JP6665424B2 - 車載用レーダ装置および車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用レーダ装置および車両に関する。
レーダを用いて車両の周囲の物体を検出する技術を利用して、近年、衝突回避、運転補助、自動運転等の研究が行われている。従来より、自動車では、レーダはフロントノーズに設けられる。高周波発振器はアンテナの近くに配置する必要があり、風雨を避けるために、レドム(Radome)で保護する等の防水や耐候の対策が必要となる。一方、レーダによる検出とカメラ画像との双方を利用して、より高度な検出技術も開発されている。
米国特許第8,604,968号明細書では、レーダとカメラとを1つのハウジングに納めたレーダ−カメラセンサが提案されている。レーダ−カメラセンサは、自動車のバックミラーよりも前方にてフロントガラスに取り付けられる。レーダ波は垂直偏波もしくは水平偏波の電波が利用される。
国際公開第2006/035510号の外界認識装置である複合センサユニットにおいても、画像取り込み部と送受信部とが1つのセンサ実装基板上に実装される。複合センサユニットは車室内に搭載される。
米国特許第8,604,968号明細書 国際公開第2006/035510号
レーダ装置を車室内に設けた場合、フロントガラスによる反射および吸収により、レーダ波は減衰する。レーダの分解能を高めるために波長の短い電波を利用する場合、ガラスの影響は大きくなる。また、車載用として使用可能な高周波発振器の出力には法規制による制限があるため、発振器の出力を増すことはできない。その結果、レーダにて監視可能な距離が短くなる。
乗用車などで用いられているフロントガラスは、透明で一見すると一枚のガラス板から成るように見えるが、実は乗員の安全を確保するために、薄い樹脂のフィルムに内外2枚のガラスを積層した、3層構造の合わせガラスとなっている。従来、2層目の樹脂層と最外ガラス層との間で、レーダの性能に影響を与える程に大きな反射が生ずるとは認識されておらず、可視光で見た場合と同じく、一枚のガラス板として扱う事で十分に正確な結果が得られると考えられていた。その前提の下では、フロントガラスへの電波の入射角を最適化する事で反射率を低減する事を着想する者が居たとしても、その角度をブリュースター角よりも大きくする事に利点は見出せない。ブリュースター角を越えると反射率が急速に高くなる。取り付け工程の精度の限界により取り付け角度が所定の角度からずれ得るため、ブリュースター角よりもやや小さな取り付け角を選択することが合理的である。発明者はこの様な前提が誤っていることに気づき、2層目の樹脂層と最外ガラス層との間で生ずる反射が無視できない程に大きく、その部分での反射を抑制する必要がある事を認識した。そして、フロントガラスの最内のガラス層への電波の入射角をブリュースター角よりも大きくする事で3層ガラス全体としての反射率を下げられるとの知見を得て、本件発明を成した。
本発明は、車載用レーダ装置に向けられており、車室内に車載用レーダ装置を配置する場合に、電波の送受信の効率の低下を抑制することを目的としている。
本発明の例示的な一の実施形態に係る車載用レーダ装置は、最内ガラス層、最外ガラス層、および、前記最内ガラス層と前記最外ガラス層との間に挟まれた中間樹脂層を含む合わせガラスの前記最内ガラス層、または前記最内ガラス層の内側に配置されたバックミラー、または天井、に固定されたブラケットに取り付け可能な取付部と、前記最内ガラス層の内側から前記最外ガラス層の外側へとミリ波帯の電波である送信波を送出し、前記最外ガラス層の外側から前記最内ガラス層の内側へと入射する反射波を受けるアンテナ部と、を備える。
前記アンテナ部は前記送信波を送出する送信アンテナを含む。前記送信波の前記合わせガラスに対する垂直偏波成分は、水平偏波成分よりも大きい。前記取付部がブラケットに取り付けられた場合に、前記送信アンテナの主ローブの中心における前記送信波の前記最内ガラス層への入射角は、前記最内ガラス層の内面におけるブリュースター角よりも大きく、前記主ローブの中心における前記送信波の前記最外ガラス層への入射角は、前記最外ガラス層と前記中間樹脂層との間におけるブリュースター角以下である。
本発明は、車載用レーダ装置を備える車両にも向けられている。
上述の目的および他の目的、特徴、態様および利点は、添付した図面を参照して以下に行うこの発明の詳細な説明により明らかにされる。
