、前記第1加圧レバー及び前記保持部材を介して前記被加圧体を前記回転体に加圧/脱圧する加圧脱圧装置において、
    前記第1加圧レバーは、加圧時に前記付勢機構により付勢され、前記突起部が前記保持部材に当接して作用点となる一方、脱圧時に前記付勢機構による付勢が解除され、
    前記付勢機構は、
    前記第1加圧レバーのフック部に接続された弾性体と、
    回転可能な第2支点で支持され、前記第2支点を中心に角度をなして2方向に伸びるリンクからなる第2加圧レバーと、
    回転駆動されるカムと、
    を有し、
    前記第2加圧レバーの前記リンクの一端は、前記弾性体と接続された留め部を具備し、
    前記第2加圧レバーの前記リンクの他端は、前記カムに接するカムフォロアを回転可能に支持する支持軸を具備し、
    前記第1加圧レバーの前記第1支点から、前記第1加圧レバーの前記作用点までの長さをL1とし、前記作用点から、前記第1加圧レバーの前記フック部までの長さをL2とし、前記第2加圧レバーの前記支持軸から、前記第2加圧レバーの前記第2支点までの長さをL3とし、前記第2加圧レバーの前記第2支点から、前記第2加圧レバーの前記留め部までの長さをL4として、
    L1>L3かつL2>L4かつL3<L4であることを特徴とする加圧脱圧装置。
  2. 請求項1に記載の加圧脱圧装置において、
    前記回転体は、弾性ローラであり、
    前記被加圧体は、前記弾性ローラに接して従動回転する無端状の定着ベルトであり、
    前記定着ベルトの内側に設けられ、前記定着ベルトと前記弾性ローラとの間に定着ニップを形成するニップ形成部材と、
    前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、
    をさらに備え、
    前記保持部材は、前記定着ベルト及び前記支持部材の両端を保持し、前記筐体に対し加圧位置又は脱圧位置に移動可能に支持することを特徴とする加圧脱圧装置。
  3. 脱圧時に移動する前記定着ベルトの圧解除量Lnは、
    前記弾性ローラの半径方向の圧縮量<Ln<前記弾性ローラの半径方向の圧縮量+前記定着ベルトの変形量であることを特徴とする請求項2に記載の加圧脱圧装置。
  4. 前記筐体と前記保持部材にそれぞれ接続され、定着ニップを脱圧する方向に付勢する弾性部材と、前記保持部材の移動量を規制する規制部材を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の加圧脱圧装置。
  5. 前記筐体と前記支持部材にそれぞれ接続され、定着ニップを脱圧する方向に付勢する弾性部材と、前記保持部材の移動量を規制する規制部材を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の加圧脱圧装置。
  6. 前記筐体と前記ニップ形成部材にそれぞれ接続され、定着ニップを脱圧する方向に付勢する弾性部材と、前記保持部材の移動量を規制する規制部材を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の加圧脱圧装置。
  7. 前記弾性部材は、前記定着ベルトを前記弾性ローラから離間する向きに付勢する引張りスプリングであることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の加圧脱圧装置。
  8. 前記弾性部材は、前記定着ベルトを前記弾性ローラから離間する向きに付勢する圧縮スプリングであることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の加圧脱圧装置。
  9. 請求項3乃至8のいずれか一項に記載の加圧脱圧装置と、
    前記定着ベルトの内部に設けられた加熱源と、
    を備える定着装置。
  10. 請求項9に記載の定着装置を備える画像形成装置。
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