本発明によれば、車室内に配置される車載用レーダ装置において、電波の送受信の効率の低下を抑制することができる。
図1は、車両を簡略化して示す側面図である。 図2は、合わせガラスの断面図である。 図3は、合わせガラスに取り付けられたレーダ装置の断面図である。 図4は、レーダ装置の斜視図である。 図5は、レーダ装置の構成の概略を示すブロック図である。 図6Aは、近傍監視モードの様子を示す図である。 図6Bは、遠方監視モードの様子を示す図である。 図7は、送信波が合わせガラスに入射する様子を示す図である。
図1は、本発明の例示的な一の実施形態に係る車両1を簡略化して示す側面図である。車両1は乗用車であり、車載用レーダ装置11(以下、「レーダ装置」という。)を含む。
レーダ装置11は、衝突回避、運転補助、自動運転等に利用される。レーダ装置11は、車両1のフロントガラス12の内面に取り付けられ、車室13内に位置する。車室13は外部から完全に仕切られた空間である必要はなく、例えば、天井が開放されていてもよい。レーダ装置11は、フロントガラス12に取り付けられるバックミラー14の前方に位置する。車両1は、車体10を移動させる駆動機構15を含む。駆動機構15は、エンジン、操舵機構、動力伝達機構、車輪等により構成される。
フロントガラス12は、車体10に固定され、車室13内と外部との間に位置する。フロントガラス12は、2枚のガラスの間にフィルムを挟んだ合わせガラスである。以下、フロントガラス12を「合わせガラス」とも呼ぶ。レーダ装置11は合わせガラス12の内面に直接的またはブラケット等の取付用部材を介して間接的に固定される。別の取付形態として、バックミラー(rear view mirror)あるいは天井に取り付けることもできる。本実施形態では、レーダ装置11はブラケットを介して合わせガラス12に間接的に固定される。
図2に示すように、合わせガラス12は、最内ガラス層121と、最外ガラス層122と、中間樹脂層123と、を含む。中間樹脂層123は、最内ガラス層121と最外ガラス層122とに挟まれる。すなわち、車室13内からみて、最内ガラス層121、中間樹脂層123、最外ガラス層122がこの順に並ぶ。合わせガラス12において、これら3つの層が主要構成要素であれば、他の層が介在してもよい。本実施形態では、最内ガラス層121および最外ガラス層122はソーダ石灰ガラスである。最内ガラス層121の光学特性と最外ガラス層122の光学特性とは同じでも異なってもよい。中間樹脂層123は、好ましくは、ポリビニルブチラート(PVB)である。中間樹脂層123は、積層された複数の樹脂層により構成されてもよい。
図3は、合わせガラス12に取り付けられたレーダ装置11の断面図である。断面の細部における平行斜線は省略している。既述のように、レーダ装置11は、ブラケット16を介して合わせガラス12に固定される。レーダ装置11はブラケット16に対して着脱自在である。
ブラケット16は2つのプレート部161と、連結部162と、を含む。2つのプレート部161はおよそ重なるように位置し、前側の端部は連結部162にて回転可能な状態で連結される。上側のプレート部161の上面は、接着部材163を介して合わせガラス12に強固に固定される。ブラケット16は他の手法により、最内ガラス層121に固定されてもよい。下側のプレート部161の下面には、ビス164を用いてレーダ装置11が固定される。連結部162により、車両1の進行方向に対して左右方向を向く軸を中心として、下側のプレート部161は回転可能である。この機構により、上側のプレート部161に対する下側のプレート部161の角度を選択することができる。
ブラケット16は、調整ボルト165と、バネ166と、をさらに含む。バネ166は、2つのプレート部161に、互いに近づく方向の力を与える。調整ボルト165により、上側のプレート部161に対する下側のプレート部161の位置が決定される。これにより、レーダ装置11の上下方向における監視方向が正確に決定される。図3のブラケット16の調整機構に代えて、他の様々な機構が採用されてよい。例えば、上下面の間の傾斜角が異なる複数種類のブラケットを用意しておき、必要となる角度に応じて適切な傾斜角を有するものを選択してもよい。
レーダ装置11は、アンテナ部21と、カメラ部22と、回路部23と、カバー24と、を含む。カメラ部22は、アンテナ部21の上方に位置する。カバー24は、アンテナ部21、カメラ部22および回路部23の上方を覆う。カバー24は、アンテナ部21に取り付けられる。カメラ部22も図示省略の部材を介してアンテナ部21に取り付けられる。アンテナ部21、カメラ部22および回路部23の配置は適宜変更されてよい。例えば、カメラ部22はアンテナ部21の下方や側方に位置してもよい。カバー24はアンテナ部21、カメラ部22および回路部23を様々な態様にて覆うものであってよい。例えば、カバー24はアンテナ部21、カメラ部22および回路部23の全体を覆ってもよいし、下方のみを覆ってもよい。
図4はレーダ装置11の斜視図である。カバー24の上部には、ブラケット16に取り付けられる取付部241が設けられる。取付部241は、平面242と、取付孔243と、を含む。平面242は、ブラケット16の下側のプレート部161に接する。取付孔243には、ビス164が挿入される。
図3に示すように、回路部23は、アンテナ部21に取り付けられる回路基板23aと、カメラ部22に接続される回路基板23bと、を含む。回路基板23aと回路基板23bとは電気的に接続される。回路基板23aは主にアンテナ部21からの信号を処理し、回路基板23bは主にカメラ部22からの信号を処理するが、これらの機能の分担は適宜変更されてよい。
アンテナ部21は、合わせガラス12を介して車外へとレーダ波である電波を送出し、外部からの反射波を合わせガラス12を介して受信する。すなわち、アンテナ部21は、最内ガラス層121の内側から最外ガラス層122の外側へと送信波を送出し、最外ガラス層122の外側から最内ガラス層121の内側へと入射する反射波を受ける。
図4に示すように、アンテナ部21は、送信アンテナ部211と、受信アンテナ部212と、を含む。送信アンテナ部211は、送信波を送出する。受信アンテナ部212は、送信波に起因する反射波を受ける。送信アンテナ部211は、第1送信アンテナ213と、第2送信アンテナ214と、を含む。第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214はホーンアンテナである。第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214のホーンの上下方向の高さは同じである。第1送信アンテナ213のホーンの横方向の幅は、第2送信アンテナ214のホーンの横方向の幅よりも狭い。これにより、第1送信アンテナ213は、放射範囲が広い第1送信波を送出し、第2送信アンテナ214は、第1送信波とは放射パターンが異なり、放射範囲が第1送信波よりも狭い第2送信波を送出する。すなわち、送信アンテナ部211は、第1送信波と第2送信波とを送出可能である。
受信アンテナ部212は、5個の受信アンテナ215を含む。複数の受信アンテナ215は、横方向に配列される。各受信アンテナ215はホーンアンテナである。すなわち、アンテナ部21が有する全てのアンテナは、ホーンアンテナである。複数の受信アンテナ215のホーンの形状は同一である。なお、「縦方向」および「横方向」とは、車両1に対して設計上定められた縦方向および横方向であり、重力方向に正確に平行な方向および垂直な方向である必要はない。
アンテナ部21の各ホーンアンテナでは、MMIC(モノリシックマイクロ波集積回路)、伝送線路(具体的には、マイクロストリップ線路、トランスデューサ、導波管)、ホーンの順に信号を送受信するための構成が電気的または空間的に接続される。ホーンアンテナを利用することにより、アンテナの高さ方向の幅を小さく抑えつつ利得を確保することができ、レーダ装置11の前方投影面積を小さくすることができる。これにより、乗員の視野を妨げることなくフロントガラス付近にレーダ装置11を配置することができる。
図3に示すように、レーダ装置11は、アンテナカバー25をさらに含む。図4ではアンテナカバー25を省略している。アンテナカバー25は、合わせガラス12とアンテナ部21との間に位置し、アンテナ部21の前方を覆う。アンテナカバー25は樹脂にて成型される。アンテナカバー25の前面、すなわち、外側の面は黒色である。これにより、車外から見てアンテナ部21が目立つことが防止され、車両1の美観が確保される。アンテナカバー25は送信波の送出方向に対して垂直方向から約10度傾斜している。
カメラ部22は、2次元撮像素子を含む。カメラ部22は、合わせガラス12の内側から外側を観察する。換言すれば、カメラ部22は、車室13内から車外を観察する。図3および図4に示すように、カバー24は、カメラ窓244を含む。カメラ窓244は透明である。カメラ部22はカメラ窓244および合わせガラス12を介して車外を観察する。
図5は、レーダ装置11の構成の概略を示すブロック図である。第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214は選択部311に接続される。選択部311は高周波発振器312に接続される。これにより、高周波発振器312と第1送信アンテナ213との接続と、高周波発振器312と第2送信アンテナ214との接続とが切り替えられ、第1送信アンテナ213または第2送信アンテナ214に高周波電力が供給される。すなわち、第1送信波の送出と第2送信波の送出とが切り替えられる。本実施形態では、使用される周波数帯域が比較的狭いFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式が採用され、高周波発振器312から出力される高周波信号の周波数は、上下に変動する。
5個の受信アンテナ215のそれぞれは、ミキサ321およびA/D変換器322に順に接続される。A/D変換器322は選択部33に接続される。受信アンテナ215には、送信波が外部の対象物にて反射して得られる反射波が入射する。受信アンテナ215およびこれに付随する回路にて得られる反射波の信号は、ミキサ321に入力される。ミキサ321には高周波発振器312からの信号も入力され、両信号が合わされることにより、送信波と反射波との周波数の差を示すビート信号が得られる。ビート信号は、A/D変換器322にてデジタル信号に変換され、選択部33に入力される。
選択部33は、5つのビート信号の少なくとも一部を選択して検出部35に入力する。検出部35では、ビート信号をフーリエ変換してさらに演算処理を行うことにより、対象物の位置、速度等を求める。一方、カメラ部22からの画像信号も検出部35に入力される。検出部35では、アンテナ部21およびカメラ部22からの情報を利用して、対象物の種類や状態がさらに高度に検出される。
選択部311、高周波発振器312、選択部33および検出部35は、制御部34に接続される。制御部34はこれらの構成要素を制御することにより、検出部35における検出動作を実現する。制御部34および検出部35は回路部23に設けられる。
制御部34の動作は、近傍監視モードと、遠方監視モードと、を含む。図6Aは近傍監視モードの様子を示す図であり、図6Bは遠方監視モードの様子を示す図である。図6Aおよび図6Bにおいて、下側がアンテナ側であり、上側が車両1の前方に対応する。範囲41は送信波の放射範囲を示す。第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214では、主ローブに対してサイドローブは十分に小さい。パターン42は受信アンテナ部212のアンテナパターンを示す。符号421は主ローブを指し、符号422は主ローブ421以外のサイドローブを指す。
近傍監視モードでは、制御部34による選択部311の制御により、第1送信アンテナ213から第1送信波が送出される。一方、制御部34による選択部33の制御により、5つの受信アンテナ215に由来する信号が検出部35に入力される。配置間隔が狭い5つの受信アンテナ215からの信号を利用することにより、受信アンテナ部212における主ローブ421の広がりを広くすることができ、一方でサイドローブ422の広がりを抑えることができる。その結果、後述の遠方監視モードに比べて、近傍監視モードでは、方位分解能は低く、有効検出方位範囲は広くなる。既述のように、第1送信波は第2送信波に比べて放射範囲41が広い。したがって、近傍監視モードでは、広範囲に亘って対象物を検出することが実現される。
遠方監視モードでは、制御部34による選択部311の制御により、第2送信アンテナ214から第2送信波が送出される。一方、制御部34による選択部33の制御により、5つの受信アンテナ215のうち、左右および中央の3つの受信アンテナ215に由来する信号のみが検出部35に入力される。配置間隔が広い3つの受信アンテナ215からの信号のみを利用することにより、受信アンテナ部212における主ローブ421の広がりを狭くすることができる。一方、サイドローブ422は大きくなる。
しかし、第2送信波の放射範囲41は狭いため、図6Bに示すようにサイドローブ422の方向には第2送信波は放射されない。換言すれば、前方遠くに位置する物体を検知するために、監視を必要としない正面から逸れた方位には電波は照射されない。これにより、サイドローブ422の影響を抑えつつ主ローブ421における反射波の検出が実現される。遠方監視モードでは、方位分解能は高くなり、有効検出方位範囲は狭くなる。遠方監視モードでは、遠方の狭い囲における対象物を検出することが実現される。
以上のように、レーダ装置11では、制御部34が、送信アンテナ部211、受信アンテナ部212等を制御することにより、2つの動作モードが実行される。レーダ装置11では、受信アンテナ部212にて主ローブの範囲を変更し、遠方監視時に分解能を全方位に亘って高める必要がない、という車載用特有の条件を利用している。これにより、近傍監視および遠方監視を実現しつつ、レーダ装置11の製造コストを削減することができる。レーダ装置11では、遠方監視モードにて利用される複数の受信アンテナ215が、近傍監視モードにて利用される複数の受信アンテナ215に含められることにより、適切な近傍および遠方監視を低コストにて実現している。
受信アンテナ部212のアンテナパターンの変更は、選択部33にて受信アンテナ215からの信号に重み付けが行われることにより行われてもよい。さらに、選択部33を利用するのではなく、受信アンテナ215の受信機能自体をON/OFFする機構を設けることにより、受信アンテナ215からの信号が選択されてもよい。この場合、受信をON/OFFする機構が選択部として機能する。
近傍監視モードと遠方監視モードとは高速に切り替えられる。すなわち、制御部34の制御により、第1送信波と第2送信波とは交互に送出される。実際には、演算中の無駄な電波の送出を省くために、第1送信波と第2送信波との間の送出停止時間は、第1送信波の送出時間および第2送信波の送出時間のいずれよりも長い。例えば、送信波の1回の送出時間は2msecであり、送信間隔は50msecである。
横方向に等間隔に配置される受信アンテナ215の数は、5には限定されない。受信アンテナ215の数は6以上でもよい。受信アンテナ215の数を5以上とすることにより、利用する受信アンテナ215を間引いた後に、配置間隔が広い3以上の受信アンテナ215からの信号を利用することができ、遠方に存在する対象物の位置を把握することができる。検出すべき対象物が1つだけである場合は、間引いた後の受信アンテナ215の数は2でもよい。したがって、レーダ装置11における受信アンテナ215の最小数は3である。選択後の配置間隔が広い受信アンテナ215の最小数は2である。
近傍監視モードにおいても対象物の位置を検出する必要がない場合は、近傍監視モードにて利用される受信アンテナ215の数は2であってもよい。例えば、3つの受信アンテナ215が等間隔にて配列され、近傍監視モードでは隣接する2つの受信アンテナ215からの信号が利用され、遠方監視モードでは両端の2つの受信アンテナ215からの信号が利用されてもよい。
一般的に表現すれば、近傍監視モードにおいて、送信アンテナ部211から第1送信波が送出され、複数の受信アンテナ215のうち、配置間隔が狭い2以上の受信アンテナ215からの信号が利用される。遠方監視モードでは、送信アンテナ部211から第2送信波が送出され、複数の受信アンテナ215のうち、配置間隔が広い2以上の受信アンテナ215からの信号が利用される。そして、受信アンテナ215の数を少なくするために、上記配置間隔が広い2以上の受信アンテナ215の少なくとも一部は、上記配置間隔が狭い2以上の受信アンテナに含まれる。
第1送信波および第2送信波は、横方向に対する垂直偏波である。第1送信波および第2送信波は完全に垂直偏波のみである必要はなく、斜め偏波や楕円偏波でもよい。一般的に表現すれば、第1送信波および第2送信波の横方向に対する垂直偏波成分は、水平偏波成分よりも大きい。通常、合わせガラス12は、上部が下部よりも後方に位置するように傾斜しているため、第1送信波および第2送信波の横方向に対する垂直偏波成分は、合わせガラス12に対する垂直偏波成分である。これにより、送信波が合わせガラス12を透過する効率が向上する。特に、第1送信波および第2送信波の合わせガラス12に対する入射角が、合わせガラス12の内面のブリュースター角に近い場合に、レーダ装置11による検出効率が向上する。なお、垂直偏波はTM波(Transverse Magnetic Wave)とも呼ばれ、電界成分が反射面に垂直な偏波を指す。このとき、磁界成分は反射面に平行である。水平偏波はTE波(Transverse Electric Wave)とも呼ばれ、磁界成分が反射面に垂直な偏波を指す。このとき、電界成分は反射面に平行である。
第1送信アンテナ213のホーンと第2送信アンテナ214のホーンは、横方向に並ぶ、本実施形態では、第1送信アンテナ213と第2送信アンテナ214とは、受信アンテナ部212の左右両側にそれぞれ位置する。第1送信アンテナ213、第2送信アンテナ214および受信アンテナ215を左右に並べることにより、複数のホーンを1つの部材に設けることができ、レーダ装置11の製造コストが削減される。また、レーダ装置11の設置の際に、各ホーンの向きを容易に正確に決定することができる。特に、第1送信アンテナ213のホーンと第2送信アンテナ214のホーンとを横方向に並べることにより、第1送信アンテナ213の上下方向の向きと第2送信アンテナ214の上下方向の向きとを正確に一致させることができる。
第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214は、主ローブの中心の方向、すなわち、主ローブのピークの方向が水平方向に向けられることが好ましい。第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214は、主ローブの方向が、水平方向と水平方向から下方に2度傾斜した方向との間に向けられていても良い。
第1送信アンテナ213、第2送信アンテナ214および受信アンテナ215は、ホーンアンテナ以外のアンテナであってもよい。ミリ波を送受信できるアンテナであれば、どのようなものが用いられてもよい。例えば、レンズアンテナや、安価なプリントアンテナ、マイクロストリップアンテナやスリットアンテナを利用することができる。アンテナ部21が有する全てのアンテナが同じ種類である必要はなく、異なる種類のアンテナが混在してもよい。
次に、合わせガラス12の最内ガラス層121および最外ガラス層122の双方の影響を考慮した場合の送信アンテナの向きについて説明する。垂直偏波は、対象物にブリュースター角にて入射すると、理想的には反射することなく対象物内に導かれる。しかし、後述するように、合わせガラス12の場合、垂直偏波は最内ガラス層121にブリュースター角にて入射すると、最外ガラス層122にはブリュースター角よりも小さい角度にて入射する。この場合、合わせガラス12は、最外ガラス層122と中間樹脂層123との界面で垂直偏波を反射する。したがって、電波の最内ガラス層121への入射角をブリュースター角よりも僅かに大きくすることにより、電波の最外ガラス層122への入射角をブリュースター角により近づけることができる。その結果、最外ガラス層122と中間樹脂層123との界面における反射の減少に起因して、合わせガラス12による全体の反射も減少し、電波の送受信の効率を向上することが実現される。
図7は、送信波が合わせガラス12に入射する様子を示す図である。なお、送信波の入射角は、取付部241がブラケット16に取り付けられた場合に、送信アンテナ、すなわち、第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214の主ローブの中心における送信波の対象物への入射角を指すものとする。
以下の説明では、空気の屈折率をn、最内ガラス層121の屈折率をng1、中間樹脂層123の屈折率をn、最外ガラス層122の屈折率をng2、電波の最内ガラス層121への入射角をθi1、最外ガラス層122への入射角をθi2、とする。ガラス層121,122の屈折率ng1、ng2は、中間樹脂層123の屈折率nよりも大きい。
まず、スネルの法則より、数1が成り立つ。
Figure 0006665424
したがって、空気層から最内ガラス層121にブリュースター角θb1にて電波が入射すると、sinθi2は数2にて表される。
Figure 0006665424
tanθb1は、数3にて表され、sinθb1はtanθb1を用いて数4にて表されることから、sinθi2は、数5にて表される。
Figure 0006665424
Figure 0006665424
Figure 0006665424
一方、中間樹脂層123から最外ガラス層122へと向かう際のブリュースター角をθb2として、tanθb2は、数6にて表される。
Figure 0006665424
したがって、sinθb2は、数7にて表される。
Figure 0006665424
ここで、ng1とng2とはほぼ等しく、nはnよりも小さいことから、数5と数7とを比較して数8が導かれる。
Figure 0006665424
すなわち、最内ガラス層121にブリュースター角θb1にて電波が入射すると、最外ガラス層122にはブリュースター角θb2よりも小さい角度にて入射する。したがって、最内ガラス層121にブリュースター角θb1よりも大きな入射角にて電波を入射させ、最外ガラス層122にブリュースター角θb2よりも小さな入射角にて電波を入射させることが可能である。
レーダ装置11では、合わせガラス12における上記現象を利用して、取付部241がブラケット16に取り付けられた場合に、第1送信アンテナ213の主ローブの中心における第1送信波の最内ガラス層121への入射角が、最内ガラス層121の内面におけるブリュースター角θb1よりも大きく、主ローブの中心における第1送信波の最外ガラス層122への入射角が、最外ガラス層122と中間樹脂層123との間におけるブリュースター角θb2以下となるように設計が行われる。
同様に、取付部241がブラケット16に取り付けられた場合に、第2送信アンテナ214の主ローブの中心における第2送信波の最内ガラス層121への入射角が、最内ガラス層121の内面におけるブリュースター角θb1よりも大きく、主ローブの中心における第2送信波の最外ガラス層122への入射角が、最外ガラス層122と中間樹脂層123との間におけるブリュースター角θb2以下とされる。
ただし、入射角がブリュースター角よりも大きい場合、指数関数的に反射率が高まるため、第1送信波および第2送信波の最内ガラス層121への入射角は、あまり大きく設定されることは好ましくない。そのため、第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214の主ローブの中心における第1送信波および第2送信波の最内ガラス層121への入射角とブリュースター角との差は、90度と当該ブリュースター角との差の25%以下であることが好ましい。このような条件は、第1送信アンテナ213および第2送信アンテナ214の一方のみに適用されてもよい。
なお、本発明の発明者がミリ波帯の電磁波において観測したように、ミリ波帯の電磁波は他の周波数帯における屈折率とは大きく異なるため、上記の数式を評価するに当たっては、ミリ波帯の電波に対する屈折率が使用されなければならない。ミリ波帯の電波とは、空気中における波長が1mmから10mmの範囲の電波を指す。
レーダ装置11および車両1は様々な変形が可能である。
例えば、送信アンテナと受信アンテナとは兼用されてもよい。1つの送信アンテナにアンテナパターンを変更する機構を設けて、1つの送信アンテナから第1送信波と第2送信波とが送出されてもよい。また、1つの受信アンテナに受信アンテナパターンを変化させる機構を設けて近傍監視モードおよび遠方監視モードが実現されてもよい。換言すれば、アンテナ部21が有するアンテナの数を1とすることも可能であり、アンテナ部21は少なくとも1つのアンテナを有する。もちろん、好ましくは、アンテナ部21は複数のアンテナを含む。
複数の受信アンテナ215は、横方向に配列される部位を含むのであれば、縦方向に配列される部位を含んでもよい。例えば、複数の受信アンテナ215は2次元に配列されてもよい。
レーダ装置11の取付対象は、フロントガラスには限定されない。レーダ装置11をリアガラスに取り付け、後方監視が行われてもよい。取付位置はガラス上には限定されない。
車両1は、乗用車には限定されず、トラック、列車等の様々な用途のものであってよい。さらには、有人運転のものには限定されず、工場内の無人搬送車等の無人運転車両であってもよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
発明を詳細に描写して説明したが、既述の説明は例示的であって限定的なものではない。したがって、本発明の範囲を逸脱しない限り、多数の変形や態様が可能であるといえる。
本発明に係るレーダ装置は、様々な用途の車両に搭載することができる。
1 車両
10 車体
11 (車載用)レーダ装置
12 合わせガラス
15 駆動機構
16 ブラケット
21 アンテナ部
22 カメラ部
24 カバー
121 最内ガラス層
122 最外ガラス層
123 中間樹脂層
213 第1送信アンテナ
214 第2送信アンテナ
241 取付部

Claims (8)

  1. 最内ガラス層、最外ガラス層、および、前記最内ガラス層と前記最外ガラス層との間に挟まれる中間樹脂層を含む合わせガラスの前記最内ガラス層、または前記最内ガラス層の内側に配置されたバックミラー、または天井、に固定されたブラケットに取り付け可能な取付部と、
    前記最内ガラス層の内側から前記最外ガラス層の外側へとミリ波帯の電波である送信波を送出し、前記最外ガラス層の外側から前記最内ガラス層の内側へと入射する反射波を受けるアンテナ部と、
    を備え、
    前記アンテナ部は前記送信波を送出する送信アンテナを含み、
    前記送信波の前記合わせガラスに対する垂直偏波成分は、水平偏波成分よりも大きく、
    前記取付部がブラケットに取り付けられた場合に、前記送信アンテナの主ローブの中心における前記送信波の前記最内ガラス層への入射角は、前記最内ガラス層の内面におけるブリュースター角よりも大きく、前記主ローブの中心における前記送信波の前記最外ガラス層への入射角は、前記最外ガラス層と前記中間樹脂層との間におけるブリュースター角以下である、車載用レーダ装置。
  2. 前記送信アンテナの前記主ローブの中心における前記送信波の前記最内ガラス層への入射角と前記ブリュースター角との差は、90度と前記ブリュースター角との差の25%以下である、請求項1に記載の車載用レーダ装置。
  3. 前記アンテナ部は、前記送信波とは放射パターンが異なる他の送信波を送出する他の送信アンテナ、を含み、
    前記取付部がブラケットに取り付けられた場合に、前記他の送信アンテナの主ローブの中心における前記他の送信波の前記最内ガラス層への入射角は、前記最内ガラス層の内面におけるブリュースター角よりも大きく、前記主ローブの中心における前記他の送信波の前記最外ガラス層への入射角は、前記最外ガラス層と前記中間樹脂層との間におけるブリュースター角以下である、請求項1または2に記載の車載用レーダ装置。
  4. 前記中間樹脂層が、ポリビニルブチラートである、請求項1ないし3のいずれかに記載の車載用レーダ装置。
  5. 前記合わせガラスの内側から外側を観察するカメラ部と、
    前記アンテナ部および前記カメラ部を覆うカバーと、
    をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載の車載用レーダ装置。
  6. 前記アンテナ部が有する少なくとも1つのアンテナのそれぞれは、ホーンアンテナ、レンズアンテナ、プリントアンテナ、マイクロストリップアンテナまたはスリットアンテナである、請求項1ないし5のいずれかに記載の車載用レーダ装置。
  7. 前記アンテナ部が有する全てのアンテナは、ホーンアンテナである、請求項1ないし5のいずれかに記載の車載用レーダ装置。
  8. 車体と、
    前記車体を移動させる駆動機構と、
    前記車体に固定され、車室内と外部との間に位置する合わせガラスと、
    前記合わせガラスの内面、または前記内面の内側に配置されたバックミラー、または天井、に直接的または間接的に固定された車載用レーダ装置と、
    を備え、
    前記合わせガラスは、最内ガラス層と、最外ガラス層と、前記最内ガラス層と前記最外ガラス層との間に挟まれる中間樹脂層と、を含み、
    前記車載用レーダ装置は、前記最内ガラス層の内側から前記最外ガラス層の外側へとミリ波帯の電波である送信波を送出し、前記最外ガラス層の外側から前記最内ガラス層の内側へと入射する反射波を受けるアンテナ部、を備え、
    前記アンテナ部は前記送信波を送出する送信アンテナを含み、
    前記送信波の前記合わせガラスに対する垂直偏波成分は、水平偏波成分よりも大きく、
    前記送信アンテナの主ローブの中心における前記送信波の前記最内ガラス層への入射角は、前記最内ガラス層の内面におけるブリュースター角よりも大きく、前記主ローブの中心における前記送信波の前記最外ガラス層への入射角は、前記最外ガラス層と前記中間樹脂層との間におけるブリュースター角以下である、車両。
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